今日も朝から雪降りの天気。明日は彼岸の中日なのに、いまだに雪が降っています。朝の最低気温もマイナス 2.9度と冷え込みました。東京のサクラは三輪咲いた状態から、足踏みしていましたが、ようやく「開花宣言」が出されたようですね。

秋田は、「
4月14日」が開花予想日のようですよ。午後になっても曇りがちの天気でしたが、三時過ぎからはときどき太陽が姿を見せ、最高気温は 5.4度でした。

下の写真、左は、あざみの芽。みそ汁に入れると、とてもよい香りがすんだよ〜とばっぱ。中央と右は、昨夜の晩ご飯。ハンペンのスープとニラ玉炒め。

20070319アザミ 20070319ハンペンスープ 200703119ニラ玉炒め

雪の中、山へ行ってきました。途中から太陽が出て、樹木にへばりついたみごとな雪の風景は、しばらくすると溶けてはがれ落ちいつもの風景へ。下の写真、左は、ラベンダーの畑。中央は、柴犬の「豆太郎」です。雪にもめげず、花芽がついているスイセン。

20070320ラベンダー畑 20070320豆太郎 20070320スイセン

下の写真は、お昼に食べた雑炊とスープです。左と右のスープは同じもの。野菜たっぷりのハルサメスープです。中央は、パプリカとキノコの雑炊です。これは、ひまわりのリクエストでした。

20070320野菜たっぷりハルサメスープ 20070320パプリカ野菜雑炊 20070320野菜たっぷりハルサメスープ

昨日の夕刊(3月19日の秋田魁新報夕刊) に、先日2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事 でご紹介した続き「アロマの効用 2」が載っていました。

サブタイトルは「
外来診療 不定愁訴などを緩和」となっていました。

記事の主な内容は、

・2004年 7月、週一回の「アロマ外来」開設
・助産師の資格を持つアロマセラピストが、医師と連携して、症状改善のため複数の精油を混ぜてマッサージを行う
・癒しを求めるのならサロンへ
・不定愁訴などの症状があり緩和したいならこちらへ
・どの精油がどんな症状に効くかなど、説明に時間をかける
・患者の承諾が得られた場合に、セラピストに病状などを伝える

とする「アロマ外来」の内容を取り上げていたようです。

以前、
2005.07.14 アロマに対しての行政の考え方で、行政が現在、精油を利用するアロマテラピーについて、どのような考え方をしているのかをご紹介しました(答弁書第三九号、内閣参質一四七第三九号、平成十二年六月二十日)。

その内容のポイントは、

○ 医師法、保健婦助産婦看護婦法とアロマテラピーとの関係について
・医師以外の者が、医業を行うことを禁止
・医業とは、医行為を業とすること
・医行為とは、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為
・保健婦、助産婦、看護婦又は准看護婦以外の者が、診療の補助行為を業として行うことを禁止
・アロマセラピーが医行為又は診療の補助行為に該当するのであれば
・医師又は看護婦等の資格を有する者のみが業として行うことができることとなる

○ アロマセラピーが医行為又は診療の補助行為に該当するかどうかについて
・アロマセラピーの定義が確立されていない現時点において
・アロマセラピーを業として行うに当たり医師又は看護婦等の資格が必要かどうかを一概に判断することはできない

○ 新たにアロマセラピーを業として行う資格を設けることについて
・アロマセラピーが医行為又は診療の補助行為に該当するかどうかが明らかでなく
・その治療効果に関する医学的評価が確立されていない現時点において、検討を行う考えはない

○ 薬事法と精油の関係について
・精油の一部には、香料等として医薬品に使用されているもの又は健胃作用等の薬理作用を示すものがある
・それらは、薬事法に規定する日本薬局方に収載されている
・これらについては、使用目的が食品用等に限定される場合を除き、医薬品に該当
・「精油自体が持つ抗菌力・免疫力等により未病・予防環境が整う等」の効能又は効果を標榜するものは医薬品に該当すると考えられる
・このような効能又は効果を有する医薬品は承認されていない
・精油には、医薬品、医薬部外品又は化粧品の原料として使用されているものがある
・これら以外の精油については、品質及び性質を承知していない

・医薬品に該当する精油を医業、診療の補助又は薬剤師法に規定する調剤に用いる場合にあっては
・医師、保健婦、助産婦、看護婦、准看護婦又は薬剤師が取り扱う必要がある
・これら以外に、精油を取り扱うに際しての資格制度はなく、また、新たな資格制度を設ける考えもない

○ 医薬品に該当する精油について
・薬事法第十四条第一項の規定に基づき製造の承認の申請があった場合に、必要な審査等を行う
・精油一般について安全基準等のガイドラインを策定する考えはない。

ということのようです(2002年(平成14年)看護師、助産師 に改称)。

とても難しい文言が並んでいますが、

・基本的には、医行為や診療の補助を行う場合は、医師や看護師等の資格を有するものだけが業として行える
・アロマテラピーが、医行為や診療の補助に該当すれば、当然、医師や看護師等の資格が必要
・ところが、アロマテラピーは、医行為や診療の補助に該当しないようである
・また、精油は、医薬品、医薬部外品又は化粧品の原料として使用されるものがある
・通常よくいわれている「精油自体が持つ抗菌力・免疫力等により未病・予防環境が整う等」は、効能や効果を示すものとして医薬品に該当
・医薬品に該当する精油は、医師等や薬剤師が取り扱う必要性がある

ということで、「助産師の資格を持つアロマセラピストが、医師と連携して、症状改善のため複数の精油を混ぜてマッサージを行う」事は、医師が医行為の中で、看護師等が診療の補助として、医薬品である精油を利用してマッサージを行うわけで問題がないようですが、利用する「精油」が、医薬品でない限り「どの精油がどんな症状に効くか」を述べることは、薬事法に抵触するのでは、ということも考えられそうです。

ヨーロッパなどでは、「
ケモタイプ精油」(○精油の化学関連の目次を参照)は、医薬品として認められているようですが、日本では、ほとんどの精油が、ケモタイプの精油であっても「雑貨」で販売されているからです。

また、医師又は看護師等の資格を有する者が、医行為又は診療の補助行為としてアロマテラピーを施す場合は、「
不定愁訴などの症状があり緩和したいならこちらへ」、そうでない場合は、「癒しを求めるのならサロンへ」という事も納得できます。

実際に、「
アロマ外来」を Google で検索してみると、何と「460,00件」が検索できます。上位にランクされている数件を調べてみると、

・医療現場での補助療法、いい香りでリラックスから医学的な目で
・治療の一環としてアロマオイルを使用したマッサージを行っている
・産後ケア、ベビーマッサージ、月経困難、更年期・・・
・体質判断、どのオイルが適しているか、希望によりマッサージ
・医師による診察、希望の方や投薬による効果がない方、または、興味のある方に症状に合わせた治療を代替療法として行っている

など、ほとんど、同じ事がいえるようでした。

一方では、「
医師又は看護師等の資格を有しない者」が、「医薬品、医薬部外品又は化粧品」ではない精油を利用する事も認められているようですから、本当に法律の解釈は難しいですね。解釈が間違っていたらコメントいただければ幸いです。

なお、診療科目に「その他」、「アロマ外来」という項目がありましたよ(
2006.12.09 ○○乳腺クリニックと○○ハタハタの町診療所を参照下さい)。

● 関連記事
医療関連の目次
2007.04.02 アロマの効用 4 集中力
2007.04.01 変形性膝関節症に見る精油
2007.03.30 緩和ケア外来
2007.03.28 酸素マスクとベルガモット
2007.03.26 アロマの効用 3 変形性膝関節症
2007.03.24 電気ショックとラベンダー
・「2007.03.20 アロマの効用 2 アロマ外来」

2007.03.13 アロマの効用と題した新聞記事
2006.12.09 ○○乳腺クリニックと○○ハタハタの町診療所
2006.12.04 緩和ケアとリンパ浮腫ケアとアロマ
2006.05.05 補完代替医療と科学的な検証
2005.09.25 病院の自由診療と小泉劇場
2005.07.14 アロマに対しての行政の考え方
2005.07.13 総合病院で導入しているのは珍しい
2005.06.23 代替療法の有効性を厳しく再評価