今日の秋田は、朝からとてもよい天気でした。家の裏に咲いていた梅の花が満開で、とてもよい香りを放っています。朝の最低気温は 0.9度、日中の最高気温も 11.8度でしたが、本当に暖かな一日でした。

今日から星辻(ほしつじ)神社のだるま祭りが始まったニュースが夕刊に載っていました。この祭りの開催時期には、雨が降る言い伝えがあります。その年の火難を除くと伝えられているからだそうですが、明日は雨降りのお天気かもしれませんね。

下の写真は、昨夜の晩ご飯。中央は、鳥肉のソテーローズマリーガーリック風味です。左は、そのソテーのソース。主役がガーリックとローズマリー。右は、イカとひろっこのぬた(酢みそ和え)。またまたひろっこがでてきましたよ。

20070411ガーリックソース 20070411鳥肉のソテーローズマリー風味 20070411イカとひろっこのぬた

下の写真、左は、キャベツとミョウガ、キュウリなどの浅漬け。中央は、タイ風の焼き飯。ナンプラーが味付けになっています。右は、スープ。いずれも浅漬け以外は、今日のお昼のご飯でした。

2007041野菜サラダ 20070412カオ 20070412スープ

サクラまではいきませんでしたが、梅が満開の季節の今日、幼稚園の入園式がありました。新入園のお子さんが 3クラス、それはもうにぎやかでした。お母さんや家族の方を見ながら、手をふったり、泣きべそをかいていた子供さんも、先生の紙芝居風のお話や、年中、年長さんのお出迎えの遊戯には、活発に反応していましたよ。

下の写真、右は、会津の実家の前に咲く枝垂れザクラ。もうこんなに満開になっているんですね。昨日、妹からメールで送られてきたものです。

20070412幼稚園の入園式1 20070412幼稚園の入園式2 20070411実家の枝垂れ桜

先日、NHKラジオを聞いてると「網膜再生 20倍」の話が流れてきました。詳細は聞き逃していました。すると、今日の新聞に「網膜再生、薬で可能」という記事が載っていました。

その内容は、

○ 通常
・傷ついた網膜はごくわずかしか再生しない
・機能回復は難しい
・胚性幹細胞から視細胞をつくり、移植する方法

○ 特定の酵素の働きを阻害する薬の投与
・網膜細胞の細胞増殖に、タンパク質「ウィント」が関与
・網膜細胞内の酵素「GSK3β」が、視細胞の再生を阻害
・タンパク質「ウィント」が、酵素「GSK3β」の働きを押さえる
・酵素「GSK3β」の阻害薬投与でも再生が促進

ということで、移植よりも薬による視細胞の機能回復の方が、患者さんへの負担が少ない、ということで、この研究に期待がもたれているということでした。

よく考えてみると、基本的な事柄は、先日投稿した
2007.04.09 神経再生阻害因子セマフォリン3Aと非常に似通ったケースのように思えました。

というのも、外側からの傷害に対して、「
セマフォリン3A」は、神経の突起を生成するのを阻害する因子として(心臓の場合は交感神経の分布に関与)、また、今回の「GSK3β」は、視細胞の再生を阻害する因子として働いているからです。

通常、生体に傷害が起こると、その細胞や組織の修復、あるいは、感染症に対応するような仕組みが最初に働くのではないかと思います。そのために、神経の突起を生成させたり、視細胞の再生を促進させるように働く遺伝子の発現をストップさせ、まったく逆の遺伝子発現によって、

・セマフォリン3Aというタンパク質を作り出すセマフォリン3A遺伝子が発現
・GSK3βという酵素を作り出す遺伝子が発現

して、それぞれ、神経再生、視細胞再生の阻害因子が働くことになっているように思われてなりません。これらは、生体の合目的性を達成するための自然治癒力を引きだし、それ以上の損傷を与えないように阻害因子として働いているのではないでしょうか。

先日投稿した
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異の話へも、通ずるところがあるように思えてしまいます。

タンパク質「ウィント」は、網膜細胞の細胞増殖だけではなく、様々な組織が作られる上で必要不可欠なタンパク質として働くのだそうですが、働き過ぎると細胞ががん化するという問題にも関係しているようです。この種のタンパク質は、細胞と細胞のやり取りをする情報伝達の一つとして捉えられているそうです。

2006.07.31 顆粒球とヘイフリック限界では、細胞がガン化しないように働くガン抑制因子と、ヘイフリック限界の事を考えました。ガン遺伝子が働くと、細胞は、ヘイフリック限界を越え、細胞分裂の限界を超えて分裂することが可能となることを投稿しました。

そして、顆粒球の攻撃を受けて破壊された組織の細胞が、このヘイフリック限界を超えて分裂、増殖が行われた結果、ガン化することで細胞が生きながらえることができるよう「生体の恒常性」ともうかがえる細胞増殖が起こる、ともいえるのかなぁとも思いました。

傷害を受けた細胞や組織を修復しながら、本来の機能も修復できるような二つの働きが、同時進行してできないものなのでしょうか。今回ご紹介した記事も含めて、細胞同士でコミュニケーションをはかり、生体は、生命維持に必要な優先順位を持っているようで、その部分を先に医学で救ってあげれば、神経再生や視細胞再生に生体が最優先で働くような気もします。

先日や今日の記事といい、傷害部分を最先端の医療でカバーして、阻害因子をその作用機序を利用して、逆の働きで神経や視細胞の再生を促す考え方、本当にすばらしい研究成果ですね。

生体が、合目的性をもって、そのようなふるまいをするのであれば、生体に与えられる情報を操作して、嘘のふるまいをさせることもできそうな気がしますが、どうなのでしょうか。今日は、素人考えで思いつくままを投稿してしまいました。生体は本当に不思議ですね。

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2007.04.09 神経再生阻害因子セマフォリン3A
2007.04.07 ピロリ菌とガン抑制遺伝子の変異
2006.07.31 顆粒球とヘイフリック限界