● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
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○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

朝起きると、やや雲は多いものの、お日さまが顏を出していました。青空も少し出ていたようです。昨夜は、強風が吹き荒れる天気でした。そのせいか、とても冷え込んだような感覚でしたが、朝の最低気温は 16.2度と、それほど寒い気温ではありませんでした。日中も風がいくぶん吹き荒れ、午後には雲の多い天気でした。日中の最高気温は 19.0度だったようです。

下の写真は、今日のお昼ご飯です。野菜炒め、タマネギとラッキョの酢の物。そして、肉のように見えますが、実はあけびの皮の味噌煮です。

20071009野菜炒め 20071009タマネギとラッキョの酢の物 20071009あけびの皮の味噌煮

下の写真、左は、カラフルなピーマンの料理。中央は、あけびです。店の前の四季咲きのキンモクセイ、ほぼ満開に近い状態でした。外へ出ると、とても甘い香りが漂います。右は、近所にある普通のキンモクセイです。はやり、多少香りが違うようですよ

20071009いろいろなピーマン 20071009あけび 20071009キンモクセイ

下の写真、左は、色づき始めた「ナツメ」です。中央と右は、採りたての甘栗。かわいらしいでしょう。この栗のどこかをちょっと切れ込みを入れ、焼けば、天津甘栗となります。

20071009ナツメ 20071009甘栗1 20071009甘栗2

下の写真、左は、その甘栗達です。中央は、甘栗ではありませんが、ゆでた栗の皮をむいたもの。右は、生の栗の皮をばっぱがくりくりぼうずで、むいている所です。

20071009甘栗3 20071009ゆで栗 20071009栗むき

下の写真は、今日の晩ご飯です。トマトにラーメンです。あ〜おいしい。右は、フキの煮つけです。

20071009トマト 20071009ラーメン 20071009フキの煮つけ

下の写真は、先日開催された「アロマテラピー セミナー」で、直接パソコンへ入力して、そのままの状態を印刷したものです。打ち間違いや変換ミスがやたらに多いです。それでも、二日とも、25 〜 26ページ分(両面印刷)となりました。これから、訂正して、まとめ上げないといけません。

20071009資料20071007 20071009資料20071007 20071009資料20071008

先日開催された、アロマテラピー セミナー(2007.10.07 アロマテラピーセミナー2007)は、下記のようなプログラムでした。

・10:00 〜 バジルの分類とケモタイプ
・11:30 〜 病院でのアロマテラピー
・13:30 〜 炎症と植物精油
・14:45 〜 世界のドキュメント 世界の薬草最前線

今日は、まとめ上がったものから、ご紹介させていただきました。はじめに、主催者側の報告が行われましたが、会員数が待望の五千名を越えたそうです。この事は、先日のセミナーのお話の内容を聞いて「なるほど」とうなずけるような会員数の増加でした。

また、セミナーに入る前に、今年の海外研修の様子が、写真で紹介されました。今回のツアー先は、サルデーニャで、地中海で二番目に大きい島なのだそうです。

研修ツアーの報告の中で、興味を引いたのは、

・海岸の岩山、石灰岩に緑色の塊、それが全部ローズマリーであった事
・クラリセージの収穫と、以前、会報誌で登場した平らな桶タイプの蒸留装置
・サルデーニャの特徴は、地中海気候で、夏雨が少なく、冬は暖かいため、小さい葉っぱの植物が多い
・ほとんどが牧場で、食べられないようやたらにトゲがある植物が多い
・多くの外来種が導入されている
・自然のコルクガシの皮を、十年に一度ずつ収穫。再度収穫できる再生可能な植物
・南米産のサボテンとアトラスシダー、そして、レバノンスギ
・ヘリクリサム、海岸に自生している一方で、栽培もしており、貴重な精油の原料となっている
・ワイルドキャロット、これを改良したのが、野菜の人参
・ギンバイ科のマートル。野生、栽培種
・ロックローズで、白い花、紫色、いろいろな花の色
・アーティチョークの原種、ボリジ、、ビロウドモウズイカ、ルリハコベ、西洋ニワトコ、ブラックベリー、ウイキョウ、スパニッシュラベンダー

などなど、いろいろな植物が紹介された事でした。

研修ツアーの報告が終了するとすぐに、セミナーが始まりました。

● 10:00 〜 バジルの分類とケモタイプ

講師は、日本植物園協会名誉会員、和漢医薬学会評議員などの役職につかれている方でした。そんな立場で「植物の分類」と「アロマテラピーで常に一定の効果を得る」ために利用される「ケモタイプ」との概念の関連性を、紹介していただきました。

その上にたって、身近にあるシソ科のバジル Ocimum basilicum のケモタイプの精油成分の分析結果が紹介されました。

何よりも、ひまわりが興味を持ったのは、一番最後に報告された「
葉の位置による精油含有量」のお話でした。

お話は「
植物に非常に組織立って、系統立てた話ではないです。データを出しながら、ケモタイプ、植物の種とは何か、・・・」というところから始まりました。

通常、植物学者でない限り、あまり意識して植物の分類を「
植物界、種子植物門、被子植物亜門、双子植物網、合弁花植物亜門、シソ目、クマツヅラ亜目、シソ科、メボウキ亜科、メボウキ連、メボウキ族、メボウキ節、メボウキ列、種(メボウキ)、亜種、変種、品種、園芸品種(例 バジル ダークオパール(Ocimum basilicum L.'Dark Opal')」とは、いいません。

通常、一般的には、バジル、バジル スィート、そして、バジル ダークオパールとか、バジル レモン・・・などと植物の名前を呼んでいます。上の例でいえば、バジルやバジル スィートは、種として、バジル Ocimum basilicum Linne(e の上に「 ' 」がついています)の、世界共通のひとつの学名がつけられているそうです。

その意味は、属名(メボウキ族)ということで「
Ocimum」、そして、種小名として「basilicum」という二つで、その種が表されるのだそうです。最後についている「Linne(e の上に「 ' 」がついています)」は、命名者なのだそうです。

また、バジル ダークオパールとい分類は、先ほどの表現では、園芸品種として作られたり、選別された品種なのだそうです。この部分は「’ ’」で囲まれて表現されるそうです。

ですから、一般的には、属名と園芸品種の名称を「
バジル(メボウキ)(属) ダークオパール」と呼んでいるのでしょうね。

「ケモタイプを考える時に大切なのは、同じ種でもその中に違いがあります。その中にかなり大きな違いがあると、亜種があります。アフリカゾウとインドゾウなども亜種だと思います。植物でも一杯あります。・・・

もう一つの小さい違いは、もう少し違いが小さいのが変種です。var. です。もうすこし小さい違い、赤い花白い花、毛が生えている、生えていない、この程度の違いを品種といいます。・・・

これより小さい違いがケモタイプです。練馬大根と三浦大根の違い、野菜の品種の違い、ヨーロッパ人と日本人の違い、明らかに違いがあります。

園芸品種として分けます。cv なんとかといいます。シングルクォーテーションで囲みます。ダブルにすると間違いです。小さい違いは園芸品種です。

ケモタイプとは何か、昔、押し花の標本を取りました。化学が発達すると、形態同じなのに成分が違う、同じなのに、遺伝情報を持つ染色体が違う、形態的に、分類的に同じなのに、成分が違うのがケモタイプです。」

として、「植物の分類」と「ケモタイプ」との概念の関係をお話いただきました。当然、バジルにもケモタイプがあるわけです。少なくても 30種類、多かったら 150種類ほども多彩な園芸品種が、バジルにはあるそうで、栽培しているうちに変わってしまう場合もあるのだそうです。

会場に、実際の生のバジルを持ち込んでのご説明でした。面白かったのは、バジルの「科」であるシソ科の特徴を

「シソ科は重要なハーブの源です。シソ科の特徴は、唇のような花をつけます。ほとんどが草です。花は唇形、植物体の表面に腺毛があります。分泌物が含まれているのが腺毛です。

毛は細長いとは限らないです。表皮細胞が変形したものは、何でも、植物学ではみんな毛といいます。表皮細胞からみたら、毛でみるので、注意です。バジルは、唇をとんがらかしたような形です。

花ですが、雌しべの根元は子房が四つに分かれています。割ると四つの種があります。子房が下に押されて四つに分かれているのがシソ科の特徴です。」

というように解説いただきました。何気なく見ているのですが、そこまでは、見ていませんでした。バジルの花にしてもそうです。

「比較しました。バジルの花、シソ科の花は唇をとんがらかしたようですが、花によっては、下唇、上唇分かれ方が違います。五つの花びらです。そのうち、二つが下にきて、上が三つに分かれていますが、バジルは、上が四つで下が一つです。雄しべがめくれていて、虫が触ると花粉がつきます。」

と、植物が、虫の力を借りたり、いろいろな工夫をして、種の保存をしているのを伺い知る事ができました。途中に、バジルの成分のお話がありましたが、下記のような、とても興味を引く事柄をお話していただくことができました。

「葉っぱを暖めると、当然精油出てきます。それを採ってガスクロに入れます。どうやって入れるのか、私の所で、葉っぱ一枚で、その精油の組成を測定する装置を発明しました。

ガラス管の中で葉を加熱して気化させます。気化したガスを空気に取り出すのではなくて、エタノールで気化したガスを採り出すと、それを冷やすと、エタノール溶液になります。それをガスクロに入れると、葉っぱ一枚の成分をガスクロ分析できます。

石油プラントで、廃油からガソリンを採るのと同じです。そのため、特許蹴られてしまいました。

それを使うと、葉っぱの一番上から順々にとって分析できますので、リコーリスバジル、これはシンナミックタイプ。これが、
三番目くらいまで多いのですが、これは、シナモンバジルですが、シナモンと言いながらシンナミックアルデヒド(ケイ皮アルデヒド)が入っていませんが、一番目に多く入っています。

ということで、
上の方に成分が入っていることが分かりました。何回やっても同じことが得られるので、これが真実なのではないでしょうか。」

という事でした。これも、植物が生きていくためにそのような「葉の位置による精油含有量」を決めているかのようです。

「七枚目、かなり減って来ます。・・・レモンの香りのバジル、やはり、何回やってもこのような短い距離で変わるので、どう考えたらいいのか、それで、これが何かに応用できるのか、サルビアは、地上部 1/3で刈り取りられましたが、上の方を刈り取って精油を採ると、効率的なのではと思いました。

これは、季節的な変動です。四種類のバジル、八月は多かったです。バジルの採集時期は、葉っぱが成長して、ほぼかたまった葉っぱがいい。」

など、植物の育つ環境、その環境の中で、植物がどのように姿を変え生き延びていくのか、そのために、花の形を変え、精油の含有量を変えて厳しい環境を生きている植物の姿のお話に引き込まれ、本当に興味はつきませんでした。

ほとんど、休むまもなく、次のセミナーに入っていきました。

以下続きです

● 11:30 〜 病院でのアロマテラピー

腎不全の看護に携わっている看護師の方の講演でした。いろいろな学術集会で痛みの緩和に関するアロマテラピーの可能性についてその発表しており、今日は、閉塞性動脈硬化症の患者さんに対して施されたアロマテラピーの実戦例を、三症例ご紹介いただきました。

お話は、とても早口で、タイプが中々ついていくことができない状況でしたが、その内容に吹き出す場面もありました。

「アロマテラピーに出会ってから、病院の中にアロマテラピーを広めたい活用したいと思い、様々な所でピーアール活動をしました。

休み時間、ストレスが溜まっている勤務交代時に薦めたり、おっちょこちょいですので、自分の腕を焼いてしまって、思わず氷で冷やし、ラベンダーをつけ、きれいになったのを「みてみて」といったり、二週間前に交通事故でむち打ちになったとき、鎮静剤、痛み止め出されたにもかかわらず、さっそくアーティキュラロム、ヘリクリサムを塗って塗りたくりました。

整形外科の先生に、そういうものよりこれが効きます、といっている状況で、看護士の勉強会でアロマテラピーの紹介をしています。」

というところから始まりました。実際には、とても長い間慢性腎不全の看護をされていたようで、

「慢性腎不全の看護をしています。名古屋市内にある透析、地域に開かれた病院で勤務しています。35年ほど前、1970年代、透析施設、その時代はまだ一般的ではありませんでした。

患者さんの命と、生活を考えて、少しでも多くの方に透析ができるようにと、日本で始めて夜間の透析を行いました。

入院患者のお世話、セルフケアのお手伝い、血液透析の患者さんが安心してできるようにする、といった仕事をしてきました。」

という自己紹介をしていただきました。

年々、透析率の延長によって、患者さん達には、とても喜ばしい事なのですが、やはり、デメリットがあるようで、長期間にわたる透析の合併症が患者さんを苦しめるのだそうです。

閉塞性動脈硬化症では、生命予後を著しく損なうのだそうですが、動脈硬化で、脂肪などが動脈の血管につまり細くなり循環が悪くなり、それだけではなく、心筋梗塞、脳梗塞、脳血管障害などを起こすのだそうです。そして、最後には、壊死を起こしてしまうという病気だそうです。

このような病気に対しては、LDL吸着療法、肝細胞治療などがあるのだそうですが、壊死に至までは、患部の切除、切断などで、予後扶養という事が少なくないのだそうです。

そこで、彼女が、代替療法はないものだろうか、と調べたのだそうですが「
鍼灸、人工炭酸泉浴試行」による血行改善はあったものの、アロマテラピーでの介入方法は見つける事ができなかったのだそうです。

また、2004年の11月、透析の学会のシンポジュウムでは、血液循環の悪くなった手足の治療選択の一つとして「
補完代替療法」は、軽症、中等症、重症では含まれていないという事になっていたそうです。

このように、自己紹介でお話のあった慢性腎不全の看護にアロマテラピーが利用できないものなのか、という状況の中で、上の例でもあるように、「
補完代替療法」の一つであるアロマテラピーが、治療選択に該当せず、結果的には、病院内でのアロマテラピーは「勤務時間外のボランティア」で活動を行っていたようです。

そんな中で、患者さんから、アロマテラピーを施していただけないだろうかとの電話、依頼があったそうです。病院としてはアロマテラピーを取り入れていませんでしたので、その事は、異例の申し出だったようです。そこで、彼女は、

「さっそくアロマテラピーの看護計画書を作り、上司へ提出し、看護部長へ、そして、関係機関へまわしました。患者が望む事だから、やってみたらということで、責任はすべて、私と患者の責任という事で、費用は私が支払うということで行いました。それで、関係機関の了承がでたので、アロマテラピーの説明をしてサインを貰いました。書類を整えました。」

という、本当に決死の覚悟で、患者さんへアロマテラピーを施されたようでした。その症例が「症例1」でした。

○ 症例1 ホームアロマテラピーで抹消循環障害の改善が得られた症例

・喫煙歴30年、数年前に僧帽弁置換手術
・左シャント肢に抹消循環障害
・右上肢にシャントを作るため、静脈造影し、検査した
・シャントを作り直すのをやめる
・左手腐って切り落とさないといけないと嘆いていた
・当時、足の指を切断して車イスでリハビリしていた患者さんもいたので、切実だった

アロマテラピーを施す前とその後、透析患者さんの必要に応じて、先生のご指示により、健康状態を検査したそうです。

「手の状態でしたので、絵を書きました。右手と左手で比べると、灰色の蝋人形のような何とも言えない色です。うまく握れない、指先は触っていても氷のように冷たい、痛い、目尻に石灰沈着、爪は白色でした。

始めてトリートメントしたときに、わからないので、手だけで、片手15分、両方で30分、足もしました。自分は、今まで家族の健康な方のトリートメントしかしませんでした。この方に、5分したら、灰色だった手が、赤みが差してきた。そのとき、ひょっとしたら、かぶれたのでは?

10分後、患者さんは人事のように「
手温かくなってきたよ」。釣り、鉄砲を打っていましたが「この分だったら釣りやれるかもしれへんな。ヤケドした後の皮がつっぱったような感じだったので、手術せんともいいかも」と涙を流しました。

すごい感動をしました。泣きながらトリートメントしました。次の日は 3%でしましたが、最終的には、1%でした。

全体的な事をまとめました。トリートメント後まったく痛みありません。六週間後に手の古い角質層が剥がれて来ました。シャントが柔らかい、両目尻の石灰の沈着がなくなった。

古い角質がぼろぼろ取れて来ました。わかった、トリートメントをせず、塗布するだけで塗るだけにしました。日に日に、皮が、落ち着いてきました。人間のような肌になってきました。感動的でした。八週間後に足の裏の古い角質層が剥がれて来ました。

第一回目で、指先の感覚が戻りました。爪が全然伸びませんでした。粉を吹く様に、厚くなって爪が伸びませんでした。粉がバラバラ落ちるようでしたが、爪が伸びて来ました。八週間で、手がきれいにしっかり握れるようになって、指尖脈波検査結果がきれいな脈拍となりました。」

と、その後、第三期、四期と、利用する精油を変え、トリートメントを続けた結果、右上肢のシャントを作って、透析しているとの事でした。その効果は、心温まる看護と、試行錯誤の末に得る事のできた臨床データとして、今後の看護に素晴らしい財産を残されたようでした。

現在は、トリートメントはしていないのだそうですが、奥様が手づくりのゼルを塗って、透析中の長時間の疲れや痛みのために施されているのだそうす。

○ 症例2 両下肢壊疽にて大腿部切断術を受け予後不良の症例

・左大腿切断術後疼痛
・疼痛の軽減目的で、主治医よりアロマテラピーの依頼

この患者さんのお話で、

「病室を自由に歩きたい、病室のトイレでもいいから、一人で行きたい、何てささやかな望みでしょうか。「涼しげな森の中の香り」これが好みです。」

この方の場合、昼間の仕事が終わってからの病室訪問によるトリートメントだったのだそうです。また、「湿った森の涼しい木陰にいるような香り」という患者さんのご要望に、ルームコロン作ったそうですが、なかなか満足のいく香りができず、「未熟で、看護の仕事をちゃんとしないといけないと考えさせられた」そうです。

いろいろな経過をたどり、眠るように息を引き取られたそうですが、一時は、シャワーなども再開され、まんべんなく笑みを浮かべていたそうです。比較的明るい肌にもなっていったそうです。

ただ、しだいに、どこでもいい、時間のあるときに、という返事に変わって来て、意識レベルが低下し、アロマテラピーのトリートメントが減って来たのだそうです。

また、このまま血圧下がって逝ってしまった方がいい、と苦しい思いも述べられたそうです。こんな時、本当に看護を施す方々は、苦しく切ない思いをされている事でしょうね。こんな場合にもアロマテラピーは活躍しますが・・・。

○ 症例3 ASO(閉塞性動脈硬化症)と診断され、10年経過した症例

・心機能低下、入院して治療
・副腎皮質ホルモンを大量に処方し、副作用が出る
・それでも、一歩でも二歩でも歩いて通院透析をしたいという望み
・主治医よりアロマテラピーの依頼

この時、ボランティアは 2007年(多分?)四月から有料になったそうです。

「トリートメント前の11月の手、表ですが、右の第三、第五指が青黒くなっています。これは足です。乾燥しています。角度かえると、指のあたりがどす黒くなっています。チアノーゼがひどいです。

ところが、12月に入り、急に寒くなりました。1月は詰まったシャントは流れがよくなりますが、・・・抹消に行く血がないので、真っ青になります。彼はいつも軍手をはめています。

二月も、もっと悪くなっています。足、爪の白癬ひどいです。手もそうです。拘縮がひどくなりました。第四指、五指がくっつきます。夏にこれがひどくなります。」

病院との約束で、ボランティアをする上で「ちゃんと三ヶ月で効果を出してくれ」と言われたそうです。また、患者さん自身が、アロマテラピーに大きな期待を寄せていた矢先の出来事です。

指尖脈波検査で、一直線でほとんど波形がでてこないため「
検査不能」という、心の痛手を負い、アロマテラピーを「実行する気」がなくなってしまった状態に陥ってしまったのだそうです。

自分のためではなく、言われてたからやっているという態度でしたが、透析の看護師からの希望で再開して欲しいという依頼があり、再度、患者さんと面談して再開することにしたそうです。

ちょうど、三月で、常勤を退職したそうで、有料の訪問アロマテラピーでよければかまわないということでの申し出だったそうです。

「壊死に陥ったときの足です。トリートメントオイルは変わりません。二週間後、黒いのが外れました。七月になると、穴があったところがきれいになっています。右手のシャントの方が、色が悪いのが分かります。四月と九月では明らかに色が違います。

六月には、足と足の指に膿が付着しましたので、トリートメントを、必ずオイル塗り、指ガーゼで隙間を開けるようにしたら、七月にはきれいになりました。非常に弱い皮膚ですので、親指の付け根が隣へ悪化させてしまいます。」

このように、患者さんの心のケア、そして患者さんとの二人三脚で一生懸命の努力によって、「入院せず、今では、介護を別途入れて、本人が何とか通院して治療したい」という希望へと変わり、現状維持を目標に訪問アロマテラピーを続けているとの事でした。

その他、結論として、抹消循環障害の改善を図る目的で施された「
アロマテラピー」の評価を述べられていましたが、これら三つの症例を見る事で、改めていろいろな問題を含んではいるものの、アロマテラピーはとても有効に作用した事が感じ取れました。

今日は、2007.10.07(日)に開催された、アロマテラピー セミナーのプログラム

・10:00 〜 バジルの分類とケモタイプ
・11:30 〜 病院でのアロマテラピー
・13:30 〜 炎症と植物精油
・14:45 〜 世界のドキュメント 世界の薬草最前線

のうち、
・10:00 〜 バジルの分類とケモタイプ
・11:30 〜 病院でのアロマテラピー

をご紹介させていただきました。なお、

「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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