● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
● 年度別目次 年度別目次 / 2007年度分目次 / 2006年度分目次 / 2005年度分目次
○ 関 連 情 報 精油の化学 / 植物油の化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬と身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

今日は、朝の最低気温が 5度を下回る、4.7度と、今冬一番の冷え込みになりました。霜が降りてきそうな勢いです。放射冷却が関係しているようで、朝から、晴れまが広がっていました。

それでも、秋特有の高い場所には、ハケで描いたような雲、日がその雲に隠れると、さすがに寒さを感じてしまいます。日中の最高気温は、17.7度でした。

そんな中、デイサービスセンターから、お年寄りの方々が栗拾いに見えられました。月曜日からでしたが、毎日天気がよく、本当によかったです。ただ、今日は、日陰になると、寒さが身にしみる日となってしまいました。

下の写真は、栗ですが、全部種類が違います。左は、岩根(がんね)、中央は、晩赤(ばんせき)、右は、銀寄(ぎんよせ)です。それぞれの特徴が、栗の姿形にでています。どれも、渋皮煮に向いているようです。もう残りの栗は、正月(しょうがつ)を残すのみとなりました。

20071018栗-岩根 20071018栗-晩赤 20071018栗-銀寄

下の写真は、今日午前中の山の様子です。澄みきった青空と、高い所にハケで描いたかのような白い雲。まるで、キャンバスを眺めているようでした。

20071018秋の空1 20071018秋の空2 20071018秋の空3

今日のデイサービスセンターから来られた方で、最高齢の方が、下の写真左の女性の方です。何と九十九歳になられとのこと。耳がちょっと遠いくらいで、あとは元気なのだそうです。お話も伺うことができました。右は、キウイの実です。

20071018九十九歳の栗拾い 20071018栗拾い 20071018キウイ

先日来の天気と、夜に降った適度な雨。この所の寒さ、と来たら、キノコです。草刈りをして、道は作ってありました。その道を杉林の奥まで進みました。そう、予想通り「サワモダシ」というキノコを、ちょっと遅かったですが、収穫することができました。

20071018サワモダシ1 20071018サワモダシ2 20071018サワモダシ3

途中で見つけた、とてもきれいな色の紅葉した木の葉とホオズキです。右は、今日のお昼に食べたラーメンです。インスタントラーメンですが、イクラや、先ほど収穫した「サワモダシ」も入っていました。

20071018きれいな紅葉 20071018ホオズキ 20071018チキンラーメン

下の写真、左は、珍しい南国の果物。お客様からいただきました。名前を忘れてしまいました。中央もいただいたものです。普通のバナナのサイズが右側です。上の方の小さいバナナが沖縄バナナなんだそうです。右の写真は、雲がほとんどなく、夕焼け空がきれいだった秋田市内の夕暮れどきの風景です。南には、三日月のお月さまも出ていました。

20071018珍しい果物 20071018沖縄バナナ 20071018夕焼け

今日は、夜からアロマテラピーのセミナーでした。スプラッシュコロンを作る実習のとき、水とアルコールと精油をブレンドしましたが、撹拌する前が、下の写真、左です。中央は、撹拌したもの。左の写真に、精油(パチュリー Pogostemon cablin)の塊が確認できるかと思います。

2007.08.17 精油と水アルコールそして油の関係 2
07.08.02 精油と水アルコールそして油の関係 1

右は、今日の晩ご飯のチキンカツです。

20071018精油の調香1 20071018精油の調香2 20071018チキンカツ

下の写真は、今日の晩ご飯です。左は、ササギのピーナツ和え。中央は、里芋と海苔の佃煮です。右は、ホタテとチリメンジャコの佃煮。

20071018ササギのピーナツ和え 20071018里芋と海苔の佃煮 20071018ホタテとチリメンジャコの佃煮

下の写真も、今日の晩ご飯です。左は、切り干し大根です。中央は、今日収穫したサワモダシ。右は、そのサワモダシを使って作ったみそ汁です。寒い日には、暖かな食べ物がホッとしますね。

20071018キンピラゴボウ 20071018サワモダシ 20071018サワモダシのみそ汁

さて、今日は、2007.10.08(月)に開催された、アロマテラピー セミナーのプログラム(2007.10.08 アロマテラピーセミナー2007 二日目

・10:00 〜 ハーブウォーターの効用と可能性
・11:15 〜 精油とハーブウォーターでの口腔ケアの効用
・13:30 〜 口腔ケアとアロマテラピー

のうち、

・10:00 〜 ハーブウォーターの効用と可能性

を、まとめ上がったものから、ご紹介させていただきました。二日目のテーマは、2007.10.08 アロマテラピーセミナー2007 二日目でもお話したように、共通項が二つ見えるようです。

・「
ハーブウォーター
・「
口腔ケア

です。今日ご紹介するテーマは「
ハーブウォーター」の基礎研究で、ハーブウォーターの分析方法、各ハーブウォーターの分析をもとに、実際の有効性を検証され、化粧品、口腔ケア、カンジダ菌糸形、白癬菌などの抑制に利用できる基礎的な研究データが報告されました。

● 10:00 〜 ハーブウォーターの効用と可能性
→ 当日、ハーブウォーターの組成とカンジダ菌糸形成

今回のセミナー内容は、とても興味のあるものでした。というのも、植物療法に携わっているものにとって、ハーブや精油のみならず、その中間的(この表現が適切かどうかは別にして)位置に存在するハーブウォーターは、実際の手当ての中で、ハーブや精油の補完的な素材として、その利用価値がとても高いからです。

植物療法では、通常、ハーブからの抽出液を、外用に利用しています。そのとき、中に含まれている水溶性の成分に注目し、その目的のために適用します。

今回のセミナーでは、主要なハーブウォーターの精油成分が明らかとなり、より一層、ハーブウォーターと精油の相関関係が理解する事ができました。もちろん、ハーブウォーターは、精油には含まれていない水溶性の成分もあるわけですから、なおさら複雑です。

「皆さん、おはようございます。光栄でございます。ハーブウォーターの研究は、今年一月から入り、今でも続けています。締め切りの頃は中間でして、その他の活性についてお話する予定ですので、ハーブウォーターの組成とカンジダ菌糸形成の抑制効果とタイトルを変更して下さい。」

というお話からセミナーがはじまりました。そう、今回のセミナーの最初のタイトルが「ハーブウォーターの効用と可能性」から「ハーブウォーターの組成とカンジダ菌糸形成の抑制効果」へと変更になったのは、その基礎研究の結果の成果を得る事ができたためだったからなのではないでしょうか。

それを裏付けるように、カンジダの菌糸形成阻害効果だけではなく、白癬菌の阻害効果、さらには、自らが「化粧薬理作用」とお話されたように、お肌の手入れにハーブウォーターの有効性が、基礎データをもとに報告されました。

「基礎研究、理屈をこねて面白くないといわれていますが、ご容赦願います。120枚を超したので、二時間かかりますが、一時間にはしょります。特に成分分析については、はしょります。」

というお話の通り、とても早口で、全体像はつかめたものの、各ハーブウォーターに含まれる主要成分など、詳細な分析内容については、聞き漏らした所がいくつかありました。

全体の流れは、スライドを中心にして行われました。まず、ハーブウォーターの定義、そのハーブウォーターを抽出する蒸留方法の説明、実際の蒸留の様子、そして、歴史などが、次から次へと紹介されていきました。

一つ一つのシーンに、とても興味のある事柄がちりばめられていました。まず、定義の中で、アロマテラピーとハーブウォーターの関係を明らかにされていた点です。

「アロマテラピーは、「精油または、ハーブウォーターを用いて、健康の維持、疾患の治療を行う」というふうに定義しているので、ハーブウォーターも、アロマテラピーの一躍をになっているということがわかります。」

として、芳香蒸留水であるハーブウォーターをアロマテラピーの中に含める形で紹介しておられました。ひまわりは、ハーブウォーターに含まれている精油の成分だけでなく、水溶性の本体の部分にも注目していました。

今回は、「濃度の高い精油の刺激が強過ぎる場合に、ハーブウォーターが用いられる」として、アプローチの方向が「精油の成分(芳香分子)」を主なターゲットとしているようでした。

ハーブウォーターの分析のところでも、精油とハーブウォーターに含まれている主な「精油の成分(芳香分子)」を比較する形で、精油とハーブウォーターの主成分とが同じもの、違うもの、という分類がなされていました。

このことが、カンジダ菌糸形成、並びに白癬菌の抑制効果という、実際にハーブウォーターを使って得られた基礎データと照らし合わせる事で、とても興味深い結果を導き出しています。

お話をもとに戻します。定義の次は、水蒸気蒸留方法でしたが、その説明の中にも、興味のある事柄がいくつかありました。それは、

「2007年の論文では、マイクロウェーブハイドロディフュージョンがあり、水を加えず、植物の中に含まれる水だけを利用して、超短波をあてると、濃縮したものが抽出されるということがわかりました。」

という説明です。ちょうど、このお話の後で、スチームディスティネーションといって、下の方から水蒸気をだして、カモマイル ジャーマン Matricaria recutita の精油が抽出される様子を説明されていました。

カモマイル ジャーマン Matricaria recutita に含まれている「カマズレン」という芳香分子は、この水蒸気蒸留によって得られる「アズレンブルー」と呼ばれる紺碧の色をしていました。マイクロウェーブハイドロディフュージョンでは、このカマズレンを含むのでしょうか。

2006.08.26 アズレン カマズレン アピゲニン

次の歴史の中では、5,000年前の素焼の蒸留装置のお話から、10世紀、13世紀へと進んで行きました。

「13世紀に水蒸気蒸留法になると、水冷法の採用により、収量が画期的に増しました。当時は、蒸留は、精油を採るよりも、特にハーブウォーターを採るのに、特にバラのウォーターを採るのに用いられていました。絶頂期は、18世紀で、約 200種類のものを抽出していました。」

ということで、とても面白く感じました。また、19世紀において登場した「精油」の影響で、その絶頂期を迎えたハーブウォーターはすたれていき、今日、また、精油との補完関係のもと、見直されてきている状況が報告されました。

「ハーブ環境の循環システムの関係で、ハーブの自然エネルギーを持っているハーブウォーター、植物成分を持っているので、有用性を認識した方がいいということで、再び関心が集まったということです。」

そういった意味で、緩和な作用を示すというハーブウォーターの特徴によって、幼児、妊産婦、高齢者の方々などに、精油の作用が強い場合に、安心して利用できるなど、広範囲な利用方法が可能となります。

ハーブウォーターの有効性を踏まえた、広範囲な利用法の可能性についてお話されていたとき、とても興味のある内容を聞く事ができました。

「テルペン炭化水素が含まれていないので、体内に入ったときに、肝臓、腎臓の脂肪組織に蓄積しません。そのため、作用が穏やかであるという事で、逆には、その有効性の検証が難しいです。」

というものでした。この点については、質問の時間のときに、真っ先に手が上がりました。この質問に対して、「飽和結合」、「不飽和結合」、「水酸基」、「水溶性」、「飽和は脂肪と結びつきやすい」、「異物代謝の基本は水溶性」などのキーワードを含め、お話されていました(2007.09.11 精油の代謝経路 2 新潟セミナー)。

いよいよハーブウォーターの成分分析まで、お話が巡って来ました。ところが、ここからは、とても早口なのと、スライドがあれよあれよと、進んでいって、結局、手物にある資料と、パソコンへ入力した情報のみが頼りとなってしまいました。

最初は、分析の手法についてのお話でしたが、詳細な内容については、聞き取れない部分が多々ありました。ただ、いろいろ検討をされた結果、有機バイオ法という手法で、有機溶媒を利用して抽出したものを、硫酸ソーダで脱水してから、ガスクロマトグラフィー分析が行われたのだそうです。

また、ハーブウォーターを使っての適応例として、カンジダ菌糸形や白癬菌の阻害効果を確かめるための実験方法が説明されました。この実験から、貴重な基礎データを得る事が可能となります。

「病原性カンジダ菌の病原性には、二形成が関係して、二形成を示します。酵母形、球状の形で増殖します。あまり病原性はありません。ところが、菌糸の形で増殖するのが強いです。」

として、菌糸形の阻害実験を、ハーブウォーターを使って行ったそうです。菌糸形を阻害して、酵母形にすれば、病原性が下がるだろうという事のようでした。

さらに、白癬菌については、

「菌を垂らした寒天にハーブウォーターを付けて、菌がどれだけダウンしたかを調べます。ダウンすると小さいです。抗菌活性があるという事です。」

として、実験が行われたそうです。次に、実際のハーブウォーターの主要成分の検討が始まりました。

先ほども、精油とハーブウォーターに含まれている主な「精油の成分(芳香分子)」を比較する形で、精油とハーブウォーターの主成分とが同じもの、違うもの、という分類がなされた事を述べました。

今回の分析結果から、ハーブウォーターに含まれる組成成分は、精油とは完全に一致しないだけではなく、精油には見られない水溶性の成分が含まれている事が明らかとなったそうです。

・精油とハーブウォーターの主成分とが同じもの 〜 Aタイプ
・精油とハーブウォーターの主成分とが違うもの 〜 Bタイプ
・ハーブウォーターはあるが、精油がないので比較不能 〜 Cタイプ

30種類についての成分の比較検討がなされ、上の三種類の分類をまとめたそうです。以上のハーブウォーターの主要成分の分析結果を踏まえて、先ほどの二つの実験を行って得られた基礎データは、

○ カンジダ菌糸形阻害
・ハーブウォーターの菌糸形阻害は、主要成分の活性にもとづく事がわかり
・ハーブウォーターは、口腔カンジダ症の予防に有効

○ 白癬菌阻害
・精油で強いものが、必ずしも、ハーブウォーターでも強いとは限らない

という事が、この研究によって得られた基礎データとなったそうです。そして、前述したように、とても興味のある事柄が、ハーブウォーターの主要成分の分析と、精油とハーブウォーターの主要成分の比較検討、そして、実際の「カンジダ菌糸形・白癬菌阻害」の効果から、導き出す事ができたそうです。

キーワードは「濃度」にあるようでした。抗菌活性が強いハーブウォーターが数種類紹介されました。また、同じように抗菌活性の強い精油も数種類紹介されました。

ここで、抗菌活性の強いハーブウォーターや精油を比較してみたそうです。すると、おのおのに含まれている有効成分が、ハーブウォーターと精油の示す「抗菌活性」とは、比例していないことがわかったそうです。

この点から導き出された事は、ハーブウォーターの有効成分の「濃度が低い」から、という事だったようです。ですから、濃度が低いと、有効成分そのものの活性が強くても、当然「抗菌活性」は低い事になります。

そのために、ハーブウォーターと精油の「抗菌活性」が、おのおのに含まれている有効成分との間で、整合性がとれなかった、というのが、これらの貴重な実験データから読み取る事ができたようです。

次の、ハーブウォーターの活用については、こんなお話から始められました。

以下続きです

「自分の恥をさらしますけど、自分はこの年になっても女性のお化粧の事はまったくわかりませんでした。女性のお化粧は、大変だと。これを一生毎日しますから。考えようによると、お化粧によってきれいになると感じると、ハッピーになる、その心が大切です。」

というお話に続き、

「ヒゲをそるとき、クリームを使いません。そった後もアフターシェーブしません。ひどいときになると、顏を二、三日洗いません。健康であればそれで通るのです。そう思いました。化粧の勉強をしたのが、ハーブウォーターの主要な要素が、スキンケアのもとだったからです。」

として、ハーブウォーターの「皮膚、頭髪、爪、化粧洗い、基礎化粧、メイキャップ、特殊化粧」など、幅広い範囲で使われる可能性を示されました。

いつもながらの事ですが、これらの可能性は、きちんとした基礎研究から得られたデータをもとに、検討されているからである、という事です。

お話は、皮膚のメカニズムにまで及びました。構造と生理が、詳しく説明され、

「今問題としているのは、角質層の10層が問題で、角質細胞のNMFで、アミノ酸からなり、水が入っています。その水が逃げないように細胞間脂質、主にセラミドからなる細胞間脂質があり、皮脂腺由来のグリセライド、皮脂膜があり、この三つで角質の水分保持機能をしています。」

と、その構造と生理を理解した上で、水分保持機能とハーブウォーターの「化粧薬理作用」との基礎研究が紹介されました。

さらに、「抗菌作用」としての、表在性の細菌を殺菌する作用や、美白効果の「メラニン色素産生阻害効果」、そして「エモリエント効果」、また、「収斂効果」としての皮膚のタンパクを軽く凝固して、皮膚を軽く収斂させる作用、ピーリング効果と血液促進作用など、ハーブウォーターの幅広い利用可能性を教えていただきました。

アロマテラピーの世界では、一般的となってきた「ペット」へのハーブウォーターの利用方法についても、お話が言及されました。

最後に、保湿効果について、化粧水としてのハーブウォーターの角質水分保持能の、実際の実験の方法と、その結果についての報告が行われました。

何でも、八十八万円もする高価な装置を使っての実験だったようです。

「生体角層水負荷試験、これを測定しました。人の前腕の内側の皮膚にハーブウォーターを 30マイクロ乗せ、その後、水の上をふき取ってから、30秒ごとに四回、角質層の高周波伝導度を計ります。

伝導度と角質層の水分含有量の係数、角質層内部ではなく、角層の10層くらいまでの水分含有量を計ります。その装置、八十八万円しました。皮膚にあてるだけですが、簡単だと思いますが、難しいです。角層伝導度の時間変化です。助手の方がするとデータがきれいにそろいます。再現性があります。」

という事で、実験が行われました。その結果が、とても興味を引く内容でした。評価の方法がいろいろあったようですが、

・内容成分がゼロなのに、無効だと思っていたハーブウォーターに結果がでた
・期待していたハーブウォーターには再現性がなく、無効だった

と、いうことでした。本当に、ハーブウォーターの世界は、ハーブの世界、そして精油の世界とは、またちょっと違う頭の切り替えが必要だということが、今回のセミナーを受講して、改めて思った事でした。

一番最後に、カモマイル ジャーマン Matricaria recutita のハーブウォーターのお話が登場しました。それは、今回のセミナーの途中にも内容成分のお話が出てきました。

カモマイル ジャーマン Matricaria recutita は、先ほどのハーブウォーターの分析により、精油との比較検をした結果、Aタイプ、すなわち、精油とハーブウォーターの主成分とが同じものの分類に区分されました。その主要な成分は、酸化物類の「ビサボロールオキサイドA」でした。

そして、実際の「抗炎症作用」については、セスキテルペンアルコール類の「α-ビサボロール」が、その活性の主体である旨を、お話しされていました。

ところが、最後に、カモマイル ジャーマン Matricaria recutita のハーブウォーターを顏に使ったケースレポートというところでは、

「「ビサボロールオキサイドA」ですが、痒みを抑制する作用があるという事です。」

として、以前2006.08.25 カモミールの主要成分の違いでも投稿した記事でご紹介している方のお名前を挙げられて、説明が加えられました。参考までに、以前ご紹介した記事の内容を再度、下記へ示しておきたいと思います。

「一般に、ビサボロールはビサボロール オキサイド A に比べ抗炎症作用が強い、という研究報告があることから、ビサボロール高含有の新品種を造ろうとする働きが大きいようですが、古代より利用されてきたビサボロール オキサイド A 型の精油には歴史に裏付けられた優れた活性があるはずであり、その一部を今回私たちは明らかにすることができました。」

というものでした。

いろいろと聞き取れない部分や、分析方法の難解な部分など、ところどころ、こまぎれでしたが、とても興味のある内容で、改めて、ハーブウォーターの効用と将来の可能性を感じさせる内容でした。

2007.10.08(月)に開催された、アロマテラピー セミナーのプログラム(
2007.10.08 アロマテラピーセミナー2007 二日目

・10:00 〜 ハーブウォーターの効用と可能性
・11:15 〜 精油とハーブウォーターでの口腔ケアの効用
・13:30 〜 口腔ケアとアロマテラピー

のうち、

・10:00 〜 ハーブウォーターの効用と可能性

を、まとめ上がったものから、ご紹介させていただきました。なお、

「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

● 関連記事
2007.10.25 アロマテラピーセミナー2007 その6
2007.10.24 アロマテラピーセミナー2007 その5
・「2007.10.18 アロマテラピーセミナー2007 その4」

2007.10.13 アロマテラピーセミナー2007 その3
2007.10.12 アロマテラピーセミナー2007 その2
2007.10.09 アロマテラピーセミナー2007 その1
2007.10.08 アロマテラピーセミナー2007 二日目
2007.10.07 アロマテラピーセミナー2007

2006.11.03 アロマテラピーセミナー 2006 へ
2005.10.10 2005アロマセミナー速報

2007.08.17 精油と水アルコールそして油の関係 2
07.08.02 精油と水アルコールそして油の関係 1
2007.09.11 精油の代謝経路 2 新潟セミナー
2006.08.26 アズレン カマズレン アピゲニン
2006.08.25 カモミールの主要成分の違い
2006.08.24 精油のフェノタイプとケモタイプ