○ 履歴 : 2008「2008.05.13 好天続きの毎日+ 8.1 / + 19.7
○ 履歴 : 2009「2009.05.13 p53がん抑制遺伝子と愛の力
+ 12.4 / + 15.7
○ 気温 : 今日の最低 + 7.4(08:50)最高 + 8.9(00:17)/ 昨日 : + 10.8 / + 13.1

昨夜も少しですが、雨が降っていました。朝起きたときも、霧雨のように降り続いています。しかも、昨日以上に冷たい雨です。最高気温は、昨日同様、夜中の午前 00:17 に記録した + 8.9度でした。

日中も、ほとんど気温が上がらず、昨日よりも低い 7〜8度台で推移したようです(毎正時)が、午前九時から午後九時までの最高気温は 9度と 10度を下まわる寒い一日でした。

今日は、午前中、山へ行ってきました。冷たい雨に、新しく出始めていたサルスベリの新芽がブルブルふるえているようでした。

20100513サルスベリの新芽 20100513ラベンダーの畑1 2010513ラベンダーの畑2

上の写真、中央と右は、今日のラベンダーの畑の様子です。ラベンダーの株と株の間の草が、ずいぶん伸びてきました。

そんな中、わらびやふきなどの山菜が、いつのまにか大きくなっていました。まるでふきに地面が占領されているようです。

20100513わらび 20100513ふき 2010513ふき畑とラベンダー畑

今まで咲き誇っていた花桃の花びらが、この雨の中散り始めてきました。冷たい雨が雪に変わったような錯覚を覚えました。

明日の最高気温も、確か 12度の予想が出されていましたが、農家の方々は、雨がっぱをまとって、田植え作業に忙しそうでした。

20100513花桃の花 20100513山の風景 2010513田植え開始

山の帰りに、ホームセンターへ立ち寄ってきました。今日の新聞広告に、ゴーヤの苗が掲載されていたからです。下の写真は、今日購入した、ゴーヤやトマト、ナス、ピーマンなどの苗です。

中央と右は、今日のお昼ご飯です。和風タマゴトロミかけうどん、カブやキュウリ・キャベツのがっこでした。

2010513ゴーヤやトマトなすなどの苗 2010513和風タマゴトロミかけうどん 2010513カブやキュウリ・キャベツのがっこ

下の写真、左は、ご近所に咲いていたハナミズキの花です。中央と右は、今日の晩ご飯です。カレイの煮魚、カブやキュウリ・キャベツのがっこ、そして、ワラビのおひたしでした。

2010513ハナミズキ 2010513カレイの煮魚 2010513ワラビのおひたし

下の写真は、今日の晩ご飯です。おからとニンジン小エビの塩炒め、ところてん、そして、ミツバと豆富のみそ汁でした。

2010513おからとニンジン小エビの塩炒め 2010513ところてん 2010513ミツバと豆富のみそ汁

先日のアロマのセミナーでは、消化器系の不調を改善するためのアロマテラピーのお話がありました。非常に大切な事なのですが、

○ 消化器官に働きかける作用
・消化促進作用や蠕動運動促進作用など
○ 消化器系の働きを助ける作用
・肝臓強壮作用や、胆汁分泌促進作用、脂肪溶解作用など
○ 消化器系の調節を担う神経系の作用
・神経強壮作用や、副交感神経強壮作用、神経バランス回復作用など
○ 消化器系へダメージを与える病原菌を抑制する作用
・抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用など

などなど、消化器系のいろいろな不調を改善するために、どのような原因によってその不調がもたらされているのか、

・その大元になる原因と
・その事によって引き起こされている不調

の相互関連性を総合的に勘案する事で、どのような働きを持つ精油を選択すればよいのかが見えてきます。

今回のセミナーで、消化器系の不調を改善するために登場した精油の中に、ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone がありました。

このローズマリーは、ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole とは、違ったいくつかの特徴を持っていました。まず、

○ ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole
・CT2、シネオールの名称が示すように酸化物の 1,8シネオールが主要な有効成分
・モノテルペン炭化水素類の α、β-ピネン
・そして、特徴的な成分であるケトン類のカンファー

という主要有効成分を確認する事ができます。

これに対して、

○ ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone
・CT3、ベルベノンの名称が示すようにケトン類のベルベノンを特徴とするケモタイプ精油
・酸化物類の 1,8シネオールは非常に少ない
・モノテルペン炭化水素類の α-ピネンが非常に多い
・特徴的な成分であるケトン類のカンファーを含有
・その他に、ケトン類のベルベノンを含み
・エステル類の酢酸ボルニルやモノテルペンアルコール類のボルネオールを含む

という事で、ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole とは、違った効果を期待できそうです。現に、今回の消化器系のいろいろなトラブルを改善するために、このローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone が選択されています。

この精油に含まれている芳香成分類や芳香分子にちょっと注目してみたいと思います。まず、

○ 芳香成分類
・ケトン類 〜 脂肪溶解・胆汁分泌促進などの各作用
○ 芳香分子
・β-ミルセン(モノテルペン炭化水素類)〜 肝臓強壮などの作用
・リモネン(モノテルペン炭化水素類)〜 肝臓強壮などの作用
・ボルネオール(モノテルペンアルコール類)〜 胆汁分泌促進などの作用
・ベルベノン(ケトン類)〜 胆汁分泌促進などの作用

ということで、先に示した「消化器系の働きを助ける作用」を有する有効成分を持っている事がわかります。また、

○ 芳香成分類
・モノテルペンアルコール類 〜 神経強壮などの作用
・エステル類 〜 神経バランス回復、鎮静などの各作用
○ 芳香分子
・酢酸ボルニル(エステル類)〜 不整脈調整作用

という「消化器系の調節を担う神経系の作用」を有する有効成分を持っている事もわかります。

その他に、蠕動運動促進などの働きによる「
消化器官に働きかける作用」や、抗菌、抗ウィルス、抗真菌などの感染症に対抗する力や、それらの病原菌が侵入してきたときの「消化器系へダメージを与える病原菌を抑制する作用」への働きも備えていますから、精油の中に含まれている成分に、改めて驚かされてしまいます。

さらに、このローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone には、下垂体からの刺激ホルモンによる性ホルモンへの働きかけを促す事で代表されるような「
内分泌系の調整作用」があるといわれています。

そのため、女性・男性の性ホルモンの調整には、このローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone が数多く選択されているようです。

このローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone を眺めていたら、酸化物類やモノテルペン炭化水素類、そして、モノテルペンアルコール類などを同じように含み、なおかつ特徴のある芳香成分類や芳香分子を含む精油に興味を持ちました。

・シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans
・ラベンサラ Cinnamomum camphora (Ex. Ravensara aromatica)
・ユーカリ ラディアタ Eucalyptus radiata
・ローレル Laurus nobilis

などの精油です。どれも、酸化物類の 1,8シネオールが主要な有効成分として捉える事ができるようです(ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone は少し違いますね)。そして、先ほどの事柄から、

● 芳香成分類
○ 主に共通して含まれている芳香成分類(酸化物類を除く)
・モノテルペン炭化水素類、モノテルペンアルコール類など
○ 特徴的に捉える事のできる芳香成分類
・エステル類やケトン類など
● 芳香分子
○ 主に共通して含まれている芳香分子(1,8シネオール(酸化物類)を除く)
・α、β-ピネン(モノテルペン炭化水素類)〜 強壮
・リモネン(モノテルペン炭化水素類)〜 肝臓強壮、腎臓機能促進、蠕動運動促進
○ 特徴的に捉える事のできる芳香分子
・カンフェン(モノテルペン炭化水素類)
・サビネン(モノテルペン炭化水素類)
・パラシメン(モノテルペン炭化水素類)〜 鎮痛
・α-テルピネオール(モノテルペンアルコール類)〜神経強壮、誘眠、抗炎症、収れん
・テルピネン-4-ol(モノテルペンアルコール類)〜副交感神経強壮、鎮痛、鎮静、抗炎症
・ボルネオール(モノテルペンアルコール類)〜 胆汁分泌促進、免疫調整
・l(エル)-リナロール(モノテルペンアルコール類)〜 鎮静、血圧降下、抗不安
・酢酸テルピニル(エステル類)
・酢酸ボルニル(エステル類)〜 不整脈調整
・カンファー(ケトン類)〜 筋肉弛緩、昆虫忌避、延髄の呼吸中枢刺激、血管運動興奮
・ベルベノン(ケトン類)〜 胆汁分泌促進、粘液溶解、抗真菌

というように、改めて並べ替えをして整理してみると、面白い結果が導き出されましたね。このように、精油の中には、様々な芳香分子が、そして、それら一つ一つの芳香分子は多種多様な働きを持っており、それらが、一つの瓶の中に「集合体」として収められています。

それらの特徴を理解し、

・その大元になる原因と
・その事によって引き起こされている不調

に対応した精油の選択をする事になります。下記の図は、先ほどの精油を芳香成分類別に一覧表にしたものです。

20100513主要成分が酸化物類の精油

いつものことですが、上の図のデータは、ケモタイプ精油事典 Ver.6(2007.12.10改訂版)を参考にさせていただきました。

また、表中の数字は、主要有効成分として記載されている平均的含有量(%)、○ 印は、その他の成分として記載してあるものです。精油って、本当にすごいですね。

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