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8.4 / 18.7
○ 気温 : 今日の最低 16.8(04:38)最高 23.6(14:38)〜 東京 / 昨日 : 17.6 / 20.1(秋田)

昨晩は、2010年アロマテラピーセミナーのため、秋田から東京へ寝台特急あけぼのを利用しました。この列車は、秋田から羽越、信越の各本線、上越線などを経由して上野まで連絡しているようです。一度、トイレへ行ったときに GPS で確認したら、上越線を走っていました。

下の写真、左は、上野駅へ到着したあけぼのです。確か、06:57 着だったかと思います。ちょっと早めではありますが、朝食の食べられるお店を探したのですが、結局会場近くの喫茶店まで来てしまいました。

中央は、会場前の通りです。東京は、小雨がシトシト降っていました。ただ、暖かです。街路樹も、まだ真っ青な色を保っていました。

朝食を食べて、会場には、八時半に到着しました。右は、まだセミナーが始まる前の会場内の様子です。ちょっとだけ、イスや机を運ぶ作業を手伝いました。

20101010あけぼの上野到着 20101010会場前の通り 20101010セミナー会場

アロマテラピーセミナーは、予定通り開催され、午前中の部が終了しました。スクールでお世話になった方々と一緒に近くのうどん屋さんで昼食です。釜玉うどんと天ぷら、そして、コロッケでした。そうそう、焼きおにぎりも一個。ちょっとお腹一杯になりました。

中央は、午後のセミナーが開始される前の外の様子です。徐々に天気が回復しているようです。午後の部が始まり、質疑応答が終わりました。右は、午後の部のセミナーが終わったときの外の様子です。お日さまが顔をだしていました。

20101010釜玉うどん天ぷらコロッケ添え 20101010セミナー午後の部開始前の風景 20101010セミナー終了前の風景

第一日目のアロマテラピーセミナーが終了し、同じメンバーで、近くのカフェで、お茶をしました。ひまわりは、お茶でなくパフェです。黒胡麻わらび餅パフェでした。

昨晩は、寝台でうたた寝のような状態だったこともあり、今日は、かなり疲れてしまいました。近くの宿へ直行し、気がつくともう八時を回っていました。そうそう、今日は、龍馬伝がありました。

結局、晩ご飯を食べたのは、午後九時近くでした。下の写真、中央は、宿近くの地下鉄の駅を出てすぐに写した風景です。青空が広がっていました。右は、晩ご飯の野菜炒め定食です。

20101010黒胡麻わらび餅パフェ 20101010快晴の夜 20101010野菜炒め定食

今日の 2010年アロマテラピーセミナーのプログラムは「免疫とアロマテラピー」というタイトルでした。今年の第一声は、

「今日の免疫というテーマですが、こんなに大勢の方々に集まっていただき心から感謝します。これは、精油の進歩を現すそのものであると考えられます。

治療家、科学研究家がますます求めている精油ですが、その効果、そして、その素晴らしさを皆様が、体験していらっしゃるという証拠にもなります。

今日は、精油が免疫に対してどういう効果をもたらすかということを勉強してまいりたいと思います。」

というお話から始まりました。

今回のセミナーの構成は、免疫そのものの詳しい説明というよりは、生まれたときから、最後の息を引き取るまでの外界からのいろいろな病原菌などから体を守り続けるという、とても分かりやすい説明と、免疫と関わりあいのある精油の主に芳香成分類や芳香分子の詳細な説明、そして、それらを踏まえて、免疫系に対する実際の処方を例にあげられ、何故それらの処方が必要なのかを、生化学的な側面から勉強する、そのような内容構成となっていました。

ただ、お話にも出てきましたが、単に、食べ物や飲み物、細菌、ウィルスなど、体を脅かすたくさんのものが進入してきますが、「
感情、心理的、精神的なもの」も私たちの健康を脅かす要因として、掲げていました。

いつも、このブログで登場する「福田安保理論
」を理解されれば、その意味がおわかりいただけるかと思います。そのため、精油の処方例には、それら神経系に対する作用を持つ精油も処方の中にブレンドされていました。

福田安保理論関連の目次

それらの事柄を踏まえて、

○ 生命の基本である自然の防御力を達成するためのアロマテラピーのパワー
・精油の持つグロブリンを刺激したり減らしたり調整する作用
・精神的な悩みや酸化を伴うストレスに対する免疫力の低下
・抗生物質を代表とする医薬品と腸内フローラや皮膚の役割
・過剰なワクチン投与による自然の防衛力の低下と自己免疫疾患との関係
・感染と抗生物質の投与に伴う免疫力低下の悪循環

という個々の内容を明らかにした上で、

「これから一世紀の間に、このまま抗生物質が存在し続けるかどうかということには、かなり私は懸念を感じます。合成医薬に変わるものを、早急に考える必要があります。

精油は、自然の防衛力を高める力を持っており、同時にいろんな細菌と戦う力があります。もう一つは、ウイルス性疾患に対する医薬はそう沢山ありません。ウィルス性疾患に強いのが精油です。

状況の説明が終わりました。今度は、精油、特に芳香性化学をきちんともう一度おさらいしながら整理したいと思います。

信じることが精油の効き目ではありません。分子の力を一つずつ分類して確かめていく事が必要です。生化学分析は精油を確かに使って行く上で、しかも、正しい効果を得る上で、一番確かな精油の見方です。

どんな研究者であれ、精油を研究するためには、まずその分子の勉強が大切です。この分子類からみて、それを含んでいる精油で一番効果のあるものを処方の中に選んで行くわけです。」

とお話され、芳香成分類や芳香分子の働きについての大切さを強調されていました。

2010.08.17 ベルギーでの細菌感染で思う事

そして、次のテーマである精油の中に含まれている芳香成分類や芳香分子、そして、それらを含んでいる精油の説明に入られました。

○ 芳香成分類と芳香分子、それらを含む精油
・フェノール類
・テルペンアルコール類
・酸化物類
・エーテル類

の各項目が説明されました。

興味の持てるお話に、精油を条件によって適用する場合の「精油の量」の違いがありました。それは、体質改善に向けて治療するものと、対処療法で治療する場合の量の違いでした。

体質改善の精油の量は比較的少ない処方となっていましたが、治療のための対処療法は、体質改善の量の三倍くらいと、とても多い量でした。

当然ながら、長期間に及ぶ治療という点が勘案されないといけないからなのでしょうね。さらに、それぞれの条件で、よく利用される精油についても説明がありました。

長期間に及ぶ治療に使われる精油には、リナロールやツヤノール、テルピネン-4-ol などの芳香分子であるモノテルペンアルコール類が上げられていたようです。

酸化物類では、ローレル Laurus nobilis の素晴らし特性が掲げられていました。

「抗ウイルス性と免疫に働く力は、1,8シネオールとアルコール類が同時に存在しているからです。それに、強力な鎮痛作用があります。ローレルには複雑に絡み合って働く鎮痛作用があります。」

ということで、生化学的に見ると、非常に芳香分子の種類が多く複雑で、それぞれに、治療特性が発揮されるようです。そして、この精油こそアロマテラピーの家庭の薬箱に常備する第一番の精油である事もお話されていました。

エーテル類というとピントこないかもしれませんが、フェノールメチルエーテル類が取り上げられていました。この芳香成分類であれば、バジル Ocimum basilicum やタラゴン Artemisia dracunculus などがすぐに頭へ浮かんでくるかと思います。

次は、実際の処方例として、

・低下した免疫に活力を与える
・過剰な免疫を正常化・調整する

のに役に立つブレンドと濃度、適用方法などが説明されました。

○ 処方
・インフルエンザ流行の際の予防
・ウイルス性感染症によくかかる身体の弱い子供の免疫力の強化
・抗がん剤集中治療中の患者の免疫力の強化
・HIV、EBV、CMV 等で著しく衰弱している患者の免疫刺激作用
・線維筋痛症、慢性疲労症候群、多発性硬化症の患者に対する免疫補助
・クローン病 - 出血性直腸結腸炎
・乾癬
・エリテマトーデス(紅斑性狼瘡)
・橋本甲状腺炎
・結節性紅斑

といったいろいろな免疫系と関連する病気や予防に対しての処方の説明がなされました。

そうそう、感染症に対する処方の所では、適用する場合の適用方法についても興味のあるお話がありました。感染に対してリスクが低いか高いかによって、その適用方法にも違いが出てきました。

通常であれば、皮膚塗布だけでよかったようですが、リスクが高くなれば、皮膚塗布と経口の両方の適用が、抗感染作用、そして、免疫力を上げるブレンドの利用の仕方である事が説明されていました。

また、シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans の説明では、以前

2007.10.13 アロマテラピーセミナー2007 その3

でお伝えしましたが、

● 14:45 〜 世界のドキュメント 世界の薬草最前線「緑の宝の贈り物」

でのお話が登場していました。シナモスマ フラグランス Cinnamosma fragrans は、ラヴィンツァラ Cinnamomum camphora (Ex. Ravensara aromatica)で十分に代用できるのだそうですが、とても需要が多くなってきたために、マダガスカルに広大な土地を購入したそうです。

この土地は、伐採によって砂漠になるような土地だったそうです。そこに確か、このラヴィンツァラ Cinnamomum camphora (Ex. Ravensara aromatica)を、15,000本植え込んだそうです。

その事によって、砂漠化になる問題も解決し、植林による農夫さんたちの雇用、そして、農薬なし肥料なしの有機栽培による植物の育成、蒸留所建設による精油の蒸留と、幅広い活動によって、現地の経済にも貢献されているそうです。

さらに将来は、建物の半分を職人たちと子どもたちの学校にし、もう半分は、診療所にして、しかも、その治療を精油のみのアロマテラピーだけで行う予定があるのだそうです。

そうする事で、看護師、医者、学生などが一体となってアロマテラピーを進める事になり、それが、モデルとして、マダガスカルのその他の地方や、その他の国に広めて行く事ができればという事でした。

前回ご紹介した図を、再度、載っけてみました。

20071013緑の宝

また、このような事もお話されていました。

「我々の役目の一つに、精油の効果を知らしめる事です。来年より、ベルギーの大学の薬科で、芳香療法の講義をすることになっています。医療界の人々に少しでもアロマテラピーの知識を、少しでも知っていただくのが我々の役割です。少しずつですが、進歩は確かです。

として、アロマテラピーの医学界での普及に力を注いでいる事が伺えました。

自己免疫疾患の所では、医学的な治療の方法とは別の、精油の持つ多面的な働きに着目したブレンドがなされていました。しかも、これらの疾患では「心理的な療法を平行すること」をお話されていました。

すべての患者さんに当てはまるわけではない、という事をでしたが、感情面でのいくつかの辛い思いがトラウマとなっている場合が多く、患者さんの「神経、心理、精神状態を理解する」という事が大切である事を述べておられました。

自己免疫疾患については、このブログでも「福田安保理論」を通して、投稿した事がありました。この場合も、感情がとても大きな原因要素でした。

2009.11.19 川崎病と細菌感染と福田安保理論の関係
2009.07.21 自己免疫疾患とピロリ菌の関係

下記の図は、免疫系に起こる自己免疫疾患についての一般的な考え方と、福田安保理論での考え方の違いについて表したものでした。

20090720自己免疫疾患

そして、再度、自己免疫疾患を概観したのが下の図でした。

20090720自己免疫疾患と福田安保理論

精油は、これらの様々な症状や、それらの症状を引き起こしている心理面や精神面へと多面的に働いてくれます。

毎回そうなのですが、今回のテーマでも「免疫」に関連した芳香成分類や芳香分子の働きだけでなく、同時に、それらが持ち合わせている他の主な作用や固有作用なども勘案されながら、それらを含む精油の一つ一つのプロフィールに時間が費やされました。

日常使っている芳香成分類や芳香分子の主な作用、固有作用を、別な意味での特性を与えて説明されていたことに、とても興味を持って、一日楽しくセミナーを受講する事ができました。

最後になりますが、今回は、新しい精油の紹介がありました。カタフレイという植物でした。これはマダカスカルに生育し、特に免疫を調整する力に優れているそうです。同時に炎症を抑えて、うっ滞を除去する作用に優れているのだそうです。

長くなりました。明日もアロマテラピーセミナーが開催されます。この辺で切り上げないと、免疫力に影響を及ぼしそうです。

機会を見つけて、再度、このテーマについてもう少し詳しくブログで取り上げたいと思います。さて、ぼちぼちやすむことにしましょうね。

なお、
「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
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