○ 履歴 : 2009「2009.01.11 パンデミックとダチョウの抗体 2 - 3.7 / + 0.2
○ 履歴 : 2010「2010.01.11 ダマスクローズの剪定作業
- 1.8 / + 4.6
○ 気温 : 今日の最低
- 4.1(00:23)最高 -1.0(10:09)/ 昨日 : - 5.3 / -1.8

今日の朝は、昨晩降っていた雪が、一面を真っ白にしていました。空は鉛色の雲で覆われていましたが、雲の切れ間からお日さまが顔を出していました。

午前中から午後にかけて、青空も広がり、お日さまが顔と出した事で、今日の最高気温が
- 1.0度と、完全な真冬日ではありましたが、少しは穏やかな一日でした。

今日は、お昼過ぎに山へ向かいました。下の写真、中央と右は、ラベンダーの畑へと続く急な坂道の風景です。新しい雪が積もってはいましたが、昨日の足跡がまだ残っていました。

日陰は、とても寒々としていますが、坂の上に広がる真っ青な空によって、素晴らしい風景を写し出していました。

20110111お店の前の様子 20110111山の風景1 20110111山の風景2

下の写真は、今日のラベンダー畑の様子です。この時刻(12:35 頃)は、北から北東の空にかけ青空が広がっていましたが、お日さまは、まだ雲に隠れていました。

20110111ラベンダーの畑1 20110111ラベンダーの畑2

ラベンダーの畑を背にして、今来た道を戻っていくと、南の方角からお日さまが顔を出してきました。真っ白に輝く雪にシルエットが写し出されました。

20110111ラベンダーの畑3 20110111山の風景3 20110111山の風景4

豆太郎は、お日さまがまぶしいようです。愛子は、雪の中ちょこんと座っていました。下の写真、右は、山からの帰り道の風景です。再び路面が真っ白になっていました。

20110111豆太郎 20110111愛子 20110111山の帰り道の風景

下の写真は、今日のお昼ご飯です。おろし入り揚げもち、ポテトサラダ、そして、煮豆でした。

20110111揚げもち 20110111ポテトサラダ 20110111煮豆

下の写真は、今日の晩ご飯です。カレーライス、ダイコンとカニ缶・ゆずのマヨネーズ和え、しらす入りチャーハン、そして、ウインナー入り野菜スープです。

20110111カレーライス 20110111しらすチャーハン 20110111ウインナー入り野菜スープ

下の写真、左は、ダイコンがっこです。先日漬けたビール漬け。夜、お店の外を見ると、西の空にお月さまが上っていました。見た目は、上の方が欠けたような形をしていました。

すぐに、月齢早見盤で、お月さまの月齢を見てみました。まず、クルクル回転するシートに書いている一月と、盤の西暦年を合わせます。

今年は 2011年ですから、その西暦年に一月を合わせてみると、今日 11日の矢印の先は、ほぼ 7の数字を示していました。面白い事に、西暦 2011年の右隣りには、2030年と2049年の年もありました。上弦の月のようです。

これって、今日とほぼ同じお月さまを、2030年と2049年の01月11日にも見ることができるという意味だと思います。そんな事を考えると、とても不思議な風景に見えてしまいます。

それでも、iPhone のアプリ(Dianaというアプリ)で月齢を調べてみると、今日 2010.01.11 21:20 は、7.14という数字と、月の形が示されていました。やはり、アナログとデジタルでは、感じ方がかなり違ってしまいますね。

20110111ダイコンがっこ 2011011西の空にお月さま 2011011月齢早見盤とiPhone

かなり前になりますが、「2010.11.23 NHKスペシャル」で「痴呆症を治せ!」という番組が放送されていました。

昨日の新聞(
2011.01.10 秋田魁新報)に、「単なるもの忘れと、認知症は違います。」という大きな見出しのチラシが入って来ました。

これは、

2010.09.21 世界アルツハイマーデー早期発見のめやすに

でも投稿しましたが、この記事で、先ほどのテレビの事を思い出しました。思い出せたので、ひまわりは、まだ大丈夫だと思うのですが。

どんな内容だったのかというと、痴呆症の種類には、いろいろなタイプがあり、一般的に「
痴呆は治らない、防げない」と考えられていた事が、現在では、

「痴呆のタイプ別診断と治療のできる専門的知識を持った専門医」

にかかることで、それぞれのタイプ別に現れている症状に対して、的確な薬を処方し、よりよい治療を受けることができるようになってきている、というものでした。

それは、ここ 10年以上前に比べると「
医療の現場でも大きく変化」している、というのです。ここでのキーワードは、

・認知症のタイプ
・正しく診断
・最適な治療

という事になるようです。番組では、痴呆症の種類をタイプ別に紹介し、二例の痴呆症の患者さんを、取材を通して紹介されていました。

どちらの患者さんも、一般的なアルツハイマー型の痴呆症と診断され、その後、的確な痴呆症のタイプが突き止められた事で、

・ご本人の認知症などが治療あるいは改善
・ご家族の方々の介護の負担が楽になった

という内容が紹介されていました。

下の写真は、テレビの画面から撮した写真です(
2010.11.23 NHKスペシャル)。

左は、痴呆症のタイプ、中央は、脳の萎縮の画像を示しています。右の写真は、「
正常圧水頭症」と診断された患者さんの「脳の状態とその結果引き起こされる症状」との関係を示しています。

20110111痴呆症の種類 20110111脳の萎縮 20110111正常圧水頭症の脳

この例では、脳の画像によって、脳の中心部位の脳室が「少し広くなって」いて、周囲が「黒くにじんでいる」事で、一般的なアルツハイマー型ではなく、「正常圧水頭症」というタイプの痴呆症であることが確認された例でした。

このタイプの痴呆症は、脳脊髄液が、通常より脳室に多く溜まることで発症し、その液体が脳を圧迫して、歩行や思考を司る脳の領域にダメージが与えられる事で起こるようです。

そのため、脳に管を入れ、常に脳脊髄液を排出させる手術によって、元の生活に近い状態まで取り戻すことができました。

下の写真、左は、「
レビー小体型」と診断された患者さんの「脳の状態とその結果引き起こされる症状」との関係を示しています。

この患者さんの場合は、運動障害や幻視(目の前には何もないのに見える)などの症状があり、それらにあった薬の処方によって、かなり改善された例でした。

痴呆症の診察を受ける場合、何よりも大切なのが、ご家族の方々から、患者さんの日常生活を具体的に聞き取ることができるかどうかが、的確な診断につながるという事でした。

番組では、それぞれのタイプの痴呆症の具体的な症状について、次のような内容が放送されていたようです。認知に加えて、

○ レビー小体型
・幻視
・運動障害(体の筋肉が硬くなり動作ゆっくり)
○ 前頭側頭葉変性症
・同じ行動や動作を繰り返す
・自己抑制がきかない
・他人への配慮がなく自分の思った通りの行動
○ 正常圧水頭症
・歩行障害(ひらき気味、小刻み、ゆっくり進む、方向転換不安定、転びやすい)
・その後尿失禁

などの主な症状がキーワードとして掲げられていました。

その後、とても興味のある内容が放送されました。それは、アルツハイマー型の痴呆症が、どのような理由によって引き起こされるのか、という事でした。

そのキーワードが

・アミロイドβ(βアミロイド)
・タウ
・神経細胞の死滅

です。

何でも、発症するまでには、脳の神経細胞に様々な変化が起こることがわかっており、それらの変化を時系列に調べてみると、

1. 神経細胞の周りに「アミロイドβ」が溜まり始める
2. 神経細胞の中で「タウ」が集まり始める
3. これらの変化が神経細胞で起こるとやがて死滅する

という事がわかり、それらの研究から、2. の集まった「タウ」を分解する物質を見つけることで、神経細胞の死滅を防げるのではという考え方をもとに、分解する物質を実際に発見し、「薬」としての最終臨床試験の段階まで来ているとの事でした。

下の写真、中央と右は、神経細胞とアミロイドβ・タウの画像です。

20110111レビー小体型の脳 20110111アミロイドβ 20110111タウ

研究は、もっと進んでいるようで、最初の「アミロイドβ」が痴呆症の発症のスタートラインとなるため、この物質を早い段階で見つける事ができれば「予防」につながるのでは、というものでした。

PET(陽電子放射断層撮影装置)を使う事で、アミロイドβの蓄積している所を調べたそうです。そしたら、健康な人の 10〜20%の方々にも蓄積が認められたというのです。

また、蓄積が認められた部位は、脳が起きているときも寝ているときにも活動している部位と一致したというのです。その事で、「
脳の最も働き続けている部位が疲弊し、アルツハイマー型の痴呆症へとつながる」事がわかったそうです。

しかも、発症の「
20年も前」からアミロイドβが溜まり始めるというのです。

ということは、60歳で発症した場合には、40歳、50歳頃からアミロイドβが溜まり始めている事が理解でき、その事によってこの病気の「予防」が可能となる事が指摘されていました。

下の写真、左は、脳が働き続けている部位とアミロイドβが最初に溜まる部分との比較を表しています。中央は、アミロイドβから、タウ、そして、神経細胞の死滅という時系列的なイメージを表しています。

20110111アミロイドβと脳の活動部位 20110111発病のメカニズム 20110111糖尿病と認知症

番組では、「予防」という観点から、生活習慣病と痴呆症との関係につていも放送されていました。糖尿病の患者さんの場合、脳の画像を調べてみると、数ミリ程度の黒点が至る所に見えるのだそうです。

何でも、細い血管から出血した痕跡なんだそうです。脳の血管が糖尿病によってもろくなり、血管が破けて出血し、その結果、近くにある神経細胞を死滅へと導くそうです。

そのため、このような状態が長く続けば、認知症を急速に悪化させてしまう要因となってしまうことがわかったそうです。上の写真、右は、糖尿病患者さんと認知症の「相対危険度」を表しています。

糖尿病のない方に比べ、ある方が 1.8倍危険度が上がることを意味しているようです。

下記の図は、今まで見てきた事柄をまとめてみたものです。

痴呆は治らない、防げない」と考えられていましたが、「的確な診断により、よりよい治療を受ける事が可能」となり、その事によって、患者さんの症状の緩和や回復の可能性、そして、ご家族の方々の負担の軽減などを計る事ができるようになり、その事が、医療現場にとても大きな変化をもたらしているようです。

20110111痴呆症の的確な診断と治療

以前、このブログでも、痴呆症について投稿したことがあります(下記の関連記事を参照いただければ幸いです)。

精油を用いるアロマテラピーでは、ストレスにより、自律神経系や内分泌系が恒常性を保つために働いた事が、結果的に様々な症状を引き起こすような場合に、きわめて有効に働きかけてくれます。

下の図は、ストレスが長い間続いている状況に、どのような事が体に起こっているのかを表しています。もちろん、今回の場合は、痴呆症との関係を中心に描かれています。

ストレスによって、交感神経の緊張が長い間続くと、アミロイドβ(βアミロイド)の蓄積が続くと言われています。

2008.04.05 ヒスタミンH3受容体とアルツハイマー病
2006.06.14 アルツハイマーと免役

また、ストレスは、自律神経系や内分泌系を介して、血圧や血糖値なども上昇させる結果となってしまいます。

2010.01.31 交感神経における伝達物質と受容体 2

アロマは、原因と考えられる「ストレス」を軽減させてくれる方向へと導いてくれるだけでなく、その原因によって引き起こされていると思われるいろいろな症状に有効に働きかけてくれます。


20110111痴呆症とアロマ

23:00 現在の気温は - 6.7度と、どんどん下がって来ているようです。明日は、一段と冷え込むようです。

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