○ 履歴 : 2009「2009.04.03 ばっけの香りと春野菜の和えもの+ 6.9 / + 11.9
○ 履歴 : 2010「2010.04.03 アロマテラピーのセミナー 電子座標系と体質の事
+ 2.9 / + 8.8
○ 気温 : 今日の最低
+ 2.0(08:44)最高 + 7.2(12:32)21時現在 / 昨日 : + 1.3 / + 9.8 21時現在

昨夜から、外は大荒れでした。雨や雪は降っていなかったようですが、風がとても強く、外の音が気になってなかなか眠りに入る事が出来ませんでした。

今の朝は、どんよりとした曇り空でしたが、よく見ると小雪が舞っていました。ただ、徐々に薄曇りの天気となり、雲のフィルターを通して、お日さまの明るい光が届いている感じの天気が続きました。

下の写真、左は、今日の最低気温 + 2.0度を記録した時間(08:44)に近い 08:30 頃の外の様子です。小さな雪が激しく降っていました。ただ、この雪もすぐにやんで、空は、徐々に明るくなっていきました。

20110403今朝の外の様子 20110403ラベンダーの畑 20110403花梅の花

今日は、早めに山へ向かいました。上の写真、中央は、今日のラベンダー畑の様子です。上の写真、右と、下の写真は、今日の山の様子です。

栗の畑も、雪がなくなりかけていました。昨年落ち葉となった栗の葉っぱが畑を一面に覆っていました。中央は、北側に面して残っている雪です。

本当に少なくなってきました。右は、杉の葉っぱを押しのけ花芽を伸ばしているスイセンです。

20110403山の様子1 20110403山の様子2 20110403山の様子3

下の写真、左と中央は、豆太郎と愛子です。お腹一杯になったのか、とってもおだやかな顔をしていました。右は、今日のお昼ご飯です。今日は、タマゴそばでした。

20110403豆太郎 20110403愛子 20110403タマゴそば

今日は、安保徹氏による「病気の成り立ちを知る - 自律神経とエネルギー生成 -」の講演会のある日でした。午後二時半に開演の予定でしたので、二時ちょっと前にノースアジア大学キャンパスへ向かいました。

2011.03.21 特別講演 病気の成り立ちを知る

下の写真は、キャンパス内の様子です。昨年よりも少し遅めに到着したのですが、通常の駐車場は満車となり、路上の片側に並んで止めていきました。

道路案内の方が、「
わぁどうしよう、もう止めるところがない!」と独り言をいっておられたように、講演会場は、ほぼ満員の状態でした。

下の写真、中央は、講演会場の古田記念講堂です。右は、講演 20分前の会場内の様子です。

20110403キャンパス内 20110403古田記念講堂 20110403講演会会場

昨年も、安保徹氏による特別講演「健康で生きるための条件」を拝聴しに行ってきました。

2010.03.12 病気にならない生き方

昨年の講演では、まず第一に「
無理や辛い目」を強いる事が、交感神経の緊張を促し、その事がきっかで病気の 70 〜 80%を理解でき、「健康で生きる」ためには、病気の本質をまず見極めることが大切な事である事をお話されていました。

その中心となるのが自律神経の働きでした。いろいろな「
生き方」が、その自律神経を通して病気を引き起こす方向へと導き、結果としていろいろな体調のトラブルを引き起こす事になりました。

また、「がんの成り立ち」のお話についてもお話がありました。「
過度な交感神経の緊張」によって、過酷な内部環境から生き延びようとして、「遺伝子を変異」させ、およそ 20億年前の分裂専門の細胞へと先祖返りを起こしている、という内容でした。

2010.03.20 二つの生き物の合体とがんの謎

今日のお話は、昨年講演された「
病気にならない生き方」と同様、「生き方」そのものが、そのときどきに自動的に働く自律神経を通して、また、「自律神経とエネルギー生成」という点で、どのような事が身体の中で起こっているのかを考える事で、さまざまな「病気の成り立ちを知る」事が出来る事を教えてくれました。

今日の第一声は、いつものように、ゆたりとした口調でのお話から始まりました。そうそう、ちょっと風邪声(??)だったのが気になりました。

「あの、四、五年くらい前からなんですが、医師不足がいわれるようになってきました。毎年、八千人くらの新しい人が医師免許をとっているのに、どうしてこんなに医師不足になったかというと、ほとんどの日本人が、どういう生き方をしたときに、病気になっているのかを知らないからだと思います。

そうすると、ほとんど、運・不運で生きるはめになってしまいますので、ぜひ皆さんは、こういう生き方をすると病気にならない、病気になっても治せるんだ、という事を知っておいて下さい。」

最初から、今日の講演会のタイトルである「病気の成り立ちを知る」事の大切さについての「鋭いご指摘」がありました。

そして、その病気の成り立ちと生き方の関係をわかりやすくお話されていました。まず、交感神経が、働き過ぎる生き方の問題として、昨年と同じように、

・夜遅くまで仕事をして寝不足となる事
・悩みを抱えている事
・几帳面過ぎて手を抜けない人
・怒りや許せないと思う心の悩み
・寒さ
・パソコンなどによる目の疲れや肩凝り

などを掲げ、その事は、

○ 過度な交感神経の状態を働かせる結果
・脈拍や血圧、血糖値を押し上げる
・血管の収縮による血流障害が起こり
・低体温となって代謝産物の不溶化が起こる

事で、様々な病気を引き起こす結果となります。もちろん、講演では、交感神経の緊張は、身体を動かすのに最適な条件を作ってくれ、動かす事で疲れた身体を休めるための副交感神経の働きによってバランスが保たれ、メリハリのある生活を送る事ができ、病気になる事はないという事もお話されていました。

問題は、その交感神経の過度な緊張が、いつも続いたときの「脈が速い、血圧が高い、血糖値が高い」というふうに「固定化」してしまう「
生き方」にあるようです。

ですから、そうなる前に、ご自身が「
生き方」を変える事こそが大切である事をお話されていました。

「交感神経の緊張は、ある程度までは、脈が増え、血圧が増えますので、プラスの面ありますが、心臓に負担がきて、狭心症、不整脈がでてきます。それらの薬を処方してもらっても、治りません。

病院の先生は、いつまで治るといってくれません。これは、対処療法です。生き方を変えて、忙しい人が、突然一時間も二時間も減らすのは大変ですが、三十分早く寝て、睡眠不足を解消するのはよい事です。工夫して身を守らないといけません。」

とお話されていました。また、これら交感神経の緊張で起こる病気が七割であるとすれば、残りの三割は「副交感神経」の緊張でも病気が起こる事を述べられていました。

「七割くらいまでが、交感神経緊張で起こりますが、残りの三割は副交感神経で起こっています。日本のように穏やかな生き方でも病気になります。休息、睡眠、私たちの消化管の活動が支配下になります。ものを食べて、穏やかな気持ちになります。消化管活動がリラックスの活動です。

副交感神経に偏った生き方は、おいしいごちそうを食べて、めったに動かない生き方、楽な生き方です。それは、だんだんふくよかになってきますし、動くのが面倒くさく、筋力が落ちてきます。」

とお話されていました。活発な方とのんびりしている方の体温の違いや、血圧・コレステロール値の違いなどについてもお話がありました。

低いとか高いということ自体を問題視せず、ご自身の値を常日ごろ把握し、運動や睡眠などで、バランスよく調整できる「
生き方」をおくる事がとても大切な事もお話されていました。

ここまでは、ストレッサーを受ける事で、生体がストレスによって引き起こされる様々な変化の一般的な考え方のお話でした。これらはよく、

・視床下部 - 交感神経 - 副腎髄質系(SAM系)
・視床下部 - 下垂体 - 副腎皮質系(HPA系)

として、SAM系では、カテコールアミンが、そして、HPA系では、コルチゾールが、末梢器官である消化器系や心臓や血管などの循環器系、そして、代謝などに影響を与える仕組みが明らかになっているようです。

通常は、コルチゾールの働きにより、免疫系に抑制が働き、胸腺が萎縮する事がいわれていますが、福田安保理論では「自律神経と免疫の法則」として、これら生体の一連の変化は、外部からの異物攻撃のための免疫系から、内部に発生した異物の処理へと働く免疫系への合目的性を持った変化として受け止められています。

内部処理に働く免疫系は、がん細胞などを攻撃する免疫系ではありますが、そのシステムが過剰に働くと、自己免疫疾患としてさまざまな病気を生み出してしまうことにもなりました。

次のお話は、自律神経の影響を受ける「白血球」のお話でしたが、上記に示した自己免疫疾患の事や、「ミトコンドリアとエネルギー」という言葉をキーワードにしたお話が続きました。

このキーワードは、今回のサブタイトルである「エネルギーの生成」とつながり、その事が、がん細胞の活動と密接な関係にありました。

自律神経と白血球のお話では、

「骨の硬さも自律神経のレベルで調整されています。重力がかかる活発な人は方硬くなるし、寝たっきりの方は、柔らかくなります。

偏ったときに破綻の世界に入ります。骨の硬さ、白血球だけでなく、赤血球、血小板もそうです。忙しい人、おしとやかな人、同じです。

活発な方は、傷ついて、出血する機会があるので、活発な生命体は、血小板を増やして凝固機能を高めます。酸素の供給量が増えて赤血球が増えます。異常な値は、生き方によって決まります。・・・

顆粒球には、膜上にアドレナリン受容体があり、血中のアドレナリンの量によって決まります。リンパ球は、アセチルコリンを感知して数が増え、比率が決まるように調節されています。忙しい人は、顆粒球が増え、のんびりしている人は、リンパ球が増えます。

我々をいかに効率的に守るかの仕組みです。野生動物では、活動する事ですから、細菌処理する力です。リンパ球は、消化管ですが、食べ物と一緒に入ってくる異種タンパクですから、副交感神経の支配になります。

生き方によって、このシステムが決まります。」

として、ここでも生き方によって変わっていく事をお話されていました。

実際には、顆粒球の働きが活発になると起こりがちな病気や、リンパ球が活発になると起こりがちな病気を、交感神経 - 顆粒球、副交感神経 - リンパ球という自律神経と免疫との関係からその病気の仕組みを解明されていました。

次は、先ほど述べた自己免疫疾患のお話でした。女性が何故多いのかという謎を解く事で、その仕組みを理解する事ができたそうです。

「リンパ球の多さは女性が多いです。免疫の高い女性は長寿ですが、ストレスに過敏になると、いろんなストレスを受けたときに、いっきに交感神経緊張で、いろんな組織破壊が起こっています」

とした説明でしたが、自己応答性の「胸腺外T細胞」などの免疫細胞にまでは、お話が及ばなかったようです。

2009.07.21 自己免疫疾患とピロリ菌の関係
2008.01.28 交感神経緊張と関節リウマチとCKI

ただ、次のお話のように、「病気の成り立ちを知る(特にがん)」ためには、先ほどの「ミトコンドリアとエネルギー」の事にまで踏み込んだ考え方が必要である事も述べておられました。

「原因不明の難病ではなく、発症の前に必ず過酷な生き方があります。どんどん病気の謎が解けてきます。がんの原因にたどり着くには、今まで出てきたのは、自律神経系、体温と白血球ですが、今度は、エネルギーの生成を理解しないと謎にたどり着けませんでした。

皆さん、自分は一つの生き物ではなく、私たちは、20億年前に、それまで無酸素で分裂して生きていた古い先祖に、酸素でエネルギーを作るミトコンドリアの寄生して生まれた真核細胞生命体で、そのなごりが今でもハッキリ残っていて、二つのエネルギーの作り方を持っています。

・・・・

ミトコンドリアは、分裂抑制因子を持ち込んで、分裂を遅くして寄生関係を安定にしました。そのなごりが、今でも残っていて、ミトコンドリアの多い細胞は分裂しません。分裂する細胞は、少なくて、ミトコンドリアが多いのは、心筋、赤筋ですが、だいたい三歳くらいまで分裂は終わって、後は一生使い続けます。分裂しません。

・・・

分裂するのは、皮膚、腸の上皮、骨髄細胞、・・・。心筋は、5000ですが、皮膚とか腸上皮は、200前後とすごく少ないです。がん細胞はもっと少ないです。分裂ができるかできないかは、ミトコンドリアの数で決定しますので、心臓みたいなミトコンドリアが多い場所にはがんができないです。暖かい世界です。37度です。」

次は、スライドを使って、

「私たちの身体は、二種類のエネルギーで作られますが、この2種類のエネルギー系がシフトしているのに気がつきました。子供、大人、お年よりと進むにつれて。」

とお話されたように、それらの内容が詳しく説明されました。詳しくは、

2010.03.21 がん細胞の謎を考える
2010.03.20 二つの生き物の合体とがんの謎

を参照いただければ幸いです。そして、今回のタイトルの確信に迫る内容として、マウスのストレスの研究のお話が続きました。

「ストレスの研究、マウスを金網にはさみ恐怖を与えると激しい緊張です。激しい交感神経緊張で起こる現象は、体温が下がり、血糖が上がります。人間が恐怖にさらされても、忙しくしても起こる現象です。

ストレスが短い間は、低体温、低酸素、高血糖は、解糖系にプラスですから、瞬発力を発揮して危機を乗り越える力となります。恐怖におびえたときは、顔が青ざめますが、攻撃するか逃げるかという、一瞬の瞬発力を発揮する事ができます。

強いストレスが持続すると、低体温、高血糖は、ミトコンドリアのエネルギー生成にはマイナスです。冷えとかやつれがでてきます。未病の世界です。

さらにストレスが長引くと、低体温、高血糖で、これが、糖尿病とかがんを作ります。

そもそも、ミトコンドリアの少ない細胞が分裂していますが、分裂するような素地のある細胞が、さらに長い間、低体温、低酸素、高血糖にさらされたときに、ストレスでできた悪化した内部環境にもっと適応しようとして、遺伝子の変異を繰り返して、適応を起こしてがん細胞ができます。

がん細胞は遺伝子の失敗でなく、遺伝子の成功によって、悪化した内部環境に適応した 20億年前の細胞体の形なんです。」

として、病気の成り立ちを説明されていました。このように、悪化した内部環境、これは、ストレスによる交感神経の緊張から起こったものでしたが、そのような環境に対応するために、20億年前の状態を作り出しているというのです。

そうならないようにするための「
生き方」は、まず最初は、交感神経の緊張、ストレスを抱えない事でした。

それでも「
生き方」を変える事ができずに、がんになってしまった場合には、リンパ球によるがん細胞の攻撃です。この攻撃には、どうしても「生き方を変える事」が求められます。

なぜなら、リンパ球という免疫細胞の働きを高めるためには、交感神経ではなく、副交感神経の力が必要だからです。ここにも、「
生き方」を変えよ、という身体からの悲鳴が聞えています。

もう一つの方法は、ミトコンドリアの働きを戻すことでしたから、身体を温め、深呼吸をする事が大切でした。ミトコンドリアが働き、分裂細胞にはマイナスの要因となるからです。

その他、免疫細胞の働きを高めるためには、消化管を取り巻いたリンパ管にも視点を向ける必要があり、便が腐敗しないような食事をする事が大切でした。

そして何よりも、がんという恐怖からの脱却です。この事について、最後に、

「がんの成り立ちまで理解していないで、がんは、悪い・怖い病気ですと、脅す先生の前に頻繁に行かない事です。低体温、低酸素、高血糖です。抗がん剤は、顔色が悪くなり低体温になります。がん細胞をさらに高めます。先生に抗がん剤をハッキリ断ると角がたちますから、元気になったらお願いしますといって下さい。」

というお話で、今日の講演会を締めくくられました。

なお、今回は、対談も実現しました。この内容は、後日またご紹介したいと思っています。ひまわりが、あまり交感神経緊張状態が続き、低体温、低酸素、高血糖にならないように、今日はこの辺で休む事にします。

なお、
「・・・ 」内 は、当日、講演会場で、パソコンに直接入力した文章を、改めて整理しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

おっと、まだ続きがありました。

下の写真は、今日の晩ご飯です。レタスのサラダと、ご飯にハンバーグと目玉焼きののっかったロコモコ丼でした。

20110403レタスのサラダ 20110403ロコモコ丼1 20110403ロコモコ丼2

今日は、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。きっと、交感神経が過度に働き過ぎているからなんでしょうね。

今日は、連絡を受けて、アロマテラピーやフィトテラピーのセミナーに参加されていた方々のご出席、どうもご苦労さまでした。何名もの方々が出席されていたようです。今日の講演会を聞かれ、ぜひ、「
病気の成り立ち」を知って、ご自身の「生き方」に反映させていただけたらうれしいです。

● 関連記事
福田安保理論関連の目次
2011.03.23 LCAP療法と関節リウマチそして福田安保理論
2010.03.21 がん細胞の謎を考える
2010.03.20 二つの生き物の合体とがんの謎
2010.03.12 病気にならない生き方
2009.07.21 自己免疫疾患とピロリ菌の関係
2008.01.28 交感神経緊張と関節リウマチとCKI
2007.03.22 脳内リセットに喜哀楽と深い眠り
2006.12.30 抗アレルギーとドーパミン
2006.06.09 生体防御ってすごいなぁ
2005.12.31 体調とプロスタグランジン
2005.08.01 新・古の免疫システム