みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

セミナー:アロマテラピー

2023年01月17日  植物療法とアロマテラピーのWebセミナー案 2023
2022年05月25日  アタマとカラダの健康教室 2
2021年05月16日  薫風会Webセミナー 2021
2019年11月29日  Web受講となったアロマセミナー がんによりそうアロマ 2019
2019年10月14日  台風19号が去り二日目のアロマセミナー 芳香 2019

植物療法とアロマテラピーのWebセミナー案 2023

■ 関連1 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 /
■ 関連2 : 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.01.17 一日およそ五千万円の除雪費- 1.4 / 2.8
○ 履歴 : 2010「2010.01.17 がん患者.精神的.ケア.アロマ.セミナー
- 3.7 / 0.5
○ 履歴 : 2011「2011.01.17 秋田市内の幹線道路はまるでレールの様
- 3.2 / 2.8
○ 履歴 : 2012「2012.01.17 お店と家の屋根の雪下ろし 2012
- 2.4 / 1.7
○ 履歴 : 2013「2013.01.17 大雪の秋田市が全国放送
- 4.8 / - 0.4
○ 履歴 : 2014「2014.01.17 山での雪下ろし続きと新年会 2014
- 3.6 / 2.1
○ 履歴 : 2015「2015.01.17 大寒を前に一気に真冬の寒さに逆戻り
- 5.1 / 3.7
○ 履歴 : 2016「2016.01.17 大寒を前に嵐の前の静けさ 2016
- 2.4 / 2.2
○ 履歴 : 2017「2017.01.17 大寒を前に二日連続の青空で雪どけ進む
- 3.3 / 3.1
○ 履歴 : 2018「2018.01.17 大寒を前に高い気温と小雨の続く天候
3.6 / 8.7
○ 履歴 : 2019「2019.01.17 平年.平均気温.氷点下.今日.氷点下.
- 4.3 / 3.5
○ 履歴 : 2020「2020.01.17 楽しい楽しい精油のブレンド
- 0.9 / 6.0
○ 履歴 : 2021「2021.01.17 未明.明け方.雪の片付.午後.歩道は春のよう
- 1.6 / 1.7
○ 履歴 : 2022「2022.01.17 秋田市東大通り除雪大作戦 2022
- 2.4 / 4.9

☆ 昨日: 最低 - 0.9(23:58)最高 3.5(11:46)平均 1.4
・ 昨日: 最大瞬風 13.7m/s(22:58)降水 0.5mm 日照 0.7h 最雪深 0cm
・ 昨日: 天気 昼 みぞれ一時雨後曇時々雪 / 夜 曇時々雪一時晴
→ 平年: 最低 - 2.3 最高 3.0 平均 0.2 降水 3.5 日照 1.3 最深雪 15(1991〜2020)
→ 平年: 最低 - 2.6 最高 2.7 平均 0.0 降水 3.7 日照 1.3 最深雪 14(1981〜2010)

★ 今日: 最低 - 1.3(00:50)最高 2.2(13:38)平均 0.5
・ 今日: 最大瞬風 11.3m/s(02:39)降水 0.0mm 日照 0.2h 最雪深 0cm
・ 今日: 天気 昼 曇後一時雪 / 夜 曇後時々雪
→ 平年: 最低 - 2.3 最高 3.0 平均 0.2 降水 3.5 日照 1.3 最深雪 15(1991〜2020)
→ 平年: 最低 - 2.7 最高 2.7 平均 - 0.1 降水 3.7 日照 1.3 最深雪 14(1981〜2010)

20230117Haturei2140

202301172400Temperature

上のグラフは 2023.01.17(火)秋田の気象観測データです(お天気モニタ)
・「秋田県 秋田の気象情報(外部リンク : お天気モニタ)

昨夜、夜のはじめ頃には、白い雲が空を覆っていましたが、雪が降ることもなく、0度台の気温が続いていましたが、20:00 には「氷点下」の - 0度台 まで下った頃、少しだけでしたが雪が舞っていたようで、歩道の一部が雪で白くなっていました。

21:00 には、プラスの 0度台へ戻っていましたが、その後、夜遅くには、再び
- 0度台 まで下がる中、23:58 には、昨日の最低気温となる - 0.9度 を記録していました。

今日、未明の 02:00 まで
- 0度台 の気温が続いていましたが、03:00 には プラスの 0度台へ上がり、その後、明け方にかけても - 0度台 から 0度台、0度台から - 1度台 とやや不安定な中、00:50 には、今日の最低気温となる - 1.3度 を記録していました。

朝から黒く厚い雲が空を覆っていましたが、その雲の切れ間から水色の空ものぞき、09:00 前には、少しお日さまも姿を現す事がありました。

昨夜から、チラチラ降っていた雪が、明け方から未明にかけて、断続的に降っていたようで、道路の一部を除き、白く染まっていました。

07:00 には、プラスの 0度台を示していた気温は、その後、0度台から 1度台と、ほんの少し上っていました。

昼前になると、その青空も雲の陰に隠れるようになり、気温の方も 1度台が続いていましたが、朝、白く降り積もっていた雪はほとんど消えていました。

昼過ぎになっても、曇り空が続いていましたが、15:00 前には、少し黒く厚い雲が空を覆うようになっていました。

12:00 まで 1度台の気温が続いていましたが、13:00 には、2度台まで上がり、その少し前の 13:38 には、
今日の最高気温となる 2.2度 を記録した後は、再び 1度台へ戻っていました。

それでも、夕方には、それまで厚い雲が覆っていた空には、薄い雲がかかるだけとなり、水色の空も広がり始めていました。

16:00 まで 1度台の気温が続いていましたが、その後は 0度台となっていました。

そして、夜のはじめ頃になっても、同じような空模様が続く中、0度台から
- 0 度台 と、「氷点下」まで下がっていました。

ただ、夜遅くの 22:00 になると、再び 0度台まで戻り、その後は 0度台から
- 0度台 と不安定でした。

長い間更新ができずにいました。

山の後片づけだけではなく、ひまわり自身が、同じ時間をかけても、以前と同じように仕事などをこなしていく事ができないようになってきました。

そのため、今年からは、不定期となりますが、ゆっくり、自分のペースに合わせた形でこの「
ひまわりブログ」を更新して行きたいと思います。

今後とも、よろしくお願い致します。

2023.01.21(土には、下記の通り、2023.01.17(火)のブログ記事を更新しました。

→ 2023.01.17 植物療法とアロマテラピーのWebセミナー案(2023.01.21 更新)

◯ 未更新ブログ記事(2023.01.21(土)現在
01. 2022.10.16 柿の実が色づき始める頃
02. 2022.10.17 街路樹のケヤキが急に色づき始める
03. 2022.10.18 郊外の山々が色づき始める頃こはぜの収穫
04. 2022.10.19 ウェブセミナー芳香族の基本骨格となるベンゼン環について
05. 2022.10.20 晩生の栗正月が盛りの頃天然マイタケの収穫
06. 2022.10.21 霜降を前に比較的暖かな日が続く
07. 2022.10.22 昨日とは.雷を伴う雨が降ったりやんだりを繰り返す天気の秋田市
08. 2022.10.23 霜降の日雨が降り出す前に今季初の柿の収穫
09. 2022.10.24 霜降の頃寒い一日だったものの夕日が暖かくイチョウを輝かせる
10. 2022.10.25 初霜を記録した日由利本荘市の木の美術館を訪ねる
11. 2022.10.26 今季最低の2.3度を記録した日青空の広がる夕方柿の収穫
12. 2022.10.27 青空のもと色づき始めた公園の葉が輝く霜降の頃
13. 2022.10.28 もうすぐ11月今日から積雪深の観測が始まる
14. 2022.10.29 ドウダンツツジがきれいに染まる頃栗のシーズンが終わりを迎える
15. 2022.10.30 タイトル画を秋色へ
16. 2022.10.31 秋晴れの中今季三回目となる柿の収穫

17. 2022.11.01 会津の実家から身不知柿が届く
18. 2022.11.02 霜降の頃早朝まで降っていた雨もあがり日中は小春日和の秋田市
19. 2022.11.03 街路樹のイチョウの葉が散り始める頃
20. 2022.11.04 クロモジの蒸留で得られたハーブウォーターと精油
21. 2022.11.14 イチョウの葉が雪の様に歩道のラベンダーに降り積もり始める頃
22. 2022.11.15 アロマによる脳の活性化と認知予防
23. 2022.11.16 立冬の頃昼前に一時あられ降る
24. 2022.11.17 今季初めて石油ファンヒーター始動
25. 2022.11.18 今季最低の0.4度を記録する中今季初氷張る
26. 2022.11.19 立冬の頃お店周りの整理と会津身不知柿の開封
27. 2022.11.20 立冬の頃一年以上ぶりに秋田から会津へ

→ 2023.01.17 植物療法とアロマテラピーのWebセミナー案(2023.01.21 更新)
28. 2023.01.18 いっときの日差しの中輝いていたローズマリーの花
29. 2023.01.19 大寒を前.昼前.昼過ぎに.真っ青な空の広がった秋田市
30. 2023.01.20 アルツハイマー型痴呆症に有効な新薬の情報を追加
31. 2023.01.21 昨夜から今日未明にかけて台風並みの暴風雪.秋田市

下の写真は、今日一日の天気の移り変わりの様子です(07:31頃、11:30頃、14:22頃、16:38頃)。

20230117外の様子朝 20230117外の様子昼前 20230117外の様子昼過ぎ 20230117外の様子夕方” hspace=

下の写真、左は、定番の朝ご飯です。

下の写真、中央は、NHKテレビで放送されていた 07:55 頃の秋田市内の様子です。

朝から、台所では自家製のラーメンスープが作られていましたが、下の写真、右が、そのスープです。

今日のお昼ご飯は、ラーメンですね。

20230117朝ご飯 20230117NHKテレビ朝秋田市内 20230117自家製ラーメンのスープ

朝から昼前にかけ、外へ出かける用事がありましたが、下の写真は、09:13 頃の太平山の様子です。

秋田駅東口へと向かう途中の大きな窓ガラス越しに写した風景です。

20230117外の様子朝太平山” hspace=

下の写真は、今日のお昼ご飯です。

野菜炒め、それに、ラーメン、そして、デザートは、ミロのババロアチョコシロップ添えでした。

20230117お昼ご飯野菜炒め 20230117お昼ご飯ラーメン 20230117デザートミロのババロアチョコシロップ添え

下の写真も、今日のお昼ご飯で、自家製のスープを使ったラーメンでした。

20230117お昼ご飯” hspace=

昼前には、朝、姿を現していた青空も雲の陰に隠れるようになり、気温の方も 1度台が続いていましたが、白く降り積もっていた雪はほとんど消えていました。

昼過ぎになっても、曇り空が続いていましたが、15:00 前には、少し黒く厚い雲が空を覆うようになっていました。

それでも、夕方には、それまで厚い雲が覆っていた空には、薄い雲がかかるだけとなり、水色の空も広がり始めていました。

ただ、16:00 まで 1度台の気温が続いていましたが、その後は 0度台となっていました。

下の写真は、そんな空模様となっていた 16:38 頃の空と、東大通りの様子です。

20230117外の様子夕方歩道と東大通り1 20230117外の様子夕方歩道と東大通り2 20230117外の様子夕方歩道と東大通り3

下の写真は、今日の晩ご飯です。

今日は、お昼ご飯にも食べた野菜炒め、それに、切り干しダイコン、煮豆、レーズン入りかぼちゃサラダでした。

20230117晩ご飯1

下の写真、左と中央は、今日の晩ご飯です。

野菜のスープ、それに、おかかご飯、そして、ミニタラコスパゲティーでした。

夜のはじめ頃になっても、薄い雲がかかる水色の空が続く中、0度台から
- 0 度台 と、「氷点下」まで下がっていました。

写真が前後しますが、下の写真、右は、「
氷点下」まで下がっていたと思われる 21:14 頃の様子です。

20230117晩ご飯野菜スープ 20230117晩ご飯ミニタラコスパゲティー 20230117外の様子夜のはじめ頃

今日、ハーブティーをご愛用の方がお店に来られ、セミナーの事についてお話しさせていただきました。

ご自身でも、特に、ハーブティーに関係するセミナー情報を、Web 上で探しておられたとのことで、これまで何度か、お店でもお話しさせていただいたのですが、今日は、具体的な内容について、お話しすることができました。

Webスクールの概要(外部リンク:秋田アロマテラピースクール)
秋田アロマテラピースクール問い合わせ(外部リンク)

ただただ、ハーブの特性や作用などを中心に勉強しても、それを実際に活用するためには、何かが足りないと感じていたからだそうです。

もともと、ひまわりは、体質形態学を中心に、まず、

● 胚葉を考えた体質形態学
・どの組織が発達してるか、脆弱か
・気質特性による情動の変化

という「胚葉体質学」の考え方を理解していただき、さらに、胚葉別の体質における

1. 体調傾向
2. 肌傾向
3. 考え方

を学んでいただく事が、とても重要であると考えていました。

そして、「
胚葉体質学」における各体質の把握を、ポイントを踏まえて実践し、実際のカウンセリングに活かせるようなセミナーを常々考えていました。

カウンセリングの基本は「
体質」でしたが、カウンセリングによる体質の把握がとても難しく、そのために、その体質を把握するためのポイントを、各体質ごとに理解する事が大切でした。

体質の見分け方を、ステップを踏んで捉える事で、「
胚葉体質学」による「体質」を把握し、どの組織が他の組織よりもどのくらい発達しているのかを理解する事によって、各々の体質の気質特性や対応方法、そして、体調傾向や肌傾向が判断できるよう学んでいただく事が大切でした。

体質が把握できれば、各々の体質の体調傾向や肌傾向が、発達部位や脆弱部位との関係から導き出す事ができるからです。

それら発達部位や脆弱部位の関連性がわかれば、そのような発達部位や脆弱部位によって引き起こされる可能性のある体調傾向や肌傾向もわかってきます。

特に、「
クレッチマー」の「類型論」や、ひまわりの恩師である末富先生の恩師、「ルノー博士」の「発生学や胚葉学」を取り入れた「エステティック」という大きな学問体系を理解し、何故「体質」を中心とした「体質形態学(胚葉体質学)」の考え方が必要であるのか、その基本概念を捉える事がとても重要でした。

2012.09.16 約一年ぶりの上京とアロマテラピーセミナー 2012
2013.04.16 車検中の軽トラックに替わり車検切れの車を動かす

でも投稿しましたが、ドイツの精神科医クレッチマーの「
類型論」の考え方を基本に、シゴーやシェルドンなどの考え方を見ることによって、より発生学的な見地から体質を見極める事ができました。

○ 外胚葉形
・呼吸型(シゴー)
・頭脳緊張型(シェルドン)
○ 中胚葉形
・筋肉型(シゴー)
・身体緊張型(シェルドン)
○ 内胚葉形
・消化型(シゴー)
・内蔵緊張型(シェルドン)

クレッチマーは、神経系の疾患と体型との間の相関関係を調べ、細身型と分裂気質、闘士型と粘着気質、肥満型と躁鬱気質という類型論を発表しました。

また、シェルドンは、体型と気質の関係を統計学的に研究し,体型と気質の関係に相関関係があることを示しました。

これらクレッチマーの「
類型論」やシェルドンの体型と気質の関係を考慮した「体質形態学」の考え方を、フランスのルイ レイモンド ルノー博士が「エステティック」の概念に取り入れました。

ルノー博士は、「
胚葉学」と「体型と気質との相関関係」を「エステティック」に取り入れることで、「体型」により、どの胚葉が他の胚葉よりも発達しているのかという「体型と胚葉との相関関係」、「体型と気質との相関関係」を明らかにしました。その概念こそが「体質形態学」に他なりません。

・体型と気質の関係
・体型と三胚葉の関係
・三胚葉の発達部位
・三胚葉と気質の関係

体質がわかれば、「気質特性」がわかります。これは、「体型と気質との相関関係」です。

また、体質がわかり「
どの胚葉が発達しているのか」がわかれば、身体のどの部位が他の部位よりも発達しているかがわかります。

すなわち、「
肌傾向」と「体調傾向」が理解できるようになります。

そして、各々の体質を把握することで、心身の健康を維持し、起こりがちな身体のトラブルを理解して健康管理を行うことが可能となります。

ですから、体質がわからないと、前へ進むことができません。こういった考え方を基本にしているのが、植物療法(フィトテラピー)でした。

そして、そのときに利用する素材の選択肢として「
ハーブ」やアロマテラピーで利用する「精油」がありました。

下記の図は、それらの相関関係を簡潔に書き表したものです。

20180417PhytotherapyConcept

そのためには、「
まず第一に体質の把握」がとても重要でした。

これらの考え方は、コロンブスの卵的な考え方のため、まだあまり浸透してはいない学問体系でした。

それでも、下記の記事でも投稿したように、

2011.06.12 植物療法(フィトテラピー)の基本的な考え方

体質を把握するための基本的な考え方である「
胚葉学」という学問を考えた場合、理論的な考え方に立って三つの胚葉を理解することで、四つの組織(神経、上皮、結合、筋)の様々な組合せによって、器官や器官系が形成されている事がわかっています。

これらは、理論的な考え方に立った「
具体的な思考」に基づいた理論的な考え方です。また、下記の記事で投稿したように、

2013.05.13 具体的な思考と抽象的な思考のバランスが必要な植物療法

四つの組織の様々な組合せのみならず、どの組織が、他の組織よりもより発達していたならば、という「
抽象的な思考」によって捉えられた胚葉学によって、クレッチマーの「類型論」を基本とした体質との関連性を考える事ができました。

クレッチマーの「
類型論」もまた「抽象的な思考」として捉える事ができるかもしれませんが、それらの関係をより科学的に関連づける事も必要となってきますから、それぞれの考え方の「バランス」がとても重要になってきます。

このような「
創造力とか発想」の生まれる「抽象的な思考」を取り入れる事で、とても独創的な考え方が成り立っているのが、植物療法(フィトテラピー)における「体質形態学」でした。

このように、植物療法(フィトテラピー)には「
具体的な思考」と「抽象的な思考」の両方を「バランスよく併せ持つ考え方」が求められました。

その事で、植物療法(フィトテラピー)の基本的な概念である体質を理解する事が可能となるだけではなく、

● 体質の把握
○ それぞれの気質特性を導き出すことが可能
・各々の体質への対応方法にも応用
・気質特性から導き出される「情動」の変化
○ 発達部位や脆弱な部位などを考慮にいれた
・「体調傾向」と「肌傾向」

など、植物療法(フィトテラピー)にとっては、必要不可欠な考え方を導き出す事ができる一方で、

・気質特性から導き出される「情動」の変化

と「福田安保理論」の関係を結びつける事で(下記は一つの例として交感神経の緊張の例)、

● 交感神経を緊張させるストレスなどが過度に働き過ぎる事が
○ 情動と密接な関わり合いがあり
○ その情動に対応すべく主に視床下部を中心に恒常性が働き
・視床下部 - 交感神経 - 副腎髄質系
・視床下部 - 自律神経 - 免疫系
・視床下部 - 下垂体 - 副腎皮質系などを機能させ恒常性を保っているが
・そのような状態は心身への様々な不調をもたらし、その状態が長い間続く事で
○ 恒常性が破綻し
・様々な疾病を形成する

2014.02.24 生体の恒常性と二つのエネルギー生成系とがんの関係

このような理論を取り入れる事も「
具体的な思考」と「抽象的な思考」の両方を「バランスよく併せ持つ考え方」として、とても重要でした。

しかも、以上のような考え方によって導き出された情報は、ある意味、何故そのような体調や肌質となっているのかという「
原因」にアプローチする事ができました。

これは理路整然と物事を考える「
具体的な思考」に基づく考え方でした。

また、この事は「
予防」という観点からだけではなく、「改善」という側面にも適応する事が可能となります。

それら様々な情報から、予防や改善、さらには、原因などに対して、多面的に利用できる様々な植物素材(栄養素なども含む)を選択し、どのように適用するのかを考える事で、内面的な健康と、外面的な美しさの調和を維持することが可能となりました。

逆からのアプローチの仕方、すなわち「
より美しく健康で過ごす事ができるためには」という考え方は、「抽象的な思考」に基づく考え方でもありました。

そして、これもまた植物療法(フィトテラピー)の基本的な考え方でした。

そういえば、この「福田安保理論」の考え方は、ケモタイプ アロマテラピーにおいては、電子座標系グラフとの考え方とも結びつけて考える事のできる概念でした。

2012.07.24 抗炎症作用と電子座標系グラフ上の芳香成分類との関係

では、「福田安保理論」における「顆粒球優位型」と「リンパ球優位型」が、電子座標系グラフにおける「プラス側に分類される体質」と「マイナス側に分類される体質」とに対応し、炎症反応の例を掲げて、各々の体質に起こる炎症反応の鎮静に、電子座標系グラフにおける「マイナス側に分類される精油」と「プラス側に分類される精油」との使い分けが可能となる事を投稿させていただきました。

さらに、この電子座標系グラフの考え方は「
ヒポクラテスの体液体質学(ガレノス理論)」に基づくものでした。そして、この電子座標系グラフを基本として、

2008.02.17 2008年アロマセミナーと体質形態学
2012.09.16 約一年ぶりの上京とアロマテラピーセミナー 2012

でもご紹介しましたが、ケモタイプ アロマテラピーの世界でも、「ルイ・コルマン」の「
相貌(そうぼう)心理学」を取り入れて、それぞれの体質の「心理面と挙動」を関連づけた、最も適した精油の処方を考える手がかりとして利用されていました。

そこでは、

・各々の体質に最も適した処方例
・各々の体質に起こりがちな疾患や症状の処方例

を考えることのできる中心的な概念でした。

相貌心理」というのは、

1. 顔の輪郭を膨張型と縮小型に分ける
2. 目、鼻、耳の感覚器官の開きによって外向と内向に分類

する事で、二つの関連性により、四つの領域を表現することができました。これらの領域は、各々の体質と関連づけられていますので、四つの体質と四つの心理面と挙動とが、

「それぞれの体質に相当する典型的な代謝傾向、代表的器官、身体や顔つきおよび社会環境での挙動」

という形で、表現できるようになりました。

植物療法(フィトテラピー)でも、三つの体質と、それぞれの「気質特性」とを関連づけてカウンセリングに応用されている事は、前述した通りです。

特に、三つの体質は、発生学を基本とした胚葉学を元に表現されていますから、各々の体質の発達部位、すなわち「
代謝傾向や代表的器官」を、上記テーマと同じように考察する事が可能でした。

そして、「ルイ・コルマン」の「
相貌(そうぼう)心理学」と同じように、植物療法(フィトテラピー)では、ドイツの精神科医クレッチマーの「類型論」、アメリカの心理学者シェルドンなどの研究に基づいていました。

2005.06.11 植物療法の基本は体質学というけれど
2005.07.11 まず第一に体質の把握

植物療法(フィトテラピー)では、さらに、肌質を把握することで、実際の体調と肌の状態を理解し、体調・肌傾向と実際の体調・肌との関連性についても考察することが可能となりました。

また、実際の肌質を見極め、傾向との相違点などを考慮したカウンセリングは、肌質を通して、内面管理や外面管理の方法が「
うまくいっていたのか」、あるいは、「不具合を起こす結果を引き起こしていたのか」どうかを見極める事も可能でした。

この事は、内面の管理や外面の管理の様子を、体質を見極める事と同時に、外側から肌を概観することでカウンセリングすることができました。

その結果、実際の肌質の状態をカウンセリングすることで、肌傾向とどのように相違しているのかを検証する事ができるだけではなく、内面の管理や外面の管理がうまくいった結果なのか、そうでなかったのかの検証も可能でした。

それらの事柄は、すべて、実際の肌質が、なぜそのような肌質となったのかの「
様々な要因」に対してアプローチすることが出来る事を意味し、それら「様々な要因」に、どのような植物素材を、どのように利用していけばよいのかを考察・判断し、実践する事が可能でした。

それらの観点からも、肌質をどのようにカウンセリングしたらよいのかというアプローチに対しての理解も必要でした。

また、肌質に関連しては、「
好発部位」という観点からとても重要な意味合いを含んでいました。

すなわち、顔に好発する「
吹き出物」や「色素沈着」も、それらの相対的な発生部位(好発部位)や形状などを分析することで、同じように、身体内外の大切な情報を読み取ることができました。

好発部位」としての「吹き出物」や「色素沈着」に関連して、それらの「吹き出物や色素沈着」の改善をどの植物素材を持って、どのようにアプローチしていけばよいのかという考え方も重要でした。

実際に起こっている肌のトラブルの改善には、なぜ、そのような部位に「
吹き出物や色素沈着」ができているのかを明らかにし、実際の肌のトラブルである「吹き出物や色素沈着」にどのようにアプローチしていけばよいのかという、複数の考え方を同時に成立させる事も大切でした。

これらは、「
吹き出物や色素沈着」という肌のトラブルの原因と結果に、どのような考え方で、どのように植物素材を適用すればよいのかを考える上で、とても大切なアプローチでした。

肌質を把握(
性状)することで、内因と外因によって様々に引き起こされた「成因」をカウンセリングによって正しく捉え、かつ、好発部位といって、皮膚のある特定部分に好んで発症する「色素沈着」や「吹き出物」の性状や成因を考えながら、その後のカウンセリングやトリートメントに進んで行きます。

カウンセリングによる分析と、植物素材や栄養素などを用いた解決方法は、植物療法(フィトテラピー)には欠かすことの出来ない考え方でした。

2008.07.22 植物療法 皮膚科学と化学 その7
2008.06.24 植物療法 皮膚科学と化学 その6
2008.05.27 植物療法 皮膚科学と化学 その5

下記の表は、2001.09 月に作成した「
体質学を中心としたカルテ」です。

今から、20年以上前に作ったものですが、この年の 09月11日には、首都圏に台風 15号が上陸し、そして、同時多発テロのあった年でした。

ここには、縦横のマトリクス表が展開されているのですが、

○ 縦(列)には、大分類、小分類、明細、そして、肌質などの項目が表示されています
○ 横(行)には、縦(行)の項目に該当する内容が表示されています
・大分類 〜 体質別の肌質、外面からの要因、内面からの要因
・小分類 〜 体質別の肌傾向、外面要因の小分類、内面要因の小分類
・明細 〜 それぞれに該当する内容の明細
・肌質 〜 それぞれの肌質の項目

このカウンセリングシートは、そのシートの左上に描かれている図のように、

・現在の肌と体質から判断される肌傾向との関係
・現在の肌と外部要因(外面要因)との関係
・現在の肌と内部要因(内面要因)との関係

を、マトリクス表に展開することで、概観できるようになっています。例えば、

○ 現在の肌 〜 乾水性(一つの例)
・乾水性と体質から判断される肌傾向との関係
・乾水性の肌が化粧品や環境、季節などの外部要因とどのように関連しているのか
・乾水性の肌が精神的な作用や身体の疾患などの内部要因とどのように関連しているのか

を、総合的に概観し、さらに、好発部位から導き出すことのできる様々な内面の要因を加味することで、現在の乾水性の肌となっている要因を考え、それをどのように改善してあげる事ができるのかを判断することのできる表となっています。

当然のことながら、様々な要因に対しては、ハーブや精油の様々な植物素材で対応することになりますし、栄養管理や生活環境にまで及ぶ事になります。

下記の表には、いたるところが空欄となっていますが、このようなオリジナルの表を、何の連絡もなく勝手に利用される方々が多いため、そのようにさせていただいた事、ご理解いただければ幸いです。

20161208SkinTypeAnalysis

ケモタイプ・アロマテラピーで利用する精油には、「
三つの作用」を利用することのできる優れた特徴がありました。

そして、この「
三つの作用を同時に適用」する事を可能とするのは、植物素材の中で唯一「精油」だけでした。

その三つの作用とは、

1. 体質に合った精油の作用(電子座標系グラフ)
2. 嗅覚作用(好きな香り)
3. 薬理作用(生化学的な作用)

でした。

これら精油の持つ特徴を利用する事で、「
体質や条件に応じた精油」の選択をスムーズに行い、それら目的にあった複数の精油の「香り」の中から、好みの香りの精油を選択し、その選択された精油の「生化学的な利用法」を考慮に入れながら、適用していくことが可能となります。

特に、精油の選択に、電子座標系グラフを考慮に入れる事で、神経系、特に自律神経系や内分泌系、そして、免疫系との関連性を時系列的に把握することで、その時々の条件によって、動的に変化する生体の仕組みを関連づけて、精油の果たす役割を「
薬理作用」の面から、そして、「嗅覚作用」の面から、さらには、「体質に合った最適な精油の選択」が可能となる考え方を取り入れています。

電子座標系グラフでは、心身の状態(体質)と、その心身の状態を「
調整」する役割を果たすと見られる「精油」との関係を概観することが可能でした。

大きな枠組みで捉えた場合(四つの体質ではなく、
二つの体質(顆粒球優位タイプ/リンパ球優位タイプ))、横軸を対照軸とすれば、上と下に、それら二つの体質を、そして、同様にそれぞれの領域に属する精油を配置して、症状を調整するよう精油を利用する事が可能となる考え方でした。

2012.07.24 抗炎症作用と電子座標系グラフ上の芳香成分類との関係

前述した「
体質」が、電子座標系グラフ上のどの領域に分類され、その「体質」の「気質特性」が、同じく電子座標系グラフ上のどの領域へ作用しやすい傾向にあるのかを考えながら、各々の「体質」と「気質特性」との関連性を理解し、かつ、電子座標系グラフに配置された精油のうち、どの精油がその傾向を調整するために役に立つのかを「視覚的に概観できる」ように「精油のマトリクスナビゲーションシステム」を使いながら考えたいと思います。

アロマテラピーのセミナーでは、独自に作成した「
精油のマトリクスデータシート」を利用したWebセミナーを予定しています。

植物療法(フィトテラピー)では、利用する植物素材の選択肢として「
ハーブ」やアロマテラピーで利用する「精油」などがありました。

このマトリクスデータシート上に、精油の持っている様々な要素を組み込み、上記に示した「
三つの作用」を利用する事で、「目的達成のための戦略」として、どのように精油を利用していったらよいのかを学んでいただきたいと思います。

その考え方が、オリジナルの「
精油のマトリクスナビゲーションシステム」でした。

下の資料は、「
精油のマトリクスデータシート」ですが、このマトリクスデータシートには、様々な要素が組み込まれていました。

このシートは、電子座標系グラフを意識し、中央に、芳香成分類と、その芳香成分類に属する芳香分子を配置し、まず第一に、電子座標系グラフの領域に分類されるそれら芳香成分類だけを概観できるようにすることで、

○ 電子座標系グラフのそれぞれの領域に分類される芳香成分類の、特に
・鎮静・リラックス作用(マイナスに耐電)を示すかどうか
・刺激・活性作用(プラスに帯電)を示すかどうか

を理解し、また、

○ 芳香成分類の
・主な作用

を捉える事で、精油の持っている心身に対しての多面的な働きを、どのような条件において利用出来るのかを判断し、必要とあれば、芳香分子にまで目を向ける事で、さらなる詳細な諸条件に対応できるように考察することが可能でした。

2017.12.04 電子座標系グラフに対応した精油のマトリクスシート
2017.11.25 精油のマトリクスナビゲーションシステム
2017.07.17 梅雨の曇り空の中野菜畑の草取り 2017(精油資料の再構築)
2017.01.09 電子座標系グラフで表現される芳香成分類と体質との相関関係を考慮した精油資料の再改良

今回は、呼吸器系の疾患を考えた場合、非常に汎用性のある精油を、マトリクスデータシートに配置してみました。

○ 注意
・各精油の芳香成分類の数値は、公開されている成分分析表に記載されている実数値です
・各芳香成分類に属する芳香分子の数値は、ケモタイプ精油事典 Ver.8 の平均的含有量の最高値です
・○印は、その他の成分として記載されている芳香分子で、固有作用を有すか、又は、重要と思われる分子のみを記載しています

20181116EoDataMX

2018.10.07 東京で開催されたアロマテラピーセミナーでは、身体の不調を、ケモタイプ精油を利用する場合に「
目的達成のための戦略」という概念を使った説明がなされていました。

2018.10.07 アロマテラピーセミナー 2018(アレルギー及び自己免疫疾患)

この「
目的達成のための戦略」という概念は、先ほども出て来ましたが、精油の持っている心身に対しての多面的な働きを、心身の不調の直接的な要因や、その要因によって引き起こされている様々な症状に対して、「どのような戦略を立ててて」それらの要因や症状を解決してあげればよいのか(目的達成)を考える事でした。

「呼吸器系の疾患」を例にあげていましたが、

● 抗生物質(生に抗う物質)
・ 病原菌 ◎
・ 生体 ×(副作用)
● 精油
・病原菌 ○
→ 抗菌、抗ウィルス、抗真菌の各作用
・生体 ○
→ 免疫系の調整や刺激(免疫調整、免疫刺激、神経強壮、神経バランス回復などの各作用)
→ 生体に起こる様々な症状の改善(去痰、抗カタル、抗炎症、鎮静、鎮痛、鎮痙れん、うっ滞除去・・・などの各作用)

という考え方で、「目的達成のための戦略」を立てる事ができるかと思います。

今回登場した五つの精油を見ていくと、まず、ブラックスプルース Picea mariana を除き、他の四つの精油の共通する芳香成分類や芳香分子には、

○ 四つの精油
・ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole
・ユーカリ ラディアタ Eucalyptus radiata
・ラヴィンツァラ Cinnamomum camphora (Ex. Ravensara aromatica
・ローレル Laurus nobilis
○ 酸化物類(主な作用 〜 去痰、抗カタル、抗ウィルス、免疫調整、抗菌、抗寄生虫の各作用)
・1,8シネオール(固有作用 〜 免疫調整、抗炎症の各作用)

がありました。この芳香成分類や芳香分子には「目的達成のための戦略」に合致する内容の主な作用や固有作用を持っていました。

次の着眼点は、それら四種類の精油には、

○ モノテルペンアルコール類
・主な作用 〜 抗菌、抗ウィルス、抗真菌、免疫調整、神経強壮、抗寄生虫の各作用
○ モノテルペン炭化水素類
・主な作用 〜 うっ滞除去、抗炎症、コーチゾン様、抗ウィルス、抗菌の各作用

の芳香成分類が含まれていました。これらの主な作用もまた「目的達成のための戦略」に必要な作用でした。

当然のことながら、上記に示した酸化物類、そして、モノテルペンアルコール類やモノテルペン炭化水素類の含有量には、それぞれの精油によって違いはありますが、「
目的達成のための戦略」に、どのような戦略を優先させるのかによって、どの精油を選択するかを決める場合に、とても有効な指標として考える事ができました。

また、固有作用を有する芳香分子にも着目することで、さらに詳細な戦略を立てる事も可能となります。

そして、四つの精油を「
目的達成のための戦略」として、さらに、その戦略を推し進めていく上においての選択条件となる芳香成分類が、二つの精油にそれぞれ存在していました。

それは、

○ ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole
・ケトン類(主な作用 〜 粘液溶解、脂肪溶解、胆汁分泌促進、去痰、瘢痕形成(創傷治癒)の各作用)
○ ローレル Laurus nobilis
・エステル類(主な作用 〜 鎮痙れん、神経バランス回復、鎮静、鎮痛、抗炎症、血圧降下の各作用)

でした。これらの精油を考えた場合、「目的達成のための戦略」に、どの精油がさらに有効に利用できるのかを考えるための要件となっていきます。

また、ブラックスプルース Picea mariana には、モノテルペン炭化水素類とエステル類という、樹木系に焦点を当てた場合、非常にユニークな芳香成分類の組合せが存在していました。

2009.02.27 主な樹木系の精油と芳香成分類

また、ブラックスプルース Picea mariana と同じような芳香成分類の組合せとして、カナディアンヘムロック Tsuga canadensis というケモタイプ精油もありました。

2016.11.04 北海道から届いた一足早い精油のクリスマスプレゼント 2016

今までの「
目的達成のための戦略」は、一つの例として「呼吸器系の疾患」に対しての考え方を示したものでしたが、これらの考え方は、

○ ケモタイプ精油を中心として
・電子座標系グラフ上における領域(芳香成分類 又は 精油そのもの)
・中に含まれている芳香成分類や芳香分子を考え、

目的達成のための戦略」として、どの精油を使えば、その目的達成が可能となるのか、という精油の選択にも、非常に幅広く利用することが可能でした。

下の資料は、今回登場した五つの精油について、精油のマトリクスデータシートから、電子座標系グラフ上に、それぞれの精油に含まれる共通の芳香成分類、並びに、特徴のある他の芳香成分類を配置することで、「
目的達成のための戦略」に、どの精油が最適なのかを選択するための手助けとなるように、再配置したものです。

2018.12.06 精油のマトリクスデータシートの3D化

20181206EoData3D

もう少し、グラフを自由自在に扱える事ができるのであれば、さらにわかりやすいグラフを示す事ができたのですが、それでも、かなり視覚的に捉える事ができました。

本当は、A領域・B領域・C領域・D領域にグループ分けされるそれぞれの芳香成分類に視点を当てて、それらの芳香成分類の色でグラフを作成したかったのですが、配列が乱れてしまいました。

そのため、それぞれの精油に視点が当てられ、精油別の色づけがされた形となり、本来の目的には、適さないかもしれませんが、それらの事を考慮して、上記のグラフを参照いただければ幸いです。

従来のマトリクスデータシートでは、行列(縦横)のマトリクス(セル)に、それぞれの芳香成分類(あるいは精油)の平均的含有量が数値(%率)で表現されていました。

上のグラフのさらに上のマトリクスデータシートがそれに当たりましたが、マトリクス(セル)に現された平均的含有量をグラフ化して、3D で表現できるよう現したのが、上記のグラフでした。

こうすることで、イメージで、

○ A領域とB領域に分類される芳香成分類
・これらの領域に分類される芳香成分類は鎮静、リラックスの作用(マイナスに帯電)が期待できる
・上のグラフでは、マイナスに帯電している領域に分類
→ A領域に分類されるテルペン系アルデヒド類、ケトン類
→ B領域に分類されるエステル類
○ C領域とD領域に分類される芳香成分類
・これらの領域に分類される芳香成分類は刺激、活性の作用(プラスに帯電)が期待できる
・上のグラフでは、プラスに帯電している領域に分類
→ C領域に分類されるモノテルペンアルコール類など
→ D領域に分類されるフェノールメチルエーテル類、酸化物類、モノテルペン炭化水素類、セスキテルペン炭化水素類 + など

という関連性を、視覚的に捉える事ができました。

このように視覚的に捉えられた 3D で表現される情報と、先ほど示した(上のグラフのさらに上のマトリクスデータシート)マトリクスデータシートの読み取り方を採用すれば、「
目的達成のための戦略」を容易に読み取る事が可能になるかと思います。

これらアロマテラピーにおける精油のマトリクスデータシートを利用し、「
目的達成のための戦略」として、どの「精油」を選択すれば最良な結果を得ることができるのかを、先ほどの植物性素材としての「ハーブ」とともに、同次元でアプローチできるようなWebセミナーを行う予定です。

このように、「
精油のマトリクスナビゲーションシステム」を利用すると、様々な用途に拡大することが可能となりそうです。

下の資料は、「
32種類の精油に含まれる芳香成分類と電子座標系グラフに対応したマトリクスデータシート」で、各々の精油の禁忌事項や注意事項をまとめたものです。

20171204電子座標系グラフに対応したマトリクス表禁忌注意事項

このように、マトリクスデータシートには、各々の精油の禁忌事項や注意事項も同じレベルで表現でき、何故、これらの事項があるのかを、芳香成分類や芳香分子にまでさかのぼって考えることができました。

下の資料は、同じく、芳香成分類や芳香分子を電子座標系グラフに対応したマトリクスデータシートで表現した「
簡易版」と「詳細版」の資料です。

芳香成分類や芳香分子の主な作用や固有作用を省けば、少ないデータ量で凝縮でき、かつ概観することが可能となります。

詳細が知りたければ、「
詳細版」へ戻って、主な作用や固有作用を考えながら、再び概観できる「簡易版」へと目を向ける事が可能となります。

概観出来る事は、多くの事象を全体的に捉えて様々な条件に対応できる精油を、容易に探し出す事につながっていきます。

20171204電子座標系グラフに対応したマトリクス表1 20171204電子座標系グラフに対応したマトリクス表2

下の資料も、アロマテラピーセミナー用の資料ですが、二種類の「
精油のマトリクスデータシート」が写っています。

20171204電子座標系グラフに対応したマトリクス表5 20171204電子座標系グラフに対応した精油のマトリクスシート2

一つの資料では、A領域に属する精油 3種類に含まれる芳香成分類と電子座標系グラフに対応したマトリクスシートから、それらの精油の作用を知る事を目的とするものでした。

そのために、全体像を把握するという一番大切な考え方を、「
A領域」に属する精油に「限定して」マトリクスシートを作成したのが、上の資料、左です。

全体像を把握するという概観性には、多少かけるかもしれませんが、実は、このように絞り込むことによって、同じ「
A領域」に分類される精油、とどのつまりが、テルペン系アルデヒド類やケトン類を非常に多く含有している、或いは、この領域に分類される精油に、そのスポットライトが当てられている事になります。

その事によって、ある目的に対してのテルペン系アルデヒド類やケトン類の使い方や条件を理解しつつ、同じ「
A領域」に属する数種類の精油から、体調や肌の条件によって、どのようにそれらの精油を使い分ける事が可能となるのかを、他の芳香成分類や芳香分子を概観することで導き出しやすくしてくれます。

このような思考や選択過程は、まずは、全体像を捉え、そして、その全体像から的を絞って、体調や肌をどのようにすれば改善できるのかという目的に対して、とても有効な解決方法を導き出してくれると思います。

そして、特に視覚性をよくするために、電子座標系グラフ上に精油の含む芳香成分類や芳香分子を配置して、それぞれの平均的含有量や、主な作用、そして、固有作用を表現したのが、二つ目の資料で、上の資料、右です。

これらは「
精油のマトリクスデータシート」と呼ばれ、シートでは、四つの領域が表現され、それぞれの領域に属している芳香成分類や芳香分子の平均的含有量、そして、主な作用や固有作用を記載しています。

これらの考え方は、アロマテラピーにおける精油の化学を包括的に理解し、かつ、戦略的に利用可能な「
精油のマトリクスナビゲーションシステム」の一つでした。

大変長くなりましたが、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

これらの考え方を中心に、植物療法(フィトテラピー)とアロマテラピーの「
Webセミナー(案) 」を 2023.04月頃から始めて行きたいと思います。

Webスクールの概要(外部リンク:秋田アロマテラピースクール)

今回のセミナーでは、全て、一レッスン単位で受講可能とし、一レッスン単位は 2時間、そして、その価格は 11,000円(税別 10,000円)を予定していました。

事前のお問い合わせは、メールなどでお問い合わせいただければ幸いです。

秋田アロマテラピースクール問い合わせ(外部リンク)

なお、「今回の内容や資料 」 は、「秋田アロマテラピースクールのオリジナル」です。

したがって、個人の勉強や当セミナー受講のための参考にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

明日 2023.01.18(水)の秋田の最低気温は
- 2度、最高気温は 5度、そして、天気は「曇り一時雪」が予想されていました(YAHOO!JAPAN 秋田の天気 2023.01.17 20:00 発表)。

アタマとカラダの健康教室 2

■ 関連1 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 /
■ 関連2 : 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.05.25 予防可能な疾患と逆転の発想13.7 / 21.1 会津
○ 履歴 : 2010「2010.05.25 植.療.神経.身体.歪.改善5
15.7/24.3 会 18.2/29.0 東
○ 履歴 : 2011「2011.05.25 今年初めての草刈り作業 2011
11.0 / 17.5
○ 履歴 : 2012「2012.05.25 .新潟経由.秋田.会津へ
13.7/20.6 秋 12.8/20.3 会
○ 履歴 : 2013「2013.05.25 ツツジ.秋田.藤.会津へ
10.1/23.2 秋 9.5/25.9 会
○ 履歴 : 2014「2014.05.25 梅雨のよう.野菜畑.周囲.ネット張り
16.0 / 18.5
○ 履歴 : 2015「2015.05.25 ようやく野菜畑.完成.苗の植え込み終了
12.1 / 27.6
○ 履歴 : 2016「2016.05.25 雨上がりの藤の花とラベンダー
16.7 / 22.6
○ 履歴 : 2017「2017.05.25 小満の頃恵み.雨.植物たちがグーンと育つ
16.0 / 22.6
○ 履歴 : 2018「2018.05.25 雨が降り.ラベンダー畑.草取.途中で中断
11.2 / 20.3
○ 履歴 : 2019「2019.05.25 10年.前.施工.ラベンダーガーデン.補植.
11.6 / 26.6
○ 履歴 : 2020「2020.05.25 雨があがり植物.緑が映える小満の頃
13.2 / 18.8
○ 履歴 : 2021「2021.05.25 ラベンダーの苗をお店前に移動
12.3 / 18.9

☆ 昨日: 最低 14.2(24:00)最高 21.2(12:14)平均 17.3
・ 昨日: 最大瞬風 10.2m/s(12:11)降水 0.0mm 日照 9.9h
・ 昨日: 天気 昼 晴時々曇 / 夜 晴
→ 平年: 最低 12.4 最高 21.0 平均 16.5 降水 3.5mm 日照 6.4h 1991〜2020
→ 平年: 最低 11.6 最高 19.9 平均 15.6 降水 3.6mm 日照 6.0h 1981〜2010

★ 今日: 最低 13.8(01:55)最高 28.3(11:22)平均 20.8
・ 今日: 最大瞬風 9.4m/s(13:24)降水 0.0mm 日照
13.8h
・ 今日: 天気 昼 晴 / 夜 晴
→ 平年: 最低 12.5 最高 21.2 平均 16.7 降水 3.5mm 日照 6.5h(1991〜2020)
→ 平年: 最低 11.7 最高 20.1 平均 15.8 降水 3.5mm 日照 6.2h(1981〜2010)

202205252400Temperature

上のグラフは 2022.05.25(水)秋田の気象観測データです(お天気モニタ)
・「秋田県 秋田の気象情報(外部リンク : お天気モニタ)

昨日、夜のはじめ頃には 17度台となったものの、その後も 17度台から 16度台と推移し、夜遅くには 15度台から 14度台と、少しずつ下がる中、24:00 には、昨日の最低気温となる 14.2度を記録していました。

今日未明には 14度台と 13度台の間で変動し、明け方には 14度台から 15度台と、少しずつ上昇する中、01:55 には、今日の最低気温となる 13.8度を記録していました。

朝から青空が広がり、夕方、多少雲がかかるようになっていましたが、一日を通して素晴らしい青空の広がる天気となりました(
日照時間 13.8h)。

そのためか、朝の 07:00 には 17度台だった気温は、その後 20度台から 23度台とグングン上がり、昼前には、25度台から 27度台と、凄まじい暑さとなる中、11:22 には、今日の最高気温となる「
28.3度」を記録し、2022.05.06 に記録した 28.5度に次ぐ暑さとなっていました。

2022.05.06 今季初の夏日を記録した中ラベンダー畑苗の仮植え作業

昼過ぎの 13:00 には 26度台を示していた気温でしたが、その後は 24度台から 23度台と下がり始めていました。

それでも、夕方には 24度台から 25度台の間で変動した後は、夜のはじめ頃の 19:00 には 23.0度を示していました。

その後も 21度台から 20度台と、高い気温で推移し、夜遅くには 20度台から 19度台、19度台から 18度台と、少しずつ下がっていました。

五月に入りましたが、ハーブ苗や鉢植えの土入れ替え作業、ラベンダー畑の管理など、忙しさに変わりはなく、壊れた山の作業小屋を少しずつ片付ける作業が入るので、これからも、しばらくの間、「簡易版」で投稿し、場合によっては、投稿できない日が続くかと思いますが、よろしくお願い致します。

2022.03.17 雪の重みで崩れた作業小屋の後片づけ 2022

下の写真は、今日一日の天気の移り変わりの様子です(07:59頃、10:42頃、13:49頃、18:00頃)。

20220525外の様子朝 20220525外の様子昼前 20220525外の様子昼過ぎ 20220525外の様子夕方

下の写真、左は、定番の朝ご飯です。

20220525朝ご飯 20220525アロマセミナー会場 20220525近くのツツジ

今日は、アロマのセミナーの日でした。

数日前からカゼをひいていました。

カゼの症状は、まだ少し残っていましたが、ノドの痛みや発熱はありませんでした。

しかも、昨日、「
新型コロナウイルス抗原検査キット(COVID-19 AG)」で「検出なし」となり、予定通りセミナーを進めさせていただける事になりました。

2022.05.24 セミナーを明日に控えCOVID-19 AG による検査 2022

上の写真、中央と右、そして、下の写真は、今日の会場となる「
下北手地域コミュニティセンター」入口(10:40頃)、近くに咲き誇っていたツツジの様子(10:42頃)、それに、会場内の体育館の様子です。

20220525アロマセミナー会場の体育館

今日のセミナーのタイトルは「
アロマと認知症」でしたが、コロナ禍での感染症対策についてもお話しさせていただきました。

2020.11.04 アタマとカラダの健康教室

そして、それら二つの話題に共通して登場するのが「
ローズマリー」でした。

2022.02.08 ローズマリーに含まれるカルノシン酸の細胞障害抑制とコロナ感染・重症化の抑制作用
2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係

ホワイトボード前のテーブルの上には、その鉢植えを置き、アロマディフューザーを置かせていただきました。

前回、上記の通り、2020.11.04 にもセミナーをさせていただきましたが、「
コグニサイズ」といわれる「認知課題(頭の体操)」に「運動」を加えた「アタマとカラダの健康教室」を主体とするものでした。

今回も、そこに「
アロマ」を加える形で、セミナーを行わせていただきました。

下の写真、左は、「
コグニサイズ」を実施されている受講者の方々の様子です(10:48頃)。

下の写真、中央と右は、セミナーが終わった後に写した会場の様子です(12:14頃、12:23頃)。

今回は、講師自身がカゼをひいた状態を引きずってのセミナーで、感染症のお話しをさせていただくことに、少し心が傷みました。

20220525コグニサイズ 20220525アロマセミナー終了1 20220525アロマセミナー終了2

下の写真は、今日のお昼ご飯です。

今日は、カレータイスでした。

20220525お昼ご飯

下の写真、左と中央も、今日のお昼ご飯です。

アスパラとタケノコ、それに、デザートのどら焼きでした。

20220525お昼ご飯アスパラとタケノコ 20220525デザートどら焼き 20220525外の様子昼過ぎ歩道と東大通り

上の写真、右は、15:26 頃の歩道と東大通りの様子ですが、青空が広がっていました。

下の写真は、夕方 18:00 頃の歩道と東大通りの様子です。

多少、雲がかかっていましたが、青空も広がっていました。

20220525外の様子夕方歩道と東大通り1 20220525外の様子夕方歩道と東大通り2 20220525外の様子夕方歩道と東大通り3

下の写真、左は、上の写真から 25分ほど経過した 18:25 頃の西の空の様子ですが、雲があるものの、夕焼け空を望むことができました。

写真が前後しますが、下の写真、右は、雲もほとんどなくなり、きれいな青空が広がっていた夜のはじめ頃 19:38 頃の様子です。

20220525外の様子夕方歩道と東大通り夕焼け空 20220525晩ご飯みそ汁 20220525外の様子夜のはじめ頃

写真が前後しましたが、上の写真、中央と、下の写真は、今日の晩ご飯です。

みそ汁、きのこのナムル、ほうれん草の白和え、フキの煮つけ、ジャガイモの冷スープ、それに、オムレツ風ベーコンなどの玉子焼きサラダ添えでした。

20220525晩ご飯

明日 2022.05.26(木)の秋田の最低気温は 16度、最高気温は 28度、そして、天気は「晴れのち曇り」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気 2022.05.25 20:00 発表)。

薫風会Webセミナー 2021

■ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.05.16 おにぎり持参でラベンダーの畑の草取り作業5.2 / 17.7
○ 履歴 : 2010「2010.05.16 ハーブ風味のラムネ
8.0 / 16.6
○ 履歴 : 2011「2011.05.16 ドアを開放しても気持ちのよい一日
10.1 / 25.4
○ 履歴 : 2012「2012.05.16 芳香成分類の特徴を示す色と濃淡による平均的含有量表示
12.0 / 14.9
○ 履歴 : 2013「2013.05.16 新緑の景色が目にしみる頃タケノコの芽が 2013
10.5 / 14.1
○ 履歴 : 2014「2014.05.16 お店前の早咲きラベンダーが花芽を..田植え始まる 2014
10.7 / 16.9
○ 履歴 : 2015「2015.05.16 霧雨の中タケノコの収穫 2015
11.6 / 16.5
○ 履歴 : 2016「2016.05.16 連日夏日を記録する中藤の花が色づく 2016
13.6 / 27.4
○ 履歴 : 2017「2017.05.16 第一回目のパーソナルアロマテラピー講座開催 2017
12.1 / 16.1
○ 履歴 : 2018「2018.05.16 夏日を記録する中野菜苗の植え込み終了 2018
12.5 / 25.9
○ 履歴 : 2019「2019.05.16 歩道の早咲きラベンダーの花芽が上がる頃 2019
12.7 / 25.2
○ 履歴 : 2020「2020.05.16 上北手地区の田植えが進む頃野菜畑の屋根用ネットの支柱立て 2020
14.3 / 24.1

☆ 昨日 : 最低 10.7(03:44)最高 29.0(13:10)平均 20.2 最大瞬間風速 15.3m/s(17:45)
・ 昨日 : 降水 0.0mm 日照 12.4h 天気昼/夜 晴時々曇一時雨/曇時々晴
→ 平年 : 最低 10.3 最高 18.5 平均 14.3 降水 4.1mm 日照 5.6h


★ 今日 : 最低 17.7(17:07)最高 25.5(12:52)平均 20.0 最大瞬間風速 12.7m/s(02:56)
・ 今日 : 降水 32.5mm 日照 1.0h 天気昼/夜 曇後時々雨/大雨
→ 平年 : 最低 10.4 最高 18.6 平均 14.5 降水 4.0mm 日照 5.6h

202105162400Temperature

上の画像は、2021.05.16(日)秋田の気象観測データ(お天気モニタ)です。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜、夜のはじめ頃には、22度台から 21度台、21度台から 20度台と下がり続け、夜遅くには 19度台で推移する高い気温となっていました。

夕方には、薄い雲がかかっていましたが、夜のはじめ頃には、西北の空に細い三日月さまを望む事ができました。

今日未明になっても、同じ 19度台という高い気温が続いていましたが、明け方には 18度台で推移していました。

朝から、下の写真、左(06:18頃)のように、曇り空の天気でしたが、その雲の切れ間から、時々お日さまが姿を現していました。

そして、一時は青空ものぞいていたのですが、しばらくすると、再び空全体が雲に覆われるようになって来ました。

気温の方も、07時には 19度台となり、その後は 21度台を示していました。

昼前には、薄雲ながらも、下の写真、中央の左(10:37頃)のように、空全体に雲のかかる空模様となり、お日さまも、ほとんど姿を現す事はありませんでした。

それでも、気温の方は 21度台から 23度台、23度台から 24度台と推移していました。

昼過ぎには、下の写真、中央の右(14:27頃)のように、いつ雨が降り出して来てもおかしくないような空模様となり、実際、ほんの少しでしたがパラパラ小雨が舞うこともありました。

そのためか、13時まで 24度台の気温が続く中、12:52 には、今日の最高気温となる 25.5度を記録していましたが、その後 14時には 20度台まで下がっていました。

そして、夕方には、下の写真、右(16:16頃)のように、小雨が降り出し始め、その後はシトシト静かに降り続く天気となりました。久しぶりにまとまった雨が期待出来そうでした。

気温の方は、18度台から 17度台の間で変動していましたが、その間の 17:07 には、今日の最低気温となる 17.7度を記録していました。

夜のはじめ頃から、夜遅くにかけても、22時の 19.0度を除き、18度台という高い気温で推移していましたが、その間、雨が降り続き、特に 23時には 12.5mm の降水量を記録していました。

(24時 18.9度、湿度 97%、風速 4.3m/s)

20210516外の様子朝 20210516外の様子昼前 20210516外の様子昼過ぎ 20210516外の様子夕方

今日は、下の写真、左(06:40頃)のように、空全体が雲で覆われる中、インターバル速歩を楽しみに、近くの公園へ向かいました(867)。

下の写真、中央は、速歩へ向かった公園内と南西の空の様子ですが、こちらの方角にも雲が空を覆っていました(06:40頃)。

下の写真、右は、速歩途中で望んだ公園内に咲くツツジの花と北の空の様子です(06:48頃)。

白いツツジが満開で、赤系統のツツジも咲き始めていました。

20210516速歩へ向かう途中の西の空 20210516速歩へ向かった公園内と南西の空 20210516速歩途中の公園内の様子1

下の写真は、速歩途中の公園高台から、東西南北を望んだときの様子です(06:53頃)。

空全体が雲に覆われていましたが、特に、東の空(下の写真、中央の右)には、少し黒い雲が浮かんでいました。

20210516速歩途中の公園高台から望んだ西の空 20210516速歩途中の公園高台から望んだ南の空 20210516速歩途中の公園高台から望んだ東の空 20210516速歩途中の公園高台から望んだ北の空

下の写真は、速歩途中で望んだ公園近くの藤の花の様子です(06:59頃)。

公園のすぐ近くにあるお宅のわずかなスペースから、下の写真のような枝と花が道路方向へせりだし、見事でした。

20210516速歩途中で望んだ藤の花

下の写真、左も、速歩途中の公園内と北東の空の様子です(07:07頃)。

白いツツジの花は満開となっていましたが、赤系統の花は、これからが満開でした。遠くには、建物の陰に入っていますが、太平山の一部を望む事が出来ました。

今日の日曜日は、公園近くの「東通観音前西町内会」が管理するラベンダーの手入れや草取りがおこなれる日でした。

開始から少し遅れましたが、速歩を終えた後に向かったのが、下の写真、中央(07:12頃)と右の様子です(07:34頃)。

この町内会の皆さんは、多数のグループで構成されており、それぞれのグループでラベンダーを管理されていました。

今日も多くの方々が来られ、周りの草取りなどを行いながら、新しく伸び始めて来たラベンダーの花芽を楽しみにされていました。

そういえば、この頃には、下の写真、中央や右のように、雲の切れ間から青空が広がっていました。

20210516速歩途中の公園内の様子2 20210516東通観音前西町内会ラベンダーの手入れ1 20210516東通観音前西町内会ラベンダーの手入れ2

下の写真、左は、速歩からの帰り道で望んだ東の空です(07:44頃)。

この頃には、さらに青空が広がり、雲が薄くかかるようになっていました。

中央は、定番の朝ご飯です。

20210516速歩からの帰り道で望んだ東の空 20210516朝ご飯 20210516外の様子朝お店前の鉢植え

上の写真、右と、下の写真は、お店前の鉢植えラベンダー、そして、裏に、こぼれ種で増えたレディースマントルの花も、ほんの少しでしたが、咲き始めていました(09:48頃、09:58頃)。

20210516レディースマントル

下の写真は、今日のお昼ご飯です。

今日は、柔らか鶏肉添えのざるソバでした。

20210516お昼ご飯

下の写真も、今日のお昼ご飯です。

こちらは、そのざるそば、それに、フキやタケノコ・鶏肉などの煮もの、そして、西洋お焼きでした。

20210516お昼ご飯そば 20210516お昼ご飯タケノコ鶏肉の煮つけ 20210516デザート西洋お焼き

今日は、「
薫風会(くんぷうかい)」という秋田で「アロマテラピーの正しい知識の普及と研さん」を目的とする会が主催する「Webセミナー」のポスターとチラシをいただきに、副会長のお店を訪ねました。

小雨が降っていましたが、あったかな雰囲気のお店でした。

20210516薫風会事務局

下の写真は、今回開催が予定されている「
Webセミナー」のポスターの内容です。

重松 浩子」さんが、講師となられ、「気持ちやからだが休まる香り」と題して、秋田の森の素晴らしさを香りでひも解くセミナーでした。

また、

○ 第一部では、
・森林伐採の現場リポート
○ 第三部では、
・体験セミナーで、「今日からお風呂が杉風呂に!!」という内容の発泡入浴剤を作ります(事前にお届けした教材で作ります)

○ 日時は、
・2021.06.05(土)10:00 〜 11:30
○ その他
・秋田県内在住の方限定
・参加費無料(定員 35名(先着順))

詳しくは、下記の内容をご確認いただければ幸いです。

20210516薫風会Webセミナーのご案内

下の写真、左と中央は、ポスターとチラシを受け取り、お店へ戻るときに写した風景です。

左は、建設途中の新文化施設(秋田県民会館跡地)の様子(18:19頃)、そして、中央は、手形陸橋の様子です(18:21頃)。

20210516建設中の市民会館 20210516手形陸橋 20210516晩ご飯納豆ご飯とみそ汁

上の写真、右と、下の写真は、今日の晩ご飯です。

今日は、納豆ご飯にみそ汁、ホウレン草と生玉子、キュウリと大葉のちくわ巻き、ホッケの焼き魚ダイコンおろし添え、それに、ナスとパプリカの素揚げでした。

20210516晩ご飯

下の写真、左と中央は、デザートのイチゴのババロア、それに、赤ワインでした。

夜のはじめ頃になっても、下の写真、右のように、雨が降り続いていました(20:52頃)。

20210516デザートイチゴのババロア 20210516赤ワイン 20210516外の様子夜のはじめ頃雨

明日 2021.05.17(月)の秋田の最低気温は 15度、最高気温は 20度、そして、天気は「曇り時々雨」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2021.05.16 22:00 発表)。

Web受講となったアロマセミナー がんによりそうアロマ 2019

● 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他
○ 履歴 : 2009「2009.11.29 ラベンダー苗の植え込み作業1.4 / 8.0
○ 履歴 : 2010「2010.11.29 タイトル画をクリスマスの風景へ 2010
0.5 / 5.6
○ 履歴 : 2011「2011.11.29 ムエットによる精油当てトランプゲーム
7.2 / 13.9
○ 履歴 : 2012「2012.11.29 Ver.4.1 of Daylite、...Server and Daylite Mail Assistant
0.5 / 11.0
○ 履歴 : 2013「2013.11.29 雪の降る真冬並の寒さの日に年賀欠礼のハガキ印刷
0.3 / 3.1
○ 履歴 : 2014「2014.11.29 幼稚園のおゆうぎ会 2014
8.4 / 12.6
○ 履歴 : 2015「2015.11.29 灯油が値下がりし今日から反射板の石油ストーブ 2015
3.9 / 7.5
○ 履歴 : 2016「2016.11.29 秋田杉の香りにまつわる想い
1.2 / 6.3
○ 履歴 : 2017「2017.11.29 SIMフリー化キャリア解約マイネオドコモプラン
3.2 / 14.7
○ 履歴 : 2018「2018.11.29 夕方から冷たい雨が降り今日は速歩を断念 2018
3.4 / 8.7
→ 昨日 : 最低 - 1.0(18:18)最高 5.7(00:14)平均 1.5 降水 0.0mm 日照 0.7h 曇時々雪
・ 平年 : 最低 2.2 最高 9.0 平均 5.4 降水 5.6mm 日照 2.1h

▶ 今日 : 最低
- 0.5(07:04)最高 3.1(10:41)平均 0.9 降水 4.5mm 日照 2.5h 雪一時曇、あられ伴う
▷ 平年 : 最低 2.1 最高 8.8 平均 5.3 降水 5.7mm 日照 2.0h

201911292400Temperature

上の画像は、2019.11.29(金)秋田の気象観測データ(お天気モニタ)です。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜は、夜遅くになると、冷え込んで来たのか、24時には、0度台から再び 氷点下 - 0度台 まで下がっていました。

後から振り返ると、最高気温は未明に記録したものの、日中は厳しい寒さが続き、昨日の平均気温は「1.5度」と、今季一番の寒い日となっていました。

今日未明の 01時には、プラスの 0度台へと上がっていましたが、03時には、0度台から再び
氷点下 - 0度台 まで下がっていました。

明け方になっても、未明同様、0度台から
- 0度台 と、同じパターンで気温が推移していました。

そして、朝の 08時まで、同じ
- 0度台 の気温が続く中、07:04 には、今日の最低気温となる - 0.5度 を記録していました。

下の写真、左は、雪雲が空を覆っていた 06:24 頃の様子ですが、その後、時々雪は降るものの、雲の切れ間から青空がのぞき始め、時間の経過とともに、お日さまも時々姿を現していました。

それまで
- 0度台 の気温が続いていましたが、09時にはようやくプラスの 1.0度まで上がっていました。

昼前になっても、同じような空模様が続いていましたが、相変わらず雪雲が多く、お日さまが姿を現す事もあれば、雪が降り出す事もありました。

そのため、10時には 2度台を示していた気温も、その後、それ以上上がる事はなく、同じ 2度台の気温が続く(毎正時)中、10:41 には、今日の最高気温となる 3.1度を記録していました。

下の写真、中央の左は、雪雲が空を覆う中、雲の切れ間からお日さまが姿を現していた昼前 11:45 頃の様子です。

昼過ぎになると、空全体が雪雲で覆われ、雪が降り出し始め、14時前には、一時辺りが真っ白になるくらいの雪が降っていました。

観測上、積雪深は 0cm のままでしたが、結構降り続いていました。それでも、その雪はしだいに弱くなり、小雪が断続的に降る程度となっていました。

13時まで 2度台の気温が続いていましたが、雪が激しく降っていた頃の 14時には 0度台へ、そして、しだいに落ち着いて来た頃の 15時には 1度台を示していました。

下の写真、中央の右は、まだ激しく雪が降り出す前の昼過ぎ 13:21 頃の様子です。それまで断続的に降っていた雪の影響で、道路は濡れていました。

夕方になっても、それほど強く雪は降りませんでしたが、断続的に降っていました。気温の方は、15時に 1度台へ下がってからは、同じ 1度台の気温がずっと続いていました。

夜のはじめ頃の 20時まで 1度台の気温が続いていましたが、その後 0度台まで下がる中、一時、雪が少し強く降り出す事がありました。

下の写真は、そんな雪模様だった夜のはじめ頃 19:55 頃の様子ですが、それほど積もる事はありませんでした。

そして、0度台の気温は、夜遅くまで続き、後から振り返ると、昨日記録していた平均気温「1.5度」を下まわる「0.9度」となり、今日も昨日に引き続き寒い一日でした(24時 0.7度 79%)。

20191129外の様子朝 20191129外の様子昼前 20191129外の様子昼過ぎ 20191129外の様子夜のはじめ頃

今日の朝は、昨日よりも冷え込み、06時から 08時の毎正時の気温が
氷点下 という厳しい冷え込みが続いていました。

そして、昨日降っていた雪が、低い気温の中、屋根や野原の一部に残ったままとなっていました。さすがに、道路には雪はありませんでしたが・・・・

雪雲が空を覆っていましたが、雲の切れ間から少しずつ青空も姿を現し、速歩の時間帯には、かなり青空が広がっていました。そんな中、今日もインターバル速歩を楽しみに、近くの公園へ向かいました(518)。

下の写真、左は、速歩へ向かう途中の西の空の様子です(06:46頃)。雲はあるものの、青空も広がり始め、朝日が西側にある高い建物を輝かせていました。

中央と右は、公園へ到着したときに望んだ風景(06:49頃)、そして、速歩途中の公園内と北の空の様子です(06:53頃)。

20191129速歩へ向かう途中の東の空 20191129速歩へ向かった公園内の様子 20191129速歩途中の公園と北の空

下の写真は、速歩途中の公園内と東の空の様子です(07:01頃)。ちょうど朝日が建物の陰から姿を現すところでした。

公園内の地面が白く染まっているのは、霜ではなく、昨日降り積もった雪でした。

20191129速歩途中の公園と朝日

下の写真は、速歩途中の公園高台から東西南北を望んだときの様子です(07:06頃)。

空には雲がありましたが、青空も広がっているのがわかります。

20191129速歩途中の公園高台から望んだ西の空 20191129速歩途中の公園高台から望んだ南の空 20191129速歩途中の公園高台から望んだ東の空 20191129速歩途中の公園高台から望んだ北の空

下の写真、左は、速歩途中の公園内から望んだ完成間近の体育館の様子です(07:01頃)。

これまで足場に隠されていた体育館がむき出しとなり、その全貌を望む事ができました。

中央は、速歩からの帰り道で望んだ東の空の様子です(07:19頃)。随分雲がとれ、きれいな青空が広がっていました。が・・・・

下の写真、右は、その少し後の 07:58 頃、NHKテレビで放送されていた秋田市内(すぐ近く)の様子です。

あれほど青空の広がっていた空が、雪雲で覆われ、雪が降り出していました。

ただ、その天気もそれほど長続きする事なく、再び雲の切れ間が広がり、お日さま時々姿を現していました。それでも、雪は断続的に降り続いていました。

20191129速歩途中の公園から望んだ完成間近の体育館 20191129速歩からの帰り道で望んだ東の空 20191129NHKテレビ外の様子朝雪降り

下の写真、左は、今日の朝ご飯です。

中央は、さきほど降っていた雪が、がっこ桶にあった大根の葉っぱを白く染めていたときの様子です(08:52頃)。

08時まで
氷点下 が続いていましたが、09時にはプラスの 1.0度まで上がり、雲の切れ間から時々お日さまが姿を現していた頃でした。

20191129朝ご飯 20191129雪のかかった大根の葉っぱ 20191129お昼ご飯簡単キムチ

上の写真、右と、下の写真は、今日のお昼ご飯です。

今日は、生ショウガとニンジンのシリシリを和えたもの、簡単キムチ、そして、チーズかまぼこと天ぷらを添えたあったかうどんでした。

20191129お昼ご飯

昼前は、雲の切れ間から時々青空が広がり、お日さまも姿を現す事があったかと思えば、雪雲が空を覆い雪が降り出すという空模様が続いていました。

昼過ぎになっても同じような空模様が続いていましたが、一時、雪の降り方が激しくなり、辺りが真っ白になる時間帯もありました。

下の写真は、正にそのような天気となっていた昼過ぎ 13:57 頃の様子です。それまでは、雪が降ってもそれほどでもなく、積もる事はありませんでしたが、結構積もり始めていました。

20191129外の様子昼過ぎ積雪1

下の写真も、同じ頃の 13:57 頃の様子です。

道路は、車が行きかっている事もあり、白くなる事はありませんでしたが、道路中央辺りが、一時は白くなっていました。

20191129外の様子昼過ぎ積雪2

下の写真も、その頃の東大通りと歩道の様子です(13:58頃)。

歩道には、そこを歩いていかれた方々の足跡や、自転車のタイヤの跡が、白い雪の上に残されていました。

激しく降っていた雪は、少しずつ穏やかになり始め、雲の切れ間から水色の空ものぞいていました。

そして、何よりも、お日さまが雪雲のフィルターを透して、輝いている中での降雪でした。これだけ白くなっても、積雪深の観測データは 0cm でした。

20191129外の様子昼過ぎ積雪3 20191129外の様子昼過ぎ積雪4

下の写真は、今日の晩ご飯です。

カニカマ、長芋納豆、セロリとイカのドレッシング和え、ブリとネギの煮ものでした。

20191129晩ご飯

下の写真も、今日の晩ご飯です。

こちらは、糸コンニャクや厚揚げ豆富などの入った肉ネギ豆腐鍋、そして、自家製のカボチャ、それに、デザートの自家製のプリンでした。

20191129晩ご飯糸コンニャクや厚揚げ豆富などが入った肉ネギ豆富鍋 20191129晩ご飯カボチャ 20191129デザート手作りプリン

毎年、年一回、二日間に渡って東京で開催されるアロマテラピーゼミナーがありますが、今年は、台風 19号が、関東地方にも上陸し、第一日目となる 2019.10.13 のセミナー「
がんによりそうアロマテラピー」を受講する事ができませんでした(下記の通り移動日となる)。

2019.10.13 アロマセミナー受講出来ず六時間以上かけて秋田から東京へ 2019

それでも、主催者側から、事前にその救済策が連絡されていました。そして、その救済策が具体的に決まり、メールでその内容が届いていました。

その内容は、「
特例として、期間限定にてインターネット上で、当日のセミナー内容を視聴できる」動画配信措置でした。

手続き的には、こちら側からの申し込みと、主催者側の確認、そして、動画のありかとパスワードの連絡、という手順で行われました。

手続きが終わり、動画配信の期間が「
2019.11.16 〜 2019.11.30」で、その動画のありかとパスワードも届いていました。が・・・・

いろいろ忙しくしていたため、いつの間にか、その動画配信期間の前日(今日 2019.11.29)となってしまいました。

そのため、今日は、朝から、こちらの動画配信を利用し、受講できなかった第一日目のセミナーを集中して視聴する予定を立てていました。

実際のセミナーは、昼食と小休憩を挟み、10:00 〜 16:30 まで行われていますので、当然、その予定を今日、同じように実行するわけです。

ところが、夜ならまだしも、日中、しかも、同じ時間帯に、パソコンの前で視聴するのですが、いろいろな雑用やら電話、お客様などが来られ、結局、全てのセミナー内容をいつものように会場でパソコンに入力するように、視聴しながらタイプし終えたのは、23時頃となってしまいました。

下の写真は、Webブラウザにて、動画配信を視聴しながら、パソコンにタイプし終えた頃の様子です(23:15頃)。

20191129Webよるアロマセミナー1

タイプし終えた後に、その文字数を見てみると、下の写真のように、「37,595文字」ありました。

20191129Webよるアロマセミナー2

今年のセミナー初日の内容は、前述の通り「
がんによりそうアロマテラピー」というタイトルで行われました。


まず最初に、この台風の最中、会場に来られた方々に、

大変、このような中を出席いただき、皆様ありがとうございます。

この精油ほど優れたものは、自然の中にありません。

今日のテーマは、大変重要な、現在に多いに感心を寄せられるテーマで、患者さんやそれに取り巻く方々にとっても話題が持たれるものです。

今日のこういった話題の目的は、現存する合成医薬に相対するものではなくて、自然とともに、この医学にそっていくというのが今日の目的です。


というお話しから入られました。

そして、今回のテーマでとても印象的だったのは、講演者の方が、このセミナーの冒頭で述べられた言葉と、一番最期の質問の時間にお話しされた事が、強く心の中に響きました。

それは、今回のテーマである「がん」が、新しい文明病として、世界的に増加の傾向をたどり、しかも、若い世代にまでその増加傾向を示している事で、医学や薬学の世界での挑戦につながっているという事を鑑み、そこへ、精油を利用するアロマテラピーがどのような位置づけで、適用できるのか、ということで、冒頭、下記のようなお話しから始まりました。

抗がん剤の必要性をここで避難する事なく、精油が、患者の質を改善し、毎日の生活に寄り添うことが考えられます。

まず、生活の質を改善する事。すべてのレベル、面で、快適さをもたらす事。現在の医学は、ますます人間の道からはずれている傾向にあります。

そして、身体、精神、心、この三つの面での快適さを目指します。


ということで、精油を利用するアロマテラピーの位置づけを説明され、

病院、医学の世界に新しい味方をもたらす画期的なプログラムを皆様と分かち合っていきたいと思います。精油は、確かに、助け、そして、補助的な治療となるでしょう。さらに、精油は、化学的療法と放射線療法を、より楽に受け入れる真のケアとなります。

と付け加えられ、現代医療体系における化学的な治療法と放射線療法を、補助するかたちで精油が適用できる「
画期的なプログラム」として、アロマテラピーを運用できることへの可能性を述べられていました。

そして、最後の質問では、ある種のがんに対して、「
少しでも有効な処方がありましたら、お教え願いたいです」という内容の問いかけに対して、

今日の話は、別に肺がんであるとか、前立腺がんであるとか、脳腫瘍であるとか、「がんそのもの」の話しでなくて、「がんを病んだ事によるいろいろな障害に対する処方」というものを与えたものです。

ですから、どの部位のがんであれ、いろいろな症状に使える、症状があれば、どの部位にも使えるということです。ただし、投与方法は、少しずつ違います。


と、受講者の方の質問に受け応えられていました。

1998年から、毎年、このアロマテラピーセミナーを受講していますが、最近、ある種の傾向に気がつきました。

2007.11.13 アロマセミナーの受講年代順リスト

それは、ちまたにあふれている「
何々という体調や症状」に対して、ケモタイプアロマテラピーでの処方は、何と何という精油をブレンドし、基材何々に対して、濃度を何%にし、このように使用します、という体調や症状別の処方の羅列ではなく、

○ 各々の体調や症状が
・どのような理由でそうなっているのか(あるいは原因は何であれ)
・どのように対処してあげれば快適(改善できるのか)になるのか

という事を考え、

○ 薬理作用として効果を現す
・芳香成分類の主な作用や
・その芳香成分類に属する固有作用

に着目し、例えば、うっ滞があるので、そのうっ滞を除去する作用を、その目的として利用する事で、今回の体調や症状を改善する事ができ、それらの作用を有する精油には、何と何があり、場合によっては、そこに、何々作用を併用すれば、改善の目的に相乗効果が期待できる・・・・

そのような筋道で、精油の選択を行い適用されている、という点でした。

特に、その事が顕著に表れていたのは、昨年(2018.10.07)行われたセミナーでの内容でした。

2018.10.07 アロマテラピーセミナー 2018(アレルギー及び自己免疫疾患)

そのセミナーでは、様々な自己免疫疾患のアロマテラピー実践のための処方と、その処方にいたる具体的な「
目的達成のための戦略」という考え方で、一つの例として、「クローン病に対しての精油のブレンドの処方の仕方」が紹介されていました。

三つのメカニズムを一つづつ当てはめて自己免疫疾患を見てみたいと思います。まず、抗感染作用が必要です。しかも、広範囲にわたる効果が必要です。抗炎症作用も必要です。三つめが、ドレナージュの作用も必要です。

これからみていくどの処方にも、この三つの作用が組み込まれています。クローン病ですが、消化器系、腸の疾患です。

消化器系の慢性炎症疾患です。・・・・ここでは、抗感染作用を求めます。

・・・・ドレナージュの作用は消化器の粘膜、そして、消化管全体に効く必要があります。腸粘膜の下行性の作用が必要です。

さらには、痙れんを鎮め、痛みを鎮める作用を求めます。常に、そして、炎症を抑える作用が必要です。

・・・・こういった疾患には、特に心理感情面での働きを必要とします。ときには、心理療法士などの助けを求める事も必要となります。社会生活、家族の中での問題ゆえ、自己免疫疾患にかかることがあります


と、クローン病の症状と、その症状をどのようにして「
目的達成のための戦略」として、精油の薬理作用を利用し、改善していくのか、という概念がお話しされており、この考え方が、精油をブレンドする処方に活かされていました。

以上のような考え方で、毎年セミナーが行われている事に、改めて「なるほどなるほど」と納得するしまつでした。

これらの考え方を踏まえ、今回の「
がんによりそうアロマテラピー」のお話しをされていました。

最初に説明が加えられたのは「
薬理作用と芳香生化学」でした。精油を生化学の活性分子として捉え、今回のテーマに最大限に必要とされる薬理作用を発揮する芳香成分類のお話しでした。

○ がんによりそうアロマテラピー
・広範囲にわたる抗感染作用
・抗炎症作用
・鎮痙れん作用
・消化促進作用
・鎮静誘眠作用
・鎮痛作用

これらの内容に進む前に、「このような助けは素晴らしい感受性と人間性を患者にもたらします。特に患者は、この病状の激しさに動揺して、病気の深刻さの前に茫然自失してしまいます。このようなときに、精油の助けが必要になります。精油は、生化学の活性分子として、詳細に考えなければなりません。

というお話しがありました。

そして、それらの内容のお話しの中で、いくつかの興味をもつ話題が散りばめられていました。

その中で印象的だった一つ目の話題は、上記に掲げられている様々な作用と抗がん剤のもたらす「
副作用」の問題でした。

すべての抗がん剤、その他のいろいろな医薬には必ず副作用というものがあります。この副作用がない薬がないと同時に、この副作用を緩和する作用の薬もありません。

副作用によって引き起こされる患者さんの心身へ重くのしかかる負担を軽減し、改善させる事が、精油には可能でした。「
精油が、患者の質を改善し、毎日の生活に寄り添うことが考えられます」といわれた内容とリンクしてしまいました。

また、がんの患者さんに重くのしかかる「
痛み」の問題と、モルヒネ、そして、精油の果たす役割という点で、

複雑な戦いは痛みです。

芳香生化学の基地の作用は皆さんよく知っておられます。抗侵害受容作用、麻酔作用、鎮痛作用、無痛痛覚作用、鎮痙作用、筋肉弛緩作用、さらに、もっとも強力なものに、モルヒネ様作用です。


として、それらに対応する事の出来る非常に多くの精油をリストアップされておられたと同時に、

分子によって、色々なメカニズムによって痛みに働いていくのが精油です。いろいろな分子を組み合わせて、期待にこたえる事ができます。期待に添う答えに添えれば、モルヒネの量を減らすことができます。効果的で、欠かすことのできないモルヒネですが、強い副作用があるのは見逃す事ができません。

として、モルヒネ様作用として働く精油の有用性を述べられていました。

その後、使用方法に関する様々な内容についての説明もありました。

その中で、精油を使うアロマテラピーと、現代医療体系における化学的な治療法や放射線療法に携わる医師や医療従事者との間の考え方の違いが、日本だけではなく、アロマテラピーが広く認知されているヨーロッパ諸国においても、現在でも存在しているという点について、興味を持ちました。

2005.07.14 アロマに対しての行政の考え方

放射線治療に関して、精油を様々な場面に適用する場合の例として、

乳がんの放射線治療の副作用の予防として、よく○○の精油が文献に現れます。

これは、アンナル・ジロー・ロベール博士の研究です。ホメオパシーの医者です。エクサンプロバンスの出身です。この成果は、20年前に私の行っていたすべての講座に出席した生徒で、その後、故郷に帰って、精油を使った放射線皮膚炎の予防の研究、そして、使用、実際の臨床を行いました。

その地方の病院に、精油を実際に利用しています。何といっても一番の最良の医学は予防医学です。

放射線皮膚炎という名前があるように、どうして、この疾患の予防をしないのでしょうか。たくさんの研究報告があるのに、なかなか病院のがん科は、これを受け入れない状態です。

これは、医者が、精油を放射線療法の前に使って、予防に使うと何らかの変化が起こって、その療法が有効でないのかと恐れるからです。医者は、精油の事をよく知らないで、治療中の変化を、精油による変化を恐れているわけです。ある一つの発表では、喉頭がんの化学療法と放射線治療の使用について言及しています。

こうして、少しずつ医学界も心を開いて、精油の使用を広めていくと考えられています。

もう一つ、医学界に広がらないのは、患者自身が副作用、放射線療法の後の副作用とか、自分で使った精油の効果を報告しない事にあります。この患者は、治療に必ず精油の恩恵に預かっています。


と、まだまだ精油に対する知識や考え方に隔たりがあり、その結果、反対に、精油の持っている可能性がさらに広がる余地を残していると感じました。

同様に、下記の点についても指摘(脊髄へのマッサージ(塗布))されていました。

医療関係者は、経口よりも、塗布を許可する場合が多いです。精油を知らない医者は、皮膚塗布してマッサージというのは、あくまでもマッサージであると。ところが、精油は皮膚を通して身体の色々な器官に伝わる事を知らない訳ですから、皮膚塗布を許可するわけです。

ともお話しされていました。

また、精油の投与方法において、主に薬理作用を果たす精油の作用に光が当てられていましたが、精油には、さらなる作用、すなわち、体質に応じた精油の選択を可能とする間接的な作用、そして、嗅覚に訴える作用と、精油の多面的な利用が可能でした。

この点については、

ただし、がん患者はすでに、いろいろな医薬がむりやり詰め込まれていて、消化器系が弱っていますので、この場合は、皮膚塗布と嗅覚を優先します。

として、経口投与の代用に、皮膚塗布、さらには、嗅覚を介した対応が優先されることを述べておられました。

さらに、皮膚塗布による「
がんへのアプローチ」については、

最後に一番医学界、病院で受け入れられる可能性のある優しい方法が、皮膚塗布です。神経系、内分泌系、そして、免疫系に対して、皮膚塗布が特に有効です。

身体の色々な器官に役に立ちます。皮膚塗布を考えますと、色々な治療、管理が可能となってきます。まず、皮膚塗布で、ストレスの管理、痛み、免疫力、消化器系の症状、精油が、もっというと、考えられる可能性ですが、抗がん作用です。


として、皮膚塗布についての考え方を話されていました。とても興味のある内容として、精油を利用した皮膚塗布には、抗がん作用が期待でいる、という事になるのではないでしょうか。

この場合の「
抗がん作用」は、上述のお話しの通り、様々な諸器官に対して作用させる事で、結果的に、精油には「抗がん作用」が期待できるという考え方だと思うのですが、セミナーの最後には、精油を使って、がんを予防する精油のブレンドが紹介されていました。

そして、最後に、今度は、がんの予防に効くというブレンドをご紹介したいと思います。・・・・

といことで、四種類の精油が掲げられていましたが、四つの精油には、大きな共通点がありました。

なお、上記考え方から適用方法を理解し、最初に戻りますが、「
がんの患者さんが「がんを病んだ事によるいろいろな障害に対して精油を利用する」事で、毎日の生活に寄り添うことができる」と考えられる観点から、下記のような、いろいろな障害についての精油の利用方法について、奥深い内容での考察が行われました。

01. ストレス
02. 激しい不安、不安症
03. 神経衰弱、不眠症
04. 行動障害
05. 半睡状態、衰弱
06. 吐き気、嘔吐
07. 食欲 - 食欲不振
08. 便秘
09. 放射線皮膚炎
10. 免疫
11. 痛みの管理
12. 排出器官のドレナージュ
13. 皮膚組織 - 痙瘡
14. 皮膚の病変 - 血液循環障害
15. 粘膜炎 - アフタ症
16. 掻痒
17. 血液循環
18. 手足の先端の冷え
19. 呼吸
20. 呼吸困難
21. 肺の感染症
22. キュア

といういろいろな障害に、前述の通りの考え方で、精油をどのように有効に活用するのか、そして、それが、現代医療体系における化学的な治療法と放射線療法を、補助するかたちで精油が適用できる「画期的なプログラム」としてのアロマテラピーを運用できることへの可能性を述べられていました。

そうそう、最新の精油事情についてもお話しされていましたので、追加して、ここに書き留めて置きたいと思います。

それは、ある精油の特性や作用、そして、それを適用するにあたっての禁忌事項などの考え方の修正が必要な事を、精油のもつ「
バランス、調整」の役割を果たす作用という観点からお話しされていました。

もう一つ、最近変わって来た事ですが、血圧の調整です。長い間 ○○という精油が、血圧を上げる力があると考えられてきました。

ところが、実際は、事情が違いまして、いろいろな研究発表を検討してみますと、高すぎる血圧を下げるという文献が非常に多く発見されました。

ところが、低い血圧を上げるという力もあります。

理論的に考えて見ると、一つの精油が、血圧を上げたり下げたりする効用があるのはどう考えるでしょうか。

これは、薬ではあり得ません。違うところに違うメカニズムで働きます。精油は、異常に低い場合に上げる、そして、過剰に高いものを低めるというふうに考えられるようになりました。

そこで、結論として、精油は、普通の医薬と違って、高血圧の降下剤であったりするのではなくて、普通の状態に血圧を持っていく、すなわち、バランス、調整の役割を果たすという結論がでました。

そこで、今回、一般的になりました精油の知識によりますと、例えば、低血圧の人には使ってはいけない、高血圧の人には使ってはいけないという禁忌は、全く取り除かれました。


として、精油の持つ素晴らしい作用や効果だけではなく、精油を利用することへの可能性を見いだす事ができました。

2020.02.22 アロマで感染症対策
2020.01.12 医薬品と精油の薬理作用は似て非なるもの
2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる

そして、面白い表現で、上記精油の事を、

私、薬理学博士としまして、ここで申し上げられることは、○○という精油ほど、効果があって、副作用のない薬理は他にないという事です。世界保健機関の報告によりますと、医薬の副作用は六番目の死因に上がっています・・・・

という内容のお話しもされていました。

なお、
「・・・ 」内 は、当日、台風の影響で直接セミナー会場で受講できなかったかわりに、本日、Web受講によりパソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1
2009.10.13 アロマテラピーセミナー 2009 その3
2009.10.12 アロマテラピーセミナー 2009 その2
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2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1
2007.10.09 アロマテラピーセミナー2007 その1
2006.11.04 アロマテラピーセミナー2006 その1
2005.10.11 第一日目のアロマセミナー

明日 2019.11.30(土)の秋田の最低気温は 1度、最高気温は 5度、そして、天気は「曇り」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2019.11.29 22:00 発表)。

台風19号が去り二日目のアロマセミナー 芳香 2019

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○ 履歴 : 2012「2012.10.14 銀寄や農林四号が落ち始めた栗畑 2012
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○ 履歴 : 2013「2013.10.14 アロマテラピーセミナー2 2013
16.0 / 25.6 東京 7.8 / 20.5 秋田
○ 履歴 : 2014「2014.10.14 台風19号が遠ざかり紅葉進む 2014
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○ 履歴 : 2015「2015.10.14 今季二度目キンモクセイの香りが漂う 2015
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○ 履歴 : 2016「2016.10.14 中生から晩生へと移行する中幼稚園の栗拾い その3 2016
7.9 / 18.7
○ 履歴 : 2017「2017.10.14 カボチャの中収穫 2017
10.1 / 18.3
○ 履歴 : 2018「2018.10.14 今季初めて10度を下まわった朝 2018
8.9 / 20.8
→ 昨日 : 最低 10.6(23:30)最高 19.0(11:46)平均 15.3 降水 32.5mm 日照 8.3h 秋田 晴一時雨
→ 昨日 : 最低 19.4(23:48)最高 28.5(12:43)平均 24.5 降水 0.0mm 日照 10.7h 東京 快晴
・ 平年 : 最低 10.4 最高 19.3 平均 14.7 降水 5.2mm 日照 4.9h 秋田

▶ 今日 : 最低 15.4(19:37)最高 20.2(00:29)平均 17.0 降水 5.0mm 日照 0.0h 東京 雨
▶ 今日 : 最低 9.7(05:51)最高 18.5(10:30)平均 14.5 降水 0.0mm 日照 2.7h 秋田 曇時々晴
▷ 平年 : 最低 10.2 最高 19.1 平均 14.5 降水 5.2mm 日照 4.9h 秋田

20191014TemperatureTokyo

上の画像は、2019.10.14(月)東京の気象観測データ(お天気モニタ)です。
・「お天気モニタ 東京都 東京の気象情報より(外部リンク)

201910142400Temperature

上の画像は、2019.10.14(月)秋田の気象観測データ(お天気モニタ)です。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

今日の東京は、朝から霧雨が舞っていました。傘をささなくとも濡れるほどではない、そんな霧雨でした。

そんな天気が、ずっと続いていましたが、昼過ぎから、小雨となり、夕方からは、雨が降り始める空模様へと変わっていました。

秋田に比べると寒い訳ではないのですが、東京の今日の最高は、未明の 00:29 に記録した 20.2度で、日中は、12時の 18度台が最高で、16度台から 17度台の気温でしたので、こちらにお住まいの方々は、肌寒かったかと思います。

昨日は、夜の 21時過ぎに東京へ到着しました。台風19号の影響で、当初、午後からのセミナーに出席できるよう列車を予約しましたが、運休が続き、結局は、昨日行われた第一日目のアロマテラピーセミナーを受講する事はできませんでした。

それでも、今日行われる二日目のアロマテラピーセミナー開始時刻には、十分余裕がありました。

下の写真、左は、宿泊先のホテルでいただいた今日の朝食です。朝食は、パンではなく、おにぎりを食べました。

中央は、よく見ると霧雨が舞っており、道路や歩道が少し濡れた状態となっていたホテル前の朝の様子です(08:25頃)。

神田駅の近くだったため、そのまま JR線で御茶ノ水駅へ向かいました。下の写真、右は、御茶ノ水駅からすぐの場所にある「ニコライ堂」の様子です(08:34頃)。

20191014ホテルの朝食 20191014外の様子東京朝霧雨 20191014御茶ノ水ニコライ堂

写真が前後しますが、下の写真は、神田駅で見かけた福島県のポスターです。「
福が満開、福のしま。」。

よく見ると、懐かしい会津の風景が写っていました。喜多方の長床や鶴ヶ城、そして、大内宿も写っています。

2015.05.01 南会津の大内宿と塔のへつり巡り 2015
2011.05.01 会津鶴ヶ城の桜 2011
2010.05.04 会津五桜巡り杉の糸桜と虎の尾桜

20191014福が満開福のしま福島

写真が前後しましたが、今日は、少し早めに会場へ向かいました。

下の写真は、二日目のアロマテラピーセミナーが行われる会場の様子です(09:19頃)。受付が少し早く始まったため、好きな席を確保する事ができました。

20191014アロマセミナー会場

下の写真は、今日のお昼に食べたカレーです(13:27頃)。

会場の道を挟んですぐ隣りの建物に、カレー屋さんがあるのですが、毎回、お世話になっていました。

今日は、ナンではなく、ご飯をいただき、カレーの方は、エビカレーでした。

20191014お昼ご飯

写真がかなり前後すのるですが、下の写真、左は、会場へ向かっているときに見つけたキンモクセイの花です(08:37頃)。

台風の影響なのか、せっかく花を付けたキンモクセイが散っていたようです。

写真が前後しましたが、下の写真、中央は、午後のセミナー途中の休憩時間に望んだ外の様子です(15:37頃)。

小雨が降ってきましたが、それほど雨足は強くなかったようです。

そして、下の写真、右は、セミナーが終わり、会場から JR 御茶ノ水駅へと向かっている歩道の様子です(17:47頃)。

それでも、会場から駅まで、多少濡れましたが、傘をさすことなく向かう事が出来ました。

20191014キンモクセイ 2019101外の様子昼過ぎセミナー会場より 20191014外の様子夕方小雨

今回は、最終の列車ではなく、18時台のこまち号を予約していました。

下の写真は、そのこまち号と、出発ホームから望んだ東京の様子です(18:11頃)。出発は、18:20 のこまち35号で、秋田へは、22:14 に到着予定でした。

20191014JR東日本東京駅こまち号1 20191014JR東日本東京駅こまち号2 20191014JJR東日本東京駅こまち号3

下の写真は、東京駅の地下街で買い求めた晩ご飯の弁当です。

今日は、時刻通りの出発となり、出発してから、その弁当を食べました。シュウマイと焼き飯がセットになっているお弁当でした。

20191014晩ご飯弁当

盛岡までは順調でしたが、盛岡から秋田へ向かう途中では、上り列車の遅れにより、停車駅で待つこともありましたが、少し遅れただけで秋田駅に到着する事ができました。

下の写真、左は、新幹線ホームから出て来たときに望んだ構内の様子(22:21頃)、そして、中央は、秋田駅東口から出てすぐの場所にある NHK の建物と、雲に隠れボンヤリと輝いていたお月さまの様子です(22:22頃)。

空全体が雲に覆われていたわけではなく、広く夜空が広がっていました。

右は、いつも見慣れている風景で、夜遅くの 22:56 頃の外の様子です。

20191014JR秋田駅秋田に到着 20191014外の様子夜遅くお月さま 20191014外の様子夜遅く hspace=

昨日は、東京での第一日目のアロマテラピーセミナーでした。

がんによりそうアロマテラピー」という内容で、セミナーが行われましたが、昨日は、台風19号の影響で、出席する事が出来ず残念でした。

2019.11.29 Web受講となったアロマセミナー がんによりそうアロマ 2019

今日は、二日目となるアロマテラピーセミナーで、「
芳香(ディフューズ)」というタイトルの講義でした。

二日目という事もあり、講師の方が、まず最初に、

今日もお越しいただいて、ありがとうございます。

今日のテーマは、精油の香りを勉強していただきます。
このディフューズ、精油との初めての接触で、初心者にとっては最適な方法です。

香りというのは、「??」と申しまして、情報が発せられ、繊細で、心の奥に届く非常に微妙な芳香です。手に触れることができず、捉えどころがなく、そして、目に見えないのが香りです。

素晴らしい、我々を魅了する世界です。心を奪う一方、嫌悪感を与えます。しかしながら、無関心なままではいられません。


というお話しから始められました。

今日のテーマである「
芳香(ディフューズ)」に関しては、香りをどのようにブレンドし、その香りを利用した「嗅覚に訴えかける作用」、そして、その香りの「実体として働きかける薬理作用」など、具体的にはどのような方法で「ディフューズ」していくのか、とても興味がありました。

冒頭のお話しの中にもありましたが、初めての方々にとっては、「
精油との初めての接触」ということで、とても最適なテーマであると同時に、「手に触れることができず、捉えどころがなく、そして、目に見えない」、そして、場合によっては「心を奪う一方、嫌悪感を与える」香りを、いかに有効に利用していくのかという、より深く学ぶ事の出来る内容のセミナーとなりました。

嗅覚に訴えかける作用」は、精油の持つ揮発性という特性により、鼻の嗅覚受容体で捉えられ、その後は、嗅神経という脳神経を経て、その情報が脳の方へ伝えられる仕組みになっていました。

嗅球という場所を通り、香りの情報は、本能の脳ともいわれ、感情と密接な関係にある「大脳辺縁系」へと伝えられますが、同じ精油の香りの情報でも、人それぞれに違う感情を芽生えさせました。

よく、このブログでもご紹介させていただいているように、「
嗅覚に訴えかける作用(嗅覚作用)」については、主に下記のブログでも投稿した事がありました。

2009.12.11 統一一貫性とアロマテラピーの嗅覚作用
2009.09.08 におい情報と手網核とアロマテラピー
2007.01.22 においを感じる仕組み仮説覆す

統一一貫性」は、アロマテラピーで利用する精油の嗅覚作用と密接に関係していました。

上記ブログ記事で登場する「
統一一貫性」という概念は、「好き、嫌い」とか「面白い、感動した」という、人間に特有の本能のようで、生まれてから目が見えるようになってから、脳が考える仕組みを構築していく過程と密接な関係があるようです。

この考え方は、大脳辺縁系の一部を構成している「
扁桃体(扁桃核)」の役割、すなわち、「好きか嫌いか」を本能的に判断しているところで、他の大脳辺縁系を構成する部位とともに連携を取りながら「感情や情動」を生み出していました。

そして、この扁桃体は、脳神経の嗅神経という末梢神経によって、嗅覚受容体と連絡を取り合っていました。

いってみれば、アロマテラピーで利用する精油の香りの成分が、嗅覚受容体で受け止められて、その情報が「
統一一貫性」として機能していると思われる「扁桃体」へと伝えられるのですから、今日のテーマである「芳香(ディフューズ)」による嗅覚作用というのは、とても大切で有用な方法であると思われます。

下記の図は、嗅覚系を書き表したものです。言葉の羅列よりも図の方がわかりやすいかも知れません(
参照 〜 人体の正常構造と機能 p606(OmniGraffleで描画))

20191014OlfactorySystem

脳は、毎日、膨大な情報をいろいろな感覚器官から受け取り、処理していますが、膨大な情報をすべて記憶できればいいのでしょうが、神経細胞の特性として、三日間経過すると、興奮が収まり忘れる仕組みになっているのだそうです。

ただし、この仕組みは「
興味のないものや好きではないもの、感動しなかったもの」に対して、忘れる仕組みを持っている、という事がその条件となっているようで、記念の日に食べた食事だとか、とても美味しかったケーキとか・・・、その事で、幸せだったとか、感動したとか面白かったとかいう「感情」が記憶と密接に関係し、それが考える仕組みの記憶として、一人一人の「学習記憶、体験記憶、運動記憶」に結びついているのだそうです。

今日のセミナーでは、これらの点について、とても興味ある説明がなされていました。一つは「
自分自身の嗅覚カタログ」という考え方でした。

まず、未知の香りに対する香りの反応は、個人の感情で違ってきます。好きか嫌いかに別れます。

この嗅覚に対する判断は、深くそれぞれの個人の体験にかかわっています。ある香りがその人を安心させます。 他の人たちには、不快な香りであったりします。

例えば、牛の糞の香り、農場で裕福な環境で育った人には、安心出来る香りです。都会人は、全く、この香りに想い出がないので、全く嫌悪感を示します。

一般的にいい香り、レモン、ベルギーチョコレートは、多くの人の喜びに結びつきますが、絶対の尺度はございません。よい香りというリストと悪い香りというリストはありません。

このカタログは存在しませんし、これから先も決して存在しないでしょう。自分自身の嗅覚カタログというものを持っているからです。


というように、とてもわかりやすい言葉で説明されていました。

二つ目は、「
統一一貫性」という概念は、「好き、嫌い」とか「面白い、感動した」という、人間に特有の本能のようで、生まれてから目が見えるようになってから、脳が考える仕組みを構築していく過程と密接な関係があるという考え方に対して、嗅覚については、目が見えるようになる前の、お母さんのお腹の中で、すでに胎児の段階で「誕生前から機能している」という興味あるお話しでした。

香りの受容体の化学は、特に優れていて、誕生前から機能しているといわれています。

未熟児に行われた研究では、妊娠後 3ヶ月に入ると、嗅繊毛が出現し、数週間後には嗅球が形成されています。香りに関する感覚は胎児が 7ヶ月に入ると獲得されるようです。

妊娠中、胎児は、多かれ少なかれ、母親が食するものによって嗅覚が刺激されます。芳香分子の中には、胎児を通して、母親の羊水に入り込む芳香分子があります。

お母さんがバラエティーに富んだものを食していると、まだ野人??ですが、妊娠女性が、スパイスとか香りの強いものを食すると、胎児にその情報を与えます。

その赤ちゃんが生まれると、その芳香的情報が生まれた赤ちゃんの脳に入っています。その赤ちゃんが子どもになり大人になると、クローブとかローレルの香りが、経験した事がなくとも、非常に懐かしくなるのは、お母さんのお腹の中の胎児で経験したからです。

まったく精油に対する抵抗というのは、赤ちゃんのうちに体験したものは、まったく抵抗ありません。

例えば、芳香成分の強い食べ物を経験すると、カレーを例にあげてみますが、胎児は羊水につかっていますが、カレーの香りがつかっています。妊娠期間、胎児は香りの認識の時間でもあります。胎内から出ると、カレーの香りをしみ込ませたコットンに頭を寄せます。


というお話しでした。

嗅神経の回路自体は、脳神経(末梢神経)の第1の神経でした。においを感じる仕組みを理解することは、アロマテラピーでは非常に大切なことです。脳との関係で、とても重要な分野でした。下記の図は、下記ブログ記事で取り上げたものでした。

2007.01.22 においを感じる仕組み仮説覆す
2007.04.09 神経再生阻害因子セマフォリン3A

20141211におい分子とにおい地図

また、この説明の前に、

アルツハイマー症の患者の脳を見ると、扁桃体、海馬の脳の破壊が見られます。これらの脳の構造はお互いつながっており、記憶や感情とつながっています。

それで、これらの脳を感情の脳といいます。香りの受容体の化学は、特に優れていて、誕生前から機能しているといわれています。


とお話しされ、嗅覚や嗅覚受容体、扁桃体、そして、その扁桃体を含む大脳辺縁系と記憶や感情などの、それぞれの相互関連性をわかりやすく説明されておられました。

上記説明の通り、アルツハイマー型痴呆症との関係と、大脳辺縁系を構成している「
扁桃体や海馬」の破損との関連性についても言及されておられました。

そして、それらの関連性から、精油を用いたアルツハイマー型痴呆症の治療につていも、お話しがありました。

香りは、忘れられた記憶の大部分の意識を突然再現する力を持っている事を示しています。精油が、アルツハイマー病を治療する病院で使われています。

近い将来、10年後には、記憶にかかわる患者に精油が実行されることは確かです。

もう一つ、精油の記憶を突然元に戻す力を利用して、頭部外傷です。脳血管の事故の被害者などです。あるいは、記憶障害、言語障害を持った患者。この研究会では、香りの持つ主な役割を研究しました。

特に、意識が完全に表現する手段とならない場合、香りが単なるよい香りというだけではなく、脳血管系にも役割を果たす事が主張されています。ある程度香りに定義を与える事ができます。


とのお話しの中で、「
近い将来、10年後には、記憶にかかわる患者に精油が実行されることは確かです」とも話されていました。

2014.08.05 アルツハイマー型痴呆症とアミロイドβの関係

また、嗅覚の自然な加齢現象とは異なり、今回のキーワードとなる「
香りを捉える嗅覚と未分化の神経細胞」に関連し、新しい香りの刺激が、この未分化の神経細胞を「新しいディスクに情報を刻んでいく」ように分化の方向へ導き、しいては、パーキンソン病や、アルツハイマー型痴呆症などの、記憶や歩行の再生治療の未来を考える研究モデルとして考えられるという、大変重要な考え方を示されていました。

すなわち、精油による新しい香りの刺激が、これらの再生治療の未来とも関連性がある事を述べられていました。

嗅覚は、唯一、その受容細胞が、常に再生し続けます。毎日一生再生し続けます。

加齢とともに、嗅覚は自然に老化していきますが、嗅覚が衰えるのは死に近づいているからかも知れません。

今、申しましたように、加齢とともに老化していくのが嗅覚ですが、比較的問題ないのは、未分化の神経細胞です。

この神経細胞がだんだん専門家していくからだといわれています。この経過は、新しいディスクに情報を刻んでいくのに似ています。細胞は、命のある限り再生していきます。

現在、進んだ神経画像技術のお陰で、この嗅球を観察する事ができます。細胞株の存在が、利益のある嗅細胞に進んで行く段階、そして、確認される細胞は、我々の嗅覚体験につながっています。

新しい香りを学べば学ぶほど、嗅覚株が増えており、これが、疾患の研究モデルとなっています。

この研究は、パーキンソン、アルツハイマーなど記憶や歩行の再生治療の未来を考える研究モデルとなっています。


そのために、これらの素晴らしい働きを持つ精油を「
芳香(ディフューズ)」し、「嗅覚に訴えかける作用(嗅覚作用)」や、その香りの「実体として働きかける薬理作用」などを考察しながら、具体的利用方法が説明されました。

毎日最高の香りのエッセンスを利用して、周りの人たちへも十分に利用する事ができます。全て、精油は、太陽のような力を持っています。まず、療法を学ぶ必要があります。

香りを嗅ぐことは出来ますが、嗅ぎ方を学ぶ必要があります。

そして、このフレグランスを利用して、心の内部に入ります。自分の上位にあるものを意識して、そして、瞑想へ入ります。毎日ほんのわずかな時間でも瞑想に入る事が必要です。

だいたい300種類を越える精油がありますが、数ある精油を用い、嗅覚を通して、このフレグランスの力を利用します。大変たくさんある、幅広い特性のある精油を最上の方法で利用しましょう。

この使用方法は、使用者にとってはまず最初で、香りの世界に接する事になります。

香りは捉える事の出来ないもので、利用法、用量は関係なく、むしろ、情報の伝達ですから、毒性は全く関係ありません。

ディフューズに使うには、まず快適さが重要です。香りの雰囲気を作るのが目的だと思います。

そして、少しずつ、結果がわかってきて、さらに知識を広げ、使い方を広げていきます。マッサージにも使えるような、マッサージにも使える精油です。

次の段階には、病気と闘って精油を使います。

患者は、精油を使っていくうちに、薬と同じ効果があると理解していきます。

精油をディフューズして、その空気を吸うことは、まさにトロイヤの木馬で、周りの人たちへ行き渡っていきます。

・・・・・・

含まれている分子が、皮膚や粘膜を荒らしたりする分子もあります。原液でディフューズすると、皮膚が荒れたりします。その他、香りがあわない、嫌いという人には、ディフューズする事はありません。

精油をディフューズして、その香りを吸ったからといっても、その精油の全てを享受したとは限りません。

薬理作用では、重量が関係しています。治療特性というのは、用量を守らないといけません。たとえば、・・・・の粘膜保護特性、・・・・をディフューズして、風邪を治す事はできません。

空気にディフューズすると用量が十分ではありませんし、活性も発揮されませんので、治療には十分ではないと言うことになります。

唯一の効果は、神経組織を通して感情に働くという事です。

ということは、用量ではなくて、情報伝達として、組織が働くことになります。これは、これからご紹介するいろいろなレシピを知る前に非常なポイントです。


ということで、下記のようないくつもの処方が紹介され、それらに使われている目的と、各々の精油の働きについて、詳細な説明が加えられました。

○ 赤ちゃん
・託児所の赤ちゃんのためのブレンド
・入院中のリスクのある赤ちゃんのためのブレンド
○ 家庭内
・自宅で家族のために使用するブレンド
○ 高齢者
・治療所の高齢者のためのブレンド
・入院中の高齢者、および衰弱した患者のためのブレンド
○ 不愉快な臭いを和らげる
・消臭のブレンド 〜 病院の尿と大便
・消臭のブレンド 〜 タバコと一部の麻薬
・消臭のブレンド 〜 ごみ箱の残骸
・消臭のブレンド 〜 組織の壊死(口のがん)
・消臭のブレンド 〜 緩和ケア
・消臭のブレンド 〜 スポーツセンター
・消臭のブレンド 〜 汗・足
○ 室内の消毒 〜 心室、屋根裏等
・アレルギーの原因となるダニ類
・南京虫、ノミ
・ナミダタケおよびその他の木材の捕食者
○ 行動と情動に働きかける
・ストレスおよび興奮状態の際のブレンド
・不安症およびうつ病のためのブレンド
・寝つきおよび不眠症のためのブレンド
・恐怖および自己抑制の喪失のためのブレンド
・悪夢および夜への恐怖のためのブレンド
・覚醒状態および集中力の維持のためのブレンド
・記憶力強化のためのブレンド
・長時間(長距離)の運転のためのブレンド
○ 待合室および類似の場所でのやすらぎ
・内科、歯科などで
・がん科
○ 宗教儀式の環境
・ウエディング
・葬儀
○ ハンマーム(中東地域の伝統的共同大衆浴場)およびサウナのための多様な要素
・ドレナージュおよび毒素排出のためのブレンド
・呼吸器および肺の防護のためのブレンド
・ストレス解消および心身の調和のためのブレンド

多岐多様にわたる環境の中、どのようなブレンドが有効なのかの詳細な説明が続きましたが、最後には、いつものように、このようなお言葉で語られていました。

今日は患者の心理、そして、感情的に働くディフュージョンを話しました。

ベルギーを出発するときには、台風の事は全く知らず、心の準備もまったくしませんでした。知らなかった方がよかったかも知れません。知っていたらよくなかったかも知れません。いろいろな準備で。

大阪の一日目が終わる頃に、台風が来るということで、ビックリして東京へきました。大丈夫だ、大丈夫だと自分に言い聞かせてきました。

時速でいうと215キロという事だったので、助けてくれ助けてくれと。ローレルローレルと。

今日、ここに来まして、そういえば、皆さんどうやって来るのだろうかと、それが次のストレスとなりました。

半分、2、3人、10人来て、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせました。そして、今朝は皆さんお越し頂きました。

これで、喜びと幸せが押し寄せ、楽しい一日を過ごせました。この幸せな一日を皆様と過ごす事ができてありがとうございました。また来年皆様の興味を引くテーマで来たいと思います。

ここに、隠れていらっしゃる方々、この数日で 4キロほど痩せたスタッフがいると聞きました。本当に大変だと思います。私のストレスに比べたら何ともないことです。本当にありがとうございました。

来年、この方が、来ている、来なくなったという写真を、証拠写真を撮っておきます。又来年!


ということで、あっという間に今年のセミナーが終了しました。

なお、
「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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明日 2019.10.15(火)の秋田の最低気温は 9度、最高気温は 16度、そして、天気は「曇りのち晴れ」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2019.10.14 22:00 発表)。
最新コメント
精油名

イランイラン
ウィンターグリーン
オレンジ スィート
オレンジ ビター

カモマイル ジャーマン
カモマイル ローマン
クラリセージ
グレープフルーツ
クローブ
コリアンダー

サイプレス
サンダルウッド
シダー
シトロネラ ジャワ
シナモン カッシア
ジャスミン
ジュニパー
ジンジャー
セージ
ゼラニウム エジプト

タイム ツヤノール
タナセタム
タラゴン
ティートゥリー

ニアウリ CT1
ネロリ

バジル
パチュリー
パルマローザ
プチグレン
フランキンセンス
ペパーミント
ヘリクリサム
ベルガモット
ベンゾイン

マジョラム
マンダリン
ミルラ

ユーカリ グロブルス
ユーカリ ディベス
ユーカリ ラディアタ
ユーカリ レモン

ラベンサラ
ラベンダー アングスティフォリア
ラベンダー スーパー
ラベンダー ストエカス
ラベンダー スピカ
リトセア
レモン
レモングラス
ローズ
ローズウッド
ローズマリー カンファー
ローズマリー シネオール
ローレル
プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

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