みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

ケモタイプ精油事典

2018年04月07日  精油事典と成分分析表にかなり違いがでるベチバーについて
2011年11月11日  ケモタイプ精油事典 Ver.7 と Ver.6 の比較 その1

精油事典と成分分析表にかなり違いがでるベチバーについて

○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.04.07 めったに飲めない冷やしビール9.0 / 12.1
○ 履歴 : 2010「2010.04.07 多岐にわたる症例の可能性を探るカンファレンス
5.2 / 8.9
○ 履歴 : 2011「2011.04.07 またしても震度五強の地震が
2.1 / 16.4
○ 履歴 : 2012「2012.04.07 ケモタイプ精油と動的平衡タイプ精油
0.8 / 6.4
○ 履歴 : 2013「2013.04.07 低気圧による風雨と新芽そしてアロマシャワー
4.1 / 13.5
○ 履歴 : 2014「2014.04.07 風はあるもののよい天気が恨めしいこの頃 2014
5.2 / 12.2
○ 履歴 : 2015「2015.04.07 鼻をすすりながらラベンダー畑の草取り作業 2015
2.7 / 8.1
○ 履歴 : 2016「2016.04.07 山桜が咲き始め梅の花も咲き出す 2016
3.8 / 13.3
○ 履歴 : 2017「2017.04.07 山桜に続き花梅がようやく開花 2017
7.2 / 12.4
○ 気温 : 昨日の最低 1.5(02:28)最高 6.4(22:07)24時
○ 気温 : 今日の最低 4.1(21:32)最高 8.0(11:05)24時

201804072400Temperature

上の画像は、2018.04.07(土)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜は、夜のはじめ頃になっても、雨がやむことはなく、ずっと降りっぱなしの状態でした。それでも、気温の方は、19時に一時 5.9度まで下がったものの、その後は 6度台を示していました。

雨は、夜遅くまで降り続き、6度台だった気温も、23時からは 5度台へと下がっていましたが、昨日の最高気温は、22:07 に記録した 6.4度だったようです。

今日未明から明け方にかけても 5度台を記録し、雨も相変わらず降っていましたが、断続的に降り続いてたようで、明け方の後半には霧雨のような雨に変わっていたようです。

朝になると、5度台だった気温は 6度台まで上がっていましたが、霧雨のような雨が、時々舞っていました。下の写真、左は、そんな状態だった朝 08:13 頃の様子です。

昼前になっても、同じような空模様でしたが、雲の切れ間からお日さまが時々姿を表す事もあったためか、その頃の 11時には 7度台まで上昇し、霧雨から小雨に変わった頃には 6度台の気温を示していました。

そんな中、11:05 には、今日の最高気温 8.0度を記録していました。下の写真、中央の左は、雨はやんでいたものの、厚い雲が垂れこめていた昼前 10:03頃の様子です。

昼過ぎになっても、小雨が断続的に降り続いていました。やむこともあったのですが、全般的にはハッキリしない空模様で、13時に 7度台を記録していた気温も、その後は、6度台へと下がり、冷たい雨の降る昼下がりでした。

下の写真、中央の右は、小雨が降っていた昼過ぎ 13:36 頃の様子です。

ハッキリしない天気が続いていましたが、夕方になると、降っていた小雨もやんでいる事が多くなり、道路の方も乾燥し始めていました。

気温の方は、相変わらず 5度台と低く本当に寒い一日でした。下の写真、右は、小雨もやみ、道路が乾燥してきた夕方 18:08 頃の様子です。

夜のはじめ頃になると、気温の方は 5度台から 4度台へと下がり始め、再び小雨が降り出し、道路は濡れて来ました。今日の最低気温は、その頃の 21:32 に記録した 4.1度でした。

夜遅くになっても 4度台の気温が続いていましたが、雨の方は、断続的に降り続いてはいたものの、雨足はそれほど強くはありませんでした(24時 4.4度 82%)。

20180407外の様子朝 20180407外の様子昼前 20180407外の様子昼過ぎ 20180407外の様子夕方

下の写真は、雨がやんでいた朝の様子です。左は、歩道のラベンダーとチューリップの様子(08:14頃)、そして、中央と右は、お隣さんのラベンダーとローズマリーの様子です(09:29頃)。

ローズマリーの枝の先端が枯れて傷んでいるのですが、枝と葉っぱのつけ根には、小さな丸く膨らんだ花芽が見えていました。

20180407外の様子朝歩道のラベンダー 20180407お隣さんのラベンダーとローズマリー 20180407お隣さんのローズマリー

昨日は、冷たい雨が降っていたので、ハーブ苗は、雨のあたらない裏の駐車場へと移動しておきました。その苗を箱ごとお店前の棚まで運び、並べました。

その時の様子が、下の写真です(09:34頃)。久しぶりに見るフレッシュなハーブからは、様々な香りが漂ってきました。

20180407ハーブ苗1 20180407ハーブ苗2 20180407ハーブ苗3

下の写真、左は、それらのハーブ苗を棚へ並べたときの様子です。その中でも珍しいハーブがありました。

今回初めて注文させていただいたベチバーでしたが、ケモタイプの精油では、ベチバーは Vetiveria zizanoides でしたが、学名が少しちがって、ラベルでは Chrysopogon zizanioides と書いてありました。

ベチバーはイネ科の植物で、根を使って水蒸気蒸留する事で精油を得る事ができました。

同じイネ科には、レモングラス Cymbopogon citratus がありましたが、こちらは、根以外の全草を使って蒸留しました。そして、同じように、イネ科で根以外の全草を使って蒸留する事で得られるパルマローザ Cymbopogon martinii もありましたが、得られた精油の主要有効成分は、三者ともかなり違っていました。

それから、ティートゥリー Melaleuca alternifolia(こちらはフトモモ科)でした。こちらの学名は合っていましたが、ラベルには、ティートゥリーメディカとありました。

20180407ハーブ苗4 20180407ハーブ苗ベチバー 20180407ハーブ苗ティートゥリー

ベチバー Vetiveria zizanoides には興味があったので、ついでに「
ケモタイプ精油事典 Ver.8」で調べて見ました。

精油事典によると、「
他の精油に比べて分析の積重が不足のため、今後、主要有効成分や禁忌・注意事項などが変更になる可能性があります」とありました。

確かに、輸入元の「
ケモタイプ精油成分分析表」では、結構、違った主要有効成分が記載されていました。

● ケモタイプ精油事典 Ver.8
○ 主要有効成分
・セスキテルペン炭化水素類(中性または不明に帯電)
→ β-ベチベネン 5〜15%
→ β-ベチスピレン 3〜10%
○ その他の成分
・セスキテルペン炭化水素類 +(+ に帯電)
→ γ-ムウロレン、カラレン
・セスキテルペン炭化水素類(中性または不明に帯電)
→ α-ベチスピレン、γ-ベチベネン、サチベン、クシメン、コパカンフェン

● 輸入元ケモタイプ精油成分分析表(ロッド番号 VZR106 消費期限 2020.12)
○ 主要有効成分
・セスキテルペン炭化水素類(中性または不明に帯電)
→ β-ベチベネン 3%
・セスキテルペンアルコール類
→ α-ムウロロール 2%
→ ベチセリネノール 5%
→ クシモール 13%
→ インバレンセノール 12%
・ケトン類
→ α-ベチボン 4%
○ その他
・セスキテルペン炭化水素類(中性または不明に帯電)
→ α-ベチスピレン、γ-ベチベネン
・セスキテルペン炭化水素類 +(+ に帯電)
→ γ-ムウロレン

と、輸入元の「ケモタイプ精油成分分析表」では、セスキテルペンアルコール類が豊富で、ケトン類の芳香分子も分析データとして記載がありました。

精油事典 Ver.8 に記載してあるベチバー Vetiveria zizanoides には、セスキテルペン炭化水素類(中性または不明に帯電)を中心に、セスキテルペンアルコール類の記載もありましたが、主要有効成分やその他の成分にも、そのセスキテルペンアルコール類に分類される芳香分子の記載はありませんでした。

下記の画像は、それらの比較を表したデータです(
出典や注意条項については画像に書かれてあります)。

20180407VtEo

ケモタイプ精油事典 Ver.8」にも書かれている通り、主要有効成分、あるいはその他の成分の違いにより「禁忌事項や注意事項」に違いが出て来そうです。

ケモタイプ精油事典 Ver.8」に掲載されているベチバー Vetiveria zizanoides には、「使用方法・使用量の目安に準ずれば禁忌、注意なし」とありましたが、「ケモタイプ精油成分分析表(ロッド番号 VZR106 消費期限 2020.12」が添付されているケモタイプ精油を実際に利用する場合には、「ケモタイプ精油事典 Ver.8」に掲載されているデータだけではなく、実際に入手したケモタイプ精油の「ケモタイプ精油成分分析表」をチェックすることが大切になってくるようです。

○ セスキテルペンアルコール類
・ホルモン様(主にエストロゲン様)、うっ血除去、強壮、刺激の各作用
○ ケトン類
・粘液溶解、脂肪溶解、胆汁分泌促進、去痰、瘢痕形成(創傷治癒)の各作用

がありましたので、このケモタイプ精油を利用する場合は、これらの芳香成分類の持つ禁忌事項や注意事項であるホルモン様(主にエストロゲン様)作用や、神経毒性・堕胎作用などに注意を向ける事が大切だと思います。

2018.03.31 抗テストステロン作用を示す精油とその芳香分子について
2017.11.15 主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項
2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項
2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる
2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係
2007.06.14 サイプレスと禁忌事項

ただ、「
他の精油に比べて分析の積重が不足のため、今後、主要有効成分や禁忌・注意事項などが変更になる可能性があります」とはいえ、ケモタイプ精油の考え方を重要視した場合には、多少疑問の残る「ケモタイプ精油ベチバー Vetiveria zizanoides」だなぁと思えてしまいます。

2012.04.11 狭い意味でのケモタイプと広い意味でのケモタイプの概念
2005.09.02 精油のケモタイプとハーブ

なお、下記の画像は、今日並べたハーブ類のうち、イネ科の植物であるレモングラス Cymbopogon citratus やパルマローザ Cymbopogon martinii、ベチバー Vetiveria zizanoides また、ティートゥリー Melaleuca alternifolia(こちらはフトモモ科でした)も含めた表を作成してみましたので、参照いただければ幸いです(
出典や注意条項については画像に書かれてあります)。

20180407LgPrTtVt

今日も、昼前に、インターバル速歩を行ってきました。いつ雨が降り出して来てもおかしくないような空模様でしたが、途中から、雲の切れ間からお日さまが姿を現す事もありました。

下の写真、左は、近くの公園へと向かう途中の様子(10:01頃)、中央は、速歩途中で撮した秋田新幹線の様子(10:07頃)、そして、風が急にやんだ頃に望む事ができたお日さまの様子です(10:15頃)。

20180407近くの公園へ向かう途中の様子 20180407公園から望む事の出来た秋田新幹線 20180407公園からの望む事ができたお日さま

速歩の帰り、広い歩道のある場所から、梅の木を望む事ができたのですが、何と、数輪の梅の花が開花しているではありませんか。

下の写真が、その梅の花の様子です(10:37頃)。

20180407公園からの帰り道の様子梅の花が開花1

下の写真は、咲き始めた梅の花を、もう少し大きく撮したときの様子です。残念ながら、梅の花の香りは漂っていませんでしたが、春を思わせる風景に、心が和みました。

20180407公園からの帰り道の様子梅の花が開花2

下の写真は、今日のお昼ご飯です。今日は、台湾のインスタント混ぜ麺でした。

20180407お昼ご飯

下の写真、左が、そのインスタントの混ぜ麺と、実際に出来上がった混ぜ麺です。さらに、欲張ってきつね玉子そばも食べてしまいました。

それに、豆富のカステラもです。あ〜お腹いっぱいになりました。せっかくのインターバル速歩が何にもなりませんねぇ。

20180407お昼ご飯台湾のインスタント混ぜ麺 20180407お昼ご飯きつね玉子そば 20180407お昼ご飯豆富カステラ

下の写真、左は、大きなお酒の缶の話題で盛り上がったときの様子です。何と、この缶には、一リッターものお酒が入っていました。

中央は、オーブンで焼き上げた鶏手羽を、電磁調理器で保温しているときの様子です。

20180407一リッターサイズのお酒 20180407晩ご飯鶏手羽のオーブン焼き 20180407晩ご飯タマネギとジャガイモのみそ汁

上の写真、右と、下の写真は、今日の晩ご飯です。

大好きなタマネギとジャガイモのみそ汁、ポテトサラダ、ひろっことかにかまの酢のもの、ホウレン草、そして、先ほどの鶏手羽のオーブン焼きレタスサラダ添えでした。

20180407晩ご飯

夕方、友達が、角館からお土産を買ってきてくれました。何と、先日訪れたばかりの角館の「
花見だんご」でした。このお店の前を通り過ぎ、ばっぱと二人で、寄らなくてもいいよね、といって、買ってこなかったお店のおだんごでした。

中央と右は、夜のはじめ頃 20:39 頃の様子です。小雨が降っていましたが、この頃はやんでいました。空を見上げると、雲の切れ間から青空も見えていました。

20180407デザート角館の花見だんご 20180407外の様子夜のはじめ頃1 20180407外の様子夜のはじめ頃2

明日の秋田の最低気温は 4度、最高気温は 9度、そして、天気は「曇り時々雨」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2018.04.07 17:00発表)。

ケモタイプ精油事典 Ver.7 と Ver.6 の比較 その1

○ 履歴 : 2009「2009.11.11 近場の紅葉探索 200911.4 / 12.4
○ 履歴 : 2010「2010.11.11 近場の紅葉探索 2010
8.4 / 11.9
○ 気温 : 今日の最低 2.4(06:05)最高 14.6(13:47)24時|昨日 5.3 / 13.2 23時

今日の朝は、今冬一番の冷え込みとなりました。06:05 に 2.4度を記録したようです。朝のうちは、青空も広がり、お日さまも顔を出していましたが、しばらくしないうちに、薄雲が広がりだしてきました。

ときどきお日さまが顔をだすのですが、全般的に雲の多い一日となりました。これから天気が崩れてきそうです。

下の写真、左は、朝、テーブルの上に広げられた菊の花です。食用菊のため、すぐにこのようにして広げるのだそうです。

今日は、お昼前に山へ向かいました。中央と右は、今日のラベンダー畑の様子です。お昼少し前でしたが、空は雲で覆いつくされていました。

20111111菊 20111111ラベンダーの畑1 20111111ラベンダーの畑2

下の写真、左は、今日拾った正月という栗です。新たに落ちている栗はほどんどなく、探し出してイガに入っている栗を見つけている毎日です。

昨日、とてもきれいに輝いていたラベンダーの畑へと向かう急な坂道の途中にあるもみじは、今朝の寒さで、半分近くが散っていました。

下の写真、中央と右は、今日のお昼ご飯です。エビフライ、そして、カブの葉っぱの炒め煮でした。

20111111正月 20111111エビフライ 20111111カブの葉っぱの炒め煮

それに、サトイモとイカの煮つけ、豆富とゴボウのみそ汁でした。

今日、ウェブをチェックしていると、iOS のソフトウェア・アップデートがリリースされている事を知りました。

20111111サトイモとイカの煮つけ 20111111豆富とゴボウのみそ汁 20111111iOS5.0.1

さっそく Mac に接続し、iTunes を介して最新の iOS 5.0.1(9A405)にアップデートしました。上の写真、右と、下の写真は、ソフトウェアのアップデートの様子です。

ダウンロードを含め、20分ほどで完了しました。今回のアップデートは、主に「バッテリー問題を修正」するためのもののようです。

ひまわりは、なるべく自動的に行われるネット接続関連の設定を「オフ」にしたり、随時メモリーを開放するなどの対応をしていますので、それほど、大食いとは感じていませんでしたが、それでも、改善できれば何よりです。

20111111iOS5.0.1 20111111iOS5.0.1 20111111Android携帯カタログ1

その反面、今日、au のAndroid 携帯を見に行ってきました。iPhone 4S ではなく、Android 携帯です。上の写真、右と、下の写真、左が、その携帯のカタログ。まだ販売されていないため、カタログ上のデータで楽しんでいます。

中央と右は、今日の晩ご飯です。ひき肉や玉子そぼろ・カブの葉っぱの炒め煮の三色ご飯、そして、マカロニサラダでした。

20111111Android携帯カタログ2 20111111三色ご飯 20111111マカロニサラダ

今年の 2011.04.01 に、ケモタイプ精油事典の改訂版が発行されました。前回は、2007.12.10 改訂版 Ver.6 でしたから、最新版は、Ver.7 となります。

アロマのセミナーを行う場合、この事典の情報を基本において、勉強を進めていきますが、へぇ〜、おやっ、ビックリ・・・・と、いろいろな点で、Ver.6 との違いを感じていました。

ケモタイプ精油の中に含まれている成分で、

・その含有量が大きく違っている芳香分子(芳香成分類)や
・芳香分子などの固有作用や表現の変更
・含まれる芳香分子(芳香成分類)による注意事項や禁忌事項の追加、変更など

今後、学習を進めていく上で、大切な項目については、ある程度チェックしました。

ところが、精油別に、どのような芳香分子(芳香成分類)の含有量が、どのくらい増減しているのかなど、データそのものが、どんなふうに変動しているのかについては、まだチェックしていませんでした。

そこで、先日から、ケモタイプ精油事典の Ver.6 と Ver.7 を見比べて、各精油別にそれらの内容をチェックしてみました。

まだ、か行の精油までしか進んでいませんが、それらのデータを今後いろいろな情報として有効活用できるよう、まずは、データの入力作業から始めてみました。

下の画像は、入力されたデータそのものですが、いろいろな変動要素をわかりやすくするために、色をつけてみました。例えば、

○ 各々の精油に含まれている芳香分子(Ver.6 と Ver.7 を比較して)
・主要有効成分の省略 〜 ねずみ色
・主要有効成分の追加 〜 青緑色
・主要有効成分の変更 〜 ピンク色
・最高値の増加 〜 赤
・最低値の増加 〜 橙色
・最高値の減少 〜 青
・最低値の減少 〜 水色
○ 各々の精油の注意事項や禁忌事項
・変更 〜 鮮やかなピンク色
・追加 〜 鮮やかな赤
・新規 〜 紫色

というように、見やすくしたのが、下の画像です。

20111111V6-V7MX

いずれも、ケモタイプ精油事典 Ver.6 と Ver.7 を参考にして、データを加工したものです。

下の画像は、内容に大きな違いがあったり、今まで慣れ親しんできた芳香分子に変更があったりしたアルベンシスミント Mentha arvenisis と イランイラン Cananga odorata を少し拡大してみました。

アルベンシスミント Mentha arvenisis の違いは、

2009.02.03 アルベンシスミント和種ハッカ精製ハッカ油ハッカ脳
2008.07.07 内視鏡検査の鎮痙剤とペパーミント

でも、指摘していましたが、ようやく本来の成分に戻っているようです。

● 主要有効成分が
○ 省略された芳香分子は、
・リモネンと l (エル)-ネオメントール
○ 変更された芳香分子
・l(エル)-イソメントン → イソメントン(ケトン類)
● 平均的含有量の
○ 最高値の増加
・l (エル)-メントール(モノテルペンアルコール類)45 → 80%(+ 35)
○ 最低値の減少
・l(エル)-メントン(ケトン類)15 → 5%(- 10)
・イソメントン(ケトン類)5 → 3%(- 2)
● 禁忌や注意事項
○ 禁忌事項新規
・30ヶ月未満の乳幼児には使用しない、・・・・
○ 注意事項追加
・神経系統の弱い患者(老人)
○ 注意事項の変更
・・・・流産の危険性 → 堕胎作用(流産惹起作用)

などが、その変更点としてあげられている事がわかります。

20111111V6-V7MX1

また、イランイラン Cananga odorata にも、データの変更点がありました。主要有効成分であるフェノールメチルエーテル類のパラクレゾールメチルエーテルが省略され、パラメチルアニソールが追加、また、エステル類の酢酸ベンジルも省略されたようです。

このように見ていくと、膨大な変更が加えられたようですが、それらをもっと、概観できるようなデータに加工していきたいと思っています。

そういえば、リナロールの表現が大きく変わったようです。リナロールについては、以前、下記の記事でも取り上げました。

2011.01.31 リナロールを含む精油と光学異性体

時間があれば、それらについても取り上げていきたいと思っています。なお、データに間違いがあればご指摘いただければ幸いです。
最新コメント
精油名

イランイラン
ウィンターグリーン
オレンジ スィート
オレンジ ビター

カモマイル ジャーマン
カモマイル ローマン
クラリセージ
グレープフルーツ
クローブ
コリアンダー

サイプレス
サンダルウッド
シダー
シトロネラ ジャワ
シナモン カッシア
ジャスミン
ジュニパー
ジンジャー
セージ
ゼラニウム エジプト

タイム ツヤノール
タナセタム
タラゴン
ティートゥリー

ニアウリ CT1
ネロリ

バジル
パチュリー
パルマローザ
プチグレン
フランキンセンス
ペパーミント
ヘリクリサム
ベルガモット
ベンゾイン

マジョラム
マンダリン
ミルラ

ユーカリ グロブルス
ユーカリ ディベス
ユーカリ ラディアタ
ユーカリ レモン

ラベンサラ
ラベンダー アングスティフォリア
ラベンダー スーパー
ラベンダー ストエカス
ラベンダー スピカ
リトセア
レモン
レモングラス
ローズ
ローズウッド
ローズマリー カンファー
ローズマリー シネオール
ローレル
プロフィール

ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年
 12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
  1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店
 みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、
 出荷
・ショップでハーブやアロマ
 関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
 とアドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール
 開講
○ 現在、秋田市で
・アロマテラピーと
 フィトテラピー(植物療法)
 を学びながら、ショップや
 サロンを営み、スクールも
 開講しています

以前に投稿した記事
テンプレート
このブログのスキン元
藍と空とBlueの果てまでも
こちらの画像もどうぞ
ブルードーンさん壁紙写真
芳香成分類と芳香分子
モノテルペン炭化水素類
・δ-3-カレン
・α-テルピネン
・γ-テルピネン
・パラシメン
・α-ピネン
・β-ピネン
・α-フェランドレン
・β-フェランドレン
・ミルセン
・リモネン
・d-リモネン
セスキテルペン炭化水素類 -
・β-エレメン
・δ-エレメン
・カマズレン
・ジンジベレン
・β-セスキフェランドレン
・デハイドロアズレン
・デハイドロカマズレン
セスキテルペン炭化水素類 +
β-カリオフィレン
・α-コパエン
・α-セドレン
・β-セドレン
・α-ヒマカレン
・β-ヒマカレン
・γ-ヒマカレン
・α-ブルネッセン
・β-ブルネッセン
モノテルペンアルコール類
・ゲラニオール
・シトロネロール
・ツヤノール-4
・trans-ツヤノール-4
・α-テルピネオール
・β-テルピネオール
・γ-テルピネオール
・テルピネン-4-ol
・ネロール
・ボルネオール
・メントール
・d-リナロール
・l-リナロール
セスキテルペンアルコール類
・キャトロール
・α-サンタロール
・β-サンタロール
・セドロール
・ネロリドール
・パチュロール
・バレリアノール
・α-ビサボロール
・ビリディフロロール
ジテルペンアルコール類
・アセトキシ-15-ラブダノール-8
・スクラレオール
・ラバダアン-8-α-15-ディノール
エステル類
・アンスラニル酸ジメチル
・蟻酸シトロネリル
・酢酸ネリル
・酢酸ベンジル
・サリチル酸メチル
ケトン類
・l-カルボン
・d-カルボン
・カンファー
・クリプトン
・β-ジオン
・α-ツヨン
・β-ツヨン
・ピペリトン
・ベルベノン
・メントン
フェノール類
・オイゲノール
・チモール
フェノールメチルエーテル類
・trans-アネトール
・チャビコールメチルエーテル
テルペン系アルデヒド類
・シトラール
・シトロネラール
芳香族アルデヒド類
・クミンアルデヒド
・ケイ皮アルデヒド
酸化物類
・アスカリドール
・1,8シネオール
・ビサボロールオキサイドA
・trans-リナロールオキサイド
ラクトン類
・クマリン

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