みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

禁忌事項

2017年11月15日  主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項
2017年10月10日  サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる
2017年08月01日  電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項
2007年06月14日  サイプレスと禁忌事項

主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項

○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.11.15 手帳 2010年度版11.3 / 15.6
○ 履歴 : 2010「2010.11.15 秋田市に初雪降る 2010
5.2 / 9.7
○ 履歴 : 2011「2011.11.15 雪でも降りそうな秋田と会津の風景
2.7 / 9.6
○ 履歴 : 2012「2012.11.15 OmniPlan for iPad でリフォームの工程管理
3.9 / 11.7
○ 履歴 : 2013「2013.11.15 中通り サティスファクションとダイコンの柿漬け
4.3 / 10.3 23時現在
○ 履歴 : 2014「2014.11.15 今季最低の3.4度を記録し断続的に雪の降る寒い一日 2014
3.4 / 7.7
○ 履歴 : 2015「2015.11.15 立冬の頃山の様子 2015
13.6 / 17.7
○ 履歴 : 2016「2016.11.15 昔懐かしい長崎屋(会津若松)へ向かう道路 2016
7.5 / 16.2 会津
○ 気温 : 今日の最低 8.4(05:26)最高 15.4(14:04)24時
○ 気温 : 今日の最低 6.0(23:47)最高 10.1(10:13)24時

201711152400Temperature

上の画像は、2017.11.15(水)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜、夜のはじめ頃になると、それまで 13度台を示していた気温も、11度台まで下がり、21時には 10度台となっていました。

そして、夜遅くには、10度台から 9度台の気温で推移していました。

今日未明の 01時まで 9度台が続いていましたが、その後 8度台となり、明け方には 8度台から 7度台、7度台から 6度台と下がって来ました。

一昨日ほど(2017.11.13 06:43 3.5度)下がる事はなかったものの、寒い朝を迎えました。下の写真、左は、朝 08:21 頃の様子です。厚い雲の切れ間から青空がのぞき、その後は、ときどきお日さまも姿を現していました。

それでも、6度台からようやく 8度台を示す程度でした。昼前には、もう少しお日さまも姿を見せていましたが、雲に覆われた空模様で、9度台まで上がった気温は、12時には 8.9度を示していました。

今日の最高気温は、そんな中、お日さまが姿を現していた頃の 10:13 に記録した 10.1度でした。

下の写真、中央の左と、中央の右は、昼前 10:48 頃(太平山の様子)と 11:00 頃の様子です。何だか、雪雲のように寒々と感じました。

そして、昼過ぎになると、その雲から小雨が降り出してきました。その影響で、8度台から 7度台と、日中でも 10度を下まわる寒さが続いていました。

夕方になっても雨は続いていましたが、それほど雨足は強くなく、気温の方も 7度台から 18時には 6度台まで下がっていました。

夜のはじめ頃になると、降っていた雨が一時やみ、19時には 7度台まで回復したのですが、その後は、再び雨が降り出して来た事で、6度台へ下がっていました。

下の写真、右は、雨が降り出す前の夜のはじめ頃 19:53 頃の様子です。夜遅くになっても 6度台が続いていましたが、雨は、断続的に降り続いていました(24時 6.1度 89%)。

20171115外の様子朝 20171115外の様子昼前1 20171115外の様子昼前2 20171115外の様子夜のはじめ頃

下の写真、左は、「
広報 あきた」の表紙を飾っていた「ワイングラス」です。素晴らしい感性を持って作られたグラスですが、実際にこのグラスでワインを飲む段階になったら、何だか、壊れてしまいそうなくらい繊細なグラスでした。

下の写真、右は、デザートで食べた「
マダムコロー」さんの「チョコレートケーキ」です。

20171115見事なワイングラス 20171115お昼ご飯ラーメン 20171115デザートチョコレートケーキ

上の写真、中央と、下の写真は、今日のお昼ご飯のラーメンです。今日も、手作りスープによるラーメンでした。

20171115お昼ご飯

今日は、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、アロマのセミナーがありました。先日から、このセミナーのため、様々な精油データの資料を用意していましたが、何とか初日に間に合いました。

下の写真、左と中央は、今日学んでいただいた内容の一部です。

20171115アロマのセミナー1 20171115おアロマのセミナー2 20171115晩ご飯ダイコンの煮もの

上の写真、右と、下の写真は、今日の晩ご飯です。ダイコンの煮もの、豆富のおから、キクのおひたし、そして、自家製の牛丼でした。

いつもであれば、18時過ぎには晩ご飯を食べ終えるのですが、今日は、セミナーが終わってからだったので、20時近くになってしまいました。

それでも、久しぶりに日が落ちてからのセミナーで、楽しく始める事ができました。

20171115晩ご飯

下の写真、左と中央(二枚のみ)も、今日の晩ご飯です。ローストビーフのピザ、それに、ダイコンがっこでした。

20171115晩ご飯ローストビーフピザ 20171115晩ご飯ダイコンのがっこ

昨日まで、数日間、数字とにらめっこしていました。60種類におよぶ精油のデータベースを、様々な角度からご覧いただけるよう工夫して作り、印刷したものが、下の写真の資料です。

2017.11.10 低気圧が近づく中新しいアロマセミナー用に精油データの整理と加工

40種類の精油については、すでにデータそのものの入力は出来ていましたが、新たな 20種類の精油データを最初から最新のデータとして入力し、その 20種類の精油のマトリクス表を作りました。

20171115数日間かけて作ったアロマの資料1 20171115数日間かけて作ったアロマの資料2

2017.07.18 第三回目のパーソナルアロマテラピー講座開催 2017
2017.07.17 梅雨の曇り空の中野菜畑の草取り 2017(精油資料の再構築)
2017.01.09 電子座標系グラフで表現される芳香成分類と体質との相関関係を考慮した精油資料の再改良

そして、既存の 40種類の精油データに、20種類の精油データを追加して、何とか一枚の表に表現出来るよう工夫してマトリクス表を作りました。

下の写真は、60種類の精油データを、中央には、芳香成分類の項目を配置し、左側(写真では、上)には、電子座標系グラフの「
マイナス」に帯電している芳香成分類のグループを、さらには、右側(写真では、下)には、「プラス」に帯電している芳香成分類のグループを配置して表現した資料です。

20171115数日間かけて作ったアロマの資料3

当然の事ながら、各精油とそれぞれの芳香成分類の交差するセルには、数字が入っています。この数字は、ケモタイプ精油事典 Ver.8 の最新のデータ(平均的含有量の最高値%)が書き込まれ、10%以上の数字には、各々の芳香成分類に割り当てられた色を、さらに強調された形で表現されています。

そうすることで、それぞれの精油が配置されている電子座標系グラフ上の位置と、それぞれの芳香成分類が配置されている電子座標系グラフ上の位置との相関関係が、ある一定の傾向にある事が、この表から見て取れるようです。

モノテルペン炭化水素類や酸化物類、そして、フェノール類やモノテルペンアルコール類、エステル類、さらには、ケトン類やテルペン系アルデヒド類を多く含む精油を、電子座標系グラフ上と連動させているこの表から簡単に探し出す事が可能となりました。

しかも、それらに目を向けるだけではなく、その他の芳香成分類を同時に含んでいる精油についても、同じように選択するのがとても楽になりました。

その事は、ブレンドする目的に対しての選択の問題だけではなく、様々な条件を持った目的に対して、生化学的なレベルで、しかも、電子座標系グラフとも連動させた複合的なレベルでの理解を深め、そして、その理解度に応じて「
自らが目的や条件に応じた精油の選択」のできる手法としても有効に利用できそうです。

今回の新しい表には、「
禁忌事項」や「注意事項」の欄も、欲張って追加しました。それらを追加することで、なぜその精油に「禁忌事項」や「注意事項」があるのかを、上方の芳香成分類、しいては、芳香分子に目を向ける形で理解することが、容易に可能となります。

もちろん、別の表には、その理由としての芳香成分類や芳香分子が、

○ 皮膚塗布における禁忌や注意事項
・皮膚を荒らす危険性
・皮膚刺激が強い
・光感作(光毒性)の問題
○ 婦人科系における禁忌や注意事項
・エストロゲン様作用
・ホルモン様作用
○ 神経毒性による禁忌や注意事項
・神経毒死や流産惹起作用
○ その他の禁忌や注意事項
・排液のための長期継続

などの分類によって、それらに該当する精油のデータと、それらに含まれる芳香成分類や芳香分子の示された資料も、同時に作成しました。その資料が、下の写真です。

2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項

でも、ご紹介した 40種類の精油の「
禁忌事項」や「注意事項」とは別に、こちらの方は、上記にも示した通り、今回新たに追加した 20種類の精油に関連した「禁忌事項」や「注意事項」が記載されていました。

上記写真は、それら合計 60種類の精油別「
禁忌事項」や「注意事項」のみの項目だけが追加された形で表現されているのがわかります。

2017111520種類の精油注意禁忌事項

せっかくなので、新たに追加された 20種類の精油に関連した「
禁忌事項」や「注意事項」についても、上記分類によって、明らかにしていきたいと思います(いずれもケモタイプ精油事典 Ver.8 参照)。

上の写真(画像)は、その 20種類の精油に関連した「
禁忌事項」や「注意事項」です。

○ 皮膚塗布における禁忌や注意事項

については、フェノール類を含む精油に皮膚を荒らす危険性があるため、「10%以下に希釈し、広範囲に使用しない」とする「禁忌事項」がありました。

2014.10.03 精油に含まれる芳香成分類などの禁忌と皮膚塗布の関係
2008.04.30 オレガノの成分と皮膚塗布の禁忌

今回の 20種類の精油の中で該当するものには、タイム チモール Thymus vulgaris CT6 (Thymol) がありました。

同じフェノール類を含むタイム サツレオイデス Thymus satureioides については、皮膚を荒らす危険性があるとはいえ、「
禁忌事項」ではなく「注意事項」として「広範囲には使用しない、敏感肌の人は 10%以下に希釈」して使う事が記載されていました。

一つの要因として、フェノール類の含有量の違いによって「
禁忌事項」ではなく「注意事項」として分類されたのかも知れません。

ケイ皮アルデヒド(芳香族アルデヒド類)を含む精油にも、「
10%以下に希釈し、広範囲に使用しない」とする「禁忌事項」や、同様な理由(皮膚を荒らす危険性)により、乳幼児や授乳中の産婦の方には使用しないという「禁忌事項」もありましたが、今回の 20種類の精油には、該当する精油はありませんでした。

その他、チャビコールメチルエーテルという芳香分子(フェノールメチルエーテル類)にも、「
50%以下に希釈して使用する」という「禁忌事項」がありましたが、今回の精油中には、該当する精油がありませんでした。

ただ、フロクマリン類を含む柑橘系については、今回該当する精油として、グレープフルーツ Citrus paradisii (Ze) が含まれていました。これには、光感作(光毒性)の関係で「
禁忌事項」がありました。

2006.06.01 光毒性とフロクマリン類

なお、精油全体の作用による皮膚刺激の可能性から、「
希釈して使用する事が望ましい」という「注意事項」のある精油として、同じく、グレープフルーツ Citrus paradisii (Ze) があり、他の精油では、アカマツ ヨーロッパ Pinus Sylvestris や、マンダリン Citrus reticulata (Ze) の精油がありました。

また、同じように「
希釈して使用する事が望ましい」という使用方法に対して、「妊婦、授乳中の産婦」という条件に該当する場合は、「妊婦、授乳中の産婦には希釈して使用することが望ましい」として、ユーカリ グロブルス Eucalyptus globulus が掲げられていましたが、こちらの方は「1,8シネオール(酸化物類)を多く含有し、精油全体の作用により皮膚刺激が強いため」という観点からの「注意事項」でした。

さらに、ユーカリ グロブルス Eucalyptus globulus には、上記のように「
1,8シネオール(酸化物類)を多く含有し、精油全体の作用により皮膚刺激が強い」ため「乳幼児には使用しない」という「禁忌事項」も同時にありました。

○ 婦人科系における禁忌や注意事項

これらの関係は、以前、このブログでも下記の記事で投稿しました。

2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

これらは、エストロゲン様作用を示す芳香分子、例えば、マノオール(ジテルペンアルコール類)や、スクラレオール(ジテルペンアルコール類)などがあげられ、前者は、サイプレス Cupressus sempervirens に、そして、後者は、クラリセージ Salvia sclarea に含まれていました。

2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる

これらの芳香分子のように、エストロゲン様作用のある芳香分子を含む精油には、「
ホルモン依存型がん疾患の方や乳腺症の方などは使用しない」という「禁忌事項」がありましたが、今回追加された 20種類の精油には、trans-アネトールという芳香分子(フェノールメチルエーテル類という芳香成分類)を含んでいるスターアニス Illicium verum がありました。

また、ホルモン様作用(主にエストロゲン様作用)やうっ血除去作用、強壮作用、刺激作用という主な作用を持っている芳香成分類であるセスキテルペンアルコール類には、「
ホルモン様作用の可能性がある」ため、その芳香成分類を含むシダー Juniperus virginiana にも、同様の「禁忌事項」がありました。

また、エストロゲン様作用を有す芳香分子でセスキテルペンアルコール類に属するビリジフロロールを含んでいるセージ Salvia officinalis や、ニアウリ CT1 Melaleuca quinquenervia CT1 (Cineole) にも、同じく「
ホルモン依存型がん疾患の方や乳腺症の方など」を対象としてはいますが、「長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意して」使用するという「注意事項」がありました。

○ 神経毒性による禁忌や注意事項

この点についても、以前、下記のブログ記事で投稿した事がありました。

2014.10.08 寒露の頃幼稚園の栗拾いと看護大学でのアロマセミナー 2014

これらの基本的な考え方は、ケトン類という芳香成分類の持つ「
神経毒性や流産惹起作用」によるものと考えられています。

しかしながら、このケトン類という芳香成分類を構成している芳香分子にも目を向ける必要がありました。それは、ケトン類に属する様々な芳香分子には、どのような使用方法を適用するのかによっても、その「
毒性」に違いがありました。

これらの点に関しては、上記記事や、下記の記事でも詳しく取り上げられていました。

2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項

これらの観点から、再度、禁忌や注意事項(神経毒性、流産惹起作用)を見てみると、ケトン類を多く含むセージ Salvia officinalis やアトラスシダー Cedrus atlantica には、「
乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者の方々には使用しない」という「禁忌事項」がありました。

また、同じケトン類のツジョンを多く含むセージ Salvia officinalis には、「
長期間・継続的・広範囲に多量を使用してはいけない」という「禁忌事項」もありました。

さらには、同じくケトン類を含むタナセタム Tanacetum annuum には、「
乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者には、長期間継続的広範囲の多量の使用を避け「注意して」使用」が、そして、ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone には、「乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者には、長期間継続的広範囲の多量の使用を避け「低濃度で注意して」使用」するという、微妙な違いの「注意事項」がありました。

○ その他の禁忌や注意事項
・排液のための長期継続

近年、デトックスが話題になっていますが、セロリ Apium graveolens は、その中でも中心的な役割を演じる事のできる精油の一つですが、こちらを利用するときには、「一般的に 1〜 2ヶ月での使用とし、長期間継続はしない」という「排液のための長期間の継続」に対して「注意事項」が掲げられていました。

いずれの情報も、ケモタイプ精油事典 Ver.8 を参照させていただきましたが、思わぬところで、タイプミスやうっかりミスにより間違いがあるかもしれません。

その場合は、ぜひ、ひまわりブログまでご連絡いただければ幸いです。

そして、これらの「
ケモタイプ精油」をご利用するにあたっては、最新の情報と細心の注意を払って自己責任の上で実践していただければ幸いです。

これで、主な精油 60種類の精油データと注意・禁忌事項をまとめる事ができました。

2017.11.15 主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項(20種類)
2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項(40種類)
2014.10.03 精油に含まれる芳香成分類などの禁忌と皮膚塗布の関係
2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

今日の秋田の最低気温は 3度、最高気温は 9度、そして、天気は「雨時々曇り」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2017.11.15 17:00発表)。

サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる

○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.10.10 病気を引き起こす振動とそれを癒してくれる振動8.4 / 18.7
○ 履歴 : 2010「2010.10.10 アロマテラピーセミナー 2010 その1
16.8 / 23.6
○ 履歴 : 2011「2011.10.10 アロマテラピーセミナー 2011 その2
17.5 / 24.3 東京 20時現在
○ 履歴 : 2012「2012.10.10 懐かしいモーリスメッセゲ氏ティザーヌイラストと紙袋
11.2 / 21.8
○ 履歴 : 2013「2013.10.10 台風一過真っ青な空のもと幼稚園の栗拾い 2013
15.4 / 24.0
○ 履歴 : 2014「2014.10.10 冬支度の用具が目にとまる頃晩赤が落ち始める 2014
12.1 / 20.8
○ 履歴 : 2015「2015.10.10 一年ぶりの東京へ 2015
14.0 / 21.6 秋田 14.6 / 20.4 東京
○ 履歴 : 2016「2016.10.10 アロマテラピーセミナー 2016 その2
17.4 / 19.6 東京 9.3 / 17.2 秋田
○ 気温 : 昨日の最低 16.2(04:56)最高 25.3(13:07)24時 東京
○ 気温 : 昨日の最低 14.4(03:50)最高 22.6(12:21)24時 秋田
○ 気温 : 今日の最低 14.9(23:39)最高 19.3(11:16)24時 秋田

201710102400Temperature

上の画像は、2017.10.10(火)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜、夜遅くには霧雨が降り出していました。JR秋田駅東口からお店まで、ほんの少し濡れる程度の霧雨でした。

今日未明から明け方にかけては、降水量を記録するほどの雨も降らなかったようで、朝には、道路が多少濡れている部分がある程度でした。

気温の方も、未明から明け方、そして、朝の 07時までは 16度台が続いていましたが、ようやく 17度台から 18度台と上昇傾向にありました。

下の写真、左は、一時雨がやんでいた頃の朝 09:14 頃の様子です。

昼前になっても、空にはドンヨリとした雲が垂れ込め、降水量には記録されない雨が断続的に降り始めていました。気温の方も、09時に示した 18度台が、そのまま 12時まで続いていました。

それまで、かなり弱い雨が断続的に降っていましたが、昼過ぎからは、本格的な雨が降り始めてきました。中央は、雨が降っていた昼過ぎ 13:41 頃の様子です。

本格的な雨が降り出した事で、気温の方は 17度台から 16度台へと下がり始めていました。

夕方になっても、雨が降り続いていましたが、昼過ぎほど雨足は強くなく、後半には、弱い雨が降ったりやんだりを繰り返しながら、いつの間にかその雨はあがっていました。

気温の方は、昼過ぎと同じ 16度台がずっと続いていました。

夜のはじめ頃から夜遅くにかけては、降っていた雨がやんだとはいえ、ハッキリしない天気で、霧雨のような雨が降っていたのか、道路は、完全に乾く事はありませんでした。

16度台が続いていた気温は、一端、21時には 15度台まで下がったのですが、22時には 16度台となり、それ以降は、再び 15度台を示す不安定な天気でした。

気温が少し下がった頃には、降水量には記録されていない霧雨が降っていたのかも知れません(24時 15.1度 97%)。

20171010外の様子朝 20171010外の様子昼過ぎ 20171010外の様子夜のはじめ頃

下の写真、左は、雨があがっていた頃に写したお店前のローズマリーの鉢植えです。花が咲き始め、一部は散っていました。この鉢植えは、ローズマリーほふく性で、垂れ下がる性質がありました。

20171010外の様子朝ローズマリーの花 20171010デザートナシ 20171010デザートケーキ

上の写真、中央と右、そして、下の写真は、今日のお昼ご飯です。栗ご飯にサツマイモの天ぷら、玉子焼き、キュウリがっこ、そして、厚揚げ豆富のお吸いものでした。

デザートは、いただいた「ナシ」、そして、濃厚なケーキでした。

20171010お昼ご飯

今日は、東京で開催されたアロマテラピーセミナーの内容を、頂いてきた資料とパソコンに打ち込んだ内容のチェックをする作業を行っていました。

ぐずついた天気だった事もあり、一日中お店内でその仕事をしていると、ピンポーンというチャイムが鳴りました。

出て行ってみると、ビックリ!

先日、生のパパイヤを送ってくれた千葉の叔父さんではありませんか。用事でこちらの方へ来られたとのこと、あまり長話もできず、この前のお礼をさせていただきました。

2017.09.28 雨で山の仕事がお休みになった日公開収録番組へ 2017

下の写真、左は、玄関での様子です(16:29頃)。

20171010千葉の叔父さん 20171010晩ご飯

上の写真、右(中央)と、下の写真は、今日の晩ご飯です。ダイコンの煮つけ自家製栗入り、サツマイモの天ぷら、食用菊のポン酢しょう油添え、キュウリがっこ、ピーナツの佃煮、そして、カレイの焼き魚でした。

20171010晩ご飯

明日の秋田の最低気温は 13度、最高気温は 18度、そして、天気は「雨時々曇り」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2017.10.10 17:00発表)。

一昨日から、東京でアロマテラピー・セミナーが二日間開催されていました。

一日目のテーマは「
健康で元気なシニアライフを送るためのアロマテラピー」で、「運動器系・消化器系・感染症・感情等への精油の利用法」というサブタイトルが付いていました。

2017.10.08 まだキンモクセイの香りが残る頃アロマテラピーセミナーその1 2017(シニアライフ)

二日目のテーマは「
理想的な効力と有効成分を持つ精油によるあらゆる皮膚疾患への対処法」でした。

2017.10.09 アロマテラピーセミナーその2(皮膚疾患への対処法)2017

二日目の最後の質問のとき、今日のブログタイトルで取り上げた「
禁忌事項」のあるサイプレス Cupressus sempervirens についてのお話しがありました。

質問は、

精油の禁忌のある人に、ご紹介いただいたレシピを使う場合の使い方と精油の代用について

という質問でした。具体的な内容については、

ケトン類を含むような精油が含まれている処方を、その禁忌の方、てんかんの方が使う場合、どうやって使えばよいのか。あるいは、代用の精油はあるのかどうか。ケトン類以外に、例えば、サイプレス Cupressus sempervirens のように、ホルモン様疾患のある人が使う場合、その代用はあるのかどうか。

というものでした。

当然のことながら、ケトン類には、神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)がありました。そのためには「
神経毒性による禁忌や注意事項」に照らし合わせて、使ってはいけない場合があります。

2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項
2014.10.08 寒露の頃幼稚園の栗拾いと看護大学でのアロマセミナー 2014

20170801HECTdata3

上記の図は、「
ケモタイプ精油事典 Ver.8」を参照させていただきました。

これらの点については、講演者の方も、

まず、神経系の痙れんとか、てんかんにはケトン類を使ってはいけません。そういう場合は、エーテル類かエステル類の精油で代用します。

今度は、粘液溶解や血液の流動化作用を求める場合ですが、ケトン類の脂肪溶解作用を使いたいのですが、ケトン類を除き、イヌラ Inula graveolens は血液循環作用を持っているので、これを使ったらよいと思います。

ただ、ケトン類で、それ以外のもので代用できない症状が一つあります。それは、胆石です。


という回答をされていました。

ひまわりが興味を持ったのは、サイプレス Cupressus sempervirens に関連する禁忌事項でした。

ケモタイプ精油事典(Ver.8)でも、マノオール(ジテルペンアルコール類)を含むサイプレス Cupressus sempervirens には、エストロゲン様作用があり、ホルモン依存型がん疾患の方や乳腺症の方などは使用しないという「
禁忌事項」がありました。

2017.08.01 電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項
2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

この点についても、講演者の方から、

サイプレス Cupressus sempervirens は、乳がんなどのホルモン系のがんの方は、避けた方がよいと思います。

との回答がありましたが、この点については、以前から「
少しだけ理解できていない部分」もありました。

その経緯は、以前、下記の記事でも投稿していますが、サイプレス Cupressus sempervirens の「
エストロゲン様作用」についての「禁忌事項」や「注意事項」が、結構頻繁に更新され、現在の「禁忌事項」へ変更されている点でした。

下記のブログ記事では、そのサイプレス Cupressus sempervirens の「
エストロゲン様作用」についての「禁忌事項」や「注意事項」が、どのように変更されていったのかを「ケモタイプ精油事典」から拾い集めた内容をご紹介させていただきました。

2007.06.14 サイプレスと禁忌事項

● 2001.01.31 改訂版 Ver.2
○ 禁忌事項
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける
○ 注意事項
・原則として、妊産婦、授乳中の女性には使用しない
・処方投与期間の延長には医師の指導を必要とする
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない

● 2005.01.10 改訂版 Ver.4
○ 禁忌事項
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける
○ 注意事項
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない

と「原則として、妊産婦、授乳中の女性には使用しない」、「処方投与期間の延長には医師の指導を必要とする」が、削除されていました。また、

● 2006.07.01 改訂版 Ver.5
○ 禁忌事項
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける

と「注意事項」が削除され「病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない」が「禁忌事項」へと書き改められるなどの、変更点が見られました。

さらに、下記ブログ記事では、

2006.07.09 サイプレスとセドロール

前述のケモタイプ精油事典 Ver.5 に記載されていたサイプレス Cupressus sempervirens の「
セドロール(セスキテルペンアルコール類)」について、

・セスキテルペンアルコール類の「セドロール」の固有作用に変更があった
・「エストロゲン様作用」という固有作用が追加
・ケモタイプ精油事典 Ver.4 のときには「鎮静作用」という固有作用の追加

という変更点について投稿しました。

それらサイプレス Cupressus sempervirens の「
エストロゲン様作用」についての「禁忌事項」や「注意事項」が、ケモタイプ精油事典において、どのように変更されて来たのかを検証しましたが、その関連事項として、下記のブログ記事では、「ケモタイプ・アロマテラピー 2007 68号」のアロマニュース p24 の内容もご紹介しました。

2007.06.14 サイプレスと禁忌事項

そこでは、

「長い間治療家はホルモン依存型がん疾患の患者に適用するのを避けていたが、今日では研究が進み、専門出版物によってこの禁忌がはずされた。この種のエストロゲン様作用は合成のエストロゲンと異なる受容体を通して働くことが解明されたからだ」

という記述がありましたが、ケモタイプ精油事典における「禁忌事項」や「注意事項」が、改訂版を通して、サイプレス Cupressus sempervirens の欄ではたび重なる変更があり、かつ、このアロマニュースに記載されている記述に信頼性があるとすれば、再度、サイプレス Cupressus sempervirens の「禁忌事項」が書き換えられる必要があるのでは思っていました。

なお、下記のブログ記事では、

2005.10.16 女性ホルモンと肺ガンの関係3

植物由来のイソフラボンのエストロゲン様作用の事をご紹介しました。サイプレスの場合とは違うかもしれませんが、

・その構造がステロイドホルモンに似ている
・したがって、ステロイドホルモンの受容体に結合することが可能
・しかし、その作用は、エストロゲンほど、性ホルモン様作用は強くなく
・受容体との関係でも結合の状態が緩いといわれている
・植物由来のイソフラボンは、とても穏やかなエストロゲン様作用を持っている
・そのため、更年期を迎えた不定愁訴の軽減に働く
・一方、エストロゲンが過剰な場合には、エストロゲンを受け取る受容体に「植物由来のイソフラボン」が結合することで、本来のエストロゲンの結合をさえぎる形で、抗エストロゲン作用を示す

という内容でしたが、前述のアロマニュースでは「合成のエストロゲンと異なる受容体を通して働くことが解明された」ということですので、違う作用機序が働いているものと理解していました。

そして、これらサイプレス Cupressus sempervirens の「
エストロゲン様作用」についての「禁忌事項」や「注意事項」については、下記のブログ記事の「アロマテラピーセミナー 2008」でご紹介している通り、

2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1

従来の考え方が示されていたようです。

具体的には、上記「
アロマテラピーセミナー 2008」の最後の質問の中で登場した「ホルモン依存型がん疾患の患者」に対する禁忌について、

・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける

とする従来の考え方が示されていました。

とても、お話しが長くなりましたが、もう一度、昨日(2017.10.09)開催された最後の質問(上記に示した質問も最後でしたね)へ戻りたいのですが、講演者の方から、

サイプレス Cupressus sempervirens は、乳がんなどのホルモン系のがんの方は、避けた方がよいと思います。

との回答がありましたが、実は、この回答の他に、さらに、追加の回答があったのでした。それは、

ところが、臨床報告でも研究報告でも、このサイプレス Cupressus sempervirens が、ホルモン系のがんに何らかの影響を与えるという結果は一つも出ていません。

今こそ、精油を勧めていく段階で、非常に慎重に、リスクを避けて慎重に進めて行く時期だと思います。いろいろ今注目を集めていますから、慎重に慎重を期してホルモン系の疾患には、もともと避けた方がよろしいと思います。

この慎重に慎重を重ねて、普段の生活の中でいっぱいホルモン系の物質がありますが、知らず知らずのうちに身体の中に入り、それが原因でホルモン系のがんになったという例は聞いた事がありませんが、精油のホルモン系作用があるものは、こういう時期ですから避けましょうという事です。


という追加の回答でした。

この話しをお聞きして、これまでのサイプレス Cupressus sempervirens に関連する「
エストロゲン様作用」における「禁忌事項」や「注意事項」について、ようやく真の意味を理解することができました。

だからといって、賢明な読者の方々は、くれぐれもこの「
禁忌事項」をお守りいただければと思います。「慎重に慎重を重ねて」という言葉が、それを物語っていました。

なお、
「・・・ 」内 は、当日、セミナー会場で、パソコンに直接入力した文章を、いただいた資料をもとに、改めて編集しなおした「ひまわり個人の資料」です。

したがって、タイプミス、解釈の間違い等があるかもしれません。個人の勉強にご利用いただくのは大変結構な事なのですが、その範囲を超えてのご使用は「
著作権法上の問題に抵触する場合があります」ので、くれぐれもご注意をお願い致します。

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2008.10.13 アロマテラピーセミナー 2008 その1
2007.10.09 アロマテラピーセミナー2007 その1
2006.11.04 アロマテラピーセミナー2006 その1
2005.10.11 第一日目のアロマセミナー

電子座標系グラフと主要な精油の禁忌事項や注意事項

○ 関連 : 精油化学 / 植物油化学 / 医療 / 脳・神経 / 薬・身体 / 福田安保理論 / 千島学説 / その他

○ 履歴 : 2009「2009.08.01 植物療法関係記事の目次更新 2009080121.3 / 31.4
○ 履歴 : 2010「2010.08.01 会津のおいしいものあれこれ
25.1 / 29.1
○ 履歴 : 2011「2011.08.01 最初のアロマセミナーと年間計画表
19.8 / 28.3 23時現在
○ 履歴 : 2012「2012.08.01 緩和ケアセンターとアロマセラピスト
25.3 / 33.0 23時現在
○ 履歴 : 2013「2013.08.01 メタンハイドレートの有効利用と地球温暖化防止
22.1 / 28.4
○ 履歴 : 2014「2014.08.01 今日からカレンダーも八月 2014
24.0 / 29.9
○ 履歴 : 2015「2015.08.01 月をまたいで二日続けての熱帯夜 2015
24.3 / 29.2
○ 履歴 : 2016「2016.08.01 月をまたいで二日連続33度台の中鉢置き場の草取りと整理 2016
24.1 / 33.9
○ 気温 : 昨日の最低 23.6(05:12)最高 30.0(12:00)24時
○ 気温 : 今日の最低 22.9(23:56)最高 30.1(13:21)24時

201708012400Temperature

上の画像は、2017.08.01(火)秋田の気象観測データです(24時)。
・「お天気モニタ 秋田県 秋田の気象情報より(外部リンク)

昨夜は、夜のはじめ頃になっても 26度台が続いていましたが、21時にようやく 25度台まで下がり、夜遅くの 24時には 24度台を示していました。

それでも湿度が高く、それ以上の蒸し暑さを感じていました。

今日未明になっても 24度台から 23度台を示し、そのまま明け方まで 23度台が続いていました。今日の 23時までの最低気温は、明け方の 04:27 に記録した 23.3度でした(今日の最低気温 23:56 22.9度)。

朝になっても、雲が多く今にも雨の降り出しそうな空模様でしたが、その雲が少しずつなくなり、雲の切れ間からはお日さまが時々姿を現していました。

朝の 07時には 24度台だった気温も、09時には 26度台まで上がっていました。下の写真、左は、まだ雲の多かった朝 06:06 頃の様子です。

昼前になると、雲の切れ間からさらに青空が広がり、お日さまも姿を見せる機会が多くなっていましたが、雲の移動によって、隠れる事もありました。

下の写真、中央の左は、ちょうど雲がかかり、お日さまが少し隠れ気味となっていた 10:59 頃の様子です。それでも、気温の方は、27度台から 28度台を示していました。

昼過ぎになると、今まで空を移動していた雲が少なくなり始め、青空が広がって来ました。毎正時の気温は 28度台から 29度台の間で変動していましたが、13:21 には、今日の最高気温 30.1度を記録し、四日間「
真夏日」が続いていました。

そして、夕方には、雲の姿を探すのが難しいくらいに晴れ間が広がり、湿度の方も低く、梅雨明けしたかのような空模様となっていました。

下の写真、中央の右と、右は、素晴らしい青空の広がっていた夕方 18:22 頃と 18:56 頃の様子です。気温の方も、28度台から 27度台、そして、27度台から 26度台と少しずつ下がっていました。

そして、夜のはじめ頃には、25度台から 24度台、夜遅くには 23度台を示していましたが、それまで記録していた 23.3度(04:27)を下まわり、23:56 には、今日の最低気温となる 22.9度を記録していました(24時 23.0度 88%)。

20170801外の様子朝 20170801外の様子昼前 20170801外の様子夕方1 20170801外の様子夕方2

下の写真は、お店においてあるエキナセアとハイビスカスの様子です。エキナセアの花が、とても色が濃くなって来ました。そして、ハイビスカスには、新しい花芽ができ、中には花びらも見えていました。

20170801エキナセア 20170801ハイビスカス

下の写真は、今日のお昼ご飯です。今日は、かき揚げ玉子ソバでした。それに、鮭の入った大きなおにぎり、そして、キュウリのカラシ漬けでした。

20170801お昼ご飯かき揚げ玉子ソバ1 20170801お昼ご飯かき揚げ玉子ソバ2 20170801お昼ご飯おにぎり

下の写真、左は、ご飯の後に食べたトウモロコシです。まだ自家製のトウモロコシではありませんが、美味しかったです。

下の写真、中央と右は、夕方のお店前の様子です。30度台を記録したわりには湿度が低く、心地よい風も結構強く吹いていました。

そんな中、ハイビスカスの葉っぱが繁り、花芽をつけ始めていました。

20170801お昼ご飯トウモロコシ 20170801外の様子夕方ハーブたち1 20170801外の様子夕方ハーブたち2

今日は、昼過ぎから山へ向かい、野菜畑周囲の草刈りを予定していましたが、アロマの資料を作成しているうちに、時間が経ってしまいました。

せっかくだったので、下のような資料をまとめてみました。通常であれば、精油の禁忌事項や注意事項は、精油毎に取り上げられますが、今回は、「
電子座標系グラフ」の領域に従った精油の分類区分に合わせた形で、それら二つの事項を整理してみました。

もともと、電子座標系グラフを利用して、精油のデータを組み替えた資料がありましたので、その考え方の整合性を考えた上で、そのまま、それらの精油項目に、

・アレルギーなどの禁忌や注意事項
・皮膚塗布における禁忌や注意事項
・婦人科系における禁忌や注意事項
・神経毒性による禁忌や注意事項
・その他の禁忌や注意事項

を追加した一覧表を作成したのが、下の資料です。横長なので、縦に表示させていただきましたが、それでも、小さくてわかりづらいかもしれません。

2017.11.15 主要精油60種類の最新データと禁忌事項及び注意事項
2017.07.18 第三回目のパーソナルアロマテラピー講座開催 2017
2017.07.17 梅雨の曇り空の中野菜畑の草取り 2017(精油資料の再構築)
2017.01.09 電子座標系グラフで表現される芳香成分類と体質との相関関係を考慮した精油資料の再改良

20170801HECTdata1

・アレルギーなどの禁忌や注意事項

に関しては、ウィンターグリーン Gaultheria procumbens に含まれている「サリチル酸メチル」に理由があり、アスピリンアレルギーの方には、「禁忌事項」でした。

2006.02.13 サリチル酸二つの官能基

そして、この芳香分子には、敏感肌へ刺激を与える場合があるため、「
20%以下に希釈」して使用する事が「注意事項」として取り上げられていました。

また、ブタクサなどに対するアレルギーを持つ方に対しては、カモマイル ジャーマン Matricaria recutita が、そして、アレルギー体質を持つ方に対しては、ローレル Laurus nobilis が、それぞれ「
注意事項」として、「原則としてパッチテストをしてから使用」することが取り上げられていました。

・皮膚塗布における禁忌や注意事項

については、フェノール類を含む精油に皮膚を荒らす危険性があるため、「10%以下に希釈し、広範囲に使用しない」とする「禁忌事項」がありました。

2014.10.03 精油に含まれる芳香成分類などの禁忌と皮膚塗布の関係
2008.04.30 オレガノの成分と皮膚塗布の禁忌

今回の主要な精油の中で該当するものは、オレガノ Origanum compactum やクローブ Eugenia caryophyllus がありました。

同様に、ケイ皮アルデヒド(芳香族アルデヒド類)を含む代表的な精油、シナモン カッシア Cinnamomum cassia にも、上記と同じ「
禁忌事項」があり、また、同様な理由(皮膚を荒らす危険性)により、乳幼児や授乳中の産婦の方には使用しないという「禁忌事項」もありました。

また、ケイ皮アルデヒドと同じように、ある特定の芳香分子を含んでいる精油の禁忌事項が、もう一つありました。

それは、チャビコールメチルエーテルという芳香分子(フェノールメチルエーテル類)を含むバジル Ocimum basilicum でした。この精油を使う場合には、「
50%以下に希釈して使用する」という「禁忌事項」がありました。

さらに、フロクマリン類を含む柑橘系にも、光感作(光毒性)の関係で「
禁忌事項」がありましたが、同じ柑橘系でも、オレンジ スィート Citrus sinensis (Ze) や、マンダリン Citrus reticulata (Ze) は「光感作(光毒性)作用を起こしたという確証がない」という事で、この「禁忌事項」には該当していませんでした。

また、オレンジ スィート Citrus sinensis (Ze) を含む柑橘系にも皮膚刺激の可能性から、「
希釈して使用する事が望ましい」という「注意事項」がありました。

2006.06.01 光毒性とフロクマリン類

同じような理由(皮膚刺激の可能性)で、ティートゥリー Melaleuca alternifolia にも、三歳未満の乳幼児や敏感肌の方は「
10%以下に希釈して使用」するという「注意事項」もありました。

・婦人科系における禁忌や注意事項

これらの関係は、以前、このブログでも下記の記事で投稿しました。

2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

これらは、エストロゲン様作用を示す芳香分子、例えば、マノオール(ジテルペンアルコール類)や、スクラレオール(ジテルペンアルコール類)などがあげられ、前者は、サイプレス Cupressus sempervirens に、そして、後者は、クラリセージ Salvia sclarea に含まれていました。

2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる

これらの芳香分子を含む精油には、エストロゲン様作用があり、ホルモン依存型がん疾患の方や乳腺症の方などは使用しないという「
禁忌事項」がありました。

また、ホルモン様作用(主にエストロゲン様作用)という主な作用を持っているセスキテルペンアルコール類を含む精油、例えば、サンダルウッド Santalum austrocaledonicum やパチュリー Pogostemon cablin などにも、同様の「
禁忌事項」がありました。

また、子宮収縮作用という観点からは、オイゲノール(フェノール類)を含むクローブ Eugenia caryophyllus や、ゲラニオール(モノテルペンアルコール類)を含むパルマローザ Cymbopogon martinii にも「
禁忌事項」がありました。

前者(クローブ)は、妊婦には使用してはいけませんが、例外として、出産時の妊婦には「
注意をすれば使用可能」、後者(パルマローザ)は、原則として、「出産時以外の妊婦には使用しない」という、微妙な表現が使われている「禁忌事項」でした。

さらに、ケイ皮アルデヒド(芳香族アルデヒド類)を含むシナモン カッシア Cinnamomum cassia にも、「
子宮や皮膚への影響」を考慮して「妊婦には使用しない」という「禁忌事項」もありました。

・神経毒性による禁忌や注意事項

この点についても、以前、下記のブログ記事で投稿した事がありました。

2014.10.08 寒露の頃幼稚園の栗拾いと看護大学でのアロマセミナー 2014

これらの基本的な考え方は、ケトン類という芳香成分類の持つ「
神経毒性や流産惹起作用」によるものと考えられています。

しかしながら、このケトン類という芳香成分類を構成している芳香分子にも目を向ける必要がありました。それは、ケトン類に属する様々な芳香分子には、どのような使用方法を適用するのかによっても、その「
毒性」に違いがありました。

皮膚塗布」という使用方法の観点から見てみると、ヘリクリサム Helichrysum italicum に含まれている「β-ジオン」や、ローズマリー カンファー Rosmarinus officinalis camphora とラベンダー スピカ Lavandula spica に含まれている「カンファー」、そして、ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone に含まれている「ベルベノン」などは、毒性の評価が「+(一個の+)」と、他の芳香分子に比べると、低い毒性を示していました。

ペパーミント Mentha piperita に含まれているケトン類の「
l (エル)-メントン」の評価は「++(二個の+)」で、前者の芳香分子よりも高い毒性を示していました(いずれもケモタイプ精油事典 Ver.8 p486 ケトンの種類別毒性(+が多いほど毒性が高い)より)。

そのような考え方に基づき、再度、上記禁忌や注意事項(神経毒性、流産惹起作用
)を見てみると、ヘリクリサム Helichrysum italicum やラベンダー スピカ Lavandula spica には、「注意事項」として、乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者の方々には、「長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて」使用することを基本に、前者のヘリクリサムでは「注意をして」使用することを、そして、後者のラベンダー スピカでは「低濃度で注意をして」使用することを求めています。

また、毒性の評価(皮膚塗布)が「
」と、上記芳香分子と同じカンファーを含むローズマリー カンファーでは、「禁忌事項」として、「乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者の方々には使用しない」事を求めています。

これは、カンファーの含有量が多いことに起因するのかと思います。

また、ローズマリー カンファーと同じように、ペパーミントにも「
禁忌事項」がありましたが、こちらの方は、毒性の評価(皮膚塗布)が「++」と高く、含有量も多いため、とても複雑な「禁忌事項」と「注意事項」の組合せとなっています。

まず、「
神経毒性や流産惹起作用」という観点からは、乳幼児を除く「妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない」という「禁忌事項」があり、「神経毒性」という側面からは、「三歳以上の幼児」には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避けて「低濃度で注意をして」使用することを求めている「注意事項」と同時に、「咽頭の痙れんを起こす可能性がある」という別の理由から、「三歳未満の乳幼児には使用しない」という「禁忌事項」が存在していました。

法律条文のように見えてくるから不思議ですが、ペパーミントを「
三歳以上の幼児」が使う場合は、「神経毒性」という観点から「注意事項」として、長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避けて「低濃度で注意をして」使用することが可能なようです。

・その他の禁忌や注意事項

これらの観点からは、血圧上昇作用によりマッサージや経口摂取後、血圧が急上昇する可能性、上記にも登場してきた咽頭の痙れんを起こす可能性などが、条件によっては「禁忌事項」や「注意事項」にあてはまる場合もあり、さらには、広範囲に使用しないという「禁忌事項」もありますが、これらは、すべてペパーミント Mentha piperita を利用する場合に適用されるものでした。

→ 血圧上昇作用によりマッサージや経口摂取後、血圧が急上昇する可能性
(1) 「
妊婦、授乳中の産婦、神経系の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない」という「禁忌事項
(2) 「
高血圧症の方には、長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて」「注意をして」使用するという「注意事項

→ 咽頭の痙れんを起こす可能性
(1) 「
三歳未満の乳幼児には使用しない」という「禁忌事項
(2) 「
三歳以上の幼児」が使う場合には「長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避けて」「低濃度で注意をして」使用するという「注意事項

がありました。

また、ジャスミン Jasminum officinalis (Abs.) についての「
禁忌事項」や「注意事項」もありましたが、この精油はアブソリュート(溶剤抽出)ゆえ、原則として、皮膚塗布などには利用しませんでした。

それでも利用する場合には、「
原則として原液で塗布しない」という「禁忌事項」があり、また、誘眠作用により、集中力を妨げる可能性が指摘され、長期間・継続的・広範囲に多量の使用を避けて「低濃度で注意をして」使用することが「注意事項」として求められていました。

20170801HECTdata2

上の画像と、下の画像は、それらの「
禁忌事項」と「注意事項」とを、「電機座標系グラフ」の領域に従った精油の分類区分に合わせた形で整理したものです。

間違いのないよう、心がけたつもりですが、何かあれば、連絡いただければ幸いです。なお、上記主要な精油の「
禁忌事項」や「注意事項」については、「ケモタイプ精油事典 Ver.8」を参照させていただきました。

20170801HECTdata3

下の写真は、夕方、NHKテレビで放送されていた気象情報の様子です(18:31頃)。2017.07.20(木)から 08.31(月)までの秋田の日照時間を現したグラフですが、どうも、26(水)辺りが、「梅雨明け」を見極める一つのポイントだったようですが、その後、日照時間が減る日もありました。

20170801NHKテレビより秋田市の日照時間の推移 20170801NHKテレビより今日の気圧配置1 20170801NHKテレビより明日の気圧配置1

上の写真、中央と右、そして、下の写真、中央と右は、日本付近の気圧配置の概要を伝えている画面ですが、今日高気圧の張り出している辺りが、明日には東北地方に接近するようで、ひょっとすると明日 2017.08.02(水)にも「梅雨明け」が発表されるかもしれないということでした。

早く、梅雨明けしてほしいですね。

20170801NHKテレビより秋田県内の天気 20170801NHKテレビより今日の気圧配置2 20170801NHKテレビより明日の気圧配置2

下の写真は、その高気圧の影響なのか、昼過ぎよりは夕方の方が、素晴らしい青空が広がっていた様子です(18:56頃)。南の空にはお月さまも姿を現していました。

20170801外の様子夕方南の空にはお月さま 20170801外の様子夕方北の空 20170801外の様子夕方東の空

下の写真は、今日の晩ご飯です。豆富のおから、ちりめんじゃこ入りふく菜の炒り煮、ツル菜、ナスとミョウガ・キュウリの和えものダイコンおろし添え、それに、ホッケの焼き魚でした。

20170801晩ご飯

下の写真、左も、今日の晩ご飯で、フク菜とスペアリブのスープでした。下の写真、右(中央)は、お店前にあるエキナセアの花のようです。外では、涼しい風がふいていました。

20170801晩ご飯ふく菜とスペアリブのスープ 20170801外の様子夜のはじめ頃エキナセア

明日の秋田の最低気温は 21度、最高気温は 30度、そして、天気は「晴れ時々曇り」が予想されていました(
YAHOO!JAPAN 秋田の天気予報 2017.08.01 17:00発表)。

サイプレスと禁忌事項

今日は、朝からどんよりと曇り空。雨が降り出しそうな天気なのですが、結局先ほどまでは降らずじまいでした。昨日は、暑かったのですが、気温をみてみると、今日の方が最低、最高とも高かったようです。

朝の最低気温は 19.6度、日中の最高気温は 28.9度でしたが、何となく湿っぽく湿度が高い感じです。

下の写真、左は、店の前のラベンダースピカです。写真を撮っていたら、トンボが帽子にとまり、なかなか離れてくれません。まるで、生きたアクセサリー。右は、お昼に食べたハンバーグカレーです。

20070614ラベンダースピカ 20070614トンボ 20070614ハンバーグカレー

下の写真、イチョウの木に植え込んであるラベンダー早咲き 3号です。道行く人たちのほとんどが、目を向けてくれるようです。紫色に煙るラベンダーは、やはり人気があるようですね。右の写真は、昨年、挿し木で増やしたラベンダー早咲き 3号です。

20070614ラベンダー早咲き3号 20070614ラベンダー早咲き3号 20070614ラベンダー早咲き3号挿し木

下の写真は、今日の晩ご飯です。ギョウザに、カボチャとナスと高野豆腐の組み合わせ、そして、カリフラワーのマヨネーズ和え。

20070614ギョウザ 20070614カボチャとナスと高野豆腐 20070614カリフラワー

下の写真も、今日の晩ご飯。タマゴご飯に、カブとキュウリのがっこ、そして、柚子味の塩辛です。これだけでも、ご飯を平らげることが出来そう。

20070614タマゴご飯 20070614カブとキュウリのガッコ 20070614柚子味の塩辛

午前中、アロマテラピーのセミナーをしていました。ちょうど、サイプレス Cupressus sempervirens のお話をしていたところに、ケモタイプ・アロマテラピー 2007 68号が届きました。お茶の時間に、中をパラパラめくってみると、おもしろそうな記事がたくさん載っているではありませんか。

今年の「
アロマテラピー・セミナー」の講師紹介の中に、講演内容が書かれていました。

・ハーブや精油に多数登場するシソ科のお話と、
・バジル Ocimum basilicum の精油成分分析結果

・メディカルアロマテラピーと混合診療の壁
・ボランティア活動を通してのアロマテラピー

・4 つの特徴を備えた身体の炎症反応とアロマテラピー
・炎症反応にかかわる白血球(好中球)と精油の作用

などが、紹介されています。また、連載ものの「微生物と香り 第9回」では、

・精油はなぜ微生物を殺してもヒトに害がないのか

と、あまり考えても見なかった内容に、改めて「そうだよなぁ〜、どうしてなのかなぁ〜」と、的確に答える事のできない疑問に対して、基礎研究の結果をもとに、詳しくその内容が書かれていました。

国産のローズウォーターが、現在欠品中です。それを生産している農場が山梨にありますが、今回は、

・農場からのレポート No.20 の中で
・特に、ローズ ダマスケナの成長記録と蒸留風景

が、カラーの写真で掲載されていました。そして、今日のセミナー中に出てきたサイプレス Cupressus sempervirens の事が、グッドタイミングで、アロマニュースとして掲載されていました。

・ベルギーより「Aroma News」33号
・サイプレス Cupressus sempervirens

このサイプレス Cupressus sempervirens という精油については、以前2006.07.09 サイプレスとセドロールでも投稿しました。

・セスキテルペンアルコール類の「セドロール」の固有作用に変更があった
・「エストロゲン様作用」という固有作用が追加
・精油事典 Ver.4 のときにも追加があった
・そのときは「鎮静作用」という固有作用の追加

新しく追加された「エストロゲン様作用」は、サイプレス Cupressus sempervirens のセドロールに固有の作用、と捉えたほうがよいのかもしれません。というのも、セスキテルペンアルコール類(芳香成分類)の芳香分子のリストに記載されているセドロールには、この「エストロゲン様作用」は見つからないからです。

また、

・モノテルペン炭化水素類のα-ピネンの量が増えた
・それにともない、全体としてモノテルペン炭化水素類の全体に占める割合が増えている

など、過去の成分を数値で比較しました。今回届いたケモタイプ・アロマテラピーのアロマニュースには「検知されたおよそ 150種の分子のうち 10種類が精油全体の 87.98%を占めている」とした「ガスクロマトグラフィーと質量分析計による計測結果」が載っていました。

それを見ていたら、前回調べた比較表に、このデータを追加して比較検討したくなってしまいました。今回は、それに、

・ケモタイプ精油事典 2001.01.31 改訂版 Ver.2 に記載されていた「基準値」と
・2010.06 月保証期間、ロット番号「BIOCSRMPH0605」のケモタイプ精油の数値

を加えてみました。その比較表が下記に示されています。

20070614サイプレス Cupressus sempervirens

2010.06 月が保証期間のケモタイプ精油のデータに示されるように、やはり、モノテルペン炭化水素類の「α-ピネン」が多くなってきているようです。数値でいえば「61.49%」と「基準値」で示されていた「40~60%」の範囲を超えているようです。

一方、今回のアロマニュースで示されていた「α-ピネン」は「46.10%」と「基準値」の範囲内にあります。ただし、いつの蒸留なのかなどについては公表されていなかったようで、昔のデータの可能性も考えられそうです。

モノテルペン炭化水素類の「δ-3-カレン」の数値も結構高いようですね。「tr.」と書かれているのは、精油中に含まれている成分が、検出限界近く、分析機器の感度ぎりぎりで数値を確定できない場合に使われる記号のようです。

2006.11.12 ゲラニルピロリン酸とリモネン合成2では、

・ゲラニルピロリン酸から、リモネンシンターゼという酵素によって、四つの主要なモノテルペン炭化水素が生成
・リモネン、ミルセン、α-ピネン、β-ピネンが作り出される
・この 4種類の芳香分子は、針葉樹の作り出した樹脂の主要な成分ともいわれている
・これらの樹木が病害虫などにより被害を受けたときに、その被害を最小限に食い止める作用を備えている

というお話をしました。α-ピネンが多くなってきたのには、そのような「植物の防御能」に理由があるのでしょうか。

アロマニュースでは「もう一つ」の発見がありました。それは、

「長い間治療家はホルモン依存型がん疾患の患者に適用するのを避けていたが、今日では研究が進み、専門出版物によってこの禁忌がはずされた。この種のエストロゲン様作用は合成のエストロゲンと異なる受容体を通して働くことが解明されたからだ」

という記述が前述の「ケモタイプ・アロマテラピー p24」に記載されていた点でした。ケモタイプ精油事典における「禁忌事項」や「注意事項」が、改訂版を通して、サイプレス Cupressus sempervirens の欄では変化がありました。

● 2001.01.31 改訂版 Ver.2
○ 禁忌事項
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける
○ 注意事項
・原則として、妊産婦、授乳中の女性には使用しない
・処方投与期間の延長には医師の指導を必要とする
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない

● 2005.01.10 改訂版 Ver.4
○ 禁忌事項
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける
○ 注意事項
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない

と「原則として、妊産婦、授乳中の女性には使用しない」、「処方投与期間の延長には医師の指導を必要とする」が、削除されています。また、

● 2006.07.01 改訂版 Ver.5
○ 禁忌事項
・病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない
・乳房に痛みを伴う胸のしこりや、張り(乳腺症)がある場合の使用は避ける

と「注意事項」が削除され「病理学上ホルモン依存型疾患(がん)に対する使用はしない」が「禁忌事項」へと書き改められています。

今回のアロマニュースに記載されている記述に信頼性があるとすれば、再度、
サイプレス Cupressus sempervirens の「禁忌事項」が書き換えられる必要がありそうですね。

ただ「
毒性について」と記述されていた「このサイプレス」に、学名が書かれていました。「Cupressus sempervirens var.strica」でした。また「この種のエストロゲン様作用」ということも書かれていました。この種は、エストロゲン様作用にかかるのか、この学名のサイプレスの種にかかるのか判断しかねる表現でした。

植物の種を分類して、学名などを表すとき「同じ種の中で明らかな形質の相違が認められ、細分化が必要な場合、下位のランクの分類群がつくられる」そうです。通常のサイプレスは「
Cupressus sempervirens」ですが、その下に「var.strica」がついていますから、違うケモタイプの精油となるのでしょうか。

これらの点については、今後明らかにしたいと考えています。

・・以下は、2017.10.10(水)に追加した情報です・・・・・・

2007.06.15 学名について調べてみました。「Cupressus sempervirens var.strica」を完全一致の条件で、Google にて検索したのですが、ヒットしたのが、1件でした。ところが「Cupressus sempervirens var.stricta」で検索すると、約「140」」ヒットしました。

また、ラテン語で「
stricta」は「直立した、まっすぐな」という意味のようです。サイプレス、イトスギは、まさに、その形容にふさわしい姿形をしていますから、表記の間違いかもしれませんね。

2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる
2007.06.15 早咲きラベンダーの開花とサイプレス

・・以上は、2017.10.10(水)に追加した情報です・・・・・・

なお2005.10.16 女性ホルモンと肺ガンの関係3では、植物由来のイソフラボンのエストロゲン様作用の事をご紹介しました。サイプレスの場合とは違うかもしれませんが、

・その構造がステロイドホルモンに似ている
・したがって、ステロイドホルモンの受容体に結合することが可能
・しかし、その作用は、エストロゲンほど、性ホルモン様作用は強くなく
・受容体との関係でも結合の状態が緩いといわれている
・植物由来のイソフラボンは、とても穏やかなエストロゲン様作用を持っている
・そのため、更年期を迎えた不定愁訴の軽減に働く
・一方、エストロゲンが過剰な場合には、エストロゲンを受け取る受容体に「植物由来のイソフラボン」が結合することで、本来のエストロゲンの結合をさえぎる形で、抗エストロゲン作用を示す

という内容でした。今回のアロマニュースでは「合成のエストロゲンと異なる受容体を通して働くことが解明された」ということですので、違う作用機序が働いているようですね。

今回の「
ケモタイプ・アロマテラピー」は、頭の中がパニックになるような内容でした。

・・以下は、2017.10.10(水)に追加した情報です・・・・・・

○ サイプレスの禁忌事項とエストロゲン様作用については、下記の記事を参照下さい。
2017.10.10 サイプレスの禁忌事項を改めて考えさせられる
2010.01.01 エストロゲン様作用と精油の禁忌との関係

・・以上は、2017.10.10(水)に追加した情報です・・・・・・

● 関連記事
精油の化学関連の目次
2007.06.15 早咲きラベンダーの開花とサイプレス
2006.07.09 サイプレスとセドロール
2006.12.15 デヒドロエピアンドロステロン
2006.11.12 ゲラニルピロリン酸とリモネン合成2
2005.10.16 女性ホルモンと肺ガンの関係3
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プロフィール
ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
・(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
・1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、出荷
・ショップでハーブ関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
・アドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール開講
○ アロマテラピーとフィトテラピー
・(植物療法)を勉強しています

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