2005年08月

君という名の

気づけばいつも側にいて
求められて 与えられて

当たり前のように僕は微笑んでいて

だけど 本当は
君のことを 僕はどう思っているんだろう

君が側にいないなんて
考えることもできない

それでも 君と同じように
君が 僕の全てだと
僕は言うことが できるだろうか

安らげて 癒されて
必要とされていることに
満足してるだけだったら?
 

君じゃない他の誰かでも
僕を必要としてくれるなら
優しく包んでくれるなら

僕は 微笑んで側にいるのかな

君じゃなくちゃ ダメなのかな

でも それを確かめることはできないね

君は僕を離さないから

君以上に 僕を必要としてくれる
他の誰かなんて いないから

僕は 心地よさに溺れて
飲まれて

君の腕の中でしか
呼吸をすることができないから

きっと 僕はめぐり合えたんだよね


僕が僕として生きていける場所に

温かで優しい僕だけの君に

君という名の

僕のためだけの
世界に


最期の日

いつかまた めぐり逢えるかな
二人で過ごした日々の記憶が
消去されてしまった後で

それでも 僕はお前を見つけ出せるかな
お前は僕を抱きしめてくれるかな

ねぇ
記憶は消されてしまっても
二人が愛し合った証として

目印を付けておこうよ

僕の左肩に
お前の右肩に

深い 深い
同じ傷を・・・

流れ出る真っ赤な命は
とても温かくて

唇を押し当てれば
心まで 満たされていく

例え 出逢えたとき
記憶どころか
この温かな 命さえ奪われていても

心まで 消されていても

きっと お前と逢えたなら
動き出す

無いはずの 左胸の鼓動が

疼きだす
痛みなど 感じないはずの
肩の傷が

だから 恐くないよ

僕が僕でなくなってしまうことも

一時の別れも

また 逢おうな



ただ・・それだけ

僕が必要としているのは
お前だけで

僕がここにいるのは
お前がいるからで

きっと僕の隣に
お前がいなかったなら

この世界に なんの未練も
執着もないんだろう

甘えてる 凭れてる
縋ってる わかってる

それでも
笑ってくれるから
背中を支えてくれるから

僕は 戦っていかれる

僕が欲しいのは
お前だけだから

お前が 離れてしまわないように

・・・僕は 終らない戦いを
続けているのかもしれない

だって 戦う意味なんて
もう わからないから

お前といたい
・・ただ・・それだけ





ましろ
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