奥にあるJBピックアップはハイブリッドスタイルのピックアップです。
コイルを2層に分けて巻くことで、60年代風JBサウンドと70年代風JBサウンドとをアウトプットすることができます。フィンガーピッキング、スラップなど奏法に合わせてセレクトすることが出来ます。
70年代風コイルはフォームバー・皮膜線を採用し7kΩ台後半の抵抗値。ブライトで軽快なサウンド。
そのコイルの上に追加する形で巻かれた60年代風コイルはウレタン皮膜線を採用し合計で8kΩ台後半の抵抗値。
切り替えるための250kΩのプッシュ・プルスイッチ付きポットが付属します。
手前にあるのはPJ専用のピックアップ。
60年代前半の個体をイメージした包容力があるローエンドが魅力のPスタイルピックアップに合わせて、ブリッジ側のJスタイルピックアップは、ネック側のPスタイルピックアップの出力に負けることのない十分な出力を持たせました。バンドサウンド内で埋もれることない粒立ちの良いミッド・レンジを発揮します。
また、ブリッジ側ピックアップもネック側同様に内部でボビンをスプリットし、PJレイアウトならではの悩みであるブリッジ側ピックアップのノイズを大幅に抑えました。
これらのカスタマイズによってPJレイアウトにしか出せない幅広いサウンドバリエーションの可能性を存分に活かすことができ、今まで以上に思い切った大胆なミキシングが可能になります。
PJのピックアップをリプレイスするには双方の位相を合わせる必要がありますが、本製品はネック側、ブリッジ側ピックアップのセットですので安心して交換していただけます。