November 23, 2004

JC & JCD 外国馬(1)

フェニックスリーチ(Phoenix Reach)

 牡4歳 鹿毛 アイルランド産
 通算 8戦3勝
 主な重賞成績
 2002 カナディアン・インターナショナル(G1)
  2002 セントレジャー(G1) 2着

 父 Alhaath
 母 Carroll's Canyon(by Hatim)

おそらく、今年の戦績からは馬券に絡まないと思うのだが、案外穴党の好むところもあるらしい。週刊ケイバブックでは△をつけている人も何人かいる。

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フェニックスリーチはデビュー当時から一応注目を集めた存在ではあったらしいが、デビューの未勝利戦は2着に破れている。ただ、この時の勝ち馬は、後の2000ギニー3着馬ノースダンサーで、アタマ差に頑張ったのは、素質の片鱗を見せたといって良いのだろう。

このレース(2歳時の6月)後、調教中にフェニックスリーチは繋の部分に深刻なけがを負い、生命も危ぶまれたという。それくらいのけがだから翌3歳の春になっても復帰のめどは立っていなかった。それが夏を迎えてみるみる回復し、7月にレースに復帰、芝の2400m未勝利戦にあっさり勝つと、同じ7月、G3のゴードンSを連勝してセントレジャー(G1)に駒を進めた。ここはブライアンボルーの3着と破れたが、つづくカナディアン・インターナショナル(G1)で1番人気のブライアンボルー(3着)を下して優勝した。
調教師のアンドリュー・ボールディングは当時まだ開業1年目で、大変な喜びようだったらしい。馬主のアンソニー・クリストウ(ウインターベック・マナー・スタッド)は個人馬主だが、彼も「レースにでられただけでも幸運だったのに」と、奇跡の復活を感動を込めて語った。

実を言うと、この時、調教師はワールドシリーズへのキャンペーンについて、年内の国際レース(JC・香港国際C)は高速馬場のレースになるので出ないとコメントしている。この馬は高速馬場が嫌いだから、ワールドシリーズへのキャンペーンは春になるだろうと。

これまでの3勝はすべて2400mのレースだが、タイムはどれもJCで想定される勝ちタイムを10秒以上上回っている。いくらなんでも無理と、経験則は教えているが、どうだろう。
フェニックスリーチ、日本語に訳すと不死鳥の羽ばたきとか、不死鳥の飛翔といった感じだろうか?春のキャンペーンは不死鳥が地に墜ちた感をまぬがれないが、休養をはさんで復活するのだろうか。個人的には大けがを克服してきた馬と言うことで応援したいが、さすがに馬券は買わないだろうな。

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ちなみに父のアルハースは2歳時に5戦5勝、デュハーストS(G1)に勝って2歳チャンピオンの座に着いているが、3〜4歳時は12戦3勝、G2G3を勝ってはいるがG1には縁がなかった。どうも早熟くさい。母系はキャロルハウスの近親と言うから、やはりヨーロッパ向きか。

ということで、お手並み拝見です。



birdcatcher at 03:02│Comments(0)TrackBack(0)競馬エッセイ 

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