February 12, 2005

いろいろなところで反響が出てきましたねw

鳥人間式温度計、しばらくぶりの更新でございます。

アクセス解析を見ていると、いろんなところでリンクを
貼って頂いてるようで。ありがとうございます。

いろんなチームの掲示板で物議を醸しているのを目にしています。
ありがとうございます。管理人birmometerの狙い通りです。

さらに、どなたかが昨夜、
2chの鳥人間スレにリンクを貼ってくれたようでw

言っておきますが、管理人は貼ってないですよ。
このブログを自ら宣伝する気は無いです。

鳥人間式温度計、確実に知名度がアップしてきているようです。

これからも頑張っていきますので、温かい目で見守ってください。
よろしくお願いいたします。


鳥コン情報のオピニオンリーダーとなる日を夢見てますww
「とりっぱ」無くなりましたしね。

辛口「とりっぱ」的存在を目指しています。。。
  
Posted by birmometer at 11:20Comments(4)TrackBack(0)全体

January 19, 2005

鳥人間コンテストの司会。

鳥人間コンテストの司会者を桂三枝だと思っている人は多い。

これは、初期の頃(正確なデータなし)から第24回(2000)まで、
約20年にわたり、桂三枝が司会者を務めてきたからだ。
司会者を務めはじめたころは、画期的な画になったのだろうが、
今となっては、競技色の強い鳥人間コンテストの番組にあわないのか、
番組に呼ばれなくなった。

ちなみに、記念すべき第1回の司会を務めたのは小林亜星
小林亜星氏は、その後も大会審査員として参加していた。

第25回(2001)から司会者が突如、長嶋一茂に代わる。
競技色を出したいと言うことだったのだろうが、やはり彼には荷が重かった
らしく、1年で司会は降板。

第26回からは、現在の今田耕司が司会を務めるようになった。
  
Posted by birmometer at 07:41Comments(0)TrackBack(0)番組紹介

January 16, 2005

【大阪府立大学】今年初の試験飛行を予定

大阪府立大学 堺・風車の会は、今年初の試験飛行の日程を発表した。
 今年初の試験飛行(テストフライト)は、1月22日か23日のいずれかに行われる予定。

 昨年末のテストフライトでは満足な飛行が出来たとは言い難い。1月下旬からは後期試験のためにクラブ活動は一旦お休み。試験終了後のクラブ活動は主に新機体の製作となるため、今回のフライトが練習機での「飛び納め」となるかもしれない。

試験飛行を早くからやるチームには、日本大学大阪府立大学等が挙げられる。

今年の鳥人間コンテストに出場する機体はまだ制作中。
今年の大阪府立大学 境風車の会の機体は、小型高速タイプ。

現在行っている試験飛行は、過去の大会に出場した機体を用いて行っている。

主にパイロットのトレーニング、グランドクルー(地上でサポートする人達)のトレーニングを目的としている。

離陸から、定常飛行、着陸までの一連の流れをパイロットが体感しておくと、
新しい機体で試験飛行を行うときにトラブルが起こりにくい。

新しい機体ができたとき、気体を破損せず、
スムーズに試験飛行が行えるというメリットが、
この時期の試験飛行にはある。


大阪府立大学は、鳥の名前を機体名に採用していることが多いチーム。

今年は不死鳥のごとくよみがえるのだろうか。

40db3d33.jpg  

【日本大学】HPが復旧

ここ数日、日本大学理工学部航空研究会のHPがダウンしていたが、

現在はHPが復旧し、日大航研のHPに再びアクセス可能となったようだ。

ここ数年まったく変化のない、
一昔前のHPデザインセンスはHP復旧後も健在のようだ。

せっかくHPがダウンしてたんだから、
怪我の功名ばりにリニューアルをしてみたらよいのではないだろうか。

人力飛行機界をリードするチームなだけに、
HP作成センスもリードしていってほしいものである。
  

鳥人間コンテストの視聴率。

やはり気になるのは、鳥人間コンテストの視聴率。

鳥コンの視聴率は毎年大きく推移する。


過去3年間の鳥人間コンテストの平均視聴率
(※NTV発表のデータに基づいています。)

第28回(2004):11.7% →台風接近による人力部門の大会不成立。
第27回(2003):19:0% →滑空機部門、人力部門ともに大会記録を更新。
第26回(2002):18.1% →滑空機部門400m越え、人力部門は6km強で執念のフライト。


年ごとに視聴率のブレが多きいのが特徴的。

鳥人間コンテストの視聴率は、
コンテストがどれだけ盛り上がるかで決まってくる。

参加チームの飛距離がでれば出るほどに、盛り上がり、
視聴率ががあがると言えそうだ。


逆に言うと、盛り上がらない大会は主催者側はキツい、ということだろう。


ここで自明なことは、単純に

「長い飛距離を飛ぶチームは、長時間映る」

視聴率から考えて、番組視聴者は長距離フライトを見たがっている。
そして、番組製作側もそれを望んでいる。

実際、長距離フライトをねらえるチームはよみうりTVの待遇がいい。
番組でも、そのチームは大きく取り上げられる。


番組に映りたいチームは、
長距離飛べばいいということだ。

もしくは、
視聴者の別の興味をひくため、奇抜な機体で出場する。


このどちらかが今の鳥コン出場チームに求められている。  続きを読む
Posted by birmometer at 01:31Comments(1)TrackBack(0)うんちく。

January 14, 2005

【鳥人間用語】羽根(はね)

c9978a22.jpg視聴者にわかりやすく伝えるためか、
鳥人間コンテストの番組では翼のことを羽根と呼ぶ。

たいてい主翼(パイロットの上にある一番大きな翼)の
事を指している。

おそらく、航空用語に明るくない視聴者にわかりやすく伝えるための
言葉なのだろう。もしくは、「鳥人間」だから主翼ではなく羽根なのか。

普通、航空関係に携わる人間が羽根と言う言葉を口にすることは
あまりない。本当の鳥の羽根を目の当たりにしたときくらいだ。

しかし、航空用語に明るくない一般の視聴者に対して、
「羽根」と言わずに「翼」と言っても通じるような気がする。

番組で耳にするたび、無意味と感じる言葉の一つである。
  
Posted by birmometer at 02:15Comments(0)TrackBack(0)うんちく。

January 13, 2005

第3の部門

030f8394.jpg鳥人間コンテストを語る上で、第3の部門の存在は欠かせない。
人力プロペラ機部門、滑空機部門。そして第3の部門である。

鳥人間コンテストが部門別に分かれたのは、第10回大会(1986)から。

それまでは滑空機も人力プロペラ機も、
すべて同じルールで争っていた。
まだ、人力プロペラ機が安定して飛行できなかったからである。

しかし前年の第9回で人力プロペラ機が290.45mで優勝したのを受け、
人力プロペラ機と滑空機の飛距離に
大きく差が出てくることは必然となった。

そこで、第10回から
「人力プロペラ機部門」、「滑空機部門」、
そして第3の部門である「女性パイロット部門」
この3つが誕生した。

第10回(1986)〜第14回(1990)までの5年間は、
第3の部門として「女性パイロット部門」を設けていた。

第15回(1991)〜第18回(1994)までは、第3の部門を
滑空機部門と統合。人力プロペラ機部門と滑空機部門の2つだけであった。

そして第19回(1995)〜第20回(1996)は、
第3の部門に「レディース部門」を復活。
レディース部門冒頭で、女性パイロットにコールをさせるという
華をもたせるような演出もあった。

第21回(1997)〜第24回(2000)の4年間は、
第3の部門に「チャレンジ部門」を創設。
「大空に果敢にチャレンジする機体」を対象とのことだったが、
競技趣向が強まり、機体が画一化する鳥人間コンテストに、
変わった機体を出場させて画的な変化を加えたい、
という試みであったように思われる。

21世紀に入り、第25回(2001)〜第27回(2003)の3年間は、
「人力ヘリコプター」部門を設けた。
ルールとしては、揚力を回転翼で発生させて、
何秒滞空していられるか、という、滞空時間を競うものであった。
また、20kg分の浮力を生じるバルーンなどを付けてよい、
という補助装置の使用を認めていた。

そして、第28回(2004)からは
滑空機部門を「オープンクラス」「フォーミュラクラス」に分割。

「オープンクラス」は従来の滑空機部門と同じルール。
「フォーミュラクラス」は翼幅が12mまでという
小型な機体を中心にした部門となった。

「滑空機部門フォーミュラクラス」が事実上の第3の部門であった。

なお、今年の鳥人間コンテストも、
滑空機部門オープンクラスとフォーミュラクラスに別れて行われる。

なかなか視聴者がつかない、という理由でいろいろと試行錯誤する第3の部門。
はたして、フォーミュラクラスはいつまで続くのだろうか。
  
Posted by birmometer at 20:42Comments(0)TrackBack(0)番組紹介

【日本大学】サーバーダウンか

日本大学理工学部航空研究会(NASG)のサーバーがダウンし、HPがつながらない状況がここ数日続いている。

日大は、一昨年の第27回大会(2003)で人力プロペラ機部門の
歴代最高記録となる34654.10mを記録したチーム。
過去25回となる最多大会出場記録も保持している。

名実ともに、名門チームのひとつである。

日大のHPは、人力飛行機における情報発信の中心的存在であった。

サーバーダウンだけでなく、
チームの活動そのものもダウンしてなければいいのだが・・・・
  

January 12, 2005

人力プロペラ機部門

06399a2d.jpg鳥人間コンテストの目玉。人力プロペラ機部門。

●人力プロペラ機部門の賞金
  1位:100万円
  2位: 30万円
  3位: 20万円
 1位〜3位すべて、滑空機部門と同額が設定されている。

 なお、機体制作費は鳥人間コンテストにおける公表値を見ると、
100〜300万円が相場。かなりの制作費がかかっている。
制作費のほとんどはCFRPのパイプ。このパイプは、主翼の桁や、
胴体、コクピットなどのフレームに使われている。
一部のチームでは、プロペラもCFRPで制作している。

 機体製作期間は、平均で半年。このほかに、設計や実験、試験飛行を
行うため、たいてい丸1年をかけて製作を行っているチームが多い。

「常連チーム」としては、
 【強豪チーム】
  ・日本大学理工学部航空研究会  :歴代1位の記録を持つ。
  ・東京工業大学Meister  :歴代2位
  ・東北大学Windnauts   :歴代3位
  ・チームエアロセプシー  :歴代4位
  ・大阪府立大学 堺・風車の会:歴代5位
 【中堅チーム】
  ・豊田人力飛行機研究会
  ・東京大学飛行理論実践委員会F-tec
  ・東海大学人力飛行機研究会
  ・早稲田大学宇宙航空研究会(WASA)

 このほか、奇抜な機体で出場するチームとして、
  ・金沢工業大学夢考房人力飛行機プロジェクト :先尾翼・二重反転プロペラ機
  ・芝浦工業大学TeamBirdmanTrial :二人乗り機

 人力プロペラ機部門は、学生チームが多い。
 社会人チームは人力プロペラ機の膨大な製作時間を確保しにくい。
 これがネックとなっているため、社会人のチームは少なく、
時間が確保できる、学生のチームが多いのが現状である。
  
Posted by birmometer at 01:07Comments(0)TrackBack(0)番組紹介

January 11, 2005

【早稲田大学】試験飛行の映像を公開

b156a13a.jpg早稲田大学宇宙航空研究会(WASA)は、HPにて昨年7月に行われた試験飛行の映像を公開した。

飛行時間は、約30秒間。飛行距離は200m程度と推測される。
離陸時、右に機体がバンクする(傾く)が舵を左に切ってすぐに回復。
離陸して15秒後に減速。プロペラの回転を押さえながら、水平尾翼を
アップに何度か小刻みにきって着陸。
フライト時の風は向かい風で1m/s程度と推測される。

この機体は、大会不成立となった第28回大会(2003)でも944.11mの参考記録を出している。フライトした機体の中では、一番飛距離を稼いだ。

しかし、7月頭の時点で、まだ200m程度のフライトしかこなせていないのも事実。やはり調整の遅れは隠せない。数十kmのポテンシャルを持つ優勝候補のチームと肩を並べるのは難しいだろう。

WASAは、未だに1kmの壁を超えられないチーム。
7月中旬開催となった今年、どうこのチームが変わるかが注目される。
  

January 09, 2005

学生チームへの波紋

鳥人間コンテストが7月中旬になったことで、
出場するチームには様々な波紋が広がることだろう。

一番大きな影響を受けることになるのは、社会人ではなく学生チーム

実は以前から、7月中旬開催の声は学生チームから上がっていた。

7月末の開催だと、期末試験の時期と重複してコンテストの準備が
思うようにできない、というのが彼らの主張。
おそらくよみうりTVはこの主張をくみ取ったのではなく、気象条件を
考慮して7月中旬の開催になったのだろう。

しかし、学生チームの中にはギリギリまで試験飛行をしていたチームも
少なくない。2週間の開催繰り上げによって、調整機会を失うチームが
出てくることは必至。これまでより早めの機体調整が求められる。

有力な人力チームの中では、東北大学Windnautsが7月追い込み型のチーム。
(昨年は7月中旬から6回も試験飛行を行っている。)

大記録が期待される一方、有力チームが番狂わせの可能性もある。
開催日の変化は大きな波紋を呼びそうだ。  
Posted by birmometer at 22:32Comments(0)TrackBack(0)うんちく。

第29回鳥人間コンテスト・続き。

今年の鳥人間コンテストは、昨年と同じ3つの部門で行われる。

大会日程が土日であることを考えると、例年通り、

7月16日(土)
・午後(12時頃〜)
 滑空機部門(フォーミュラクラス)(前半)

7月17日(日) 
・午前(6時頃〜)
 人力プロペラ機部門
 滑空機部門(オープンクラス)

・午後
 滑空機部門(フォーミュラクラス)(後半)

となるでしょう。

テレビで見るとわからないようになってますが、
実は滑空機部門は2日間に分けて開催されています。
人力プロペラ機部門は朝6時から開催されるんですね。
これは凪の時間を狙っているのでしょう。
人力プロペラ機は、夜中の4時頃からセットアップを始めているようです。

興味のある方は、見に行ってみるといいかもしれません。

もちろん、ここでも大会実況はしていきますw