2007年02月02日

『思ひ出ぽろぽろ / 荒波サーファーの巻 後編』3

「『北高』に合格したら、入学祝に『BMW(新車)』を買ったる」

親父(本物)の友達である某社長の言葉。

『前編』通り、『北』の合格率は100%では無い。
車も欲しいが、自分のBANDも欲しい。
ケアレスミスさえなければ合格は硬いが、もしもの場合は即『入門』だ。

数日悩んだ結果出した進路は

「BMいらん。『工業』で漢(おとこ)磨きながらBAND演る」

と言うモノ。
後に聞いた話だと、「合格すれば勿論のプレゼントだったが、目先の御褒美に飛び付くか、熱い学校を選ぶか見たかった」らしい。

無意味&無駄な動揺作戦で1〜2日は勉強に身が入らなかったが、受験まで追い込み的詰め込みを決行。

迎え撃った入試の結果は合格だった。

そして、晴れてBAND結成。
入学早々の担任との面談で「どう言う企業に就職したいのか?」と聞かれたが、「就職しない。卒業したら東京に行く」と返答。
様々な資格を取る機会の多い工業だったが、3年間で取った数は0。
持っているだけで金になると言うブラボーな資格にも興味は無かった。
3年間、テストの採点は『赤点祭』。
停学も退学も留年も無かった事には、色んな要因があった。

そして、音楽三昧の高校生活を終え、単身上京。


持っていて損は無い資格の宝庫。
100%近い就職率が約束された安定人生の扉。
一心不乱に根こそぎスルー。

『北』に入って、BMWを手に入れて、BANDを演る道もあった。
しかし、今のワタクシは確実に居ない。
断言出来る。

どうでもイイ『学校』を選んで、最高の経験をした。
その学校の『メリット』は受け取らなかったが、代わりに手にしたモノは凄まじくデカかった。


入試シーズン真っ只中には不適切になるかもしれない『締めの言葉』。
今日の所は吐かずにおこうと思う。
ただ、ワタクシは『学校で受けた授業が活きた!!』と思った瞬間は無い。
実社会で『高校出てて良かった』と感じた瞬間も無い。
それでも、『工業』を選んで良かったとは心の底から思う。

目的・未来予想図の問題。


『選んだ道』を楽しんで下さい。


Welcome→MAIL BOX←Welcome

GO→楽曲試聴部屋←GO

bit_family at 22:52│ エンターテイメント | 生き様=俺様