2008年06月

2008年06月28日

ストローベイル・デザイン・コンペ

 森林ノ牛乳のアミタが、大阪大学サステイナビリティ・サイエンス研究機構(RISS)と連携し、尼崎臨海地区に工房(試験研究棟)を建設します。
 ついては、ストローベイルを用いた工房とするということで、デザインコンペを実施するそうです。

http://www.amita-net.co.jp/company/monozukuri.html

応募資格は
・専門学校、大学等の教育機関の学生であり、日本在住であること。
 (募集期間に在学中であること)
・年齢・性別は問いません。
・日本語に堪能であれば国籍も問いません。
・1 人で複数案も構いません。
・グループで1 つの案でも構いません。

賞は
・最優秀賞:20 万円 ・デザインをもとに実施設計
・優秀賞 :10 万円
 
です。詳細は応募要項をご覧ください。

エントリー期間は既に始まっていて、
2008 年6月23日(月)〜7 月25 日(金)

提出期限は7月28日(月)なのであまり時間はありませんが。学生って所もかなりネックにはなりそうですね。


biwako_strawbale at 01:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!藁の家とは 

2008年06月22日

鍵は手の内に

 昨晩は、何年か振りにキャンドルナイト
 家人たちの「パソコンもだめ」というお達しで、蝋燭の下でこの原稿を書いている。ブログにアップするためには、結局いずれはパソコンを立ち上げるのだけれど、久々に静かな夜。パソコンも、結構ハードディスク(HD)やら、ファンやらの音がうるさいものね。
mybag で、昨日再放送をしていた、画家・松井冬子のETV特集を思い出していた。彼女の絵について語るのは、蛍光灯の光の中よりも、この蝋燭の明かりの中のほうが相応しいような。彼女の絵を語る際に、ひとつの参照点となるのは、彼女が過去に受けた暴力であろう。「耳の鼓膜が破れ、首の骨が折れる程度」の暴力は、今でも彼女の聴力を損ねているという。
 芸大の卒業制作「世界中の子と友達になれる」では、そんな耳の聞こえないと思われる少女が、藤棚の間から、恐る恐る外を眺めている。手足の指先からは血がにじみ、背後には堕胎を想起させる空の乳母車が置かれている。別な番組「筑紫哲也の金曜深夜便」の中で、彼女はこうした製作意図を語りながら、「(この)絵を見ている人が、厄払いというか、自分が助かったなと思ってくれれば。」と語っているが、その言葉に偽りはないのだろう。しかし、ETV特集の中で彼女と対談した上野千鶴子は「世界中の子が、私と同じような不幸に感染しますように」というメッセージをこの絵に感じている。その指摘もまた真実の一面であると思う。
 松井は、「セラピーとして描いているわけではない」「絵に関しては怒りをぶつけるために描いているわけではない。怒りをぶつけるのではなくて、相手に痛みを理解させることを考えている」というが、上野に「それも怒りの表現ですね。絵という表現の方法を持たなかったらどうなっていると思うか」と問われ、躊躇なく「死んでいると思う」と答えている。松井にとって絵が一定のカタルシスを果たしていることは間違いない。mybag
 「あそこに描かれているのは女の痛みであって、抽象化された人間の痛みではない。ジェンダー化された痛み。」と上野は言う。そのとおりであると思う。しかしまた、松井は自らをナルシシストと断ずる。ナルシシズムとは自己愛という訳語のもたらすイメージとは裏腹に、自己肯定感を持つことのできない人の自己防衛機構であると解釈される。秋葉原の事件を起こした青年も、どこかしら彼女の絵に共感する部分があるはずと思う。
 作品『終極にある異体の散在』において、噛み付いているのは自分であって、噛み付かれているのも自分である。外的な暴力だけでは説明のつかない、内在する暴力がある。外的な暴力に呼応する、内的な暴力とでも言おうか。拮抗のバランス次第で、それは内にも外にも向かいうる。

 「いい作品ができることが私にとっての幸せである。だからそれ以外は犠牲となっても仕方がない。」といいきる松井に、上野は「でもね、べたなこというけれど、人間、不幸せになるために生きているのではない。幸せになったら幸せになったらで、また別のいい作品が生まれる。」と語りかける。私も上野さんと同じで、彼女には幸せになってほしいと思う。しかし、と同時に、残酷な言い方かもしれないが、上野の言う意味での幸せにはなれないと思う。いや、もう少し正確に言うと彼女自身が幸せになることを忌避あるいは恐れ、ならないことを選択するように思える。ある人は自身のブログの中でそれを「彼女の錠前」と表現し、「どんな錠前だって鍵があれば開けるのは簡単。何がその鍵に当たるかといえば、彼女が幸せを感じること。感じることを拒まなければ、感じることができ、簡単に開錠できる。」と書いていた。
 鍵は手の内にあるのだけれど。


biwako_strawbale at 23:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!抱懐 

2008年06月18日

リサイクル・バッグ

sealdemanoフライターク






 最近のリサイクル商品もかっこいいものが増えてきた。着物のリメイクなどもおしゃれだし。で、かばん。
 ここのところメディアにいっぱい取り上げられているのが、大型トラックの廃タイヤチューブをリメイクしておしゃれなバッグに仕立てたSEAL。純国産。
 スペインのdemanoはイベントなどで使われたバナー広告などをリサイクル。
 なかでも1993年設立のFREITAGはもはや老舗の風格。トラックの幌カバーを使うも出てる。ブランドとか、グッズとかにこだわる気はないけれど、買うならこんな感じのものがいいかも。mybag
 ←ちなみに私が最近使っているのはコレ。30年近く前になくなった祖父が、ある会社の創立記念でもらったものらしい。ということは30年以上も前のもの。その会社の名前以外はブランド名らしきものはないけど、上等な本皮製。祖父のイニシャルが入っている。コレに勝るモノはなし。

biwako_strawbale at 20:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年06月12日

August Rush

オーガスト・ラッシュという映画がある。この春にアメリカに行ってきた息子が飛行機の中で見て、あらすじをひと通り話してくれた。チェロ奏者の母とロックのボーカリストの父の間に生まれた少年は、とある事情から生まれた時から孤児院に預けられていたが、両親から受け継いだ音楽の才能を生かしながら両親との再会を目指すというストーリーだ。日本では東宝東和が、6月21日から「奇跡のシンフォニー」というタイトルで公開。
 で、この映画の中で、この少年がギターをタッピングで横弾きする場面があるのだが、おそらくそのモデルになったのがErik Mongrain。実際、主役の少年に、1時間だけレッスンをしたそうだ。もっともこの横弾きではなくて、Michael Hedges の Ritual Danceをどうしたらうまく真似できるか、という指導だったらしいけど。 

 まだCD1枚しかないけれど、ハープシコードのような音色が心地よい。モントリオール出身のカナダ人。

biwako_strawbale at 01:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年06月06日

六ヶ所村連続講座第2弾

アイリーン茶話会 先週の土曜日は、近江八幡にて六ヶ所茶話会
 印象に残っているのは、アイリーンさんが、「負けているときがいいのよ。負けて負けてもうだめだという中で、ふと何か流れが変わることがある。」というようなことをおっしゃっていたこと。(間違っていたらごめんなさい。)
 アイリーンさんの水俣で体験とは比べようもないほど小さなものだが、私もさまざまな活動に携わってきたが、やはり一回で何かが動いたということはなかったように思う。いつもいつもものすごい「抵抗勢力」があって、押せども押せどもびくともしない。例えれば、大きな鉄の玉を動かすような感触である。徒労にしか思えないことも、あるときふと押す力が臨界点(原発の臨界点は嫌だけど)に達すると、ゆっくりと動き出す。そして今度はその後、今までとはうって変わったように力を入れなくても、あるいは放っておいても自然とその大きな玉は転がってゆく・・・。今までに何度かそういう体験をした。
 アイリーンさんはいま原発問題に取り組んでおられるが、長年やっても変わらない状況(鉄玉理論でいえば「変わっていないように見える状況」)の中でも、ものすごくポジティブに楽しそうに(余裕を持って)やっておられる背景には、水俣を通じて得た自信あるいは確信のようなものがあるのだと知った。

で、今週は、六ヶ所村ラプソディーの中にも登場していた京都大学の小出先生の講演会を開催する。

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小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助手)講演会 
〜古くて、新しい、原子力発電の話〜
いまさら聞けない原子力発電の話を聞いてみませんか。
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6月7日(土)
14:00 − 16:30
東近江市立能登川図書館 集会ホール
 参加費無料  
 託児あり(要申込20名)  暮らしを考える会 077-586-0623
 (受付時間 月〜金曜日 9:00-17:30 定員になり次第締切り)
主催  人と自然考える会(0748-27-8050 永源寺図書館内) 、暮らし考える会、関西よつ葉連絡会 近江産直センター(0749-28-7603)



biwako_strawbale at 07:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!