2009年11月

2009年11月27日

高速増殖炉

 実は、先の9000億円というのは「もんじゅ」のみにかかってきた費用であって、高速増殖炉開発にはそのほかにナトリウム機器開発で約6500億円、実験炉「常陽」で1600億円、燃料製造で2500億円と1兆円以上が費やされている(これに六ヶ所村の核再処理施設などを含めば経費はさらにとんでもなく膨らむ)。

 運転を再開しなくても維持費だけで毎年200億円かかり、廃炉するとなるとさらにお金がかかる。

 後先を考えずに作るからこういうことになる。

 事故がなくてもすでにこれだけ費用がかかっている。もし再び事故を起こせば周辺の土地価格は暴落、規模によっては日本全体の株価も下落し、想像を絶する資産が失われる。活断層の上に立ち、老朽化し、危険性の高いナトリウムを使用し、プルトニウムを生産する、というこれ以上ないリスクの組み合わせを考えれば、やはり廃炉しかないと思う。廃炉費用はかかるが、それはいずれかかるものだ。

 これまでターニングポイントはいくつもあった。14年前に、反対派が指摘していた通りの事故が起こった時。この時に廃炉を決めていれば財政負担もかなり少なくて済んだだろう。

 2003年に高裁判決でもんじゅの設置許可処分が無効確認判決が出た時。この時も一つのターニングポイントであった(最高裁でひっくり返ったけど)。

 事業仕分けのやり方の是非はともかく、今回の事業仕分けもターニングポイントになりえた。もっとも民主党は「原子力推進」なので期待薄ではあったが。

 「危機」に対して、長大技術で乗り切ろうとする心理が日本人の中にあるのかもしれない。時代はすでに航空機による機動力戦に変わっていたのに、時代を読めず戦艦「大和」をつくったように。貴重な血税は鉄屑となって海に沈んだ。

 「もんじゅ」という巨大技術の結末が、再び大地の核汚染で終わるとすればなんという皮肉だろう。「No more Monju」が世界の合言葉とならないようにいのるばかりである。


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2009年11月26日

事業仕分けと「もんじゅ」

国の事業仕分けはでたらめに刀を振り回しているような状態。偶然に「悪人」を切るのに成功している場合もあるが、一方で多くの「悪人」を見逃したり、代わりに「善人」を切り倒したりもしている感じ。

それにもかかわらず、多くの国民は仕分人が官僚にずけずけとものを言っている、というその一点にのみに溜飲を下げているようで、内容はどうでもいいみたい。

国立大学のCOEなどにメスを入れたのは良いと思う(見ていると、結局お金が余ってわざわざ費用のかかる海外から人を呼んでシンポジウムを開いたり、豪華な報告書をつくったりとロクな使われ方をしていない)。一方、国立大学の運営費交付金の削減については、まったく現状を理解していない、と言わざるを得ないが。

次世代スーパーコンピューターなど文科省科学技術関連の予算も何かと話題となっている。

同じ科学技術関連でも、高速増殖炉「もんじゅ」は「再開やむなし」として233億円の概算要求額を全額認めた評価コメント)。

【評価コメント 抜粋】*********************
●国が行っている核燃料サイクルの見直しが必要ではないか。核燃料サイクル技術開発は停止(もんじゅ再開を待ってから)
●もんじゅが動かない限り、実証炉は作れないのだから、もんじゅが安全に動いてから実証炉の研究をすればよい。もんじゅは作ってしまった以上、動かすしかないというのは分かる。
********************************

見直しや核燃料サイクル技術の開発停止を言っておきながら、「作ってしまった以上、動かすしかないというのはわかる」とはなんと乱暴な議論か。

だったら八ッ場ダムも「作った以上動かし」たら、どうかと思う。

予定されている実証炉は、もんじゅと設計が大幅に違うので、いまさらもんじゅを動かしたところで、研究上は得るものがないことはよく知られている。ただ、もんじゅという原型炉の稼働実績がないまま、実証炉という次のステップには行けない、という単に「アリバイ」づくりのために、血税を使い、さらには福井県民をはじめ、近隣の滋賀県や京都府、さらには岐阜や愛知というところまでを放射能汚染のリスクにさらそうとしている。

そもそも仕分け資料でも、これまで9000億円余の税金を投入しながら、何らの研究成果も上がっていない、と指摘している。維持管理だけで、一日(!)5500万円を垂れ流している。

マスコミはなぜ、もっとこの問題を追及しないのか。電力業界が大口スポンサーだからと言って、遠慮していては存在意義が疑われる。

【仕分け資料 抜粋】**********************
●7年のナトリウム漏れ事故以来、長期運転停止中。この間、4回運転再開を予
定するもすべて延期。
建設費及び維持管理費を含め21年度までに9,000億円余の国費が投入されて
おり、うち連転停止中の維持管理費だけでも約2,300億円(年間約200億円前
後、一日当たり約5,500万円).

●事業の必要性
・14年間運転停止しており何らの研究成果が上がっていないにも関わらず、毎年
莫大な経費を要している。
来年3月に運転再開を目指しているが、今後とも莫大な経費を投入すべきか否
か、必要性を検証する必要があるのではないか。
・あわせて、もんじゅの運転に要する人件費、物件費について、毎年の実績を反
映しつつ、経費削減を徹底的に行うべきではないか。
********************************

こんな無駄な出費を認めつつ、 低炭素社会実現のための、次世代送電網「スマートグリッド」の国内実証実験要求額16億円については、「事業目的が明確でない」との批判し、来年度の予算計上見送りとなったとか。

もう、バラバラと言うほかない。

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新得牧場のチーズ

sasa-02 テレビのザ・ベストハウスで「新得牧場」の笹ゆきチーズが紹介されていた(この間、頂いたチーズにはなかった?)。

こういうのって影響大きいから大変なんだろうな。

その新得牧場の人々を中心に描いた映画「空想の森」は滋賀県でも何回かすでに上映しているが、彦根でも上映しようと頑張っておられる方がいるので、乞うご期待(協力してもいいよ、という方はご一報を)。

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2009年11月22日

【告知】外来種駆除作業(11月28日)

 ウチの近所の浜には、ハマヒルガオハマゴウなどの県のレッドデータブックに載っている植物の群生地がある。しかしながら、最近はコマツヨイグサに支配されつつあり、自治会のメンバーやウィンド・サーファーの人たちが駆除に努めている。
 明治末期に入ってきてすでに帰化種と呼ばれたりするので、完全な駆除は到底無理だが、琵琶湖のハマヒルガオは最近のDNAの研究でやはり独自の進化をたどっていることが分かってきたりしているので、その絶滅だけは避けたいところである。
 近所の浜でその他に問題になっているのは、ハリエンジュ。やはり明治期に導入された北米原産のもので、ニセアカシヤとも呼ばれる。緑化資材として用いられ、また薪炭材としても有用だったようだ。しかしやはり、その旺盛な生育力によって、外来生物法の「要注意外来生物リスト」において、「別途総合的な検討を進める緑化植物」の一つに指定されているという(Wikipedia参照)。
 
 さて、それよりも早期の対応が求められているのが「特定外来生物」といわれるものであり、琵琶湖でも問題になっている。

 今回はそのうちのナガエツルノゲイトウの駆除活動のご案内。


************************************
−環境省指定特定外来生物−
ナガエツルノゲイトウ駆除作業のご案内
************************************

ナガエツルノゲイトウ(ヒユ科)は、近年になって彦根市の神上沼・不飲(のまず)川など、琵琶湖水系への侵入が確認された中南米原産の水辺の植物で、オーストラリアなどでは急激に繁殖して在来の水生生物や漁業に深刻な影響を与えています。国内でも猛烈な勢いで増えて根絶が困難になっているため、ブラックバスやブルーギルなどと同様に、環境省の特定外来生物に指定され、栽培や野外への放置が禁止されています。
ゲイトウ
  
 ナガエツルノゲイトウはいったん定着してしまうと、根絶がきわめて困難になるので、琵琶湖での分布拡大を阻止するためには、早期に完全駆除してしまう必要があります。
 現在、ナガエツルノゲイトウの生育量が最も多いのは神上沼ですが、琵琶湖に流失する危険性が特に高い水域は、不飲(のまず)川河口部と周辺の漁港や水路などです。そこで、下記の要領で駆除作業を実施することになりました。皆さまのご参加をお待ちしています。
 
2009年11月28日(土)小 雨 決 行

< 集 合 > 午前9:45 彦根市柳川町 柳川緑地公園(不飲川河口部の橋の左岸側)
※JR彦根駅からバス利用の方は、以下の便にご乗車下さい。三津屋バス停までお出迎えします。

近江バス:三津屋線−JR彦根駅(びわ湖側)9:00発−県立大学9:18発−三津屋9:30着

< 作業内容 > 水辺での外来水生植物駆除作業(9:45〜16:30)部分参加も可
※水辺での作業は多少なりとも危険が伴いますが、事故の場合の責任は負いかねます。

< 持 ち 物 > 長靴(できれば胴長靴)・雨合羽(汚れ防止に有効)・ゴム手袋・弁当・飲み物など

<参加登録のお願い> お手数ですが、 事前の参加人数把握のために、11/25(水)までに、

「代表者名・参加人数・連絡先」を下記宛にご連絡下さい!

< 連 絡 先 > 滋賀県立大学環境科学部 野間研究室内 近江ウェットランド研究会
E-mail: ohmiwetland@yahoo.co.jp   Fax: 0749-28-8461

<当日の問合せ> 大雨等で中止する場合には、0749-28-8303の留守番電話で「中止」をお知らせします!

**************************************************
【主 催】 近江ウェットランド研究会
【協 力】 滋賀県・彦根市・滋賀県立大学エコキャンパスプロジェクト・
      滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・FLBびわ湖自然環境ネットワーク**************************************************


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2009年11月18日

ひとしくん

件のメモはネタ帳でもある。
ショートショートらしきものも書いてある。

すみません、もうひとつお付き合いを。

〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜

              ひとしくん


おとーたま の せびろ の ポッケから、かみきれ が でてきた。
おかね じゃないようだけど・・・・
じゃないみたい。
すうじ が かいてある。


ひとしくんは数字が読めます。
今日も新聞に載っていた数字を読んで、おかーたまにほめられました。

8・・2・・1・・4・・
あれ、新聞の数字とよく似ています。

ひとしくんは新聞の数字と比べてみました。
8・・2・・1・・4・・5・・
おなじです。おなじです。

ひとしくんはうれしくなって、ハサミで両方とも数字の書いてあるところを切り取りました。

82145・・の前の番号も両方とも23です。
「組」という漢字がその間にあります。
ひとしくんはバラ組です。だからその漢字は知っています。

「1等」。「等」、この漢字も知っています。
ひとしくんの名前は「等」と書くのです。

ひとしくんはますますうれしくなって、今度はその数字を全部ばらばらにして並べて遊びました。

・・・

おとーたまは帰ってきて大変驚きました。

「ひとし、おまえ・・・」とはじめはえらい剣幕だったのですが、言葉の途中でおとーたまはがっくり頭をおとして、泣きはじめてしまいました。

おとーたまはそれから1週間寝込みました。
おかーたまもここ1週間、ひとしくんの顔を見ては「あきれてものも言えない」とそればかりです。

ひとしくんはどうしてだかわかりません。(了)


〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜

主人公の名前は最初は「おさむくん」だったのだが、上から消して「ひとしくん」に変わっている。途中で思いついたんだろうな。ってことはやっぱりオリジナルか。

当時はいろいろな小説家の文体をまねたりして、作家のまねごとをしていた。
原稿用紙にして何十枚かの「作品」(習作)もある。同人誌に出したりしてね。

昔の文学部生はこんなアホな遊びをしていた。


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2009年11月16日

こんにちは、地球

仕事場の部屋から20歳ごろに書いた「メモ」がでてきた。
その中の一つはKate Bush の Hounds of Love(試聴可)に触発されて書いた物語。特に「Running up that Hill」と「Hello Earth」から連想された物語。

Kate Bushといっても若い人はあまり知らないと思うけど、さんまの「恋のから騒ぎ」のオープニング曲(Youtubeより。ちょっと怖いかも;)なら聞き覚えはあるはず。

さて、ではその若かりし日の戯作を。
出来れば曲と一緒にどうぞ(Youtubeで誰かがアップしていたものです)。



〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜

私と彼の関係はなんだったのだろうか。
彼は私を全く束縛しなかった。
私は空の高みに舞う一枚の凧だった。
糸の端を持っているのは、彼ではなかった。
それは自由でないもう一人の私だった。
私と彼の関係?
彼は(と言えば)風だった。
可能性という名の風だった。

その風に吹きあげられて、私は空を舞うことを知った。
地上の人々の手を離れ、私は舞った。
体中、痛いほどに風を受け、私は舞った。
見下ろせば地上は箱庭のようだったし、
見上げれば雲が手の届くほどに近かった。
彼は風だった。
私は凧だった。

こんにちは地球。あたしはここよ。

しかし・・・

しかしやがて、私は彼の束縛でない束縛を感じ始めたのである。

私の頬に当たる風、この中に彼が潜んでいる。
あたかもいないかのように、それでいて始終私の周りを廻っている。
彼の存在に次第にヒステリックになっていった。

逃れる術は?
地に逃れる方法が一つある。
しかし、あそこで無表情に私の糸の端を持つ、もうひとりの、そうあの不自由な私の手の中に帰るなどということは、思ってみてもぞっとした。

"おまえは自由だ、あらゆる可能性を持つ"と唸りながら吹く風。

私が考えた唯一の逃亡の方法とは、我が身を糸の切れた凧として、飛び去ることだった。

糸がプツンと音を立てて切れた。

風よ、私はお前の言う通りに自由になろう。
私はこの大空に、尽きることのない可能性を求めて、糸の切れた凧になる。
私は自由よ、あらゆる可能性を持つのよ。
そう、あなたの言う通りにね。

地上につながる糸がへなへなと落ちていくのが見えた。
地上の人々が相も変わらず無表情に眺めあげていたわ。
その中には父も母も兄も妹もいた。
もちろん不自由な私も。

私が糸だと思っていたものは、実はへその緒だったかもしれないって、その時思った。
私と家族をつなぐもの。私と何かをつなぐもの。私を不自由にさせるもの。

私はざまぁみろって、空を舞ったわ。
くるくる回りながら、吸い込まれていくみたいにとってもいい気持ちで。
きっと私は一枚の小さな鏡のように、きらきら輝きながら飛んでいた。
風ははるか彼方からついてくるのがやっとみたいだった。

私は緑豊かな農村のはずれの教会の上も飛んだし、地中海を望む白き家々の屋根もかすめ飛んだ。
私は本当に自由だった。すべてのものから。
相変わらず、風は今にもへたり込みそうになりながらついてきていたわ。
私、ふり向いてこう言ってやった。「私、自由よ。本当に本当に自由よ。あなたからも」



あなたからも? 本当にそうだったかしら。

雨水に体を裂かれ、骨だけになりながら、いま私は思っている。
あの日、ふとしたはずみで、森の一番高い木に体を引っかけてしまった。
あっと思ってみると糸は小枝に複雑に絡まっていたわ。
私が彼に助けを求めようと、見上げて言いかけた時、すでに一陣の風が、例の唸り声をあげ、森を揺さぶりながら通り過ぎて行ってしまっていた。
もがくことをやめたとき、すでに幾日も雨風にさらされて私は骨となっていた。

その時、私が絡まっていた森一番の大木が話しかけてきた。
私はこれまでのこと、すべてを彼に話した。
聞き終えて彼は言った。

おまいさん。可能性の風はこうは言わなかったかね。地に落ちることもまた可能性なりとね。

私は泣いた。風の途絶えた深い深い森の中で、私は泣いた。
その涙は今までのどの涙よりも熱い熱い涙だった。

今も私はこの森の一番高い木にぶら下がっている。
私は森のあらゆるものに私が見てきた村や町の様子を語ってやるのが日課となっている。
生まれたばかりの若葉もいつかきっと風に舞って色々な国々を訪れる日のことを夢みていた。
私はその時彼らが目にするであろう素晴らしい様子を彼らに語って聞かせるのである。あの農村、あの港町。

私にも希望がないわけではなかった。
森の大木がこんなことを教えてくれたのである。

おまいさんもすべて朽ちてしまえば、きっと風になるじゃろうて。

こんにちは地球。ここよ、私ここよ。

〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜

そういえば、「サウンドトラック」も考えていて、エンディングは「戦場のメリークリスマス」だった。若かりし、あの日のことである。お許しを。


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biwako_strawbale at 17:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年11月11日

ひこねキャンドルナイト2009



11月7日は30000灯のキャンドルを灯したが、今日は各自が電気を消してスローな夜を楽しむ、いわば本当のキャンドルナイト。

取り急ぎ、7日の日の様子をアップ。

Love & Peace

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2009年11月08日

キャンドルナイトと秘書

DSC00325s 土曜日は、午前中は子どものサッカー、車の修理(ブレーキランプ交換)、買い物。午後からは職場で会合に出席。合間抜け出して、ひこねキャンドルナイトの設営準備。再び、会合に戻って、懇親会に顔を出して、すぐにまたキャンドルナイトへ。
 今年のオープニングはFMひこねが中心となって企画をしてくれたので、今回は気楽な参加。彦根市長やひこにゃんをお迎えしてオープニング・セレモニーのあと、初の試みとして導火線を使った点火式。初めてにしては成功。
 午後9時の消灯までは、適当に見回りながら、映像記録などを撮る(そのうちYoutubeにup)。
 消灯とともに片付け。商店街の方々や学生ボランティアのパワーによって、10時を回る頃に30000灯のキャンドルをほぼ全部を撤収。
 
 で、ホッとしたのがいけなかった。今日、大事な講演会があるのをすっかり忘れていたのだった。日曜のまどろむような二度寝の後、目を覚ましたときに、ベットの中で「あれっ、今日何かあったぞ」と思った次の瞬間、自分が講師のワークショップがNロイヤルホテルであるのを思い出した。時計を見ると8時35分。講演開始はたしか9時!
 大至急、ホテルに電話し、少し遅れる旨を伝えてほしいと連絡、着替えもそこそこに家を飛び出した。現着は9時15分ごろ。道すがら、「9時半開始じゃなかったかな」と淡い期待を持ちながらも、やはり9時開始で15分の遅刻。
 しかし、後のプログラムを前倒しでやっていてくれたので、「あと45分ぐらいはゆっくりしていてください」とのこと。事なきを得た。「全飛ばし」もあり得ただけに、ホントにヒヤリとした。

 気を付けていてもたまに会議を飛ばしてしまうことがある。予定表への記載忘れやミスもあるし、ちゃんと記載していても、すっかり忘れてしまうこともある。
 メールもこれだけたくさん入ってくれば、見落としや返信忘れもあるし。
 秘書がいたらなあと時々思うのである。

biwako_strawbale at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年11月03日

湖水

今朝の琵琶湖は穏やかだった。今年初めてのコハクチョウが5羽ばかり、羽を休めていた。

やがて午後になると、風が強まり、一気に気温が下がり始めた。あのコハクチョウたちもこの寒気団に押されるようにしてわたってきたのかもしれない。

湖水は朝とは打って変わって、沖合から白波を立てた。

夜には、ついに薪ストーブに火を入れる。

昨日友達が「こころ」の楽譜をくれたので、久しく手に取っていなかったウクレレの練習をする。

明日はお休み。


こころ

作詩:金東鳴 訳詩:金素雲 作曲:沢知恵

わたしのこころは湖水です
どうぞ漕いでお出でなさい。
あなたの白い影を抱き
玉と砕けて
舟べりへ 散りませう。

わたしのこころは燈火です
あの扉を閉めてください。
あなたの綾衣の裾にふるへて
こころ静かに
燃えつきてあげませう。

わたしのこころは旅人です
あなたは笛をお吹きなさい。
月の下に耳傾げて
こころ愉しく
夜を明かしませう。

わたしのこころは落葉です
しばし お庭にとどめてください。
やがて風吹けば さすらい人
またもや
あなたを離れませう。



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