2012年02月

2012年02月21日

光市の事件に想う

(判決の日に書いて下書きのままだったものをアップします)

またしても人の命が軽く扱われた。

光市母子殺害事件の死刑判決である。

以前は「極刑を持って望む他ない」場合のみが死刑とされたが、この事件の差し戻し審(広島高裁)では「極刑を回避すべきとまでは言えない」と死刑ありきという大きな転換を行なった。

さらに、今回の上告審(最高裁)では、4名の裁判官のうち1名が反対意見を述べているにもかかわらず、死刑判決を出した。これまで最高裁の死刑判決に反対意見がつくことは55年の三鷹事件(冤罪を訴えていた)にまでさかのぼる。いわば、死刑という重大な判決を出すには誰の目にも死刑をもって望むしかないと考えられるときのみに限られていた。それが今回、反故にされた。

以前も書いたが、事実関係の審理も、素人目にも十分になされているとは言えず、恐ろしい限りである。

国連総会も死刑執行の一時停止決議(2007年)を可決している。死刑廃止は世界的普遍的潮流であると思う.

命がこんなに軽くていいはずがない。


biwako_strawbale at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年02月06日

ホウ酸投入

テレビの多くは、すっかり忘れたかのように、下らぬ番組を垂れ流している。

ところが事故は収束の気配がない。

ちょっと前なら一日分の排出量だけで新聞の一面トップになるような量の放射性物質が毎日毎日環境中に放出されて、今も止まらない。間もなく一年なので、大事故が300回以上も繰り返されている状態だ。

そこにきて一昨日あたりから福島第一2号機の温度が上昇。これは冷却がうまく行っていない可能性を示す。

東電では、注水量を増やすとともに、再臨界防止のため、原子炉へのホウ酸を1トン近く投入準備を午後9時30分頃より実施、約4時間で終了とのことなので、そろそろ終わる頃か。

「冷温停止状態」などという虚妄にだまされはいけない。

biwako_strawbale at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!