罪状 肉食毛玉殺人、宇宙刑務所脱獄

殺傷人数 2人

攻撃性能☆1 残虐性☆1 執拗さ☆1 不死性☆3

罪人ランク D

一昔前、はるかかなたの銀河系で…
極悪非道の宇宙犯罪者・クリッターが脱走した
彼らは生命(くいもの)に溢れる地球を目指す
そして何故かカンザスの片田舎に着陸した
も っ と い い 場 所 あ っ た ろ う に



【生態】
宇宙の厄介者である。
体長20cm程度の生物で、楕円形のシルエットをしている。
全身がふわふわした黒い体毛で覆われているのが特徴。爬虫類顔の肌も灰黒色である。
その中において全てが赤く染まった眼と、白く鋭い歯が並んだ口が浮かび上がっている。
小さな三本指の手足があり、普段は二足でちょこんと立っていることが多い。さながら深淵生まれのプレーリードッグといった風情で、ちょっとかわいらしい。
この手足では満足に歩けるはずもない。なので彼らは基本的に体を丸め、転がって移動する。これもまたキュート。

そうは言っても宇宙監獄に入れられるような奴らである。
問題は、その際限のない食欲である。
生肉が大好物であり、生き物を見つけるととりあえず襲い掛かる。即死させるような攻撃力は持たないが、一度噛みつくとなかなか離さない。
そして獲物が死ぬと肉が残っていても放って別の獲物を探すようだ。したがって食い散らかすという表現がぴたりと当てはまる惨状がお披露目される。
もう1つの武器は、背中側の毛に隠された針である。これを驚異的な精度で射出してくる。
麻痺毒が含まれており、人間ならば一針で動くのが困難になる。ただし毒の持続性は微弱なようで、針を抜けばすぐに走ることもできる。

害虫染みた生態だが、彼らはこうみえてクリッター語で会話できるし、高度な宇宙船を操舵する知能もある。
地球に降りたばかりでも、テクノロジーを把握していた。積極的に電話や配電盤・車などを壊し、獲物を追い込もうとする。

【対策】
耐久力は皆無。爆竹(ちょっと魔改造されたやつ)を食わせても死ぬし、シーリングファンが落ちてきても死ぬし、もちろん銃弾が当たれば砕け散る。
すばしっこいので攻撃を当てるのが難しいが、おすすめの待ち伏せ場所がある。
彼らは平地や下り坂ならば、ローリングを活かした高速殺法で敵を翻弄する。
しかし階段のような段差があると事情は一変する。短い手足があだになり、登るのに苦労するのだ。
回り込んでくる経路を塞ぎ、通路を階段に限定。よちよちと登ってくるところを上段から迎撃するのが、良いだろう。
利口なので、1回でなるべく数を減らしておきたい。

存分に食べた個体は、巨大化する。カンザスでは160㎝程度?まで大きくなった。バリケードなどが破壊されやすくなる一方で、大きいので銃の前では格好の的になる。
ちなみに卵生であり、鶏卵より少し大きめな茶色の卵を産み落とす。孵化するのも早そうだ。
この手の奴らは増殖を許すと手に負えなくなる。襲撃が済んだ後も、見つけ次第潰すのが鉄則だ。