2005年09月28日

横取り丸 + InetSpy - 和製パケットキャプチャ -

横取り丸 + InetSpyパケットキャプチャを行うソフトは数あれど、その大半は英語で作成されているソフトウェアである。
日本語に慣れきったユーザにとっては、それだけで敷居は高く、さらにはパケットキャプチャのクラックなイメージと相まって、それらはより一層敷居の高い雰囲気を醸し出す。

本日紹介する「横取り丸」と「InetSpy」は国産のパケットキャプチャができるソフトウェアである。
しかも、ただの国産ではなく、「秀丸エディタ」を作成している(株)サイトー企画製である。秀丸エディタに馴染みのあるユーザは安心感があるだろう。

動作原理等は「秀まるおのホームページ」で説明されているので詳細は述べないが、LAN上のパケットをキャプチャするには、横取り丸とInetSpyの2つが必要になる。

横取り丸をローカルのプロキシとし、これを経由することで、LAN上に流れる、INとOUTの両方のパケットをキャプチャすることができる。
Webアプリの開発中、どういったパケットが送受信されるかを調査したり、送信したパケットと受信したパケットに差異がないかを調べたりすることに使用できるだろう。

パケットキャプチャの必要にせまられたが、外国製のパケットキャプチャに抵抗があるときなどに使ってみてはどうだろうか。
なお、動作保証はされていないが、Windosw2000やXPでも問題なく動作しているように思われる。


著作権者:斉藤 秀夫氏
URL:http://hide.maruo.co.jp/
動作環境:Windows 95/98/NT/

2005年09月27日

Picasa - Google製画像管理ソフト -

PicasaGoogleデスクトップ検索を記事にしていて、正直、画像の扱いはなんとかせないかんよ、と思っていた。
文字列を使用するキーワード型の検索では、文字列の入っている情報の検索は得意だが、イメージの検索は苦手である。
GoogleのWeb検索においても、その部分はイメージ検索として検索方法が分けているが、デスクトップ検索では、同様に扱うものとしていたのである。

本日紹介する「Picasa」は、Google製の画像管理ソフトである。

本来の用途は、おそらくデジカメ画像を取り込み、各写真についてコメントを付けるなどの管理を行うものと思われる。

サポート対象のファイルとしては、

 画像: jpg、bmp、gif、png、psd、tif
 ムービー: avi、mpg、wmv、asf、mov (QuickTime)
 RAW データ ファイル: Canon、Nikon、Kodak、Minolta、Pentax製のカメラ

に対応している。

また、簡単な機能ながら、画像のレタッチを行うこともでき、コントラストや明るさの調整、切り抜き、各種視覚効果などを加えることができる。
単純にサムネイルを作成できたり、スライドショーができるだけで終わらないあたりが、この手のソフトウェアと違う部分である。

しかしながら、検索のためのインデックス作成範囲をHDD全体にできるなど、その機能はGoogleデスクトップ検索の弱点であった画像検索を補完するものと考えられる。

文書類は、Googleデスクトップ検索、イメージ類は、Picasa。
良くも悪くも、Googleによるデスクトップの囲い込みが進んでいると感じさせられる。


著作権者:Google Inc.
URL:http://picasa.google.co.jp/
動作環境:Windows 2000/XP

2005年09月23日

Lunascape3 - IE or Gecko? -

Lunascape3いわずもがなではあるが、IEはクソだ。
とはいえ、Windowsにデフォルトで搭載されているという状況は非常に強力であり、そのシェアは圧倒的である。
そのため、IEを動作対象としているホームページやWebアプリがほとんどである。

一方、Geckoという存在がある。
玄人の中にはこれを好む人もいるし、XULなどのGeckoを使わないと動かないものも存在する。

本日紹介する「Lunascape3」は、これらのレンダリングエンジンの切り替えが可能なタブブラウザである。

ボタンひとつで、レンダリングエンジンの切り替えが可能なので、普段はセキュリティ的にも有利なGeckoを使い、一定のサイトだけはIEを使用するなどの使い方が可能だ。
それぞれのレンダリングエンジンの良いところ、悪いところがあるので、ユーザ側で判断したいところである。

また、お気に入りの管理も特徴的であり、よく使われる順に自動的にソートが行われる。使い込むごとに使い勝手が良くなる仕組みである。

そのほか、マウスジェスチャー、RSSティッカーなども備えており、多機能なソフトウェアとなっている。

単純にIEに飽きた人、Geckoを使ったはいいがイマイチ使いにくさを感じている人などにオススメのソフトウェアである。


著作権者:Lunascape株式会社
URL:http://www.lunascape.jp/
動作環境:Windows 98/Me/2000/XP

2005年09月21日

エンコード&デコード チェッカー - Base64分かりますか? -

11432f2b.JPGBase64・・・電子メールにマルチメディアデータを添付する際に使用されるエンコード方式.
また,HTTPのベーシック認証時にも使用されているとか.

そんなBase64は,常日頃あまり目にすることはないけれど,いろんなところで利用されています.
当然,エンコードしたり,デコードしたりなんてことも普通はないでしょう.

本日紹介するのはBase64とQuoted-Printableに対応している「エンコード&デコード チェッカー」です.
テキストデータまたはバイナリデータをエンコードするという,いたってシンプルな機能です.
また,エンコードされたデータを元のテキストデータやバイナリデータにデコードすることもできます.
ちなみに,Quoted-PrintableはMacintoshで使用されていた形式だとか.

使い道がないなどと思ってはいけません.
たとえば,覚えやすい文字列をエンコードしてパスワードに利用してみるとか.
はたまた,パケットダンプしたデータからBase64の部分だけを抽出し,デコードして復元してみるとか.

え,そんなことしないって??


著作権者::亀田 大氏
URL:http://www.ast-j.com/software/edc.htm
動作環境:Microsoft .NET Framework 1.0 以上,Microsoft Internet Explorer 5.01 以上の環境

2005年09月20日

TeraTerm Pro UTF-8&SSH2対応 - 定番ソフトがバージョンアップ -

f7c9ce7e.JPGTeraTerm Proといえば,随分昔から存在するtelnetクライアントです.
その昔は,TeraTerm ProにTTSSHモジュールを追加し,日本語化パッチを適用していました.
しかし,しばらく開発は止まっており,なかなかバージョンアップしていなかったと記憶しています.

それがいつの間にか,本家TeraTerm ProやTTSSHなどがSourceForgeにアップされており,なおかつ,UTF-8対応及びSSH2対応のプロジェクトが進んでいました.

本ソフトでは,telnetクライアント機能はもとより,UTF-8に対応,SSH2に対応,IPv6に対応,Proxy対応,ウィンドウ半透明化対応などなど,大幅に機能アップしています.

SSH1はセキュリティ上推奨されていなかったと思いますので,SSH2に対応している本ソフトを利用しましょう.


著作権者:寺西高氏,平田豊氏,Robert O'Callahan氏,他
URL:http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
動作環境:Windows NT/2000(XPで動作確認済み)

2005年09月18日

正規表現チェッカー - 文字列規則を見つけ出せ -

961b3f73.JPGOSに依存せず,ログファイルというのは膨大になります.
特に,それが何らかのサーバであったりすればなおさらです.

シェルスクリプト,Perl,sedなどで文字列操作をするには正規表現表記が必要不可欠です.
ログから不正アクセスの可能性を調査したり,特定の文字列を抜き出したりなんかする時は,本当に便利です.

しかし,正規表現はなかなか身につかない.
実際作ってみると,思ったように動かない.
考えれば考えるほどぐちゃぐちゃになっていく.

そんなことありませんか?
今日紹介するのは,正規表現の作成支援と実行結果を表示できる「正規表現チェッカー」です.

正規表現チェッカーでは,正規表現の作成支援として,文字セットや繰り返しなどの書式を右クリックメニューから選択できるため,良く知らない初心者でも勉強しながら正規表現表記を作成することができます.

また,サンプルデータを入力すれば,すぐに実行結果が表示できるため,修正も簡単.

これで,シェルスクリプト,Perl,sedなどを作成する際にも悩まなくて済みます.
また,運用管理に必要な規則を作成しておけば便利になること間違いなし.

あなたには文字列規則が見つけ出せますか?


著作権者:亀田 大氏
URL:http://www.ast-j.com/software/regexchk.htm
動作環境:Microsoft .NET Framework 1.0 以上,Microsoft Internet Explorer 5.01 以上の環境

2005年09月17日

TCP Monitor Plus - 多機能トラフィック/セッションモニター -

TCP Monitor Plusブロードバンドが普及して以来、回線速度の測定ができるサービスが増えている。
これは、回線速度に興味のあるユーザが多いという証拠のひとつであるだろう。
しかし、上記のようなサービスでは、ある一定のサイトから巨大なファイルをダウンロードしての速度計測を行う仕組みのものがほとんどであり、普段、実際にブラウジング等を行っているときの現実的な回線速度とは異なる値が出ていることだろう。

本日紹介する「TCP Monitor Plus」はパソコンのネットワークインターフェースを監視し、パケットの受信状態やセッション状況をリアルタイムにモニタリングするソフトウェアである。

普段使ってるクライアントパソコン上で使用すれば、実際のブラウジングでどの程度の速度が出ているかを把握することができるし、また、どんな相手と何番のポートで通信をしているかを把握することもできる。
パソコンを使っていないときに、インターフェースカードが点滅して、気持ち悪い思いをしたことがある方などは監視をしてみるのもよいだろう。
もしかしたら、スパイウェア等が嫌な通信を行っている可能性もあるので、気になる場合は試してみて欲しい。

そのほか、ホームネットワークなどで、LAN環境の速度がどれだけ出ているかを把握することもできる。ギガビット環境などをお持ちの方は試してみるとおもしろいだろう。

また、サーバなどに用いれば、実際にどの程度のアクセスがあるか、どの程度のトラフィックになっているかを調査することもできる。

なお、これらの情報はリアルタイムにモニタリングするだけではなく、ログ出力についても可能になっているし、出力フォーマットのカスタマイズを行うこともできる。

ネットワークが気になったり、異変を感じたら、ぜひ導入してみて欲しいソフトウェアである。


著作権者:OGA氏
URL:http://hp.vector.co.jp/authors/VA032928/
動作環境:Windows 98/2000/XP

2005年09月16日

WCPUID - CPU情報調査 -

WCPUID普段何気なく使っているパソコンであっても、案外分からないのがCPU情報だ。
メモリ量はタスクマネージャやBIOSの起動時などに簡単に確認できるが、CPUについてはあまり情報が表示されない。

本日紹介する「WCPUID」はそんなCPUについての情報を表示してくれるソフトウェアだ。

分かりやすいところでいうと、プロセッサ名や、クロック、L1,L2キャッシュサイズなどの表示が可能である。
また、SSEなどの拡張命令のサポート有無の表示も行うことが可能である。

そのほか、チップセットの情報の表示も可能となっており、Host Bridge, IDE Controller, VGA Deviceの情報も表示できる。
このあたりの情報も、CPU情報同様、調べにくい情報なので、これらが分かると重宝することもあるだろう。

久々に触ったマシンのスペックを失念していた場合、用意したテスト機のスペックが不明な場合、オーバークロックを試してニヤニヤしたい場合など、使い方は様々である。


著作権者:H.Oda!氏
URL:http://www.h-oda.com/
動作環境:Windows 95/98/ME/NT/2000/XP

2005年09月15日

アタッシェケース - 持ち運ぶときの必需品 -

ee706a6f.JPG大きなジュラルミンのアタッシェケースといえば,現金1億円のイメージが強い.
また,機密事項や高価な品物など,価値のあるものを持ち運ぶ際にも利用される.
ちゃんと施錠しておけば,とても頑丈である.

今日紹介するのは,頑丈な(=セキュリティ強度の高い)ソフトウェア「アタッシェケース」だ.
見た目シンプル,使いやすい,頑丈とアタッシェケースの特徴を見事に実装している.

機能は大きく分けて,暗号化と復号である.
暗号アルゴリズムには,AES256bitを採用しており,アルゴリズム強度についてはお墨付きである.

特に注目したいのは,一般的なパスワードによる暗号化だけでなく,あるファイルを鍵として(SHA-1によるハッシュ値を鍵とする),暗号化を行うことが可能な点だ.
結構パスワードを作っても忘れることもあるし,メモ書きすることもある.
しかし,これなら暗号化対象のファイルに応じて,家族や恋人の画像,友人の画像,風景画像,芸能人の画像など関連しそうな画像なりテキストファイルを鍵として使える上に,パスワード文字列としては複雑になるので,非常に良い方法だと思う.

当然,自己復号型ファイルを生成することもできるが,この場合は自分でパスワードを決めなければならない.

アタッシェケースのシンプルさ,使い勝手,頑丈さを知れば知るほど,あなたは愛用するだろう.


著作権者:ひばら みつひろ氏
URL:http://homepage2.nifty.com/hibara/software/atcs.htm
動作環境:Windows98/NT/2000/XP

2005年09月14日

NEGiES - ファイアウォール+帯域制限 -

NEGiESWebアプリケーションの要件として、「低速回線でも使用できること」が挙げられることがある。
その場合、ISDNの64kbpsの回線や、モバイル用の回線でもストレスなく動作させることが必須条件となってくる。
しかし、開発中は社内LANでサクサク動かすのが当たり前なので、この低速回線についてのテストは何かと後手後手になる。

本日紹介する「NEGiES」はファイアウォールソフトであり、なおかつ帯域制限をかけることができるソフトウェアだ。

ファイアウォール機能については取り立てるほどではないが、帯域制限は特筆すべき機能だろう。
例えば、上記の低速回線についても、帯域制限を設けることで、簡単に擬似低速回線を作り出すことができる。
真面目に低速回線でテストをしてみると、LANの回線速度ではなんともなかった画面表示で、タイムアウトが発生したりと、ヒヤリとすることも少なくはない。

そのほかの使い方としては、ファイルのダウンロードの帯域を絞って、音声やビデオチャットの帯域を確保する、ということもできる。
また、自宅サーバに設置し、ファイルのアップロードに制限をかける、という使い方も可能だ。

ネットワーク帯域は回線状況や相手のサーバ状況が許す限り、最大限まで使われてしまう傾向がある。
ユーザの判断で回線を絞る手段があることを覚えておくと、何かの時に役に立つかもしれない。


著作権者:Rhox氏
URL:http://hp.vector.co.jp/authors/VA036210/index.html
動作環境:Windows 2000/XP/2003