倉敷一陽窯Blog

備前焼ギャラリー倉敷一陽窯のBlogです

2023年1月8日(日)より放送開始のドラマ『Get Ready! 』に美術協力致しました。

病院の院長室などに当店の備前焼が使われています。

ドラマで使われている様子
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【作品の紹介画像】
螺法器
窯変花器
螺法花器3
螺法花器2

以前、
ドラマ『日曜劇場 日本沈没ー希望の人ー 』でお世話になりました美術会社さんに再び声をかけて頂きました。

立派な病院のセットに使って頂き光栄に思っています。


2021年10月10日(日)より放送開始のドラマ『日曜劇場 日本沈没ー希望の人ー 』に美術協力致しました。

総理大臣執務室に当店の備前焼が飾られています。

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撮影に使われたのは備前焼作家の石田和也さんと横山直樹さんの作品です。

石田和也さんの作品は以下の3点が使われました。

花器 №6
花器 №3
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石田和也さんはイギリスと日本の両方で陶芸を学んだ新進気鋭の若手作家です。色のついた泥を用いて模様をつけるイギリスの伝統技法スリップウェアや、「ロクロ」の遠心力を利用し、ねじれを生かしたオリジナル技法「螺法」を得意とします。「螺法」を用いた作品には独特の躍動感が生まれます。
ブログの過去記事で石田和也さんが当店で「ロクロのデモンストレーション」をして下さった記事を掲載していますので、よろしければそちらもご覧下さい。
石田和也さんによる「ロクロのデモンストレーション」

横山直樹さんの作品は以下の2点が使われました。

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横山直樹さんは「自然練込」という技法を駆使して作陶されています。「自然練込」とは、田の底5~10mくらいから採れる地層の粘土を敢えて練り合わせることをせずに、掘り出したままの原土に近い状態の粘土で作品を作る技法のことです。「自然練込」で作られた作品は、表面に地層がそのまま現れます。地層から生まれた「土味」を殺さないように、「ろくろ」は使わず、「手びねり」で制作されます。

両氏とも個性豊かな作風で、豪華な総理大臣執務室の中にあっても埋没することなく、作品が存在感を放っていると思います。
当店での人気も上々で、お二人の作品はいつもたくさん取り揃えています。
ドラマで作品が気になった方は是非一度ご来店下さい。




「夏のひんや~り倉敷スイーツスタンプラリー」に参加します。

スタンプを集めた方には、抽選でステキな賞品がプレゼントされます。

イベントの詳細は下記の公式ページをご覧下さい。
http://kankou-kurashiki.jp/summersweets/

こちらのイベントのPRの為に、倉敷小町さんが撮影に来られました。
倉敷コンベンションビューローさんのインスタグラムでも紹介されています。
https://www.instagram.com/p/CB5Qi-AFznB/

一押しの宇治ミルク金時を食べて頂きました。

倉敷小町  (1)

倉敷小町  (2)

倉敷小町  (3)

ちょうど、撮影の最中は他のお客様がおられず、ゆっくりとして頂く事ができました。
混雑した中では少し気まずいのではと心配していたのですが、良かったです。

かき氷は気温にもよりますが、例年、10月の初旬までやっています。
「宇治ミルク金時」の他に「黒蜜きなこ金時」や「いちごミルク」などが人気です。
皆様のお越しをお待ちしています。

※定休日は月曜日ですが、2階のカフェは平日に不定休があります。

バナー(大)

当店は今年で開店して34年になります。
2階のカフェスペースやトイレは数年前にリフォームをしたのですが、備前焼の展示スペースは、ほぼ開店当初のままやってきました。さすがに、痛んでいる箇所やくたびれた感じが目立ってきたので、この度、修繕工事を行うこととなりました。
今回工事をお願いしたのはご近所の倉敷店装さんです。私の色々な要望に親切にお応え頂きました。

家具入院
工事の途中

陶器の底が触れる作業台は特に傷が目立っていました。
包装台 ビフォー
包装台 アフター

ライトはすべてLEDに変え、傷の目立つガラスは交換し、畳の部分は傷に強い素材に変更しました。
陳列台 ビフォー
陳列台 アフター

直接陶器が当たらない部分もかなり日光で痛んでいました。
什器 ビフォアー
什器 アフター

天井も雨漏りのせいで、かなり痛んでいました。照明器具も新しい物へ交換しました。
天井 ビフォー
天井 アフター


ろくろ座はろくろ実演をするとき以外は展示スペースに変更しました。
中央部分は取り外しが可能になっています。
ろくろ座 ビフォー
ろくろ座 途中
ろくろ座 アフター

完成した店内の様子です。

完成1
完成2
完成3

既存の物を補修して再利用している所が多いので、ぱっと見た目ではあまり変化が分かりません。しかし、くたびれた雰囲気が消え、明るく活気のある店内になったと思っています。
店内がリフレッシュするとやはり気分が良く、元気が湧いてきます。今まで以上に一生懸命仕事に励んでいきたいと思います。

1116日・17日の2日間、石田和也さんによるロクロのデモンストレーションを行いました。
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もともと当店の一角にはロクロ実演が出来るスペースがあります。
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父が店をオープンしてから最初の何年かは、作家さんに来てもらい、時々ロクロ実演をやっていたようですが、いつの間にか途絶え、私の代になってからは一度もやったことがありませんでした。

以前、石田さんから「ロクロのデモンストレーションを日本や海外の色々な場所でやったことがあるんですよ」ということを言われ、「それなら、うちの店のロクロスペースでぜひ」という話になり、約30年ぶりのロクロ実演となりました。

石田和也さんは「ロクロ」の遠心力を利用し、ねじれを生かしたオリジナル技法「螺法」を得意とする新進気鋭の若手作家です。

「螺法」を駆使した作品を何点か画像で紹介します。

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このような今までの備前焼にはないモダンな作風で、当店でも大変人気のある作家さんです。

私自身も「螺法」の制作工程を生で見るのは初めてで、なるほどあの部分はこうやって作っているのかなどと感心しました。

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実演をやりながらオーダーメイドも可能な限り行っていました。
オーダーメイドされた作品は12月の終わりに焼きあがる予定です。

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ろくろ実演の動画を張り付けておきます。ぜひご覧下さい。

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