2007年04月

2007年04月30日

シンクライアント

早嶋です。

ここ十数年で、オフィスにならなくてはならない存在となったPCですが、近年は情報セキュリティ等の問題で、見直しが始まっています。企業にとってPCはとても便利な反面、その機能が企業にリスクをもたらすのです。

例えば、近年騒がせたWinny関連のウィルス。企業のシステム管理者がネットワーク管理を万全に行ったとしても、セキュリティーに対して意識が低いユーザが1人でもいれば、そこが穴(セキュリティー・ホール)となって情報が漏洩してしまうことがよく起こっています。

そこで、従来のPCに変って企業の注目を集めているのが「シンクライアント」です。これは、PCと同じ形をしていますが、その機能はネットワークに接続できるだけの最小限の機能しかもっていません。

これまで、PC上で行っていたアプリケーションは、全て向こう側のサーバーで一極集中するという考え方です。つまり、これまで行っていた、クライアント毎のセキュリティー管理やソフトのバージョン管理を行う必要も無くなります。サーバー側で全て一極集中して管理することによって、意識の低いユーザによる事故も事前に防げると言うコンセプトです。

シンクライアントは、何だか、「新クライアント」見たいですが(実際は薄いと言う意味のシン:反意語としてファットクライアント)、このようなコンセプトの端末は96年にオラクル社が提唱したネットワークコンピュータが元祖だとされています。当時、そのコンセプトが流行らなかった理由は、ネットワークの貧弱さだったと思います。ネットワーク上にアプリケーションを置いたところで、実用に絶えられるアプリケーションが存在しなかったのです。

日経ビジネスソリューションズによると、06年での国内企業におけるシンクライアントの導入企業比率は5%でしたが、08年頃には30%を超えると予測されています。

シンクライアントの特徴は、1)セキュリティの向上、2)ソフトの集中管理、3)運用コストの削減、4)端末コストが安価などとありますが、良い面だけではありません。従来からのPCと比較すると、当然、利用できるソフトや周辺機器が限られるため、既存の業務システムからの移項がまだまだ難しいと言ったことも考えられるでしょう。

シンクライアント、次世代のオフィスには、当たり前になっているかも知れませんね。

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biznavi at 20:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2007年04月29日

書籍紹介

早嶋です。

最近読んだ書籍です。

ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする ジョン・S・ブルーイット著

ペルソナ戦略は、マーケティング手法の一つで、例えばWebサイトを構築するときに、架空の人物「ペルソナ」を作り、その人物に相応しいWebサイトを構築していくような手法です。理論自体は、99年に米国でまとめられ、以後ネットを通じて世の中に浸透している手法です。マイクロソフト、アマゾン、フェデックス、フォードといった企業はマーケティングにペルソナを取り入れて行っています。

マーケティングのプロセスの中では、セグメンテーション、ターゲティングというフェーズがありますが、ペルソナでは、コミュニケーションを行いたい対象をもっと具体的にペルソナとして創り上げ、ユーザーの代表として考えます。そして、そのペルソナが最も好むマーケティング・ミックスを提供する考え方です。

本著では、ペルソナの考え方から、企業がペルソナ戦略を実行していくときのシナリオがこと細かく説明されています。


数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する 岡嶋裕史著

データマイニングの手法を気軽に知りたい人向けに書いた著書です。福岡⇒東京の移動時間で読めるくらいのボリュームですが、分かりやすくまとめられた一冊です。昨今、Googleを代表する検索によって情報の収集は容易になりました。一般的に統計学がもてはやされていた頃は、情報コストが高い時代でした。そのため、統計学は、小さな情報(サンプル)から全体を俯瞰する手法が中心に論じられています。一方、近年は情報取得コストが圧倒的に安価になり、そのため分析するデータが膨大になりました。これらを分析する手法がデータマイニングになります。本著では、それらの手法を体系的に紹介しています。

数式を使わない、という事を売りにしていますが、細かい部分を理解したい方や、グラフを見て全体を推測する力が無ければ、逆に理解に苦しむかもしれません。


ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 石野雄一著

道具としてのファイナンスの石野氏がファイナンスの考え方を更に平易に、分かりやすく紹介した一冊です。ファイナンスについて、勉強を始めたい方は、まず、こちらの本を一読して、全体像を掴むことから始めると、とても有用だと思います。細かい内容が分からなくても、ファイナンスでどのような事が必要とされ、どのような事を考えていくのかのフレームワークが出来上がります。後の詳細は、リチャード・振りーリー&スチュワート・マイヤーズ著のコーポレートファイナンス(上下)で学べば完璧でしょう。


ビジネス力の磨き方 大前研一著

大前さんの新刊です。日本のサラリーマン、特に大手に勤めているサラリーマンは職業的絶滅の危機にある。という事を前提にビジネスに必要なスキルを、先見力、突破力、影響力、仕事力、人間力、に分けて解説しています。大前さんの言動をウォッチしている人にとっては、短時間で整理できます。また、大前さんの事をしらなかったり、余り読んだことが無い人にとっては、目から鱗かも知れませんね。

こちらも新書なので、東京⇒福岡の移動距離で読める本です。しかし、内容は非常に濃いのでGW中に読んでみてはいかがでしょう?

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biznavi at 20:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 書籍紹介 

2007年04月28日

セカンドライフ

早嶋です。

ネット上の仮想空間で、”第二の人生”を楽しむオンラインサービス、「セカンドライフ」が、企業のマーケティングツールとしても注目されています。

書店に行けば、セカンドライフ関連の書籍があり、Web上でもセカンドライフについて書かれる記事が目立っていますね。このセカンドライフですが、リンデンラボ社が提供しているオンラインサービスです。ユーザーは、アバターと呼ばれる自分のキャラクターをネット上で動かして参加します。ユーザーは、アバターを使ってこの3Dの空間でバーチャルに土地を買って会社を作り、商売を始めることも可能です。

セカンドライフは、アバターを動かして自分がしたいことを実現する、自己実現スペースのような位置づけもされています。SNSのようなコミュニケーションも可能で、何もしないで、セカンドライフの空間をウロチョロするだけでも楽しめます。また、宝探しをしたり、敵を倒すと言ったゲームと違い、実際の世界とつながっている感覚の方が強いです。そのため、セカンドライフ上で儲けたお金が実際の世界のお金に交換することも可能です。

このセカンドライフに参加しているユーザは、去年の11月段階で160万人であったのに対して、現在は560万人を突破しています。ユーザーの加熱気味をさることながら、企業の参加が著しく目立ちます。

企業は、ユーザと同じように、セカンドライフで自社用の土地を購入して、そこにショールームや支社を建設します。そして、実際の商品にそっくりの3Dアイテムを配布してプロモーションをかけたり、イベントを開催して参加者とディスカッションをすると言った感じです。

セカンドライフの感覚がどのようなものかを掴みたい方は、こちらのウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸を読んでみると、つかめると思います。

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2007年04月26日

科学的交渉

早嶋です。

本日のセル・シンク(女性起業塾、ビジネス・セミナーから開業支援、開業後診断支援を経営実業家、MBAが提供)では、「科学的交渉」セミナーを実施しました。参加者の皆様、タフな交渉、お疲れ様でした。

交渉は、日常の様々なシーンからビジネスシーンまで、ありとあらゆるところで普通に行われています。しかし、日本での教育において、交渉を学ぶ場などは皆無です。今回、「科学的交渉」として提供している内容は、ボンド大学ビジネス・スクールで行われた講義内容とシラバスを元に、セルシンクで改良を加えたものです。ボンド大学でMBAを取った殆どの方が、「Negotiation(交渉術)は役に立つ!」と絶賛するノウハウです。

交渉は当事者同士が問題解決を図るために行われます。そのため、本質的な問題の発生とその認識が交渉のスタートとなります。しかし、多くの場合、交渉の過程において、本質的な問題が、当事者の立場や感情といった別の問題にすり替わっていく場合があります。これは、交渉においてその場の思いつきや流れで対応しているからです。交渉は、何も難しい内容ではありません。交渉で大切なことは、入念な準備です。

詳細を知りたい方は、Essentials of Negotiationを参照下さい。

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biznavi at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2007年04月25日

「小貴族」vs「smart」

早嶋です。

22日より開幕している上海国際自動車ショーでは、中国の自動車会社各社によって、天然ガスやエタノール燃料を使用できる自動車や、排ガスの生じない水素燃料電池車などのエコカーが続々と公開され話題を呼んでいます。

小貴族そんな中で、中国河北省の自動車メーカーである双環汽車は別の意味での注目を集めています。その渦中の車、「小貴族」という乗用車です。

車が好きな方は、お分かりでしょうが、写真が双環汽車が今回出店した「小貴族」です。そうなのです、独ダイムラークライスラーの超小型車「スマートフォーツー」ととっても酷似しているのです。

本日のnikkeiのニュースを見て、早速、双環汽車のホームページを見てみましたが、ホームページまで、どことなくスマートのページを模倣した感がありました。もちろん、双環汽車は自主開発と主張しているようですが、ダイムラー側は、知的財産権の侵害としており、解決へ向けて双環汽車との話し合いに入ったそうです。(nikkei参照)

ちなみに、この双環汽車は、03年にホンダの「CR-V」と酷似した車「S-RV」を発表しています。ホンダは「CR-V」の外観設計(意匠デザイン)の訴訟を起こしましたが、06年3月に中国国家知識産権局が下した判決は全て無効。中国に進出している外国企業にとっては厳しい判決となりました。

今回の「小貴族」と「スマート」、知財権侵害の行く末はどうなるのでしょうか?

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2007年04月24日

携帯大国

早嶋です。

本日のnikkeiの抜粋です。---
インドの2006年度末(3月末)の携帯電話加入者が1億6605万件となった。中間所得層の増加や農村部のインフラ整備を受け、1年間でほぼ1.7倍に膨らんだ。中国、米国に続く世界第3位の“携帯大国”に躍り出た公算が大きい。
---抜粋終わり---

インド電気通信監理局が今月23日に公表した数字では、インドでの携帯電話加入者数の増加件数は、1年間で凡そ6700万件。日本での携帯電話加入者数が07年2月累計で凡そ9500万件なので恐ろしいペースで増加している事が分かります。

これまで、国別の携帯電話加入者数は、1位中国・4億5000万件、2位米国・2億件といわれていました。06年末時点でロシアの1億5000万件が3位でしたが、今回のインド電気通信監理局の公表から日本やブラジルと並ぶ4位グループだったインドが、ロシアを抜いて3位になったのです。

インド、中国。やはり、携帯電話の世界でも全く無視することができない市場となっていますね。世界最大手のノキアと韓国のサムスン電子は06年よりインドでの携帯電話生産を行っいて、各社が中国、インドの新興市場国向けに対して安価な製品を投入しています。世界を舞台に活躍している携帯電話メーカーは、さぞかし特需を受けているだろうと思い調べてみましたが、そうでも無いみたいです。

米国の市場調査会社である、iSuppli社の報告によれば、携帯電話上位5社の中で業績不振に陥らなかったのはサムスン電子のみでした。サムスン電子の好調な業績を牽引したのは、やはりアジア地域における大幅な販売台数増加です。しかし、新興市場国向けの出荷台数が増加したことにより、販売台数は伸びる一方、平均販売価格が下落しているという新たな課題に直面しています。

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2007年04月23日

ナナコとワオン

早嶋です。

本日、セブン&アイ・ホールディングスは、流通業で初めての自前の電子マネー「nanaco(ナナコ)」を発行、運用開始します。

対して、イオンは27日に独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を発行する予定で、流通業界においても、電子マネーの主導権争いが始まります。

電子マネーは、既にJR東日本の「Suica(スイカ)」やビットワレットの「Edy(エディ)」が定着していますね。他にも、首都圏の私鉄・バス会社の「PASOMO(パスモ)」、NTTドコモの「iD(アイディ)」なども一部のコンビニやスーパーで既に利用できています。今月、相次いで導入されるナナコとワオンの参入によって、電子マネーの覇権争いに更に拍車がかかるかたちになります。

ナナコは、東京都内のセブン・イレブン約1500店舗でサービスを開始し、5月末には全国の1万8000店舗に拡大する予定です。対するワオンは、27日よりジャスコやマックスバリューなどの関東1都6県の93店舗と新潟県内の3店舗で導入予定で、08年にはイオングループ全国約2万3000店に拡大予定です。

電子マネーは、プリペイド形式が多く、利用上限が数万円に設定されています。従って、購買単価が比較的低いコンビニやスーパーの決済には向いています。今回のナナコとワオンの特徴は、支払額に応じて、店舗で利用できるポイントが付くのが特徴のようです。ナナコもワオンも発行手数料が300円。ナナコは、当面の間、発行時に200ポイント、ワオンは当初6ヶ月間は初回チャージ時に300ポイントが付きます(1ポイント100円)。

ナナコとワオンの大きな違いは、ワオンがイオンクレジットサービスのイオンカードと連携でき、自動チャージ機能が付く点です。ナナコはこちらの機能は検討中との事。また、おサイフケータイの対応は、ナナコが先行しています。ワオンは、おサイフケータの機能は検討中。

電子マネーとして、消費者からいえる事は、どの電子マネーであっても、使える店舗やサービスに偏りが無いことです。覇権争い自体は注目に値しますが、早い段階で相互利用できるようにしてもらうか、淘汰されて欲しいと感じます。

電子マネーのカードを何枚も持たなければならないのであれば、本末転倒ですよね。

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2007年04月22日

銃規制

早嶋です。

バージニア工科大学で学生が銃を乱射して32人を殺害した事件が連日のように報道されています。米国では、一般の家庭に銃がある事は、珍しいことでは有りません。州によって多少の違いが有るようですが、年齢や一定の条件をクリアすれば、銃の購入が可能です。

今回のチョ・スンヒ容疑者も銃の販売店で普通に入手していたと報道でありました。アメリカでの銃の所有は、歴史的な背景が大きく左右していると思います。

アメリカ大陸に300年位まえにイギリスからやってきた人たちによって、国作りが始まります。当時の人々は西にひたすら開拓を進めました。開拓を進める人は、自分たちの身は自分たちで守らなければなりません。人々は家族を守るために銃を所持して危険に立ち向かっていたのです。

そのため、自分の身を守るために銃を持つのは当然だと思う人が多いのです。現に、米国の憲法では、人民が武器を持つ権利を侵害してはならない、とあります。

今回のような事件を検索してみると、規模は様々ですが、事例があります。99年にコロラド州のコロンバイン高校で生徒2人が銃を乱射し、生徒13人を殺害。2000年には、ミシガン州の小学校で小学1年生が同級生を銃で殺害。06年にはペンシルベニア州で男性が銃を乱射し生徒5名を殺害。そして今回。今回の事件は、学校で起きた事件の中で最も被害が大きい事件で残忍とされています。

毎回、上記のような事件が発生する度に銃の規制についての動きが見られますが、実際は大きな変化がないようです。ただ、今回の事件によって、銃規制の動きは高まっています。この規制に関する動き、果たして、どのくらいの広がりを持つのでしょうか?

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2007年04月21日

ブランドジャパン2007

早嶋です。

日経BPコンサルティングは、今年で7年目を迎える日本最大規模のブランド評価調査プロジェクト、「ブランドジャパン2007」の結果をまとめています。

この調査は、一般の消費者(BtoC編)とビジネスパーソン(BtoB編)に対してのアンケート調査から延べ1500ブランドを並列に評価したものです。評価時期は06年11月でサンプル数は5万6000千人にのぼるそうです。

この調査で、「おおっ」と思ったのはGoogleのランキングです。BtoC部門では2位(06年では15位)、BtoB部門では17位(06年では89位)です。対するYahoo!は、BtoC部門で28位(06年では6位)、BtoB部門では30位(06年では10位)。これより、Googleの浸透が日本でも強くなっていることが伺えます。

これまで、「検索エンジンは何を使いますか?」という質問に対して、海外では、圧倒的にGoogleがトップでしたが、日本ではYahoo!が上位でした。しかし、日本でも05年頃より徐々にGoogleのシェアが拡大していました。今回のブランドの浸透の結果を見ると、既に日本でもYahoo!を抜いて1位になっているかもしれませんね。

他に注目したのは、任天堂です。06年と比較してNINTENDO DSは一番躍進しています。他のブランド(トヨタとプリウス、シャープとアクオス、アップルとiPod)もそうですが企業ブランドと主力商品のブランドが互いにブランドを強化している関係が伺えますね。

皆さんは、こちらの調査結果からどのような事を考えましたか?

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2007年04月20日

スリムボトル

早嶋です。

メタボリック症候群でおなかのまわりを気にしている人、夏に向けてボディを鍛えている人。スリムにしたおいと感じるのは、人に限った話ではないようです。500mlのペットボトル、「紅茶花伝 クロスモード リフレッシュレモン」「ラブボディダイエットナビ」「紅茶花伝 黒砂糖入り焙煎紅茶」のパッケージを見てみてください。

スッキリとした「スリムボトル」になっていることに気付きます。このペットボトルは、今月17日より全国のコンビニエンスストア限定で導入されています。このペットボトルを開発したコカ・コーラシステムは、消費者ニーズに対応したパッケージ開発に力を入れています。様々な消費者調査のもと、素材やサイズ、計上を組み合わせた多種多様なパッケージ展開を通じて、より多くの消費者の満足を得ようとしているのです。

「スリムボトル」のコンセプトは、「カバンに入れやすく」「持ち運びに便利」です。さて、このようなペットボトルが生まれた開発背景は何だと思いますか?

コカ・コーラでは、パッケージ開発において以下の3つの消費者行動を独自で調査しています。

1)ペットボトル購入後、持ち歩く傾向が多く、その傾向は特にコンビニで購入した顧客に顕著であった。
2)通勤や通学時に利用するカバンが、最近のトレンドとして、男女ともに薄型になっている。
3)既存のペットボトルの形状では、「持ち歩く」ニーズに十分に対応できていないこと。

コカ・コーラシステムでは、既に、収納性に特化した1Lペットボトル「ミディPET」を提案してきた実績があります。今回は、上記の3つの消費者行動結果から、「かばんにすっきり入れやすく、持ち運びに便利なペットボトル」というコンセプトを考え「スリムボトル」を開発したのです。

マーケティングの出発点は、消費者が困っていることや、解決して欲しいことに目を向けることです。パッケージは、マーケティング・ミックスの4P(Product:商品、Price:価格、Place:流通、Promotion:プロモーション)のうち、商品に相当します。飲料そのものに注目する必要もありますが、このようにパッケージを変えることによって、消費者にベネフィットを提供することも出来るのです。

さすが、コカ・コーラ!ですね。

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2007年04月19日

会計と財務

早嶋です。

会計と財務の違いって何だと思いますか?ファイナンスのセミナーを行う前に、皆さんに良く伺う質問です。

会計と財務は、次の3つの違いがあります。

 1)今を基準にして過去か未来かの違い
 2)お金に対して、利益を扱うか、キャッシュを扱うかの違い
 3)言葉に対して、漢字と横文字

1)今を基準にして過去か未来かの違い

会計と財務では対象とする時間軸に大きな違いがあります。会計が扱う部分は、過去の企業の業績に対して、財務が扱うのは将来の数字です。これは、決算書の構成要素である、B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、CFS(キャッシュフロー計算書)を見ると明らかですね。

この点で、近年、財務が重要視されています。経営者は、常に現在の投資と将来のリターンを考える必要性が出たからです。

2)お金に対して、利益を扱うか、キャッシュを扱うかの違い

利益とキャッシュを考えたときに、会計と財務の違いが出てきます。会計で扱う利益は、商品の売上からその商品を作るときにかかる費用を差し引いたものとして捉えます。つまり、「利益=売上−費用」です。会計では、これらの売上や費用は、実際にキャッシュ(現金)が入った段階で計上するのではなく、商品を販売した時点や、仕入れた時点で計上します。実際の入金は、1ヶ月後であったり、仕入れた商品の代金を払うのを月末にしめて翌月振り込むということがありますね。このため、P/L上の利益と実際のキャッシュが異なってくるのです。

一方、財務で扱う場合は、キャッシュを見ます。つまり、実際にキャッシュが入金されたり、支払われたりした時点でお金として認識するのです。

3)言葉に対して、漢字と横文字

こちらは、会計畑の人は、良く借方(かりかた)とか貸方(かしかた)という言葉を使います。また、一般的に簿記のイメージが強いと思います。これは、会計畑の口癖から連想されるのかも知れませんね。(実際は、簿記は、会計の一部にしか過ぎません。)

一方、財務では財務と表現しないで、ファイナンスと呼ぶ人が多いです。他にも負債のことをデット(debt)、株主資本のことをエクイティ(equity)というように。これは、単純に財務の考え方や理論が米国で発達したことが考えられます。そのため、わざわざ日本語に訳さないでそのままの言葉を使っているのです。

会計と財務、これで違いが分かりましたね。

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2007年04月18日

フォーチュン500

早嶋です。

米国経済誌フォーチュンは、06年の売上高を基準にした米企業の上位500社を公表しています。

同社は、1954年からランキングを公表しており、毎回500社の純利益合計を計算しています。それによると、今年の純利益合計は前年比29%増の7850億ドル。これは、公表を始めて以来の最高値だそうです。

気になるランキングですが、1位は、去年の首位であるエクソンモービルを抜いて2年ぶりに首位になった、小売業最大手のウォルマート・ストア。売上高が3511億ドル(約42兆円)。日本の国家予算の約半分に相当する売上です。

次いで、2位はエクソンモービル、前述どおりの転落です。3位はGM(ゼネラル・モーターズ)、4位はシェブロン。5位はコノコフィリップス。

上位5位のうち3社は石油関係ですね。エクソン、シェブロンはご存知ですね。5位のコノコフィリップスは2002年にコノコとフィリップス石油が合弁して設立された会社です。

6位はGE(ゼネラル・エレクトリック)、7位はフォード・モーター、8位はシティー・グループ、9位はバンク・オブ・アメリカ、10位はAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)。

10位まで見ると、金融・保険、自動車、石油を出し抜いて小売業で1位になっているウォルマートは、凄いですね。

このフォーチュン500に入っている企業ですが、54年にリストに入っていた企業のうち、98年に生き残っていた企業は74社だそうです。これは、様々な経営書に引用されているのでご存知だと思いますが、500社中わずかに74社のみが差別化のポイントを見出せたのであって、残りの企業は差別化のポイントを見出せなかったために生き残れなかったとあります。

ちなみに、昨年353位だった米グーグルは一気に241位に浮上していました。

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メールでコーチング 始めました!

早嶋です。

『メールdeコーチ(メールでコーチ)』は、電子メールを用いた経営コーチングサービスです。皆様の日常の経営の悩みに、早嶋を含む、ビズ・ナビ&カンパニーのコンサルタント・メンバーがメールでアドバイスするサービスです。

「日頃の経営相談をもっと手軽にできたら良いけど、コンサルタント契約を結ぶまでも無いんだよ・・」「メールで気軽に相談できるサービスを始めてよ!」と言うような背景から開始しました。

サービスは、月額1万円の会員制で、皆様から頂いた相談内容に応じて、戦略系、組織系、財務系、マーケティング系、情報系のコンサルタントがアドバイスいたします。

本サービスに対するお問い合わせは、こちらから。

メルデコ
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2007年04月17日

ペコちゃん再び

早嶋です。

久々に、ペコちゃんを見ました。不祥事によりお菓子が店頭から撤去されていた不二家ですが、本日、大手コンビニエンスストアのローソンで販売が開始されたようです。他にも、サークルKサンクスや大手スーパーのユニーも販売を開始しています。

不二家製品は、1月の問題発覚後に順次店頭より撤去され、同社と資本・業務提携した山崎パン傘下のデイリーヤマザキを除く店舗では、ほとんど姿を消した形になっていました。今回に販売開始は、小売大手ではおよそ3ヶ月ぶりとなります。

ローソンのスポークスマンによると、「これまで、客の不信感がぬぐいきれていない」という事で販売再開に慎重でしたが、一部の客から不二家商品の販売を求める声があることを尊重し、再開を決めたとの事です。

不二家は、3月2日に、「新しい不二家に生まれ変わります」という事で安全宣言を出ています。これを期に、コンビニ業界2位のローソンが販売再開に踏み切る形になり、不二家の回復に弾みがつく可能性がでて来たことになります。

コンビニ大手のファミリーマートも「4月中には、いつ再開するかなどを決めたい」と決算発表の記者会見で上田社長がコメントしています。

本日の不二家の終値は260円。明日の朝のマーケットでは、これらの材料を基に株を買いに走る投資家の影響で一時的に株価が上がるのではないでしょうか?

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2007年04月16日

ネット広告の推移

早嶋です。

電通が2月に発表した06年の国内広告費調査によると、06年の媒体別広告費は、次の通りです。
 テレビ・・2兆161億円
 新聞・・・9986億円
 雑誌・・・3887億円
 ネット・・3630億円
 ラジオ・・1744億円

このうち、インターネット媒体(ネット)に注目してみると、05年では、2808億円(対前年比154.8%)、06年に3630億円(対前年比129.3%)と成長を続けていることが確認できます。

これに関して、電通総研は、07年から11年のインターネット広告費を試算した白書を出しています。白書によると、11年には06年の倍に当たる7558億円がネット広告費として使われると予測されています(内訳:固定ネット広告費:4009億円、モバイル広告:1284億円、検索連動広告:2265億円)。

ネット広告の内訳を見ると分かりますが、11年までの5年間で特に成長が著しい分野は、連動検索広告とモバイル広告です。連動検索広告は、06年実績で930億円から11年の予測は2265億円と約2.4倍の成長です。また、モバイル広告は06年実績で390億円から11年の予測は1284億円と、こちらは約3.3倍の成長です。

連動検索広告とは、検索サービスを提供するGoogleやYahooなどのサイトやツールを利用して、検索ワードに対応した広告を提供する形態を指します。検索連動広告は、広告主のサイトへの誘導が成立したときに広告主に対して課金される仕組みであるため、費用対効果が分かりやすいのが特徴です。従って、個人や中小・零細規模であっても容易に広告を出すことが出来るので近年、増加していると肌感覚で掴むことが出来ると思います。

モバイル広告は、インターネット接続機能を持った携帯電話に対してのネット広告とモバイル用の検索連動広告を含みます。将来的に、携帯電話によって、情報を取得する様子が如実に反映された結果だと思います。

携帯電話は、07年1月に契約数が9500万台を超えました。その携帯電話も、次世代といわれる第3世代以降の携帯電話に徐々に変わりつつあります。08年には契約数が1億台を突破し、その9割以上が第3世代以降の契約で占められるといいます。

携帯電話は、もはや電話をする機器という位置付けよりも、情報端末としての位置付けのほうが明確ですね。これは、アップルが携帯電話市場に乗り出したことでも理解できると思います。

一昔までは、広告媒体は、テレビ、新聞、雑誌、ラジオが当たり前でした。技術の進歩によって、新しい媒体が出現し、その地位をひっくり返します。広告媒体の世界にも、ライフサイクルを垣間見れる興味ある試算発表ですね。

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2007年04月15日

アネゴとお局様

早嶋です。

10日の日経夕刊に「アネゴ輝く」という記事が載っていました。女性社員のセグメンテーションとして、分かりやすい事例だと思いましたので紹介します。

あねご

記事による、「アネゴ」の分類は、いわゆる昔から言われてきた「お局様」の対極に位置します。アネゴは、仕事が出来て面倒見が良く、後輩からも慕われます。上図のセグメントの軸は、1)権力から遠いか?近いか?2)好かれるか?嫌われるか?の2軸で分類されています。

1)権力から遠いか?近いか?
アネゴは、会社の中でも重要な存在で、仕事上の権限や権力もあります。一方、お局は、そのようなものは皆無で、ただ、長い間、会社に在籍しているため、影の権力者であったりするのでしょう。お局様のイメージは、やたらと会社に長く在籍しているため、現在の管理職の弱みを握っている印象もありますね。

2)好かれるか?嫌われるか?
後輩から好かれるということは、厳しい反面、面倒見が良かったりしますね。一方、お局は、無意味にいじめたり、嫌がらせをするような印象がありますね。

いずれにしても、上図はしっくりとくるセグメト分けが出来ていると思います。

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2007年04月13日

東京ミッドタウン

早嶋です。

本日は、東京で仕事です。途中、時間をつくって、東京ミッドタウンに行ってきました。六本木に同じような施設が必要なのかな?と思っていましたが、コンセプトが違っていますね。

富裕層をターゲットとしているのは六本木ヒルズと同じですが、都心の上質な日常をコンセプトにしていることから、グッチやルイビトンなどのスーパーブランドショップも無く、シネコンや会員制のレストラン等もありません。

建築デザインは、現在、ワールド・トレード・センター(WTC)の再開発を手がけている米国の設計事務所だそうです。施設に入った印象は、分かりやすいこと。六本木ヒルズは、発見する楽しさを追及して迷路のように創った部分があり、この点は対象的です。

ガレリアと呼ばれるショッピングゾーンは、4層吹き抜けの周囲にショップを回廊状に配置しています。表参道ヒルズも、中央を吹き抜けにして回廊状にショップを配置しているので、同じつくりですかね。壁面のデザインやフローリングの木の感じが、上質な落ち着きを与えているように感じます。

東京ミッドタウンは、空間をとても大切にしている印象を受けます。その証拠に、通路はとてもゆったりとしており、広く取られています。これによって上質な日常を演出しているのでしょう。

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2007年04月12日

Yahoo!ビデオキャスト

早嶋です。

Yahoo! JAPANは、動画共有サービス(インターネット上で利用者同士が動画を投稿・視聴できる動画共有サイト)、Yahoo!ビデオキャストのベータ版の提供を開始しました。これは、動画共有サイトの世界最大手であるGoogle傘下のYouTubeに対抗する形になります。

Yahoo!ビデオキャストがYouTubeとの差別性を示している点は知財侵害監視機能です。Yahoo!ビデオキャストは映像の無断使用に神経をとがらせる放送業界などに配慮して、著作件などの知的財産権を侵害する投稿を24時間以内で監視する体制を敷いています。

ベータ版のサービスは本日より開始しており、システム自体は日本独自のモノだそうです。対抗馬のYouTube自体は英語のサイト(ただし、日本語での検索は自由)なので、日本で根強いYahooユーザーにとっては、ありがたいサービスとなるでしょう。

動画共有サービスとして、どちらが軍配を取るか?皆さんはどのように思いますか?

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2007年04月11日

パーソナルカラー

早嶋です。

本日、セルシンクでは、AICI国際イメージコンサルタント協会東京チャプター会員である坂本女史を招きましてセルフイメージ戦略のセミナーを行いました。

イメージコンサルタントは、米国のエグゼクティブ層には一般的な職業です。政治家やVIPの方々は専属のイメージコンサルタントを雇い、状況に応じた服装やスタイルを選択するようです。

今回は、第一印象を決定する要素の中で特に重要な『色』に注目した内容でした。消費者行動論でも紹介しましたが、人が情報を取得するとき、視覚から取り入れる内容が8割程度だといわれています。その中でも色は、重要な要素を持っています。

その色を最大限に活用して、自分に合う色を知ることによって、相手の第一印象をコントロールしようというのが今回の大きな目的です。まずは、自分にあう色を知ること、という事で色の分類からはじめました。大きく、Cool系の色とWarm系の色に分類されます。さらに、Cool系、Warm系は其々2種類の分類があり、その中の色の組み合わせを身につけることによって自身を引き立てていくことが出来るのです。

近年、イメージコンサルタントのニーズは高まっています。それは、出会ってからの第一印象が、今後のビジネスをスムーズに行うきっかけを与えてくれるからです。仮に、第一印象が悪かった場合、そのイメージを修正するために、多大な時間と努力を行った経験もあると思います。

Personal Color(自分に合った色)を知ることは非常に合理的です。理由は3つ、1)まずは、自分を更に魅力的に見せることが出来ます。2)自分に合う色なので、買っては見たものの、タンスの肥やし、といったことが無く経済的です。3)毎朝、コーディネートをするときにいちいち考える必要が無く合理的です。

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2007年04月10日

アブソルートのジョーク

早嶋です。

先日、紹介したEating the big fishの中で紹介したSacrifice(要素を絞って、思い切って一点に集中しよう!)についてコメントします。

Eating the big fish は、業界のリーダーの地位を狙うチャレンジャーの戦略に関してまとめたものです。チャレンジャーブランドにとって最大の敵は、ユーザの拒否ではなく、無関心に有ります。この無関心を乗り越えるために、時としてチャレンジャーは明確なアイデンティティを持ち、ユーザーとの関係を強烈なまでに構築する必要があります。

しかし、これを打ち出すのはそう簡単では有りません。なぜならば、企業には、経営資源というものが有るからです。何かを行うために、何かを犠牲にするというトレードオフが生じるのです。本著で紹介していた中にもあるように、他を犠牲にして一点に絞りこむという決断はチャレンジャーという立場だからこそ必要です。一方、チャレンジャー企業はこのアドバンテージを活かす反面、企業自身が犠牲の必要性を理解することが求められます。

これは、マイケル・ポーター氏の競争の戦略の中の集中化戦略に通じる部分があります。企業が決断を行う場合に、絞りこみ戦略に対して、何も自らポテンシャルを狭めることは無いということで敬遠する場合も有りますが、実際は絞り込むことによって、対象の市場に対して強いロイヤリティを生むことが多々あります。

その例として良くでてくる企業にアブソルート・ウォッカがあります。ウォッカはもともの、コモディテイの要素が強かったのでブランディングが難しいとされていました。しかし、アブソルート・ウォッカは、一点集中によって『洗練』という一点のメッセージに絞った広告シリーズを打つことによって、今ではコレクターズ・アイテムになるほど人気を博しました。

このアブソルート・ウォッカですが、一度だけ、ブランディングを行う過程で、厳選された材料、ブランドの歴史、独特の製法に至るまで、永遠とアブソルート・ウォッカのすばらしさを訴求した広告を載せたことがあります。これまでの広告は、一切、商品、つまりウォッカの中身に触れたことは無かったので、アブソルート・ウォッカの広告としては異常な広告になったのです。

アブソルート・ウォッカは何故、このような広告を打ったのか?それは、その日が4月1日、つまりエイプリル・フールだったのです

通常は、上記のような広告が普通なのですが、アブソルート・ウォッカでは異常な広告であり、非常にウィットにとんだジョークになっていました。

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2007年04月09日

書籍紹介

早嶋です。

最近読んだ書籍の紹介です。

会計を使って経済ニュースの謎を解く~決算書の読み方が変わる7つのエピソード 望月 実著

会計の事を分かりやすく実例を示して紹介している本です。著書では、会計の知識が無くても分かりやすく読めるとしていますが、ある程度会計になじみがある方が読んだ方だ、なるほど!とモヤモヤした部分がつながるイメージを受けるような一冊です。

本著の内容は、世の中の出来事を会計というフィルターを通してみると、もっと面白くなるということで、甲子園球場の決算書上の簿価が800万円である事を例に、B/S(貸借対照表)を説明したり、日産のV字回復の例でP/L(損益計算書)を説明したりです。


真っ当な株式投資 板倉 雄一郎著

社長失格の著書が、株価に翻弄されない『真っ当な』株式投資の考え方をまとめた本です。著書の中には、チャートの読み方や割安株の探し方、PER、PBR、テクニカル分析などといった言葉は一言もでて来ないです。

株式投資をするにあたって、板倉氏の考え方をまとめた哲学的な要素が強い一冊です。


マーケティング・センスが身につくトレーニングブック 安田 貴志著

こちらの著書は、本屋さんで立ち読みしました。タイトルのマーケティング・センスに引かれて手にとって見ました。全ての切り口が、2者選択から始まって、それに基づいてマーケティングの話を進めていく内容で、非常に読みやすい内容です。

例えば、『近所にレストランがオープンしました。あなたはどうしますか?』『A:すぐに行く B:しばらく様子を見る』という切り口から、前回から書いている普及理論を解説していく・・・という流れです。コトラーのマーケティング関連の著書をベースに議論が進められています。薄い本なので、サッと目を通すことが出来ますが、頭の中を整理することが出来きます。


ゲーム理論トレーニング 逢沢 明著

こちらも、上記の著書同様に、クイズを初めに投げかけられ、その考え方を解説しながらゲーム理論を考えていく本です。著書は、頭がよくなる論理パズルなど、パズル本で定評がある方のようです。

ゲーム理論は、交渉や売買、投資など様々な分野に応用が利きます。ゲーム理論の本を昔読んで、頭の整理をしたい方、手始めにゲーム理論がどんなものか興味がある方など幅広く読むことが出来ると思います。


なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 山口 揚平著

個人投資家で株式投資を行う際に、企業の価値を考えて妥当な株価を推定して・・・という手順で株を投資している人は少ないと思います。こちらの本では、数千億円規模のM&Aに参画された著者が、個人投資家でも企業の価値を算定できる方法を解説しています。

ファイナンス理論を一通りマスターした人が読むと、なるほど、と違う方面からの理解が深まります。また、全く企業価値の算定方法など想像もつかないという方が読んでも理解しやすいと思います。

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2007年04月08日

プロモーションと普及理論

早嶋です。

テレビの広告を見ていて、「広告は知っているけれども、何の商品か分からない」「商品名は覚えているけど、何に使うのか分からない」といった経験はありませんか?

今までに無かった商品を、世の中に伝えるとき、タレントや女優を起用して商品のイメージを中心に伝える手法があります。この場合、上記のことが起こりがちです。

消費者は商品について具体的なことを知らないので、どのように使えるのか、何に役に立つのか、どんなメリットがあるのか、などが全く分かりません。特に、画期的な商品や全く新しい商品は、他の商品との類似した使用シーンとのイメージが難しく、このような商品をイメージ中心の広告で宣伝しても、タレントや女優の印象のみが残るの関の山なのです。

イメージ広告が効果を発揮するのは、消費者が商品の規格や機能、基本的な使途を知っている場合です。

そこで、今までに無かったような商品を世の中に出していくためには、普及理論に出てきたイノベーターやアーリーアダプターに商品の具体的な情報を伝えることが重要といえるでしょう。

普及理論を軸に考えていくと、普及レベルによって、企業は商品を普及させていくときのメッセージを段階的に変えていく必要があることに気付くと思います。メッセージは提案対象によって、影響を与える範囲が変りますので、その段階に応じたメッセージが必要です。

以下は、提案段階によって分類されるメッセージの考え方です。1)規格の提案、2)機能の提案、3)使い方の提案、4)ベネフィットの提案、5)文化の提案です。

HDD付きのDVDレコーダーを例に見てみましょう。当初、イノベーターに対しては、『300GのHDD付きDVDレコーダー』としてメッセージを提供していました。これが、アーリーアダプターの段階になれば、『合計●●時間録画できます!』といった機能を伝えるようになりました。そして、アーリーマジョリティーに対しては、『好きなキーワードを登録すると、自動的に該当する番組を自動録画します』、といった使い方の提案に変わります。更に、レイトマジョリティーに対しては、『テープを入れ替えたり、保管する手間が省けます』というベネフィットを訴求します。最後に、ラガードに対しては、『現代の情報エージェント』という文化を提案するようになっています。

液晶TVでも、アーリーアダプターに対しては、『こんなに薄型!』というように薄型を強調していましたが、最近では、『横から見てもキレイ』というように液晶は部屋のインテリアの一部のように溶け込み、部屋が広々と使えることが強調されています。まさに、ベネフィットの提案を強調しているといえるので、ターゲットがレイトマジョリティに移行していると考える事が出来ます。

商品を効果的に伝えていくためには、商品のライフサイクルを考えて、それに応じたメッセージを提供することが重要なのです。

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2007年04月07日

普及理論

早嶋です。

今、大半くらいの人が半径30cm程度の距離に携帯電話を持っていると考えてもおかしくないくらい、携帯電話が普及しています。06年の統計では、世帯あたりの携帯普及率は85%を超えています。

このように今では当たり前となった携帯電話、初めて世の中に現れたとき、誰がこんな物を買うのだろうか?と考えた方が、相当数いたのではないでしょうか。

携帯電話に限らず、世に中に新しい商品、新しい概念が普及する様子を普及理論として説明することができます。この普及理論は、エベレット・ロジャー氏がトウモロコシの新種等の分布過程を分析し、62年に「イノベーションの普及学」としてまとめたものが大本です。

本著で紹介しているイノベーションは、まだ社会に普及していない新しいモノ、コトを意味します。普及理論では、新しいイノベーションを消費者が導入する様子を時間の経過に沿って描くと、S字カーブになります。そして、消費者が採用する時期によって、イノベータ(革新者)、アーリーアダプター(初期採用者)、アーリーマジョリティー(前期追随者)、レイトマジョリティ(後期追随者)、ラガード(採用遅滞者)と分類しています。

イノベーターは、新しいモノ好きや目立ちたがり屋で冒険好きの変りものと見られます。今の言葉で言えば、オタクやマニア的な層であり、商品への関心が高く、その商品のよさを楽しむことに集中します。イノベーターは自分の満足が非常に重要なのです。

アーリーアダプターは、イノベーターの様子を見ながら採用するグループです。イノベーター層との大きな違いは、積極的に周囲の人に、その商品やサービスを利用していることを説明し、如何にすばらしいものかを力説します。このため、別名、オピニオンリーダーとも呼ばれます。アーリーアダプターは流行の先端であることに満足したい層ともいえます。そのため、この層に受け入れてもらうことが商品やサービスの普及と大きく関係するのです。

アーリーアダプターの様子を見て反応を示す層がアーリーマジョリティになります。あの人が使っているんだから、という事で追随するのです。それかレイトマジョリティと続きます。

最後のラガードは、基本的に商品やサービスに無関心であり、とても保守的な層になります。万が一、導入したとしてもその動機は、周囲がみんな持っているから自分も持たなければならないという動機で反応するのです。

携帯電話の例を初めに出したので、自分はレイトマジョリティィ?ラガード?などと考えた方がいるかもしれません。しかし、これは興味の分野によっては、イノベーターになったり、アーリーアダプターになったりすることがあります。

重要なことは、普及理論を考えならら、商品のマーケティング・ミックスをどのように考えていくのか?というところの参考として、非常に強力な力を発揮するところだと思います。

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2007年04月06日

Eating the Big Fish

早嶋です。

本日は、某企業の研修でマーケティングのセミナーを6時間、行ってきました。参加された方々、お疲れ様でした。

さて、セミナーの中でも少し紹介した書籍の紹介です。Eating the Big Fish: How Challenger Brands Can Compete Against Brand Leaders (Adweek Book)

こちらは、消費財のブランド戦略において、チャレンジャーの戦略、つまり、2位以下の企業が成熟産業において成功する方法を紹介した書籍です。こちらの書籍において、以下の内容を前提として議論が進みます。

●マーケットリーダー(売上シェア1位)でなくとも成功可能
●しかし、フォローワー企業は、今後ますます淘汰が進む
●つまり、2位以下の企業は、単に生き残るためにも、チャレンジャーになる意外の方法は無い。(ただし、純粋なニッチャー戦略は議論の範囲外です。)

チャレンジャーが、マーケットリーダーに対して戦いを挑むときに、ベンチマークをすることがいかに不毛なことであるかをまず、説明してます。著書では、リーダーとチャレンジャーは全く別の生き物であるが如く、解説しています。その理由は以下の3つです。

1)認知度による優位性
一般的に、企業の認知度が増すにつれ、リーディングブランドは、線形ではなく指数関数的に上昇します。これは、2位以下の企業が自社の認知度を上げるための活動を試みても、結果的にユーザーの頭の中ではブランドンの相対的な順位はそれほど上がらず、見返りが薄いことを力説しています。

2)購買行動による優位性
ユーザが購買行動を起こす際も、リーディングブランドは得意な現象が確認されています。2位以下の企業の広告量の投下と、それに反応して顧客が店舗に足を運ぶ関係は、ほぼ線形的な相関性があります。ただし、リーダー企業のときは、比較的小さな広告量の投下によって他の企業よりもはるかに大きな効果を上げる傾向が確認できる。

3)購買頻度による優位性
これは、いわゆるダブル・ジャパディ(Double Jeopardy)現象です。つまり、リーディングブランドを購入する人は、そのブランドの購入頻度も多くなるという現象です。

上記の3つによって、リーダーは、2位以下の企業に対して圧倒的な優位性を享受する傾向があるのです。そのため、レーダー企業のROI(対投資効果)は、2位以下の企業よりもはるかに効率が高いと説いています。

このため、2位以下の企業は、リーダーの様子を見ながら小さな改善を積み上げる守りのフォローワー戦略をとっては、今後の成長どころか生き残りをかけることすら難しいとしています。つまり、チャレンジャーとしての戦い方をとるべきなのです。

上記が、本著の序論の部分です。以下、本論では次のポイントを説明してチャレンジャーの信条として、チャレンジャーが取るべき戦略を解説しています。興味がある方は、一読してみてはいかがでしょうか?

【チャレンジャーの8つの信条】
Break with Your Immediate Past.
 自らの過去と訣別しよう。
Build a Lighthouse Identity.
 灯台のようなアイデンティティをうちたてよう。
Assume Thought Leadership of the Category.
 コンセプトリーダーになりきろう
Create Symbols of Reevaluation.
 固定観念を覆すためのシンボルをつくろう。
Sacrifice.
 要素を絞って、思い切って1点に集中しよう。
Overcommit.
 やりすぎくらいの度合で、必要以上にドライブをかけよう。
Use Advertising and Publicity as High-Leverage Asset.
 広告とパブリシティを最大限に活用しよう。
Become Ideas-Centered, Rather than Consumer-Centered.
 ユーザーの声より、自分たちのよりどころを原動力にしよう。

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2007年04月05日

AXE

早嶋です。

アックス(AXE)・フレグランス・ボディスプレーをご存知でしょうか?これは、世界最大級の消費財メーカーであるユニリーバがラックス、ダウに並ぶ1500億円規模の世界戦略ブランドとして日本市場に新たに投入した商品です。

ユニリーバによると、AXEは発売した全ての地域において成功をおさめています。このAXEという商品、実に明確なコンセプトがあります。ずばり、「女性にモテたい!」。

AXEはボディースプレーを中心としたブランドで、女性にモテたい万国共通の男性にたいして、the AXE effectとして男性を魅力的にするというバリューをブランド化した商品です。83年にフランスで誕生し現在では、ユニリーバ・グローバルの売上で約10億ユーロ(1500億円)の市場規模まで達しています。

ターゲットは、10-20歳の男性をメインにおいていることより、フレグランスのエントリーモデルといったポジショニングも見られます。そのため、実勢価格も600円前後と、お得感を打ち出しています。

このAXEがすばらしいところは、これまで無かった男性用フレグランスの市場概念をかなり分かりやすい訴求ポイントに絞って全く新しいカテゴリーを構築したところに有ると思います。そのため、AXEにおけるプロモーションも徹底しています。

マーケティングの勉強材料としても、興味がわくと思いますので、是非、こちらをのぞいてみてはいかが?

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2007年04月04日

グーグルのテレビ広告

早嶋です。

本日、米グーグルが米国の衛星放送大手のエコスター・コミュニケーションズの1,310万人の衛星テレビ視聴者に対して広告販売を行うという報道がありました。

グーグルのこの挑戦は、Web上での自動化されたオンライン広告システムが、テレビのような従来の媒体でも収益を生むことができるということを試しているかのようです。

本プロジェクトを担当するグーグルのKeval Desai氏曰く、「インターネットの原則の多くがテレビにも適用できると考えている」と。

グーグルとエコスターの提携によって、中小規模の企業であっても、今後はテレビの広告を購入しやすくなる新しい仕組みを利用できるようになるそうです。

参照記事はこちら

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2007年04月03日

燃費の良いガソリン乗用車

早嶋です。

国土交通省は、「H18年度の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10」という資料を公表しています。目的は、自動車ユーザーの省エネへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発と普及を図ることです。

H18年の燃費の良いガソリン乗用車のベスト10は以下の通りです。
(順位:メーカー:車名:燃費(km/l))

1位:トヨタ プリウス(HEV) 35.5
2位:ホンダ シビック(HEV) 31.0
3位:トヨタ ヴィッツ 24.5
4位:ホンダ フィット 24.0
5位:トヨタ ベルタ 22.0
6位:トヨタ パッソ 21.5
6位:ダイハツ ブーン 21.5
8位:三菱 コルト 20.5
9位:トヨタ エスティマ(HEV)20.0
9位:ホンダ フィットアリア 20.0

トップ10の乗用車は、どれもガソリン1リットルで20km以上走ることから非常に経済的な車といえますね。最も燃費の良い車はダントツでトヨタのプリウス。結果からも分かるように、トップ10のうちトヨタ車は5台、内ハイブリット車が2台ある事より、エコカーでの技術もトヨタが先行していることが伺えます。

エコカーやエネルギー効率がいい車として、ハイブリットの他にディーゼルエンジン、電機自動車、水素自動車、燃料電池カーなどが思い浮かびますが、上記の結果を見ると本格的な実用化には時間がかかるようです。

自動車のプロダクト・ライフサイクルを考えると、既に成熟期に突入していると考えられます。理由は、自動車の価格低下が進んでいることと、北米、日本、欧米での市場が飽和しつつあるからです。

しかし、BRIScVISTAでの自動車の需要が今後見込めること、北米を中心としたハイブリットカーの新たな需要という事で、自動車メーカーはまだまだ成長の機会があると思います。

ただ、自動車会社は、自社の強みを活かせる市場セグメントを見極めて、資源をどこに集中していくかを明確にする事がますます重要になると思います。

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2007年04月02日

認知的不協和

早嶋です。

人間は認知や態度に一貫性を保つ傾向があり、そこに矛盾が発生すると、それを不快に感じる心理状態になるといわれます。心理学の世界では、この状態を認知的不協和と呼びます。認知的不協和の心理状態になると、その矛盾を無くすために行動をとります。

例えばダイエットを行っている人が、「ケーキを食べたい!」と思ったときは、心理的な矛盾が生じます。その人は、ある日、期間限定のケーキ食べ放題に行ったとします。この場合、その人は、ダイエットは無期限に行うもので、ケーキ食べ放題は期間限定なので仕方が無いという理由で認知的不協和を解消したのです。

タバコは体に悪いという情報を知りながらも、禁煙するとストレスが溜まるので、喫煙をするんだ、という人も然りです。

認知的不協和を心理学の世界にとどめておくのは勿体無い。という事で、消費者行動論では、この認知的不協和を解消させることによって、消費者の購買意欲を高めることができると実証されています。その例として、iTSの販促事例があります。

本日のnikkeiで、米国アップルの音楽配信に関するサービスの記事がありました。iチューンズ・ストア(iTS)の販促内容、「コンプリート・マイ・アルバム」にかんしてです。その販促とは、iTSで消費者がアルバム収録の曲の一部を既に購入済みの場合、残りの曲をまとめて安く入手できるというものです。

例えば、アーティストAが新しくアルバムを出したとします。消費者CはアーティストAのファンであり、新しいアルバムに入っている3曲を既にiTSで購入しています。消費者Cは、アーティストAの新しいアルバムを欲しいのですが、既に持っている3曲をダブって購入することが勿体無いと感じます。
iTSのコンプリート・マイ・アルバムのサービスこれを解消します。消費者Cが新しいアルバムを購入する場合、アルバムの価格から3曲分の2.97ドル(1曲99セント)を差し引いた金額でアルバムを購入できるからです。

iTSのコンプリート・マイ・アルバムは次の2つのことを上手く利用しています。
1)アルバムを揃えたい消費者の認知的不協和を利用している。
2)既に持っている曲の値段を値引きすることによって消費者の購買障壁を少なくする。

これまでのiTSでは、アルバムの残りの収録曲を1曲ずつ買い足すと割高になっていました。そこで、消費者はアルバムとして再度買いなおしていました。それを新しい販促で、アルバムであっても、ばら売りの手軽さでそのまま利用できるようになります。これは、アルバムの購入の敷居を下げて、新たな売上増を狙うiTSの妙ともいえる販促だと思いました。

ちなみに、こちらのサービスは日本では、まだ行われないようです。

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