2007年09月

2007年09月30日

ブログ

早嶋です。

ブログは情報を発信する事より、双方向のコミュニケーションを図る上でとても優位な媒体だと思います。ネット上に公開されるため、読みたい人が自由にアクセスでき、簡単にコメントを返すことが出来るからです。

ブログが生まれる以前、企業のPRやメッセージはマスコミなどのフィルタを通して伝えられていました(今でもそうですが・・)。しかし、ブログを通じて企業は消費者である顧客と直接の対話が可能になりました。

このように考えると、企業のトップや経営陣がブログを活用して、顧客と対話することは、当然の行為かも知れません。もちろん、企業の大小は関係ありません。

企業のブログ活用と言う事で、05年1月にGM副会長のボブ・ラッツ氏がブログを開始しました(ファーストレーン)。ラッツ氏はフォーチュン100企業の中でハイテク企業を除き、はじめにブログをはじめた企業幹部として有名な人です。

ラッツ氏は、人間味溢れるスタイルと親近感をもたらす情熱によって、消費者とGMの製品、サービス、GMの将来の展望などを直接対話しています。実際、ブログ開設以降、GMに対して否定的なコメントや問題に対してもラッツ氏をはじめとする書き手が真っ向から取組んでいます。彼らは常にオープンで正直であり、GMで何が起こっているかの真実を伝えた結果、消費者と強い信頼関係を結ぶことに成功しています。

毎日、何らかの情報を発信する事によって、顧客と対話を行うブログ、企業のコミュニケーションツールとして、当たり前になる日も近いかも知れません。

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2007年09月29日

ナビゲーション

早嶋です。

皆さんがノートブックを購入するときの諸条件はどのようなものがありますか?

早嶋の場合は、TrackPointマウスです。初めて使用したノートブックがIBMのThinkPadシリーズだったのが理由です。このシリーズの特徴とも言える赤ポッチ、キーボード内にある赤いキャップをかぶった突起によって手を動かさずに指先の動きだけでカーソル操作を可能にする優れものです。

新しくノートブックを買い換えるときは、ポッチが付いていることが最低条件です。ThinkPadがレノボに買収されたとき、なんとなくレノボを避け、Dellのノートブックでポッチ(Dellの場合青ポッチ)が付いているPCを購入しました。

このように、ある特徴的な操作(ナビゲーション)になれた人はその製品やその操作が出来る製品にロイヤリティを抱く傾向があります。ポッチからタッチパッドの操作変更の移行は非常な困難を覚えるからです。

上記の例を考えてみると、ナビゲーションによって消費者とブランドを結びつけることが可能だと思います。携帯電話を考えると分かりやすいです。同じメーカーの新商品は、説明書を見なくとも直感的な操作が出来れば、購買動機につながりやすいでしょう。しかし、多くのメーカーは、新しく機種を発表するたびに機能を追加し、ナビゲーションの仕方も統一していない場合が多いです。

メーカーがブランディングに関して、ナビゲーションの重要性を意識していれば、新機種であっても直感的に操作できるようにナビゲーションを統一しているはずです。この点、ノキア製の携帯電話はナビゲーションを統一しており、ブランディングを強化する重要な要素にしていると言われます。

消費者が購買を行う場合、リスクを考えた意思決定を行うと言うのが消費者行動論ではいわれます。ナビゲーションを習得するための時間もリスクの一つです。

ブランディングは、商品のデザインや感情的な部分を構築することに加えて、操作のようなナビゲーションの仕方も一つ一つ考えていく必要があるのです。

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2007年09月28日

気象と気候

早嶋です。

異常気象という言葉、ニュースでよく言われてますが、最近その言葉が、「気候に変化が・・・」というような表現に変わっていることに気付きます。

気象庁の定義では、「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象としています。また別の表現で、「過去に経験した現象から大きく外れた現象で、人が一生の間にまれにしか経験しない(過去数十年に1回程度の頻度で発生した)現象」とも説明しています。

これは、英語で表現する、extreme、unusual、abnormalといった表現で極端に稀な気象といった概念になるのでしょう。とすれば、毎年毎年続く暑さ、異常気象というよりも気候が変化していると表現したほうが適切なのですね。

気象と気候、これと同じ関係にブームとトレンドがあります。ブームは瞬間風速のようなもので流行り廃りが烈しい一時的なモノ。トレンドは、時代の潮流のようなもので変化はしますが、ある期間継続します。

ブームとトレンド、これを見間違って事業投資を行うと痛い目にあいます。スペシャリティコーヒーが日本で注目され、スタバやタリーズなど、いわゆるシアトル系カフェが乱立しました。日本人ってこんなにコーヒー飲むの?と思っていましたが、未だにスタバ強しです。コーヒーはトレンドになっています。

一方、スペシャリティーコーヒーが出始めたこと、プレミアムジュースのお店が丸の内界隈を騒がせました。しかし、地方の進出がすすんでないことや、現在、多くの店が無くなっていることから、プレミアムジュースはブームと判断できると思います。

なにかの傾向が継続するものなのか一時的なものなのか、事業を行っていく上で、とても重要な意志決定です。日頃から、これは継続するかな?といった目で見ていくことによって感覚が養われると思います。



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2007年09月27日

セミナー:ITを活用したプロモーション

早嶋です。

本日は、福岡県中小企業団体中央会主催の「儲ける力養成講座パート2 〜先の見えない経営環境の乗り切り方〜」の第三回、「IT(HP・ブログ・ポッドキャスト等)を活用した販売戦略の立て方」のセミナー講師をしてきました。参加者の皆様、お疲れ様でした。

ここでのメインは、CGMを活用したプロモーションを中心に2時間、ディスカッションを交えて行いました。本日、紹介した事例です、参加者の皆様、参考下さい。

事例1)うさぎ(焼酎バー)
参加型の企画で既存顧客⇒新規顧客の連携を確立しています。

事例2)セレンデ(フリペパ)
編集長の営業報告(ブログ)、ダウンロード可能なフリーペーパー、セレンデと行く企画など、Webを効果的に活用しています。

事例3)BPS(ビジネスプロフェッショナルスクール)
参加者の声を使って参加者自身がBPSの感想を発信しています。

事例4)コモススタイル(注文住宅)
ほっとする経営陣のブログなど、共感を持てるサイトになっています。

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2007年09月26日

ニオイの効果

早嶋です。

ヘレンケラーの言葉です。『ニオイは、私たちを何千マイルのかなたへそしてかつて住んでいた時代へと運んでくれる素晴らしい力を持った魔法使いです。』
秋、キンモクセイの香りを感じるたびにこの言葉を思い出します。

初恋をして、そして失恋をした時期、キンモクセイの花が咲いていました。秋の乾燥した冷たい空気の中、キンモクセイの香りが一段と強い香りを放つのです。

ニオイを感じる部分は、脳の中でも最も古くから発達してる箇所で処理されます。ニオイは、本能的に火事のような危険が迫ってくることを警告したり、腐っていないかを確認したり、生活の中でも重要な役割をしめています。

多くの動物はニオイを通じてコミュニケーションを取ることが確認されています。ニオイを通じ、繁殖活動を行い、獲物を見つけ、危険を回避する。まさに本能的。

鰻の香りに誘われて鰻を食べていた。うどん屋さんで隣の人のカレーの香りにつられてカレーうどんを注文した。もし、意図的にお店がニオイを放っていたとしたら?

映画館でポップコーンのニオイがしないと気分がうかない。新車のニオイに購買後、更に満足を覚える。そんなことは無い、偶然だよ。

違うのです、世の中のマーケターはニオイさえもコントロールしています。有名な企業にシンガポール航空があります。ステファン・フロリディアン・ウォーターズ。一風変わった名前ですが、シンガポール航空が特別に調合したアロマの名称です。

このアロマ、フライトアテンダントの香水に使われ、離陸後のオシボリにブレンドされ、機内全体にスプレーされています。シンガポール航空に一歩踏み入れると、無意識の内にシンガポール航空を感じるようになるのです。

ロールスロイスが新しいモデルを発表した時、歴代のモデルのレベルに至っていないという苦情を受けました。その詳細を調査した会社の結論は唯一つ、ニオイでした。古いタイプのロールスロイスの内部は、木、革、麻袋、羊毛など自然の素材が使われており、独特のニオイを持っていたのです。ロールスロイスは、このニオイを再現するために多額の費用をかけたというのは想像するとおりです。

アウトドアショップのノースフェイスの店内には、ユーカリの香りが漂います。試着室などにユーカリのニオイを放つ装置が隠されています。ノースフェイスのブランドイメージとニオイをリンクするマーケティング活動を行っているのでしょう。

普段何気なく嗅いでいるニオイ、本当のニオイかなって、調べてみるとマーケターの妙を感じることが出来るでしょう。

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2007年09月25日

音の効果

早嶋です。

長崎の中華街(新地)では、中秋の名月をお祝いする中秋節が行われていました。黄色い提燈(ランタン)と独特の音楽が風情を出しています。

案外気付かないものですが、音が果たしている役割は、その企業のマーケティング活動をより効果的にします。音は我々の想像を促し、その想像をイメージ以上のものにするのです。

大学生の時、初めて購入した携帯はソニー製でした。購買の動機となったのが、「クルクル、ピッピッ」。当時、画期的なでジョグダイアル機能を音で表現するCMの印象が強く、展示してる商品のジョグダイアルを実際に回します。CMと同じ音に刺激を与えられ、購買したことを思い出します。

消費者調査で著名なJornal of Consumer Reaearchに掲載された論文に、店舗やレストランにおけるサービス、購買金額、購買客の店内での流れとBGMの関係を調査した報告があります。これによると、ゆっくりとした音楽であればあるほど、より多くの人たちが購買をする傾向が強くなり、逆に店舗が早くなれば、購買金額が少なくなる実証が示されていました。

これに類似する研究で、ゆっくりとした音楽が流れるレストランでの食事時間は長くなることが明らかになっています。食事時間が長くなれば、お酒の注文が増えることから、バーではリラックスしたBGMを意図的に流しているところもあります。食事客の平均購買金額は、テンポが速い音楽よりも遅い音楽をかけたときの方が約3割高くなるというデータもあります。

音の力は偉大です。ラスベガスのあるカジノ店では、スロットマシンの騒音やコインが落ちる音を気にしていました。そこで、音が出ないように工夫をしたのですが、急に売上が落ちたのです。実は、うるさい音やコインがジャラジャラ落ちる音が消費者にスロットをさせる気分を喚起していたのです。これは、日本のパチンコ店にも当てはまると思います。

音を効果的に使ってブランディングを成功させた企業にインテルがあります。インテルは、PC部品メーカーとしてPC購買者に直接的にコミュニケーションすることに成功した初めての企業です。インテル・インサイド・プログラム。このプログラムに参加しているPCメーカーがインテルからプロセッサを購買すると購買金額の一定割合をインテルが広告資金としてプールします。そして、そのメーカーがインテルが入っている製品の広告をする際、インテルは広告費用の一部をメーカーに払い戻すシステムをとりました。

どのメーカーのPCのCMでも、終わりにインテルのサウンドロゴが流れているのを不思議に聴いた記憶があると思います。マイクロプロセッサーと言っても良く分からない商品のイメージを音を使ってうまく浸透させることに成功したのです。

逆に、PCでもWindowsは音の効果を十分に利用しきっていないと思います。Windowsユーザーは世界のPCの9割を超え、PCを起動するたびにマイクロソフトの起動音を聞いています。マイクロソフトのブランドとこの起動音を連動させたマーケティング活動を行っていれば、マイクロソフトのブランディングはより強固なものに出来たと思います。

しかし、旨く連動していないように感じます。その理由は、Windowsの音の歴史にあります。95年のWindows発売から音を4回変えているのです。この音を普遍的な音としてPCの起動音だけでなく、他のソフトウェアやPDA、ゲーム、電話、インターネットなどマイクロソフトの製品に全て一貫して流していたら、誰もがその音を聞けばマイクロソフトをイメージすることになったでしょう。

マーケティング活動において、音も重要な役割を示すのです。

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2007年09月24日

ブランディングの変遷

早嶋です。

三連休、最後の日、いかがお過ごしでしたか?早嶋は、本日、休みを取って海に船遊びに出かけました。海水はまだまだ温かく、ご機嫌でした。

近年のブランディングは、新しいテクノロジーが同じモノを大量に生産するのを超えて、ブランド自体も購買客一人ひとりにマスカスタマイズすることを可能にしています。ブランドの所有は元来メーカーのものですが、未来のブランドは消費者に所有されることになるとマーチン・リンストロームは著書、Brandchildで説明しています。

変化の兆しは、90年代末にあり、Brandchildではこの現象をMSP(Me Selling Proposition:消費者が自分自身を強調することを可能にする販売提案)と名づけています。

50年代、ブレンディングの歴史の中で、USP(Unique Selling Proposition:ユニークさを強調する販売提案)が提唱されます。これは、ブランドではなく、商品特徴や便益(ベネフィット)といった商品そのもので差別化することが中心でした。

60年代になると、ESP(Emotional Selling Proposition:感情を強調する販売提案)がブランディングの中心となります。同じような商品でも、感情的な愛着の有無によって異なった知覚を得るようになります。コークとペプシの例では、コーラを飲む間隔よりもラベルを買う傾向が強くなりました。

80年代は、OSP(Organizational Selling Proposition:企業を強調する販売提案)が誕生します。ブランドを生み出した組織や企業そのものがブランドになりました。そのため、組織の理念はとても重要視されます。代表的なブランドはナイキです。ナイキに属する従業員は愛社精神が強く、彼ら彼女ら自身がブランドを広げる大使の役割を果たしました。

90年代、更に進化し、ブランドそのものが大きな力を持ち始めます。BSP(Brand Selling Proposition:ブランドを強調する販売提案)です。特徴はマーチャンダイジング・ビジネスが広がり、1つのブランド名がシーツや歯ブラシ、身の回りの小物まで、ブランドが形成される過程(ストーリーなど)よりもブランドそのものに執着しました。

この次期より、インターネット技術が普及し相互作用のプロモーションが重要な手段となり始めます。相互作用によって消費者は様々な要求を企業に問いかけ、MSPへと発展を開始しました。先のナイキでも、ウェブサイトを通じて自分の好きな色やサイズに合わせたオリジナルの自分だけの商品をカスタマイズして提供しています。

では、MSPの次は?マーチン・リンストロームは、ブランドがMSPを超えて次の領域に移項している数多くの兆候を指摘してます。それは、HSP(Holistic Selling Proposition:ホリスティックな訴求方法を強調する販売提案)です。HSPブランドは、伝統的で、宗教性を帯び、ブランドを訴求するホリスティックな方法として感覚(5感)を利用したブランディングの考え方を採用しています。

マーケティングと5感、感覚はこれから確実にキーとなる概念です。おいおい紹介していきますね。

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2007年09月23日

TTとアローズ

早嶋です。

連休2日目、とってもいい天気ですね。今朝は、早起きして来週の講演会の資料作りを終了して、本を1冊読みました。これから、新しいプロジェクトの打合せです。

近年、企業と企業が共同で何かのプロジェクトを進めるコラボレーションが盛んですね。そして、何かを進める目的が両社のプロモーションである場合もあります。

アウディジャパンとユナイティッドアローズは、アウディのTTロードスターをベースにした世界で1台の特別仕様車アウディTTロードスター・ロードスター・エクスクルーシブbyユナイテッドアローズを制作・販売すると発表しています。

といっても1台のみの限定生産で、10月15日から11月14日まで東京・丸の内のTHE SOVEREIGN HOUSE(ユナイティッドアローズの高級ライン)で公開、ユナイティッドアローズのウェブサイトから予約受付、抽選で1名に販売、という流れです。因みに本体価格は790万円。

販売は1台のみなので利益云々よりも、記事や雑誌で取り上げられてパブリシティ効果による両社のプロモーションが目的でしょう。世界で1台だけのTT、アウディとユナイティッドアローズのダブルネーム。響きも良いですもんね。

biznavi at 12:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2007年09月22日

ノートン・ファイター

早嶋です。

本日は、東京も福岡もすばらしく良い天気でしたね。福岡空港に着陸する時の博多湾や海の中道の景色がとても素晴らしかったです。

さて、皆さんのPC、何のセキュリティ対策ソフトを使っていますか?最近は、個人ユーザー向けにソースネクストが新規参入していますが、日本でのセキュリティ対策ソフトの市場は、トレンドマイクロ、シマンテック、マカフィーの3社で寡占的な状態が続いています。

そのような中、シマンテックは新しいセキュリティー対策ソフトを発売します。今回注目したのは、ソフトそのものよりも、そのプロモーション手法です。なんと「ノートン・ファイター」というヒーローを起用しています!

設定は、次の通りです。インターネット上の悪の軍団(ウィルス)、感染モンスター「ゲルウィルス」、変幻モンスター「モクンバクバ」、分裂モンスター「ワームン」、暗躍モンスター「ボットラス」、詐欺モンスター「フィッシンガー」の5種類に代表される悪い奴等と戦うために登場したのがノートン・ファイター。ノートン・ファイターはウィルスからPCを守る正義の味方、ヒーローで、上記の悪玉と戦うのです・・・。

今回、シマンテックがゴレンジャーのようなヒーローを採用したのには訳があります。同社のPCユーザー1000人に対して実施したオンライン調査で、「あなたが自分や家族を守ってもらいたいヒーローは?」との設問に対して、7割以上がアニメや特撮物のヒーローやキャラクターを挙げたのです。ドラえもん(14%)、スーパーマン(11%)、ウルトラマン(8%)、以下、仮面ライダー、スパイダーマンといった具合です。

シマンテックは、日本のインターネットユーザーに対してセキュリティーの啓蒙活動を行うにあたり、昔から愛されていた戦隊モノのキャラクターを利用して、目に見えにくいウィルスを悪役に例えることで、子供やシニアにもPCセキュリティを理解してもらうのが狙いなのです。

そして、ノートン・ファイターは、Web上でもリアルでも登場します。オタクの聖地、アキバでは、ノートン・ファイターと悪玉が戦う寸劇を行い、新商品のプロモーションを行っています。Web上では、ノートン・ファイターの特集を組み商品の認知を集めています。

目に見えない機能を日本人になじみ易い形で、クリック&モルタルを旨く利用したプロモーション手法だと思います。


biznavi at 21:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 時事情報 

2007年09月21日

情報

早嶋です。

朝一の飛行機で東京です。福岡も暑いですが、東京も暑いですね。午前中は、とある特許事務所と共同で進めている知財評価の案件で打合せ、午後はコンサル会社との打合せを済ませ、ただいま品川のホテルです。これから、パソナテックさんで「問題解決」のセミナーです。

先日、株式会社セレブレイン代表の高城氏の話を伺う機会がありました。その中で情報に関して、面白いお話を伺いました。

高橋氏は情報を活用するためにまず、「集めるためのキーワードを設定」しているそうです。キーワードは、1)現在の仕事を高めるキーワード、2)キャリアにつながるキーワード、の2種類で、設定する事によってアンテナが広がります。

早嶋も自分が欲しい情報は、カテゴリーを設定して集めていますが、やはり明確に欲しい情報を持つ事によって、情報に関する感度が高くなると思います。

少し、話が違うかもしれませんが、消費者行動論の中の認知のフェーズに似ていると感じました。何らかの商品を認知することによって、その商品を自然と知るための行動を取るのです。例えば、人ごみの中で、他人の名前をアナウンスされたとしても意識しませんが、自分の名前をアナウンスされたらどうでしょう?必ず気付くと思います。また、有名人の名前をアナウンスされたら?周囲はソワソワしているはずです。これも、認知されたモノに対する人の反応が関係しているのです。

情報も、明確にこれが欲しい!とはっきりしていると、集めるための感度も高くなるし、他の人からも集まるようになります。皆さんも是非、実践されてはどうでしょう。

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2007年09月20日

長崎ベイサイドマラソン

早嶋です。

10月28日(日)の長崎ベイサイドマラソンにエントリーしました。マラソンは高校生以来なので、10Kmから。先週より、仕事が終わってから夜な夜な大濠公園でトレーニング中。締め切りは、明日までなので、興味のある方、一緒に走りませんか?

biznavi at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

ソニーと東芝

早嶋です。

ソニーは、最先端半導体の生産から撤退し、映像や音響機器といった分野に経営を集中しようとしています。15日に報じられた東芝に対しての最先端半導体の生産設備の売却は象徴的ですね。

今回の売却対象はソニー子会社のソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンターにあるシステムLSI製造ライン。

それに、注目されているcellと呼ばれるプレステ3用のCPU。ソニーはこれに関して、「システムLSIの生産設備を株式会社東芝へ売却するとの報道ですが、弊社が発表したものではありません。本件について具体的に決定した事実はありません。」とコメントしています。業界筋は、交渉が進んでいるという見方が強いようです。

今回の売却は、生産設備のみで現在のソニー工場に置いたまま所有権を東芝に移管します。そのため、製造ラインの従業員は継続してソニーが雇用します。おそらく、今後、LSI製造ラインを運営する会社を両社で立ち上げるのではないかと思います。

今回の売却によって、世界シェア3位の東芝は、米国インテルや韓国サムスン電子に追いつくというメッセージを送ったことになります。





biznavi at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2007年09月19日

ネットの特徴

早嶋です。

昨日に続き、ビズ・ナビのお昼は卵かけご飯。炊き立てのご飯に新鮮な生卵、きっと西洋人には理解し難い味覚なのでしょうね。さて、ビズ・ナビ、ただ単に続けて卵かけご飯を食べてる訳ではありません、移動式の卵かけご飯の飲食サービスのBPを作りあげました。

話は変わりますが、昨日、ビズ・ナビの情報部門を管理している前ケンさん主催の福岡ネットショップ向上委員会に参加しました。ネットを媒体に製品・サービスを販売する方々が集い、前ケンさんをファシリテーターとして情報交換やディスカッションを行いました。

ディスカッションの中心になったインターネットに関して、改めてその特性を考えたのでまとめてみます。

1)能動的な媒体
テレビCMは、なかば強制的かつ一方的に情報を提供される感じがありますが、Webは、ターゲット顧客が能動的に見に行かなければなりません。わざわざアクセスしているのです。明確に、「見たい」「知りたい」「調べたい」等の意識があるのです。意識さえあれば、地球の裏側からでもターゲット顧客はやってきます。
このように考えると、どの程度、情報提供したら良いかの参考になりますね。
能動的要素のネガティブな点は、いかにサイトまで来てもらうかのフック。ネットでの情報提供とは違った視点でWebサイトまでの誘導手段を考える必要があります。

2)測定可能
デジタル特性をフル活用すると、マーケティング活動における投資効果(mROI)も測定可能です。ネットへのアクセス数はもちろんのこと、ネットからの注文、カタログ請求、ダウンロード数、あらゆる情報をデータ分析することが可能です。

3)他媒体との融合
Webサイトから携帯電話、他のサイト、関連情報と、あらゆるものにつなげることが容易です。渋谷プライムの壁面を使ったマイクロソフト社のゲームソフトの宣伝はインタラクティブ広告の可能性を広げたと言う事で、話題になりましたね。
全ての媒体からWebに導く手法も、「続きはWebで」で普及していますが、単調でないつなげ方を工夫する必要が出てくるでしょう。

4)伝播
消費者の間で口コミを使って企業や商品情報を広げる手法にバイラルマーケティングがあります。バイラル(Viral)は”ウィルスの”という意味です。インターネットはモルタル世界と違って伝播のスピードと規模が格段に違います。良い情報も悪い情報も瞬時に世界中に広がる可能性があります。この点を無視して、ネットを新しい媒体の一つとして考えているのでは、その効果を最大限に享受できないでしょう。

と、4つにまとめましたが、それ以外にも特性はあるでしょう。

昨日のディスカッションでメインになった部分は、「インターネットの特徴や技術は確かに重要だ。しかし、根本的にモノを販売するという行動は、クリックもモルタルも同じ。如何にマーケティング志向で顧客のことを考えて活動を行うかに重点を置くべきだ」でした。

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2007年09月18日

二者択一

早嶋です。

本日のビズ・ナビ&カンパニーのお昼ご飯は、『卵かけご飯』。卵かけご飯に最適な卵をお裾分けしていただきました。久々に食べた卵かけご飯は美味しかったです。

経営戦略の重要な概念に、「しないことを決める」があります。あれもこれもでは、結局、経営資源を効率的に使うことが出来ないので、パッとした効果が出ない経験がある事でしょう。経営者にとって、複数のオプションから選択することは重要な仕事です。

意思決定する場合、突き詰めて考えていくと、二者択一に迫られることがあります。例えば、投資を「する」か「しない」か、採用を「行う」か「行わない」か、などです。先日読んだ脳に関する論文の中で、二者択一の方法について5つの方法があったので紹介します。

1)プロセスから導く
プロセスから導く場合は、意思決定に関連する情報や思考、感情などを論理的に道筋を立てて意思決定を行います。脳が全てのデータを俯瞰的に見渡すうちに、突然、何かを閃き意思決定が行われるそうです。

2)点数をつける
評価テーブルに代表されるように、決定する要因ごとに点数をつけて決定する方法です。全ての要因に点数をつけて見て、最終的に合計点の高いものを選択します。

3)直感
ハーバード・ビジネス・スクールの研究データで「企業の管理職や経営者は成功要因の8割を直感や第六感に従ったおかげだと考えている」と、読んだことがあります。脳の研究者でも、直感を超論理と定義し、脳は超論理を用いて巨大なデータバンク(これまでの経験や学習などによる蓄積)と、これからの行動を瞬間的に結びつけると考えている人もいるそうです。

4)考えを熟成させる
こちらは時間を置いて意思決定をします。脳をリラックスした状態にして判断するための全てのデータを統合するために休息の時間を作るのです。肌感覚ですが、リラックスした時のほうが脳が動いている感覚に陥るときがあります。リラックスした時に超意識(脳の99%の未使用の領域が持つ知的能力)を働かせる事が出来るといいます。

5)コインを投げる
結局、色々考えて決着が付かない場合、どちらの選択肢も同様に大切だと考える事ができます。となれば、コインを投げて決めてしまえばいいのです。コインを投げて決める時の感情として、こっちがいいな、というような感情があれば、それは超意識の中で論理的決定を下しているのかもしれません。コインの結果、がっかりしたり、ほっとしたり、つまるところ、その気持ちが本当で正しい選択なのです。

自動販売機で炭酸飲料を買う際、「コーラ」か「スプライト」か?という二者択一を行います。この場合は、2つのボタンを同時に押します。結果出てきた炭酸飲料に喜びを感じる場合と、しまった!と感じる場合があります。これも超意識の中ですでに超論理的な意思決定をしていた証拠でしょう。

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2007年09月17日

企業の価値算定

早嶋です。

現在、東京の特許事務所と共同である企業が持っている知的財産の価値算定を行っています。これは、将来的にその商品を取り扱っている部門を売却する時などの価格を決定するためです。

算定の方法は様々考えられますが、今回、採用した手法の1つは次の通りです。まず、算定する知的財産が利用されている商品が将来的に稼ぎ出すキャッシュフロー(CF)を予測します。その後、それらのCFを加重平均資本コスト(WACC)を用いて割引き、現在価値を算定します。最後に、知的財産が貢献している割合を按分して知的財産の価値を算定します。

早嶋の役割は、知的財産が利用されている商品の現在価値を算定するとこまでです。東京の特許事務所には、知的財産がかかわる価値の按分をお願いしています。

と、簡単に書きましたが、商品が稼ぎ出すCFを予測する作業と現在価値を求める際に利用する割引率をWACCを計算する作業は結構大変です。計算そのものはエクセルで出来ますが、数値を計算する上で様々な仮定が必要です。

一昔前までは、このような価値計算はとても小規模のコンサル会社が出来る話ではなかったと思います。しかし、今では、企業の過去10年分程度の財務諸表や、株式市場全体の期待収益率、算定する企業のβ(ベータ)、長期プライムレートや長期国債の利回り・・・、企業価値を算定するに当たり必要な情報がインターネットを利用すると調べることが出来るのです。そして、エクセルなどの機能を使えば、個人のPCでも計算することが出来るのです。

資本の規模に関係なく仕事を出来る環境をもたらしたITの進歩に感謝です。


biznavi at 20:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2007年09月16日

ボーノ

早嶋です。

来週の土曜にオープンするボーノ・ボーノというパン屋さんの開店パーティに参加してきました。ボーノは、手作りパン工房・ボーノボーノの2号店。福岡では、百貨店の催事でも引っ張りだこのパン屋さんで、今回はハイソな浄水にオープン。

こちらの主力商品は、コキーユ。コキーユとは、フランス語でホタテ貝。貝殻や貝殻型の容器に詰めたグラタンを表現するときに使われますが、パンの世界でも、コキーユという種類があるようです。今回のオープニングパーティーでは、プレーン、メイプル、チョコレート、シナモンの4種類のコキーユを試食することができました。まさに、ボーノ!

【お店情報】
BUONO BUONO 浄水通り店
福岡市中央区平尾浄水町19
TEL:092-534-8006



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2007年09月15日

新規事業の心得

早嶋です。

週末は、また台風ですね。3連休はどのような予定ですか?早嶋は、情報を仕入れるための読書とセミナーのテキスト作成に充てています。

さて、そんな中、2004年10月号のHBRに興味深い論文を見つけたので紹介します。題して、「新規事業10の心得:社内起業無くして成長なし」です。

新規事業の立ち上げや、コーポレート・ベンチャー、社内起業、社内イノベーション。名前は違いますが、どれも同じような意味合いで、これらに対する研究結果は驚くほど酷似していると言います。しかし、そのような内容を分かりやすく提示している文献が少ない事より、本論文で紹介されています。

その10の心得とは。

 1)企業の成長とは新規事業を興すことにほかならない
 2)新規事業の大半は失敗に終わる
 3)新規事業の成長は文化の壁に阻まれる
 4)別組織は長い目で見るとうまくいかない
 5)新規事業の立ち上げは本質的に実験である
 6)新規事業は3段階を経て発展し段階ごとに異なるアプローチを要する
 7)新規事業が定着するには膨大な時間がかかる
 8)新規事業は既存事業と調和させる必要がある
 9)成功率を高めるには市場や需要を知り尽くした分野に進出することである
 10)固定観念を取り除くのは難しい

この中で、特に5)新規事業の立ち上げは本質的に実験である、の項は刺激的な内容です。

『そもそも、ほとんどのベンチャーに複数の選択肢など存在しない。とにかく、当初のコンセプトをかたちにし、試作品をユーザの手元に届け、その反応を見定め、広く受け入れられるまで繰り返し試みるしか道はない。

 ・・・中略・・・

このような具合だから、完璧主義を標榜し、緻密な計算を好む企業は幻滅を味わうはめになる。ベンチャー事業の場合、製品設計やビジネスモデルを最初から完璧に準備できるケースはほとんどないからだ。データに基づく緻密な計算や定量的な調査に投資すればするほど、事業のリターンは減ってしまう。』

肝に銘じるところが多いですね。

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2007年09月14日

外国為替

早嶋です。

本日、クライアント先の歯科医院で仕事を終えた後、幼馴染のご両親にばったり会いました。「お茶でも」というお誘いもあり、30分ばかりお邪魔していました。聞けば、その方々も、クライアントの歯科医院に通っているそうです。世の中、狭いですね。

前回、円高・円安についてコメントしたので、本日は外国為替について。世界の国々には自国内で流通する通貨があります。日本は円、米国はドル、中国は元などです。そして、異なる通貨を交換する事を、外国為替と呼びます。外国為替は、簡単に表現するとお金とお金を交換することです。

通貨を商品と見れば、日本人だったら外国の通貨(商品)を円で取引(売買)します。日本人にとって外国為替の相場は、ドルに代表されるような外貨(商品)を円で売買するときの基準価格になります。相場は、その時々の取引価格の基準値です。

外国為替は、外為(がいため)と略され、英語ではFX(Foreign Exchange)です。最近は、FXとなると、外国為替証拠金取引を指すことが多いですね。この場合は、外貨を売買する事で利益を得て稼ぐ取引を指します。

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2007年09月13日

コンサルの基本技術

早嶋です。

今朝は、長崎県のとある町で、あるリサイクルを手がけている企業にお邪魔し、今後ビジネス展開するための市場調査の打合せに参加してきました。途中の景色はすっかり黄金色、もう秋ですね。

さて先日、ロジカルシンキングのセミナーを行っているときに、経営コンサルティングに必要なスキルや能力は何ですか?といった質問を受けました。そのときに答えたのが、1)分析する力、2)ヒアリングする力、3)議論する力、4)仮説を構築・検証する力、5)考えをドキュメントにまとめる力、そして6)プレゼンする力、です。

特に、1)の分析する力は、経営上の問題を発見し、その問題を解決するまでの一連の流れに必要です。また、クライアントを説得したり、実行するように促すためにも分析する力は必要だと思います。

2)ヒアリングする力や、3)議論する力は、相手が人間だけあって、やはり重要です。多くの場合、今後行うべき事が明確ではなく、経営者の中でぼんやりとしています。それを旨く引き出したり、聞き出すためには、一定のコミュニケーション能力が必要です。ただ、ここでいう議論する力は、相手を打ち負かせるためではなく、設定した目標を達成するためにクライアントと対等になってコミュニケーションを行なう事を指しています。

4)仮説を構築・検証する力は、コンサルとしてなくてはならない道具です。問題を解決するために、短時間でかつ高い確率でゴールを達成するためにも、仮説思考は必要条件だと思います。

5)考えをドキュメントにまとめる力と、6)プレゼンする力は、提供しているサービス事態がインタンジブル(目に見えないもの)なので、その概念を共有したり、伝えるために、ドキュメントにまとめる力が必要です。時には、文章を書いた入り、図を入れたり、絵を描いたりです。それから、それを相手に伝えて合意を取るためのプレゼン力。

と、書き出してみましたが、上記の能力は、通常のビジネスを行う上でも当然必要に迫られますよね。いかがでしょうか?

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2007年09月12日

円高円安

早嶋です。

午前中は大牟田で仕事、事務所に戻り、夕方の企業研修の後、長崎へ。現在、バスの中です。

最近は、為替の変動が大きいですね。突然ですが、1ドル=100円と、1ドル=200円では、どちらが円高ですか?円安ですか?

基軸通貨であるドルを基準に考えて見ます。米国から日本に旅行にやってきたとします。日本では米ドルでの購入は殆ど出来ないので、両替をしますね。米ドルと日本円の交換、つまり為替取引を行います。1ドル=100円だったら、銀行に行って1ドルを出せば100円を受け取れます(手数料等をゼロとします)。為替のレートが1ドル=200円になれば、1ドルを出すと200円を受け取れます。

1ドル=100円が、1ドル=200円になり、ドルの価値が2倍になるのでドル高です。逆に、1ドル=200円が、1ドル=100円になれば、ドルの価値が1/2になるのでドル安です。

次に、日本の立場から考えて見ます。為替が1ドル=200円だとしましょう。このときの前提としてコカコーラの缶ジュース1本が米国で1ドル、日本では200円で買うことが出来ると仮定します。現在の所持金が200円だったら、日本でも米国でも、コカコーラの缶ジュース1本を買うことが出来ます。

為替が、1ドル=100円になったとしましょう。その足で米国に渡ると200円は2ドルに交換する事が出来ます。日本では1缶しか買えませんが米国ではコカコーラのジュースを2缶買うことが出来るようになります。

このように円の価値が高まることを円高と呼ぶのです。円高のときに海外に行くと購買力が高まるので都合が良いですよね。だったら、円高は日本人にとって良いことなのか?必ずしもそうとは限りません。それは、ありとあらゆるものを輸入に頼っているからです

外国から原材料を輸入して日本で付加価値をつけて海外に販売するビジネスにおいては、海外の人が日本の製品を安く買えた方が循環が良くなります。そのため、現在の経済状況では輸出産業が儲かって都合が良いのです。

最近は、海外に行く機会が激減したので、為替の動きを肌で感じる機会も減少しています。

biznavi at 20:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 投資・運用 

2007年09月11日

自社株買い

早嶋です。

企業の自社株買いが急増しています。野村證券金融経済研究所によると、07年度では4兆円をこえ、06年度の3兆9800億円を超え過去最高になる可能性もあるといいます。確かに、連日の紙面に自社株買いの記事を目にしますので、肌感覚納得できますね。

企業側の自社株会の理由として、キャノンは、「資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備える」とコメントし株価を意識したものではないとしています。一方で、野村証券金融経済研究所の投資調査部ストラテジストは、「自社の株価が割安になったと判断した企業が自社株買いを実施したことが額の増加につながった」と指摘します。

さて、何を言っているのでしょうか?上記のやり取りを考えるためには、自社株買いそのものを考えるとよいでしょう。

株主へのリターンの仕方は、配当(インカムゲイン)と株価上昇益(キャピタルゲイン)の2つがあります。そして自社株買いも資金を還元する方法と見ることが出来ます。

自社株買い(自社株取得)とは、自社株取得後も株式を保有している株主が、自社株の申し入れに応じた株主から時価で株式を購入する事をさします。理論上、自社株会は株価に中立であるというのが一般です。これを理解する上で自社株取得による企業価値の変化を見てみます。

A社の時価ベースでのBSが現金200万円、その他資産800万円で負債はゼロとします。すると総資産は1000万円(200万円+800万円)です。仮に発行株式が100株であれば株価は10万円(1000万円÷100株)です。

A社が自社株会を行い、現金100万円で10株を購入したとします。購入した株は、消却(発行済株式数を減少させる)するか、M&Aに備えて金庫株として保管します(上記のキャノンの例)。どちらの場合でも企業価値は900万円になります。

ただ、株式数も100株から90株に減少するので株価は10万円(900万円÷90株)のまま変化しません。これが理論上、自社株買いは株価に中立である所以です。しかし、実際のマーケットでは、論理株価と市場価値はイコールしません。そのため、自社株買いはマーケットにシグナルを発信していると見ることが出来るのです。

野村のコメントで、自社株買いは経営陣が自社の株式を割安だと考えている証拠だとしています。これは、個人が株式を買う発想と同じです。割高なものを購入することは株主価値を減じることになるからです。わざわざ、株主価値を損ねるようなことをする人はいないですよね。

更に、自社株取得は、将来にわたって安定したキャッシュフローを稼ぎ出すという経営者の自信と見ることも出来ます。しかし、一方では配当を行ったときと同じで、将来の投資機会を損ねるというマイナスのシグナルと見ることも出来るのです。

結局、このようなレベルになると正解は存在しません。それ故に経営陣には高度なオペレーションが要求されるのです。ファイナンス理論にはある種の限界があり、その特色を理解した上で意思決定のツールとして活用する事が大切なのです。

biznavi at 23:36|PermalinkComments(6)TrackBack(2) 投資・運用 

2007年09月10日

アフリカに注目

早嶋です。

ビズ・ナビ&カンパニーの前の通りは銀杏の並木道です。木によっては既に銀杏の実を落としているものもあります、秋ですね。

さて、BRICsVISTAに代表されるSは、南アフリカ(South Africa)を指し、将来的に有望な投資対象として見られています。では、アフリカ大陸全体ではどうでしょうか?

今月号のハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)に「アフリカは有望な投資対象である」というタイトルで興味深い記事がありましたので紹介します。

アフリカには、世界で最も貧しい国がありますが、大陸全体で見てみるとインドより豊かであると言う事が出来るようです。アフリカ53国における05年の国民総所得(Gross National Income※)の平均は954ドルで、インドよりも200ドル高いからです。

また、53カ国のうち上位12カ国の国民1人当たりのGNIは、中国よりも高く、インドのそれと比較すると、国民1人当たりのGNIが高い国は上位20カ国にのぼります。このことは、世界から富が集積しており、将来的にも有望な市場であると見ることもできます。HRBでは、経済、政治、法律、医療、社会面での様々なリスクを言及していますが、可能性も示唆しています。

アフリカをこれまでのように援助の対象として捉えるよりも、20年前のインドに起業家やベンチャービジネスがいち早く投資をしたように、これから注目する市場として捉えても良いかも知れませんね。

※国民総所得(Gross National Income)
GNIは、90年代半ば以前に経済活動の指標として使われていた国民総生産 (GNP:Gross National Product)と基本的には同一。

日本の国民所得統計では、2000年に大幅な体系の変更が行われた際に統計の項目として新たに設けられる。現在経済指標として多く使われている国内総生産 (GDP, Gross Domestic Product) に「海外からの所得の純受取」を加えたものとなる。

以上、ウィキ参照。


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2007年09月09日

マツヤ万年筆病院

早嶋です。

本日のビズ・ナビ&カンパニーは休日、前回に引き続き海へ船遊び。さすがに台風の影響でうねりが高く、海水もにごっていましたが、すっかりリフレッシュ。

さて、先程、退院のお知らせが病院からありました。といっても万年筆の話。この話は、お盆までさかのぼります。

久々に帰省し実家の納戸を整理していたら、昔の万年筆が数本出てきました、両親に尋ねたところ、1本は父親が若い頃に使っていた万年筆(プラチナ社※)で、残りは祖母のもの(モンブラン、プラチナ社、他)であることが分かりました。ただし、どれも修理が必要な状態です。

そこで、修理に出そうと、何処に持っていけばよいのやら、父に尋ねたところ、「マツヤ万年筆病院」が良いよと。こうして、数本の万年筆を病院に運び、入院させていたのでした。

マツヤ万年筆病院は、その世界では随分と有名なお店でした。創業は昭和20年、初代は明治時代の国産万年筆メーカーの工場長で、以来、万年筆一筋でお店を続け、現在は3代目が経営しています。

同店の商品は全て永久保障で、店頭に並ぶ数々の万年筆は全て3代目の厳しいチェックが入り、1本1本の万年筆の繊細な構造を確認しているそうです。三代目曰く、「お客様にお試ししていただくだけになるペンであろうと、納得のいかないものは店頭には並べたくない」と。

また売り方もユニークです。その人の筆圧や用途、手の形状によって一番良い万年筆を判断し、その人に合ったものしか売ってくれないのです。

そんな頑なに職人を感じさせる雰囲気のお店と三代目でしたが、物腰が低く、素晴らしく丁寧に対応していただきました。長年続いている理由は、技術以外にも三代目の人格もあるのでしょう。

是非、長崎に行く機会があればお立ち寄りを。

※プラチナ社:プラチナ萬年筆株式会社
1919年、岡山で輸入万年筆店を経営していた田中俊一氏が、プラチナ萬年筆の前身である中屋製作所を創業。24年の東京進出では、現在のDMの先駆けとなる、カタログ輸入による通信販売を行い評判となる。42年に社名変更を行い、プラチナ萬年筆に。それ以降、高級品から日常品までの万年筆やボールペンやシャープペンなどを販売している(ペンハウス参照)。

最近話題になった映画、DEATH NOTE(デスノート)の主人公が使用していたボールペンはプラチナ萬年筆の製品です。

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2007年09月08日

東京2日目

早嶋です。

福岡は暑いですね!2泊3日の東京ツアーはタイトスケジュールでした。

7日は、朝8時よりEQパートナーズの社長、安部さんとパワーブレックファースト。安部さんは同じボンディーズ(ボンド大学のOB)で、MBA取得後、企業向けのエグゼクティブ・コーチングを中心に幅広く活躍されています。今回の目的は情報交換とコラボレーション。今後の可能性をひしひしと感じています。

その後、1件商談をこなし、お昼はPCN(Peace Care Network)の社長、高橋さんとパワーランチ。高橋さんもボンディーズで商社時代にMBA取得、ベンチャー企業の取締役を経て起業という経歴をお持ちの方です。最近では、日本MITエンタープライズ・フォーラム主催の第七回ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンでファイなりストに残り、最終プレゼンの結果、優秀賞(2位)を受賞された素晴らしい方です。高橋さんとも、情報交換を行い、今後の展開に色々とアドバイスなどをいただきました。

そして、夜はBPS東京。今回は、パソナテック品川にて仮説思考を行ってきました。参加者は20名を超え、前回のリピーターも6名と、徐々に認知されています。BPS東京は、隔週で毎回、違ったテーマを提供しています。参加者の皆さん、今後ともよろしくお願いします。

と、おなか一杯のスケジュールでしたが、金曜日もとても充実しておりました。そして、今朝の便で福岡に戻り、お昼からセレンデ2号に向けて、打合せをしています。

biznavi at 17:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2007年09月07日

おのぼりさん

早嶋です。

木曜より、台風と共に東京に行っていました。前回の出張も台風でした。。

6日の午前中は、大きな商談を1件済ませ、午後に特許事務所で打合せ。こちらの特許事務所では、知財評価の案件で今後コラボレーションを進めていきます。

夜は、Bond大学の同期でメンターでもあるカゴメの児玉さんと会食しながら情報交換。アサヒとコラボのトマーテ新しくヨーグルトタイプになったラブレの話に始まって、それぞれのライフプランの話まで、良く語り合いました。

因みに、1件目はとっても美味しい豚シャブを汐留のいちにいさんで食し、2件目は新橋の日本酒・焼酎BARウサギに。ウサギのオーナー件店長の栃木さんは、大手コンサルタント会社をExitして、現在のお店を営んでいるユニークな方です。新橋で芋が恋しくなったら、是非尋ねてみてください。

充実した一日でした。

biznavi at 23:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2007年09月06日

仮説思考のセミナー報告

早嶋です。

昨日は、BPSにて「仮説思考」のセミナーを行いました。BPSの1期生や2期生、それか興味を持っていただき参加された方々、お疲れ様でした。是非、今後の仕事に役立てていただければと思います。

また、10月より、「リーダー養成コース」も開催いたしますので、ご興味をもたれた方は是非。


昨日、参加されたジェイエムテクノロジーの香原さんのセミナー参加の感想です。






biznavi at 16:35|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 会社情報 

2007年09月05日

ワーキングプア

早嶋です。

社員並みにフルタイムで働いたとて生活保護の支給額にも満たない収入しか得られない就業者、ワーキングプア。最近良く耳にします。

発展途上国などで見られる典型的な貧困層と異なり、資本主義の先進国で見られる新しい種類の貧困層として近年問題視されています(ウィキペディア参照)。NHKやその他の番組でも先進国のワーキングプアは良く取り上げられていますね。

昔の経済活動とは違って、現在はニューエコノミーの時代です。グローバル化、サイバー化により、中間業者の中抜きは当たり前となります。このカラクリは大前さんの「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑むを読むと良く理解できると思います。

また、上記著書にも出てくるアービトラージという概念を知ると更に良く分かります。

例えば、有名予備校の講師で、No.1の座にいる講師の年収は1億円以上です。この対価は、当然、ナンバーワンの実力に対してです。もし、その講義を衛生を通じて全国の予備校生が受講できるようになれば、No.2以下の講師は不要になります。

このような事が、ボーダレス空間、サイバー空間では当たり前に起きるのです。こう考えると、中抜きってもっと加速する事が容易に想像がつきますね。

だからといって、ネガティブに思うことはありません。むしろ好機と捉えることが出来ると思います。ニューエコノミーのカラクリを理解していれば、教育や育児、社会やショッピングに至るまで、あるとあらゆる分野で事業機会を見出すことが出来るからです。

そこに、これまでと違った独特のやり方で超ニッチに拡大していけば良いのです。別の言い方では、ブルーオーシャンに進出する、です。誰もが目に付くレッドオーシャンでは、勝者が層取りなので競争はますます激しくなるからです。

ん!、やっぱり難しいかな、いや、ポジティブに考えましょう。例えばある分野で誰かが新しい革新を起こしたとします。すると、そこから派生する新しいビジネスが生まれます。自分で革新を起こさなくとも、この派生ビジネスにも商機はあります。

青色ダイオードは最たる例です。ここからライトやデザイン、信号などの交通インフラ、アーティストや出演化、クリスマスのイルミネーションまで無限の可能性がビジネスとして生まれています。

つまり、No.1になるために、超ニッチな世界を見つけ、その部分を派生させると考えると未来は明るいのです。

biznavi at 16:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2007年09月04日

時間の価値

早嶋です。

忙しい!時間が足りない!と、感じた事はありますか?

カシオが行った時間の感覚に関するネット調査の結果より、時間の価値を相対的に低く認識している人ほど、より多くの時間を欲していることが分かります。価値を低く認識しているために、時間を浪費しているのでしょうか?

同調査では、07年4月〜5月の約20日にわたり、東京、NY、ベルリン、北京の20代〜40代のビジネスパーソンに対して時間に関するアンケート調査をネットを用いて行っています。

時は金なりといいますが、1時間当たりの価値を最も高く感じているのはドイツで、一番低く感じているのは日本です(07年4月〜5月の平均レートで日本円に換算しました)。

 日本:9,200円/時間
 中国:9,700円/時間
 米国:39,000円/時間
 ドイツ:43,000円/時間

一方、1日に追加したい時間を問うと、日本人は8時間32分と最も長く、ドイツは5時間27分と最短でした。

 日本:8時間32分
 中国:6時間54分
 米国:6時間32分
 ドイツ:5時間27分

大前さんもよく言っていますが、時間が足りない!と仕事で慌てている人ほど、TVを見る時間が長かったりします。1時間当たりの価値の認識が高まれば、必然的に優先順位をつけて、やるべききことに集中できるのかも知れないですね。






 



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2007年09月03日

OB会

早嶋です。

本日は、某大学職員の方に問題発見・解決のセミナーを行った後、その足で、出身大学(九州工業大学)のOB会に参加してきました。

起業してOB会に参加するのは初めてで多くの方々と名刺交換をしてきたところです。本日のOB会参加は70名程度、新卒入社の方から超OBの方々まで、九工大ネタが尽きない2時間でした。

九工大は、およそ100年前、私立明治専門学校の設立にはじまり、昭和24年の法律第150号国立学校設置法により九州工業大学となります。現在では、情報工学部(飯塚キャンパス)、生命体工学研究科(若松キャンパス)、工学部(戸畑キャンパス)の3つの地域にキャンパスが設置されています。

本日のOB会の資料によると、現在の学生数は学士、修士、博士を含めて6000名程度。明日の技術革新を担う若人が、日夜を問わずカリカリと研究にいそしんでいることでしょう。

因みに、本日の開催場所である百道地区には、推定でも300名強の九工大がいると言われます。

OB会や同窓会は、自信のネットワークを深めるためにも重要な集まりだと思います。皆さんも、忙しい仕事があっても、少し早めに切り上げて、参加してみるとよいですよ。素晴らしい出会いが、ビジネスチャンスを拡大してくれるかもしれません。









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2007年09月02日

一人2極化

早嶋です。

先般より、消費の一人2極化に対してコメントをしています。このような消費者主権、しかも人によって購買動機が異なり、不確定要素が多い消費者行動に対して、自社の商品やブランドで成功を収めるために、企業サイドで取るべき4つのポイントを紹介します(参照:なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実)。

1)価値計算ロジックの変わり目と変化の方向を読み解く
2)安くてもとんがり・こだわりをつくる
3)消費の楽しみ、選ぶことの楽しみを残す
4)安心、信頼できるブランドになる

です。

1)価値計算ロジックの変わり目と変化の方向を読み解く
自分の子供を有名私立の小学校に通わせるために、普段の生活費を抑える。このように、ライフステージの変わり目に伴って、家族、あるいは個人が最も大切にしているモノは、そのときの価値観によって大きく変わります。

上記のように、あるときから教育費が支出の中心になると、手ごろな品質で安価な食料品や雑貨を買える店やブランドが大切になります。このように、ライフステージの変わり目に生まれる大きな潜在ニーズの塊を捉え、その背後にある問題を深く理解して、その問題を解決する事ができるという商品を効果的にメッセージとして届けることが大切な行動になります。

2)安くてもとんがり・こだわりをつくる
安いだけではない、プラスアルファの価値。著書の中では、限られた所得の中でクレジットを使い、そのポイントをNGOへの寄付へと充てる消費者が特集されています。コードの支払いで社会貢献することに意味を見出す消費者もいるのです。
ただ単に価値が安いのでは、もはや消費者が飛びつく世界ではなくなっているのです。

3)消費の楽しみ、選ぶことの楽しみを残す
これは、購買体験を重視する事です。例えば、しまむらやマックハウスと比較して、ライトオンは比較的オシャレな店作りをしています。品揃えや価格帯はともに近いですが、買い物の楽しさを重視しているのです。あらい解釈をすると、ドンキーホーテーも宝探しや発見するたのしみを圧縮陳列に込めていると考える事が出来ます。

4)安心、信頼できるブランドになる
安かろう、悪かろうでは、通用しません。著書では、HISの例を紹介しています。海外旅行において格安航空券が非常に怪しい香りをぷんぷんさせていた当時、HISは最も安心できる最も安い旅行代理店というブランドを確立しています。まさに、安くても、なるほどね!です。

上記の4つは、あくまでヒントです。全てを実行し、或いはいずれかの条件を満たして競争力の高い低価格の商品を実現するのは困難でしょう。ここで、重要なことは、単に安いだけでは、日本に多く存在するミドルの消費者にはもはや響かないと言うことです。価格に加えて、何が消費者の原動力となっているかを徹底的に突き止めて、コストとベネフィット(利点)のトレードオフを打破することが大切なのです。

biznavi at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事