2008年01月

2008年01月31日

餃子

早嶋です。

本日は、朝一で東京。3箇所で営業やらプレゼンやらを終えて羽田のラウンジです。さて、今日の紙面は餃子一色でしたね。コトの発端は去年の12月以降、千葉や兵庫県で中国製冷凍餃子を食べた計10人以上が中毒所を訴えたことです。

当該の餃子はJTの子会社が輸入しており毒性の強い有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出されました。JTにとって今回の事件はダメージが大きいですね。07年3月期の売上で冷食の売上は500億円程度、うち20%が中国製です。今回の騒動は、確実に中国製のイメージダウンにつながるので販売への影響は免れないでしょう。

同時に他の企業の波及もみられます。加ト吉、江崎グリコ、日本ハム、伊藤ハム、ニチレイ、他にも大手のスパーや外食産業などです。多くの冷凍食品は生産コストの低い中国から大量に輸入を行っています。たとえ、今回の件が一部のギョウザや一部の工場の事であったとしても、日本人の心理は、「中国=殺虫剤入り」とインプットされました。

冷食は、スーパーなどでは安売りされ店頭の目玉商品として売られているところが多いです。自主回収が続く中、一時的に冷蔵庫から中国製の冷食が消えることも考えられますね。



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2008年01月30日

フェルミ推定

早嶋です。

これからBPSリーダー養成講座・ファイナンス編(最終回)です。4月からBPSでは強化コースとして、毎月マーケティングや営業、コーチングの講座を1日間で学ぶ!という企画をスタートします。詳しくはHPを。

マーケティングを行っていると、市場規模はいったいどのくらいあるの?といったシーンが良くあります。例えば、ゴキブリホイホイの市場規模は?キャビアの1日の消費量は?産業廃棄物のうちの廃石膏ボードの年間の埋め立て処理量は?などなどです。

こんなの分からないよ!と言えばそれまで。しかし、このような質問は、幼少の頃に皆さん良くしていませんでしたか?

夏の暑い日、ミーンミーンミーン。セミの鳴き声を聞いて、「この山に鳴いとるセミは何匹おると?」と幼い僕は父に問いかける。田んぼでカエルを見つけて、「日本にカエルが何匹おるかな?」と幼い僕は兄と考える。

父と兄と幼い僕。実際山に行って、鳴いているセミを見つける。例えば10本木が生えていたら、その中でセミは何匹いるか推定する。例えば15本に1匹の割合でセミがいたとすると、次は山に木が何本生えているか考える。ざっと面積あたりの木の数を数える。おうちに帰って地図を見て山の面積を予測する。面積から木の数をざっくり計算する。そして、木の数からセミの数を予測する。

このような推定はフェルミ推定と呼ばれます。要は分からない、データがない、という前に問題を分解して仮説を立てる。そしてその仮説を前提に解を推定する考え方です。

小学生の訓練は、今、とっても役に立っています。

biznavi at 17:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月29日

ミッション

早嶋です。

本日、午前中はボードミーティング、午後はクライアント先で今後の方針を打合せ。夜は瀬高町商工会で「儲ける力養成講座・マーケティング編」でした。今回も30名近い商工会の会員の方に参加していただき、「売れる仕組み作り」についてディスカッションを行いました。参加者の皆様、お疲れ様でした。

経営戦略の中で必ずミッションやビジョン、バリューなどの言葉が出てきて、「何が違うの?」といった質問をいただきます。簡単に説明すると以下のようになると思います。

ミッション⇒組織の存在意義、なぜ、その会社が存在するかの理由。Whyに答えるもの。
ビジョン⇒組織の長期的な到達イメージ、どのようになりたいのか。Whatに相当するもの。
バリュー⇒組織の価値観、何を大切にしてすごすのか。Howに相当するもの。

ミッションは、組織の存在意義を説明したもので、言い換えるとWhyに答えるモノです。これに対してビジョンは、組織の到達イメージです。ミッションがWhyだとすれば、ビジョンはWhatに答えるものでしょう。そしてバリューは、そのミッションに到達するための行動を規定する価値観と考えることが出来ます。Howの部分です。

チェンジ・マネジメント・コンサルティング代表の森氏の言葉を借りれば、ある架空のお笑い集団のミッション、ビジョン、バリューは次のようになります。

 ミッション「世の中に笑いをもたらす」
 ビジョン「2010年までに全国デビュー」
 バリュー「常にオチを考えてすごす」

自社や他社のミッションステートメントを見てみると、その企業の様子が良く分かると思います。


biznavi at 22:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年01月28日

ファシリテーション

早嶋です。

長崎の地域資源を活用して地域ブランドの創出を考える!というお題で、長崎県中小企業団体中央会主催の会議出席してきました。地域資源とは例えば、波佐見の陶磁器や島原のそうめん、雲仙の温泉、壱岐のゆず・・・などです。今回は調査事業をかねており、県内で地域資源になりうる原石の調査とその分析が早嶋の担当です。地元長崎の貢献ということで張り切ってプロジェクトを進めています。

さて、このような会議の場では、会議のゴールに向かって会議自体をうまく進行させるために、場をうまくコントロールしていく人、つまり、ファシリテーターが重要な役割になります。

ファシリテーションを世の中に広めるきっかけを作ったのは、GEにおけるワークアウトだと言われています。ワークアウトは1980年代後半にGEで発明されたもので、小集団活動を通じて仕事の効率化を図るというものです。当時の会長でもあったジャック・ウェルチ氏がワークアウトを強力に推進させて当時のGEを盛り上げたことは良く知られています。

ワークアウトの語源は、ワークをアウトする。つまり、無くすという意味からつけられたといわれます。これは、日本語のカイゼンに相当するでしょうか。実際のビジネスでは、やるべきことが日々増殖しているでしょう。そしてすべてをこなす事は不可能になっています。一方では、コストがかさみ、人員も減少しているという状況も珍しくないでしょう。

そこで、関連のある部門同士がチームを組み、これまでの業務プロセスをマッピングして、そのプロセスの中のボトルネックを解消する。あるいは、業務のたな卸しをしてパレート分析を行った結果、優先順位や重要度の低いものは切り捨てる。といった活動がワークアウトに相当します。

GEでは、上記の活動を日常的なオフィスで行い、その推進役に社員の誰もがなれるようにファシリテーションの技術を身に付けさせたと考えられます。

ファシリテーションとは、辞書を引くと「易しくする」「促進する」「楽にする」という意味が書いてあります。ファシリテーションは、会議のやり方というレベルのモノではなく、参加者同士を触発して、よりクリエーティブなアイデアを生むように場を盛り上げる役割でもあります。また、パソコンがインターネットで検索することから、メールのやり取り、表計算やワープロになるようにアプリケーションを変えるとファシリテーションは多岐に応用が利きます。

日本でファシリテーションの草分け的存在である黒田由貴子女史はファシリテーションの定義を次のようにしています。

 |耄な立場で
 ▲繊璽爐離廛蹈札垢魎浜し
 チームワークを引き出し
 い修離繊璽爐寮果が最大となるように支援する

近年、ファシリテーションの需要が高まっていますね、その証拠として企業研修のニーズにファシリテーションというキーワードが随分あふれています。

biznavi at 23:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年01月26日

認知の近道

早嶋です。

昨日、出張先のホテルの周りをジョギングしていたときの出来事です。ジョギングしながら横断歩道を渡ろうとしたら、黒塗りのレクサスが通りました。歩行者に気がついていないかな?と思い注意しながら走っていたら、キキッとレクサス急停止。

一瞬、「まずい!」と思ったら、レクサスの運転手が車の中で会釈を。早嶋は、ガラの悪い人に因縁をつけられるのかな?と思ったのですが、レクサスの運転手は、歩行者優先なのに突っ込んできてごめんね!という感じの会釈でした。

まさにステレオタイプですね。黒塗りのレクサス⇒横断歩道に突っ込んでくる⇒ガラが悪い!頭の中でこのようなショートカットがされたのです。

人が物事を感じたり、共感したり、判断する場合の阻害要因に「認知の近道」があります。そのひとつがステレオタイプ。これは、先ほどのレクサスの例のように、例えばお年よりはみんなからだが弱い!とか、最近の若い者は・・・といった認知の仕方です。ステレオタイプの典型的な例が血液型判断。A型の人は几帳面、B型の人は・・・です。実際は根拠の無い認知の仕方ですよね。

他にも、ハロー効果やプロジェクションなどがあります。ハロー効果は、例えば足が速い人はスポーツ万能だから、野球も上手だろう!などと考えることです。これができるから、あれもできると勝手に決め付けた考え方です。これもよくありますよね。

プロジェクションは、例えば自分の好きなモノを相手に勧めて、相手も喜ぶだろう!などと考えることです。自分の考えは、他の人も同じように考えるだろうと勝手に決め付けた考えです。

これら、認知の近道は日常生活から仕事のシーンまで、頻繁に起こっていることでしょう。そして、案外コミュニケーションや相互理解の妨げになっているかもしれません。そこで、認知の近道というフレームワークを知ることによって、適度に自分の考え方は認知の近道に陥っていないだろうか?もっと、相手を観察してから判断したほうが良いのではないか?と考えることも大切だと思います。

biznavi at 22:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年01月25日

ESとCS

早嶋です。

本日は、東芝の工場がある海芝浦で「ESとCSの関連を考える」についてお話をさせていただきました。参加者の皆様、熱のこもったディスカッション、どうもありがとうございました。今回も、すばらしいコメントが数多く出ましたので、とても良い議論をさせていただくことが出来ました。感謝です!

「ESとCSの関連を考える」の内容は、以下の通りコンプリートメッセージでまとめ、議論を深めました。

 1)What:ESとCSっていったいなんだろう?
 2)Why:どうして、今、ESとCSなのだろう?
 3)How:ESを高めるためにはどうすればよいだろう?

アイスブレークをした後、ES(従業員満足)とCS(顧客満足)について皆でディスカッションを行い、その後、ESとCSは相関するという仮説をもとに議論を深めました。次に、BSCの概念を使って、ESの向上⇒CSの向上⇒企業のビジョンの達成という流れを皆で体感します。

Howの部分では、ESを向上するための3つの要素としてマネジメント・コントロールの3つの視点を説明し、その中でも「社員の動機レベルは重要か?」に焦点をしぼりました。

ここでは、プロセス理論の中の目標設定理論、強化・学習理論、期待理論、そして公平理論を様々な事例をもとに説明させていただきモチベーションを向上するためには何をすると良いか?を皆さんで考えました。

biznavi at 23:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年01月24日

割引率の話

早嶋です。

ファイナンスの理論に、「今日の1万円は、明日の1万円よりも価値がある」と言うのがあります。これは感覚的に、理解できると思います。例えば、消費志向の人は明日お金をもらうよりも、今もらったほうが早く買い物ができるでしょう。例えば、すばらしい投資機会を見つけた人は今すぐお金をもらって、投資をしたいと考えるでしょう。

では、今日の1万円は、明日の1万円よりも価値があるのであれば、どのくらい価値があるのでしょうか?これを算出するときに割り引くという考え方があります。例えば、国債を例に考えてみます。国債は国が破綻しない限り100%確実に利回りを得られる商品です。この意味でリスクが無い(リスクフリー)の商品と考えることができます。

仮に国債の利回りが年利2%だとします(国債の期間は5年間などですが、便宜的に設定しました。)。今日1万円で国債を買ったら1年後には1万200円になるということです。これを基本に考えると

 今日の1万円 = 1年後の1万200円

となります。(詳細は現在価値を参照下さい。)そして、1年後の1万200円を今日の1万円に戻すときに2%という数字を利用します。この率のことを割引率といいます。

では、割引率は常に2%、つまりリスクフリーレートなのか?というと決してそうではありません。企業の投資判断をする際に正味現在価値を算出するときなどは、リスクの度合いや期間に応じて割引率を設定します。実際のプロジェクトは思ったとおりに行かない、つまりリスク(期待した結果にばらつきがある)があるのです。そのため、リスクの程度によって割引率を大きくする必要があるのです。

ただし、割引率に正解は無いので、実務では割引率の変化によってどのように正味現在価値が変化するか?など感度分析を行います。

biznavi at 00:26|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 意思決定 

2008年01月23日

BPSリーダー養成講座

早嶋です。

本日は、BPSリーダ養成講座ファイナンス編の第2回目でした。今回は、プロジェクトなどにおける意思決定のツールとなる正味現在価値を算定するときの考え方やテックニックを演習をしながら議論していきました。

参加者の方々、お疲れ様でした。

biznavi at 23:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年01月22日

カモメになったペンギン

早嶋です。

本日は、瀬高町商工会で『儲け力養成講座』の財務編でした。参加された瀬高町商工会の青年部の皆様、ありがとうございました。

カモメになったペンギン」を読んで生ごみとカラスのことを考えました。カラスといえば、我々人間にとって心地の良い存在ではありませんね。例えば、朝早くから生ごみを漁っているカラスを見ると正直脅威さえ感じます。

しかし、カラスだって生きています。当然、食べ物を得るために都会の生ごみに集まるのは自然の摂理です。そんなカラスでさえ世の中の環境に柔軟に対応するカラスと対応できないカラスがいると思います。

例えば、ある地区では朝カラスが生ごみに集るのを見かねて、生ごみの収集を夜のうちに行う地区が出てきたのです。従来のとおり、その地区で生ごみを待っているカラスは、待てども待てども餌にありつけることができないのです。逆に、いち早くその変化に気づいたカラスはきっと、その地区をあきらめて、別の地区に移ることでしょう。

世の中の環境変化にはあらゆる困ったことが存在していると思います。そして、その困ったことの塊には、必ず市場が存在するでしょう。「困ったこと」を解決するソリューションが世の中に出れば、それを欲するマーケットがあるからです。企業は、困ったことの塊を見つけ、その解決方法を自社の強みを活用して提供するかできないか?という発想を持つことが顧客思考ではないかと考えます。



biznavi at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月21日

成果

早嶋です。

仕事の成果は何がもたらすのか?マネジメントコントロールの3つの視点では、以下の3つのポイントを重要視しています。

 1)「何をすべきか」が分かっているか?
 2)「意欲のレベル」は十分に高いか?
 3)「個人的な能力」は足りているか?

このポイントを見ると成果は何がもたらすか?を定義できそうです。1)の方向性は、組織目標を達成するために個人が達成すべき行動と行動目標を管理者が示す指針やベクトルです。これが前提に示された上で、2)個人の意欲レベル、3)個人の能力レベルの融合によって成果が出てきます。このように考えると、仕事の成果は次のような式で表現されると思います。

 仕事の成果 = 個人の意欲レベル(モチベーション) × 個人の能力レベル

ここでのポイントは、仕事の成果がモチベーションと能力の積であることです。積で表している理由は、モチベーションがマイナスに働いた場合、能力レベルがマイナスに働いた場合、それぞれ仕事の成果がマイナスになることを示唆しています(両方ともマイナスの場合は例外としましょう)。

例えば、モチベーションがマイナスの場合、つまり個人の意欲レベルがマイナスの場合、個人の能力レベルがいくら高くても個人が成果をあげることは出来ないでしょう。さらに、組織のモチベーションまで低下するかも知れません。少なくとも、他のメンバーはいい気分ではなくなるでしょう。この場合、直接個人の成果を下げることにもつながるし、また、組織の成果を下げることにもつながるかもしれません。この点で、成果はマイナスになり得ます。

例えば、個人の能力レベルがマイナスの場合、つまりある仕事に対して能力レベルが十分で無い場合、それが原因で重大なミスを犯すかもしれません。熟練の技が必要な仕事を能力レベルが無い人間が行ったとしても精度を求めることができないでしょう。十分に経験が無いままに重要なポジションに付いた場合、大切な意思決定においてミスを犯すかもしれません。この点で、成果はマイナスになり得ます。

このように考えると当然、成果をあげるためには、個人としては個人のモチベーションレベルを上げる、個人の能力レベルを上げるに注力することが必要です。つまり、管理者は成果をコントロールしたければ、メンバーのモチベーションと能力を別々に管理することが考えられます。

さて、みなさんや皆さんの組織のモチベーションレベルと能力レベルはいかがでしょうか?非常に単純な視点ですが、実に重みのある視点であると思いませんか?

biznavi at 23:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年01月20日

ブランドロイヤリティー

早嶋です。

12時20分の飛行機待ちです。今日の羽田は妙に込んでいました。

ある種のブランドに対して猛烈な熱狂を持ち、そのブランドおよび企業にとって生涯にわたって利益貢献する顧客は、ブランドロイヤリティーが高い顧客、ロイヤルカスタマーなどと称されます。

例えば、洋服だったらこの店でしか買わない、塩だったらこのブランド、しょうゆはこれ、飛行機はこの航空会社・・・などです。誰しも、知らず知らずに特定のブランドや商品を利用してるケースがあると思います。

先日、良く利用するセレクトショップでジャケットを購入しました。購入したショップは丸の内店です。「ジャケットのお直しはどうされますか?」という店員の話に、「福岡なので、福岡のお店に持って行きます」と。店員に良く利用していることを話し、福岡の店長さんとも仲良くしていることを伝えました。すると、とっさに、「だったら、福岡にお送りしますよ」と。これはとってもありがたいですね。このセレクトショップは大きな都市にはあるので、企業内の流通インフラが整っているのです。それを無償で提供しますよ!という提案はとってもありがたかったです。このような体験は、ますますロイヤリティーが高くなりますよね。

さて、ブランドロイヤリティーが高い顧客は直接金銭的なメリットと直接非金銭的なメリット、間接金銭的なメリットを企業に提供すると思います(言葉は、今つくりました。)

直接金銭的メリット
通常の顧客よりも、繰り返して購入する頻度が高い、あるいは生涯にわたって購入するため顧客の生涯価値が高い。また、1回の買い物での購買金額や購買点数も高くなる。

直接非金銭的メリット
「あの店、いいよ!」といった感じで、プラスの口コミを誘発する。商品によっては、企業の営業マンやその道のプロの言葉より、身近な人の口コミの方が高い購買動機を提供するといわれています。

間接的金銭メリット
日常的に該当ブランドのサービスを受けているため、ちょっとした変化(プラスやマイナス)に敏感になる。そのため、感じたことを企業側に伝える行動に出る人が多い。これによって、企業は貴重なコンサルテーションを無償で受けることができる。この価値は企業にとって計り知れないでしょう。

まだ、ミッシー(MECE)にまとまっていませんが、企業にとってはどれもありがたいですよね。

biznavi at 11:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月19日

アイデアとイノベーション

早嶋です。

ビジネスの世界において、アイデアは意外にあふれているように感じます。大切なことはアイデアを実行に移すこと。この点、イノベーションを「アイデアを具現化すること」と捉えると「なるほど」と感じます。アイデアが足りないのではなく、実行力が乏しいのです。

組織の中でアイデアを沢山出すタイプの人(アイデアマン)は、着想こそ頻繁に行いますが、実際に手を動かすことは苦手なのでしょう。アイデアは放っておいたらイノベーションにつながると考えているアイデアマンも居るかもしれません。

しかし、何もしなければアイデアは着想で終わります。つまり、アイデアの着想=イノベーションと捉えてしまうのはすごく危険です。これは、冒頭に書いたようにイノベーションは着想したアイデアを具現化することだからです。

では、アイデアを実現するためにはどうしたらいいか?T・レビットは彼の論文、「Creativity is not enough」の中で次の2点を指摘します。

 1)現実を直視せよ
 2)アイデアを投げかけると同時に責任あり姿勢ととれ

アイデアマンの話を聞く人間(通常は上司が多い)は、絶えず難題を抱えている場合が多いです。そのため、新しいアイデアを敬遠する傾向があります。アイデアマンはこの事実を踏まえた行動をすることによって、1)現実を直視することが大切です。

また、アイデアを投げかける際には、少なくともアイデアを具現化するためのざっくりとしたコスト、リスク、必要な資源、期間などを示すべきです。これは、アイデアを実現するにあたって評価しやすくなり、提案相手の負担を減らす働きもあります。このような責任のある姿勢を示すことがアイデアの着想をイノベーションに発展させる可能性につながるのです。

「決してアイデアが足りないのではない、足りないのは実行力だ」実に、含蓄のあるフレーズだと思いませんか?

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2008年01月18日

カツまぶし定食

早嶋です。

現在、名古屋で営業を済ませ、東京に向かう新幹線の中。去年の暮れより移動の際のネットワークはEMOBILEを利用しています。新幹線の中でも不便を感じることなくネット環境にアクセスできます。ちょいと感動です。

さて、昨日は朝一の便でセントレア(名古屋中部国際空港)へむかいその足で株式会社プラネットがある岐阜県多治見市へ。午前中は、ワニマネジメント代表の和仁さんと、プラネット代表の小池さんと三人で、歯科医院向けの経営コンテンツDMNSの企画会議。

お昼に、「味噌カツが食べたい!」と早嶋の一言で味噌カツ屋さんへ。メニューを開いて、「ひつまぶし」ならぬ「カツまぶし定食」というメニューがあったので「カツまぶし定食3つ」と小池さん。店員、してやったりと言わんばかりの表情で「ニヤリッ」。カツまぶしの食べ方はひつまぶしのそれと同じで、ウナギが味噌味のカツに変わっている非常に変わった食べ物でした。

午後は、引き続き小池さんとサービスの工藤さんと早嶋の3人で今後の作戦会議。ゼロベースでブレストをしながら幾つかのビジネスモデルをまとめました。

小池さん、和仁さん、工藤さん、どうもお世話になりました!

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2008年01月16日

4つの人材

早嶋です。

人材という字を次の4種類で表記する方がいらっしゃいました。人財、人材、人在、人罪です。なんとも良く表現した字だと思いました。

人財。前職の横河電機は人を大切にする会社でしたので、常に人財と表記されていました。会社にとって財産になる人、つまり貢献する人です。

人材。多くの会社では、このように表記していますね。企業がミッションを遂行するために欠かせない人です。人財と人材は財産を強調したり、人の重要性を強調したりするときに使い分けられていると感じます。

人在。これは、ネガティブな要素ですね。会社の人材であるけれども、価値を生むこともなく、損ねることもない、という皮肉がこめられています。ただ居るだけの人です。

そして、人罪。ストレートすぎで怒られそうですが、会社にマイナスの影響を与える人です。

仕事の成果をWillとSkillの積で表現するとしたら、成果=Will×Skill。もし、Willの部分がネガティブだったら、成果はマイナスになります。これは、ひょっとして人罪になるかもしれません。

マネジメントコントロールの3つの視点のうちの「意欲のレベル」は十分に高いか?は、仕事の成果に対しても大きな影響を与えるのです。




biznavi at 23:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

フル稼働

早嶋です。

本日もフル稼働。午前中の1社目は営業。2社目は2月に実施させていただくファシリテーション研修の打ち合わせ。午後の3社目は、10月頃に計画しているマーケティング研修と問題解決研修の打ち合わせでした。

14時半に舞浜を出て、その足で羽田に向かい福岡へ、18時10分に福岡着。そして、19時からBPSリーダーでした。

今回は、3回シリーズで「ファイナンス」。コーポレートファイナンスの中で特に、「投資政策」について見識を深める内容です。1回目は現在価値と将来価値、2回目は賞味現在価値、3回目は投資判断基準の考え方です。スクールでは、ビズ・ナビ特性のファイナンス計算ツールを使い、小難しい計算はコンピュータに任せて、リーダーとして必要なファイナンスの見識や理論を説明しました。

参加者の方々、お疲れ様でした!


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2008年01月15日

ミドルの役割

早嶋です。

本日は、朝一の便で東京へ。パートナーの会社と東京の事務所で打ち合わせをした後、製薬会社で来年度の企業研修の打ち合わせ。その後は、財団法人企業活力研究所のH19年度の人材育成研究会にオブザーバーとして参加させていただきました。

人材育成研究会の今年度のテーマは、「企業内ミドルマネジメントが十分な役割を果たすための人材育成に関する研究」です。今回は、全6回のうちの第5回目とあり、報告所にまとめるためのディスカッションが中心でした。大企業の人事のリーダーとディスカッションをする貴重な体験をさせていただきました。

その中で感じたことですが、以前、紹介したマネジメント・コントロールの3つの視点の重要性です。

 1)「何をすべきか」が分かっているか?
 2)「意欲のレベル」は十分に高いか?
 3)「個人的な能力」は足りているか?

経営管理を行っていくうえでは、企業のトップであれ、ミドルであれ自身の役割が明確になっている(「何をすべきか」が分かっている)、マネジメント能力の修得が十分である(「個人的な能力」が足りている)、モチベーションが十分に高い(「意欲のレベル」が十分に高い)、の3つがそろって初めて機能するということを実感させられたディスカッションでした。

もうひとつ。ダニエルピンク氏が指摘するハイタッチの部分が非常に重要な能力となっていることを実感。日本を代表する多くの人事のリーダーが口を揃えて人間味の重要性を指摘していたからです。

今回は、オブザーバーとしての参加でしたが、今後もこのような場に参加させていただき見識を広め、そこで得た体験や知識を皆様に共有していきたいと思います。


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2008年01月14日

マーケティング近視眼

早嶋です。

「当社のポリシーは、価格を引き下げ、事業を拡大し、製品を改良することである。価格の引き下げを第一に挙げたことに注意して欲しい。当社は、コストが固定的だと考えたことはない。だから、さらに売上が増えると確信するところまで、まず価格を引き下げる。その後で、その価格で経営が成り立つように懸命に努力している。当社はコストで頭を痛めることはない。新しい価格が決められると、それについてコストを下げるからである。」

上記はヘンリー・フォードが自身の経営哲学を簡潔に述べた文章の抜粋です。セオドア・レビットのマーケティング近視眼の中でフォードの話が出ています。

フォードは当時、黒色の車のみ販売していました。これに対しては非常識だが、市場ニーズに適合した生産システムの設計をリードしている点では優れているとレビットは指摘します。同時に、フォードは生産の天才だけではなく、アメリカ史上、最も優れたマーケターであると同時に、最も非常識なマーケターといっています。

フォードの組立ラインによってコストが切り下げられ、これによって価格が下がり、当時としては破格の500ドルの車が何百万台も売れた、と世間は見ています。しかし、事実はフォードが1台500ドルの車なら何百万台も売れると考えたので、それを可能にする組立ラインを発明したのです。

つまり、大量生産はフォードにとって低価格の原因ではなく結果なのです。当時、フォードは上記の点を指摘していますが、多くの生産中心主義の経営者は彼の偉大な教訓には耳を貸そうとはしなかったのです。

マーケティングの中で価格の決定は企業が利益を継続的にあげるために非常に重要な意思決定になります。戦略的に適正な価格を設定することが出来れば、買い手は購入意欲を持ち、支払い能力に対する不安を払拭することができます。

この点はブルーオーシャン戦略でも指摘されています。「価格を上手く設定すれば、瞬く間に多くの顧客を獲得できる」と。

レビットのマーケティング近視眼は、1960年代に書かれた論文ですが、マーケティング界に大きな影響を与え、彼の名を世に知らしめました。現在でもマーケティングのテキストとして使われていますので一度、読まれて見てはいかがでしょうか?

biznavi at 22:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月13日

期待値及び分散原理

早嶋です。

確実性と不確実性の続きで、リスクの意思決定についてです。リスクの意思決定とは、ある選択を決定しても、その選択によって起きる結果は確定しておらず、その代わりに、ある結果が起こる確率がわかっている意思決定です。

リスクの意思決定は、起こりうる結果の確率が分かっている場合と分からない場合の2つに分けることができます。どちらの場合でも、検討するときは確立論に基づいて意思決定をする性質を持ち合わせます。そして、リスクの基での意思決定には唯一の正解も存在しないというのが特徴です。

リスクの意思決定の考え方には、「期待値原理」「期待値及び分散原理」「最尤(さいゆう)未来原理」「要求水準原理」の4つがあります。

では、期待値及び分散原理について見て見ましょう。期待値及び分散原理は、期待値に加えてリスクのバランスに応じてどの程度リスクをとるか?というリスクの選好度合いに応じて意思決定する考え方です。

例えば、選択するプロジェクトからの期待利益率が同じであった場合、一方のプロジェクトはバラつきが大きいのに対して、もう一方はバラつきが小さいとします。この場合、バラつきが小さいプロジェクトを選択するでしょう。

例えば、選択するプロジェクトからの期待利益率が多少小さい場合でも、バラつきが小さい方のプロジェクトを選択するかもしれません。

期待値及び分散原理は、上記のように期待値とバラつき(分散のバランス)から代替案を選択します。この考え方はリスク選好によって大きく意思決定が異なる点がポイントであり注意すべき点です。

リスク選好は意思決定者によっても異なるし、状況によっても大きく違います。身近な例で考えて見ましょう。比較的リスクテイクなHさんは独身で自分の可能性を信じて常に高いリスクをおった仕事を行ってきました。しかし、最近、1児のパパとなったHさんは、リスクの高い仕事よりも比較的リスクの低い仕事をより多く行うようになるいました。まさに状況の変化によってリスクの選好度合いが変わった例ですね。

意思決定を行う際に、意思決定者がどの程度のリスク選好を持っているか?を考えることも重要なのです。

biznavi at 18:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年01月12日

休日の数

早嶋です。

近年、連休が多いですね。これも、休日の拡充が経済の活性化につながると言うことで、成人の日、体育の日、海の日、敬老の日などが決まった週の月曜になったおかげでしょう。

では、日本の休日は世界のそれと比較して多いのでしょうか?少ないのでしょうか?Webでいろいろと調べたところ、日本の法廷上の休日は、元日から天皇誕生日まで15日間ありました。この数値を元にざっくり海外の休日と比較したら、仏国11日、米国10日、英国8日と先進国の中では最も多いです。

しかし、海外の人と仕事をしていると、どうも、海外の人の方が休日が多いような気がします。これは、何故でしょうか?おそらく、有給休暇がキーになると思います。日本での有給休暇の年間取得日数は厚生労働省の調べによれば平均で8.8日(02年調べ)、米国13.1日(97年調べ)、英国25日(01年調べ)、仏国25日(92年調べ)と先進国の中で最も少ないのです。実際、ヨーロッパの企業はバケーションという印象で長期間の休暇を取るイメージがありますよね。

上記は有給休暇の付与日数の差異もあるでしょうが、有給休暇の取得率が最も影響すると思います。上記の厚生労働省の資料は、日本だけが有給休暇の取得日数で他の国は付与日数として表記されていたからです。日本では、有給休暇の制度自体があっても、実際に取得する日数が短いというのが現状のようです。一方、他の国での有給休暇の取得率は非常に高いのです。

早嶋も以前の会社に7、8年勤めていましたが、退職するときで消化できなかった有給休暇の日数が20日以上ありました。早嶋は、働きながら長期休暇を取って大学に行っていたにもかかわらずです。となると、やはり日本の企業では有給休暇を取得しにくい雰囲気があるのでしょう。

これが背景で、日本は他の先進国よりも休日を増やしていると考えると国民性をあらわしているな!と感じます。かってな仮説ですが、みんなが一生に休めば、会社を休みやすい。それで休日の数を増やそうじゃないか。有給休暇なんて、どうせほとんどの社員が取らないからね、です。

さて、皆さんは有給休暇、しっかりとってますか?

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2008年01月11日

偶然と確率

早嶋です。

昨日より、春めいた季節ですね。長崎からの帰りの電車の中で年末の出来事を思い出しました。とある食事の席で偶然にも同じ誕生日の人がいたのです。なんとまぁ偶然ってあるものだと思いました。

ふと、どのくらいの確率で同じ誕生日の人がいるのか考えて見たら、以外にも60人集まれば、99%の確率で同じ誕生日の人がいるといえるのです。ただし、この場合の誕生日の一致は○月○日のレベルです。

上記は、誕生日が全て異なる確率をもとに考えれば導き出しやすいです。例えば人が2人いるとします。1人目の誕生日はいつでもいいですね。2人目の人が、はじめの人と誕生日が異なる確率は、364/365です。

つまり、2人の誕生日が異なる確率は、364/365なので、2人の誕生日が同じ確率は次の式になります。

 1−364/365

同様に、人が3人いるとします。3人目の誕生日が最初の2人と異なる確率は、363/365です。これより3人の誕生日が異なる確率は、364/365×363/365となります。よって、3人の中で誕生日が同じ人がいる確率は次の式になります。

 1−364/365×363/365

これを繰り返していくと、10人集まれば同じ誕生日の人がいる確率が12%になり、20人集まれば41%、30人では71%、40人では89%、50人では97%、60人で99%となります。結婚式などで100人も人が集まっていれば、かなり高い確率で同じ誕生日の人が居るということがいえますね。

ちなみに前回は、10人人がいたので、その確率は12%。このように考えたら、そこまで珍しいことでもなかったのでした。

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2008年01月10日

PFI

早嶋です。

本日は長崎でした。10月より3ヶ月間のプロジェクトで進めていたあるリサイクル市場の調査&需要予測のプレゼンでした。関係各社から高く評価を頂き、追加調査の依頼を頂きました。年明けから調子の良いスタートです。関係各社の皆様、ありがとうございました。また、継続的によろしくお願いします。

さて、タイトルのPFI。Private FInance Initiativeの略称で、公共施設の建設や維持管理、運営等を民間の資金や経営ノウハウ等を活用して行おう!という新しい手法です。従来、国や地方公共団体等が直接実施してきた内容を民間の資金、経営ノウハウ等を活用することによって効率的かつ効果的な公共サービスを提供する事業です。

当然、PFIのゴールは、国や地方公共団体の事業コストの削減、そしてより質の高い公共サービスの提供です。国内の動きとしては、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)がH11年7月に制定されました。それを受けて、H12年3月にPFIの理念とその実現方法を示す「基本方針」が、PFI推進委員会の議を経て、内閣総理大臣によって策定され、PFI事業の枠組みが設けられた背景があります。

これまで行政主体で進められた業務が民間に委託される、いわゆるアウトソージングはこれから益々増えていくでしょう。ところで、世界的に見るとこの公共サービスのアウトソーズが進んでいるのは米国ではないでしょうか。

実際、米国での公共サービスは日常生活のあらゆる分野がアウトソーズされています。例えば刑務所運営は何処の州にも見られます(日本ではPFI方式で山口県に美祢社会復帰促進センターが刑務所を運営しています)。中には地域の教育委員会が学校運営そのものを民間に委託しているところもあります。

さらに身近なところではゴミの収集を民間委託しています。複数の民間業者を競り合わせることでごみ収集のサイクル、料金など地域住民にとっても便利な状況が実現していると聞きます。

他には図書館などもあります。こちらは、日本でも導入する自治体が増えて話題になっていますね。長崎でも、今月、長崎市立図書館がオープンしていますが、こちらの施設の建設、管理、運営はPFI方式を導入しています。

公共サービスを民間委託する場合、プラスの面もありますが、マイナスの面は無いでしょうか?例えば先にあげた図書館なんかで考えられるのが追加で揃えていく図書がベストセラーばかりを集めて人気取りをする傾向にならないか?ゴミ収集なんかは、複数の業者が入りこむことによって、住宅地でゴミ収集車による渋滞(考えすぎ?)が起こらないか?などなどです。

今後、確実に民間委託が進む公共サービスに対して、公共サービスの本質を考えながら事業化していくことも必要だと感じました。

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2008年01月09日

エコバッグ

早嶋です。

セカンドライフ。と言っても、リタイア後の人生でもなければ、リンデンラボ社が提供するオンラインサービスでもありません。スイスでは、廃棄される素材を利用したエコバックがいくつか登場しています。

日本でも人気のフライターグ。こちらの本拠点はチューリッヒです。フライターグは、フライターク兄弟が創り出すオリジナルバックブランドで生地はトラックの幌を使用。そして、ベンツやBMWなどの廃車のシートベルトをそのままバックのベルトやストラップに利用し、自転車のインナーチューブが縁取られているバックです。

バックのデザインは、生地の裁断を利用して、もともとのトラック会社のロゴやデザインを上手く利用しています。自転車便のメッセンジャーが良く利用しているので見かけたことがあると思います。

コル.パートは米袋のセカンドライフ。デザイナーはローザンヌ出身のニナ・レバーさん。元ジュエリーデザイナーでしたが、主人の仕事がきっかけでスイスから遠く離れたカンボジアに滞在することに。その地でであったのが米袋。こちらはエコバックと言うことで製造にもこだわっており、利益のみを追求する企業とは組まずにカンボジアのNGOにバック製造を依頼しています。

ニナさんは、エコバックをファッションとして捉えていますが、流行のお洒落を超えて普段着として定着させるように活動し、リサイクルやオーガニック素材を使った商品を世の中に提供しています。

エコバッグがこれだけ注目されているので、多くの企業はノベリティーグッツとして注目しています。こうなると環境問題に対応しているのか、マーケティングとして上手く波に乗っかっているのか少しクエスチョンマークですが、結果的にエコバッグが日常に浸透すれば結果オーライでしょうか。

biznavi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年01月08日

卵1個と大将の気前の良さ

早嶋です。

本日のお昼、会社の1階に在る魚屋さんでの出来事です。こちらのランチメニューは、「アナゴ丼」「海老天丼」「海鮮丼」の3種類。ふと、長田が「海老天を卵でとじてもらえるかな?」と。店の大将、「少し時間がかかりますがいいですよ。」と笑顔で対応。そこで早嶋も便乗。

しばらくすると卵とじの「海老とじ丼」がやってきました。卵の半熟加減が程よくとてもおいしかったです。会計の時、通常の値段より幾分高く払おうと思っていたら「700円でいいですよ」と、大将。卵1つ15円程度だとしてプラス50円から100円は追加かなっと思っていたら「海老天丼」と同じ価格。実にうれしい体験でした。

人の関係は、「気持ちの良い経験:experience」を通じて「好ましい感情:Emotion」をうみ、それが「良好な関係:relationship」を構築するきっかけになり、結果として互いに「好ましい行動:action」を取るといわれます。

これは、満足を経験した顧客がリピートする気持ちに通じるものがありますね。卵1個と大将の気前の良さ。気持ちの良い経験が好ましい感情を生み、その結果、また、行こうとなります。

もし、卵とじが出来ないと言われていたとしても海老天丼の味には満足しているので3ヶ月に1回くらいは通うと思います。しかし、今回の経験によって、ランチに迷ったら1階の魚屋と高いプライオリティになったと思います。これが平均して月に1回としても、年間の売上でも3倍違ってくることになります。

顧客満足度とライフタイムバリュー(LTV)を同時に考えると、サービス業の毎回のやり取りは企業の将来のキャッシュフローに大きく影響し、とても大切だと実感できますね。

何はともあれ、1階の魚屋に感謝。お昼時、ビズ・ナビに来る機会があれば、ぜひ、行ってみてください。

biznavi at 22:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月07日

朝飯前

早嶋です。

最近、「朝飯前」という言葉に面白い解釈をされた方と話す機会がありました。新明解国語辞典によると、朝飯前の意味は、「朝の食事をする前。そんなことは朝飯前だ(=朝食前にも出来るほど、簡単だ)」ですが、その方の解釈は、「朝の食事の前にすると、決して簡単でないことも効率よくささっと済ませることができる」というのです。

つまり、朝の頭の効率のよさについて語っています。朝飯前は、頭の回転が良いため、難しいことでも簡単に片付く。そのため、いかにも簡単そうに見える。それを知らない人が、朝飯前と呼んだのではないか?と。

なるほど、確かに朝は頭の回転がよく、前日に考えていたことが解決していたり、寝る前に考えた内容が間違っていることに気づくなど、朝の頭は何か明快です。知人のデザイナーもクリエイティブな仕事は朝のうちに済ませ、昼は事務的な作業をしています。早嶋も考える仕事は朝起きてから直ぐに取りかかることが多いです。

英語でsleep overと書けば、一晩寝て考える、といった意味になります。考え事は朝になれば自然に浮かぶ、ということを昔の人は知っていたのでしょうか。数学者で著名なガウスもとある数学的な発見に対して、1835年1月23日朝7時、起床前に発見と記した記録が残っています。

中国にも三上(さんじょう)という言葉があります。約1000年ほど前の宋の時代に、欧陽修(おうようしゅう)という学者さんが言った言葉で優れた考えが浮かぶ場所として、馬上、枕上、厠上をあげています。勝手に解釈すると、馬上は通勤中の車や電車の中でしょう。そして厠はトイレ。2番目の枕上は、朝、目を覚ましてから起き上がるまでとすればやはり朝の時間をさしていることになります。

そういえば、アイデアの作り方でもユーレカ(ひらめく瞬間)は朝であることが多いとも書いてありました。

夜更かしして遅くまで仕事をするよりも、朝早く起きて仕事をしたほうが、脳を最大限に活用できるのでしょう。そういえば、大前さんも朝方人間でした。

biznavi at 22:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 感じた事 

2008年01月06日

期待値原理

早嶋です。

正月気分も今日までという方が多いのではないでしょうか?世の中はすでに動いていますね。

確実性と不確実性の続きで、リスクの意思決定についてです。リスクの意思決定とは、ある選択を決定しても、その選択によって起きる結果は確定しておらず、その代わりに、ある結果が起こる確率がわかっている意思決定です。

リスクの意思決定は、起こりうる結果の確率が分かっている場合と分からない場合の2つに分けることができます。どちらの場合でも、検討するときは確立論に基づいて意思決定をする性質を持ち合わせます。そして、リスクの基での意思決定には唯一の正解も存在しないというのが特徴です。

意思決定をするセオリーとしては、どのような選択が最も好ましいのか?という選好によって意思決定を行います。そして、そのときの基準とする考え方には、「期待値原理」「期待値及び分散値原理」「最尤(さいゆう)未来原理」「要求水準原理」の4つがあります。

では、期待値原理について見て見ましょう。期待値原理に基づいた意思決定を行うと、「年末ジャンボ宝くじを買う人は経済人ではない!(合理的な人ではない)」となります。詳しくは、年末ジャンボを参照して下さい。

期待値原理の考え方は、想定しているケースにおいて最も期待値が大きくなる選択肢を意思決定の判断条件として選択する考え方です。

期待値原理を使った弁当屋さんの事例です。たとえば、ある弁当屋さんでは、500円の弁当、600円の弁当、700円の弁当を販売しているとします。この弁当屋さんの平均販売価格は600円です。さて、この計算は正しいでしょうか?
 
 (500+600+700)/3=600

ある日、この弁当屋さんで500円の弁当が120個、600円の弁当が60個、700円の弁当が30個売れたとします。弁当ひとつの平均価格が600円だと、この日の売り上げは126,000円売れたことになり、実際と異なりますね。

 600×(120+60+30)=126,000

となると平均価格はどのように計算すると良いでしょうか?
  
 (500×120+600×60+700×30)/210=557.1

上記のように計算すると、良いですね。これは、実際に売れた弁当の個数を各弁当の価格に掛け合わせ、合計した後、全部の個数で割っています。数学では、実際の個数を掛け合わせることを「重みをつける」と表現するため、上記の計算は「加重平均」と呼びます。上記の式を少し変形してみます。

 500×(120/210)+600×(60/210)+700×(30/120)

このように表記すると、500円の弁当が売れた個数の割合が(120/210)となり、それぞれの弁当が売れる確率を表していることが分かります。したがって、上記の加重平均の式は、弁当の価格(確率変数)にその弁当が売れる確率を掛け合わしたものの合計であることが分かります。この結果こそが期待値となるのです。

したがって、弁当が1つ売れるときの期待値は557.1円なので、平均販売額も557.1円とすることができます。

上記の考え方も期待値原理を用いた考え方です。残りの3つ、」「期待値及び分散値原理」「最尤(さいゆう)未来原理」「要求水準原理」はまた次回、紹介します。


biznavi at 20:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年01月05日

取っ手の向き

早嶋です。

上海-福岡の便は定刻通りでした。

さて、福岡国際空港と上海浦東国際空港。両方の空港に荷物を預けて感じたことですが、福岡国際空港は随分と顧客志向になったものです。というのも、預けた荷物を受け取るベルトコンベアーに並んでいる荷物の全てが、取っ手を外側に向けて置かれていたからです。

ベルトコンベアーの上から自分の荷物を見つけて取るときに、外側に取っ手を向けてあれば、取りやすくなります。浦東についたときは、もちろん、荷物の方向はバラバラで事務的にコンベアーの上に置いた様子でした。乗客が荷物を取る際に、一度、取っ手を探してから取らなければならないので、ワンアクション必要ですよね。

数年前までは、このような変化は感じ取れませんでしたが、国内の空港は何処もそうなのでしょうか?



biznavi at 16:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年01月04日

雇用のあり方

早嶋です。

本日は、上海在住のボンディーズの方々(BOND大学MBAの卒業生)と会って情報交換をかねたお食事会でした。長田さん、田中さん、ありがとうございました!

2008年はオリンピックの年ということで中国全土がオリンピックムードで沸いている中、今年から新しい労働基準法やら税法が開始されるようです。中国進出の外資企業にとってオリンピックよりもエポックメイキングな1年が始まります。

これまでは、人件費が安い!というような理由で中国進出を考えた企業もあったと思いますが、今後は慎重にならざるを得ない状況になるようです。中国企業に対する法人税率は下がるのに、外資企業は引き上げに・・・。雇用体制はガラリと変わる。中国に進出している外資企業はどこも、このようなボヤキが聞こえてきそうです。

労働基準に関しては、去年の6月頃に中国の全国人民代表大会常務委員会で固定期限がない労働契約の締結内容を盛り込んだ労働契約法新法が可決され、今年から施行されます。

労働契約の詳細に関しては、Google等で見てもらえばわかるのですが、要は企業側の法案から労働者側の法案に変更した感じでしょう。改革開放前の中国は大半が国営企業で、労働者の多くは終身雇用に近い雇用形態でした。それが、解放後は民営企業が増え、それと同時に労働条件や雇用体制も民間に委ねられた背景があります。そのため、悪質な雇用体制が随分蔓延していたようです。

今回の法改正は企業の労働基準を国として明確に決め、労働者サイドに有利な法案になっていると関係者にお話を伺いました。ただ、その内容が国際的に見て少しずれている、というのがあり、多くの外資系の企業が今年の労働基準法に困惑させられるという問題が起こるのです。

特に解雇に関して。これまで短期間の契約でOKだったのが、長期的な契約になり、たとえ能力が低くて期待していた仕事をしない人材であっても解雇するのが難しくなるなどが予測されます。

実際は、人件費のみで中国進出を進めた企業は少ないと思いますが、少なからずとも今回の改正は企業のオペレーションに影響を与えるのではないかと感じました。


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2008年01月03日

上海2008

早嶋です。

2008年はオリンピックの年とあって、街のあちらこちらにオリンピック関連の広告が見られます。オリンピック東京オリンピックの時も日本中がオリンピックムードだったのでしょうか?

また、上海では2010年に万博が開催されます。そのせいでしょうか、急ピッチで街並みが整備されている様子が伺えます。上海は、5年前、4年前、去年ときていますが、毎年、街並みがきれいになっている感じを受けます。

上海の街を散策していると、多くの店で人材募集のチラシを目にします。どこのお店も人材不足なのでしょうか?飲食店や雑貨店には明らかに店員が多い気もするのですが、それでも人材募集をしています。不思議です。Job

バスや地下鉄に乗ると、日本と同じように乗客は携帯電話をいじっています。中国でも携帯電話の普及は進んでおり、06年の秋時点で利用者は中国全土で4億3000万人にのぼると記憶しています。上海だけでも1600万人なので、上海市民はほぼ一人に1台の割合で利用していることになります。日本よりもはるかに携帯電話大国なのです。

上海の街を歩いていると歩行者よりも車の方が優先されていることに気がつきます。日本では、横断ほどをを歩行者が渡っていれば、渡り終えてから車が動きますが、上海では歩行者がいたらクラクションを鳴らしながら車が突っ込んできます。まさに、人よりも車が優先なのです。警備

ただ、近年、交通ルールを守らせるために、横断歩道には係員が配備されて信号無視をしないように整備をしています。これは、数年前には見られなかったことなので、近い将来、もう少しルールが守られるようになるかも知れません。

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2008年01月01日

ネット広告

早嶋です。

明けましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いします。

さて、次のような状況を思い浮かべて見てください。スカイプで友人と映画の話をしていたら、パソコン画面上に近隣映画館の上映スケジュールが表示されている。SNSで、話題のDVDの話をしていたら、そのDVDの広告が表示されている。車のことが好きで、頻繁に車に関連するサイトをチェックしていると自然と車関係のバナー広告が増えている。

ネットを使った広告の精度は日々進化しています。スカイプの例は、音声連動型広告。これは、ネット上での会話を音声認識技術で解析し、その内容に適した広告をパソコンに表示する仕組みです。

SNSの例は、すでに多くの企業が実際に行っているので、少し意識すると「ああっ!」と体験することができると思います。検索連動型広告は、検索キーワードに即した内容の広告を表示する仕組みですが、ユーザーが閲覧している文章の内容に応じた広告もすでに表示される仕組みが整いつつあります。

上記はさらに進展して、行動ターゲティング広告として確立されつつあります。冒頭の車の広告がその例です。行動ターゲティング広告は、2000年前後に米国で登場し、徐々に浸透しています。ネット利用者のサイト閲覧履歴や検索履歴からその人の趣味や趣向、傾向を分析して、それに即した内容の広告を表示するのです。

一連の広告に関する動きは、パソコンからケータイに移行しています。パソコンでのネット利用とケータイでのネット利用がケータイの方が割合が大きいから自然の流れですね。

ケータイでは、ユーザーが移動することに注目して、位置情報連動型広告が効果を発揮するでしょう。携帯電話への標準搭載が進むGPS(Global positiong system)を使って、利用者のネットの利用傾向に加え、物理的な位置情報を解析してより精度の高い情報提供や広告配信が可能になるのです。

上記の内容は、一昔前のSF映画で表現されていましたが、テクノロージーの発展によってかなり現実的なモノになっていますね。

これから5日まで上海です。

biznavi at 11:09|PermalinkComments(1)TrackBack(0) マーケティング