2008年03月

2008年03月31日

スイッチングコスト

早嶋です。

先日、父の会社を訪れた帰りの出来事です。父は会社の前の道路を挟んだ斜め前にある駐車場を月極で利用しているのですが、駐車場に着く頃には車がスタンバイしていました。その駐車場は立体駐車場です。通常であれば、顧客が駐車場についてから車をまわしますよね、しかし、その駐車場は違います。

207なぜか?父の会社の電気が消えたのを見て、車を出すだろう!と推測して車を動かしているのです。これは、例えば通りの向こうに父の顔が見えた瞬間にもやはり車を動かしてスタンバイしてくれるそうです。

父の会社は駅前にあり、立体駐車場はいくつかありますが、このようなサービスを提供している駐車場は他には無いでしょう。まさに、スイッチングコストが高い例だといえます。

スイッチングコストは、顧客が現在利用している製品やサービスを仮に他社の製品やサービスに乗り換えた場合に顧客が負担しなければならないコストです。このコストには金銭的なコストの他に心理的なコスト、手間コストなどが組み合わさります。

ウィンドウズのPCからマックのPCを買い換える場合、デザインはマックがいいけどOSに慣れるのが大変そう・・・、といった理由で買換えを控えるのが手間コストです。この場合、スイッチングコストが高いと表現します。仮に、マックのOSもウィンドウズのOSも不自由なく相互に使えるのであれば当然、スイッチングコストは低くなります。

このように、通常、顧客は利益やメリットなどとスイッチングコストの大小を無意識のうちに判断して購買活動を行っています。となれば、継続的に製品やサービスを利用していただきたいのならスイッチングコストが高くなるように努力をする必要があります。一方、買換え需要を狙う企業は、買い換える場合の顧客のスイッチングコストをいかに低くして差し上げるか?がポイントになるでしょう。

駅前の駐車場の例は、父のスイッチングコストを心理的な価値を高めることによって高く維持している例だと言えるでしょう。

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2008年03月30日

adidas RUNNING HELP DESK

早嶋です。

今日は、久々に長崎の実家でのんびりしていました。さて、adidas RUNNING HELP DESKの報告です。実に、素晴らしい体験でした。

レポート記入会場診断結果








まずは、「Running Personal Record〜アディダス・ランニング科学的診断プログラム・カルテ〜(写真左)」に基礎的な情報を記入します。ここでは、結構正確な自己情報(目標タイムやベストタイム、練習の頻度や過去の故障歴等々)を記入する欄がありました。記入後、専門のトレーナーの方(写真中央)からヒアリングをしていただきます。

次にFootscanを使って走行バランスを確認していただきました(写真右)。センサーの上を走りながら、右足、左足と踏みつけていきます。すると、両足の圧力分布がサーモグラフィーのように表示されます。これによって、実際の走行時におけるは知り方の癖や体重移動の推移、負荷のかかり具合、指の使い方などが分かります。

左足と比較して、右足のヒールにインパクトが強いことが分かりました。どうりで、普段から右足のかかとが擦り切れるのが早いわけです。更に、走っているときの体重移動が左足と比較して右足の方がブレがあることも分かりました。

そして、フォーム分析。ジムにあるランニングマシーンの上を普段のトレーニングのスピードで走ります。走っている様子をカメラで撮影します。その後、録画した動画を見ながら走り方の分析を行って頂きました。先ほど、Footscanで確認したとおり、右足の体重移動のブレがフォームにも影響しています。この原因は、右足を着地させてから蹴り出すときにネジレが生じているためでした。普段のトレーニングで少し走りすぎたと感じたときに右ひざの外側に痛みを感じる原因がこれだったのです。

では、このフォームの修正を行うべきか?トレーナー曰く、「無理に強制するのではなく、道具を使い分けましょう!」と。実際は、色々事細かく説明していただきました。短時間でフォームを強制した場合、逆効果が出てかえってフォームが崩れる場合が多いそうです。専門のコーチを付けながら時間をかけると出来るそうですが。そのため、市民ランナーには余り勧めることは無いと。既に、Footscanの結果とフォーム分析の結果、それから的確な説明に信頼度100%です。

最後に、的確なシューズを勧めてもらい、再度フォーム分析を行いました。最適モデルをチョイスしていただき、同様にランニングマシーンを前回と同じスピードで走り、その様子をモニターに表示しながら録画。その後、持参したシューズの動画と比較しながらその様子を見て見ました。「すばらしい!!!!」素人の目でも一目で分かる違いがあります。確かに、選定していただいたシューズを履いた後のフォームは、右足のブレが少なくなっています。走っている感じも足がしっかりホールドされている間隔でシューズの重さも苦になりませんでした。

これまでのシューズの選択は、見た目、値段、軽さでした。走っているときのフォームや自身のクセに対するサポート性や安定性などは意識したことがありません。しかし、決定的な事実(診断結果と分析)を教えていただいた今、このシューズの価値は私にとって特別なモノになったのは言うまでもありません。

ということで、アディダスの虜になっています。因みに、アディダス、2010年にランニングカテゴリでNo.1を目指して活動中とのことです。



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2008年03月29日

確率とビジネス

早嶋です。

明日の長崎の天気予報は、「降水確率90%」です。さて、ここで使われている確率ですが今では当たり前のように使われていますね。この言葉が今のような意味合いで使われたのは17世紀中ごろからです。

確率上記の「今のような意味合い」には3つの側面があります。
1)数学的に正しく扱えること。これは、確率に関する諸条件が数学的に明確に規定されることを意味します。

2)経験科学における確率。この経験科学の代表例が学校のテスト等で良く使われる偏差値です。偏差値を使うことでテストの成績が大きな集団の中でどのように分布するかが分かりましたね。もっと広義な捉え方では、経験側によって将来起こり得る出来事のあたりをつけているという考え方です。これに関しては、統計学者のI・J・グットの言葉が良く当てはまります。「確率論は人類よりはるかに古い」です。不確実性の評価を殆どの生物が経験から学習するという考え方が包括されていますね。

3)日常生活を含めた実践的な決定の場で確率が果たす役割。確率の歴史はフランスの数学者パスカルとフェルマの往復書簡に始まるといわれます。そして、そのきっかけを作ったのは以外にも賭け事。当時フランスの社交界で名を馳せていたシュヴァリエ・ド・メレという賭け事に精通していた人物が、友人のパスカルに賭け事について質問をしたことが確率論のルーツだそうです。

確率は、不確実性を数的に測定する基準といえます。不確実なできごとが発生する可能性に関する確信の強さを伝えるための数字が確率です。不確実な出来事、これはビジネスにおいても個人の人生においても溢れていますね。確率は、それらの不確実性に対して起こり得る確信の強さを数字で示すことが出来るので意思決定のツールとして有用でしょう。

確率は0と1の値の範囲内で、確率が大きいほど、起こりえる出来事(事象)が生起する事に信頼度を持てることになります。例えば0.95の確率は、事象の発生に対する非常に高い信頼度を意味しますし、0.05の確率は、その事象が怒りそうに無いと考えるといった具合です。

日常的には確率についてはあまり厳密に考えていませんが、統計の正解では95%と5%を良く用いています。これは、以前説明した2SDルールとのつながりが密接に関係しています。

確率や統計、高校や大学では習ったけど、ビジネスにおいて役に立つの?と疑問をお持ちの方、今一度、昔の教科書のホコリをはらって読み返してみることをお勧めします。ハードディスクやメモリ容量、CPUの処理能力が極めて安価に性能が向上している世の中、統計と確率はビジネスパーソンの新たな武器になるでしょう。

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2008年03月28日

物より思い出

早嶋です。

今朝、アディダスジャパンから次のような電話がありました。「アディダス・ランニング・ヘルプ・ディスクです。・・・」

help desk実は、明日行われる「足の診断」の事前確認の電話でした。「adidas RUNNING HELP DESK」とは、アディダスジャパンが早嶋の足を診断してくれるという素晴らしいイベントです。先日、天神のアディダスショップに立ち寄った際に、情報を入手し、その場で予約しました。

イベントの内容ですが、フットスキャンと呼ばれるマシーンを使って、個人の走り方のくせや体重移動の推移、負荷のかかり具合から指の使い方までを事細かく診断してくれるのです。その後、的確なシューズの提案をしてもらい、再び走行チェック。ここまでしてもらえれば、たぶん、シューズをその場で買うのでは?と思います。

ところで、これまで全身ナイキで揃えていたので、当然、アディダス・グッツは1つも持っていません。イベントに申し込みするときに、「僕、全身ナイキですが構わないですか?」と。すると店員さん、「もちろん、大丈夫です。普段、走られる格好で診断していただきます」と。なんと寛大な。

しかし、既にその日からアディダスのことが気になっていました。「流石に、全身ナイキはまずいかな・・・。」たまたま、近くのランニング専門店でセールをしていて、ふと立ち寄り、手に取ったアディダスのトレーニングウェアが激安価格、そこでの行動は容易にに想像が付きますね。

個人のブランドロイヤリティは、以外にもろいものだと思いました。これまではナイキ一色だと思っていましたが、場合によってはアディダス全身もありなのではと。この心境の変化は、アディダス・ランニング・ヘルプ・ディスクへの申し込みがきっかけです。そして何よりも店員さんの一言、ナイキでも何でもOK!という気前の良さがストレートに響いたと感じます。

近年、モノが売れない!と嘆く方が多いですが、ヒトはものを求めているのではなく体験や経験を購入しているのです。モノは、その経験や体験を行うための一つの手段にしか過ぎないのです。そのように考えると、アディダスの店員さんの一言も商品の一部で、たぶん、診断後にシューズを購入するであろう消費者の一連の体験の序章だったのではと思います。

既に、何か買う気満々ですが、全身ナイキから全身アディダスの変身もあるかもしれない明日のイベントが楽しみです。

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2008年03月27日

ビジネスと統計

早嶋です。

統計の教科書のはじめに以下のような物語が書いています。

マルコム・フォーブスの話。彼は気球で飛行中に道に迷い、何マイルも漂ったあげくの果てにトウモロコシ畑の真ん中に着陸しました。フォーブスの気球に気づいた男が気球のところまで走ってきました。baloon

そこでフォーブス、「ここが何処なのか教えておくれ」と。男曰く、「そこはトウモロコシ畑のカゴの中だよ」と。フォーブスは「あなたは統計学者ですね?」と尋ねると、男は驚いて、「なぜ分かったの?」と。フォーブス「簡単なことさ、統計学者がくれる情報は簡潔で正確でその上全く使い物にならないからね」と。(参照:American Statistican 44, no.2 May 1990,p122)


統計と言ってもビジネスで活用する統計は、大まかに正しい結論を高い確率で導くことです。このような統計の使い方によって、ビジネスや経済、消費者行動などの分野において、意思決定の制度を高めることができます。また、統計学がビジネスにおいて不可欠なツールであることは、世界のどのビジネス・スクールにおいても統計学はMBAを目指す者の必修科目になっていることからも分かります。

近年、コンピューターの処理能力や記憶能力が向上して膨大なデータが蓄積されるようになりました。そして、そのデータを元にあらゆる分析が盛んになっています。しかし、その根底の考え方や想定される状況、データ分析の限界を理解していないと痛い目を見ることがあるでしょう。

なぜならば、コンピュータの処理能力が向上しても、コンピュータはそのような計算やモデルの問題点についてまではヒントを提供するに留まるからです。このヒントを元に解釈して最終的な意思決定を行うのは人間の仕事です。そのために、統計の知識は不可欠なのです。

biznavi at 23:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年03月26日

顧客の顧客

早嶋です。

Putting the client intereset first.(顧客の利益を優先せよ)。これはマッキンゼー・アンド・カンパニーの価値観で、ベテランであれ新人であれ、徹底させられるそうです。世の中、顧客第一主義といっても顧客の顔は見えにくいので、大いにして自分や自社の利益に基づいた意思決定が行われているように思えます。そこを徹底的に戒めているマッキンゼーは流石だと思います。

end user顧客の話なると、消費財メーカでは実際に製品・サービスを利用するエンドユーザーが想像しやすいです。しかし、多くの企業は直接のエンドユーザーの間に小売企業や中間業者を介在します。そして、エンドユーザーのニーズに応えることと、中間業者のニーズに応えることが相反する場合も生じます。ただ、しかるべき策は、両方のニーズに応えるように努力することだと思います。

また、B2Bの場合、直接その製品やサービスを導入する部門が顧客になります。しかし、T・レビットが半世紀も前から唱えているように顧客の顧客についても考える事が重要です。仮に、B2Bの会社でマーケティングの概念がほぼ無い場合、顧客の顧客にまで目を配る社員は皆無に等しいと想像できます。

そのような企業では、法人の営業パーソンは相手先の直接の顧客に気に入られることのみを考え、顧客の顧客を考える事は無いでしょう。ゴルフや接待を行って仕事関係を継続する事に注力する方も多いですが、顧客の顧客を考えた場合、この行動が全く顧客の顧客のためになっていないことは一目瞭然です。

企業の末端までが顧客の顧客を考えるようになれば、業界を広がったところまで意識が広がるようになり、従来の方法を見直す、或いはイノベートするきっかけになるのではないでしょうか?そして、顧客の顧客、つまり、エンドユーザーにとって独自の価値を提供する事になるかもしれません。

真に顧客第一主義が徹底されれば突出した企業がもっと出てくることでしょう。

biznavi at 22:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月25日

ビジネスモデル

早嶋です。

高齢化社会を迎えるとそれに応じたビジネスが派生します。

例えば、生前計画を提案する葬儀屋さん。シャキシャキ人生を生きている人は臨終の後まで自分でコントロールしたいのでしょう。Googleで「葬式 生前」と入れると、結構出てきます。

another world例えば、相続税を専門に扱う税理士さん。多くの日本人は不動産を所有して他界するケースがあります。故人の不動産所有が多ければ、そしてその評価額が高ければそれなりに相続税を払わなければなりません。しかし、もし国に税金を払いすぎていることが分かったら?取り返したいけど、どうすると良いか?そこで相続を専門に扱う税理士さんが登場です。例えば、1000万円余計に税金を払っていることが証明されるとそっくり戻ってきます。その役割を行った税理士さんに30%〜40%は取られるでしょうが、一応、Win-Winのモデルが成り立ちます。

このようなビジネス、急速に普及すると思います。そうなると、もともとの顧問税理士さんはどのような状況になるか?上記の例では、1000万円手元に残るはずが、色々考えて、されに300万円〜400万円を損失したことになります。もともとの税理士さんがしっかりしてくれていれば、何も考えないでよかったのに・・・。そうです、元税理士さんは訴訟の対象になるのです。実際に訴訟沙汰になるケースは未だ少ないようですが、確実に増えてくるでしょう。

人が他界すると保険金が入ってきます。しかし、保険金は請求してはじめてお金を受け取ることが出来ます。逆を言えば、その権利があったとしても請求されなければお金は手に入らない。そこに目を着けたビジネスがあっても良いと思います。例えば、クレジットカード。お金を持っていれば、クレジットカードの1枚や2枚は保持していることでしょう。仮にその人が亡くなったら、生命保険はともかく、その人が保持しているクレジットカードのことなんか考えないでしょう。

ここに目を着けて、生命保険等、何かあったら請求出来るものを全て一元管理して、他界したタイミングで受取人の代りに一括請求するサービスです。これも、成功報酬といえば怒られますが、保険の受取額からマージンを取れば、Win-Winのモデルが成立しますね。

と考えるとキリが無いのでここら辺で。さて、皆様はどのようなビジネスモデルを思い浮かべましたか?

biznavi at 23:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年03月24日

ガソリン暫定税率

早嶋です。

ガソリンの暫定税率の期限切れが濃厚になってきました。しかし、ガソリンスタンドにとって、思わぬ混乱が生じるのでは無いでしょうか?この混乱の要因を2つ示しましょう。

gas1つ目です。4月1日からガソリンスタンド各社が即座に値下げする対応が難しいと言うことです。

現在の暫定税率は、ガソリン1リットルに対して25円、軽油1リットルに対して17円が課税されています。これが無くなるのですから、ガソリンや軽油はその分安くなりますよね。では、何が問題なのでしょうか?

それは、上記の暫定税率が課税されるタイミングを考えると良く分かります。ガソリン税は製油所から出荷された時点で課税するため3月末までに各ガソリンスタンドが仕入れたガソリンは暫定税率が上乗せされています。この課税方式は、蔵出し課税と呼びます。つまり、4月になって暫定税率が無くなったからといって課税された蔵出し在庫がなくならない限り、ガソリンスタンドは安く提供できないのです。課税分を値下げするのは大変な話ですからね。

簡略化すると、125円/ℓで仕入れたガソリンを100円/ℓで販売するイメージですからね。しかし、一般消費者にとって、そんなことは分かりません。つまり、「ガソリンが安くなってないよ!」と苦情が殺到するのではないでしょうか?

また、大手のガソリン小売店はここぞとばかり、4月1日からガソリン価格を下げて、上記のカラクリを度外視して他の顧客シェアを一時的にでも奪おうとするかも知れません。これが1つ目です。

そして、2つ目の要因。これは、飛込み需要です。3月の今の時期、感覚的にガソリンを入れるのを控えていらっしゃると思います。だって、4月から安くなるのですから。そうです、4月になって急にガソリンスタンドに需要が殺到するのではないか?と言うことです。

新日本石油会長で石油連盟の渡文明会長は、通常、1日当りのガソリン販売量は全国で約15万キロリットルと言っています。これが4月1日には、瞬間的に約200万キロリットル程度に急増するのではないか?と。実に13倍もの需要・・・。

ガソリンスタンド側も3月末の店頭在庫を減らす動きを見せています。3月末に過剰に仕入れると、上記で指摘したカラクリで4月の等分、高いガソリンを販売しなければならないからです。しかし、4月になって大量のガソリンの注文が入ったとしても、タンクローリーの数は限られているので、販売店への配送が間に合わずに、場所によっては品切れや販売規制も予測されます。これが2つ目です。

と言うことで、3月末にとりあえず、高くてもガソリンを満タンにしておいた方が無難でしょうね。

biznavi at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年03月23日

北京オリンピック

早嶋です。

昨日の天気は何処へやら。週末の日曜はいかがお過ごしですか?

オリンピック 2008年北京オリンピックのテーマの1つにグリーンオリンピックがあります。グリーンはグリーンITでもおなじみで、いわゆるエコロジーを指す言葉です。北京ではオリンピック期間中に「環境に優しい、快適な環境」を提供するだけではなく、都市自体を「環境に優しく、生態環境を重視する都市」に変化させる狙いのようです。

楽天リサーチの調査レポート「2008年北京オリンピック・中国環境保護産業」によれば、北京オリンピックの投資総額は現在までに2,800億元、およそ4兆2000万円。中でも環境保護関連産業はそのうちの約4割の1,200億元、およそ1兆8000万円の投資だと言われています。

中国のイメージに大気汚染、環境汚染、水質汚濁は否めません。しかし、オリンピックは今後の中国の環境保護関連産業にとって、きわめて大きな発展チャンスとなるでしょう。また、北京をはじめ中国の人々にとっても環境保護の概念を根付かせるまたとないチャンスです。

環境保護型の建築材料や自動車、電化製品や環境に優しいエネルギー。これらに関連する企業は中国国内外にかかわらず大きなチャンスですね。




biznavi at 21:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年03月22日

スタグフレーション

早嶋です。

GA

本日は、福岡郊外、宗像にあるグローバル・アリーナで施設見学&打合せでした。

ちょうど、2008サニックス杯国際ユースサッカー大会が開催されており、中国選抜U-17、韓国代表U-16、日本代表U-16、東京ベルディユース、鹿児島実業高校、FC東京ユースなど全16チームの精鋭が技を競い合っていました。(※写真は施設の片隅で選手たちがボールと戯れている様子)


さて、紙面でもよく登場するキーワード、スタグフレーション。これは、インフレとリセッション(景気後退)が同時に起こる状況です。通常の概念では、インフレ時にリセッションは起こりません。リセッションならば、逆にインフレになりません。しかし、景気が後退しながら物価も上昇するという矛盾したような現象が同時に起こるのがスタグフレーションです。

過去を見てみると、第一次オイルショックが起きた1970年代。トイレットペーパーや洗剤が陳列棚から姿を消しました。当時は、第4次中東戦争を引き金に原油価格が4倍になり、コスト高から企業の生産能力が低下し、失業率が増え、日本経済は急速に下降、そして戦後初のマイナス成長を経験するというスタグフレーションに陥りました。

では、現在は?ガソリンから小麦粉の価格高騰によって、カップ麺から食パン、牛乳とありとあらゆる日常品の値上げが起こっています。かたや、景気を見てみると株価をはじめとして芳しくありませんね。うーん、まさに、スタグネーション(不況)とインフレーション(物価上昇)が両方起きています。

インフレは通常、好景気にともなる需要拡大のタイミングで起きます。しかし、今回のインフレはコストプッシュインフレで書いたとおり外的な要因が大きいです。例えば、中国・インドに代表される振興国の需要拡大、投機マネーの市場流入、バイオ燃料ブームが引き金となり原油や穀物価格、銅や亜鉛、アルミなどの原料価格が上昇して結果、最終製品の価格がつり上がるのです。

景気のほうを考えると、日常品や食料品価格の上昇で家計簿にも影響が出ていますね。景気の根源である個人消費は頭打ちが続いている、世界経済の牽引役の米国経済はサブプライムショックの今後が見えないまま。

さて、皆さんの肌感覚はいかがでしょうか?

biznavi at 22:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年03月21日

プライベートブランド

早嶋です。

小麦や燃料に代表する原材料の価格高騰によって、食品の値上げが広がっています。例えば日清食品。1月に主力商品のカップヌードルなどの即席めんを値上げ、これに対してさらに再値上げの動きも見せています。例えば山崎製パン。こちらの去年の12月の値上げに続き再値上げの検討をしているようです。

そんな中、流通大手では自主企画商品、いわゆるプライベートブランド(PB)の一斉拡充の動きをとっています。PBと聞いてピンとこなければ、イオングループのトップバリューやダイエーのセービング、西友のグレートバリューなどを思い浮かべてください。それらがPBです。

PBは流通業者が独自に、またはメーカーとタイアップして開発したブランドを指します。PBの特徴は、1)流通業者が販売価格を主体的に決めやすい、2)商圏や店舗の特性に応じた柔軟な商品提供が出来る、などがあります。一方で、在庫リスクはナショナルブランド(NB)よりも高くなる可能性があります。小売自ら販売量や顧客ニーズについても数値管理が必要になるからです。

ただし、総じてNBよりも1〜5割安いPB。イオンは今後1年で食品を700品投入し約3割増、セブン&アイ・ホールディングスは2倍、西友も1.5倍に引き上げる計画です。この動きは、NBにも価格競争の波を引き寄せかねませんね。

日本国内においてPB導入の動きは食品や日用品を中心に何度か見られました。80年代、いち早くダイエーが導入しましたが、このときはまだ、消費者のメーカー志向が強かったため普及していません。そして90年代、今度はナショナルブランドが占める相対的なシェアの下降が確認されています。そして、今。PBの普及が一気に加速しています。

この背景は、1)現在の景気にかかわる消費者の価格志向の高まり、2)技術進歩によって品質が底上げされた、3)大型化、経営統合によって小売店の高所力が向上した、などがあると思います。従来のPBはNBと比較して低価格のみが売りのポイントになっていましたが、十分な品質や機能が備わっている今、消費者はNBに対しての価格プレミアムを支払う意味を感じなくなるでしょう。

原材料の価格高騰によって、PBが広がれば当然、NBも価格の見直し、新しい差別化、消費者が喜んでプレミアム価格を払いたくなる製品カテゴリーの創出などの対策を迫られることになるでしょう。

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2008年03月20日

市民ランナー その2

早嶋です。

本日は、朝一番からパワーブレークファースト、クライアントと今後の戦略を考えていました。

昨日(市民ランナーその1)の続きです。市民ランナーでない方は、マラソンってお金がかかるの?と感じていることでしょう。私も8ヶ月前はそのように感じていました。しかし、消費者行動のAIDMAにもあるように、ひとたび興味(I:インタレスト・興味)がわけば、人の物欲(D:デザイアー・願望)は向上します。

実際、ランニング関連商品は、ハイテク商品から斬新なアイデア商品、クールなデザイングッツまで多岐にわたり優れものが揃っています。そして、一度パンドラの箱を開けて(A:アクション・購買)、財布の紐を緩めようものなら止まりません。

上記は、少し大げさですが、シティマラソンに出場している多くの市民ランナーの装備を見ると良く分かります。本気で走っている人より圧倒的に良い靴、良いウェア、良いグッツ(計測機やセンサー類)を身に着けているものです。

銭湯ランナー」は、都内の銭湯の活気付けに一役買った形になりますが、地方で行っているシティーマラソンは地元にお金を落としてもらうための絶好のチャンスです。その理由を福岡の市民ランナーのペルソナ、昼蔵さんで考えました。

【昼蔵さんのスケルトン】
昼蔵さんは年齢38歳、家族構成はもうすぐ小学生になる女の子ひとりの3人家族。職業はデザイン事務所を営んでおり、モノに対するこだわりは一際激しい。ただ、浪費するタイプではなく、毎回の買い物に対して様々に情報収集をして考えた末に購入する。決して浪費型ではない。趣味はもちろんマラソンですが、家族と過ごす時間をとても貴重に考えているので、マラソン大会のときは家族で移動して応援してもらっている。休日の練習は、娘の自転車を車に乗せて、娘の自転車の練習とマラソンの練習を兼ねるまめな一面もある。


そんな昼蔵さんの住んでいる福岡は、シティマラソンの大会は存在しますが、定期的に参加するには少ないです。これは何処の地方としも当てはまるでしょう。市民ランナーにとって、定期的に大会に出場する事は、自分のモチベーションを維持する事にもつながります。そこで、少し遠くで開催されるシティーマラソンでもエントリーするのです。

となると、昼蔵さんは地方の大会のたびに家族総出で遠征になる。これがポイントです。マラソン大会の応援は、スタートのときとゴールのときくらいで現地に行ってもハーフであればその間の1時間30分、フルであれば3時間程度の時間をもてあますことになります。ランナーは魂を燃やしていますが、応援している方は時間をもてあましています。

そこに商機を見出すのです。

例えば、ハーフやフルマラソンの待ち時間に合わせて地元の観光コースを併設するのはどうでしょうか?きっと、多くの方が参加して地元を満喫することでしょう。

例えば、ランナーが走っているときに地元の食べ物を食べられる催しを行うのはどうでしょうか?その土地に行けば必ずと言っていいほど、地のものを食べたくなるものです。

例えば、ランナーが走っているときに・・・

とマラソン大会のステークホルダー分析(ランナーと家族など、ランナーとの利害関係者を分析すること)をもとに、地元を活性化するためのイベントをあれやこれや考えれば、沢山アイデアが出てくると思います。更に、その場に来ている応援者は、前回の仮説をベースに考えると、比較的可処分所得が高い方です。せっかくだからと購買意欲も高いでしょう。

ランナーにとっても家族や応援してくれる方が楽しく時間を過ごせることならありがたい、「○○マラソンはいいね、私たちも楽しめるし」って言ってくれればしめたもの、来年も行こうねって、自然に誘うことが出来ますからね。

biznavi at 22:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月19日

市民ランナー その1

早嶋です。

本日は、これからBPS。今日はBPS基礎講座3期の最後の講座&卒業式です。

さて、昨日の「銭湯ランナー」のコメントから、市民ランナーの可処分所得は高いのでは?という仮説のもとコメントします。詳細は、「銭湯ランナーとコメント」を参照下さい。

コメントにあった、市民ランナーの所見、早嶋も同感です。なんせ、1)マラソンしたからと言って何の見返りも無い、2)大会に出場するのには逆にお金がかかる、3)練習するには、それなりの機会コストがかかっていてタイムスケジューリングが重要、だからです。

そんな中、誰のためにでもなく黙々と一人でトレーニングをする人は知的レベルや所得レベル以前に、自己実現の欲求レベルが高い方だと感じます。自己実現欲求レベルが高いからこそ、結果的に所得や役職が高い地位にあると考える事もできますね。

この仮説のもと、各スポーツメーカーがランニングに商機を見出していること考えると様々な点で理解できます。ナイキやアディダスなどのビックメーカーがランニングに注力しているのは、東京マラソンから派生したブームではなく、市民ランナーを行っている人の平均給与所得や可処分所得などが他に比べて高いという事実を見出したからではないでしょうか?コメントにあったように、東京マラソンのエントリーシートはある意味、上記の一連の仮説を検証するために十分な材料となるでしょう。ぜひ、公開してもらいたいですね。

biznavi at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月18日

銭湯ランナー

早嶋です。

ランニングが一種のブームになっています。定点観測では、アディダス天神店とナイキショップ福岡店のディスプレイは共にランニング商品を訴求しています。

この火付け役は東京マラソンでしょう。総勢3万3000人余りが都心を駆け抜ける東京マラソン、初回の申し込みが7万7521人に対して、2回目の今回は、15万6012人という数。実に当選確率4.7倍。メディアのあおりも受けて、いい具合にランナーが増殖しています。

このような中、ブームの発信地東京では、マラソンと銭湯を組み合わせた、「銭湯ランナー」と呼ばれる制度がスタートしています。仕事帰りに公衆浴場を更衣室として利用し外苑や芝公園(東京タワー周辺)などランナーに取って聖地のような環境でジョギングを楽しんだ後、公衆浴場に戻り汗を流してサッパリして帰宅する。

これは理にかなった仕組みともいえます。と言うのは人口です。東京はオフィス街が多く、昼と夜の人口に佐があります。例えば港区、H19年8月1日現在で193,035人の人口に対して、昼間人口は837,658人(少し古くH12年10月1日現在)です。これだけの差があるので、仕事帰りにリフレッシュして帰りたいランナーのニーズは顕在しているのです。

港区が進めている制度なので、面白い特権も付いています。例えば、銭湯ランナーの仕組みを5回利用したらお台場海浜マラソンの優先参加枠を獲得できるなどです。銭湯の活性化とコミュニティーの活性化など、いろんな面を総なめにした素敵な制度ですね。

biznavi at 20:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 時事情報 

2008年03月17日

報告会

早嶋です。

本日は長崎です。今年度の後半から県の依頼のもと、長崎の企業が取り組んでいる「廃石工ボードのリサイクル事業」に対して、市場調査の報告と今後の提言を行ってきました。会場は旧長崎水族館、今は長崎総合科学大学のキャンパスになっていました。

水族館後螺旋鯨じゃが








※写真は左側から旧長崎水族館の概観、中央は旧入場券売り場兼螺旋階段、右側は肉じゃがならぬ、鯨じゃが(牛肉の代りに鯨が入っています)

biznavi at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年03月16日

お手伝い理論

早嶋です。

本日は春を感じる1日でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか?早嶋は、第13回くるめ菜の花マラソンに出場してきました。去年の10月に続き2度目の大会出場、前回は10kmで今回はハーフマラソン。無事、完走です。因みにタイムは1時間48分13秒。次のチャレンジは4月の海ノ中道春風マラソン、こちらもハーフです。

上海富裕層」には続きがあります。例えば永谷園が最近中国で展開している即席味噌汁、こちらもお手伝い理論で考えると成功しにくいことが考えられます。上海では家事同様に料理もお手伝いさんが担当するからです。

訴求メッセージが「家事・洗濯・料理などの手間を短縮して時間ができますよ!」と言った日本で通じるメッセージは全くNGなのです。味噌汁の事例では、「あまり美味しくない味噌汁をわざわざ、お手伝いさんの仕事を楽にするために買う必要はあるの?」となるのでしょう。

マーケターとして、文化の違う地域で展開する場合は、実際のステークホルダー分析(その商品に関する利害関係者の状況等の分析)がとっても重要だと思います。

完走

biznavi at 23:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月15日

上海富裕層

早嶋です。

先日、中国にいる友人とやりとりをしていて興味深いお話を伺いましたのでお伝えします。この話自体は、野村総研の緒方氏の講演の中の1コマだそうです。その内容とは、ずばり「中国では高級機能の家庭用品は売れない!」です。

日本の家電メーカーは、市場開拓の一環として、日本で販売好調の高機能洗濯機を中国に持っていけば必ず富裕層に売れる!と信じていました。そこでまず、上海でテストマーケティングを行います。しかし、日本企業は上海の消費者構造が全く見えていなかったのです。

上海富裕層のペルソナ像は、夫婦二人のどちらかか、あるいは両方が共に外資系企業に勤務するマネジメント層です。世帯年収は20万元を超え、子供の面倒は専ら引退した両親が見ています。そしてポイントは、殆どの上海富裕層が家事をお手伝いさんに任せていることです。ここは重要です。

上海のお手伝いさんは、地方出身の出稼ぎ者で賃金は400〜500元/月程度です。これは富裕層の上海人に限りません。多くの上海人は共働きをしており、そのため家事をお手伝いさんに任せるのが一般的なようです。そうなのです。お金を出して高機能洗濯機を買う人と実際に使う人が異なるのです。

上海富裕層のマインドとしては、高機能洗濯機を買っても使うのはお手伝いさん、地方出身の彼ら彼女らに高機能の機械を使いこなせるわけが無い!使えたとしても、すぐに壊すのが関の山、と言った感じなのです。上海富裕層の心の中では、地方出身の田舎者を徹底的に馬鹿にしているそうです。

となれば、初めから上海富裕層は高機能洗濯機のターゲットになり得ないのです。日本を良く知っていてもお隣の消費者構造を理解していなければ理解できないポイントですね。

お手伝いさんを普段から雇っている国は中国に限らず東アジア諸国から中東にかけて割りと沢山あります。このような国々の家庭用品は、そこで育ったマーケターを中心にプロジェクトを組むと上手くいくかもしれないですね。

biznavi at 23:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月14日

デルタ戦略

早嶋です。

昨日は、終日長崎で午前中コンサル1件、午後は長崎中央会で地域資源に関する検討会議、そのままマーケティングのセミナーでした。そして、今日は福岡にて来年度の企業研修を行う企業にて現場のヒアリング、4名の方にインタビューさせていただきました。

ブログ「4つの経済空間」で紹介したように、現在はオールドエコノミーの経済空間とニューエコノミーの経済空間が交じり合い、ある企業はニューエコノミーの存在に気づき戦略を大きく変えています。

過去半世紀の日本ではオペレーション効率の優位性を武器にベストプロダクトを市場に提供し続けてきました。この業績は様々な業界で証明され、日本製の品質と使いやすさは最高!と評判を得ています。

そして、この優位性を維持するために戦略は競争優位を得るための手段だと考えられました。競合他社に対して優位に立つこと、リードする事がビジネスの目的となったかのようにです。

しかし、互いが競合を意識してベンチマークをするようになると、機能や性能に対してある種の模倣行為が行われ、高いレベルでも違いが分かりにくくなりました。つまり、顧客に対して差別化された提供価値を示すことが難しくなったのです。コモディティ化が起こっているのです。提供している企業の製品にコモディティ化が起これば、その先には価格競争が待っていて、ひいては業界全体の利益率が低下します。

この背景にあったのが冒頭に書いたベストプロダクトという製品中心の戦略でした。ここでの主張は、ベストプロダクトは間違った戦略という見解ではなく、ある水準に達すると必ずしもフィットした戦略ではないのではないか?という問題提起です。

経済空間が大きく変化し環境が変われば企業は取るべき戦略を柔軟にフィットさせていかなければならない。近年、このような考え方の基、デルタモデル―ネットワーク時代の戦略フレームワーク">デルタ戦略が脚光を浴びています。興味がある方は、ぜひ、一読を。

biznavi at 20:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年03月13日

経営見習い実習

早嶋です。

お知らせです。

先日、企業研修の打合せをしているとき、RKBの取材がありました。内容は、就職が決まった学生さんが将来を考えるために、福岡県が企画した経営見習い実習に参加するというものです。対象の学生さん、西原さんは、以前、経産省主催のドリームゲート・ビジネスプラン・コンテストで早嶋が講師をさせていただいたときの受講生でした。

上記の内容をRKBのHPで動画を見ることが出来ます。HPの右上の画像をクリックして見て下さい。早嶋も少し映っていました。

biznavi at 07:08|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 会社情報 

2008年03月12日

市場と業界

早嶋です。

経営戦略の3C分析やマーケティングで出てくる市場と業界、こちらの違いについて考察します。

まず、市場とは何か?市場は製品やサービスを購入する可能性を持つ顧客や潜在顧客の集団で成り立っています。そして、個々で言う顧客や潜在顧客は、何らかの問題意識を持っており、その解決策に対して特定のニーズやウォンツを持っていて、彼/彼女らの目的はそのニーズやウォンツを満たすことです。市場の構成要因は「買い手」である顧客であって製品やサービスではありません。

では、業界とは何か?同様に業界の構成要素を見ると、製品やサービス、似通った製品やサービスを提供する「売り手」で構成されます。

市場と業界、単純ではありますが構成要素を「買い手」が「売り手」かで見ることによって分析する視点が違ってくることは言うまでも無いですね。



biznavi at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月11日

時間変更

早嶋です。

昨日、今日は東京でした。昨日は、今年になって初めての公開セミナー。主にメーカー企業の人事部の方々に参加して頂き、企業研修等の提案をさせていただきました。本日は午前中に1件商談、午後に飲料メーカーの方と情報交換、現在羽田です。

さて、本日、JALの飛行機の予定がが急に変更になっていました。たまたま、Webで時間を確認して気づいたので、JALに連絡して時間を変更してもらいましたが、何もしなければ空港で待ちぼうけ状態のところでした。

JALの方には、「変更がよくあるのかどうか?」「顧客に連絡する方法はWeb意外に無いのか?」という質問をしました。JALのマイレージに登録しているので、携帯の番号、携帯のアドレス、電子メールのアドレス等の基本情報はJALが管理しています。連絡する方法はいくらでもあるはずです。

予約時間が変更する事はめったにないようですが、めったに無いことによってプライベートの時間や重要な商談を台無しにする可能性もあるはずです。少なくとも情報が分かった時点で顧客に知らせる努力をするべきではないか?と提案しました。


biznavi at 17:37|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 感じた事 

2008年03月10日

BOSE

早嶋です。

昨日、紹介したBOSEには、メンバーズクラブ「BOSE BUDDY CLUB(BBC)」が存在します。入会資格は、簡単。BOSE製品を購入すると希望者は年会費2000円で会員になれます。気になる、BBCのメンバー特権は、ざっと以下のようなものです。

○会報誌の毎月送付
ボーズ製品に関する最新情報や各界著名人などのインタビュー、会員同士の情報交換、会報誌上でのプレゼントやモニターの案内などが掲載されています。

○オリジナルグッツの割引と通信販売
Tシャツや、キーホルダーなどのオリジナルグッツが会員特別割引で購入できるようです。

○BBC懇親会の参加
全国の主要都市で毎年開催されるBBC懇親会に参加できます。懇親会では新商品の市長やプレゼントがあたるゲーム大会などが行われ会員とBOSE社が蜜に情報交換を行う場です。

○各種イベント
BOSE主催の各種イベントの案内や優待が受けられます。

○モニター販売の実施
新製品などは不定期でモニター販売が行われるそうです。

○BBCありがとうシステム
会報誌への投稿、イベントへの参加・ボーズ商品の紹介に応じてポイントが与えられます。そして、各ポイントの合計を毎年3月に計算してポイントに応じた商品と交換が出来ます。

○エグゼクティブ会員への昇格制度
BBC会員で特定の要件を満たした場合、エグゼクティブ会員に昇格するようです。エグゼクティブ会員には当然、スペシャルな特権があるようです。

いかがですか?BOSEのCRMプログラム。BOSE製品を購入する人はBOSEに対して、強烈なロイヤリティーを持っているか、たまたま購入したかのどちらかだと思います。しかし、一度BOSE製品を利用すると殆どの人がロイヤルカスタマーになると思います。ここで紹介したBBCは、まさにBOSEと顧客を結ぶ完璧なシステム。

BOSEは顧客とコミュニケーションを計ると共に、BOSEオーナー同士が懇親を深める目的でよりライフスタイルを充実して欲しいと考えています。その目的のもと、BBSは1980年より運営されています。80年代、多くの企業は商品を販売することに注力していましたが、今と違って購買後のケアは殆どされていませんでした。そのような時代から購買後の顧客満足までケアし続けるBOSE、技術はもちろんのこと、企業としても素晴らしい会社ですね。

早嶋もBBCに入会しました!

biznavi at 00:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月09日

ウェーブガイドシステム

早嶋です。

週末は、リサーチ作業とデータ分析作業、夜はランニング、とパターン化されていますが、今日は少し変化がありました。Acoustic Wave Music System II。???。これを読んでピンときた方は相当な音響マニアかBOSEおたくですね。

自宅で使っているCDプレイヤーが故障して1年くらいたつでしょうか。i-podやPCをアンプにつないで音楽を聴いていましたが、CDが聞けません。棚に眠っている何百というCDがもったいないと感じながら過ごしていました。

Bose Wave Music Systemは、JALの機内誌や雑誌で見かけていて、記憶にはありましたが、妙に気になりだしたのが、その上位機種の存在を知ってから。なぜがといえば、構造はほぼ同じと言うのに約2倍の価格差があるからです。

百聞は一見に如かずで、通常は店舗に足を運んで試して見るのですが、いかんせん、こちらの商品はダイレクト販売限定商品なのです。雑誌や広告を見る度に、そのなぞは深まるばかりでした。

今日の変化とは、その謎が解けたことです。灯台下暗しとは良く言ったもので、近くの岩田屋の5階に店頭販売していることを知ったのです。早速、行って見て違いを確認しました。スペック上の違いは、次の通り。

Acoustic Wave Music System II
○スピーカーユニット:70mmドライバー×2
○ウーファー:11.5cm×1
○定格出力:総合出力57W(15W+15W:左右中高音、27W:左右低音)
○外形寸法:459(W)×272(H)×189(D)mm
○:質量:6.5kg

Wave Music System
○スピーカーユニット:60mmフルレンジ・ドライバー×2(防磁型)
○最大出力:15W+15W
○外形寸法:368(W)×106(H)×219(D)mm
○質量:3.9kg(本体)

ようはAcoustic Wave Music System II(以下、Acoustic)はデカイ分、また別途うーはーを搭載していて、アンプも独立した設計になっているため低域の音がまるで違うのです。構造はほぼ同じなのに・・・と、からっきし違った理解をしていたのです。

さて、どのような構造かというと一言で言えば、「パイプオルガンを小さな箱で再現してた構造」です。ボーズ博士がパイプオルガンや管楽器の管共鳴の原理に着目して開発しただけあってサイズから想像を絶する余裕のある低域を再現していました。

biznavi at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年03月08日

コスト感覚

早嶋です。

第13回筑後川くるめ菜の花マラソン大会」の受付用はがきが届きました。大会は来週16日、今回はハーフマラソンに挑戦です、なんやかんや忙しい合間にも少しずつ調整しています。

先日、あるメーカーの開発職の方々に対してお話した内容、「コスト感覚をお金に換算しましょう!」です。P/Lを見るときは、売上を見るのも大切ですが、下から見る癖をつけましょう!、とお話しました。

例えば会社の売上に対する営業利益率が2%だったとします。先日の研修も会社の研修でしたので費用は会社負担です。仮に、1人あたりの研修費用が2万円だとすると、この2万円はP/Lでは販売費及び一般管理費で処理されるので営業利益から2万円を減らす要因になっています。

注目する内容は、「営業利益2万円」の意味です。営業利益2万円をこの会社が稼ぐにはいくらの売上を上げる必要があるのか?です。この会社の例で考えると、営業利益率2%なので、実に100万円の売上に相当します。お分かりですね、1日2万円の研修を会社が負担すると言うことは会社にとって100万円の売上を失うことになるのです。もちろん、研修効果がありますので一概に言えませんが、あくまで数字の話で考えています。

働いている側としては、「2万円くらいすぐ決算してくれてもいいのに!」と感じるかもしれませんが、会社からすると100万円の売上に匹敵する価値があるのだろうか?ということです。

会社の利益率を把握しておけば、コスト感覚や経営者の意識が見えてきます。P/Lを下から読む癖、いかがですか?

biznavi at 18:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年03月07日

5)意思決定のツール 統計的に有意

早嶋です。

本日は1日中、データ分析&ドキュメント作成を行っています。オフィスから一歩も外に出ず黙々と・・・。

データ分析や統計情報を読んでいると、「統計的に有意」という言葉が出てきます。何やらプロっぽい言葉だな?と思った方も多々いると思います。しかし、これは前回紹介した2SDルールを理解していれば難しい話ではありません。

統計の専門家が何らかの分析結果を統計的に有意という場合、それば単に、ある予測値が他の数字から2標準偏差以上はなれていると言っているだけです。有意とは、ある観察結果が偶然だけでは起きないだろうという意味を持ちます。2標準偏差以上はなれている、つまりその観測結果は偶然ではないということです。

統計的に有意とは直感的な言葉です。2SDルールの裏を返すと乱数発生する数値は、期待平均値から標準偏差2つ分以上離れている可能は5%しか有りません。推定した値が他の数字から2標準偏差以上離れていたら、それは統計的に有意な差なのです。直感的に考えると、その差が偶然起こったものと考えにくいということです。

2SDルールを理解すると、統計が楽しくなるでしょ?

biznavi at 22:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年03月06日

顔認識

早嶋です。

ブログ「データマイニング」で紹介したように、企業がデータマイニングを取り入れてマーケティングに活用しているシーンが増えています。今回は、顔認識技術とデータマイニングの融合について考えて見ました。

顔認識技術は、デジタル画像から人を自動的に識別するための技術です。セキュリティの要素としては、入室管理時の利用などがあります。先日、ファシリテーションをしに訪問したメーカーの研究所の入り口にもありました。入り口にあるモニタに早嶋の画像が表示され、その後「enter deny!」と表示!入室拒否です・・・。受付の人に入れていただきましたが、びっくりしました。

顔認識ソフトを初めて導入したのは警察と言われています。例えば、米国のスーパーボウルで指名手配を探す、と言う試みです。実際にマサチューセッツ州では、顔認識ソフトを使ってテレビの映像から指名手配中の犯人を特定して逮捕につながった事例があります。また、指名手配中の顔写真と運転免許証のデジタル画像を照合して犯人を探す、なども良く行われています。

これをマーケティングンにとりれると。例えば、スーパーなどに顔認識ソフトを導入します。どのような時間帯に、どのような人、例えば男性か女性か、年齢はいくつぐらいか?などのデータ収集が行えます。また、顔の特徴と特定の商品の売上に相関性があったとしたら、特定の顔の特徴を持った人がカメラの前を通ったら、「○○はいかがですか〜」と効果的に音声等でお勧め商品を紹介する事が可能になるかも知れません。

こうなると映画、マイノリティ・リポートの世界です。主人公のトム・クルーズがショッピングセンターを歩くと、カスタマイズされた電子広告がどこからともなく流れてくる。ここにも顔認識技術が活用されています。これはSFの世界だ!と思うかも知れませんが、人間がイメージできている限り実現されると思います。

顔認識ソフトは、検索という世界でも取り込まれていくでしょう。GoogleはWeb情報のうち文章を検索するのが基本ですが、polarrose.comが行っているように将来は顔の検索も出来るようになるでしょう。polarrose.comは顔の三次元モデルをもとに顔の属性をデータ化して、画像をマッチングする技術を持っています。こうなれば、flickr.comなどにアップされた写真なども何処の誰だか分かってしまう可能性もあるのです。

このようになれば、何でもかんでも分かってしまう世界がやってきますね。誰かが話していますが、文明の便利さを利用するためには、個人の自由度をある程度、提供しなければならないと!

さて、10年後は実現しているでしょうか?

biznavi at 22:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年03月05日

ベジーテ

早嶋です。

アサヒとカゴメのコラボレーション商品、「トマーテ」に続く第二弾として「べジーテ」が3月4日に発売されました。 トマーテ 

トマーテは、アサヒとカゴメのコラボレーションの形!という見方も有りますが、トマーテの開発検討を始めた06年1月頃よりカゴメ側は、「顧客の健康志向への意識と比例して野菜飲料市場が拡大」という機会を認識し、アサヒ側は、「様々な美味しい素材を手軽に楽しみたいという顧客の低アルコール飲料への期待」を機会として認識していました。

ベジーテこの背景のもと、これまでの糖質やカロリーオフを訴求していたアルコール飲料と違った商品が出来ないか?という問題提起があったと思います。そして、注目したのがアルコール飲料にカゴメの野菜飲料技術を使うと言う新しい試み。上記の機会に両社の強み、野菜とアルコールを融合して、全く新しい価値を持った低アルコール飲料を開発させたのでしょう。

 そして、今回のべジーテ。第一弾の開発と並行して進めていたようですが、トマーテの発売によって、野菜を使用した低アルコール飲料という新たなカテゴリ市場が創出しました。そして、徐々に野菜の低アルコール飲料が市場に浸透し始めたこの時期、すかさず第二段。やってくれました!

パッケージもネーミングもトマーテのシリーズ感を大切にしたのでしょう。実に分かりやすいです。関係者にお話を伺ったところ、べジーテはトマーテの卸店への出荷実績を大幅に上回っているそうです。出だし好調のようです。CMも前回同様、ドリカムを起用して認知度を一気に高める作戦です。アサヒもカゴメも新商品のプロモーションは実に見事ですね。

このコラボレーション商品、既に第三弾、第四弾の開発も進んでいるとか。トマト、野菜とくれば、次は何がくるでしょう?カゴメの飲料ラインアップは、「トマトジュース」「野菜ジュース」「フルーツジュース」「乳酸菌飲料・ヨーグルト」「大豆飲料・黒酢飲料」「六条麦茶」「バラエティ飲料」です。すると第三弾は、フルーツ?ネーミングはフルーテか。第四弾はヨーグルトでヨーグルテ?大豆を使ったマメーテや黒酢を使ったビネガーテもありでしょうか。 

biznavi at 12:27|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 時事情報 

2008年03月04日

イノベーションと発明

早嶋です。

今朝は、福岡を代表する老舗企業でファシリテーション研修を行ってきました。参加者の方々、お疲れ様でした!


さて、「発明」と聞けば、どのようなイメージを抱きますか?また、同様に「イノベーション」ではどうですか?イノベーションと発明、違いは何だと思いますか?

発明と聞けば、私はエジソンを思いつきます。そしてエジソンが開発した電球や蓄音機はまさしく発明です。また、フォードが流れ作業によって自動車製造ラインを完成させたケースも発明だとおもいます。知的財産でいう発明は、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」、と表現され、国語辞典では、「世になかった新しいものを、考え出したり作り出したりすること」と表現されます。

では、イノベーションとは?「アイデアとイノベーション」では、イノベーションは、「アイデアを具現化すること」と書きました。更に付け加えると、イノベーションは新しい技術の発明に留まらず、理屈だけではなく直感に基づく活用方法、商品化、機能拡張、既存技術などの組み合わせを含みます。

そして、最も重要だと感じることは、企業が見て何がどうなった!ということではなく、顧客から見てどれだけ価値が飛躍したのか!ということです。このように考えるとイノベーションは、人々の生活に密着して、暮らしをもっと豊かにする製品やサービスを開発することで顧客が感じる価値を引き上げるアプローチだと考える事ができます。

もうひとつ、上記にビジネスの要素を取り込むと、イノベーションは便利で実用性があり顧客が欲しくなる製品やサービスを開発するアプローチに留まらず、市場性や収益性もキッチリと追求する必要があります。

発明は一人の天才によって生み出されるのに対して、イノベーションは個人或いはチームが更なる発展や飛躍を目指した結果と言うことができます。発明は、どちらかと言えば、プロダクトオリエント的な発想で、イノベーションは顧客にフォーカスしたところで生まれます。

例えばスターバックスはコーヒーを発明したわけではなく、コーヒーを飲む体験をイノベートしています。例えばi-Podは圧縮デジタル音声フォーマット商品を発明したわけではなく、スタイリッシュに音楽を持ち歩くスタイルを井のベーとしています。

何となくを数式で表現すると、(イノベーション)>(発明)、このようになるでしょうか?

biznavi at 23:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年03月03日

4)意思決定のツール 2SD

早嶋です。

本日は、長崎で商談を1件済ませ、その足で長崎県中小企業団体中央会へ。マーケティングのセミナーを終了後、再び福岡に。長崎も福岡も黄色い空で雨が大変なことになっていましたね。

バラつきの概念を表現する有効な値として標準偏差の説明をしました。

今回は標準偏差は結局のところ、分布の広がり具合を示す実に直感的な数値だと言うことをお話します。そして、そのルールは2SDと理解すると良いでしょう。すなわち、「正規分布する変数が、平均値から正負を問わず2標準偏差内にある確率は95%である。」です。

実に単純なルールですが統計においてパワフルな理解が得られます。例えば、知能指数(IQ)の平均値が100、標準偏差が15の場合、次のように言い換えられるのです。95%の人のIQは70から130の間にある!2SDルールに従うと、(100−2×15)から(100+2×15)ないにある確率は95%である!ということを言い換えたメッセージです。

平均値と標準偏差が与えられたとき、2SDルールを使うことによって標準偏差の数字を直感的に分かりやすい数字の幅と確率に置き換えることが出来るのです。つまり、ほとんどの人(95%)のIQは、70から130の間にある、と。

さて、このルールを知っていれば、例えば成人男性の身長とその標準偏差を直感と2SDルールを駆使して予測することも可能です。上記の数値を予測するには、2種類の数値、すなわち平均身長と標準偏差を予測する必要があります。平均身長と標準偏差、どのように推定しますか?

いきなり、平均や標準偏差を考えないで95%の成人男性の身長はどのくらいの範囲にあるだろうか?と考えて見て下さい。平均や標準偏差にとらわれないで、寧ろお忘れてしまって、自身の経験と知識から考えます。

150cmから180cmの間と答えたとしましょう。これは言い換えると、165cm±15cmという事ができます。ここに2SDルールを適用すると、平均は165cm程度で、標準偏差は7.5程度と推測できるのです。もちろん大雑把な推測ですが、本当の標準偏差が1cmとか20cmということは有り得ないということは自信を持っていえますね。

2SDルール、いかがですか?強力なツールでしょ。

momo ※写真は桃カステラです。長崎では3月3日に桃カステラを食べる習慣があります。

biznavi at 22:35|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 意思決定 

2008年03月02日

知識

早嶋です。

「知識は新たな世界経済を形成する主な資源で、この生産性が経済活動の要になるだろう。また、知識は企業の最も大事な生産資源である。」ピーター・ドラッカーは40年以上も前に上記のような言葉を発しています。

ナレッジマネジメントという言葉が企業で浸透しているのも、知識の重要性が認知されているからだと感じます。特に、欧米ではナレッジマネジメントによって大きな成果を上げている企業も多く、会社全体としての取り組みとなっています。中には、CKO(Chief Knowledge Officer)を副社長や上級役員が兼任して明確にナレッジの共有・創造の監視を行う企業もあります。

知識が注目される前は、リエンジニアリングが注目されていました。しかし、無駄を省くということに注力したリエンジニアリングは企業を急成長へと導くことはありませんでした。対極に、知識を創出してイノベーションを起こした企業は競争優位を保て成長を続けています。この点、イノベーションを沸き起こす原動力である知識は前向きな側面を持っているのです。

「社員一人ひとりの知識を的確に捉え、蓄え、有効活用できるような企業が21世紀に成功する。知識は我々の通貨である。」このような表現を残したのはHPの元社長であるルイス・E・プラット氏であす。

「うちは、中小企業だから社員に大した人材はいない」と考えないで、個の知識を終結して有効活用する事を考えるとプラスの側面を利用できます。更に、企業にとっての個の知は、社員のほかに顧客、サプライヤーの知も取り込むことができます。企業に流れる知識を通貨と捉え、その通貨を蓄え有効活用することによってイノベーションを起こす原動力をつけることが出来ないか?このように考え方を転換した方がよさそうですね。

biznavi at 21:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事