2008年11月

2008年11月30日

プチ贅沢商品

早嶋です。

経済低迷が続く中、消費者の気持ちとしては、日常生活の中において気持ちの面では贅沢でもしたいもの。おそらく、このような心理状態を多く抱かれる方が多いのでしょう。

格差社会が社会現象になり所得の二極化に伴って消費スタイルが二極化する。だからと言って全て安いもの、ワンランク質を落としたものでは、気持ちも満たされない・・・。そこで近年、手の届くプチ贅沢商品が脚光を浴びています。

ultimateこだわり消費としても注目されていましたが、少し現象としては別と捉えることが出来そうです。例えば、ラーメン。普段食べるとしたら、500円程度ですが、1000円程度のラーメンが良く売れています。例えば、ハンバーガー。普段食べるとしたら200円程度ですが、500円から1000円のハンバーガーが売り切れています。例えば、キャラメル。1つ20円から100円程度のものが、300円から500円するキャラメルが売れています。例えば、もやし。1袋30円程度のものが50円から100円で売られています。

上記の価格帯は、通常の常識で判断すると2倍から3倍の価格。しかし、元々の価格が高いものではないので、手が届かない価格ではない。例えば、非日常を体験したいけど、そんなにお金が出せないとき。友人の家にプレゼントを持って行きたいけど、そこまでお金をかけられないとき。上記のような価格帯の商品を利用することで気持ちは満たされるのではないでしょうか?

上記の商品をプチ贅沢商品と名前をつけたとき、プチ贅沢商品になりえるのは、1)元々の単価が安い商品、2)庶民にとって高級品というイメージが少ない商品、3)価格を2倍から3倍に引き上げたとしても、買うことが出来ない価格帯ではない、商品です。

身の回りにプチ贅沢商品としてなりえるもの、上記を考えると様々にありますね。

biznavi at 22:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月29日

アドバイスする

長田です。

業務の遂行の支援をする上で、或いは部下の成長を支援する上で、アドバイス
をする機会は多いと言えます。多くの企業でOJTの中にアドバイザー制度を
設けて、先輩が後輩の面倒を見るという仕組みを持っています。このような場
合、明らかにアドバイスを与えることが期待されていることは間違いないで
しょう。適切なタイミングで適切なアドバイスをするということは、業務の遂
行を支援する上でも部下や後輩の成長を支援する上でも非常に重要な意味を持
つものと思います。

大切なことは二つあります。一つは「適切なタイミング」で「適切な内容」に
ついてアドバイスするということで、これが非常に難しいところです。適切な
タイミングというのは、相手にとって適切であるということです、決して支援
する側にとってではありません。適切なアドバイスも同様、相手にとって適切
なタイミングでなければなりません。もう一つは決して押し付けないことで
す、そのアドバイスを受け入れるかどうかは、相手が決めることです。

適切なタイミングとは相手が「教えて欲しい」と思っている時です。「教えて
やりたい」、「もっといい方法がある」と思ったら、「良い方法を知っている
けど教えようか?」ときいてみてください。「適切な内容とは、相手が「知り
たい」と思っている事柄です。「今ききたいかい?」と尋ねてみてください。
声をかけるにもタイミングが必要です、相手をよく観察してください。ここぞ
と言う時にかけてもらえる声はまさに「天の助け」です。欲しくもないとき
に、欲しくもないものを押し付けられるのは「迷惑」「おせっかい」です、ア
ドバイスも同じです。

biznavi at 17:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コーチング 

2008年11月28日

BPS懇親会

早嶋です。

本日は、BPSの懇親会でした。お蔭様でBPSも4期を迎えました。来年は、BPSの5期、リーダーコースと開催を予定しますので、今後ともよろしくお願いします。

本日はお疲れ様でした。

biznavi at 23:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年11月27日

全責任我に有り

早嶋です。

昨日の続きで、佐々氏の講演内容に関してコメントです。

講演の中で度々協調していたことがもう一つありました。それは、「全責任我に有り」です。コンプライアンスの処理に対しての最善の策だと話されていました。

事実であれば非を認めなさいということです。そして、できる限り早い段階で誤りを認めるのです。「いや、それは部下がやったことで、私には責任は無い・・・」などと組織のトップがとったらどうでしょう。ちょっとしたことであっても社会的に徹底的に追及されてしまうかもしれません。それよりも、「全責任我に有り」と認めて謝るのです。

もちろん、開き直るという意味ではありません。責任を取るために事実関係を把握して対策を考え対策を打つ。そして、迷惑をかけた方々にはトップとして釈明して態度を表明する。やめろ!といわれても、経営者は「やめません」と言えばいい。私の仕事は上記の内容を行ってから私で決めます、あるいは、株主総会で採決されることです、と。理にかなっていますね。

zen佐々氏はコンプライアンスの違約として「ありとあらゆる組織に対する有害な行為から組織を守ること」と表現されていました。法令遵守の表現では勘違いをおこすからです。そして、「全責任我に有り」はまさにそれを具現化する方法です。

そう、これは中国禅界の巨匠である雲門文偃(うんもんぶんえん)から来ています。すなわち、どんなに大力量の人であっても風邪を引けば倒れる、と。組織のトップの人間は組織のボトムにいる人間が風邪を引けば倒れると。つまり、部下の如何によってはどのような力量を持っている経営者といえども倒れることがある。従って、「すべて私の責任です。お詫び申し上げます。」が必要になるのです。堂々と謝ることで先を見るのです。

一国の安全を守り続けた佐々氏の講演、非常に学びが多いものでした。

biznavi at 00:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年11月26日

悪い本当の事実を報告せよ

早嶋です。

本日は、初代内閣安全保障室長である佐々淳行氏の講演会に参加してきました。講演のタイトルは「国際化時代の危機管理」です。

佐々淳行キー・メッセージは、コンプライアンスに対応するためにも、経営者は「企業に対して良からぬ情報こそ、迅速にトップにあがる仕組みを構築すること」でした。コンプライアンスの対応の不備の原因の多くは、組織に何か変化が起こった時に、そのことをトップが知らないことにある、と話されていました。

この原因は、良からぬ情報を提供した部下がいたときに、その人を褒めずに叱ることです。例えば悪さをした子供にその理由を聞いて、再び怒ったとします。すると、その子供は二度と何か事を起こした時に親に報告をすることを怠るでしょう。これは企業の組織でも同じです。勇気を出して報告したにも関わらず、その件で部下を叱咤したのでは、伝わるはずの情報も伝わらなくなります。

「悪い情報を迅速に報告した部下を褒め、悪い情報を報告しない部下を罰せる必要がある」、これはッティラ王の言葉で、「究極のリーダーシップ」に記されています。また、ナポレオンも言葉を残しています。「良い報告は翌朝に、悪い報告は即刻起こせ」と。

悪い出来事に対してはトップがその事実をいち早く知ることです。それは、対処するためにリードタイムを稼ぐことができるからです。しかし、中には悪い情報を伝えたら怒られるという組織風土が万延して、情報が伝達されないままになるのです。もちろん、これは経営者に責任がありますね。

話の中で、コンプライアンスの在り方について後藤田五訓を話されていました。

1:省益を忘れ、国益を想え
2:悪い本当の事実を報告せよ
3:勇気を以て意見具申せよ
4:自分の仕事でないと言う勿れ
5:決定が下ったら従い、命令は実行せよ


この後藤田五訓は、当時中曽根内閣の官房長官であった後藤田氏が、創設された内閣官房6室制度発足の場で、部下である内閣内政審議室、内閣外政審議室、内閣安全保障室、内閣広報官室、内閣情報調査室の各室長等に対して与えた訓示の内容です。

しかし、組織のトップに立つ身としてはどのような状況においてでも当てはまると佐々氏は解説します。

1:省益を忘れ、国益を想え
常に組織として部分最適で物事を考えるのではなく、全体最適で物事を考える重要性です。そのためにも縦の組織に横穴をあけることが経営者の大切な役目になります。

2:悪い本当の事実を報告せよ
先に述べた内容です。

3:勇気を以て意見具申せよ
経営者は全てを把握しているわけではありません。従って緊急を要する時こそ部下が意見具申できるように日ごろから関係構築をする必要があります。部下が、「私が社長の立場だったら、具体的に〜します。」と行動につながる意見具申をしてもらうのです。そして、その内容が採用する場合は、その部下を最後まで連れて行けと。

4:自分の仕事でないと言う勿れ
まさに危機的な状況に社長に報告するのは俺ではない!というようなことを部下がたらいまわしにしていればそれこそリードタイムが短縮されるだけです。日ごろから、部下との関係構築を行い、私がします!と進んで仕事を引き受ける組織風土を作る必要が大切です。

5:決定が下ったら従い、命令は実行せよ
特に危機的な状況においては決定事項には組織を従わせる必要があります。もし、反対するものがいたら、その場合は組織から外す決断が重要です。腐ったリンゴは箱から出せ。反対者がいたらそれだけで組織の士気が低下しコントロールが利かなくなるのです。そして、決定事項は経営者が必ず命令という形で素早く出すこと。特に佐々氏は強調していました。決定事項は組織が行動に移すと考えていたのでは甘い。必ず命令を下さなければ組織は行動に移さないからです。

明日に続く・・・

biznavi at 21:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年11月25日

円高

早嶋です。

本日はオーストラリア領事館で勤務している友人とランチをしながら情報交換をしていました。どうもお疲れ様でした!

その中で如実に感じたのがやはり昨今の急激な円高です。

bond uniたとえば、早嶋が卒業したボンド大学に今のタイミングで再び入学したとしたら、4割引の価格で授業が受けられます。ざっくり前期の授業料が2万ドル程度でしたので、これまで200万円かかっていた費用が、ここ3か月の急激な円高によって120万円で済むことになるのです。

逆に、豪ドルで支払ってもらい、日本で商売をしていた企業にとっては急に4割引きの値段で対応しなければならなくなります。通常は、損益分岐を超えて、利益をだすどことか赤字覚悟の数字ですよね。実際、豪州の企業が日本でイベントをする場合、支払は豪ドル。そして、その金額を受け取って準備を進める日本法人に取っては逆ザヤになるわけです。

ここまで、短期間での為替変動が起こると、予算取りができないし、対応の準備が間に合わないので、大きな打撃を受けている企業が続出しているということは容易に想像がつきますね。

biznavi at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年11月24日

Wii

早嶋です。

ブログ「Wii」でもコメントしましたが、PS3について掘り下げてみます。

wiiご存知の通り、任天堂のWiiはPS3のように高度なグラフィック処理が出来る高性能プロセッサや次世代の記憶媒体といわれたブルーレイディスクなどの最新の技術を満載しているわけではありません。WiiはPS3が追求した究極の技術を追い求めたのではなく、新しいゲームのあり方を追い求めました。そして、その新しいあり方は本来の目的である「楽しさ」だったのです。

その特徴はコントローラーに垣間見ることができます。テレビリモコンのような形で、このリモコンを握って振ってゲームを楽しむことができます。テニスゲームでは、リモコンがラケットの役割になります。従来のゲームは複雑なボタン操作を駆使してゲームを展開していました。しかし、Wiiは直感的な操作と動きでゲームを展開することが出来るので「楽しさ」に注力することが出来やすいのです。

では、任天堂は何を行ったのでしょううか?

それは、ゲーム業界のこれまでの顧客をセグメンテーションしなおして、新しいセグメントを切り開いたのです。これはDSも然りです。DSも、これまでゲームを利用しなかった世代や層に対して爆発的なヒットを飛ばしていますね。つまり、脱ゲームマニアというセグメンテーションです。

従来のゲームは機能がどんどん複雑になり、スペックがどんどん向上して、ついにはゲームマニア以外の人間には、どうやらオーバースペック気味だったのではないでしょうか?それがゆえに、マスの顧客層が嫌気を感じていた。そこに従来のゲームにも親しみを覚えなかったノン・カスタマー層を開拓したのです。

任天堂がノン・カスタマー層を開拓するために注目した点は、その方々が思っていた困った点です。それは、「操作が複雑」「ゲームが複雑」でした。その問題点を解決したのがDSのタッチペンによる簡単操作や、脳トレなど誰もがわかりやすく楽しめるコンテンツでした。DSでノン・カスタマー層を取り込み、次はWiiを市場に投入。マニア向けのゲームから大衆向けにセグメントされた商品を市場にだしたのです。

そう、Wiiのバリュー・プロポジションは、一人でも大勢でも気軽に楽しめるゲーム機だったのです。

biznavi at 19:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月23日

セグメンテーション

早嶋です。

ブログ「セグメンテーション」に続いて時間軸のセグメントについてコメントします。

朝のひと時時間軸でのセグメンテーションと聞いて、「ワンダモーニングショット」を連想する方は多いと思います。ワンダは意外な切り口でシェア争いの激しい缶コーヒーでヒットを飛ばしている商品です。

ワンダの登場は02年10月。朝専用の缶コーヒーとしてそのポジションを不動のものにしています。そして、6年経った今でもそのポジションはぶれることなく消費者にすっかり浸透していますね。

ワンダの原料は香りとコクが深いアラビカ種の新豆100%を使用しています。そして、独自開発でコーヒーの豊な香りを逃がさない工夫をされた製法や渋みを抑えてキレ味を実現するモーニングロースト製法を採用するなど缶コーヒーそのもののこだわりも隠されています。

しかし、成功の要因は商品そのものに加えて絶妙なセグメンテーションです。セグメンテーション 銑でコメントしたとおり、その軸としては性別や年齢などの人口特性、住居地や勤務地などの地理的特性、購買量や行動スタイルなどの購買特性、などがあります。

ワンダが時間軸でのセグメントを行う前は、20代男性など年齢や性別によるセグメンテーションが主流でした。ワンダが朝という時間軸に着目した理由は明確な市場分析によるものでした。例えば、現代のビジネスパーソンの8割は朝型生活を希望している、朝の必需品は「ネット」「メール」「缶コーヒー」などが浮き彫りになっていました。更に、実際に缶コーヒーを飲むビジネスパーソンに絞って調査をしたところ、朝に缶コーヒーを飲む人が4割もいたのです。つまり、朝の需要は明らかだったのです。

そこで、激戦区といえどもぽっかりと明いた朝の市場に乗り出してあたかもブルーオーシャンを構築したのです。

biznavi at 18:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月22日

20世紀VS21世紀

早嶋です。

企業の経営者やボードメンバーと経営戦略を考える際に20世紀の日本と21世紀の日本のおかれた環境の違いについて議論することが多くあります。

VSかつての日本は欧米主導の製品やサービスに追いつけ追い越せのモデルで明確なお手本がありました。伝統的か、日本は海外から学び工夫して改良するのが得意な国。日本に初めて鉄砲が伝来して、その仕組みを応用した種子島(鉄砲の名前)の進化は有名です。海外で発明・発売された製品やサービスを模倣して、品質の向上やコスト削減により国内の市場を創り上げ、それをレバレッジに海外への展開を図って成長した企業は多く存在します。

この時代背景のまま、現在のビジネスを手がけていれば大変なことになる!という事は容易に想像がつくことですが、その時流に乗って経営を続けている人々にとっては、時には見えない場合があるようです。そこで、あえて20世紀と21世紀の違いを比較する議論を行うのです。

よく出る20世紀と21世紀のビジネス環境の変化は次のようなものがあります。

●海外に模倣する製品やサービスが多く存在していた。
 ⇒製品やサービスのコンセプトを自ら創造しなければならない。
●顧客が誰か?どのようなものを求めているのか?は海外の事例を見れば明らかであった。
 ⇒見えない顧客を明らかにしてニーズを明らかにしなければならない。
●品質やコストで十分戦える競争力があった。
 ⇒新興国の出現により、コストや品質は差異化の決め手とはなりにくい。
●食っていける大きな規模の国内市場が安泰だった。
 ⇒最早、国内市場は安泰とはいえない。

これらの理由は、大前さんが述べられているように、4つの経済空間の出現があると思います。また、ダニエルピンク氏が述べているコンセプトの重要性も理解できます。

企業規模の大小に関わらず、誰がなんと言おうと今は大きな転換期です。、過去の経験や成功体験が将来のビジネスに活用できない、或いはしにくい。世界第2位の経済大国で成功すれば、海外へ積極的に出て行くことをしないでも企業は安泰でした。しかし、今は海外の企業が国内に参入している現実もあり、安泰のパイさえも取り合い状態。4つの経済空間の発展は機会であり脅威なのです。

biznavi at 23:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年11月21日

サラリーマンの小遣い調査

早嶋です。

昼食本年度もGEマネーが調査している「サラリーマンの小遣い調査」の結果が出ました。同社は同様の調査を1979年から行っており今回で30周年を迎えるすばらしい調査報告です。

早速、気になる本年度のサラリーマンの平均小遣い額ですが、46,300円です。去年の48,800円と比較して今年は2,500円低下しています。

1979年の調査開始当時、サラリーマンの平均小遣いは30,600円でした。そして、日経平均株価が市場最高値である38,916円をマークしたバブル絶頂期の1989年の翌年、平均小遣い額は76,000円まで倍増。それから平均株価の低下と共にサラリーマンの平均小遣いも低下していきます。

このようにサラリーマンの平均小遣いと日経平均株価の関係には緩やかな相関がみられます。グラフから見ても分かるように、株価の低下とともに2004年までは平均小遣い額も低下していき、調査以来の最低額、38,300円をマークした後再び回復基調でした。しかし、その回復も4年でストップし、今回の46,300円となったのです。

同調査では、サラリーマンの昼食代の調査も行われています。今年のサラリーマンの平均昼食代は570円。07年が590円だったのに対して、20円減少。2001年から減少傾向にあることが分かります。

過去の平均昼食代
 2007年=590円
 2006年=650円
 2005年=660円
 2004年=650円
 2003年=670円
 2002年=690円
 2001年=710円

さて、世の中の経済環境を支えるサラリーマンはしっかりと昼食をとっているのでしょうか?近年、コンビニの弁当はワンコイン(500円)で買える価格設定がボリュームゾーンですが、仮に、弁当(500円)と缶ジュース(120円)を購入すると、620円となり、足が出てしまう数字なのです。570円という数字、結構厳しいラインなのですね。

マクドナルドで見て見ましょう。近年、マクドナルドは地域によって金額を変動していますので、全国平均値は見れませんが、私の好きなベーコンレタスバーのセット(ポテトM+ドリンクM)で最も高い地域:620円、最も安い地域:570円。高い地域では、最早マックでの昼食も躊躇してしまう金額なのです。

吉野家で見てみましょう。吉野家の定番メニューの牛丼並盛:380円、牛丼大盛:480円、牛丼特盛:630円。吉野家であれば、大盛までは毎日食べても大丈夫ですね。改めて吉野家のコストリーダーシップ戦略は優れものだと感じます。

株価の連動とサラリーマンの平均小遣い額に相関があるとすると、ここ数年は570円かそれ以下のペースで推移するのでしょうね。サラリーマンの懐度合い、しばらくは寂しそうですね。

biznavi at 17:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年11月20日

信頼を築く

長田です。

11月04日、アメリカ大統領選でオバマ氏が勝利しましたが、アメリカ史上初の黒人大統領の誕生という歴史的な出来事でした。1月にワシントンで行われる就任式には、史上最高の300万人の参列が予想されていますが、そこにもオバマ氏の人気の程がうかがわれます。

選挙のニュースを見ていて、彼を評した言葉で印象的なものが二つありました。“Empathy”と言葉と“Stability”という表現です。この二つの言葉が、彼が多くの国民の支持を得る上で重要な意味を持ったと言われていますが、日常の人間関係においても同じことが言えるのではないかと思います。

まずは“Empathy(エンパシー)”、辞書によると“他人の感情や問題を理解する能力”とあります。自分の立場や考えをわきに置いて、相手を思いやることと言えますが、それが“この人なら分かってくれる、分かってもらえる”という安心感につながるというのです。

もう一つは“Stability(スタビリティ)”、辞書によると“状況が一定していて変わらないこと”とあります。予備選と本選を通して激しい個人攻撃にさらされましたが、オバマ氏は決して感情的に反撃することはなく、常に冷静に自分の主張を繰り返していました。

彼の弱みは外交経験のなさと言われました、しかし選挙を通して彼の姿勢を見た人たちは、“経験はなくても彼ならどんな場面でも冷静かつ的確に対応してくれる”という期待を抱いたのです。それだけではないでしょうが、大きな要素であったことは間違いありません。

日常の人間関係、会社内の上司と部下の関係においても同じですね、“この人になら分かってもらえる、この人なら安心だ”と部下が感じた時に、“その人について行きたい”という気持ちにさせるのではないでしょうか。

上司たるもの、自分の立場や考えだけにとらわれずに部下の気持ちを思いやり、どんな予想外の突発的な出来事にも冷静さを失うことなくクールに対応できる、そんな存在でありたいですね。


biznavi at 18:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コーチング 

世界最大のビール企業誕生

早嶋です。

ベルギーのインベブは、米国のアンハイザー・ブッシュの買収を完了して世界最大の会社が誕生しました。さて、何の話?そう、ビールの話しです。

インベブ(InBev、NYSE: ABV)はベルギーのビール会社で、本社の所在地はルーヴェン。ラテンアメリカ地区では清涼飲料市場に参入している企業です。インベブは世界130カ国でビジネス展開しているビール業界では最大手の規模とされていました。そして、米アンハイザー・ブッシュ。こちらも有名なビール企業です。といっても会社の名前より、企業が有しているブランドを聴けばピンとくるはず。バドワイザー。

今回の買収によって事実上、世界最大のビール会社が誕生したわけです。どのくらいの規模か?といえば世界でのビールの生産量の約1/4を占める規模。

バドワイザーは商品名のブランドコントロールを上手く行っているので、今回の買収によってもその影響はなく、バドワイザーとして世界中の愛好者に愛し続けられることでしょう。

biznavi at 11:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年11月19日

セミナー報告

早嶋です。

refresh本日は、損保ジャパンさんで入社2年目の方のフォローアップ研修でした。今回提供した内容は、1)傾聴する力、2)質問する力、3)伝達する力、の3点です。

1)傾聴する力では、コミュニケーションは聴くことからはじまることを伝え、聴くために必要な事は、どのような事があるのか?ということをゲームを通して考えて頂きました。どうしてもコミュニケーションは話すイメージが強いですが、聴くことの重要性を体験していただきました。

2)質問する力では、普段使っている質問の用途とは別に相手のための質問があることを考えていただきました。通常、質問は何のためにしますか?と問いかけると、多くの方は、分からないとき、何か聞きたいとき、確かめたいとき、判断をもらいたいとき、など自分のための質問をこたえられます。一方、無意識的に相手に考えてもらうための質問を使っていることをお伝えし、質問には、1)自分のための質問=情報収集の質問、と2)相手のための質問=考えてもらうための質問、の2種類があることをお伝えしました。

この質問を意図的に使うことでよりコミュニケーションに幅がでる事を体験していただきました。

3)伝達する力では、相手に何か提案をする、伝達する差異に、簡単に自分の中で構成をまとめてから話す大切さを実感していただきました。伝えるのが難しいとかんがえている方の多くは、自分が何を伝えるのかを自分で明確になっていない!という理由からです。当たり前ではありますが、多くの場合、このことが盲点となっています。

そこで、今回は伝える前に、伝えたい内容をWhat、Why、Howのコンプリートメッセージにまとめてから伝えることを練習しました。


参加者の方々、お疲れ様でした。次回は、ロジカルシンキングを行いましょう!

biznavi at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年11月18日

セミナー報告

早嶋です。

本日は、国際コンサルタンツ・グループの支部総会で弊社の経営コーチングツール「ビジック」を使った事例紹介をさせて頂きました。参加されたコンサルタントの方々、お疲れ様でした。

偶然にも、長崎から参加されたコンサルタントの方で早嶋の父親と同級生の方がいらっしゃいました。自己紹介をさせていただいて、「駅前のアンガスの早嶋さん?」と。駅前のアンガスとは父親の会社で、その方は父親と同じ高校だったそうで、今でも親しくしていただいています。

いやー、狭いですね。



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2008年11月17日

タスポの効果

早嶋です。

タバコ先日、タバコ屋さんでの出来事。知り合いがタバコを購入するときにタスポを出すのがメンドクサイから直接店頭で買っているという話しをしていました。そのタバコ屋さんに聞いてみました。

タバコ屋さん曰く「タスポの導入が始まってから自動販売機よりも店頭購入の割合が多くなったね」と。どうやら本当みたいですね。実際、そのタバコ屋さんの店頭には4台のタバコ自動販売機が設置されていますが、タスポの導入とともに、自動販売機のタバコの補給回数が減っていると。

これに関連する情報として、大手コンビニ3社が過去最高益を出したニュースは記憶に新しいですね。この場合は、タバコの売上増加も増益の理由の1つとして報道されていました。自動販売機でタバコを購入していた人がコンビニに流れているのですね。

そもそも、タスポ。未成年者の喫煙防止の取り組みの一環として始まった制度です。従来の自動販売機では、年齢に関係なく誰でも購入できるので認証制度を設けよう!というもの。しかし、普及が始まってからタバコの自動販売機は24時間稼動することになります。

では、本来の目的は達成されたのだろうか?つまり、未成年の喫煙予防につながったのか?厚生労働省が発表している未成年の喫煙率という資料から、ざっくり毎日喫煙している未成年の喫煙率は3.5%だと仮説を立てます。これは、H16年の中1から高3までの男女のうち、毎日喫煙している人の平均値を計算した値です。統計局が発表している未成年の人口は、約2300万人。

この仮説のもと、未成年の喫煙者は、2300万人×3.5%=820万人。この人たちは、1週間で1箱程度の喫煙をすると仮定した場合、1月当たりに820万人×20本(1箱)×4週=約6.5億本になります。では、タスポの導入によって、未成年者分くらいのタバコの販売が減少したのか?

社団法人日本たばこ協会の発表資料によると、07年と比較して08年の販売本数は減少していますが、これが未成年者のぶんかは不明です。タスポの導入によって、成年者も買うのを控えているかもしれないからです。

では、タスポの効果は?1)自動販売機から路面店へのシフト(つまり従来のタバコ屋さんやコンビニなどでの販売にシフトしたこと)、2)タスポ対応の機材販売の利潤、などで、本来の目的の達成にいたっていないのではないかと考えます。

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2008年11月16日

完走の感想

早嶋です。

下関海峡マラソン、完走しました。結果、4時間40分。

2週間前に参加した福岡シティーマラソンは1時間46分程度だったので、フルは4時間程度で走れるだろう、という甘い考えを持っていました。しかし、次元が違います。

ランナーはじめ、1キロ6分のペースで走れば、4時間12分前後でゴールできると考えていました。そこで、スタートから10キロ地点くらいまでは、1キロ5分40秒のペースで走ります。しかし、11キロ地点を過ぎたところで急に膝に痛みが。福岡シティーマラソンで右膝を悪くしていたのです。そんな中、20キロも走れないんじゃないか?などと頭で考えるようになり、すでにこの時点から、「途中でやめよう」と思い始めます。

それでも、20キロ地点では2時間を切るタイム、かろうじて1キロ6分を切るペースで走っていました。しかし、既に膝をかばって走ったせいか、反対側の膝にも痛みが走り始めます。これまで、連続して21キロ以上走ったことが無く、残り半分も走れるのだろうか?頭の中では、念仏を唱えるように「もういいよね」と繰り返し考えました。

21キロを少し過ぎた時点で、「残り半分!」という文字が目に入ります。この状態で折り返しか!という感じと同時に、未知の分野に一歩踏み入れた感覚を覚え、どこからとも無くアドレナリンに満たされた感覚に。しかし、体力は全く問題無いのですが、足が痛くて動かない。ペースは落ちる一方。

今回のコースは、15キロ地点から40キロ地点までは、アップダウンの繰り返し。ただでさえ遅いペースが、更に遅くなります。実際、走っているのか歩いているのか分からないくらいのスローペース。1キロ7分から8分ペースを行ったり来たり。

4時間という妄想を捨てました。そして、1)完走する、2)絶対に歩かない、という命題を掲げました。

コースは1キロおきに看板があるのですが、25キロ過ぎからの1キロは永遠に続く感じでした。それでも少しずつ数字が増えていくのを見ては、残り後何キロと頭で数えていく。そして、途中で幾度となく、「もう辞めよう」と。この繰り返し。

30キロを過ぎた時点では、途中で休んだり、歩いたりしている人もいました。走っている自分と歩いている人のペースに大きな違いが無い。でもきっと一度歩いてしまうと、もう走ることをあきらめるだろうと。完走する、マラソンなので歩いてはいけない。命題は変えてはならない。

マラソンをする人はよく、35キロの壁がある!といいます。しかし、その壁は、トレーニングをつんだ人の話なんですね。実際は、もっと手前に壁がありました。やめたからと言って誰かに怒られるわけでもなく、また、完走したからといって、誰から認められるわけでもなく。それでも、継続して走る。自分との約束。一度、走ると自分で決めたら、最後まで継続する。これが楽しい部分なのでしょうね。

ゴールするまでに、おそらく100回以上は途中で辞めようと心の中で叫んだと思います。でも、完走した後は、今度は楽に走れるように、脚力を鍛えるトレーニングをしよう!とまた、走っているイメージを考えているのでした。

精神的に良い経験でした。初フルマラソン、完走。

biznavi at 23:04|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 感じた事 

2008年11月15日

セミナー報告

早嶋です。

昨日、新横浜入りして、今日は終日、営業管理職向けのマーケティングのセミナーでした。参加者の方々、お疲れ様でした。

さて、本日はこの足で北九州⇒下関へ。明日の下関海峡マラソンに参加です!

biznavi at 17:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年11月14日

メリハリ消費

早嶋です。

ブログ「コストコ」で不況でも売上を伸ばす企業についてコメントしました。米国の小売チェーン大手のウォルマートもその一つでしょう。

メリハリ今朝の紙面では、8月から10月期(09年1月期の第3四半期)の決算は米国外の業績が好調だったことより9.8%の増益とありました。11月から1月の第4四半期はドル高の影響から控えめな見通しをしていますが、それでも米国での売上は1%から3%の伸びを見込んでいます。

景気減速の中、家庭の出費を抑えている中、EDLP(Everyday Low Price)を売りにしているウォルマートや同業他社は伸びています。ウォルマートの積極的な価格戦略が継続的に消費者の共感を呼んでいるのでしょう。

一方で、東京ではミシュランガイド東京2009が21日に販売されます。この本は去年東京に上陸して料理本では異例の27万部のヒット作となったガイドブック、ミシュランガイドの東京版です。

景気が落ち込んだ今年は?以外にも類似本が続々発売されるよていです。ミシュランと並び、世界的に知られているザガット・サーベイも東京版、関西版と続き来年の3月には長野版を発売します。

景気が悪く、節約をしっぱなしなので、手の届く贅沢を!ということでメリハリのある消費傾向がますます如実になってきているのでしょうね。

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2008年11月13日

ユニ・チャーム

早嶋です。

ブログ「市場浸透4つの方法」では、市場・事業を他に求めるための4つのオプションを示しました。すなわち、1)対象年齢をずらす、2)海外市場を開拓する、3)周辺領域に拡大する、そして4)新規事業に取り組むです。

では、これらの方法を実践して成功を収めた企業はどこか?ずばり、女性生理用品で国内トップのユニ・チャームです。

世の中の変化である少子高齢化のトレンドからすると生理用品ビジネスは明らかに衰退市場でした。そこで、ユニ・チャームは3つの対策を講じたのです。

はじめに、海外展開。日本を飛び出しアジア市場を固めました。実際、P&Gなどの巨大グローバル企業の闘いを制し現在では、アジアでトップの座にまで上り詰めます。

そして、対象年齢のシフト。乳児用のオムツから高齢者用のオムツに領域を広げ、こちらも業界トップの座を確固たるモノとします。

最後に、新規分野への挑戦。と言っても生理用品で培った技術をペット業界に見出しました。異業種ではありましたが、企業のリソースを十分に活用できる市場でした。実際、ユニ・チャームではペット業界においても、どんどん業績を伸ばしています。

ユニ・チャームは市場・事業を他に求めることによって常に成長し、結果、35年もの間、連続で増収増益を達成してきたのです。

biznavi at 23:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月12日

オバマ時期大統領

早嶋です。

イリノイ州の駆け出しの上院議員であったオバマ氏が驚異的な出世の階段を駆け上がった最も幸運な出来事は04年7月に行われたボストンでの民主党大会での演説だといわれています。

obamaオバマ氏が行ったスピーチによって無名の新人が一躍全国区のヒーローになったからです。党大会は、大統領予備選と本選挙の間に行われ、予備選挙に勝利した候補者を正式に党として公認し、本選挙での勝利を誓うための大切な儀式です。

4年前の04年、民主党はジョン・ケリー氏を大統領候補、ジョン・エドワード氏を副大統領候補として選出していました。党大会でスピーチを行う4人の代表者のうち3人は決まっていましたが、残り一人を誰にするか?党では大きな悩みでした。しかも党の基本的な理念をスピーチする基調講演者が未確定だったのです。

当時、4日間の大会期間中、大会初日の夕方、最もテレビ視聴率が高い時間帯はビル・クリントン氏が。3日目には副大統領候補のエドワーズ氏、そして最終日は大会主役であるケリー氏。だれが2日目の基調講演を行うのか?ここでのスピーチを行うモノの役割は、民主党の伝統的に価値観を国民に示しながらも、政治改革のムードを盛り上げていくとても重要な役目があります。

この演説は、希望について具体的な内容とその方向性を示す必要がある。そして、若々しく、国民に新鮮な印象を提供する。また、米国の多様性のシンボルであるような人物が望ましい。そして、その演説を行うモノは次世代のリーダーであればなお望ましい。とてもハードルが高い状況だったのです。

そうです、これらを埋めるのが当時のバラク・オバマ氏だったのです。

biznavi at 23:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 時事情報 

2008年11月11日

東京マラソン2009 参加前の闘い 落選

早嶋です。

本日は、富士フィルムにて戦略立案の研修でした。参加者の方々お疲れ様でした。研修終了後、小田原から新橋へ移動。明日は、終日東京で仕事です。

東京タワー最近は出張先に必ずシューズとウェアを持参します。新橋に宿泊する場合は東京タワーの周辺、新横浜に宿泊する場合は日産スタジアムの周辺、小田原に宿泊する場合は大雄山の周辺、とコースもおよそ決めています。

今日も、先ほど東京タワーの周辺を走ってきたところです。しかし、夜のこの時間でも東京タワーの周辺はランナーでにぎわっています。

先ほど、東京マラソン2009の抽選結果を見ましたが「落選」でした。また、懲りずに第4回目の開催を待とうじゃありませんか。。

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3005413 ハヤシマ サトシ マラソン男子19歳以上一般の部 落選
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biznavi at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2008年11月10日

孔子の言葉

早嶋です。

孔子孔子の言葉です。「ほんとうに知っているということは、知っていることを知っていると知り、知らないことを知らないと知ることにある。」

行動心理学でよく言われることですが、人間は自分のことを過信する傾向があるそうです。例えば、「自分の運転能力はどの程度ですか?」という質問の最頻値は平均以上と。

同様の研究で次のような実験もありました。ファンドマネージャーを対象にした調査で、ランダムに選択した12の株価のそれぞれを上がるか下がるか予測してもらうのです。結果、正しい予測をした人は全体の47%だったと。つまり、コインを投げて当てる確率より低かったのです。

自分の判断能力や実力などを普段から過信すると、リスクを過小評価する傾向につながります。同時に状況操作が上手く行えるという錯覚に陥るかもしれません。

自分に対する評価が甘くなる傾向があると考え、孔子の言葉に習い、自分が知らないことを「知らない」という事は、恥でも何でも無く、明日の自分の成長を促進する糧になるかもしれません。

biznavi at 22:01|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 感じた事 

2008年11月09日

オフィスグリコ

早嶋です。

最近、中小企業のオフィスでもオフィスグリコが目立ちます。

オフィスグリコとは、江崎グリコが企業向けに提供しているサービズで、菓子の専用ボックス(リフレッシュボックス)や、アイスクリームの専用冷凍庫(アイスリフレッシュボックス)、アイスクリーム・飲料の冷凍冷蔵庫(三温度タイプ)を企業の職場に設置し、グリコのサービススタッフが直接訪問して商品補充や代金の回収を行うサービスです(HP参照)。

グリコでは少子化の影響でお菓子の売上が減少し、お菓子の生産額が2兆3000億円台でずっと横ばいになる中、新しい市場を開拓しようと様々なマーケット調査が行われました(アンゾフのマトリクスで言う、市場開拓!)。その中で、オフィスでお菓子を食べるという人が19%もいる!というデータを手に入れました。ここに目をつけたのがオフィスグリコ推進部の相川氏。試行錯誤の末、置き菓子が商品化されたのです。

野菜オフィスグリコは、富山の薬売りをヒントに得たものと思っていましたが、実は農家の無人販売がアイデアの源泉だったようです。農家の無人販売の代金回収率が9割以上という驚くべきデータから、グリコが置き菓子を始めても、きっと代金を払ってくれるだろう!とかなり甘甘な希望的観測のもとサービスが開始されます。

そして、蓋を開ければ、95%を超える代金回収率。予想を反する高回収率に最も驚いたのは試験的に導入を行ったクライアント企業の担当者だったようです。社員は正直なのね、と。更に、利用者の7割は男性で例えば、上司が購入して、部下に「頑張って」と言葉を添えてお菓子を渡す、などのシーンが多くあっているようです。上司としても100円で部下とのコミュニケーションを円滑に出来るのは安上がりなソリューションだったのでしょう。

biznavi at 23:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月08日

セミナー報告

早嶋です。

本日は、りそな銀行さんで戦略に関するセミナーでした。参加者の方々お疲れ様でした。セミナーの中でご紹介した資料です。

●日経ビジネスアソシエ〜戦略編&マーケティング編

ブルーオーシャン戦略に関する著書 『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』『日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く

●頭を刺激する著書 『サラリーマン「再起動」マニュアル

●破壊的技術に関する著書 『イノベーションのジレンマ





biznavi at 19:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

2008年11月07日

思考の近道

早嶋です。

日常の経営判断の中で、確率で物事を判断しなければならない状況が多々あります。例えば、不確実性がはびこる中、自己資金を新規プロジェクトに投資するか否かなど。

近道この状況は日常生活にも当てはまるでしょう。そして、日常生活になればなるほど確率とは逸脱した判断をしている人が多いと思います。人間は正しい選択に役に立つ情報の全てを分析することも出来なければ、確率に即した計算を上手く行えるほど賢くないからです。

この事は思考の近道とも称されます。すばやく単純に、そして直感的に判断を行うことです。実際、直感的な判断は楽ですが、常に的確ではないというネガティブな点も否めません(この点に関してはブログ「ヒューリスティック」「後知恵バイアス」も参照ください)。

よくある例としてメディアが考えられます。メディアで何かの事件が大々的に報道されたとします。例えば、ギョーザ。すると大衆は、全てのギョーザに何か悪い印象を持つことでしょう。

例えば、飛行機事故が起きたとします。すると急に、「出張のときに利用する飛行機大丈夫かな?」と思うかも知れません。

鳥インフルエンザが毎日のように紙面を騒がせていたとき、鳥料理を食べるときに神経を尖らせています。

テレビで「納豆を食べると痩せる!」という番組があれば、次の日はスーパーから納豆が品薄になります。

冷静に考えると、明らかにおかしい。スポット的に報道されたことが、あたかも身の回りで起きているような感覚に陥る。しかし、当たり前に考えたり、普通に考えると、どうってことない。そう、よく考えることが必要だと思います。

biznavi at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 意思決定 

2008年11月06日

誘引効果

早嶋です。

先日、とある飲食店でワインのメニューリストを見ていたら松竹梅のプライシングになっていることに気付きました。つまり、驚くほど高いワインがリストに載っているので安いワインよりも中くらいのワインを選ぼうとしてしまっているのです。

選択肢行動経済学では誘引効果ともいわれますが、いわゆる端っこ嫌い。何かの選択肢にプラスであれマイナスであれ飛びぬけた選択肢を1つ加えることで中間の性格を持つ選択肢を選びやすくなる傾向です。この事は次のような実験で何度も確認されています。

【ケース 
あるグループの人にデジタルカメラを買ってもらいます。モデルは2種類。2万円の機種と5万円の機種。どちらも同ブランドの機種とします。価格と性能はどちらとも妥当なものだとします。

この結果、購買した割合に差は無く、どちらも50%でした。

【ケース◆
ケース,竜ー錣鵬辰┐12万円の機種を追加します。つまり、選択肢が3つになりました。

この結果、12万円の機種を選んだ人がいたにせよ、それ以外の機種を選ぶのはそれぞれに、同じくらいの割合で分布するはずです。しかし、実際は飛びぬけて価格の高い機種を追加したことによって、真ん中の機種、5万円の機種を選択した人が一番多くなるのです。

上記のような実験で誘引効果が示されます。つまり、選択肢が増えると真ん中を選びたくなるのは、それが妥当だという理由を見つけたような気がするからなのです。12万円の機種がその理由付けを与えたのです。

さて、ワインリストに戻ってみましょう。この場合も、超高いワインは上手く中間隊の価格を選択する理由付けを与えてくれているのです。このプライシング、コントラスト効果とも言われ価格設定に度々利用されています。

例えばすし屋さんのお任せにぎり。得上・上・中っと言った感じです。この場合も、上の注文が多くなります。類似商品で5000円の商品と4000円の商品があった場合、6000円の商品を追加することによって、5000円の商品が最も売れる可能性が高くなるのです。場合によっては使える小技ですね。

biznavi at 22:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2008年11月05日

公開セミナ

早嶋です。

本日はパートナー会社であるEPパートナーズ株式会社の公開セミナでした。早嶋はこちらのサービスの1-Day-MBAの戦略、マーケティング、ロジカルシンキングを担当しています。

今回は、ロジカルシンキングと企業戦略のエッセンスを各1時間、担当させていただきました。参加企業の方々、お疲れ様でした。

biznavi at 22:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 会社情報 

市場浸透4つの方法

早嶋です。

アンゾフの市場開拓で市場や事業を他に求めるためには、4つの方法があります。

1つは年齢軸をずらすです。上記で説明したように、大人から子供、子供から大人などです。子供向けであった商材を大人向けに販売して成功を収めている企業にグリコがあります。大手のオフィスで働いていたら赤い箱にお世話になっていることでしょう。オフィスグリコです。今ではお菓子以外にも、専用の冷蔵庫を備えジュースやアイスと商品も充実しています。

2つ目の方法は海外展開です。もしくは、海外のものを国内に持ってくる、です。たこ焼きで有名な築地銀だこは台湾や香港に出店しています。たこ焼きはアジアのテイストにあっていたのか、築地銀だこが出店する前から地元の企業が日本のたこ焼きをまねて販売されていました。しかし、たこの代わりにイカを使ったり、独特の食感が無かったりとイマイチでした。そこに目をつけて思い切って進出したのです。

熊本発祥の味千ラーメンも叱りです。味千中国は96年、熊本の重光産業が運営する「味千拉麺」チェーンのフランチャイズ権(中国、香港の代理権)を取得し、香港に1号店を開業。その後98年から中国本土に進出、直営店主体で深センや上海に相次いで出店し、現在は香港と中国本土に合計180店舗余りを展開しています。味千中国は米ビジネス雑誌大手のビジネスウィークが発表した07年アジア急成長企業トップ100に堂々の1位でランクインしています。

3つ目の方法は周辺領域の拡大です。例えば、進学塾のリソー教育は小学校受験に特化した塾を買収して小学校から大学受験の一環体制を構築しています。また、旅行会社を設立して留学から天文観測、化石発掘、サッカーなどの体験学習を提供する、などを行っています。

例えば、セコム。マンション販売に進出しながら防犯や防火設備の販売から給湯器やトイレ、水周りの便利屋さん、火災・自動車保険の見直し、介護・医療のサポートなど周辺ビジネスを展開しています。セコムは総合生活のセキュリティー企業に進化しているのでしょう。

そして最後に4つ目の方法は、新規事業に取り組むです。例えば、ワタミグループ。ワタミグループは、「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」のスローガンのもと、「地球人類の人間性の向上のためのよりよい環境をつくり、よりよいきっかけを提供すること」というミッションの達成のために事業活動を展開しています(HPより抜粋)。少子化の昨今、介護、農業、教育、環境などの新規事業を矢継ぎ早に進出。外食もやっている企業というか「たくさんのありがとう」を集めるために事業を展開しています。

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2008年11月04日

人口減成長ビズ

早嶋です。

ブログ「ペットビズ」に続いて、人口減少でも成長している企業についてコメントします。

アンゾフ(??)の成長マトリクスで既存商品を既存市場で勝負する市場浸透。この場合、市場縮小を補うために、顧客ニーズを汲み取った新しい市場を開拓する必要があります。この点では、市場開発に相当するかもしれませんね。

例えば、子供服メーカーのナルミヤ・インターナショナル。この企業は小中学生向けの女の子ブランドをいくつも立ち上げ、モー娘。などのタレントのタイアップ、対象年齢が読む雑誌とのタイアップをすることで30〜40代の親があたかも自分の子供を着せ替え人形のように楽しませる作戦で成功しています。

ランドセルメーカーの協和は、子供の防犯対策の一環としてGPS付きランドセル(オリビエナビランド)を提供してヒットを飛ばしています。これは、アンゾフでいう既存市場に対して商品開発を行う作戦です。この商品はセコムとのタイアップにより実現しています。GPS機能により子供の位置を携帯やパソコンですぐさま確認できるココセコムの応用版です。それ以外にも、協和は斬新なデザインのランドセルや軽さといった機能を重視したもの(ふわりぃ)、職人の手作りを謳ったランドセルなど、ランドセル市場において実にシェア2割強を確保し、毎年売上を伸ばしています。

他にも子供を狙ったビジネスで急成長している企業にスタジオアリスがあります。この企業は言うなれば子供専用の写真スタジオです。従来の格式ばった写真館のイメージを見事払拭して、子供をメインターゲットにしています。子供が楽しく笑顔で写真が取れるように常時400着程度の衣装を用意して気軽に記念写真を取れるノウハウを有しています。ここも毎年20店から30店のペースで店舗出店を行い好業績を収めています。

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2008年11月03日

ペットビズ

早嶋です。

ブログ「アンゾフ()」でコメントした成長マトリクスを使って、人口減でも売上を伸ばしている企業を考えてみます。

セミナーでもよくコメントしているペット関連産業。これは、アンゾフのマトリクスで言う、既存商品・新規市場の新規市場開拓があてはまります。ペットフード工業会が発表している資料によれば、わんちゃんと猫ちゃんの飼育数は95年から02年にかけては1700万匹前後で推移していましたが、03年から急増。07年には約2300万匹に達しています。

ペットブームの引き金は某消費者金融のCMなどとも言われますが、ペット関連の市場は成長産業であることは間違いないでしょう。市場規模は1兆円を突破。米国のペット関連の市場規模が4兆3000億円程度であることをみれば、日本の市場もまだまだ成長しますよね。海外と比べ日本のペット産業で特徴的な事は、部屋飼いにあります。これは住宅事情の影響しています。実際、わんちゃんの6割、猫ちゃんの7割が室内飼育です。

ここに目をつけた企業にペットの夏服を企画・販売した会社があります。室内飼育が多いので、夏場にペットのためにと冷房をつけるのです。乾燥に弱いペット、夏風邪をおこします。その予防にペットの夏服がバカ売れしたのです。

他にも日本のペット関連市場は日本人が抱える問題と同様の悩みをもっています。高齢化です。医療の発達が日本の高齢化の要因の一つであるように、ペットの高齢化も同様です。実際、02年から犬猫向けの個人診療施設が50%程度増加しています。ある調査によれば犬の平均寿命は03年で15歳。これは85年の平均寿命と比較すると2倍も長生きしていることになります。

では、ペット産業で可能性のあるビジネスは何か?これは、人間との生活を考えると用意に出てきます。例えば、ペットと同伴できるレストランやカフェなどの飲食店。ペット用岩盤浴やペット用整体マッサージ、アロマオイルを使ったペット用マッサージなどのペット用健康産業。食の問題を考えれば人間のそれと同様にペット用サプリメントやペット用のダイエット関連商品。他にもペット用葬儀産業やペット用墓地と人用の既存商品をペット用に展開したものばかりです。

biznavi at 20:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング