2009年06月

2009年06月30日

仙台観光

早嶋です。

明日の仙台の仕事に備えて早めに移動。ということで伊達文化の形跡を感じるため仙台を少しばかり散策しました。観光したところは、仙台城跡、大崎八幡宮(国宝)、瑞鳳殿、北山五山です。

駅で観光パンフレットをもらって、それぞれの目的地を公共交通機関を使って観光したのですが、実にサインが少ないと感じました。せっかくの観光資源がありながらも、目的地までの表示が少なかったり、あるいは殆どなかったり。

また、目的地についてもそれぞれが点としての表現や説明はあったのですが、他の観光地との関係などがほどんと示されていませんでした。

長崎の街並みと比較しているので、そう感じたかもしれませんが、もう少し土地に馴染んでいない人の事を考えるおこないもあって良いと思いました。

以下、本日観光した場所です。


【仙台城跡】
伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら今では城は消失し、石垣と再建された隅櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前に立てば、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で、市街を展望できます。

【大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)[国宝]】
昭和27年国宝指定。慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されました。権現造(石の間造)の典型で、本殿・石の間・拝殿が一体となっています。入母屋造(いりもやづくり)、こけら葺で、正面に千鳥破風を付け、向拝(こうはい)には見事な軒唐破風(のきからはふ)を付けています。石の間の格天井(ごうてんじょう)には、多数の草花や薬草が描かれています。内外とも漆塗(うるしぬり)・胡粉(ごふん)下地に彩色を施し、彫刻・金具に飾られ、絢爛たる雰囲気を表しています。桃山建築の傑作です。

【瑞鳳殿】
杉木立に覆われた境内に仙台藩祖伊達政宗公の御廟瑞鳳殿、二代忠宗公の感仙殿、三代綱宗公の善応殿があります。資料館には歴史文化の関係資料等が展示されています。

【北山五山】
伊達氏が北山の高台に建立した東昌寺・光明寺・覚範寺・資福寺・満勝寺の五寺をいいます。いずれも臨済宗です。東昌寺は、市内にある寺院のうち最高の寺禄300石を与えられていた寺院で、境内には儒者田辺希賢や「封内風土記」を著した田辺希元の墓があります。光明寺には、伊達政宗公の命を受けて慶長 18(1613)年に、月の浦を船出し、ノビスパン、イスパニア、バチカンに渡った支倉常長の墓があります。

参照:せんだい旅日より

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中小企業の価値算定

早嶋です。

中小企業の値段ってどのように決まるの?M&Aというキーワードを聞いたとき、だれしもが考えることでしょう。

そこでまず考える事は、買い手は「会社をいくらなら買うか?」と、売り手は「会社をいくらまでなら売るか?」という相反する力学が働いている事です。

もし、会社の値段に相場があれば需給バランスによってある程度の値段が決定しますが、中小企業の評価は一般的に相場がないものです。そのために売買の交渉の場では、常に中小企業の価値における根拠が求められます。売り手は少しでも高く売りたいでしょうし、買い手は妥当な価格で買いたいでしょう。そのための納得の行く根拠付けが交渉のカギなのです。

もし、交渉の段階で売り手と買い手の双方が納得する企業評価に到達したら、それは双方にとって素晴らしい企業評価になるでしょう。中小企業の企業評価において、まず、上記のように相場のないものに値段をつける行為である事を理解する必要があります。

とは言っても、その理由つけはどうするの?という疑問が残るでしょう。そこで通常良くとられている手法を紹介します。大きく3つあります。1つ目は、企業の純資産価値に着目した評価の仕方です。2つ目は、企業の収益価値に着目した評価の仕方です。3つ目は、上場企業の株価から推測して価値を評価する方法です。

ここで中小企業の価値評価において結論を先に言うと、上記の1つ目の手法と2つ目の手法を合わせた方法が一般的です。つまり、その企業の純資産価値に企業の収益価値を加味した評価方法です。

ファイナンスの知識がある方や上場企業に精通されている方は、企業の価値評価においてDCF法を想定されると思います。しかし日本の中小企業の現実をみるとキャッシュフローの概念がまだまだ乏しく、将来のキャッシュフローを予測する作業自体が困難で説得力が欠けてしまうという理由より採用されません。

では簡単に評価方法を説明しましょう。企業の純資産価値を便宜的にストック、企業の収益価値をを便宜的にフローと呼びましょう、中小企業の値段はストックとフローを加味した価格といえます。

ストックの算定です。簡単に考えると、ストックは企業の資産と負債を時価評価に戻したときの差額になります。例えば、売掛債権などで回収の見込みが立たない部分は評価から減じます。例えば、不良在庫なども簿価ではなく適正な価格に算出しなおします。例えば、不動産なども取得時の価格ではなく現在の価格に評価しなおします。要は、中小企業のB/Sを適正な時価評価に戻して考えるのです。

フローの算定です。中小企業のフローは営業権とも呼ばれますが、これを見るための指標もいくつかありますが、ここでは税引き前利益と考えましょう。しかし、この税引き前利益もそのまま見るのではなく修正して見ていきます。例えば、中小企業の場合、役員報酬が余りにも大きかったり、逆に過小評価されていたりします。これを適正とされる水準に戻します。交際費や会議費なども、内容を細かくチェックして不要だと判断したものは差し引きます。さらに、減価償却の再計算や地代家賃についても何か隠れていないか?いろいろ探します。フローの算定もストックの算定と同様に、その企業の実力を見るために適正な評価に戻して考えるのです。

さて、フローの算定が終わったらそのフローの何年分を営業権として評価するのか?です。この考えも一概にきまりはありませんが、収益が安定している企業であれば4年とか5年。収益が比較的不安定な場合は3年程度と短くなります。

総じて考えると、中小企業の企業価値は次のようになるわけです。

企業価値=ストック+(フロー×3〜5)

ここでお気づきの方がいると思いますが、将来的に会社の出口戦略の1つとして売却を考えているのであれば、ある程度は内部留保していくことも大切なのです。税金対策ばかりして手元に現金を残さない活動を長年続けている中小企業であれば、いざ評価を算定しようとすると、実力より過小に評価されるのはある意味仕方のないことかもしれません。

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2009年06月29日

そのコーヒー、ちょっと待った!

早嶋です。

ランチに良く行くレストランがあります。そのレストランであるお客さんが店員さんにたずねます。

 お客さん「コーヒーありますか?」と。
 店員さん「当店ではランチの時にはお出ししておりません」と。

このお店、良く考えているなぁと思います。まずメニューは4種類、ステーキが880円で他のポーク、ハンバーグ、チキンは680円です(ただし、ご飯の大盛りは50円増し)。お店の回転率は非常に良く1テーブルあたり3回転ぐらいです。

では、この情況で食後のコーヒーを提供することが良策か否かを考えて見ましょう。ただし、前提としてランチ時間の売上の増減のみで考えます。

【前提条件】
席数:22席
平均客単価:700円/人
平均稼働率:80%(常に8割程度席が埋まっていると仮定)
平均回転率:3回/時間(席あたり1時間に3回転と仮定)
売上=客単価×客数
  客数=席数×稼働率×回転率×営業時間
ランチ営業時間:11時30分から15時(ラストオーダー14時30分)

【コーヒー無しの場合(デフォルト)】
前提条件を基に、このレストランのランチ時間の売上を計算します。
この場合の売上は11万2千円です。

1)客数を求めます
客数=席数×稼働率×回転率×営業時間より
  =22席×80%×3回/時間×3時間
  =158.4
  ≒160人

2)売上を求めます
売上=客単価×客数
  =700円×160人
  =112,000円

【コーヒー有の場合】
前提条件を基に、このレストランでコーヒーを出した場合の売上を計算します。
100円でコーヒーを提供して、客単価が800円になると仮定します。一方、コーヒーを出すことにより、お客さんの滞在時間が長くなりますので、回転率が3回転から2.5回転に低下すると仮定します。計算を簡略化するために、全てのお客さんに適用しましょう。
この場合の売上は10万4千円です。

1)客数を求めます。
客数=席数×稼働率×回転率×営業時間より
  =22席×80%×2.5回/時間×3時間
  =132
  ≒130人

2)売上を求めます
売上=客単価×客数
  =800円×130人
  =104,000円

【考察】
さぁ、どうでしょう?コーヒーを出すと一見客単価が100円上がって売上が増えそうですが、滞在時間がその分増えてしまうので客数が減少してしまうのです。上記のシミュレーションでも売上が11万2千円から10万4千円に減少します、およそ8%ダウンです。コーヒーの粗利が高ければ別の議論をする必要がありますが、利益で見てもコーヒーを出したほうが減少すると予測できるでしょう。

一連の流れの中に、コーヒーを出すという仕事が追加されるので作業効率の低下も招くかもしれません。

100円のコーヒーで一見、アップセルが出来るかもしれませんが、このレストランのように稼働率と回転率が非常に高いところでは、逆に売上減につながることもあるのです。

そんなことを考えながらポークカツ定食、ご飯大盛りをほおばっていました。

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2009年06月28日

フォール・コンセンサス効果

早嶋です。

多くの人は自分の意見や判断が普通で正当なものだと思いがちです。そして自分の考えは多数派だと認識することがあります。この行動はフォール・コンセンサス効果と呼ばれ行動経済学でも明らかにされています。自分の判断を過度に過信してしまう心理的バイアスです。

客観的なファクトべーすで物事を進めていくビジネスにおいて、主観的な判断をすることは避けなければなりません。フォール・コンセンサス効果で証明されるように主観的な判断は間違う傾向が高いからです。

主観による判断ミスを考えて見ましょう。例えば、大切な人のことを考えてプレゼントを選ぶ際に良く起こります。その人の事を考えてじっくり選んだのに全く好まれないという情況です。自分の判断を過信しているのです。これはターゲティングを行うときにも良く起こります。ターゲット層を設定する際に、あまりにも主観的な判断が入り込んでしまい、実際とは異なるマーケティング・ミックスを構築するなどです。

こんなことを考えながら、自分の考えを整理すると意外にコントロールできているように感じれますよ!

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2009年06月27日

ワクワクしないといけない理由

早嶋です。

基本的に人は「好きか?嫌いか?」によって行動に移すか移さないかの判断をします。最近の脳科学は、人が購買をしたり、物事を判断する理由を考える上で非常に参考になります。

脳の古典的なセオリーで一部に修正が必要な部分もあるとの見解もある医学博士ポール・マクリーンの三位一体脳モデルによると、人の脳は大きく3つに分けることができます。それぞれ爬虫類脳(脳幹・視床下部)、哺乳類脳(大脳辺緑系)、人間脳(大脳皮質)です。

人の脳は高度に進化していると思われるかもしれませんが、爬虫類や哺乳類のような生き物と変わらない部分もあると言うことです。そして、この部分が意外に重要です。

爬虫類の脳は生きていく部分に必要な部分で心拍数や呼吸、体温調整や血圧といった生命維持における制御装置の役割を有します。それから哺乳類脳は感じる部分です。DNAを後世に残すための情動や快適不快的などの判断を有します。人間脳は考えるための脳です。論理や学習するちから、言語や創造的な施行など人の知性や理性をつかさどる部分です。

このモデルの仮説をビジネスシーンで考えると非常に面白く理解できます。人は仕事でクビになるかも知れない!とか昇進が遅れるかもしれない!というような逼迫した環境下では爬虫類のようにさっと逃げてしまうか、じーっとその場を動かなくなるかを選択するかもしれません。

感情的にも不安定な環境下では人間の行動な部分を発揮することも難しいでしょう。例えば、自分の意見が発言しにくい!とか、自分を理解してくれない!などと哺乳類脳が感じていれば、社の方針に対してネガティブに働くかもしれません。

生命に危機を感じる環境下や自分が不快に思う環境下では高度な人間の脳の部分を活用できにくくなると言うことです。人の行動な部分を最も効率よく活用する場合は、それぞれの3つの部分が有機的にリンクする必要があるのです。

極端な例を示してみましょう。まず、哺乳類脳は考えるための脳である人間脳から司令されます。「この課題を解決して行動せよ!」と。このときに哺乳類脳はその課題解決が好きなのか?嫌いなのか?を見極めます。快不快の判断は篇等核に尋ね、過去の記憶を確認するために海馬にも問い合わせます。

直観的に判断すると同時に記憶の世界をたどりながら好き嫌いの判定をします。好きだ!と判定した場合、爬虫類脳の近くにある部分からやる気のもとになるホルモンが放出されます。このホルモンが人間の脳を覚醒させ、人間脳もフルに動くようになります。

つまり、人間脳から来た司令を好きか?嫌いか?で判断して好き!と感じた場合、爬虫類脳の本能的な欲求によって人間脳を覚醒させる猛烈なドライブをかけるというのです。

読書をしていて、自分の好きなジャンルは何時までも熱中して読めるけど、嫌いなジャンルはすぐに眠たくなる。非常に理にかなっているのです。つまり物事においてハッピーと捉えたり、わくわくする!と感じないと良い仕事も出来ないのです。

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2009年06月26日

後継者として考える事?

早嶋です。

名古屋のコンサルタント会社にて後継者育成塾でお話をする機会がありました。起業と違って、後継者としての立場、また違う視点で考えたり、悩みがあるものです。

実は、後継者になる方々から普段からよく何を勉強すると良いですか?という投げかけを頂きます。その時に、およそお話しする内容は次の3つです。

1)資金繰り、2)社内コミュニケーション、3)方向性を示す、です。

1)資金繰り
中小企業の経営者にとって資金繰りの悩みはある種、永遠まといつくものかも知れません。これは順調に行っていて、企業を大きくする段階に特に多いです。その時に、資金繰りの選択肢として間接金融一本ではあまりにも自由度が低いです。そのため、どのような資金調達のオプションがあるのかを理解することは重要です。それから、資金繰りを行う相手とある程度交渉をする場面が多く出てきます。この時にも先方の言われるがままではなく、理論武装して交渉できるレベルの知識は欲しいところです。

2)社内コミュニケーション
後継者と言う場合、多くが最も身近な身内、つまり父親など親族の会社を継ぐ場合が多いです。そして先代が優秀であればあるほど、組織の人々は後継者を馬鹿にするかもしれません。極端な話、馬鹿息子が継げるのかと。

このときに、いかに社内の人間とコミュニケーションをとっていくかが重要な鍵になります。例えば、組織論の知識や、心理学の知識、人が嫉妬したりモチベートされる仕組みを良く理解しておくことは、後々、その立場に立ったときにとても役に立つと思います。

3)方向性を示す。
せっかく、後継者として会社を継ぐのであれば、自分の役割は何なのか?をしっかり考える事です。単に会社を次いで継続する程度では、社員はおろか、自分のモチベーションすら持たないでしょう。

自分は何で会社を継ぐのか?人から言われて行うのではなく、自分の意思においてしっかりと考えをまとめておくことが大切だと思います。この意思や思いは組織を動かしていく機動力になることでしょう。

と簡単に書いたものの、上記の3つはすぐに身に付くもの、あるいは考えがまとまるものではないと思います。しかし、せっかく会社を継ぐ機会があるのであれば受身になるのではなく能動的に動いたほうが組織も自分もハッピーだと信じます。

もし、それが嫌なのであれば、初めから望まない選択肢というのもあるでしょう。

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2009年06月25日

直観を養うこと

早嶋です。

机の上と現場。経営分析は机の上である程度分析できますが、その結果何を行えばよいものかは、現場に行くと分かると思います。人間には直観が備わっている。

直観の裏付けはその内容に精通していることです。直観を高めるためには意識を多角もち、常に学習を続け、継続的に現場に落とし込んで考える事です。

人間の特徴は感情を持っていること。したがって、相手がどのように感じているのか?を本来読み取る能力が備わっています。そこに上記の鍛錬を継続すると見えてくるものだと思います。

現場に行って見えてきたら次のステップは行動に移すことです。高い権限が無くとも自分の責任の取れる範囲で行動する。もし、権限が低い場合は、直観で感じた内容に対して他者に示せるようにファクトベースの情報が必要です。逆にファクトべーすの根拠が示せたら行動に移せばよいのです。

もし、失敗したら?二とは失敗したことから多くを学ぶことが脳科学の観点から証明されています。理論を道具として使い観察しながら分析を繰り返す。繰り返し高い視点になって追求して、閃いたときはその根拠をファクトベースで詰めて見る。

この人、すごいな?直観かな?という人ほど、上記の行動をずーっと継続している人達だとおもいます。

これから名古屋です。暑いかな。。

biznavi at 07:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 感じた事 

2009年06月24日

パラドックス・オブ・チョイス

早嶋です。

先ほど、音波歯ブラシを買おうと店頭まで足を運んだところです。さて、どれにしようか?と見ているとふとその商品の多さにやや戸惑いを覚え、どれを選んだら正しい購買をしたことになるのか?全くわからなくなりました。

洋服や靴など日頃から良く購買するものは、選択肢が多くても自分のスタイルに沿って自分の判断を信じて迷うことは無いのですが、今日はどうやら勝手が違います。

これは現代の情報化社会と成熟した社会の特徴なのでしょうか?世の中を取り巻く環境には無数に商品があふれ、無数に情報が飛び交います。しかし、その中から最適(少なくとも自分の選択に自身を持てる程度)なものを選ぶことがしばし困難に感じられます。

Paradox of choice.Barry Schwartzはこの情況についてこういいます。選択肢の多さが醸し出す人間心理とのギャップとの間の矛盾と。

メーカーは顧客満足を高めるために顧客があたかも個客であるかのように、より緻密な欲求を聞き出し、それを解決するために様々なオプションを用意します。

例えば、ジーンズ。昔はリーバイスの501を1本持っておけば外れは無かったと思いますが、今ではあらゆるメーカーが様々な種類のジーンズをプロデュースしています。

例えば、ポロシャツ。昔はラコステのポロシャツを2、3色持っていれば良かったのに、やはり様々なメーカーが様々なかたちと色を展開しています。

これは、アパレル用品に限らず洗剤から牛乳、化粧品からサングラス、車から携帯電話、金融商品からアイスクリームまで実に様々に選択肢が用意されています。更にその選択肢は趣味や生き方、職業や価値観、大学やお稽古事まで実に多様です。

実際、選択肢が多くて確かに便利なのですが、その決定のために悩む真理的な負担や時間のロスはまさにパラドックスですね。

著書、パラドックス・オブ・チョイスの中で面白い実験が乗っています。あるスーパーマーケットで高級ジャムのサンプルを並べます。試食してもらった後に購入までのプロセスを調べる実験です。1つのテーブルには24種類のジャムを、別のテーブルには6種類のジャムを並べて試食してもらいました。

結果、どちらのテーブルも実際に試食したジャムの平均回数は同程度、しかし購入に結びついたのは24種類のテーブルのほうが3%だったのに対して、6種類のテーブルは30%でした。

この実験は選択肢が多すぎると購入につながらない!という事実を示したものです。購買決定に要する時間が長くなると、購買を拒否するという行動を選択する可能性があるのです。

こう考えるとマジックナンバー3の3つは、パラドックス・オブ・チョイスの観点からもパワーを持っているのですね。

biznavi at 21:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2009年06月23日

理論の重要性

早嶋です。

今日使える実用知識は有益だが、明日になると陳腐化する。重要なことは原理原則の理解とそれを使って如何に考えることです。

これは先週、参加した平久保さんのお話の中に出たフレーズで印象的だったのでメモを残しておいた言葉です。世の中の流れを読みながら何をするのか?他人と違うことを考えながら実行する。マーケティングはそのためのセグメンテーションの概念があり、ターゲティングの概念があり、ポジショニングの概念があります。

領域を限定したり、考える軸をある程度設定することによって四六時中そのことを考えることができます。持続的に一つの事を考えると夢の中にもあらわれてくるかもしれません。それくらい考えると何か解決策の1つや2つは見えてくると思います。

ただ、その時に考えるベースが必要です。それは理論ではないかと感じます。理論は普遍的だからこそ、どのような業界でも恒久的に活用することができる。

マーケティングのSTP理論やマーケティング・ミックスという概念、アンゾフの成長マトリクス、クロスSWOT分析、ポーターの競争戦略である5-フォース分析やバリューチェーン分析。どれもシンプルですが、考え倒せば素晴らしい解決策のオプションが見えてきます。

素晴らしい理論は意外に単純化されるというか、簡単に思えます。しかし、簡単であるからこそ万人が使えるのではないでしょうか?何かを考えている瞬間に無意識のうちにその概念を表現するフレームワークが頭の中に浮かんで表現してみる。フレームワークが頭の中に入っていて必要な瞬間に引き出せるくらいまで何度も何度も考える。

理論が簡単であれば人にも説明しやすくなります。人に説明してその人が理解すると行動に移すために何をするのか?どのようなことを調べる必要があるのか?どのような人と結び付けばビジネスが行いやすくなるのか?実現するためには何が足りないのか?など、ひとつの方向性に向かった行動につながるアイデアがたくさん出てきます。

これらのアイデアをファクトベースに結び付けて行動する。物事を深く考えると、自然と上記のような行動がとれるようになるのです。そして、それを行うためにあったほうがよいのが理論の習得や理解なのではないでしょうか?すでに経験や長い歴史をたどった人は暗黙知的に理論を習得しているかも知れません。しかし。学習は経験や歴史といった時間を買うことができます。つまり、学習によって疑似体験ができませう。重要なのは、その擬似的に体験して身に付けた知識をベースに身の回りに起こっていることや、会社で起こっていることにあてはめて考えたおすことを繰り返す。そうすることによってなんとなく身についていくものかもしれません。

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2009年06月22日

セミナー報告

早嶋です。

本日は、岩田屋さんで仕事でした。マネジメント研修の2年目、論理的思考とコミュニケーションです。今日の会で担当する全ての方々に内容を提供することができました。参加者の方々、お疲れ様でした!

因みに1年目はコミュニケーションの中でも右の脳を使用する感じで、聴くことの重要性にフォーカスをあてた内容でした。今回は左の脳にフォーカスをあてています。論理的に考えて伝える!という内容で論理的に考えることとはどのようなことか?論理的に考えるためのポイントは?などを皆で考え、その後、問題解決の考え方に沿って、ツリー構造とマトリクスなどの考えるときのツールを使いながら、グループディスカッションを重ねていきました。





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2009年06月21日

それ、何で買うたと!

早嶋です。

昨夜遅くに戻り平日の緊張を解す為にジョギングを。1時間くらい走った後に自動販売機でドリンクを購入。コインを入れて選択して飲む。無意識のうちに起こしている意思決定。

ふと、何故選んだのかを考えます。消費者行動に置いて、このような判断は意識以下のレベルで行われます。つまり、殆ど考えていない。それなのに何で選択しているのか?

ドリンクのパッケージを眺めてみます。実に色々な情報が書かれています。これらの情報がヒントになっているかもしれない。

多くのパッケージには、3つの情報が記されています。symbol、icon、indexです。

symbol。日本では象徴と訳されますね。symbol自体に意味はありません。例えばブランドマーク。何かとの意味づけを繰り返し情報提供する事によってsymbolは意味づけされます。つまり学習と経験によって消費者の脳裏に印象つける必要があります。

icon。日本では像、偶像と訳されますね。iconはsymbolと違い、その形から意味づけができます。例えば駐車禁止マーク、禁煙マーク、非常口のマークなどです。

index。日本では索引、見出し、指針、指標、兆候などと訳されますね。indexは何かを連想させるためにパッケージに使われる場合が多いです。例えばスポーツドリンクの場合は運動をしている写真やイメージが背景に書かれています。例えば、清涼飲料などには自然を背景に書いたものがあります。いずれもメーカーがその商品のイメージを想起させるための工夫です。他にもダイレクトに文字で表現している場合があります。キレ、コク、爽快感、のど越し。これらはビールのラベルに良く見られるindexですが消費者にその商品の内容を想起させるために使われていますね。

消費者の選択が意識以下のレベルで行われていると仮定すると、この状態の脳に訴えかけて初めて成果を上げることが出来ると考えられます。そのために缶ジュースなどのパッケージにはindexが多様に印字されるのです。indexは脳を常に活性化させています。仮説と検証の繰り返しによって、どんなindexが脳に刺激を与えているのか?マーケターは何時もそのことを考えているのです。

マーケターにとって、普段からどのようなモノに対しても何で?と意識以下のレベルの意思決定に対して理由を探す事も必要です。これは、その視点に立って初めて見えてくるかもしれません。人が見えない、見ていても見えていない情報を見つけては繰り返し考える。その意味で毎日がマーケティングの勉強であり発見となります。書籍や研修で学ぶマーケティングに加えて実際の現場で習得する。

昨日の平久保先生は、この事をfrom ivory tower to main streetと表現していました、つまり白亜の塔から大通へ。白亜の塔、研究室や机上だけでは実際のビジネスになりえない。そのために常に大通に出かけて物事を観察しよう!という意味です。

現場と理論。まさに両輪が大切ですね!


福岡・九州・山口を拠点にマーケティングの仕組みつくり、科学的な法人営業のしくみつくりを行うビズ・ナビ&カンパニー
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biznavi at 08:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2009年06月20日

MBA

早嶋です。

大阪にてボンド大学のマーケティングの公開セミナーに参加してきました。話し手はマーケティングの世界にのめり込んだきっかけをいただいた平久保先生です。開始時間が10時からだったのですが、早く言って20分くらい日本の中小企業の経営について平久保先生と意見交換をさせていただきました!

さて、セミナーの中でMBAについてお話がありましたので、一部をご報告します。

■MBAの目的は?
会社の業務命令、職業訓練、自発的、知的欲求を満たす、脳の活性、管理職になったので体系的な知識を身につける、経営ノウハウの習得、起業のための準備、金持ちになりたい、内部昇進では給料が上がらないからMBAを取って転職する、手っ取り早い転職目的、人生の目標、人生のヒトこま。

人によって様々な目的があるでしょうが、MBAの習得は目標に過ぎない。この話について、目的と目標の違いの説明がありました。目的はすなわちgoal。目標は目的にたどりつくためのステップや導(しるべ)。目標をクリアしていくことで人生の目的を達成する。

3年先、5年先の自分の目標は結果であって、それ自体は目的ではないはず。もちろん目的が無ければ目標の達成は結果として残るが空しいものになるでしょう。

そのように考えると目的はエクスターナルではなく、インターナルなモノになるのんではないだろうか?例えば日々精進など。昨日の自分より今の自分が成長している。そんなモノを追い求める事かもしれない。

このように考えると、普段の時間の過ごし方を考えて見るきっかけになる。例えば1分の使い方にしても、ある人は飲みに行き、ある人は読書をして、ある人はスポーツで自己練磨を行う、ある人は勉強して新しい発見のための視点を身につける。

同じ1分をどのように過ごすか?は個人の価値観に委ねられる。その選択に理性、つまり合理的な判断は存在しない。ここで理性について説明がありましたが、理性は人間の意識的な部分の判断で、脳科学的には、全体の15%が意識レベルで、それ以下の意思決定は意識レベル以下の部分で行われている事が証明されています。

これは価値観も同様。人間のDNAに住み込まれたものかも知れない。何のために生きているのか?自分の役割は何なのか?仕事とは一体何なのか?自分の使命とは?全てが価値観の基の判断で行われていて、人はどのタイミングか、ある瞬間にぱっとひらめく。そのための教育がMBA。従って、MBAはディプロマを取得してから初めてスタートするモノ。学位を取っても人は変わらない、その後の門扉を開くとこから始まる。

■MBAは役に立つのか?
Yes。経営に置いて正解は無く、常に何を勉強していいのか分からないという状況になる。例えば売上が落ちているという現象に対して、新の問題を見極め、そこから原因を追及する。これらの作業は経験則だけでは時間がかかるし、例えできるようになったとしても概念化する事が難しい。

MBAはこのような現象から問題の抽出、そして原因の分析。そのうち手。それからそのうち手に対して実際に実行をしてフィードバックを行う。更に精度を高める。といった問題解決を体系的に身につけていく。

これを独学で学ぶのは至難の業。実際、トップスクールであるMITの授業の内容は全てMIT Open Coursewareで無償でダウンロードできる。しかし独学出来る事とは別。

MBAは時間と財布を苦しめる。しかし財布の痛みは人間を働かせるためには必要なもの。お金を払ったプレッシャー。ジムと同じで財布の痛みが続く期間は通い続ける。財布の痛みを忘れてしまえば続かなくなる。時間の締め切りも効果を発揮する。期日が決められる事でプレッシャーがかかり能力を発揮する。脳の働きから見ても合理的と言える。自分を追い込む環境をお金をかけて時間を制限する事で解決している。

さらにMBAの同僚からも学べる。そして協力なネットワークが構築される。人と議論をする中で多くの事を吸収していく。教える事で多くの事が学べる。

実際、大学の先生やコンサルタントは生徒やクライアントから学んでいる。生徒やクライアントとのやり取りから多くを学び勉強した事を実際に使うチャンスになる。もちろんこのことが楽しいので長続きするのだが。

やらなくてもいい仕事、やりたくない仕事はそもそもしてはいけない。経営は机上の空論ではいけない、実務の経験が必要。従ってMBAには限界があることを理解する必要がある。全てを教える事は出来ないし教わることもできない。

一方では中小企業の経営者は非常にもったいない。何で、こんなことをするの?理論で考えると一瞬で分かる内容に対して失敗する事が沢山ある。逆に、何で直観的に動くのに成功する事が出来るのだろう?と不思議に思うこともある。しかし、これでは再現する事が限りなく難しい。もしできたとしても、他人に伝える事が出来ないので、組織でプレーが出来ない。勘や経験も重要だが、加えて理論を知ることで整理して体系的にまとめる事が出来る。これらの内容はMBAが得意とするところ。つまるところ両輪が大切。

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2009年06月19日

パーフェクトペンシル

早嶋です。

デジタル化が進む中、アナログにお金を費やす事がある意味かっこいい時代になっているのかもしれません。鉛筆、仕事において殆ど使うシーンは無くなったと思います。

ファーバーカステル写真はファーバーカステルの鉛筆。その名もパーフェクトペンシル。ファーバーカステルと言えば現在当たり前となっている六角形の鉛筆の形を提案したり、硬さの基準を世界に広めたメーカーです。

パーフェクトペンシルはアイデア、機能、デザインの全てにおいてファーバーカステルの存在が際立つフラグシップモデルです。1本の鉛筆にエクステンダー、消しゴム、そして鉛筆削りの機能があります。まさにパーフェクト。

価格は鉛筆3本がついて3150円。因みに写真の黒バージョンは限定で全面を黒にした渋めのモデル4515円です。鉛筆にしてはとても高い代物ですが、僅か3、4千円でラグジュアリーな優越感を楽しむことが出来ますね。そう考えるとプチ贅沢品認定です。

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カフェトバコ

早嶋です。

昨日からNTTラーニングスクエアさんに来ています。1-Day-MBAの公開講座です。参加者の方々、お疲れさまでした!

カフェトバコさてJR新橋駅烏森口前に「カフェトバコ」というコーヒーショップが賑わっています。このお店のコンセプトはズバリ、コーヒーとタバコ。ターゲットを愛煙家にフォーカスしたお店です。新橋と言えばサラリーマンの聖地。これまで愛煙家はどちらかと言えば煙たい存在でした。そこにフォーカスして新橋の立地を活かして愛煙家のための憩いの場を提供しているのです。

ドトールコーヒーも喫煙を認めていますが、こちらのショップは全ての席に置いて喫煙可。これまでのコーヒー店の流れは禁煙であったり、一部喫煙可のお店が主流でした。こちらのお店は、それを全面的に喫煙可にしたのです。

これまでありそうで無かったターゲットそうですね。

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2009年06月18日

セミナー報告

早嶋です。

本日は、NTTラーニングシステム主催の1-Day MBAの公開講座、戦略編ベーシックでした。初めての試みとあって、多くの関係者にご協力をいただきましたが、無事終了する事が出来ました。参加者の方々、お疲れさまでした!

1−Day MBAシリーズは、ビジネススクールで学ぶビジネススキルのエッセンスを一部のビジネスパーソンにだけでなく、多くの組織の方々に一般常識として受け入れていただこう!というミッションのもと企画、実施している研修です。

ビジネスに置いて回答はない。本研修は、マイケースやリアルタイムケーススタディーを基に実用的な1日を過ごしていただけるカリキュラムを構成しています。


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2009年06月17日

ネイチャーテクノロジー

早嶋です。

ネイチャーテクノロジー。

これまでのテクノロジーの特徴は自然界に存在しない科学物質を生み出した発展でした。結果、環境は汚染され循環型の自然界の姿が崩れています。これに対して、地球に負担をかけないテクノロジーはないものか?と注目を集めているのがネイチャーテクノロジーです。元来生物が持っている形態や仕組みを研究することで完璧な循環システムを構築できるのではないか?こんな発想の展開があったのでしょう。そして、自然界から学ぼう!と。

例えば、蜂の動き。蜂の目は複眼になっており、遠くの物体は少数の目で確認します。そして、その物体が近くになるにつれて確認する目の数が増えていきます。ある一定数の目で確認が取れたとき、蜂は回避する行動をとります。この仕組みは現在、日産自動車などが自動回避の制御システムの研究に応用しています。

例えば、アワビの貝がら。こちらはセラミックなどの強度を上げる技術として採用されています。アワビの貝殻は薄い層が幾重にも重なりあい強い強度を構築している事が分かっています。この構造をまねて、薄いセラミックを重ね合わせることで従来よりも強度の強い部材が作れるようになりました。

例えば蚕。蚕から絹を作る作業は水との戦い。しかし、何十年も水作業を行っている職人の手はいつもつるつるでした。その理由は?疑問を持った蚕産業の研究者が調べたところ蚕の成分にシステインというたんぱく質が見つかります。これがいわゆる人間の肌に美白効果や保湿効果を与えるということが分かったのです。もちろんこちらの技術は化粧品や医療産業に活用されています。

例えば蛾。蛾のフェロモンがセンサーに活用されています。ある蛾は数キロ先からでもメスが放つフェロモンをかぎ分けて見つけ出します。これって驚異的ですよね。この仕組みを解明して何かを見つけ出すセンサーに応用する研究が進められています。

例えば蜘蛛の糸。こちらは単純で次世代の繊維としての注目を集めています。クモの糸は飛行機や宇宙素材として使われている炭素繊維と同様の強度を持っていて、かつその重さが40%も軽いという事が分かっています。現在、クモの糸を束ねて新たな商品開発を進める研究が進められています。

蜘蛛の養殖をおこない、クモの糸を採取するのは難しいという事で、クモの糸を遺伝子組み換えを行いバクテリアに大量に生産させようとする取り組みが進んでいるのです。蜘蛛の糸の特徴は二酸化炭素等の温室効果ガスの発生が炭素繊維と比較して5%程度というのも注目されている理由でしょう。

例えば藻。ある藻は水の中に養分が足りなくなると、自ら体内細胞に油を貯め込むという性質も持っています。これを代替エネルギーに活用しよう!という取り組みです。これまでのトウモロコシや大豆のバイオエネルギーは頑張っても年に2回の収穫。そして、エネルギー採取のために主食の原価を高等させるという新たな問題もありました。しかし藻。毎日細胞分裂を繰り返すので収穫は毎日。もちろん、これまで無視されていたので食料の高騰などの心配はありません。


このエネルギーは日本にとってもハッピーな研究です。脱炭素エネルギーとしての可能性がある事に加えて、日本は海に面する面積が広いからです。この技術が進むと原子力に加えて新たなエネルギー供給国になれる可能性も広がります。

ネイチャーテクノロジーは、人間の欲望が生み出した従来のテクノロジーの在り方を大きく変える一つの視点です。基礎科学、応用科学、工学などの知識を蓄え、異なる分野の専門家同士でコラボしながら、独創的なアイデアを生み出せる人材今後もっと注目されるでしょう。

昔はコンピューターおたくと呼ばれましたが、今はITエンジニア。昔は昆虫おたくと呼ばれましたが、今はネイチャーテクノロジスト。こんな変化だった起こるのでしょうね。

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2009年06月16日

雷に思う

早嶋です。

岩田屋さんでマネジメント研修でした。参加者の方々、お疲れ様でした。是非、本日の学びを1つでも現場で活用下さい。また、何かありましたらいつでも早嶋にコンタクト下さい。

さて、その後、小田原へ。今日の東京の天気は雷雨に見舞われ不安定です。そのため機材が羽田に着陸してすぐ、地上作業が雷の恐れがあるということで一時中断に。結局、滑走路で1時間近くの待機となり足止めを。幸い、作業は開催され、雷の影響も無く、無事目的地への最終電車に乗ることが出来ました。

今週は移動続きですが、改めて余裕をもったスケジュールの必要性を感じました。

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2009年06月15日

ケースメソッド研究会

早嶋です。

2時間後に宇宙船に乗るメンバー9人のうち6人を選択しなければなりません。皆さんは宇宙船のパイロットで地球は間もなく滅びてしまいます。さぁ、どのような意思決定を下しますか?

本日は久々のケースメソッド研究会でした。こちらの研究会は、中村学園大学、西南学院大学、九州大学の教授の方々が中心に、ケースメソッドの学習方法を研究するために2003年頃より毎月行っているものです。ビズ・ナビ&カンパニーも会社立ち上げ当時より参加しています。

今回は、企業経営のケースから離れた内容でしたが、短時間で如何に意思決定を進めていくか?グループダイナミクスのメリットとデメリットはどのようなものがあるのか?という議論をケースを通して学んでいきました。

チームで議論することで、意思決定が複雑になりますが、一人で考えた場合よりも違った視点で議論をする事ができます。早嶋は今回は無意識のうちにチームのファシリテーターに徹してしまったので、合意のための妥協を感じました。

日頃より意思決定を繰り返し行っていますが、改めてアカデミアンの方々と議論することで知識や経験を体系化する事ができます。

参加者の方々、本日もお疲れさまでした!

九州でマーケティングのお悩み、法人営業のお悩みがありましたらビズ・ナビ&カンパニーへご連絡ください。
メールはこちらへ info@biznavi.biz



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2009年06月14日

小売の満足度

早嶋です。

週末、久々にトリアス久山にあるコストコに出かけました。やはり、コストコの入り口だけが長蛇の列が出来ていました。

トリアスは、世界有数の不動産投資顧問会社であるラサール・インベストメント・マネージメントが去年取得して、立て直しを行っている大型商業施設です。当時、ラサールは高い商業施設開発・マネージメント力に加えてリテールチームのリーシング力を活用してトリアスを地元の消費者とコミュニティーを軸に地域に密着した商業施設として更に価値を高めていく、としていました。

現状はコストコ単体の売上がトリアス久山の半分を占めている状況。前期比で全体210億円の売り上げに対してコストコ単体で100億円を超えています。Webで調べたところコストコは全国に7か所あり、その中でもトリアス久山店は2番目の売り上げを誇るそうです。トリアスはコストコで持っているのですね。

そんなコストコ、市場調査会社のテイラーネルソンソフレス・インフォプランが調査した「第1回小売店満足度ランキング」の結果によると、総合1位でした。対象は首都圏と関西圏の18歳〜64歳の男女約2万人。スーパーやコンビニなどの小売店55について様々な角度から評価されています。

コストコが総合1位を獲得した理由は、食品や飲料の品ぞろえに加えて、プライベートブランドの充実、そして試食などの店頭プロモーションによる買い物の楽しみ、だそうです。財布の紐が固くなった消費者にとって安い事は当たり前。やはり、買い物そのものに対しての楽しみを提供することも大切なのですね。

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2009年06月13日

森戸さん

早嶋です。

羽田空港にあるJALのラウンジでビジネスパートナーでもある森戸さんにお会いしました。これで2回目。森戸さん、本日はお誕生日でしたね。おめでとうございます!

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研修報告

早嶋です。

本日は、りそな銀行ビジネススクールの1-Day-MBAシリーズのビジネス統計でした。参加者の方々、お疲れさまでした。本日、最後のまとめにコメントした内容3つです。

1、平均値を分析する場合は、必ずばらつきを意識する
2、データの関連性を探して、将来を予測する
3、分析結果やチャートを読むときは作り手の気持ちになって読み取る

本日もお疲れさまでした!

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2009年06月12日

研修報告

早嶋です。

本日は終日、岩田屋さんで仕事でした。これから小田原に移動です。本日の研修、お疲れさまでした!

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2009年06月11日

最近の若い者は・・・

早嶋です。

最近、出版社の方々と多く話をする機会があります。そして毎回、どのような書籍が売れているのですか?という話題になります。

近年、最も良く販売部数が伸びている書籍は価格が1000円から1500円程度の自己啓発もの。書籍のタイトルが分かり易く、キャッチーなものが特に売れているようです。中でもコンセプトが比較的軽い自己啓発ものや、ちょっと涙をさそう感動もの。

対して、2年前くらいまで良く伸びていた経営に関する書籍や少し重ための内容のビジネス書、価格にして2000円〜2500円程度の書籍はパッタリだそうです。以前はマーケティングとタイトルにつけば、ビジネス書では珍しく部数が伸びていたといいます。

しかし、現在では見向きもされない。実際、マーケティング関連の書籍は定期的にチェックしていますが、世の中で発表される論文の数と比較して書籍化されるペースがかなり落ちていると感じます。

ある出版社の編集者は現在の情況を次のように語っています。現在は、ある程度の情報がWebやフリーペーパーを含めた新たな媒体によって買わなくても情報を仕入れることが出来るようになった。そこで、書籍を購入して情報を得るということをしなくてもよくなった。

ただし、何か知識を仕入れている感覚を常にもっておきたいので、軽い感じの書籍を持っておきたい。それが、自己啓発ものにつながっているのでは?と。ただ、以前の自己啓発ブームとは異なり、コンセプトが軽いもの、即効性が高いもの、あるいはそのように表現された書籍が手に取られやすい、と。

確かに景気の落ち込みもあり、新しく書籍を購入して読むよりは、これまでに持ってた書籍を読み返したりしている方も多いかもしれません。上記のように話をされていた編集者は、以前は7割〜8割程度の確率で書籍の売れ行きが読めていた。しかし、現在は全く読めなくなった、と語っていました。

確かに、媒体が増えたこと、多様な人が増えたこと、などの影響で一筋縄ではいかないのでしょうね。

別途、話が草食系男子の話題になりました。レジャー白書の情況を見ても、海外に行く若者が激減して、車に興味を持たなくなり、巣篭もり現象に代表されるようにインドアで過ごす人が増えている。挙句の果てに弁当男子なる現象も見られるようになって、かつての日本男児はどこに行ったのか?と。

ただ、そのような男児も何故か、ソーシャルアントレプレナーには興味を持つ方々が多く、この手のセミナーや講演会は立ち見が多い。人のことを考えるのも重要だけど、個人としてどうしたいの?それともうひとつ、面白い現象に「ヤンキー」の生き様が再び注目されている。最近の若者は、・・・。という言葉は歴史を繰り返す。

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2009年06月10日

出張先での予定

早嶋です。

今日は終日東京にて営業、打ち合わせです。主張中はいつもながら効率的に動けています。

午前中は出版社めぐり。ダイヤモンド社に伺い、企画中の出版物(法人営業管理者向けの本)についてアドバイスをいただきます。午後は2社営業を行い、夕方に日経BP社へ。6月26日に発刊する日経ビジネスアソシエの特集号の最終的な打ち合わせと今後の企画が目的です。夜は、横河電機のマーケターと集まって情報交換。

今日も張り切って行きましょう!

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2009年06月09日

経営の目的

早嶋です。

本日は富士フィルムさんで戦略立案基礎研修でした。参加者の方々、お疲れさまでした。

毎回、この研修の冒頭で経営ピラミッドをベースに「何のために会社を行うのか?」という企業理念について議論します。今回の切り口は、国内にいくつの空港があるのか?という質問から始めました。10?20?30?・・・。参加者からオークションのように数字が飛び交います。しかし、実際は100以上も国内に空港があります。

単純な計算で各都道府県に2つの空港があるのです。本当に必要なのでしょうか?箱モノとは良く言い表した表現で、多くの空港が赤字垂れ流しの状態です。

何故、日本ではこのような状況が続いて来ているのか?一つに考えられるのは誰も日本全体を考えずに官僚組織の単位がバラまきになっている事があります。全体を考える人がいないから、造ってみたけれど実際は利用されない。そんな状態がどこにでも見られます。

本来は各役所には、それぞれのミッションが確立されていました。国家の社会基盤を作る、運輸基盤を作る、農林漁業の基盤を作る、医療基盤を作る、教育基盤を作る、・・・などです。そして、各省庁に対して大蔵省が予算配分をコーディネートしてミッションを遂行していました。しかし、いつしか。本来のミッションが二の次になり、公共事業への過剰投資が進み官僚の腐敗が進んで行ったのです。本末転倒ですね。

この状況は、企業においても観察できます。企業が本来向かなければならない自社のミッションの遂行に対して、いつしか企業本位になった矛盾した経営が氾濫する現象です。結果、不都合な状況が起きて倒産です。

倒産したNOVAのミッションは駅前留学を通して生徒の英語力を向上する事でした。しかし、いつしか企業の内部の都合で目標1000校という顧客に目を向けない目標が社内に浸透しました。すると、顧客から預かった前受け金をファイナンスして校舎を次々に拡大していく。その結果経営波状。

ミッションをないがしろにして、顧客に目が向かなくなり、企業の都合で活動をすると多くの場合、上手くいかないのです。

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BPS卒業生の活動

早嶋です。

福岡の若手リーダー育成のためのビジネススクール、BPSの卒業生の小田さんが心理ジャーナリストの佐々木正悟さんを招いて6/12に福岡でセミナーを開催します。ご興味のある方は、こちらへ。※小田さんのブログにリンクしています。

BPSは今年も活動を開始しています。今期は若手リーダークラス、上級クラスに加えて入社して3年から5年程度の社会人向けのコンテンツも充実していきます。詳細はブログとBPSのWebでお知らせいたします。ご期待下さい。

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2009年06月08日

マスク減少

早嶋です。

岩田屋さんでマネジメント研修を修了後、小田原に移動中です。一時期は福岡空港でもマスクをつけている方が多くいたのですが、本日は少ないですね。福岡でもまたインフルエンザの感染者が出たものの、収束に向かっているようですね。

早嶋は用人のため、マスク、手洗い、イソジンは出張ツールとして常に携帯しています。

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2009年06月07日

付加価値税

早嶋です。

現在の消費税は最終的な商品(製品・サービス)に対して課税されます。つまり、最終的に利用するエンドユーザーに商品が届くまでの間、何度か税金が払われているという現象があります。

一方、付加価値税という概念は異なります。付加価値税は経済活動に伴って発生する価値(富の創出)に対して、すべての流通段階において一律に課税します。5万円の材木を調達してテーブルを作り、10万円で売ったとします。すると5万円の付加価値を創出したことになります。

付加価値税はこの場合、5万円に対して一定の税率を求めるものです。特徴としても納税する対象者は消費者ではなく、価値を創出した法人や事業者です。

大前さんは付加価値税について早くからその可能性を説いています。付加価値税を5%とした場合、国内で生み出された付加価値の総額はGDPに相当すると考えると、約500挑円。つまり、年間25兆円の税収入が見込めます。一般商品の課税額と大きく変わりませんが、サプライチェーンの段階で何重にも課税される商品などは値段が下がることになります。例えばガソリンです。

付加価値税を導入すると法人税が不要になります。会社経営を行っている方は少なくとも現在の税制に対して不満があると思います。現在の法人税の大枠は、利益が出ればその額の約40%が課税対象です。しかし、その時に使用した資金を経費として認めるか否かや、資産の減価償却を何年に定めるかによって、つまり税務署の判断によって利益額が大きく変動します。

3000万円の製造装置を3年で減価償却すると年間1000万円のコストになりますが、10年間で減価償却すると300万円のコストになります。法人税額を計算すると、大きな違いが生じてきます。

付加価値税を導入すると、外注費を含む仕入代金以外のすべてにおいて、あいまいな裁量行政による課税が入り込む隙間がなくなるので税金の体系がすっきりします。仕入と販売の差額が課税対象になるため、残った利益は株主に配当する、社員にボーナスとして還元する、接待費として使う、資産を何年で償却するかの判断は企業の自由になる、といった事が可能になります。

付加価値税の概念が導入されにくい背景は、制度に関わる方々がビジネスの経験が乏しい事にあるのかもしれません。実際に、経営を行い税金を払っているときに減価償却の概念や複数の過程に関わる税金の複雑さを体験することができます。そして、初めて新しい問題点や課題、そしてそれに対する解決策を考えるからです。

付加価値税が導入されると脱税なんかも減ると思いますが。

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2009年06月06日

アントレのインタビュー

早嶋です。

先ほど、ボンド大学在学生の方々からアントレプレナーとして、インタビューを受けました。MBAのカリキュラムの中に、アントレプレナーシップ、起業家理論という科目があります。今回のインタビューは、この科目のレポート課題です。

起業して4期目になりますが、今回インタビューはいい棚卸でした。思えば、ボンド大学に在学中、初めてのハードルがアントレプレナーシップでした。当時、同様に我々のチームもアントレプレナーにコンタクトを取りインタビューを行ったものです。そして、当時はまさか自分が起業するなんて考えていなかった事を思い出しました。

インタビューの中で話題となったトピックに、ボンド大学を経験して得たことは何か?がありました。これに対して早嶋は、3つあると応えました。1)ボンドのネットワーク(人脈)、2)課題解決型の思考、そして3)考える視点です。

ボンド大学のネットワークは非常に濃くパワフルです。ビジネスパートナーの長田との出会い、ビザインの松原との出会い、東京で研修ビジネスを一緒に行っているEQパートナーズの安倍さんもボンドです。また、ビザインのM&Aの仕事は清水さんとの出会いで、やはりボンドです。

早嶋がマーケティングにはまったのもボンド、マーケティングを担当している平久保先生との出会いです。もっというと、会社を辞めて自ら起業しよう!と考え方を180度変えたのもボンドに入って学んだことが始まりでした。

アントレとして会社を立ち上げ、現在は別のアントレのお手伝いもさせていただいています。ビジネスを楽しみながら構築していく、実にすばらしい仕事とめぐり合いました。

本日、インタビューをして下さったボンドの山下さん、須藤さん。論文が出来上がったら是非一読させて下さいね。まだまだ長い道のりが続くと思いますが、腹いっぱい勉強する時期は人生の中でそうそうありません。楽しんで下さい。

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2009年06月05日

問題は知らないことではない、知っていると思うことである

アメリカの有名な作家、マーク・トウェインの言葉です、「トム・ソーヤの冒険」などを読んだことがあるのではないですか。彼はほかにも名言を残しています、“私が経験したもっとも寒い冬は、サンフランシスコの夏だった”、“あなたがロンドンに飽きた時は、人生に飽きた時だ”。サンフランシスコの北、ソーサリートの街に、彼の好んだホテルがあります、「カサ・マドロナ」、最上階からの眺めは最高です、機会があればぜひどうぞ。

本題に戻ります、およそ上司というものは「過去の輝かしい実績」を持っているものです、しかしその実績こそが上司の固定観念につながり、新しい発想や部下の成長の妨げになると言われます。どんな場合にそれが起きるのでしょうか、それがどのような妨げになるのでしょうか。大きく分けて二つあるように思えます、成果にかかわる場合と部下の感情に関わるものとがあります。

まず感情に関わるものを考えてみます、“途中で口を挟む”、“相手の考えを否定する”、“相手の話を先回りして答えを決めつけてしまう”ことなどないでしょうか。これらはすべて“自分は答えを知っている”という思いからだと言えます、上司のそんな言葉を耳にすることはよくあります。そんな時に相手は“聞いて貰えない”“そうじゃないのに・・”この人に話しても仕方ない“と感じます。

成果に関わるものを考えてみましょう、“間違って理解してしまう”こともありますし、“やっぱりそうか”と自分の思い込みを確認するだけに終わってしまうこともあります。せっかくの部下からの報告を正しく理解できないばかりか、間違った指示を出してしまうことにもつながります。大切な報告を聞き逃してしまうこともあるでしょう、意思決定に重大な問題を生じることになります。

他にも、上司の思い込みが問題になることがあります、市場環境が変わってしまった時です。“こうやればうまく行く筈だ、いつもこうやって来たんだから”と、昔からの自分のやり方に固執してしまうことです、環境が変わればやり方も変わります。10年ほど前に流行った本が、昨年来また売れているようです。“チーズはどこに消えた”、聞いたことはありませんか、古くなった情報にすがりつくことの愚かさを書いています。

上司たるもの、「自分が正しい」「自分は知っている」「自分が一番」という思いをわきに置くことができると、部下との関係も成果もよくなるのではないでしょうか。

長田

biznavi at 09:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コーチング