「評価者の偏りの代表例」(ビズマガ連動)今年の消費動向

2006年12月07日

年末ジャンボ

早嶋です。

年末の風物詩といえば、宝くじ売り場の行列でしょうか?今年も年末ジャンボ宝くじの販売が11月24日から12月20日まで行われます。

今年の年末ジャンボはすごい!と毎回宣伝してますが、今回は、1等2億円が74本、2等1億円が296本の合計なんと370本。億万長者が370人も誕生します!これを読むと宝くじを買わないと勿体無い気になりますね。

そんな宝くじ。毎年、今年こそは・・・と言うような感じで購入する人も多いと思いますが、実は買えば買うほど損をするのです。果たして本当でしょうか?

そこで、年末ジャンボの期待値を計算してみました。今年の年末ジャンボの詳細は以下のとおりです。

発売予定額:2220億円(74ユニットの場合)
販売金額:300円/1枚
当選金額と本数:
 1等 1億円×74本
 1等の前後賞 5千万円×148本
 1等の組違い賞 10万円×7326本
 2等 1億円×296本
 3等 10万円×7400本
 4等 3千円×740万本
 5等 300円かける7400万本
 大晦日ラッキー賞 1万円×74万本
当選金額合計:1050億7260万円

これを見れば、発売予定金額が2220億円に対して、賞金総額は1050億円程度であることがわかります。つまり、発売額の47%程度ということになります。これは、300円を購入した場合、そのときの当選する期待額が142円程度になるということです。

もし、300円の年末ジャンボを10組買ったとしたら、そのときの期待額は1420円程度ということがいえるのです。確率で言う期待値は、繰り返し購入していくとその時の当選金額の合計が期待額に近づいていくことが証明できます。そのため、宝くじを買えば買うほど損をするということが断言できるのです。

というわけで、宝くじの必勝方法は買わないことになりますね。ただ、宝くじで大金を掴むためには買わなければ始まらない。そこで、昔から言われている言葉のとおり、宝くじは夢を買っているのです。わずか300円のお金を払って、あたったらどうしよう・・・といろんな夢を見た経験をお持ちの方も少なくないと思います。

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