今年の消費動向屋上緑化

2006年12月10日

Wii

早嶋です。

12月2日に販売された任天堂のWiiは出荷された40万台近くが初日に完売しています。これは、3週間前に発売されたソニーのプレステ3(PS3)の累計販売台数を軽々と超えています。任天堂のWiiの完勝といえるでしょう。

各報道では、Wiiの販売当日の大手量販店の前には長蛇の列ができ、店舗によっては深夜の時点で予定人数を超えたために、整理券を配布しています。PS3の販売のときのほうが長蛇の列ができていたとの報道がありましたが、これは、PS3が特定の大量販売店にのみ限定して販売したためです。一方、Wiiの場合、各店舗に一斉に行列ができたため、全体の行列は、PS3を上回っていることが予測できます。

Wiiが完勝という根拠にマシン購入時に同時に何本のソフトが販売されたかを見ることによってわかります。

これまでの定石では、ゲーム機の販売の時は、マシンの販売台数と全ソフトの販売本数の合計がほぼ同数になるという経験則がありました。これは、マシンを買って、まず、試したいソフトを1本購入するためです。

各ゲーム会社の統計では、PS3が販売されたときに、同時に購入したソフトの本数は、約0.8から0.9本。ニンテンドーDSでは、0.9本から1.0本でした。これが、今回のWiiの場合は、マシン1台につき、1.6から1.8本のソフトが買われているといいます。このようなソフトとマシンが売れた例は過去に無いそうです。

Wiiの今後ですが、正月を境にさらにヒットする可能性が考えられます。ニンテンドーDSが極度の品薄状態になったのが05年の年末商戦です。さらに、正月を迎えて一気に品薄になっています。この理由は、正月に人が集まって、新しいゲーム機に触れる体験をするからです。そこで、一斉に興味を持った人が購入すると言う現象です。

これは、仮説にしか過ぎませんが、来年の正月を迎えて、Wiiがさらに爆発的なヒットとなるということです。

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biznavi at 22:34│Comments(3) 時事情報 

この記事へのコメント

1. Posted by Akimitsu   2006年12月11日 01:08
業界筋ではWiiは失敗との意見もあるようです。出荷ベースではWiiの方が圧倒的でしたが、PS3は製造に間に合わなかったという事情もあるようですし、ソフトについてもPS3は、ゲームソフトというよりブルーレイDVDを目的とした人もいるようです。

特にこのDVD搭載は大きな要素のようです。もっとも1台売るごとに2万円の赤字が出るといわれている(本当かどうかはわかりませんが)PS3、一方操作中に手からすっぽ抜けてテレビを破壊するという映像ファイルがネット上に出回っているWii、まだまだ軍配を上げるにはもう一波乱ありそうですね。

個人的には、Wiiのマーケ戦略に興味を持っています。簡単な操作が、比較的年齢の高いゲームユーザーを掘り起こしたという点でもおもしろい事例だと思います。
2. Posted by 早嶋   2006年12月11日 07:59
早嶋です。

コメント、ありがとうございます。
Wiiの販売戦略に関して、年末・年始を注目しています。
3. Posted by kari   2006年12月11日 13:07
発売日に、「プレステ3」を他国に売るために大量に買い占めた会社(?)がいたそうです。それを、中国では8万くらいの価格で売っているそうです。どこの国か忘れてしまいましたが4倍近くの価格で売っているそうです;
高いですね、、;
Wiiはプレステ3の2倍近く全世界に発売するようなので、こういったことはないのでしょうかね。

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