2005年09月16日
ローソン 独自路線で強気
国内コンビニエンス業界 第2位のローソン、先のセブンイレブンの値下げを機に誰もが追随すると思いきや・・・
ローソン、値下げ追随せず 「付加価値で勝負」
コンビニ業界2位のローソンの新浪剛史社長は16日、都内で会見し、最大手のセブン−イレブン・ジャパンが飲料を値下げしたことに関連し「付加価値を高めることで勝負したい」と述べ、値下げに追随しない方針を明らかにした。
セブン−イレブンは3日、売れ筋の500ミリリットルペットボトル飲料7品目を147円から125円に値下げ。イオン系の中堅コンビニのミニストップが追随しており、他の大手の動向が注目されていた。
新浪社長は「1本100円ぐらいに下げれば客数の増加が期待できるが、中途半端にやっても効果はない。下げた商品は売れるが、値下げしない商品は落ち込む結果になる」とプラス効果は小さいと分析した。(共同通信)
日本を代表する小売のダイエー傘下から、業務提携の後、筆頭株主が三菱商事になり4年目のローソン。最近では100円ショップをはじめ、健康志向の新しいコンビニ「ナチュラルローソン」などを展開。個店主義を掲げ、地道に業界2位の座を堅守している。
そんな中、業界1位のセブンイレブンに追随しないと発表したローソン。確かに言い分は理解できるが、消費者が望んでいるのは低価格路線だ。おそらく、現在展開している100円ショップでその市場の補填を考えていそうだが、下手をすると両方が痛い目に合う、まさに諸刃の剣だ。「ローソンは高い」などというイメージが早々から消費者に植え付けられなければいいが・・・少し歩けばすぐに違うコンビニがある時代。今回のローソンの強気の決断は果たして吉と出るか凶と出るか楽しみだ。
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新浪社長は「1本100円ぐらいに下げれば客数の増加が期待できるが、中途半端にやっても効果はない。下げた商品は売れるが、値下げしない商品は落ち込む結果になる」とプラス効果は小さいと分析した。(共同通信)
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そんな中、業界1位のセブンイレブンに追随しないと発表したローソン。確かに言い分は理解できるが、消費者が望んでいるのは低価格路線だ。おそらく、現在展開している100円ショップでその市場の補填を考えていそうだが、下手をすると両方が痛い目に合う、まさに諸刃の剣だ。「ローソンは高い」などというイメージが早々から消費者に植え付けられなければいいが・・・少し歩けばすぐに違うコンビニがある時代。今回のローソンの強気の決断は果たして吉と出るか凶と出るか楽しみだ。
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