この記事では、冷めてもサクサク感が続く、ビールを使って作るカキのフリッターのレシピと、揚げる上での注意点を体験交えてご紹介します。
NHK、みんなのきょうの料理のサイトで紹介されていたカキのフリッターを作りました。
衣を作る際、水の代わりにビールを使うことで、サクサク(冷めてもなおサクサク)に仕上がります。
〜〜以下はNHKのサイトのレシピの引用です〜〜
(2人分)
・かき* 120g
----------
【A】
・ビール 80〜100ml
・小麦粉 100g
・塩 一つまみ
---------
*水で洗い、水けをきったもの。
つくり方
1. かきは塩・こしょう各適量をふり、下味をつける。
2. ボウルに【A】を混ぜ合わせて衣とする。そこに1のかきをくぐらせ、180℃に熱した揚げ油で揚げる。
〜〜引用ここまで〜〜
オリジナルのレシピではこの他にも野菜を一緒に揚げています。衣が結構余るので、野菜を揚げると良いと思います。
さて、このままではただの作ってみましたレポートなので、 私なりの工夫と失敗談を交えます。
◆カキのフリッター:工夫した点
揚げる前に牡蠣を湯通しした。
その辺で売ってる牡蠣って結構生臭いです。料理出来たてでは気にならないのに、翌日になるといきなり生臭くなります。
ネットで対策を探してみると、おもにカキフライのレシピで「湯通しすると臭みをとれる」ことがわかりました。
フリッターも同じようなものなので、試しにやってみたところ、結果は成功でした。
<やり方>
鍋でお湯を沸騰させ、洗っておいた牡蠣を入れる。10秒ほどゆでたら取り出す。
<コツ>
大量に茹でようとしないこと。 熱湯で一気に表面を加熱するのが大事なので、少量ずつ茹でましょう。
一度にお湯の中に冷たい牡蠣を入れると一気にお湯が冷めてうまく加熱できません。
◆カキのフリッター:失敗したことと挽回策
フリッターといえばカリカリの衣が決め手です。
でも、最初にやった時の写真はこんな感じ、全然衣がついてません。
どうやら衣の水分が多すぎて、油に投入する前に牡蠣から衣が取れてしまうようです。
<そこで挽回策その1>
だいぶ水っぽい衣に小麦粉を追加します。
すこし固くなったので、先ほどはやはり水っぽすぎたようです。
ただ、これでもうまくいきません。衣があまりつかないのです。
<そこで挽回策その2>
衣が少ないフリッターなんて単なる素揚げ。なんとか打開すべく上から衣を垂らしてみましたがあまりうまくいかない。平らに広がってしまうんです。
そこで閃きました。とりあえず広がらせて固まってきたら牡蠣を巻き込むのです。
図解するとこんな感じ。
(まずは衣を広がらせるだけ広がらせて…)
(はみ出た部分でカキを包んで辻褄あわせ)
これがとってもうまくいきました。
自画自賛になってしまうけれど、カリカリサクサクのフリッターができましたよ。
また、驚くべきことに、余りを冷蔵庫にいれて翌日電子レンジで温めて食べたら、なんとまだカリカリしてました。ビール衣、侮れません。
なぜビールなの?
揚げ物にはビールを使おう、とときどき聞きます。気になって調べてみると次のサイトを見つけました。
http://www.kasoken.com/01kitchen/gluten.php
まとめてみると、
・揚げ物がベタつくのはグルテンのせい。
・グルテンが少なければサクサクの揚げ物になる。
・低温ではグルテンは出づらい。(冷水で作ったりしますね)
・こねすぎるとグルテンが出る。
・ アルコールだとグルテンが出づらい。
つまり、冷えたビールで小麦粉をサッと混ぜると、グルテンの少ない衣が出来るので、揚げ物がサクサクする、ということです。
アルコールということは調理酒とかワインでも良いんですかね。あんまり聞かないけど。ちなみに私は第三のビールで作りました。
残りビールを活用するレシピが多いですが、冷えている方が効果があるので、冷蔵庫から出したてを使いましょう。あと、先に飲んでしまうと残らない恐れもあるので、出したてを使うのが良いです。
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衣を作る際、水の代わりにビールを使うことで、サクサク(冷めてもなおサクサク)に仕上がります。
〜〜以下はNHKのサイトのレシピの引用です〜〜
(2人分)
・かき* 120g
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【A】
・ビール 80〜100ml
・小麦粉 100g
・塩 一つまみ
---------
*水で洗い、水けをきったもの。
つくり方
1. かきは塩・こしょう各適量をふり、下味をつける。
2. ボウルに【A】を混ぜ合わせて衣とする。そこに1のかきをくぐらせ、180℃に熱した揚げ油で揚げる。
〜〜引用ここまで〜〜
オリジナルのレシピではこの他にも野菜を一緒に揚げています。衣が結構余るので、野菜を揚げると良いと思います。
さて、このままではただの作ってみましたレポートなので、 私なりの工夫と失敗談を交えます。
◆カキのフリッター:工夫した点
揚げる前に牡蠣を湯通しした。
その辺で売ってる牡蠣って結構生臭いです。料理出来たてでは気にならないのに、翌日になるといきなり生臭くなります。
ネットで対策を探してみると、おもにカキフライのレシピで「湯通しすると臭みをとれる」ことがわかりました。
フリッターも同じようなものなので、試しにやってみたところ、結果は成功でした。
<やり方>
鍋でお湯を沸騰させ、洗っておいた牡蠣を入れる。10秒ほどゆでたら取り出す。
<コツ>
大量に茹でようとしないこと。 熱湯で一気に表面を加熱するのが大事なので、少量ずつ茹でましょう。
一度にお湯の中に冷たい牡蠣を入れると一気にお湯が冷めてうまく加熱できません。
◆カキのフリッター:失敗したことと挽回策
フリッターといえばカリカリの衣が決め手です。
でも、最初にやった時の写真はこんな感じ、全然衣がついてません。
どうやら衣の水分が多すぎて、油に投入する前に牡蠣から衣が取れてしまうようです。
<そこで挽回策その1>
だいぶ水っぽい衣に小麦粉を追加します。
すこし固くなったので、先ほどはやはり水っぽすぎたようです。
ただ、これでもうまくいきません。衣があまりつかないのです。
<そこで挽回策その2>
衣が少ないフリッターなんて単なる素揚げ。なんとか打開すべく上から衣を垂らしてみましたがあまりうまくいかない。平らに広がってしまうんです。
そこで閃きました。とりあえず広がらせて固まってきたら牡蠣を巻き込むのです。
図解するとこんな感じ。
(まずは衣を広がらせるだけ広がらせて…)
(はみ出た部分でカキを包んで辻褄あわせ)
これがとってもうまくいきました。
自画自賛になってしまうけれど、カリカリサクサクのフリッターができましたよ。
また、驚くべきことに、余りを冷蔵庫にいれて翌日電子レンジで温めて食べたら、なんとまだカリカリしてました。ビール衣、侮れません。
なぜビールなの?
揚げ物にはビールを使おう、とときどき聞きます。気になって調べてみると次のサイトを見つけました。
http://www.kasoken.com/01kitchen/gluten.php
まとめてみると、
・揚げ物がベタつくのはグルテンのせい。
・グルテンが少なければサクサクの揚げ物になる。
・低温ではグルテンは出づらい。(冷水で作ったりしますね)
・こねすぎるとグルテンが出る。
・ アルコールだとグルテンが出づらい。
つまり、冷えたビールで小麦粉をサッと混ぜると、グルテンの少ない衣が出来るので、揚げ物がサクサクする、ということです。
アルコールということは調理酒とかワインでも良いんですかね。あんまり聞かないけど。ちなみに私は第三のビールで作りました。
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