2024年03月18日

日立一高 野球部3年生のみんな、卒業おめでとう!

この時期になると、テレビもラジオも卒業ソングで溢れる。ちなみに今日3/17のTFM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!TOP10」のテーマは「思い出とともに!写真ソングTOP10」で、第1位は荒井由実の「卒業写真」だった。

そんな旅立ちの季節、日立一高でも3/15は卒業式だった。今年もまた、野球部の3年生13名が新たなステージへと旅立っていった。


みんなホントにいい顔してる。晴れやかな表情とはまさにこういうことを言うのだろう。なんとも嬉しい気持ちでいっぱいになる。

思えば卒業する3年生たちとは、野球もそうだし野球以外でも一緒に戦った。
かけがえのない友に出会い友情を育み恋をして、熱き情熱を注げる夢中になれるコトに出会い青春を捧げ、成功や失敗、あるいは挫折を味わい、高校時代にしかできない体験をひとつひとつ紡いで大人へと成長していく、そんな尊い高校生活に対して、あまりにも無知で無理解で想像力に乏しい、本質が見えない大人たちに翻弄された、そういう代でもあった。

聡真、保くん、先頭に立って戦ってくれて、みんなを守ってくれて、本当にありがとな。そして何より、底力をもって本気で甲子園を目指すチームをつくってくれたこと。心からありがとう。

心優ちゃん、薫乃ちゃん、この代はキミらが牽引し支えたと言っても過言じゃない。コンビみゆきのとして最高のサポートをしてくれてホントありがとね。

てつ、一慧、いつも大きな声でみんなを鼓舞し、チームを盛り上げてくれたね。キミらがいなかったらチームは一つにまとまっていなかったと思う。

河野くん、最後までケガとの戦いだったけど、それでもキミが最後に見せてくれたベンチで仲間を迎えるときのとびっきりの笑顔は絶対に忘れない。

諒和、優翔、キミらの努力があったからこそセンターラインの要・二遊間がカタチになった。だからこそ最後の夏にチームビジョンを体現できたんだ。

須田くん、洋登、その狙い球を絞った勝負強いバッティング、そしてここぞの場面できっちり決めるバント、それらがあったからこそチームの攻撃力に厚みが備わったんだ。

勝太朗、ゴメス、下級生の頃からチームの主軸として投げて打ってみんなの夢を支えてくれたね。次のステージでも見せてやれよ、底力!


これまでも、これからも、見せてやれ、底力。そして新たなステージでも、嬉々として、輝々とあれ。

日立一高 野球部3年生のみんな、卒業おめでとう!



bko443116 at 01:02|PermalinkComments(0) 日立一高 | 日記

2023年07月23日

日立一高の夏が終わりました。

儚いまでにあっという間に『最後の夏』が過ぎ去っていきました。

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たしかに3年生にとっては“最後”でも、自分にとっては“最後”ではないかもしれない。その通りではあるんだけど、自分の中では毎年、同じ『最後の夏』に挑んでいる。そういう気持ちで選手たちと、チームと向き合ってきたし、23年チームの3年生を思えば、「伸びしろしかないね」と言われてきた決して戦力的に恵まれた代ではなかった彼らが、どれだけ1年生の時から成長したのかということも、その状況の中でどれだけ苦しみながら本気で甲子園に挑むチームへと形作ってきたのか、その過程がわかる。だからこそ、悔しい。

だからこそ、夏大の試合だけをみて、初戦敗退という結果だけをみて、野球評論家的にネガティブなことばかりを口にしてほしくないという切なる願いがある。
3年生たちが入学してきた頃の風景を、新チームになったばかりの頃の風景を、監督の指導をメモ帳片手に聞き入る練習後のミーティングの風景を、シーズンオフに自分たちの野球とは何かを悩み考え出口を模索しようともがいていた頃の風景を、その風景を見ていない野球経験者である諸先輩方には特にお願いしたいのである。

その「風景」を英語で言えば、Sceneということになる。さらにそのSceneを「現場」と訳して日本語に戻してみよう。そうすると、高校野球とは何かがよく見えてくる。
高校野球とは、『現場の、現場による、現場のためのもの』(Highschool Baseball of the Scene, by the Scene, for the Scene.)に他ならないからだ。

13安打3得点12残塁1エラー。

タラレバだらけの試合であったからこそ余計に。

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だが、私から言わせれば、結果こそタラレバだらけの重苦しいスコアであったものの、展開自体は「そう、そう、」という必然でしかない。その打席に立つ、その守備位置につく、そのマウンドに立つ、試合展開の一場面ごとに選手ひとりひとりの高校野球人生のストーリーが、その選手の個性と持ち味が、しっかりとシンクロした“役割と機会”がそこには見事に演出されていた。選手ひとりひとりが試合という勝負のパズルの単なるピースではなく、すべてがストーリーの束となって試合を、勝負を、高校野球人生を、リアルタイムに紡いでいた。なんというチーム、なんという采配、なんというドラマ、なんという教育だろう。

ただ、残酷にも結果は神様しかコントロールできない。

またその一方で、あくまで結果ではなく“その役割”を100%全うできていた選手もいれば、やり切れずに終わってしまった選手がいたのも事実。こればかりは人間がやることなので仕方がない。それが覚悟という自立のチカラであり、積み上げてきた努力という自律のチカラであり、決断力という本番での心理的競技能力のチカラ。役割を全うできる選手が多いほうが勝つ確率が高いというのが勝負の原理原則である。


悔いなく夏を終えられたかと言えば、おそらくみんな「No.」と答えるだろう。それでも、みんなのラストゲームは “嬉々として” 輝いていました。カッコよかったぞ。

そんな日立一高野球部は、「みゆきの」が作り上げたといっても過言じゃない。本当に素晴らしい超高校級マネジャーが支えてくれました。いや、今年の日立一高はキミたちのチームだった。心優ちゃん、薫乃ちゃん、本当にありがとう。

そして、チームの骨をしっかりと組み上げてくれた主将の聡真、副主将の保くん。本当によくチームに仕上げてくれたね。試合後に境高校へ「嬉々」の鶴文字を託したときの聡真の言葉、胸が熱くなりました。最後まで立派な底力を見せてくれたね。一生忘れません。また、県の部活動時間問題においても、運動部・文化部を横断して声をまとめあげ、現場の声をしっかりと届けてくれた。その責任感と行動力に心から敬意を表します。本当にキミたちには感謝しかありません。夢を繋いでくれて本当にありがとう。次は神宮のグラウンドで二人が青とグレーのユニフォームに分かれて対戦するのを楽しみにしています。

てつ、一慧、その真っすぐな想いと声でチームを鼓舞し続けてくれて、ホントありがとな。キミたちのその魂がチームに明るさと熱さを灯し続けてくれました。

諒和、須田くん、キミたちそれぞれ左と右のバットがあったから打線につながりが作れたし、下位からもチャンスメイクできるチームになれた。その存在価値は大きかったぞ。ホントありがとな。

河野くん、洋登、キミたちがベンチから、コーチャーズボックスから、チームをサポートしてくれなかったらチームは完成しなかった。データサポートの価値、代走・犠打の価値。ホントありがとな。

優翔、ゴメス、キミたち二人は入部してきたときチームの中でも特に野球が上手だった。それだけに、きっと後悔だらけだろう。でも胸を張れ。これは大きな学びだ。だって「常に矢面・自分事・一歩前」の教えが何を意味していたのか、トーマス・エジソンの「なぜ、それを失敗だと思うのか。それは、これではうまくいかないということを発見できた成功なんだよ。」という言葉の意味を、10代のうちに実体験できたんだ。このチャンスを活かせよ。キミたちのおかげでここまで来れたしやれたんだ。本当にありがとう。

勝太朗、悔しいな。でも、最後の夏は感謝の気持ちでマウンドから思いっきり腕を振り降ろせたね。仲間の想いを背負ってバットを振り抜けたね。また一歩、成長したな。キミがエースとして軸になってくれたからチームになった。夢を追えたんだ。ホントありがとな。


初戦で敗れはしたけど、いつだって日立一高 野球部は最高です。嬉々として、輝々と輝いた夏を、ありがとう。


bko443116 at 13:47|PermalinkComments(0) 日立一高 | 日記

2023年07月14日

日立一高の夏がはじまります。

いよいよ日立一高の夏がはじまります。
茨城大会では先週の土曜日に4年ぶりの開会式が行われました。
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やっぱり開会式っていいですよね。試合とはまた違う、これまで頑張ってきた選手たちの晴れ舞台でもあり、この「栄冠は君に輝く」の曲に3年間の想い乗せて行進する選手たちの姿に、熱くこみ上げてくるものを抑えることができません。
特に甲子園がなかった2020年の代、そして行進がなかった2021年、20222年の代の選手たちの顔が大会歌の演奏と共に浮かんできて思わず目頭が熱くなりました。




そして明日、日立一高は境高校と初戦(2回戦)を戦います。

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昨年の夏4強に進出したバッテリーが残る手強い相手となりそうですが、これまでやってきたことを貫いて、自分たちの野球、日立一高の野球をやり切ってほしいと思います。
やり切ったその先にはきっと勝利がある。

声出し応援が解禁となり、しかも地元・日立市民球場での試合ということもあり、球場のボルテージは最高潮に達するはず。4年ぶりのSEEOFFで球場を揺らし、勝利の校歌を歌いましょう!

日立一高 野球部のみんな、相手がどこだろうとやることは同じ。さあ、38年ぶりの甲子園にカチ込め!!



bko443116 at 12:30|PermalinkComments(4) 日立一高 | 日記

2023年03月05日

日立一高 野球部3年生のみんな、卒業おめでとう!

今年もまた3年生が白堊の母校を卒業していった。
『底力』をパワーワードにして夏に挑んだ代だった。それを鶴文字に刻み戦った代だった。
近年ではすっかり少なくなってしまったが表情が豊かな選手が多い代だった。パーソナリティが多様で個性と自覚と役割が直線的に紐づく代というのは、経験上いいチームが出来上がる傾向があった。
日立一高野球部2022年チームとは、まさにそういう代だったのだ。

振り返れば、はじめから戦力が揃っているわけではなかった。
下級生のときからゲームに出場していたのは、扇の要であり二年生から四番を担った主将の瞬輔。それとオープン戦ながら常総を完封し、シュアな打撃で打線の中核を担った大雅のたった二人だけ。まったくそんな感じはしないのだが、実はそういう代だったのだ。

しかし、骨のあるいいチームというのはグラウンドだけじゃなくベンチでもキャラが立っているものなのである。
そのキャプテンシーと親分肌で強いチームの空気を牽引し続けた横山くん。常に笑顔を絶やさないキャラながら、その一方で他人が言い難いことをズバッと言ってあげられる自己犠牲と誰もが認める努力で信頼感抜群だった島抜くんがいた。

さらに根っからの明るさと元気力でその二人を支えたのが絵にかいたような元気印キャラの杉浦くんと滑ってもめげないアホキャラを担える宍田くん、ユーモアあふれる愛されキャラと献身的なチームサポートが印象的なパワーヒッターの陽太である。この存在はすごく大きい。
さらに、マネージャーの紗希ちゃんが持ち前の明るさと人懐っこさ、そして献身のサポートでこの構造を強化したわけである。

そうした存在によって生かされ、潜在していたチカラを芽吹かせたた選手たちがいる。
持ち味の走力に加え春大での勝負強い打撃で一気にラッキーボーイとしてその存在感を示した安藤くん。誰にも負けない継続的な努力を紡いで夏に開花したサブマリン手塚くん。
自身が公言する通り打撃にその存在価値を見出した健士朗、小技と鉄壁の守備にその存在価値を見出した田尻くんである。

さらに、驚異的な成長と変化を遂げたのが、いつの間にかオリックス杉本ではなく日立一のラオウと呼ばれるようになった春に3戦連発という偉業をやってのけた名実ともに白堊の大砲として君臨した翔登。そして春大のあと一気に成長曲線をグイっと上げていったのが3年間で最も脱皮したであろう大貫くんだ。翔登も大貫くんもそれまでは圧倒的控えめキャラ、誤解を恐れずに言えばネガティブキャラだった。それがどうだろう・・自信とはまさに麻薬である。試合中の表情がまるで変った。打席でも守備位置でも笑っているではないか!これこそがその証である。

さらに最後の最後に脱皮したのが細腕左腕のエース・廣田くんである。体重も筋肉もさることながら、メンタルがなかなか太くならずにいた未完の大器であった。そんな彼は7月に脱皮した。まるで中学生からいきなり高校3年生になったように。まさに夏が起こした奇跡というべき豹変である。心の中の驚異的な成長だった。

そんな14名の後輩たちが新たなステージに進む。毎年のことだが、寂しくも嬉しい。それが卒業だ。
3年生のみんな、ホントありがとう。
そして、卒業おめでとう!! 

これまでも、これからも。見せてやれ、日立一高の底力。



bko443116 at 21:49|PermalinkComments(0) 日立一高 | 日記

2022年07月21日

日立一高の夏が終わりました。

このチームと甲子園に行きたかった…心の底からそう感じたチームでした。

『底力』…鶴文字に描かれたチームのパワーワード。
7か月前の年末、毎週のように日立に通ったあのときの風景が鮮明によみがえってきます。自分がさせてもらってきたサポート活動に対して、ここまで手応えを感じさせてくれた代があっただろうか。選手たち同士だけではない、われわれ外部スタッフも含めたチームとしての一体感。そこに言葉はなくとも通じているもの、つながっているものを実感させてくれる選手たちだった。そんな彼らとのチーム日立一として共に歩み戦いながら形づくってきた集大成の夏。

それだけにこの悔しさは言葉では言い表すことができない。こんなに早く夢の締め切りが来てしまうなんて……早すぎる。

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負けたのか…勝てなかったのか…勝たせてしまったのか。。
ゲームセットの瞬間からタラレバモンスターが頭の中で暴れている。ひと晩たっても、ふた晩たっても、仕事から帰っても、まだ暴れている。
勝負にタラレバは禁物。その通りだ、、わかっている。時計の針はもう戻らない。その通りだ、、わかっている。

「ことごとくピンチをチャンスに変えるチカラ」をテーマにやってきたチームだった。それが出来なかった。。

「切れ目のない打線で一気に相手をのみ込む」ことをテーマにやってきたチームだった。それでカバーすることができなかった。。

「取れるアウトを確実に取る」ことができなかった。「戦術を一発で決める」ことができなかった。ここぞの場面で弱気の虫が顔を出してしまいバットを振り抜けなかった。一気にたたみかけられなかった。

“自分たちの野球” ができなかった。「勝負とは相手がどうかじゃない。自分たちがどうかなのだ。」それが「相手がどこであろうと、やるべきことをやるだけです」という言葉に象徴される、よく本来の実力という言葉で表現される普段のプレーの再現性こそが強さということなのだ。今回はそのことを目の前に突き付けられたのだ。悔しいけれど、負けに不思議の負けなしである。


でも負けたわけじゃない。勝てなかったのだ。だが、それを試合に敗れたと言うのだ。敗戦と言うのだ。負けたと言うのだ。それがトーナメント。それが高校野球。それが勝負の世界なのだ。

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今日、竜ケ崎一高は真っ向勝負で明秀日立に挑んでいった。猪俣くんを打ち込んだ。石川くんを打ち込んだ。敗れはしたけど、立派な戦いっぷりだったのではないだろうか。積年の天敵に心から拍手を送りたい。

だからこそ、日立一高のみんなには上を向いてほしい。キミたちが積み重ねてきた日々は本当に尊いものだったんだ。キミたちの成長が何よりそれを証明している。春より格段に強くなった。ただ勝負に勝てなかっただけだ。

こんなに人間って成長できるのか・・しかもこんな短い間に。そう驚かしてくれたのは、他でもない日立一高 野球部の選手のみんななのだから。

だから後輩のみんなは、先輩たちの背中をそのまま真っすぐに追いかければいい。その先には甲子園がある。先輩たちが信じてきたもの、やってきたもの、追いかけてきたもの、それらはすべて正解そのもだ。だから確信を持て。そして自負を持てるだけの汗をかけ。

いいかい? 結果を怖がるな。現実を言い訳にするな。「やってみなけりゃわからない」「まだまだ行ける」を口癖にしよう。弱気の虫は死神だ。今すぐ心の中から撃退するんだ。
できるか、できないかじゃない。やるか、やらないかだ。

第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンはこんな言葉を残している。
Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.
(できると決断しなさい。方法なんか後から見つければいいのだ。)

日立一高の甲子園への挑戦はここで終わりじゃない。これからも続くんだ。
その道筋を示してくれた3年生のみんな、本当にありがとう。最高にカッコよかったぞ!
そしてこれからも、よろしくお願いします。

bko443116 at 23:33|PermalinkComments(2) 日立一高 | 日記
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