2017年04月10日

今年も日立一高 野球部父母会のみなさんとの意識共有会に行ってきました!

4月1日の先週土曜日、日立一高 野球部父母会向けの「組織強化セミナー」に行ってきました。

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2014年の春からスタートして今回で4回目。父母会の方々向けに意識共有を図るセミナーという形式のミーティングは、年に1回しかないんですが、この1回の意味も、回を重ねるごとにわかってきた気がします。

だからこそ、その意味性をどれだけ持たせることが出来るか?という使命の意味と重さも、年々わっかてきた気がします。中山監督が立場上なかなか言えないことも、代々の父母会の先輩方が腹に溜めていたことも、この1回に込めて代弁しなければいけないんですよね。

何かを代弁するというと、私は職業柄こんなことを思い浮かべてしまいます。世の中がなんとなく思っていることや感じていることを、商品やサービスのメッセージとして代弁するというクリエイティブワーク。広告メッセージの開発と同じなんですね。
ここはプロとしての腕の見せどころ!ちゃんとやらなければなりません。

それが出来なければ私が任されている意味がないですからね。


つーことで、今回の父母会セミナーの内容はこんな感じでお話させていただきました。




今回は、世界のGoogleが自社の人材分析のために行った「PROJECT ARISTOTLE」(プロジェクト
アリストテレス / ハーバードビジネスレビューからの抜粋記事を元に進行しました。)のお話から入らせていただきました。

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ここから導き出されたのが、気配り力→「二つのそうぞうりょく」なのでありました。

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そして、それが意味することは何か?ということを、昨年10月に母校で講師をさせていただいたHRセミナーの授業の一部を引用しながら紐解いてみました。

その上で、このようにGoogleの行ったPROJECT ARISTOTLEが示唆する意味をまとめてみました。

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だから、
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だから、
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まとめると、
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ということでありまして、その上で

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そうなんですよ!

高校野球は甲子園がすべてでいいんです。
日立一高 野球部は、本気で甲子園を目指すチームです!


そして、日立一高野球の価値観のパートへ。

特に今回は、日立一高野球部の考え方、つまり中山顕監督の考え方にスポットを当てました。

それがコレです↓

プロフェッショナル仕事の流儀_白堊の躍進 from YASUHIRO KOIKE on Vimeo.




「白堊の躍進」というドキュメンタリー番組風の内容をNHKプロフェッショナル仕事の流儀のフレームに乗せて、中山顕という男の美学をお伝えさせていただきました。

『プライドある自己犠牲』

この意味を“FBS”チーム全員が理解し行動に移すことが出来たとき、甲子園という夢が現実のものになるんだと思いました。

そんな日立一高 野球部の考え方・価値観を体系的に整理すると、こういうことになるんだと思います。

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そして、私は改めてこう思うのです。

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ここでCMが入り、休憩です!(笑)


CM_この木なんの木2017 from YASUHIRO KOIKE on Vimeo.




後半は、選手たちが設定した努力のトライアングルVTA2017の共有をさせていただきました。

選手たちに渡してあるVTA2017の冊子。
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その内容は、ぜひこちらをご覧ください。
選手たち自ら設定した努力のトライアングルです。これが選手たちの正しい努力の道標です!



そして、チームのVTAのダイジェストビデオがこちら↓

オレたち日立一高 野球が甲子園の土を踏むために。vol.12 from YASUHIRO KOIKE on Vimeo.





それと、昨年から「父母会が目指すもの」のパートは、父母の方々に登壇していただいてパネルディスカッションを実施しているのですが、今年も父母会OBの方々にご登壇いただきました。

2015準優勝捕手・渡邉くんのお父さん、得点圏の必殺!仕事人・橋本くんのお父さん、昨年のベンチキャプテン・ヤスのお母さん、白堊の司令塔・伶司のお母さん、昨年チームの大黒柱・彩斗のお母さんの5名の方にお話を伺いました。


準優勝チームのクレイジー父母会長を務めた渡邉さんの「息子の前では鬼になりました。」という言葉が印象的でした。父親として、とにかく「甘え」を許さなかったんですね。
2年前の春の聖光学院戦で監督にとことん罵倒されて、息子はスタンドで、親父は球場の裏で悔し泣きしていたんです。
そして夏大には見事に脱皮した姿を見せてくれました。あの夏の渡邉文弥くんの活躍は言うまでもありませんよね。
「渡邉さんなら、きっとわかってくれる。」という中山監督の“賭け”に、見事に親子で応えたわけです。この信頼関係と、敢えてそこに賭けにいく監督の本気と勇気。もっとラクなやり方はたくさんあるのに…。こういうところが、監督・中山顕が教育者・中山顕たる所以なんです。

これが出来た日立一高は当然強かったわけですよ!

そして渡邉さんが力説していたのが、現場(試合や練習。特に試合前後の練習やミーティングを見てほしい。そこにある選手ひとりひとりの役割や表情にこそ本当の現場が見えるんだと。)を見ることの重要性でした。(渡邉さんが聖光学院戦の現場にいたから、文弥くんの脱皮があり、あの夏があったわけです。)

これは、伶司のお母さんもおっしゃっていました。
「甲子園 !?」
入学した頃に息子が発した言葉は、「なにバカ言ってんの。。」という感覚だったそうです。
でも、“現場”で目の当たりにする息子たちを見ているうちに、いつの間にか自分も「甲子園!」ってなっていたそうです。
だからこそ“現場”を体験してほしいと。そして、その現場の中に、自分の息子がチームの中で自分の役割を見つけ、必死に役割に徹し努力している姿にインスパイアされ親自身が変わるのだと。自分の息子と同じように、他のチームメイトひとりひとりのことも見ることができるようになる。価値観が変わる瞬間なのだと思います。

また、そうした選手たちの「がんばり」の中で、ヤスのお母さんは、選手同士の支え合いを感じていました。
疲れて駅からバスに乗り、同じ方向の仲間と帰ってくるときに、ヤスが熟睡して寝過ごしそうになるのを、仲間がしばしば起こしてくれたというエピソード。(寝過ごして終点まで行ってしまったこともあるそうです。。笑)
これは、おそらく氷山の一角。氷山の一角というと、あまり良い意味で使われることは少ないのですが、ここでは良い意味で使います。同じような支え合い、助け合いがチームの中で日常的に行われていたんだと容易に想像がつきます。

その象徴が、彩斗のお母さんのお話でした。
彩斗は1年生の時からクリーンアップを打ち、マウンドに上がり、2年生の夏には背番号こそ3でしたが、エースとしてチームを準優勝に導いた押しも押されもせぬ中心選手。
そんな彩斗が、相棒の関くんと送迎のクルマの中で話していたのが、池田くん率いるデータ班への尊敬と感謝の会話。
池田くんを指して「ホントにあいつは凄いんだよ。頭が上がらない・・」と。
特にバッテリーにとってデータ班は普段のやり取りも多かったのだと思いますが、「あいつらのおかげでゲームメイクができるんだ」と。
この話をしているとき、彩斗のお母さんが思わず感極まり涙をこぼした背景には、彩斗本人と同じ感情がよぎった証だと思います。

だからこそ、何事も本気じゃなきゃダメなんです!
だからこそ、高校野球は甲子園がすべてでいいんです!

そう確信した瞬間でした。

橋本くんのお父さんとは夜もご一緒させていただいたんですが、橋本さんの言葉でとても印象的だったのが、「男親こそ現場に行かないとダメなんです」という言葉。
この言葉の本質は、男親は「現場」を野球というチームスポーツとして見ることができるということで、これは母親が見る現場の景色とは違って見えるということを指していました。
基本的に男親のほうが野球というスポーツに明るいということもありますが、プロ野球の男性ファンと女性ファンに準えるとわかりやすいかもしれません。それと似ていて、マイチーム>マイヒーローか、マイチーム<マイヒーローかという違いがあるというのです。
すべてがこうかと言えば、そうではないと思いますが、あくまで相対論としてその傾向が強いという話です。感覚的にわかる気がします。
その話の中で橋本さんがおっしゃっていたのは、自分も試合を観ているから客観的視点で夫婦間で話が出来たんだと。父親の広い眼と母親の深い眼。このバランスの大切さを教わった気がします。

なんと学びの多いことか。

また、同じく夜の席で小守くんのお父さんがお話しされていたエピソードも印象的でした。最後の夏大のベンチ入りメンバー発表の際、小守くんはメンバーから外れました。そうした状況の中お父さんは「明日の練習試合行くのやめようかなぁ〜」と思わず呟きます。そして、それを聞いた奥さんはこう言い放ったと言います。
「(うちの子がベンチに入っていようといまいと)そんなこと関係ないじゃない。私は応援に行くわよ!」

けっこう酔っ払ってましたが、私はこのエピソードに感動を抑えられませんでした。
(小守くんはその後ベンチ入りし、夏大では三塁コーチャーズボックスに立ちました。特に、水戸商戦での9回の同点劇、準決勝 東洋大牛久戦での先制点の影の立役者は小守くんに他ならないことは特筆するまでもない周知の事実ですよね。)

こうした父母会OBの言葉やエピソードのひとつひとつが伝統となって、日立一高 野球部を強くしていってくれるんだと強く感じた夜でした。

だからこそ、誤解を恐れず伝え、そして積み上げていかないといけないのです。
それが公立高校の強さになっていかなくては。そう思わずにはいられませんでした。

セミナーの最後はビデオメッセージ。まとめビデオというよりは心をひとつにするためのビデオと捉えていただければ幸いです。


オレたち日立一高 野球部が甲子園の土を踏むために 〜for the Parents' Association〜 vol.4 from YASUHIRO KOIKE on Vimeo.




※セミナーで配布したQRコードをうまく読み込めなかった父母の方がいらっしゃるようでした。こちらで改めて共有できればと思います。

※それから、今回のセミナーに関し、ぜひともご意見・ご感想をいただき、次への積み上げとさせていただきたいので、アンケートにご協力いただければ幸いです。

https://questant.jp/enquete/edit/244190


何卒よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


bko443116 at 00:43│Comments(4)TrackBack(0)日立一高 | 日記

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この記事へのコメント

1. Posted by がちゃぴん   2017年04月11日 14:10
ご無沙汰しています。義父の看取り、実父の癌の手術やいろいろあり今も介護が続いていて身体と心に余裕がない生活をすごしていますが、涙腺も弱くなっているのもあり読ませていただいて涙していました。息子がラグビーをやっていて怪我で落ち込んでいたときに応援くださった方々のことを再び思い出しました。監督、サポートされている小池さんのような方々、選手、ご父兄と本当にすばらしいと思います。ここまでのチームないと思います。ずっと応援続けていますので甲子園にぜったいぜったい行ってください。日立一なら行けます。
2. Posted by できん   2017年04月14日 09:37
がちゃぴんさん

ご無沙汰しております。
お父様の介護で大変な中コメントいただき有難うございます。
息子さんはお元気ですか?
あの代の日立一高野球部の子たちも今年は就職活動です。
夏大前の練習試合で骨折しながらも驚異の復活劇で夏大で打率5割の活躍をみせたベスト8進出の原動力となった選手は、私の大学の後輩となり、ただいま就職活動中です。
私たちがそうであったように、いつの間にか成長して大人になっています。(笑)

がちゃぴんさんのご声援に恩返しできるよう、卒業していった先輩たちや父母会の先輩たちがやってきたこと、いま自分たちがやっていることを強く信じて、必ずその蕾を花咲かせ甲子園出場という開花宣言で報いたいと思います。

これからも見守っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます!!
3. Posted by ハナ改め華   2017年04月14日 23:00
お久しぶりです☆
こんにちは:)
1年に一度の意識共有。
それでも大きな意味があるんですね(*^^*)

いろんなエピソードを見て、うるうる。
なんだかやはり元気をもらいました♡♡
やはり日立一高が好きだなぁと思ってしまいます!
4. Posted by できん   2017年04月15日 12:57
ハナ改め華さん

お久しぶりです!夏以来ですね😊
コメントありがとうございます。

父母会の方々とまとまってお会いする機会は何度かあるんですけど、別目的の会合だったりするので、あのように野球部の価値観を共有する会は年に一度なんです。

でも、たとえ一度でも、その一度に意味があるんだということを教わったのは、実は父母の方からの言葉なんです。
父母会全員が同じ場所、同じ時間、同じ空気の中で、同じものを見て感じることに大きな意味があるんだと。
仮に同じものを見るのでも、それぞれがバラバラに見るのと全員が一緒に見るのとでは全く違うんだと。

その意味を感じてきたから、父母会のOBのみなさんも毎年前向きに協力してくれるんじゃないかと思うんです。

ホントに有難いんですよね。
だからこそ絶対に甲子園に行きたい!
華さん、これからも応援よろしくお願いいたします。

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