京都新聞社の公式ツイッターアカウントが2015年1月21日、不適切なツイートをしたとして謝罪した。

いつものように「ニュース記事へのリンク」と「記事見出し」のツイートを続けていたアカウントに21日午後4時ごろ、異変が起こる。

突如、「おっぱいは赤ちゃんのものですよね」とつぶやいたのだ。400を超えてリツイートされ、「どうした中の人wwwなにがあったw」「どうしたん京都新聞www」と驚きの声で受け止められた。

「それとも、おっぱいはお父さんのものなのでしょうか?」

アカウントは続けて「それとも、おっぱいはお父さんのものなのでしょうか?」とツイート、さすがに様子がおかしいと思ったのか、アカウントのハッキングを疑う声もチラホラ出始めた。しかし、次のツイートで謎は解ける。

「<参考資料>「おっぱい」は誰のものか...京都の研究会が「文化論」出版」

メッセージに続いて貼りつけられていた京都新聞の記事中で「乳房の文化論」(淡交社)という書籍と執筆に携わった乳房文化研究会(事務局・京都市南区のワコール内)の研究内容が紹介されていた。つまりは記事の内容を分かりやすく紹介するためのツイートだったのだ。

続いて「ああ、結婚してなければおっぱいは彼氏のものですよね」と先ほど変わらないトーンでつぶやいた。

しかし、一連のツイートは多くの人の怒りを買っていた。

「なんで身体の一部が他のヒトのものなどと社名入れて書けるのか、記者としての知性を疑う」
「不適切どころか差別発言ですし、このツイートもまったく意味がわかりません」
「とても差別的なツイートなので、考えるきっかけにはなりません」

と厳しい指摘が相次ぎ、ついには、

「『おっぱいは誰のものか』という視点から...乳房を切り口にすれば、さまざまな議論ができる。暮らしや文化、社会に対して考えを深めるきっかけにしてもらえればとの意図です。ご容赦ください」

と謝罪に追い込まれてしまった。

その後矢継ぎ早に

「ユーザーの方に不快感を与えたツイートを謝罪いたします。身体の一部が他者の所有物であるような表現は差別的でした」

と釈明した。

アカウントは午後6時過ぎに「ユーザーの方に不快感を与えたツイートをお詫びするとともに削除いたします」と宣言、一連のツイートを全て削除した。