東京都の舛添要一前知事の「政治とカネ」の疑惑追及が、27日の都議会総務委員会で行われた。都側は、舛添氏の豪華海外出張の資料や、公用車の運転日誌などを提出したが、政治資金で購入したとされる美術品の一覧などの提出を舛添氏が拒んだため、実態解明は進まなかった。
毎日新聞28日朝刊によると、舛添氏側が「市民団体に刑事告発されており、捜査に支障を来す恐れがある」と提供を断ってきたという。
舛添氏を辞任に追い込んだ総務委員会は6月、資料143件を出すよう請求していたが、舛添氏の協力拒否で提出は33件にとどまった。
最後の最後まで地位にしがみつき、都議から「セコい、卑しい、小さい」と批判された舛添氏だが、辞任後も都民を失望させそうだ。
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