Helical Heads

音楽、小説、動画など、気になったものについてのメモ、レポート、日記。

Helical Headsについて

管理人:Dee

千文字小説やってます。

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いまのところ、千文字小説だけですが、サイトの幅も増やしていこうかな、と考え中・・・
メモ代わりに作ったブログですが、それでも「読まれている」と思って書いていこうと思います。たとえば音楽にしても、きちんと紹介していけたらな、と思ってます。


ブログ更新お休み

わりと長い間、更新が滞ってました。「ご無沙汰です」とはこういう時に使うんですかね。

暫くネットから離れます。
これから赴く仕事場は、ネットが使えないですし、どうも僕は携帯は苦手なので、当分はほとんど音沙汰なしになるでしょう。4月ぐらいにまた再開できるでしょうが、暫くは1000文字小説への投稿、このブログの更新は控えます。

といっても、PCは持っていきます。新しい土地と新しい生活環境。そういった状況では、何かと影響されることも多いかと思いますし、刺激もあるでしょう。なので日記、スケッチを中心に文章を書くことを怠らず、4月ぐらいにはまた異なった文章を書くことが出来るかもしれません。
なので、今、これまでの僕のスタンスのまとめとして、長文になりますが、書きとめておこうと思います。

僕の文章は、世間がいう「刺激」「人間味」「情緒」が無いです。どれも欠けている。例えば、僕の文章を頭の中で、声を出して読んでも、平坦なつぶやき声が聞こえるのみです。それはやはり心構え、密着した世間との関係が希薄なためだと思います。遠くから眺めているような味気なさ、いつも距離を置いているような素っ気なさ。この文章もそれは例外じゃありません。つくづく、渇いていて、地味な色です。それも、レパートリーが少ない。

1000文字でも、僕の目につく作家さんたちの書く文章は、生き生きしている。ちゃんとした呼吸が文章の中に根付いている。それはセンスでもなく、ギミックでもなく、心だと思います。「こんな体験をして、こんな気分、気持ちになったんだ」というような、さりげなさの中に説得力を増して想像を急かす。そんな清々しい文章は、頭の中でしっかりと整理して、素直に書けているからだと思います。

話は変わりますが、実は、僕は本を全然読んでいません。多分、読書好きの高校生の方が、僕よりも本を読んでいるでしょう。もともとがそんな状況なのに、千文字小説を書き始めた頃からは、より酷くなっています。理由は、物語に入り込めなくなったからです。分析してしまう。「この話はこういう構造で、こんな文体で……」といった具合に、批評の立場で読んでしまう自分がいつも頭の片隅にいて、ストッパーになってしまいました。僕は楽器もやっていますが、実はこれは良い傾向だということは分かっています。曲を聴いたら、楽器を経験しなかった頃は何も考えなかったのですが、だんだんそれぞれの音が分離して聴こえてくるような体験をしました。「このベースラインにこのドラム……」といった感じに。
始めは、前ほど曲を楽しんで聴けなくなってしまったと感じたのですが、その状況に陥ったら、もう戻れなく、逆にそちらの方が良いと思える時期が来るのです。僕にとって、小説は、今、その時期です。なので、小説を書く側ではなく、読む側に徹底してみようと思います。

もともと僕は、物語性、登場人物よりも、構成、文体に惹かれるタイプらしいです。それは、多分、一番初めに興味を持った小説で分かる気がします。僕は、教科書に載っていた太宰治の『待つ』に興味を持って、そこから読書歴が始まりました。どこに興味を持ったのかというと、文体だったのです。これは読んだらすぐ分かる個性的な文体です。そして、『道化の華』を読み、一気に太宰治に惹かれました。構成が変わっていて、なおも力のある言葉。初めて文章を書いてみたいと思った作品です。彼の文章は、すぐそばにいて語りかけてくるような不思議な親近感があります。

そこからは日本の小説はほとんど読まず、海外文学を漁って読む、を続けてきました。ここらへんは今と変わりありません。なぜか分かりませんが、海外文学の方が、僕にとって親近感の湧く小説が多いのです。音楽でも、それはいえます。

今は本を読む時期です。ちょうどいい機会だったかもしれません。

では、また必ず戻ってきますので、その日まで……

新作投稿「真心(あるいは甘え、もしくは虚栄心)」

新作です
真心(あるいは甘え、もしくは虚栄心)

ところで、千文字って、キャラクター性、物語構成、テーマへの追求、観念的な思想展開、場面のスケッチの中で、一番適してるのは、やっぱり場面のスケッチなのかなって思っていたのですが、実際どうなんでしょうね。何となく文字数的に、日常の些末な一場面を、奥ゆかしく取り上げたら、それだけで、ぴたりとフィットした快さがありますよね。で、このサイトでそれを実証している作者さんは、多いです。その他、ストーリーの枠組みのしっかりした小説もいいのですが、一つぐらい、なんか意味の分からない、漠然としながら横道に逸れまくってるようなのがあってもいいんじゃないかって思います。
実際、僕はそういうのが大好きで、ぱっと見、意味が分からなくて、別にこのまま分からなくてもいいんだけど、ちょっと無理やり意味をこじつけてでも分かろうとしてみるような話が好きです。絵で言うと、アウトサイダーアートなんて、その典型ですよね。あれは、感覚的なものだから、逆に、文章であれば、そのイメージは短い文字数の方が発揮できる気がします。

あっ、上記の文は、今回の作品とは関係ないですよ。念のため。
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