2006年04月08日

誰が許した。とうとうDVD化。2

もう更新無いかと思ってたでしょうかしら。

私も思っていました。

えーと、いつか前に紹介した最悪アニメ(ある意味褒め言葉)"Wonder Showzen"がなんとDVD化です。

その上思い余ってかシーズン2まで放送となりました。あの史上最悪のラストエピソードからどう再び盛り
上げていくのでしょうか。



"Wonder Showzen"をご存知ない方へ説明致しますと、限りなくドス黒いセサミストリートとでもお考え下

さい。もちろんお子様に見せるようなアホタレな親は通報されなさいというような旨が書かれた警告文付き

の番組です。



私の大好きなエピソードはImagenation坊やの出て来る回なのですが、ここでやってたBeat Kidsのインタ

ビューでは子供が肉屋さんに突撃。

ここで豚の頭にインタビュー。

"how long have you being a police man?"

(警察官になって何年くらいですか?)

この意味はアメリカでは警察=Pig との蔑称から。


wondershowzen01

Beat Kidsではおなじみのトレンチコートの男の子。なかなか肝が据わってる子です。



あとこの回では前にも言った奴隷の歌(奴隷!がアメリカを作った/奴隷!これは君の歌だよ/てな歌詞)


とか。



毎回ある子供達への質問では『もしも願いが叶うなら』

とある子供は「パパとママにもう一度仲良く戻って欲しい……地獄で」

なんてピュアっぷり。



ああ、シーズン2なんて誰が許可したんだろう。MTV放送じゃなかったら速攻潰されてたと思うんだけど。


面白いんですが、例えば一番好きな番組は?と聞かれてこの番組を挙げるような人はちょっとどうかと思

う。そんな内容。

さて、放送圏外の方々は金を出してでもこのDVD見るべきかどうなのか…。違う意味でDVDラックには並べ

ておけないよね…。とあるサイトではフリーで見る事ができますので、探してみてくださいませ。



wondershowzen02

クラレンス君の街角インタビュー。

かなりの高確率でインタビュー相手に嫌われています。

  
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2005年11月09日

日本アニメin US

そういえばアメリカでどのくらい日本のアニメが放送されてるのかなと
ふと思ったもので、現在家のディレクTVで視聴可能な日本アニメのタイトルを
挙げてみます。カッコ内はアメリカでのタイトル。

遊戯王(Yu-Gi-Oh!)/ポケモン(Poke mon)/ソニック/魔法使いミュウ?(Mew Mew)/
ワンピース/NARUTO/ボボボーボ・ボーボボ/鋼の錬金術師(Fullmetal Archemist)/
妄想代理人(Paranoia Ergent)/スクライド(S-cry-ed)/犬夜叉(Inuyasya)/
サムライ・チャンプルー(Samurai Champloo)/ドラゴンボール/カウボーイ・ビバップ
名探偵コナン(Case Closed)/デュエル・マスターズ/金色のガッシュベル(Zach Bell)/
フリクリ(Fooly Cooly)/ビッグ・O/エヴァンゲリオン/スーパーミルクちゃん
(Super Milk Chan)/甲殻機動隊/他、日本語タイトルが不明なものが2、3…。

これは一つの局(カートゥーン・ネットワーク)だけでなく、地上派や、ゲーム専門ch
等で放送されている日本アニメを並べてみました。
過去にも放送されたモノを入れるとキリがないので現在見れるものだけで。

日本アニメは主に連続モノなので、正直再放送の多いアメリカンchでは混乱するかも。
新しい回が放送された直後に以前の再放送が毎日毎晩流れるワケなので、これは
いちいちこのタイトルは何曜日に初回放送〜とか覚えないといけない。つか、ファンじゃ
ないと根気よく見れないんじゃないか…?


そういう再放送ばかりでchが成り立っているために、一話完結式のアメリカンアニメには
賛否両論ありますが、再放送が多いから人気のあるアニメはそれこそ世代を超えて長く愛
されているんだと思います。

自分もアニマックスが見れたらどんなに素敵かと思うですよ。
クリーミーマミ、うる星やつら、ピュア島の仲間たち、ハウス名作劇場、
パタリロ!…挙げるとこれもキリないですが、もっとお手軽に見れるように
ならないかしら…。
日本版のDVDがあんなに高いのは何故?  

2005年10月01日

彼らが帰ってきた!!4

topcatいやはや、ビデオデッキが壊れてなかなかちゃんとエピを見れずにいたら
9月記事書かないままになってしまいました…。
いや、続けますよ。ノロノロながら。

そしてとうとう!出るかな〜、どうかな〜と思っていた彼らが登場してくれました!!
"Hervey Birdman attney at low"の新エピソードにて
バードマンの元を訪れたのはベニー・ザ・ボール!
そして依頼内容はネコである事を理由に捕まってしまったTCことトップ・キャットの弁護。

『トップ・キャット』。アメリカのブーメラン(ハンナ&バーベラを中心とした懐かしアニメチャンネル)で初めて見てから、彼らの虜です。
『トップ・キャット』はハンナ&バーベラのごく初期に作られたアニメで、
NYはダウンタウンの空き地で生活する野良猫ギャング達と彼らのテリトリーを管轄している
ディボー巡査と織り成すドタバタコメディです。

ギャングの中心となるのは黄色い毛に紫のベストと揃いの帽子といういでたちのトップ・キャット。
彼は常に悪知恵を働かせては金もうけしたり美女ならぬ美ネコに言い寄ったり、けっこう気障な
江戸っ子といった感じのリーダー。
彼の子分にはずんぐりむっくりで愛嬌のあるベニー・ザ・ボール、パリジャンのようにスカーフを巻いて可愛いネコ達といつも愛を囁きあってるプレイボーイのファンシー・ファンシー、
人(ネコ?)は好いのに要領の悪さでいつも振られてばっかりのチュー・チュー(チューチ)、
子分の中では一番頼れて、TCと同じくらいフットワークの軽いスプーク、
のろ〜い喋りといつも眠そうな顔、意見があっても「あ〜、何だっけ?」な答えで
ものすごいマイペースなブレイン。


話はバードマンに戻って、TCの身柄をベニーと共に引き取りに行ったバードマン、
そしてフラフラになったTCを車に乗せるも、TCの様子がおかしい。
「なんでこんな場所に絆創膏が…?×××の感触が無い…」(×××のところで"Third Leg"という名のバーが映し出される。)

そして場面変わって裁判の判事中のマインドテイカーはよその弁護士(名前失念…)と犬の心を入れ替えてしまい、裁判を早々に切り上げる事に成功。しかし元に戻すはずが間違ってまた犬の心を入れたままにしてしまい、弁護士の心を見つけるまで彼を家で飼うハメに。
恋人(以前バードマンが結婚したジジ)とのデート中にも弁護士にベロベロと舐められたりと
邪魔ばかりされて今度は4才の男の子と心を入れ替えてしまうマインドテイカー。
しかしそれも大失敗。

バードマンはTCとベニーをアパートで引き取るが、彼らが仲間を連れてきて家はカジノになってしまい、キャットフードをあげてもグルメのTCには文句ばかり言われる始末。しかも巻き込まれてバードマン自身も留置所入り。
どうにか裁判を終わらせたいバードマンだが、判事長のマインドテイカーは裁判どころではなく
弁護士がじゃれ付いて怒り心頭。

そしてマインドテイカーはデートの直前、バードマンにベビーシッターを頼む代わり、裁判を有利に
させるとの司法取り引き(?)が決まり、裁判中にようやく弁護士の心を見つけて一件落着。


しかしトップ・キャットの声優陣はかなり個性的な喋りが多かったので、バードマンで演じた
彼らの声は大変そうだったなー。
トップ・キャット初回放送時はなんと、大人向けのアニメとして放送されていたようで、
そのせいかあまり人気が出ず30話のみで終わってしまったアニメなんだそうな。
去年DVDのBOX SETが発売されました。イギリスでは結構人気で、オークションでは掘り出し物が
多いです。

古いコミックスがあるので、とりあえずはその写真でも。
今回はフィルが出てこなかったような…。前回出ずっぱりだったから休み?
フィルの娘、可愛いなあ。本家バードマンでも出てきたキャラなんでしょうかね。
  

2005年08月16日

『フューチャーラマ』で泣いてもた。

。・゚・(ノД`)
こんな顔文字付けたいそんなエピ見ちゃったの…。

『Futurama(フューチャーラマ)』の"Jurassic bark"です。
フューチャーラマは『ザ・シンプソンズ』のクリエイター、マット・グロウニングが手掛ける
未来型アニメ。
おおまかな内容としては1999年の大晦日、ピザ屋のデリバリーボーイだったフィリップ(フライ)が
いたずら電話で指示された配達先を訪れたのが事の起こり。
そこはコールドスリープマシンの並ぶ会社で、フライははずみでマシンに閉じ込められ1000年冷凍保存されてしまう。
何もかもが変わりはててしまった未来に戸惑い、外を歩いていたら公衆便所と間違えて簡易自殺マシンに並んでしまうフライ。そこで出会ったのが自殺志願のロボット、ベンダー。

その他、一つ目の宇宙人レイアやマッドサイエンティストのタコみたいな顔の博士等、フライが見る西暦3000年の未来生活やドタバタなどを描いたアニメです。


エピソードの方は、ある日博物館にて、かつて自分が働いていたピザ屋の展示物を発見、そしてそこで可愛がっていた犬のシーモアのミイラを見つけて持ち帰ってきたフライ。
博士に頼んでシーモアのクローンを作ってもらい、また昔のように一緒に暮らせると喜び
家にはドッグフードだのベッドだのを用意しウキウキの彼にベンダーは激しく嫉妬。

親友だと思っていたフライを犬に横取りされると腹をたてるベンダーはあの手この手でフライに
ちょっかいを出すのですが、フライの頭の中はシーモアとの思い出が甦るばかり。

さて、ここでフライがコールドスリープにかけられたその後の彼の家族などを見ることが出来ます。
息子が配達に出たきり帰ってこない。
シーモアは帰らぬフライを心配して家族に教えようと訪れるのですが、両親、兄誰もフライがいなくなったと気付いておらず、シーモアが来てもうるさいからと追い返すのみ。
その後シーモアはコールドスリープの会社を発見し、フライの入ったマシンの前で鳴き続けるのですがそんな事を知らない会社の管理人はシーモアの鳴き声がうるさいと、フライの両親を呼んで
シーモアを連れて帰ってもらうだけで、両親は目の前で凍る息子に気付かないまま。

そして1000年後の現在、いよいよシーモアのクローンを作ろうと皆が見守る中、突然ベンダーが乱入し、シーモアのミイラを溶鉱炉の中へあやまって放り込んでしまいます。
溶鉱炉に飛び込もうとするフライを皆が止め、フライがどれだけシーモアの事が、そしてベンダーが
大切かと身に沁みたベンダーは反省して自ら溶鉱炉のに飛び込み、シーモアのミイラを見つけ出します。

これで無事新しいシーモアを作れると安心したフライですが、DNAの分析でシーモアが15才まで生きていたという事を知り、クローン作りを中止させます。

自分がシーモアと暮らしたのはたったの3年。その後12年も生きたんだから、きっと他の誰かに拾われてその飼い主と幸せに余生を過ごしたに違いないと。
クローンを作るのは彼のその後の人(犬)生を邪魔するかのようでためらったのでしょうか、フライはシーモアのミイラをまた溶鉱炉へ投げ入れ、思い出の中へと封じ込めることに。

そして場面変わって2000年、画面はフライの働いていたピザ屋。店の前でフライを待つシーモア、店から時々シーモアにピザをあげに出てくる店主、店の前を通り過ぎる通行人が季節を変え、時代を変えてオペラ調の歌をバックにその様子が流れます。
そして12年後。もうピザ屋は潰れてなくなってしまった。しかしシーモアはまだそこにいる。
雨でも雪でもじっとそこに立ち尽くしていたシーモアが最後にゆっくりと座り込み、そして目を閉じる…。
  
ー暗転ー


もう一度貼っちゃうよ。
。・゚・(ノД`)<ウワワワワ。

あかん、不意打ちのラストだった…。
確かこれってイギリスかどっかの忠犬の話が元だよね?
たった2年しか一緒に暮らせず、そのまま発作か事故で死んでしまった主人のお墓に
その後10年以上死ぬまで寄り添っていた犬の話。
いくら笑いがブラック嗜好でもさ、こういうの直球でやられてしまうんだよ。
しかも『フューチャーラマ』でかよ!と。
いっつもそんな話じゃないじゃん。ただの未来型コメディじゃんと。
シンプソンズでもそんな泣かせ系は見た事なかったのに…。
そんな涙も鼻水もだだ漏れな話なのに、何故このタイトル…。
あと犬の名前がシーモアって、シンプソンズのスキナー校長のファーストネームと同じなのが笑える。

フューチャーラマはベンダーがスローライフを送る使い古しのロボットの住む島に流れ着いた話とか好きだけど、全体の作りがCGですって感じがどうも馴染めない。
ベンダーを見ていると『21エモン』のゴンスケを思い出してしまいます。
  

2005年08月05日

夏だし…

デザインを変えてみました。涼し気?

先月、新作や未リリースなどのアニメを録画するためのビデオデッキちゃんが
さすがにお年だったため、往生されました。

これじゃあチェックできないじゃないの…orz

まあとりあえずは小さく雑記書いておきます。

『ファミリーガイ』の新シーズンが現在、『アメリカンダッド』と共に
FOXチャンネルで毎週放送中です。
いやー、すごいエネルギーだなあと毎週感心です。なんか今シーズンはクァグマイヤーが
人気なんでしょうか、彼の出番が多いので嬉しいです。

ボウリング場でロイスのトイレを覗こうとしてロイスに返り討ちにあってみたり、
親友クリーヴランドの奥さんにそそのかされてうっかりヤっちゃったり、
ブライアンと一緒にお見合い番組出てみたり。

しかしサイトではクァグマイヤーの声もクリエイターのセス・マクファーリンがやっている
そうだけど、「ギグルギグルギー!」の決め(?)セリフを聞く度に

「職人だなあ」

と感動。たまに小刻みになるんだよね。


ブーメランではいつの間にか、80年代のバットマンアニメが再放送中。
この頃のバットマン、めちゃ好きなんです。全てが格好良い。

サウスパークはいつシーズン9の後半が放送されるのか…。なんと、9月から地上波放送
開始です。といってもアメリカupnチャンネルですが。シンプソンズに並ぶことができるのか!?
そういえばシンプソンズではバートとミルハウスがサウスパークを見て、サウスパークでは
"Simpsons already did it!"でサウスの住人がシンプソンズキャラに変わってしまったり、交流が見えて面白いですね。
『ファミリーガイ』でも、あからさまなシンプソンズネタのパク…いえいえ、オマージュとシンプソンズのホーマーがクローンを作る回で、ピーターがチラと登場してたりってのが見れます。

ファミリーガイ、今の所一番面白く見てます。シーズン4のDVDまだかなー。

あ、ハービーバードマンも新しいエピ始まった!そしてアダルトスイムでまた新番組が少なくとも2本始まるようです。うち1本はロボット・チキン、もう1本は絵が『Wonder Showzen』で流れるアニメそっくりなんだよねえ…。消えたのは『Tom goes mayer』あたり?
あとはタイトルすら覚えてないし。

それまでに新しいビデオデッキ買いたいものです…。  
Posted by blackberryway at 05:46Comments(1)TrackBack(0)趣味 

2005年07月22日

Teen Titansに新メンバー!?

bevas&butthead前にも御紹介した『Robot Chicken』の変わりダネを。

なんと、MTVでお馴染みの『ビーバスvsバットヘッド』が『ティーンタイタンズ』の
新メンバーに。

『ティーンタイタンズ』は、ロビン、ロビンんのGFスターファイーヤー、闇の力を操るレイブン、サイボーグの力持ち、獣化できる能力を持つビーストボーイのメンバーが、悪と戦うってのがおおまかな内容
なんですが、
そこに登場したのが、クールなロックとメタルを愛し、下らない事大好きなビーバスとバットヘッド。
何故かTTのアサイメントを終えて、チームの仲間入りをしている2人。ロビンを目の前にして、

「ナナナナ…バットマーン!」「But(尻)-man?」
と歌い出し、ビーストボーイを見て
「俺が獣化できたら、猿になって周りの奴らにウンコまき散らしてやる」
「俺なら犬になって自分のタマを舐めるぜ」「最高」
スターファイアーには
「この女、チチがオレンジだ」
などとほざき、「スターファイヤーに謝りなさい」と言うレイブンに
「ゴス・ミュージックは最低だな」
と怒らせる始末。

そして緊急事態に備えて、スイッチを押す役を本部で待機するビーバス&バットヘッドに任せた
彼ら。
しかしピンチになっても助けてくれるワケもありません。ナチョスを食べてのんびりしているところへ
ロビンがボロボロになりながら帰還。
「何故助けてくれなかったんだ…?」という彼に対して
「ナナナナナ…バットマーン!」

ビーバスとバットヘッドの声まで結構似てました。

人形ネタで出来ている小ネタアニメなので、
「へえ〜、こんなのまで持ってるんだ」とか
昔のヒーローものの人形なんかも出てきて、なかなか楽しいです。

あと、スターウォーズネタもありました。
『帝王の帰還』での名シーン、ルークとダースベーダーとの会話。
「私がお前の父親だ」
「嘘だ!」
「レイアは姉だ」
「帝王はイウォークに倒されるぞ」
「俺が子供の頃にC3P-Oを…」
等と、エピソードネタをどんどん吐き出すダースベーダー。
手首を失いながらも、タバコをふかして聞いていたルークは

「いいか、真面目にやらないのなら俺は降りる」

と、出て行くルークとか。

毎回豪華ゲストも多いので、面白いです。
『ファミリーガイ』の声優、セス・グリーンがクリエイターなので、ファミリーガイ的な
作りもあったり、セス自身が声を当ててたり、忙しそうな感じですね。

ちなみに、人形の口はサウスパークのような紙で作った口をセリフに合わせて
人形に張り付け、人形の口が動いているように撮影されてます。

クレイアニメともちょっと違う人形ごっこ、新たなネタも楽しみです。  
Posted by blackberryway at 05:59Comments(0)TrackBack(1)アダルトスイム 

2005年06月30日

思春期のスーパーヒーロー?

harveybirdman01これもアダルトスイムで放送中のアニメ、『Harvey Birdman attorney at law』。
元ネタはハンナ&バーベラの『バードマン』、彼らの26年後のお話で、
なんと、バードマンはかつての敵やハンナ&バーベラアニメに出てくるキャラクター達とともに
弁護士事務所で働いているという設定なのです。
バードマンの上司はフィル。そしてバードマンのもとを訪れる依頼人達も、懐かしアニメのキャラクターばかり。
スーパーフレンズやスクービドゥー、フリントストーンにラフラリンピックス(だったっけ?)、ヨギーベア等、かつての人気キャラクター達が、現代に生き、当時とはまったく違った状況下の中でどう訴え出てくるのかも笑いの一つになっています。

エピソードは"Peanut puberty(ピーナッツの思春期)"
キャラ全員の名前に自信無いので、間違えてたらごめんなさい。

バードマンの助手、ピーナッツはある日突然リストバンドのスーパーパワーが発動してしまい、会議中の皆の目の前で大恥をかいてしまいます。
初めて持ったスーパーパワーに戸惑い、ショックを受けてさめざめと泣くピーナッツに、大人のスーパーヒーローの仲間入りをしたんだからとなぐさめるバードマンに対しても聞く耳持たず。

そんな時にやって来た依頼人はドギーダディの息子。彼はドギーダディが人間に噛み付いたために、安楽死されるのを止めて欲しいとバードマンに訴える。
裁判では裁判官のマインドテイカーがドギーダディに「ワンちゃんワンちゃん」とクッキーをちらつかせ、

相手せないかんのか?
と、しぶしぶ裁判官の所までコチョコチョされに行くものの、犬扱いが我慢できずに、自分のIDカードを見せて裁判官に怒鳴るドギーダディ。
歯を見せて唸ったという事で、ドギーダディに対してしつけのトレーニングが必要だと、なんとバードマンの上司フィルがその訓練士に。

その頃、ピーナッツに大人のスーパーヒーローになってもらうために、バードマンはあれこれと作戦を立て、元スーパーフレンズのチーフ(スーパーフレンズをクビになって、ポルノムービーで生計を立てていたらしい)にそれとなく諭してやってくれと頼んだり、まるで性教育ビデオのようなフィルムを見せてさらにピーナッツをふさぎ込ませる事に。

これ、見ればお分かりかと思いますが、スーパーパワー=性への目覚め的に描かれてるので、バードマンに隠れて悪役キャラの載った雑誌をトイレに持ち込んでリストバンドを連射するピーナッツ(しかもそれをバードマンに見付かってるし)やら、ブラックバルカンの話やら、それとなく下ネタ

そして最終手段にと、バードマンはとある人物に電話をかけます。その相手はかつてバードマンと敵対し戦ったXイラミネーター。
26年経った彼は腹もでっぷり出て、バードマンが弁護士になった現在もストーキングを続け(部屋の中はバードマングッズや写真でいっぱい)、バードマンを狙い続けています。しゃがむと半ケツがセクシー…なワケもなく。
バードマンが自分に電話をかけてきてくれた嬉しさから、記念のビデオを撮る変態ぶり。そしてバードマンから、助手のピーナッツの為に協力して欲しいと頼まれ有頂天に。(謝礼はバードマンのヘルメットを要求。どこまでも変態

しかしその頃ピーナッツは、ブラックバルカンお決まり?の「in my pants…」の話を聞いて、やっと自分の状況を受け入れる事が出来、スーパーパワーで悪者を捕らえて一件落着。

一方、ドギーダディはフィルのトレーニングのおかげでただの犬になってしまい、泣き出す息子
一足違いでやって来たイラミネーターはバードマンにもう用済みとやっつけられてしまい、歓喜のおたけびを。どうやっても変態

ここで出てくるピーナッツ、言動がかなりゲイくさいんですが(バードマンも時々)、他のエピソードでは美女を口説いたりしてたので、今話題のメトロセクシャルとかそんなんでしょうかね。
この手の改造アニメは賛否両論でしょうが、ハンナ&バーベラファンは数々の懐かしいキャラクター達の変貌ぶりを見て下さい。  
Posted by blackberryway at 06:28Comments(3)TrackBack(0)アダルトスイム 

2005年06月20日

変わりダネ

drawntogether2これは確か1年以上前にCMで見た事はあったんだけど、エピソードはこないだまで見た事なかった。
コメディ・セントラルで放送していた"Drawn Together"はもちろん大人向けアニメ。
内容としては様々なキャラクター達が一つ屋根の下で共同生活始める、リアリティドラマ仕立ての作りになってます。

絵を見てもらえばお分かりのように、もうキャラクターがパクりまくりの濃い面々で、まずはディズニーのプリンセス、ピカチュウなのかライチュウなのか、それともチンポコモンなのか、スポンジボブにしてはあの羽根は何ぞね、ベティ…の10年後?体もダレちゃって、今じゃアル中なのでしょうか、ゼルダとかワルキューレみたいな外面だけどお前はゲイキャラだろう、等々、プリンセス以外はビミョーにいじくりまくって、一体何がしたいのかもよく分からない状態でした。

んで、エピソードを見たら、予想通り細身のブロンド青年はバリバリのゲイで、キャプテンヒーローと恋仲にあるようです。
履いてるパンツもヒモだった…。プリンセスと黒人の女の子はねちっこいキスシーンでプリンセスは毎回悪の道へと進みまくってしまうのです。(そんで本人もまんざらではない様子)

しかしこんだけ元が分かると訴えられないの?と不思議で仕方ありません。
話の内容はとにかく下ネタ、ゲイネタで攻めてましたが、キャラが濃すぎてそれどころではありませんでした。

アメリカアニメにおける境界線が、ますます不可解になってしまう作品。
こんなのもあるんです的な紹介でした。ネタとして一度見るには良いかも知れませんね。

drawntogether1  
Posted by blackberryway at 23:52Comments(0)TrackBack(0)趣味 

2005年06月10日

百獣の王、アズラン

here comes the neighboohood今回はサウスパークの"Here comes the neighboohood"を。

このエピソードはサウスパークのサブキャラ、トークン・ウィリアムスにスポットを当てています。
トークンはサウスパーク一のリッチな黒人ファミリーの子供で、スタン達のクラスメイト。
授業の中の"Show and tell"という、アメリカの学校ではよくある、教壇に立って、自分のレポートの成果を発表しディスカッションするというもの。
漫画やその他のアニメから見ると、テーマは特に決められていないような気がする。
読書感想だったり、何でも良いから一つ自分の研究したものや作ったものなんかを持って来て発表して他の生徒と意見を交換する。

その中でトークンが発表したものは自分のラップトップと父親のビデオプロジェクターを持参し、3ヵ月先の天気をモニターに映し出すと言う大掛かりなモノ。
カートマンから「トークンの家はリッチだからみんなより金をかけた設備と資料で良い評価がもらえるんだ」
と言われ、「うちはリッチなんかじゃない」と反発するトークンに
「お前の家は他の家よりも4倍もデカいし、弁当にクラブケーキとロブスターテイルは持ってくる。その上服はアルマーニじゃねえか!お前一度でもJマート(Kマートと同意。激安量販店のスーパー)に行った事あるのか!?」
と言われ、さらに他のクラスメイトにまで「トークンの家はリッチだよ。そう思った事ないのか?」
との言葉に、他の友達と自分が違うと感じたトークンは両親に
「Jマートに連れていって欲しい」と頼み込む。

しかし町一番の金持ちトークン一家がJマートにいる事で、Jマートで買い物中だった周りの住人から好奇の目で見られ落ち着かないトークンの両親。
そしてスタンの家にライオンキングのDVDを持って行き、「家にはDVDプレーヤーなんかない」と、またしてもみんなに笑われたトークンは、町にもっと金持ちの子供や家族がやってくれば、自分はリッチだとからかわれる心配が無くなると考え、リッチな有名人がサウスパークに引っ越してくるように仕向けます。

そしてやって来たのはハリウッド俳優のウィル・スミス一家。そしてウィル・スミスは友人のラップミュージシャン、スヌープ・ドッグに電話をかけます。
面白いのが、ヌメヌメ感満載の歌声でレコーディング中のスヌープ・ドッグがウィルからの電話を受け取った途端、「ハーイ、ウィリアムス!」急にシャッキリした話し方に。

友が友を呼び、サウスパークには続々とリッチ&フェイマスな黒人ファミリーが越してくる様子を見る住人たち。
「見ろ、町がああいうタイプの人間に溢れかえってる」と言うギャリソン先生。
「ああいうタイプって?」
「ああいうタイプさ…リッチな人間ってこと」
と、何やら怪しい会話を始める住人達。

そして住人達はバーにやってきたリッチピープルに
「ここには金持ちが飲むような酒は置いてないぞ」
と追い出し、ギャリソン先生は
「リッチピープルの庭に忍び込んで、"Time to leave"の意味で小文字のtに火を付けてやろう」
と結託する住民達。

危険ですね。お分かりでしょうか。まさにKKKですよ。
それを黒人のリッチ・ファミリーに置き換えてるだけで。小文字のtも十字架にしか見えないし。
しかしリッチピープルの彼らは前庭に燃え盛るtの文字を見て
「T…"Time to leave?"」
と通じてるし。
その上住人達はバスに乗ったリッチピープルに
「金持ちは最前列の上等なファーストクラス・シートに座れ!」と怒り出し(昔は黒人がバスに乗ると必ず後部座席に座らなければいけないと差別されていたのです)彼らが怖がるのはオバケだと、白い衣装を着込んで彼らを脅かそうとする始末。

思惑通りに事が運んだものの、子供たちのあまりなリッチぶりにそこでも孤立感を感じるトークン。
雪遊びをしようと彼らに提案するものの、
「そんな野蛮なゲームをしたければ、ライオンと一緒に住んでみたらどうだ」
と言われ、最早誰も自分と同じように遊んでくれる子供はいないのだと落胆したトークンは
動物園に行き、ライオンと共に生活をすることに。

ここで一番好きなアズラン登場。
アズランはライオン達のリーダーで、しょうもないジョークが大好き。そんで何故か声にエコーがかかってる。
「ジョークが好きならここにいてもいい」とアズランから指に刺さったトゲを抜いてくれと言われるトークン。
嫌な予感がしつつも、トゲを抜くとオナラが出る百獣の王アズラン。
ライオン達が毎日オナラやゲップで笑いを取ることにまたしても付いて行けなくなったトークンは、どんなにからかわれても、リッチな子供達やライオンより彼らと遊んでいる方が楽しいと気付いて町に戻る決心をします。(その際またアズランにしつこくチューインガムを差し出され指を挟まれ「ライオン最悪じゃねーか」とつぶやくトークン。)

その頃リッチピープルは住民達のオバケ攻撃により撤退。
戻って来たトークンは子供達に「一緒に遊びに行こう」と誘われ
どうして誘ってくれるのかと聞いた所、
「トークンがリッチだからとからかったからといって、嫌いという意味じゃない。みんな誰かしらからかってるのはいつもの事。俺達友達だろ」
との言葉にまたいつもの仲間達の元に戻るトークン。

最後は住人達も自分達のした事は無意味な事だと反省するも、ギャリソン先生が最後に
「まあいいや、どうせ○○○を追い出したし」
と言いそうになるところを強制終了。

時々こういったギャグかましますね。シェフがサウスパークの町の旗(黒く塗られた棒人間が首を括られていて、その周りで白い棒人間が喜んでる)に腹を立てたエピソードでもこんな感じだったし。
その時はギャリソン先生の人形ハットさんがレイシストだと判明。そしてサウスパークの旗は協議の結果カラフルな棒人間と手を繋いでるデザインに変更(でもやっぱり首吊られてるのは黒い棒人間…)。

こーゆー話作るからサウスパーク嫌いの人が出るっての。
奴隷開放の時代は終わったし、今ではKKK党員も裁判にかけられるようになりましたが(それでも最近の話ってのが怖いね。白人っていうのと、議院にも党員がいたからって無罪になったりしてたんだよ。解放のために立ち上がった人達って本当に大変だったんだなと)、それをギャグにするってのはどういう心境なのかというと、特に深い意味はないと思われます。

この手のギャグはそれこそ色んなアニメでもコメディでもやってるし、黒人のコメディアンが黒人をバカにした(自身が黒人だから禁止用語もガンガンかますし)番組も大人気だし。
私見ですが、ギャグとして挙げてるネタは皆本当にあった事や、見たままなネタばかりだから、それに対して
「差別するの!?最悪」とかいった意見はちょっと違うかなという気がするんですが。
例えば日本人がいっつもケータイで喋ってるとか、変な服の趣味だとか、カメラで写真取りまくってたりとかいったネタは実際そうじゃんと。

まあ各々の事情で不愉快に思われるのは仕方ないとして、それよりも私はアズランが大好きなのでこれを取り上げました。
サウスパークの人間外キャラはレミウィンクスにタオリーに色々いますが、アズランは実際その喋りを見ないと面白さが伝わらないのが残念。誰が声やってるんだろう…。
また出て来て欲しいキャラなんですが、その出番はなさそうですねー。
「カモーン、イッツ、スペアーミント!」
アメリカの家の前にはよくライオンの石像があるんですが、それを見る度に「ゴーオン!」と
言ってしまいそうな自分。

ライオンは最悪だったかも知れないが、アズランは最高。  
Posted by blackberryway at 07:02Comments(1)TrackBack(0)サウスパーク 

2005年05月26日

グッモーニンUSA〜(テーマ曲)『アメリカンダッド』

americandadここでは何度も取り上げている『ファミリーガイ』ですが、クリエイターのセス・マクファーリン氏が新しく作った『アメリカンダッド』、気になる方もいらっしゃるのではないかと思って、ちょっと取り上げてみます。

『アメリカンダッド』は、CIAに勤務する超マッチョ思考な一家の主スタンと、彼の家族や変な生き物達が出てきます。
スタンはキャラクター的に言うと、『ファミリーガイ』で、ピーターの家の隣に住むジョーみたいなお父さんです。常に危険を感知しようと、とにかくやることなすこと飛躍しすぎで、子供達から邪険に思われる事もしばしば。

 家族構成はスタン、セクシーな見た目でおっとりした妻のフランシーン、まさにナード全開な長男のスティーブ、服は常にヘソ出し、堅物の父親が嫌いな長女ヘイリー、そして金魚鉢の中からフランシーンを観察し、彼女を口説きまくる変態金魚、スタンの家に居候している、ET体型の宇宙人ロジャー。この6人(?)が主要人物になります。

今確か3話程放送済みですが、うーん、何というか、彼らの家とか町の感じが『ファミリーガイ』からそのまま持ってきたような感じがするので、今はまだどうしても比べてしまいますね。
スタンがピーターとは違う、正義感で行動するタイプなので、動かしにくいのかもしれませんが。そんで奥さんのフランシーンが美人でグラマーという設定(多分)なのに、どうにも地味。若い頃は結構イケイケなねーちゃんだったようですが、スタンと結婚してからは実にアメリカ的な良い奥様って感じ。

では、何処に期待をかければいいのか。そりゃ人それぞれでしょうが、宇宙人のロジャーと長男が何か面白そう。
長男スティーブは学校でナードなお友達グループとつるんでいるんですが、そのうちの1人はどうも日本からの転入生?のようです。何故か彼だけいつも日本語でしか話さない。
彼もナードな外見の日本人ですが、「俺はお前らとは違えぜぇー。日本にイケイケの女達を待たせているからな」とか、ちょっと早口で流暢な日本語。でもお前、それ絶対ウソだろう。ってな発言ばっかしています。見栄っ張りめ。

あと面白かったのは、結婚記念日をド忘れしたスタンがホィットニー・ヒューストンを家に無理矢理連れてきて、コカインをエサにチラつかせてフランシーンの為に歌わせるシーン。
ご褒美にコカインを貰えるならと嫌々歌うホィットニーの前で、夫がまた記念日を忘れた事に腹を立てているフランシーンは「ほら、ホィットニー、コカインよ!」と、コカインの入った袋を玄関の外に放り投げて、それを犬のように追いかけて出て行くホィットニーを閉め出すとか。

声優陣で見所なのは、スティーブの妹のヘイリー。彼女の声をあてているのがレイチェル・マクファーリン。なんと、セス・マクファーリンの妹?さんなんだそうです。そのせいか、ヘイリーとスタンの絡みは面白い。
堅物の父に反抗してヒッピーなボーイフレンドと共に彼の住むバンで生活を始めたヘイリー。それに対して、スタンはカードを取り上げ、お金が無くなったら家に帰ってくるだろうとあれこれ妨害するのですが、意に反してヘイリーはストリップバーのウェイトレスとして働き、しまいにはストリップダンサーになってしまいます。
その姿を見たスタンはがく然とするものの、フランシーンの計らいで娘に好きにさせてあげて、自分達は見守ってやるのが一番だと、ヘイリーのストリップバーでチップをバラ巻きに通う2人。

キャラのアクが強すぎるのが災いしてか、ストーリー自体がまだバラついた感じですが、まだまだこれからの新しいアニメだし、頑張ってシーズン重ねて欲しいですね。やっぱりアメリカンコメディアニメにはホーマーやピーターみたいなぐーたら親父がいないとダメなんでしょうかね。  
Posted by blackberryway at 05:13Comments(1)TrackBack(0)アダルトスイム