一九八四年 (Nineteen Eighty-Four, 1949)

ジョージ・オーウェル 著
H.Tsubota 訳
第1部第2部第3部

[Kindle版を購入]
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
9章
1章
2章
3章
4章
5章
6章
付録

あらすじ

西暦1984年。世界は三つの超大国に分割されていた。その一つ、オセアニアの都市に住むウィンストン・スミスは自分の住む世界のあり方に常に違和感を感じ続けている。そして彼はささやかな抵抗を始めた。それと時を同じくして彼の前に二人の人間が現れる。

訳者あとがき

「一九八四年」は1948年6月8日に出版された。メインテーマはその3年前に出版された「動物農場」と同じく全体主義に対する批判だ。しかし「動物農場」が明確にソビエト連邦をモデルとしていたのに対して「一九八四年」ではより一般的な全体主義に対する懸念が表明されている。

作品の反響は大きく、現在でも各方面に影響を与え続けている。「一九八四年」にインスピレーションうけたAppleのCM はあまりに有名だし、日本の小説でも村上春樹の「1Q84」、伊藤計劃の「虐殺器官」「ハーモニー」、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」など多くの作品が強い影響を受けている。映画化も何度かされている。

もちろん現実の政治や行政に対する批判や社会分析で参照されることも多い。今では「ビッグ・ブラザー」は専制的な政治体制を表す言葉として定着したし、政治的欺瞞への批判として「二重思考」という語が使われることも珍しくない。(面白いことに「一九八四年」は保守からリベラルへの批判に使われることもあるし、リベラルから保守への批判に使われることもある。例えばWorld Socialist Web Site の記事 [訳])。また監視社会への批判に使われることも多い。

翻訳の元となった原書は過去にProject Gutenberg Australia から入手したものを使用している。校正の段階では高橋和久さんによる翻訳「一九八四年」(ハヤカワepi文庫)と新庄哲夫さんによる「1984年」(ハヤカワ文庫)を参照させていただいた。

(2012年7月1日 追記)
公開後、以下の方から校正のご協力をいただきました。ありがとうございました。
枯葉さん


一九八四年
1984年(まんがで読破)
1984年[コミック]

1984[DVD]