府によると、撮影されたのは、台湾やインドなどに分布する「タイワンタケクマバチ」とみられる。枯れた竹に営巣する習性があり、輸入される竹材に混入して国内各地へ侵入している。竹材の品質劣化などの影響が想定される中、府南部で今年に入ってから複数の目撃情報が寄せられている。

というニュースをネットで見ました。ヒアリや同じく赤くて毒があるヒラズゲンセイや桜の被害が深刻なクビアカツヤカミキリなどが話題になっておりまた外来種のニュースかと読みましたが、しばらくして少し気になり始めました。

taiwanhachi
wikipediaより
竹のことです。竹製品ではなく竹材とあったからです。日本の山林では竹が放置され、その被害が大きいのに竹材を輸入しているわけです。山林が手入れされずに荒れているというのに一方で竹材を輸入しているというのはどういうことでしょう。

竹の種類や太さなどが違うのかとも思いますが、いずれにせよ、卵や幼虫の形で竹材に交じって輸入され成虫になって逃げ出して自然の中で繁殖していると考えられます。

今後日本の竹林(あるいは放置された山林)で増え、食材などの被害が出ることも心配されます。記事中に「竹材の品質劣化」と書いてありますが、そのことだろうと思います。

輸入される竹材の用途が気になります。日本の竹ではだめなのか調べてみたいと思います。おそらく国内で調達するにも労働力がなくそのため価格が高いということでしょう。

しかしこれは行政を含めて丁寧な対策を考えていくと何か解決が見つかりそうな気がします。すなわち国や地方自治体が山林の手入れを行い、竹材生産のサイクルを回すというようなプロジェクトはできないものでしょうか。関心の高い住民も巻き込んで採算よりも自然を守るということを目的にした事業ができないものかと考えました。

少し竹材について調べてみます。


<参考>
外来昆虫の話題
全身が赤いヒラズゲンセイ。触れるとカブレるらしい。カミキリ虫ではなくハンミョウの仲間。 サクラなどの食害が問題になり、報奨金も出て駆除されることになったクビアカツヤカミキリ。
<追記>
タイワンタケクマバチ / 国立環境研究所 侵入生物DB
竹害 - Wikipedia