ルメールの好騎乗により見事レイデオロが優勝を飾り、ルメール騎手がG1・3週連続勝利という偉業を達成しました。

当日は現地で観戦していたのですが、向正面で観衆がざわついたのはレイデオロが動いたからだったのですね。内馬場にいたので全然状況が把握できませんでした。

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ルメールが仕掛け始めたところなのですが、赤丸がレイデオロ。緑丸がアドミラブル。
色々言われていますが、ルメールが動いたタイミングで、デムーロも動かしてアドミラブルを前に動かそうとしていました。

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ただ、デムーロにとっての誤算は白丸のペルシアンナイトも同時に動いてしまったこと。
これにより、さらに外へと回されて、距離をロスするリスクを嫌ったデムーロがそれ以上動くわけにはいなくなったのが全て。

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横から見るとレイデオロからアドミラブルまで4~5馬身くらいの差が出来てしまい、
4角での位置が1番手のところにいたレイデオロと12番手にいたアドミラブル。

レイデオロが上り33.8秒
アドミラブルが上り33.3秒
0.5秒の差=2.5馬身の差しか詰められない。結果レイデオロとアドミラブルの差は2馬身差となってしまった。

これがペルシアンナイトとアドミラブルの位置が逆であればおそらく着順は逆だったと思われます。

もっとも運の良い馬が勝つといわれているダービーですが、一番最初に仕掛けたルメール騎手に運があり、大外でかつ、仕掛けが一瞬遅くなり、ペルシアンナイトの動きが躊躇するきっかけになってしまったデムーロ騎手。
差を分けたのはそこだと思っています。

レイデオロはここまで33秒台前半の脚を使ったことがなく、後方からの勝負になれば分が悪いと思っていたのですが、その差を無くしたのは騎手の判断でしょう。

これは日本よりも激しい戦いをしてきたルメールやデムーロだから出来る騎乗だったのだと思いますが、日本の若手ジョッキーにももっと頑張ってほしいですね。

個人的に横山典Jの騎乗は最高の騎乗だったと思っています。
本来はクリンチャーがやるべき走りをマイスタイルでやりきった横山Jはさすがでした

アドミラブルは3着に敗れはしましたが、弱いから負けたわけではなく、レイデオロとの差はほんの少しだと思っていますし、一番強い競馬をしたのはアドミラブルだと思っていますし、今のところ菊花賞の本命はアドミラブルです。POGでの指名というのもありますが、血統的に母父にロベルトとトニービンがいるのでスタミナ・高速馬場に関しては不安はない。

スワーヴリチャード:馬体重-12キロという中で良くやったと思いますが、レイデオロが動いたタイミングでもう少しだけ位置が前になっていれば勝てたかな、と。

マイスタイル:ノリさんマジックここに極まる、という感じの最高の騎乗だし、これ以上やれと言われても無理でしょう。ルメールが中団くらいまでに留めていたら2着まであったと思います。

アルアイン:明らかに距離が長い中、松山Jはこれ以上ない騎乗をしたと思います。
天皇賞(秋)やマイルCSへ向かうのであれば十分に勝機は有るかと。

ダンビュライト:ハイペースになってしまった方が良い馬かと。流れて、スピードを持続させる方がこの馬には向いていると思う。

トラスト:こちらも明らかに距離が向いていない中での8着。無理に競りかけなかったからこそここまで残れたと思う。下手に仕掛けていたらもっと着順は悪かったかと。