2022年04月12日
2022年04月11日
新型コロナ後遺症外来の院内掲示板に突っ込みを入れてみる その2
コロナ後遺症外来の院内掲示板に突っ込みを入れてみる その1

こっちは色々香ばしい…
1つめ、WHO理事が「人道に対する罪」で逮捕
WHO director arrested for crimes against humanity, the WEF may be next - #Nuremberg2 trends
サイトの最後を見ると、『これは風刺記事です。保健当局は、COVID-19 ワクチンは安全で効果的であると考えています』って書いてるんですが、それかかずにデマの部分だけを掲示板に載せてしまってるという…この院長大丈夫なんですかねw
2つ目のサイト、3月1日にファイザーが裁判所の公開命令でワクチンの死亡率が1/17で、回数に応じて死亡率が上がること、AIDSになりやすい事、ワクチンが肝臓に入ってDNAに変換される事、優勢審査に280万ドル支払っているという内容
ファイザー社から公表された有害事象(29) - 森の里ホームズのブログ
これのコピペだと思うのですが、
実は
・『ファイザー社の文書が裁判所命令で公開され、9ページにわたってmRNAワクチンの有害事象(1291種)』
・『17人に1人の死亡率』
・『2回目、3回目と接種するにつれて死亡率が上がる』
・『接種者は後天性免疫症候群(AIDS)になりやすい』
・『ファイザー社のmRNAワクチンは肝細胞に入りDNAに変換されてしまう』
は全部別のソースでFDAの文書とは無関係です
リンクはファイザーのワクチンが肝臓に入ってDNA情報を転写するという記事だけですが…
Pfizer’s COVID-19 Vaccine Goes Into Liver Cells and is Converted to DNA: Study
ソース元が、中国法輪功のカルトサイト大紀元なのはさておき
Feature Article — No. This Study Does Not Prove What You Think It Does: Part III | Children's Hospital of Philadelphia
まず、この研究、試験を行ったのが強い増殖因子を持つ癌性の肝細胞であって、通常の増殖因子がOFFになってる幹細胞では仮にウイルス RNA を表す DNA が細胞に組み込まれたとしても、変更された DNA を持つ他の細胞は生成されません。
更には、論文の作者はLINE-1の活動を観測しましたが、 この因子はがんを含むさまざまな疾患関連の状態と関連付けられているため、癌細胞ではない普通の細胞で観測できる証拠になりません。
LINE-1 の発現は、SARS-CoV-2 ウイルスを含むウイルス感染中に増加することが示されているものなので、コロナ感染者の一部はRNAの一部が細胞に組み込まれたことが、感染から回復した後も PCR 検査で陽性反応を示す人がいる理由である可能性があり、これも同様の現象の可能性があるがウイルスが複製の不完全なサイクルを経て RNAを生成しただけでウイルス全部を生成したわけではないと指摘されています。
エリザベス・イーズ博士 | 悩んだら、とりあえず見てみよう
自称25年のベテランのエリザベス・イーズ博士は
3回目の新型コロナワクチンがAIDSを引き起こすと主張し、その原因は新型コロナワクチンはHIVとAIDSで構成されたスパイクレンチウイルス」で生物兵器だと主張しているようです。
この人の引用した論文元のスタンフォード大学の教授がでたらめだと言ってるし、この人、学歴詐称で一度資格停止になってるんですよね(˘ω˘)
レンチウイルスって言うのは、エイズと同じ種類に属するウイルスの総称です。
ちなみにレンチウイルスをベクターとして使用するワクチンの研究も実は存在するのですが、実用化されていません。
ドイツ政府の公式データは、完全接種者が2022年1月末までに後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症することを示唆 - Tanto Tempo
中身見ると全然示唆してなくてドイツ政府も否定してるんですけどね
False claims that Covid-19 boosters cause AIDS spread online | Fact Check
詳細はAPFのページ見るとわかりやすいでしょう・ω・
回数が多いほど死亡率上昇のソースはこれです
Nsw health surveillance data
オーストラリアで回数が多いほど沢山亡くなってるのが分かります。
この否定記事もあるのですが、その否定自体が間違ってると思ったので、別に記事にしてあります。
オーストラリアのワクチン接種回数と死亡率、AAPのファクトチェックもパイロン先生の分析も間違ってる理由
結構なボリュームになったのでここまで…さらに続きます・ω・

こっちは色々香ばしい…
1つめ、WHO理事が「人道に対する罪」で逮捕
WHO director arrested for crimes against humanity, the WEF may be next - #Nuremberg2 trends
サイトの最後を見ると、『これは風刺記事です。保健当局は、COVID-19 ワクチンは安全で効果的であると考えています』って書いてるんですが、それかかずにデマの部分だけを掲示板に載せてしまってるという…この院長大丈夫なんですかねw
2つ目のサイト、3月1日にファイザーが裁判所の公開命令でワクチンの死亡率が1/17で、回数に応じて死亡率が上がること、AIDSになりやすい事、ワクチンが肝臓に入ってDNAに変換される事、優勢審査に280万ドル支払っているという内容
ファイザー社から公表された有害事象(29) - 森の里ホームズのブログ
これのコピペだと思うのですが、
実は
・『ファイザー社の文書が裁判所命令で公開され、9ページにわたってmRNAワクチンの有害事象(1291種)』
・『17人に1人の死亡率』
・『2回目、3回目と接種するにつれて死亡率が上がる』
・『接種者は後天性免疫症候群(AIDS)になりやすい』
・『ファイザー社のmRNAワクチンは肝細胞に入りDNAに変換されてしまう』
は全部別のソースでFDAの文書とは無関係です
リンクはファイザーのワクチンが肝臓に入ってDNA情報を転写するという記事だけですが…
Pfizer’s COVID-19 Vaccine Goes Into Liver Cells and is Converted to DNA: Study
ソース元が、中国法輪功のカルトサイト大紀元なのはさておき
Feature Article — No. This Study Does Not Prove What You Think It Does: Part III | Children's Hospital of Philadelphia
まず、この研究、試験を行ったのが強い増殖因子を持つ癌性の肝細胞であって、通常の増殖因子がOFFになってる幹細胞では仮にウイルス RNA を表す DNA が細胞に組み込まれたとしても、変更された DNA を持つ他の細胞は生成されません。
更には、論文の作者はLINE-1の活動を観測しましたが、 この因子はがんを含むさまざまな疾患関連の状態と関連付けられているため、癌細胞ではない普通の細胞で観測できる証拠になりません。
LINE-1 の発現は、SARS-CoV-2 ウイルスを含むウイルス感染中に増加することが示されているものなので、コロナ感染者の一部はRNAの一部が細胞に組み込まれたことが、感染から回復した後も PCR 検査で陽性反応を示す人がいる理由である可能性があり、これも同様の現象の可能性があるがウイルスが複製の不完全なサイクルを経て RNAを生成しただけでウイルス全部を生成したわけではないと指摘されています。
エリザベス・イーズ博士 | 悩んだら、とりあえず見てみよう
自称25年のベテランのエリザベス・イーズ博士は
3回目の新型コロナワクチンがAIDSを引き起こすと主張し、その原因は新型コロナワクチンはHIVとAIDSで構成されたスパイクレンチウイルス」で生物兵器だと主張しているようです。
この人の引用した論文元のスタンフォード大学の教授がでたらめだと言ってるし、この人、学歴詐称で一度資格停止になってるんですよね(˘ω˘)
レンチウイルスって言うのは、エイズと同じ種類に属するウイルスの総称です。
ちなみにレンチウイルスをベクターとして使用するワクチンの研究も実は存在するのですが、実用化されていません。
ドイツ政府の公式データは、完全接種者が2022年1月末までに後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症することを示唆 - Tanto Tempo
中身見ると全然示唆してなくてドイツ政府も否定してるんですけどね
False claims that Covid-19 boosters cause AIDS spread online | Fact Check
詳細はAPFのページ見るとわかりやすいでしょう・ω・
回数が多いほど死亡率上昇のソースはこれです
Nsw health surveillance data
オーストラリアで回数が多いほど沢山亡くなってるのが分かります。
この否定記事もあるのですが、その否定自体が間違ってると思ったので、別に記事にしてあります。
オーストラリアのワクチン接種回数と死亡率、AAPのファクトチェックもパイロン先生の分析も間違ってる理由
結構なボリュームになったのでここまで…さらに続きます・ω・
2022年04月10日
Why AAP Fact Checks and Dr. Pylon's Analysis are wrong on Australian Vaccination Counts and Mortality
Nsw health surveillance data
LCHF Matt, a data analyst based in Sydney, Australia, analyzed the relationship between vaccination rates and mortality / hospitalization rates in New South Wales, which is controversial.
Truth a casualty in Australian COVID vaccination deaths claim - Australian Associated Press
Follow-up report on mortality rate by frequency of vaccination in Australia 4th mortality rate> The tendency of unvaccinated continues | Dr Pilon (Professor Pylon) | note

LCHF Matt, a data analyst based in Sydney, Australia, analyzed the relationship between vaccination rates and mortality / hospitalization rates in New South Wales, which is controversial.
Truth a casualty in Australian COVID vaccination deaths claim - Australian Associated Press
AAP asserts that it is a hoax because the Australian government has not disclosed the exact number of deaths. However, in fact, New South Wales independently discloses the number of vaccinations, the number of hospitalizations, the number of intensive care units, and the number of deaths.NSW Respiratory Surveillance Report - week ending 3
So this analysis itself is not wrong.Follow-up report on mortality rate by frequency of vaccination in Australia 4th mortality rate> The tendency of unvaccinated continues | Dr Pilon (Professor Pylon) | note
However, like this pylon teacher, the mortality rate increases as the number of vaccinations increases, which is dangerous! It is completely wrong to analyze it as.
The reason is that New South Wales does not disclose the breakdown of infected people.
It will be easier to understand if you look at the example of the British Ministry of Insurance.
Beware of misunderstanding information that "vaccination is dangerous" | LDP
In the case of the United Kingdom, boosted humans are largely biased towards older people and occupations at high risk of infection, so it is said that more infected people will be infected.
Therefore, excluding minors, the mysterious result is that those who are vaccinated are 4 to 6 times more likely to be infected.
The case in Australia is similarly biased, but it can be inferred that the low population density makes populations at high risk of infection more susceptible to infection, which is more pronounced than in the United Kingdom.
Therefore, in the case of Australia, the data itself is correct, but due to the lack of analytical data, it is wrong to say that vaccination is at higher risk. It can be predicted that inoculation can be concluded to reduce the risk by 3 to 8 times.


In fact, there is a mistake in LCHF Matt's analysis.
This is because the denominator of cases where the number of inoculations is unknown is the total population, so the number is extremely low.
He has not answered the question about this mistake.
2022年04月09日
オーストラリアのワクチン接種回数と死亡率、AAPのファクトチェックもパイロン先生の分析も間違ってる理由
Nsw health surveillance data
オーストラリアのシドニー在住のデータアナリストがニューサウスウェールズ州のワクチン接種率と死亡う率・入院率の関係を分析したのですがその内容が物議を醸しています。
Truth a casualty in Australian COVID vaccination deaths claim - Australian Associated Press
AAPはオーストラリア政府が、正確な死者の数を公表していないのでデマだと断言しているのですが、実はニューサウスウェールズ州は独自にワクチン接種回数と、入院人数、集中治療室人数、死亡数を公開しています。
NSW Respiratory Surveillance Report - week ending 3
なので、この解析自体は間違っていません。
オーストラリアのワクチン接種回数別死亡率の続報 4回めの死亡率>ワクチン未接種の傾向は持続している|Dr Pilon (パイロン先生)|note
しかし、このパイロン先生の様に、ワクチン接種回数が増えると死亡率が増える、ヤバイ!と解析してしまうのは完全に誤りです。
何故かというと、ニューサウスウェールズ州は感染者の内訳を公開していないからです。
具体的にイギリス保険省の例を見てもらうとわかりやすいだろう。
「ワクチン接種は危険」誤解招く情報にご注意を | お知らせ | ニュース | 自由民主党

イギリスの場合、ブースト接種済みの人間は、感染リスクの高い高齢者と職業に大きく偏るため、接種済みの方が感染者が大量に出るそうだ。
そのため、未成年を除くと接種している人の方が4〜6倍感染しやすいという不思議な結果になる。
オーストラリアの件も同じ様に、偏るのだが、人口密度が低いため、感染リスクの高い場所にいる集団がより感染しやすくなり、イギリスより顕著にその傾向が出ると推測できる。
よって、オーストラリアの件は、データ自体は適正だが、分析データが欠如しているため、ワクチンを接種した方がリスクが高くなるというのは誤りで、イギリスのデータを補完すれば、同じ様に、接種すれば3〜8倍リスクが低くなると結論付けることができると予測できる。
おまけ

実は、LCHF Matt氏の分析、一か所間違っているところがある。
というのは、接種回数不明のケースの分母が全人口になってるため、ものすごく低い数字になってる事だ。
彼は、このミスに関しての質問に答えていない。
オーストラリアのシドニー在住のデータアナリストがニューサウスウェールズ州のワクチン接種率と死亡う率・入院率の関係を分析したのですがその内容が物議を醸しています。
Truth a casualty in Australian COVID vaccination deaths claim - Australian Associated Press
AAPはオーストラリア政府が、正確な死者の数を公表していないのでデマだと断言しているのですが、実はニューサウスウェールズ州は独自にワクチン接種回数と、入院人数、集中治療室人数、死亡数を公開しています。
NSW Respiratory Surveillance Report - week ending 3
なので、この解析自体は間違っていません。
オーストラリアのワクチン接種回数別死亡率の続報 4回めの死亡率>ワクチン未接種の傾向は持続している|Dr Pilon (パイロン先生)|note
しかし、このパイロン先生の様に、ワクチン接種回数が増えると死亡率が増える、ヤバイ!と解析してしまうのは完全に誤りです。
何故かというと、ニューサウスウェールズ州は感染者の内訳を公開していないからです。
具体的にイギリス保険省の例を見てもらうとわかりやすいだろう。
「ワクチン接種は危険」誤解招く情報にご注意を | お知らせ | ニュース | 自由民主党

イギリスの場合、ブースト接種済みの人間は、感染リスクの高い高齢者と職業に大きく偏るため、接種済みの方が感染者が大量に出るそうだ。
そのため、未成年を除くと接種している人の方が4〜6倍感染しやすいという不思議な結果になる。
オーストラリアの件も同じ様に、偏るのだが、人口密度が低いため、感染リスクの高い場所にいる集団がより感染しやすくなり、イギリスより顕著にその傾向が出ると推測できる。
よって、オーストラリアの件は、データ自体は適正だが、分析データが欠如しているため、ワクチンを接種した方がリスクが高くなるというのは誤りで、イギリスのデータを補完すれば、同じ様に、接種すれば3〜8倍リスクが低くなると結論付けることができると予測できる。
おまけ

実は、LCHF Matt氏の分析、一か所間違っているところがある。
というのは、接種回数不明のケースの分母が全人口になってるため、ものすごく低い数字になってる事だ。
彼は、このミスに関しての質問に答えていない。
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