2009年06月03日
HDDが調子が悪いときのサルベージ
ハードディスクの調子が悪いときの復旧方法に関する定石をメモ。
ここで、間違った操作をしてしまうと、大切なデータが消えてしまいます。
ついでに UNKNOWN_HARD_ERROR についても考察してみましょう。
ここで、間違った操作をしてしまうと、大切なデータが消えてしまいます。
ついでに UNKNOWN_HARD_ERROR についても考察してみましょう。
ディスクの調子が悪くなったときに、まず ScandiskやCheckDiskをしようとする人が居ますが…これは間違いです。
これで復元できるのは、Windowsが正常終了されなくてちゃんとファイルが保存されなかった場合や、USBメモリをきちんとデバイスの安全な取り外しではずさなくて、中途半端に保存されてしまった領域を開放するときだけで、間違ってもスキャンディスクを壊れかけのハードディスクに実行してはいけません。
ディスクの調子が悪くなったときに、まずやってみること。
・HDDの自己診断機能“S.M.A.R.T.”（Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を使用したアプリケーションでHDDを診断してみる。（例：HDD SMART Analyzer、CrystalDiskInfo）
・必要なデータをバックアップする。（バックアップ時に面倒だからと転送元ファイルは消さない、ファイルの削除自体が書き込み行為だから）
・できるだけ、パソコンのシステムから取り外して、データディスクとしてアクセスを行うのが望ましい(システムディスクの場合。Windowsが何らかの書き込み動作を頻繁に行うから）
逆にやってはいけないこと。
・何度も再起動しない。
・対象ドライブへ書き込まない。
・CHECKDISKやSCANDISKは行わない。
・デフラグなどもっての外。
再利用する場合、物理フォーマット(クイックフォーマット（不可）)してからチェックディスクを/pオプションでかけてみる。
私の経験から、異音がするHDDは1ヶ月ほどでなんらかのエラーが発生しています。早めに対応しましょう。
データがどうしても取り出せない場合はFinalデータ。
このソフト、パーティションが壊れててもFATが壊れてても、かなりデータ復元できます。
巷でよく見かける、UNKNOWN_HARD_ERRORは、実際はWindowsが名前解決できていないだけで、正式名称が大概あります。
よくある UNKNOWN_HARD_ERROR は以下のとおり。
0xC0000128 STATUS_FILE_CLOSED
0xC0000129 STATUS_TOO_MANY_THREADS
0xC000012A STATUS_THREAD_NOT_IN_PROCESS
0xC0000218 STATUS_CANNOT_LOAD_REGISTRY_FILE
0xC0000219 STATUS_DEBUG_ATTACH_FAILED
0xC000021A STATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED
0xC000021B STATUS_DATA_NOT_ACCEPTED
0xC0000221 STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCH
0xC0000263 STATUS_DRIVER_ENTRYPOINT_NOT_FOUND
0xC000026C STATUS_DRIVER_UNABLE_TO_LOAD
ちなみに、死のエラーといわれているのは C0000218 ですが、レジストリハイブが読み出せないのが原因で起こります。
・「前回正常起動時の構成」で再起動。
・駄目なら、回復コンソールで CHKDSK /P を実行 (/P をつけると、問題がなくてもドライブを完全調査します)
・それでも駄目なら、回復コンソールで \WINNT\SYSTEM32\CONFIG のフォルダの拡張子のないファイルをすべて .BAK拡張子にして、\WINNT\REPAIR から \WINNT\SYSTEM32\CONFIGにコピー。あとで、 BAKファイルを REGEDT32で読み出してテキストに書き出してインポート。
大概このどれかで復旧できるので、｢死のエラー｣ってのは大げさです。
よく見かける C0000221 も実はディスク上のファイルの破損が原因。ただ、こちらは壊れたのが、ドライバ関連ファイルであることが多いです。
（だからセーフモードで起動して、チェックディスク後、ドライバ再インストールでほとんど直ります）
C000026C については、あるドライバーをロード→そのドライバーが必要な別のドライバが起動されていないので、起動しようとしたら、ドライバのファイルが存在していない。ドライバーが中途半端な状態でロードされて、解放もできずにBSoD という感じになります。
原因の元ドライバを停止する(ソフトのアンインストールや特定のハードウェア無効）で対応できるので、msconfigなどで関係ありそうなものを停止するのが良いでしょう。うまく起動したら、そのソフトを再インストールまたはアンインストールします
関連記事：
PCの大掃除と STOP: 0xc00002xx Unknown Hard Error
関連リンク：
Stop 0xC0000218 エラー メッセージのトラブルシューティング
これで復元できるのは、Windowsが正常終了されなくてちゃんとファイルが保存されなかった場合や、USBメモリをきちんとデバイスの安全な取り外しではずさなくて、中途半端に保存されてしまった領域を開放するときだけで、間違ってもスキャンディスクを壊れかけのハードディスクに実行してはいけません。
ディスクの調子が悪くなったときに、まずやってみること。
・HDDの自己診断機能“S.M.A.R.T.”（Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を使用したアプリケーションでHDDを診断してみる。（例：HDD SMART Analyzer、CrystalDiskInfo）
・必要なデータをバックアップする。（バックアップ時に面倒だからと転送元ファイルは消さない、ファイルの削除自体が書き込み行為だから）
・できるだけ、パソコンのシステムから取り外して、データディスクとしてアクセスを行うのが望ましい(システムディスクの場合。Windowsが何らかの書き込み動作を頻繁に行うから）
逆にやってはいけないこと。
・何度も再起動しない。
・対象ドライブへ書き込まない。
・CHECKDISKやSCANDISKは行わない。
・デフラグなどもっての外。
再利用する場合、物理フォーマット(クイックフォーマット（不可）)してからチェックディスクを/pオプションでかけてみる。
私の経験から、異音がするHDDは1ヶ月ほどでなんらかのエラーが発生しています。早めに対応しましょう。
データがどうしても取り出せない場合はFinalデータ。
このソフト、パーティションが壊れててもFATが壊れてても、かなりデータ復元できます。
巷でよく見かける、UNKNOWN_HARD_ERRORは、実際はWindowsが名前解決できていないだけで、正式名称が大概あります。
よくある UNKNOWN_HARD_ERROR は以下のとおり。
0xC0000128 STATUS_FILE_CLOSED
0xC0000129 STATUS_TOO_MANY_THREADS
0xC000012A STATUS_THREAD_NOT_IN_PROCESS
0xC0000218 STATUS_CANNOT_LOAD_REGISTRY_FILE
0xC0000219 STATUS_DEBUG_ATTACH_FAILED
0xC000021A STATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED
0xC000021B STATUS_DATA_NOT_ACCEPTED
0xC0000221 STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCH
0xC0000263 STATUS_DRIVER_ENTRYPOINT_NOT_FOUND
0xC000026C STATUS_DRIVER_UNABLE_TO_LOAD
ちなみに、死のエラーといわれているのは C0000218 ですが、レジストリハイブが読み出せないのが原因で起こります。
・「前回正常起動時の構成」で再起動。
・駄目なら、回復コンソールで CHKDSK /P を実行 (/P をつけると、問題がなくてもドライブを完全調査します)
・それでも駄目なら、回復コンソールで \WINNT\SYSTEM32\CONFIG のフォルダの拡張子のないファイルをすべて .BAK拡張子にして、\WINNT\REPAIR から \WINNT\SYSTEM32\CONFIGにコピー。あとで、 BAKファイルを REGEDT32で読み出してテキストに書き出してインポート。
大概このどれかで復旧できるので、｢死のエラー｣ってのは大げさです。
よく見かける C0000221 も実はディスク上のファイルの破損が原因。ただ、こちらは壊れたのが、ドライバ関連ファイルであることが多いです。
（だからセーフモードで起動して、チェックディスク後、ドライバ再インストールでほとんど直ります）
C000026C については、あるドライバーをロード→そのドライバーが必要な別のドライバが起動されていないので、起動しようとしたら、ドライバのファイルが存在していない。ドライバーが中途半端な状態でロードされて、解放もできずにBSoD という感じになります。
原因の元ドライバを停止する(ソフトのアンインストールや特定のハードウェア無効）で対応できるので、msconfigなどで関係ありそうなものを停止するのが良いでしょう。うまく起動したら、そのソフトを再インストールまたはアンインストールします
関連記事：
PCの大掃除と STOP: 0xc00002xx Unknown Hard Error
関連リンク：
Stop 0xC0000218 エラー メッセージのトラブルシューティング
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この記事へのコメント
1. Posted by esd827 2009年12月18日 10:17
hdd regenerator v1.71
windows 2000 sp4 rollup
os:winxp vista となっていますが、win2000でも動作できますでしょうか
install後、起動しますと unable to initializez となります。
よろしくお願いします。
windows 2000 sp4 rollup
os:winxp vista となっていますが、win2000でも動作できますでしょうか
install後、起動しますと unable to initializez となります。
よろしくお願いします。
2. Posted by esd827 2009年12月19日 09:00
自己レスです。
hdd regenerator v1.61 で、windows 2000 sp4 rollup が使用できることを確認しました。
ありがとう御座いました。
hdd regenerator v1.61 で、windows 2000 sp4 rollup が使用できることを確認しました。
ありがとう御座いました。
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