LOMOフランソアカップ


17〜19日の連休を利用して、京都へ行ってきました。
6月に行ったばかりですが、今回はちょっと大切な用事がありまして。
残りの時間で京都散策して参りました。
前回は6月末といえども真夏並の暑さで、
「おビール、おビール!」と騒ぎながらの旅でしたが、
秋の3連休、まだまだ暑さは残れど
明らかに夏とは違う日差しと風を感じる季節の旅となりました。
京都散策が目的ではなかったので、吟味せずに入りちょいと失敗したかな?
と思う料理屋もありましたが、まあそのへんは割愛して、
3日間で訪れた寺院や喫茶をここにとどめておくことにします。
イノダコーヒ三条支店

イノダのカップ旅の同行人いちばんの気に入り喫茶。三条支店。
もちろんカウンター指定。
(ちょうど入店した時カウンターがいっぱいだったので10分ほど待つ)
楕円のカウンターの中では、無駄口を叩かず、珈琲やジュースを入れてくれる店員がせっせと動いている。
動きに無駄がない。鍋やポットがまた良い雰囲気です。
イノダコーヒ



スマート珈琲店

スマート看板名前は知っていたのですが、知人に強く推薦されたので行ってみました。
目立つ事もなく、かといってひっそりという事もないのですが、寺町のアーケードの中に普通にありました。教えてもらってないと見逃してしまうよ。

1934年開業と年季の入った洋風な建物。1Fは喫茶で、2Fはテーブルクロスがかけられたテーブルが並び上品な店内で11時から2時半の間ランチが食べられる。
階段が目で見てすぐわかるほど傾いているのが若干心配だけれども、綺麗に使われつづけている店内で、きりりとしたウエイトレスがオーダーを聞きにくる。
てきぱきと食事が運ばれ、ランチの味も美味!
わたくしめは、オムライスを注文。デミグラスソースはもちろん、バター多めのやわらかな卵が本当に美味しかった。近くに住んでいたら定期的に足を運ぶ事でしょう。

スマート カップスマートオムライス



フランソア

フランソア天井フランソア壁こちらも知人のおすすめで行ってみました。
京阪四条の川のほとり、まわりはピンク系の店がわんさと立ち並ぶエリアですが、ここに紳士淑女の喫茶あり!(ソワレも近くですけど)
怪しげな扉を明けると、高いドーム状の天井が目を惹く広い重厚な洋館風な店内。奥にはまた印象派絵画の世界のようなクラシカルな部屋があります。
レース襟のレトロな制服姿の上品なお嬢さんたちがお茶を運んでくれまする。
どっしりとしたベルベットの椅子に座りクラシックを聞きながら、各々の時間を楽しむ・・・ってほど落ち着いた感じでもなく、老若男女いろとりどりの客が来ていてほどよいざわつきがあり。ま、これもまたよろし。私なら一人でも通います。(笑)同行人は一人では来ないと言ってました。
初老の恰幅の良い、でもラフなシャツとスラックス姿の男性が一人で大きめのテーブルを陣取り、アイスコーヒーをすすりながら分厚い美術本をめくる、そんな光景も実にマッチしておりました。


prinz
prinzprinzマンゴー
3.4年前に初めて京都へ一人旅した時行って感激したカフェ。
ガラステーブルの下に敷かれていた芝生のように生き生きした綺麗な黄緑色のやわらかな丸いカーペットはうす汚れ、クリーム色の壁もだいぶ年季が入ってしまいました。

写真はマンゴーオレとマンゴーシェイク。美味。
大きめのBGMは不思議と会話の邪魔をしない、居心地の良いカフェではありますが。
やはり何度も行くならefishかな。


高桐院

高桐院参道高桐院大木
大徳寺の中にある、あの細川家が建てた高桐院。
高桐院についてはこの辺を読んでくださいませ。
ここは素晴らしかったです。鍵の手と言われる、行き止まり、
90度まがって進んでまた行き止まりがつづく参道から、建物の
入り口の先に広がる草木の緑の美しさ、庭に植えられた木の
芸術的な枝のライン!
細やかな彫りや花の形をした瓦など、女性的な美しさを感じる
繊細な高桐院でした。





大徳寺の松高桐院入り口高桐院花の彫り高桐院鳥の彫り


龍源院

龍源院石庭1龍源院石庭2
おなじく大徳寺内にあります。
龍源院についてはココあたりを。
小さなスペースをうまく使って作られている小宇宙的石庭がぐるっと龍源院を囲む。中庭的石庭は建物に光が遮られ、青白く更に涼しげに感じられる不思議な空間でした。建物自体は、言葉が悪いかもしれませんが、少々無骨な感じで、高桐院のような繊細な細工などは見られませんでした。ここでは建物よりも庭に目が行ってしまうんでしょうけれども。



東福寺

方丈庭園方丈庭園市松

東福寺website
方丈の四方をぐるっとかこむ南庭・西庭・北庭・東庭。噂には聞いていましたが、なんと斬新な空間を作ったものでしょう!この素晴らしい庭は、1938(昭和13)年、重森三玲が作庭したもの。
今やちょっとしたお洒落なビルやホテルにも枯山水らしき石庭が沢山あるが、どれも別に心動かされる事はない。
松岡正剛が重森三玲の「枯山水」ついて書いていますが、正剛氏の熱い思いが伝わってきて共感します。
松岡正剛の千夜千冊「枯山水」重森三玲

少しずつ、寺院を訪ね、日本人の究極の引き算の美学、枯山水を見るたびに、その美しさに心惹かれて行きます。

東福寺橋東福寺屋根東福寺鬼瓦

東福寺門東福寺鳳凰の彫り

大山崎山荘美術館

大山崎外観大山崎入り口大山崎上から

京都駅からJRで4駅ほど移動。高台にある大山崎山荘美術館は、実業家・加賀正太郎が1910年代に建てた山荘。後に安藤忠雄が新館を造り加えています。詳しくは大山崎山荘美術館web site参照。
英国風洋館建築で、女性がよろこびそうな、どちらかというとかわいらしい建物。

大山崎ランプ1大山崎ランプ2大山崎ランプ3

大山崎鳥ランプ大山崎ステンドグラス大山崎シャンデリア

照明も女らしいものが多いです。

大山崎新館安藤忠雄設計による新館。
正直、本館との正反対のバランスには首をかしげるところです。地中美術館の前段階といった印象の地下に潜るタイプ。円形で天井の丸いガラスから自然光が入ります。もちろん展示作品には日が差さないように工夫してありますが。




大山崎新館2大山崎新館3

大山崎ビール

室内の喫茶スペースもクラシカルで趣きがありますが、高台からの眺めも素晴らしく天気の良い日はオープンカフェも気持ちいい。また"おビール"やってますよ。せっかくアサヒビールの建物なのに生ビールがないのがちと惜しかった。