2016-12-24-16-35-50

中場信次 ジュエリー展2016 "Black Garden"『黒い庭』
2016.12.22-12.25
ルーサイトギャラリー


待ちに待った s.nakabaの個展へ行ってきました。

近年の中場氏は、パールの髑髏リングの発注が世界中から殺到し、その制作に追われる日々だそうで、他の作品を作る時間や個展を開く余裕が全くなく超多忙(ジュエリー界のピコ太郎状態!とは本人談)。そのオーダーは海外のセレブ、映画監督やミュージシャンから、若い学生まで実に幅広いそうです。中には来日してアトリエまで来てしまった人までいるとか。わたしだってアトリエ行ったことないよ!行きたい(笑)

前回の個展が2015年の1月でした。
私が中場氏の個展に初めて訪れてからすでに10年が経過。当時は年に2回個展が開かれていたので、自分でもそれが当たり前のように思っていました。
作品を売っている店はミキリハッシンくらいしかありませんし、なによりご本人や奥様、ご子息のモトさんと談笑しながら、そして素晴らしいディスプレイを見ながら作品を鑑賞する、購入する、その贅沢な場所と時間はとても価値があるもの。

個展の回数が減ってくると、私やファンの友人たちは"ナカバロス"に陥った.....。
9月ごろだったか、中場氏にお便りを出しました。
世界中の人たちとやりとりして、作品を届けるというのは、ひとつの理想形でもあり、充実しているとのお返事。なるほど。
でもやはり個展を開いて、直にファンの人たちと話すパーティのような場がないと淋しいよね、ともおっしゃっていました。

それからわずか3ヶ月…。
何度も個展をしている浅草橋のルーサイトギャラリーが、たまたまこの日程で空きがあったのも偶然というか運命というか。
流行も過去も現在もない中場ジュエリー。新作ももちろん、過去の作品や、過去の作品を新たに進化させたもの、再制作したものなどを携えて、4日間のジュエリー展が開催されました。

2016-12-24-15-59-59

2016-12-24-16-00-08
2016-12-24-15-59-15
2016-12-24-15-59-22

新作には、本物の植物を模った黒いアクセサリー、息子さんのモト氏と共同で作られたという、ちょっとグロテスクな虫のブローチ。
カナブンかしら〜(怖)。写真だとけっこうグロテスクに見えてしまいますが、実際には宝石のように綺麗でした。

2016-12-24-16-34-15

過去にも作っていたそうですが、これもモト氏と共同制作の細いリング。
大振りのアクセサリーは存在感があって素敵なんですけど、私も近年細いリングの重ねづけも好きなので、とても好み。
犬、赤ん坊、老人、ドクロ。老人のアクセサリーって良いでしょ。と自信の逸品でした。

2016-12-24-16-04-56

こちらも新作というか、完全には出来上がっていないのだけれど持ってきたというブローチ。
私はこれがとても気に入りました。黒いバラの葉のみ。他のものと組み合わせてつけても面白そうです。

2016-12-24-18-10-14
2016-12-24-16-35-13
2016-12-24-16-00-31
2016-12-24-15-59-40
2016-12-24-15-59-29

たくさんお話しさせていただいたのであまり写真が撮れませんでしたが、とても素敵な作品を約2年ぶりに見ることができてとても感動しました。

今年は個人的にはとても悲しいこともありましたが、美しく素敵なものに救われて今年も幕を閉じられそうです。