日比谷ガーデニングショー2017ガーデン部門
無事に出展終了しました。

今回の庭について、アーカイブの為に3部に分けて説明補足していこうと思います。

①解説
②バックヤード
③写真

まずは、庭の解説をさせて頂こうと思います。

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テーマは、禅語から。
「渓澗拾流菜」(けいかんにるさいをひろう)

素材は、主に捨てられいくものや端材、あるもので。
意識した点は、四方向、上から下からと視点を変えると表情がガラリと変わる、見た人が思わず立ち止まって見てしまうような、楽しめる庭。

全体としてはアート仕立て、自然の竹、石、流木を中心にした庭です。
正面からの景色
46右側の球体:青竹(真竹&孟宗竹)のやたら編み。

左:石と流木の混合積み。
右前方:ベトナムの竹御簾

乃庭






乃庭






右からの景色
noniwa乃庭














球体内部:宙に浮く延段。「流菜」のテーマに沿い拾った栗を吊る。



後ろからの景色
noniwa japanesegarden球体の曲線に沿うように創作木賊垣で波を描いています。
敷地を囲いすぎないように、左後方は境界処理を曖昧に。

乃庭乃庭地下へ続く延段










前からの景色
日比谷ガーデン乃庭球体内部から続く延段は八の字を描きながら地下に潜ります。

図面では表現しにくい立体構造の庭造りを一度やってみたかったのです。

写真では分かりにくいですが奥の石段が地下に続いています。

乃庭








左からの景色
noniwajapanesegarden木のアーチを潜りつつ地下に続く延段

乃庭






乃庭










左前方からの景色

乃庭流木と石の混合野積。

これも一度試してみたかったものです。通常の作庭では流木は朽ちていく為、石と混ぜて使うことは難しいのですが、今回は短期展示ということで試してみました。


流木を利用した洞窟
乃庭日比谷ガーデニングショー八の字の延段はここに続いています。あまり見えませんが、洞窟内はコケの壁と天井にしていて、今回苦労した点の一つです。





23今回の庭は賞を取ることは出来ませんでしたが、個人的には試してみたかった事を実践することが出来たのと、初めてコンペに出すことで段取りや設計段階で注意すべきこと等、学ぶことも多い機会となりました。

今度は、自分のやりたい事と見に来ていただく人の視点について折り合いをつけながら、植栽から石使い、垣根等をロジカルに組み立てた庭をやろうかと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。