
Macの「移行アシスタント」という便利な乗り換えアプリを使って、
LANケーブルで接続して古いimacから新しいmac miniへ乗り換えたのでメモです。
Mac初心者の人にも、なるべく分かりやすいよう書いてみます。
まずは結果
今回、もともと古いmacのデータ容量は500GBほどでした。
これをLANケーブル接続の転送をして、3時間ほどで移行完了しました。
この移行アシスタントを使えば、今まで使っていたMacの環境がそのまま新しいMacに再現できます。
一部のアプリケーションでは認証やらちょっとした再設定が必要になるけど、
だいたいはそのまま新しいMacへ引き継げます。
今回の移行日は2015.4.14
古いMac:iMac OS X Mountain Lion
新しいMac:mac mini OS X Yosemite (詳細は新品Macを安く買う方法にて)
この2台をLANケーブルで接続してデータ移行しました。
移行の方法や、何を移行させるかは人によってやり方が違いますが、
今回はまず古いMacの要らないファイルを掃除して、
その上で全てのデータを転送することに。
データを移行する前に古いMacでやったこと
この作業はマストではないですが、
せっかく新しいのに乗り換えるのでちょっとはスッキリしておこうという儀式。
・不要なアプリの削除
せっかく新しいのに乗り換えるのでちょっとはスッキリしておこうという儀式。
・不要なアプリの削除
・大きいファイルの削除
・スリープさせない設定に
不要なアプリの削除
不要なアプリの削除
Macを長いこと使ってると、こんなのダウンロードしたっけ的なアプリも入ったりしているので、
明らかに使わなそうなアプリがあれば削除しとく。
アプリを削除するときはただゴミ箱にポイするのではなく、
「AppCleaner」を使ったり、そのアプリのアンイストーラーがあればそれを使ったり、
アプリの公式ページにいってアンインストールの方法を調べたり。
大きいファイルの削除
要らないファイルをしらみつぶしに調べて削除していくのは面倒なので、
100MB以上など、容量の大きいファイルだけを削除した。
Macで容量の大きいファイルだけを検索にかける方法はこちらを参照
https://book.mynavi.jp/macfan/detail_summary/id=27017
スリープさせない設定に
移行時にはスリープさせないほうがいいよ、
という記事を見かけたので古いほうのMacのスリープ設定を解除。
スリープによって各種の設定がうまくいかないこともある、
ということでわりとおまじない的な儀式です。
ちなみに、新しいMacについては初めて電源を入れるという段階ならスリープの解除はできないし、
しなくてOK。

スリープ解除の方法は、左上のリンゴマークからシステム環境へ。
システム環境のなかの「省エネルギー」で設定可能。

(mac右上のメニューバーに扇型のwifiのマークがあるので、
明らかに使わなそうなアプリがあれば削除しとく。
アプリを削除するときはただゴミ箱にポイするのではなく、
「AppCleaner」を使ったり、そのアプリのアンイストーラーがあればそれを使ったり、
アプリの公式ページにいってアンインストールの方法を調べたり。
大きいファイルの削除
要らないファイルをしらみつぶしに調べて削除していくのは面倒なので、
100MB以上など、容量の大きいファイルだけを削除した。
Macで容量の大きいファイルだけを検索にかける方法はこちらを参照
https://book.mynavi.jp/macfan/detail_summary/id=27017
スリープさせない設定に
移行時にはスリープさせないほうがいいよ、
という記事を見かけたので古いほうのMacのスリープ設定を解除。
スリープによって各種の設定がうまくいかないこともある、
ということでわりとおまじない的な儀式です。
ちなみに、新しいMacについては初めて電源を入れるという段階ならスリープの解除はできないし、
しなくてOK。

スリープ解除の方法は、左上のリンゴマークからシステム環境へ。
システム環境のなかの「省エネルギー」で設定可能。
ちなみに、LANケーブルで2台をつなげてデータを転送する場合は、
あらかじめ古いMacのwifi設定を切っておいた方が良いようです。

(mac右上のメニューバーに扇型のwifiのマークがあるので、
それをクリックして「wifiを切にする」
wifiを切ると、wifiマークがからっぽになります。)
移行アシスタントで古いMacから新しいMacにデータを移行する方法はいくつかある
・wifiかethernet(Lanケーブル)でmacとmacをつなぐ →今回実践した方法
(wifiでつなぐ場合は同じwifiネットワーク内にあればOK。
つまり、家につないでるネットからのwifiを2つのmacが使えていればそれでOK。
ただし、wifi接続による移行は不安定でネット上にも失敗談が多数あり。
間違えてもポケットwifiとかでやろうとは思わないこと。)
・thunderboltケーブルかfirewireケーブルでmacとmacをつなぐ
・time machineや外付けドライブにバックアップを作っている人は、外付けドライブと新しいmacをつなぐ
thunderboltケーブルでmac同士をつなげる方法が一番安定感ありそうでなおかつサクッと終わりそうだけど、
今回は古いiMacが2010年モデルでthunderbolt対応ではないので、
ethernet(Lanケーブル)でmac同士をつなぐ方法に。この方法で十分速い。
データ移行の具体的な方法
1 まず古いmacと新しいmacをLanケーブルでつなぐ。
(LANケーブルというのはネットをつなぐのに使っているケーブル)
↑こういうやつ。
古いMacをLANケーブルでインターネット接続していたのであれば、
そのルーターの方を引っこ抜いて、新しいMacに挿せばOK。
(ちなみにLANケーブルにはクロスとストレートがあって、
本来であればクロスケーブルを使って2台のMacを接続するが、
最近のMacはどっちにも自動対応できるのでケーブルの種類や方向は気にしなくてOK。)
(LANケーブルというのはネットをつなぐのに使っているケーブル)

古いMacをLANケーブルでインターネット接続していたのであれば、
そのルーターの方を引っこ抜いて、新しいMacに挿せばOK。
(ちなみにLANケーブルにはクロスとストレートがあって、
本来であればクロスケーブルを使って2台のMacを接続するが、
最近のMacはどっちにも自動対応できるのでケーブルの種類や方向は気にしなくてOK。)
そして、2台のMacの電源を入れる。
(電源ONとケーブル接続、どっちが先でもOK)
2 新しいmacで「移行アシスタント」を開く。

移行アシスタントの開き方は、まずデスクトップの何もないところをクリック
そしたら画面左上の「移動」をクリック
その中の「ユーティリティー」をクリック
ユーティリティーの中に「移行アシスタント」があるので開く
もし新しいMacの電源を入れるのが初めての場合は、
画面の指示にしたがってずんずん進んでいき、データ移行のための画面までいく。
もし新しいMacの電源を入れるのが初めての場合は、
画面の指示にしたがってずんずん進んでいき、データ移行のための画面までいく。
3 移行アシスタントが開いたら「続ける」を押す
4 ここで、もしユーザー名とパスワードの入力画面がでたら、入力してOKをクリック
5 古いmacでも同じように移行アシスタントを開く
6 古いmacで移行アシスタントを開いたら「別のmacへ」を選択して「続ける」をクリック
パスワードを聞かれたら入力して進む。
7 新しいmacの中で、データの転送元となるmacのアイコンを選択して「続ける」をクリック
8 2つのmacにセキュリティコードがでたら、続けるをクリック。
9 次に、移行するファイルを選択する。
わからなければ全部選択しておけば問題ない。
10 続けるをクリックするとデータの転送が開始される。
以上で、転送完了までコーヒーを飲んで終了です。
冒頭にも書きましたが、
今回の方法でデータ転送したところ3時間ほどで移行が完了しました。
(古いMacからのデータ容量は500GBほどでした。)
新しいMacに、古いMacで使っていた環境がそのまま再現されるので便利です。
データ以降後にやること
・古いMacにitunes storeで購入したものがある場合、コンピュータの認証を解除しておく。
itunesを開く > Macの画面上部のメニューの「Store」をクリック > 「このコンピュータの認証を解除」
> パスワード入力 > 「このコンピュータの認証は正常に解除されました」と表示される。
・その他ライセンス認証が必要なアプリで、ライセンスを適用できる台数がかぎられているものは、
古いMacの方で認証を解除する。
例えば、今回はイラストレーターCS6のライセンスを古いMacで解除し、
新しいMacでアクティベートし直すという作業を行った。
>> イラレCS6のライセンスを古いMacから新しいMacへ移行する方法
メモアプリのEvernoteも、リンクしている端末の管理画面があるので、
もう自分で使わない端末(MacやiPhoneなど)のリンクは一応外しておく。
まず、Evernoteを開いて、メニューの「アカウント情報」をクリック
> 「端末を管理」というリンクがあるのでクリック
> もう使わない端末の「アクセスを取り消す」をクリック
自分用の追記:
・新しいMacでPhotoshop elementsのエフェクトが使えなかった
→finderからアクセス権限を修正することで解決
http://kb2.adobe.com/jp/cps/233/233872.html
・引き続き使う予定がない古いMac が iCloud にサインインしている場合は、Mac を売却または破棄する前にicloudの「Mac を探す」をオフにし (オンになっている場合)、システム環境設定の「iCloud」パネルで iCloud からサインアウトしておく。
ちなみに、これからMacを買い換える人はこちらも参考にしてみて下さい↓
>> 新品のMacを安く買ったので報告 - Macを安く買う方法について
新品のMacを安く買う方法について紹介しています。
追記:
新品のMac製品(特にiMacやThunderbolt Display)を買った後は、箱を捨てる前に液晶用のフィルムを買うこと。蛍光灯の反射をおさえるためにもフィルムは必要。
例えば、以下のアンチグレアフィルムのメーカーは無料でフィルムの貼り付けをやってくれる。このメーカーの場合、田町にある本社にディスプレイを持込 or 発送で貼り付けてくれる模様。
ディスプレイを梱包するのにMac用の箱があると簡単。
Amazonレビューにもある通り、大画面のフィルム貼り付けを一人で完璧に行うのはきつい。
コメント
コメント一覧 (2)
ありがとうございます!
笠井宣明
コメントありがとうございます!
お役に立てたようで何よりです