もう何年ぶりになるだろうか

利島へやってきた

毎年この時期は、海の中も秋めいて冬支度となるなかシマアジが釣れるのだけど、

肌で感じるこの海水温の高さはいったいどうなっているのだろう。

撒き餌をすればオヤビッチャやスズメダイ、フグに大きな黒くて丸い魚影は巨艦のようなイスズミの群れ。

深いところにかすかに見える尾びれの黄色い魚体はタカベだろうか、サイズはかなり大きい。

かご釣りを始めると、少し沖のほうで棒ムロが連れ出した。
何投かしてたびたびムロが食いだすと、急に竿先の当たりが急な圧力に変わりプツンと切れてしまった。サメですね。そのあとツムブリを食わせた後引き寄せてくるときに大きな茶色い姿を見ることになった。トガリザメ、2メートルくらいだろうか。
利島で食わせた魚にサメが横取りを仕掛けてくるなんて初めてかもしれない、相当やっかいな連中の活性が高いようだ。これは温暖化の影響だろう。

夜の部は、例年の傾向に期待を持してシマアジを狙ってみたが、反応どころが魚の気配も薄い。
なんだかあらためて海の様子がおかしいね。

釣りのことはそんなところで終わりにして、久々に離島の釣行をして一番実感したのが物価の上昇。
少なくとも10年まえと比べて旅費の総額が1.8倍くらいになった。現地で購入するエサは二倍に高騰してる。物価高で魚も釣れないんじゃ釣り人には由々しき問題じゃ。


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