2017年03月

2017年03月16日

とある弁護士さん


 この業に就いて以来、多くの弁護士さんを見てまいりました。

 旧態依然と上から目線の方

 にこっともしない方(弁護士は歯を出してはいけないと思ってらっしゃるの?)

 専門用語が多すぎて取りつく島がない方

 が、一昔前までは多数派でした。

 最近は、腰が低く、話が判り易く、親切、丁寧、フレンドリー

 と新世代登場の感が。

 最高峰の法律専門家、この位置づけだけで通用する時代は終わり

 「サービス業」としても捉えてらっしゃる方が多くなりました。

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 今「とある弁護士」さんが国会を賑わせています。

 彼女の国会答弁を聞いていると、とても「弁護士さん」なんだとは

 リンクしない。

 そんな内容なら裁判ではイチコロ負けてしまうよ!といった稚拙さは

 さるものながら、弁護士たる毅然さや凛とした言葉選び・テンポ・抑揚・迫力

 もまったくなし。

 素人?感で満ち溢れてらっしゃいます。

 聞くところによれば、議員になる前は、優秀な弁護士だったとのこと。

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 今朝の朝日新聞には

 「私の記憶に基づいた答弁であって、虚偽の答弁をした

 認識はない」といった彼女の答弁に関して、

 ロッキード事件以来、国会でのごまかし発言といえば

 「記憶にございません」だが、その上を行く開き直りである。

 忘却に基づく言動が不問に付される内閣とは、不思議な空間である。

 、と綴られている。

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 これ以上、以前優秀であっただろう弁護士さんのシドロモドロは見たくない。

 当時の片りんを少しでも見せて、潔く対応してもらいたいものです。

 

      特定社会保険労務士  三宅 契子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年03月12日

我々にとって朗報?


 政府の規制改革推進会議は長時間労働の監視機能を強めるため

 労働基準監督署の業務の一部を民間委託するよう政府に提言する

 検討に入ったとのこと。

 労働基準監督官の増員に関しては、ブラック企業の監視や取締りを

 強化するべく、昨年政府が方針を固めたというニュースが流れた。

 しかし、今まで監督官の採用が抑制されていたツケが回り、労働者1万人に

 対して0・53人だそうだ。

 急に増員と言っても、従来の採用方法や制度を見直す労力は一筋縄

 ではいかないだろうし、また採用したからといって即戦力とはいかず、

 育つまで時間がかかる。

 そうなると、手っ取り早いのは民間委託なのだろう。

 そこで、白羽の矢がたったのが「社労士」」ということです。

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 「白羽の矢がたつ」は、現在、目出度い意味で使用されている

 ことが多いですが、一説には人身御供に選ばれた人の家に白羽が

 立てられたことから由来するとも。

 さて、朗報なのか?それとも???


          特定社会保険労務士   三宅  契子
 

 

 

 

 

 

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