2006年05月12日

おでんくん

おでん、好きですか?
じわーと味が染みた大根、おいしいですよね。

さて、
今日は、PC講師養成講座で出た話題。
多分、講師共通の悩みの一つ。
それは、

受講されている方が、休憩をとってくださらないこと。

特に、検定試験対策講座や、短時間のIT講習で。
それから、ご自宅にパソコンをお持ちでない方。

中には、「休憩は不要です。」とまでおっしゃる方もあるようです。
お気持ちは、よくわかります。
せっかくの講習時間ですから、
1分1秒でも長く、マシンを触っていたいと思っていらっしゃるのです。

ただ、長時間、連続して学習することは、
2つの理由でおすすめできません。

1つは、
健康上の理由。
ディスプレイ長時間連続して見る作業を毎日続けると、
眼精疲労、肩こり、頭痛、手の痺れなどが心配されます。

厚生労働省は、45分くらい作業をしたら10〜15分の休憩をすること、
そして45分の中で、1〜2回の小休止をとることを、ガイドラインとしています。
>お昼を忘れて仕事をする君。気をつけて。


2つめは、
学習効果の面から。
長時間連続する学習は、あまり効果的ではないのです。

こんな経験ないですか?
誰かと会った時、最初に話したことと、別れ際に話したことは
はっきり覚えているのに、途中の話は、ぼんやりしている。

このように、最初と最後に出会ったものは、深く印象に残るのです。
「初頭効果」と「親近性効果」と言います。

長時間連続した学習では、学習の最初と最後は1回ずつ。
でも、同じ3時間でも、45分の学習、15分の休憩なら、
最初は3回、最後も3回になります。

ずっと効果的、でしょ?

加えて、休憩時間に、脳は一所懸命、得た情報を整理します。
あなたが意識しなくても、無意識のうちに、
情報をつなげ、方向付けるのです。
そして、より強固な記憶となります。

おいしいおでんを作るには、
ひたすら煮続けるより、一晩寝かすこと。

だから、休憩時間も学習の時間です。
とっても大切な時間です。


大人の場合、
単に「休憩は大切です」と言うより、
理論や、経験に基づくエピソードを紹介すると、
納得していただけます。
これも、学習効果を上げる大きなヒント、です。



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この記事へのコメント
こんばんわ。いつもありがとうございます。そうですねーー。
休憩の大事さ、おでんのしみこみ。納得の一言です。自分の生活を振り返ってみても、ひと呼吸おくことで、頭に入る質がかわっている事がありますね。やたらに詰め込んでもだめなんですね。

休憩のちょっとした時間の隙間に、記憶の回路をつないだり、整理しているのですね。

休憩を大事にしまーーす。
Posted by けろりん at 2006年05月12日 22:52
>けろりんさん
コメントありがとうございます。

>ひと呼吸おくことで、頭に入る質がかわっている事がありますね。
そうなんです。回路がつながると、記憶は強固に、そして、発想もひろがります。
熟成、です。
Posted by Belta at 2006年05月13日 11:27